JPH0727702Y2 - 衛星放送受信用周波数変換器 - Google Patents
衛星放送受信用周波数変換器Info
- Publication number
- JPH0727702Y2 JPH0727702Y2 JP9847490U JP9847490U JPH0727702Y2 JP H0727702 Y2 JPH0727702 Y2 JP H0727702Y2 JP 9847490 U JP9847490 U JP 9847490U JP 9847490 U JP9847490 U JP 9847490U JP H0727702 Y2 JPH0727702 Y2 JP H0727702Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- housing
- output connector
- ring
- frequency converter
- storage case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
- Structure Of Receivers (AREA)
- Circuits Of Receivers In General (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、衛星放送受信用周波数変換器、特に、その筐
体と筐体を収納する収納ケースの組み立ての構造に関す
る。
体と筐体を収納する収納ケースの組み立ての構造に関す
る。
第2図は従来の衛星放送受信用周波数変換器の一例にお
ける筐体と収納ケースの組み立て構造を示す。
ける筐体と収納ケースの組み立て構造を示す。
図において、1は筐体、2はIF出力コネクタ3は収納ケ
ース、4、5はOリング、6はナットである。
ース、4、5はOリング、6はナットである。
従来の衛星放送受信用周波数変換器では、筐体1とIF出
力コネクタ2の間にOリング4を、筐体1と収納ケース
3の間にOリング5を挟んで、IF出力コネクタ2の外側
のねじを利用してナット6で筐体1にIF出力コネクタ2
及び収納ケース3を締め付けることにより、筐体1とIF
出力コネクタ2、収納ケース3を組み立てる構造を採っ
てきた。
力コネクタ2の間にOリング4を、筐体1と収納ケース
3の間にOリング5を挟んで、IF出力コネクタ2の外側
のねじを利用してナット6で筐体1にIF出力コネクタ2
及び収納ケース3を締め付けることにより、筐体1とIF
出力コネクタ2、収納ケース3を組み立てる構造を採っ
てきた。
従来の上記のようなIF出力コネクタ、収納ケースを個々
に筐体と気密に組み立てる構造では、筐体とOリングの
接する面の面粗度を確保するのに、加工に充分な注意を
必要とし、前記面の外観及び面粗度の検査工数がかかる
という製品管理上の問題があった。
に筐体と気密に組み立てる構造では、筐体とOリングの
接する面の面粗度を確保するのに、加工に充分な注意を
必要とし、前記面の外観及び面粗度の検査工数がかかる
という製品管理上の問題があった。
なお、筐体の製作は、量産性を上げるためにアルミダイ
カストで鋳造しており、湯じわやばり、クラック等が発
生しやすく、筐体にOリングが接する面が粗くなるとい
う欠点がある。
カストで鋳造しており、湯じわやばり、クラック等が発
生しやすく、筐体にOリングが接する面が粗くなるとい
う欠点がある。
本考案は、上記問題を解消するためになされたもので、
Oリングを筐体の側面に接触させないで気密を確保でき
る組み立て構造を提供することを目的とする。
Oリングを筐体の側面に接触させないで気密を確保でき
る組み立て構造を提供することを目的とする。
本考案の衛星放送受信用周波数変換器は、筐体にIF出力
コネクタを直接組み立て、収納ケースをIF出力コネクタ
の外側のねじを利用し、収納ケースの外周に比べ側面部
の肉厚を厚くして成形し、側面内部に皿状のOリング圧
縮部を設け、IF出力コネクタの外側外周面にOリングを
取り付けて収納ケースを挟んでナットで筐体に締め付け
ることにより、収納ケースと筐体を気密構造に組み立て
たものである。
コネクタを直接組み立て、収納ケースをIF出力コネクタ
の外側のねじを利用し、収納ケースの外周に比べ側面部
の肉厚を厚くして成形し、側面内部に皿状のOリング圧
縮部を設け、IF出力コネクタの外側外周面にOリングを
取り付けて収納ケースを挟んでナットで筐体に締め付け
ることにより、収納ケースと筐体を気密構造に組み立て
たものである。
上記のような構造にすると、筐体とOリングが接して気
密を保つ平面を形成する必要がなくなり、加工コストが
下がるとともに、組み立ても簡単となる。
密を保つ平面を形成する必要がなくなり、加工コストが
下がるとともに、組み立ても簡単となる。
第1図に本考案の一実施例を示す。
図において、第2図の同一符号と同一のものは、同一ま
たは相当するものを示す。
たは相当するものを示す。
筐体1とIF出力コネクタ2を第1図に示すようにIF出力
コネクタ2の内側のねじを利用して直接筐体1に締め付
けることにより組み立て、次に、収納ケース3をIF出力
コネクタ2の外側のねじを利用し、収納ケース3の外周
に比べ側面部の肉厚を厚くして成形した収納ケース3の
側面部に皿状のOリング圧縮部を設け、上記IF出力コネ
クタ2の外側の外周面にOリング4を取り付けて収納ケ
ース3を挟んでナット6で筐体に締め付ける。
コネクタ2の内側のねじを利用して直接筐体1に締め付
けることにより組み立て、次に、収納ケース3をIF出力
