JPH0684386U - 時計ケースセンサー部の防水構造 - Google Patents

時計ケースセンサー部の防水構造

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Publication number
JPH0684386U
JPH0684386U JP3125193U JP3125193U JPH0684386U JP H0684386 U JPH0684386 U JP H0684386U JP 3125193 U JP3125193 U JP 3125193U JP 3125193 U JP3125193 U JP 3125193U JP H0684386 U JPH0684386 U JP H0684386U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensor
waterproof
watch case
ring
sensor package
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Pending
Application number
JP3125193U
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English (en)
Inventor
ゆり江 兎洞
昭雄 青木
俊雄 村田
紀昭 栗原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Citizen Watch Co Ltd
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Publication date
Application filed by Citizen Watch Co Ltd filed Critical Citizen Watch Co Ltd
Priority to JP3125193U priority Critical patent/JPH0684386U/ja
Publication of JPH0684386U publication Critical patent/JPH0684386U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、比較的安価なプラスチック製セン
サーパッケージにて、測定精度、防水性共に優れたセン
サー部の防水構造を提供するものである。 【構成】 外周部に周状溝14b、環状段部14aの少
なくとも1つが形成された金属リング14が一体成形さ
れたプラスチック製センサーパッケージ13の防水部に
防水Oリング15を装着し、該センサーパッケージ13
を段付き貫通穴が形成された時計ケース11に配設し、
センサー蓋16を固定する事により前記防水Oリング1
5を圧縮し防水を確保した。 【効果】 センサーパッケージのコストダウンを可能と
し、しかも安定した測定精度と優れた防水性も確保出来
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、時計ケースセンサー部の防水構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の時計ケースセンサー部の防水構造を図5の要部断面に示す。この構造は 、時計ケース5の貫通穴に段部4aを有するセンサーパイプ4が配設されている 。また、セラミック製から成るセンサーパッケージ1の外周部には、周状溝1a と下方に段部とが形成されている。前記センサーパッケージ1の前記周状溝1a と段部に第2防水0リング3と第1防水0リング2を装着した後、前記センサー パイプ4内に配設し、その後、前記センサーパッケージ1の段部に装着した第1 防水0リング2及び前記周状溝1aに装着した第20リング3を押圧するように センサー蓋6を前記センサーパイプ4に止メネジ7にて固定したものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来の時計ケースセンサー部の防水構造は、センサーパッケージ1が剛性 を有するセラミック製であるので、前記センサーパッケージ1に内蔵された圧力 センサーチップ8に影響を与える事なく精度の高い測定値を得る事が出来たが、 コスト面において高いという問題と、焼成して作るために寸法精度にバラツキが でやすく、防水性にも問題があった。
【0004】 本考案の目的は、上記問題点を解決し、比較的安価なプラスチック製センサー パッケージにて、しかも、測定誤差のないセンサー精度と防水性に優れた時計ケ ースセンサー部の防水構造を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案の構成は、下記の通りである。時計ケースに配設されたセンサー部の防 水構造において、内部にセンサーが配設固定されたプラスチック製のセンサーパ ッケージは、外側に金属リングが一体化されており、前記金属リングには、防水 部である周状溝、環状段部の中の少なくとも一つが形成されており、時計ケース には、段付き貫通穴が形成されており、前記センサーパッケージの防水部に防水 0リングを装着し、前記センサーパッケージを前記時計ケースの段付き貫通穴に 配設し、前記センサーパッケージの表面を覆うように、貫通穴を有するセンサー 蓋を前記時計ケースに固定することにより前記防水0リングを圧縮し、センサー 部の防水を確保したことを特徴とする時計ケースセンサー部の防水構造である。 また、前記センサー蓋の時計ケースへの固定が、内喰付き、外喰付きの中の1つ で行っても良い。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。図1はセンサーが配 設された時計ケースの要部断面、図2、図3、図4は他の実施例で、センサーが 配設された時計ケースの要部断面図である。
【0007】 時計ケース11は、内部に貫通する段付き貫通穴を有している。前記段付き貫 通穴に、外周部が径大部と径小部から成る金属のセンサーパイプ12を圧入接着 、ロー付け接着、溶接接着等の手段により固定させる。この時、前記時計ケース 11の段部に前記センサーパイプ12の径大部下面が接し固定されると共に、防 水性も確保される。
【0008】 プラスチック材からなり、径小部13aと径大部13bからなるセンサーパッ ケージ13は、前記径大部13bに、防水部である環状段部14aが形成された 金属リング14とインサート成形等によって一体成形されている。前記金属リン グ14の防水部である前記環状段部14aに防水0リング15を装着し、前記セ ンサーパッケージ12の段部に前記防水0リング15が係着するよう前記センサ ーパッケージ13を配設し、前記センサーパッケージ13の表面を覆うように貫 通穴16aを有するセンサー蓋16を止メネジ17にて前記センサーパイプ12 に固定する。
【0009】 前記防水0リング15は、前記センサー蓋16を前記止メネジ17で固定する ことにより圧縮され防水性が確保される。
【0010】 次に図2は、本考案の他の実施例で、上記実施例との違いは、前記金属リング 14の外周部に周状溝14bを形成し、前記周状溝14bに第2防水0リング1 8を装着した点である。前記センサーパイプ12に前記センサーパッケージ13 を配設することにより、前記第2防水0リングが前記センサーパイプ12内面に より圧縮され、この結果防水性は更に向上する。尚、その他の部分の構造につい ては上記実施例と同様であるので、ここでの説明は省略する。
【0011】 次に、上記で説明した実施例と他の実施例のセンサー蓋固定構造をかえた構造 について簡単に説明する。実施例の図1及び図2では、センサー蓋16のセンサ ーパイプ12への固定がネジ止メ固定であるが、図3の実施例は、センサーパイ プ22の外周部にセンサー蓋21の内周喰付部19を喰付固定させたものである 。また、図4の実施例は、センサーパイプ23の内周部にセンサー蓋24の外周 喰付部20を喰付固定させたものである。その他の部分の構造については図1の ー実施例と図2の他実施例と同様であるのでここでの説明は省略する。
【0012】 尚、本考案の実施例は図1〜図4のいずれもセンサーパイプを配設した構造で あるが、パイプレスにて時計ケース本体にセンサーパッケージを配設し固定する 構造も可能であることは言うまでもない。
【0013】
【考案の効果】
上記の説明の様に本考案によれば、センサーパッケージをプラスチック製とす る事により、大巾なコストダウンを図ることができ、しかも、比較的軟性材であ るプラスチックのセンサーパッケージの外周部に金属リングを一体形成すること により、センサーパッケージの寸法精度及び強度も増し、測定誤差のないセンサ ー精度と優れた防水性を確保する事も可能となった。また、センサーパイプレス 構造や、センサー蓋を喰付構造にする事により、部品点数や加工工程も削減でき 、更にコストダウンを図ることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例でセンサーが配設された時計ケ
ースの要部断面図である。
【図2】本考案の他の実施例でセンサーが配設された時
計ケースの要部断面図である。
【図3】本考案の他の実施例でセンサーが配設された時
計ケースの要部断面図である。
【図4】本考案の他の実施例でセンサーが配設された時
計ケースの要部断面図である。
【図5】従来例でセンサーが配設された時計ケースの要
部断面図である。
【符号の説明】
11 時計ケース 12 センサーパイプ 12a 段部 13 センサーパッケージ 13a 径小部 13b 径大部 14 金属リング 14a 環状段部 14b 周状溝 15 防水0リング 16 センサー蓋 16a 貫通穴 17 止メネジ 18 第2防水0リング 19 内周喰付部 20 外周喰付部 21 センサー蓋 22 センサーパイプ 23 センサーパイプ 24 センサー蓋
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 栗原 紀昭 東京都田無市本町6丁目1番12号 シチズ ン時計株式会社田無製造所内

