JPH0684312A - 磁気ヘッド・スライダのクラウンとキャンバとを個別に制御することができる磁気ヘッド・スライダの製作方法 - Google Patents

磁気ヘッド・スライダのクラウンとキャンバとを個別に制御することができる磁気ヘッド・スライダの製作方法

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JPH0684312A
JPH0684312A JP5002674A JP267493A JPH0684312A JP H0684312 A JPH0684312 A JP H0684312A JP 5002674 A JP5002674 A JP 5002674A JP 267493 A JP267493 A JP 267493A JP H0684312 A JPH0684312 A JP H0684312A
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sliders
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アンナイヤ・プラルハドラオ・デシュパンデ
Randall T Kerth
ランダル・トーマス・カース
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    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/58Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B5/60Fluid-dynamic spacing of heads from record-carriers
    • G11B5/6005Specially adapted for spacing from a rotating disc using a fluid cushion

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気ヘッド・スライダのクラウン及びキャン
バの値とそれら値の許容誤差とを、必要とされている値
及び許容誤差にすることができる、磁気ヘッド・スライ
ダの製作方法を提供する。 【構成】 磁気ヘッド・スライダの製作方法は、スライ
ダにラッピング加工を施してエアー・ベアリング面34
を形成するラッピング・ステップと、エアー・ベアリン
グ面に選択したパターンのレール部を形成するレール部
形成ステップと、スライダの背面側の面36に、選択し
たパターンの応力を発生させることによって、ラッピン
グ・ステップとレール部形成ステップとにおいてスライ
ダに生じたゆがみを除去するステップとを含んでいる。
発生させる応力のパターンを適宜選択することにより、
スライダのクラウン及びキャンバの値を所望の範囲内の
ものとすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気ヘッド・スライダに
関し、より詳しくは、磁気ヘッド・スライダのクラウン
とキャンバとを個別に制御することができる磁気ヘッド
・スライダの製作方法に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気媒体に対して浮上して相対的に走行
する形式の磁気ヘッド・アセンブリが広く使用されてお
り、この種の磁気ヘッド・アセンブリは一般的に、磁気
ヘッド・スライダと呼ばれている。この種の磁気ヘッド
・アセンブリは、磁気トランスデューサと磁気記録媒体
(例えば回転する磁気ディスク等)との間に、非接触の
トランスデューシング可能な位置関係を確立するもので
あり、即ち、そのトランスデューサとディスクとの間
に、一定の間隙が、安定して維持されるようにするもの
である。磁気記録の技術分野においては、その面密度ま
でならば情報の記録及び読取りを充分な信頼性をもって
行なうことができるという限界面密度を、更に高めると
いうことが絶えず要望されている。この限界面密度を高
めたいという要望のために、磁気記録トラックの線密度
であるビット密度は上昇の一途をたどっており、またト
ラック幅も更に細いものとなりつつある。これらに加え
て、通常求められているもう1つの変化として、磁気ヘ
ッド・スライダの浮上高さを更に低くしたいということ
がある。ところが、浮上高さを更に低くした場合には、
その低い浮上高さを、より高いトランスデューシング速
度で充分な信頼性をもってデータの記録及び読取りを行
なえる程度に一定に維持するということが、一層困難に
なる。
【0003】従来の磁気ヘッド・スライダの製作工程
は、エアー・ベアリング面(air bearing surface:以
下、ABSという)を形成するためのラッピング工程
と、このラッピング工程に続く、そのABS上に所定パ
ターンのレール部を形成する工程とを含んでいる。例え
ば、米国特許第4912883号には、誘導型の読み書
きヘッドを含んでいる磁気ヘッド・アセンブリのため
の、ラッピング・システムが記載されており、米国特許
第4914868号には、磁気抵抗型の書込みヘッドを
含んでいる磁気ヘッド・アセンブリのための、ラッピン
グ・システムが記載されている。また、所定パターンの
レール部を形成するための加工技法としては、エッチン
グ加工や、イオンビーム加工をはじめとする種々の機械
加工技法、それにレーザビーム加工等があり、これらに
ついては米国特許第4301353号に記載されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の磁気ヘッド・ス
ライダの製作工程では、そのスライダにかなりの大きさ
の応力(残留応力)が残る。その結果として生じるスラ