コネクタ2の外側のねじを利用し、収納ケース3の外周
に比べ側面部の肉厚を厚くして成形した収納ケース3の
側面部に皿状のOリング圧縮部を設け、上記IF出力コネ
クタ2の外側の外周面にOリング4を取り付けて収納ケ
ース3を挟んでナット6で筐体に締め付ける。
収納ケースの製作は、インパクトプレス成形法によるた
め、外周に比べ側面の肉厚を厚くすることは容易であ
り、皿状のOリング圧縮部も精度よく仕上げることがで
き、確実な気密を確保することができる。
め、外周に比べ側面の肉厚を厚くすることは容易であ
り、皿状のOリング圧縮部も精度よく仕上げることがで
き、確実な気密を確保することができる。
上記構造は、筐体1の側面部がOリングにより気密を保
つ面に利用していないので、従来採ってきた組み立て構
造の問題を解消できる。
つ面に利用していないので、従来採ってきた組み立て構
造の問題を解消できる。
また、従来の組み立て構造のものでは、ナットでIF出力
コネクタと収納ケースを締め付ける構造であるが、本考
案のものでは、ナット6は収納ケース3のみを締め付け
る構造であるため、Oリングの径を小さくできる。
コネクタと収納ケースを締め付ける構造であるが、本考
案のものでは、ナット6は収納ケース3のみを締め付け
る構造であるため、Oリングの径を小さくできる。
以上説明したように、本考案によれば、Oリングとの接
触によって気密を確保するのに充分な面粗度を得るのが
難しい筐体の側面を使用する必要がなくなり、かつ、O
リングが1個減り、材料費の節減になるとともに組み立
てが容易になり、製造コストの低減につながる。
触によって気密を確保するのに充分な面粗度を得るのが
難しい筐体の側面を使用する必要がなくなり、かつ、O
リングが1個減り、材料費の節減になるとともに組み立
てが容易になり、製造コストの低減につながる。
そのうえ、Oリングの径が小さいので気密を保つことが
容易となり、信頼性が高まるという効果がある。
容易となり、信頼性が高まるという効果がある。
第1図は本考案の一実施例を示す説明図、第2図は従来
の衛星放送受信用周波数変換器の一例における筐体と収
納ケースの組み立て構造を示す説明図である。 1……筐体、2……IF出力コネクタ、3……収納ケー
ス、4、5……Oリング、6……ナット。 なお、図中同一符号は同一または相当するものを示す。
の衛星放送受信用周波数変換器の一例における筐体と収
納ケースの組み立て構造を示す説明図である。 1……筐体、2……IF出力コネクタ、3……収納ケー
ス、4、5……Oリング、6……ナット。 なお、図中同一符号は同一または相当するものを示す。
Claims (1)
- 【請求項1】筐体にIF出力コネクタを直接組み立て、上
記筐体を収納する収納ケースを上記IF出力コネクタの外
側のねじを利用し、上記収納ケースの外周に比べ側面部
の肉厚を厚くして成形し、側面内部に皿状のOリング圧
縮部を設け、上記IF出力コネクタの外側外周面にOリン
グを取り付けて収納ケースを挟んでナットで筐体に締め
付けることにより、上記収納ケースと筐体を気密構造に
組み立てたことを特徴とする衛星放送受信用周波数変換
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9847490U JPH0727702Y2 (ja) | 1990-09-21 | 1990-09-21 | 衛星放送受信用周波数変換器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9847490U JPH0727702Y2 (ja) | 1990-09-21 | 1990-09-21 | 衛星放送受信用周波数変換器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0455835U JPH0455835U (ja) | 1992-05-13 |
JPH0727702Y2 true JPH0727702Y2 (ja) | 1995-06-21 |
Family
ID=31839686
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9847490U Expired - Lifetime JPH0727702Y2 (ja) | 1990-09-21 | 1990-09-21 | 衛星放送受信用周波数変換器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0727702Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2533291B2 (ja) * | 1994-04-08 | 1996-09-11 | 株式会社東芝 | パッケ―ジの気密端子構造 |
JP5714403B2 (ja) * | 2011-04-27 | 2015-05-07 | 日東電工株式会社 | 通気ユニット |
-
1990
- 1990-09-21 JP JP9847490U patent/JPH0727702Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0455835U (ja) | 1992-05-13 |
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Legal Events
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