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時計ケースに配設されたセンサー部の防
    水構造において、内部にセンサーが配設固定されたプラ
    スチック製のセンサーパッケージは、外側に金属リング
    が一体化されており、前記金属リングには、防水部であ
    る周状溝、環状段部の中の少なくとも1つが形成されて
    おり、時計ケースには、段付き貫通穴が形成されてお
    り、前記センサーパッケージの防水部に防水Oリングを
    装着し、前記センサーパッケージを前記時計ケースの段
    付き貫通穴に配設し前記センサーパッケージの表面を覆
    うように、貫通穴を有するセンサー蓋を前記時計ケース
    に固定することにより前記防水Oリングを圧縮し、セン
    サー部の防水を確保したことを特徴とする時計ケースセ
    ンサー部の防水構造。
  2. 【請求項2】 時計センサー蓋の時計ケースへの固定
    が、内喰付き、外喰付きの中の1つで行われている請求
    項1記載の時計ケースセンサー部の防水構造。
JP3125193U 1993-05-20 1993-05-20 時計ケースセンサー部の防水構造 Pending JPH0684386U (ja)

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JP3125193U JPH0684386U (ja) 1993-05-20 1993-05-20 時計ケースセンサー部の防水構造

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JP3125193U JPH0684386U (ja) 1993-05-20 1993-05-20 時計ケースセンサー部の防水構造

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JPH0684386U true JPH0684386U (ja) 1994-12-02

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ID=12326149

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JP3125193U Pending JPH0684386U (ja) 1993-05-20 1993-05-20 時計ケースセンサー部の防水構造

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JP (1) JPH0684386U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200109143A (ko) * 2019-03-12 2020-09-22 (주)파트론 센서칩 패키지

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