イダのゆがみのために、ラッピング加工後のABS面は
凹面になり、即ち、そのABS面のクラウン及びキャン
バが負のクラウン及び負のキャンバになる。磁気ヘッド
・スライダの浮上高さは、クラウン及びキャンバの値に
強く影響されるため、このようにクラウン及びキャンバ
が負クラウン及び負のキャンバになると、所望の設計条
件を満たすことが困難になる。
【0005】従って本発明の主たる目的は、磁気ヘッド
・スライダの製作方法であって、磁気ヘッド・スライダ
に、選択したパターンの応力(残留応力)を発生させる
ことによって、クラウン及びキャンバの値とそれら値の
許容誤差とを、必要とされている値及び許容誤差にする
ことができる、磁気ヘッド・スライダの製作方法を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、磁気ヘ
ッド・スライダの製作方法は、前記スライダの第1面に
対して所定寸法になるまでラッピング加工を施して、エ
アー・ベアリング面を形成する、ラッピング・ステップ
と、前記スライダの前記第1面に、選択したパターンの
レール部を形成する、レール部形成ステップと、前記ス
ライダの前記第1面とは反対側の面に、選択したパター
ンの応力を発生させることにより、前記スライダのクラ
ウン及びキャンバの特性を、選択した特性にする、応力
発生ステップとを含んでいる。
【0007】これらステップのうち、ラッピング・ステ
ップと、エアー・ベアリング面に選択したパターンのレ
ール部を形成するレール部形成ステップとにおいては、
応力(残留応力)が発生し、その応力のためにクラウン
及びキャンバが負のクラウン及び負のキャンバになる
が、これは好ましいことではない。そこで、スライダの
背面側の面に発生させる、上記の選択したパターンの応
力(残留応力)を、それらラッピング・ステップとレー
ル部形成ステップとで発生するスライダのゆがみを除去
して、そのスライダのクラウン及びキャンバを所望のク
ラウン及びキャンバとすることができるような、然るべ
きパターンの応力としているのである。
【0008】具体的な1つの実施例においては、スライ
ダの背面側の面に、高い応力(残留応力)が加わった材
料を新たに発生させることなく、その背面側の面から材
料を選択的に除去することによって、選択した局部的な
応力(残留応力)の変化を生じさせるようにしている。
そのための適当な技法のうちの1つは、レーザ加工によ
って、スライダの背面側の面から、応力(残留応力)が
加わっている材料を選択的に摩滅除去するというもので
あり、また、そのための適当な技法のうちの別の1つ
は、マイクロ・サンドブラスト加工によって、応力(残
留応力)の変化を生じさせるというものである。
【0009】
【実施例】従来の磁気ヘッド・スライダの製作工程で
は、その製作工程において応力(残留応力)が発生し、
その残留応力のために、スライダのクラウン特性ないし
キャンバ特性が不都合な特性となることがあった。本発
明は、この製作工程を改良して、スライダに選択したパ
ターンの応力(残留応力)を発生させる得るようにする
ことによって、クラウン及びキャンバの値とそれら値の
許容誤差とを、必要とされている値及び許容誤差にし得
るようにしたものである。
【0010】本発明の詳細な説明に先立ち、典型的な磁
気ヘッド・スライダと、その磁気ヘッド・スライダを製
作する際の、従来の製作工程とについて、簡単に説明し
ておく。先ず、スライダ本体の主面、即ち、そのスライ
ダの、ディスク等の記録媒体の表面に正対する側の面に
は、エアー・ベアリング面(ABS)が形成されてい
る。このABSは、正圧面から成るものであることもあ
れば、正圧面と負圧面との組合せから成るものであるこ
ともある。
【0011】図1、図2、及び図3に示した具体例で
は、スライダ10のABS12に、2つの側部レール部
14、16が形成されている。それら側部レール部1
4、16は、その各々が、先端にテーパ部18を備えて
いる。それら2つの側部レール部14、16の夫々の内
側の側面は、くぼみ部20の境界を画成しており、この
くぼみ部20は、エッチング加工、イオンビーム加工、
或いは、その他の機械加工技術によって形成されるもの
である。また、このくぼみ部20は、スライダ10の先
端部22から後端部24までに亙って延在している。そ
して、スライダ10の後端部24には、少なくとも1つ
の、そして好ましくは薄膜型の、磁気トランスデューサ
26が形成されている。
【0012】スライダ10が、矢印30の向きに運動し
ている磁気ディスク表面28の近傍にあるときには、そ
の側部レール部14、16とテーパ部18とに夫々に異
なった圧力成分が発生している。それら圧力成分の各々
が、スライダ10に夫々の荷重担持力を付与しており、
それら荷重担持力がバランスすることによって、このス
ライダの浮上特性が、所望の特性として得られるように
なっている。即ち、それら圧力成分が組み合わさること
によって、運動している磁気ディスク表面28に対する
相対的角度であるピッチ角θが所望の大きさの角度とな
り、また、そのときのスライダ10の姿勢が、そのスラ
イダ10の各部のうち、トランスデューサ24が取り付
けられているスライダ10の後端部24が、最も磁気デ
ィスク表面28に近くなるような姿勢になる。
【0013】スライダ10の望ましい浮上特性として要
求されることは、1つは、そのスライダ10が発生する
エアー・ベアリングが、磁気トランスデューサ26と記
録面28との間に非常に小さな空隙hを維持できるもの
であること、そしてもう1つは、その空隙hが、スライ
ダ10が記録面28上のトラックからトラックへとアク
セスする間と、そのアクセスの後とに亙って、略々一定
の大きさに維持されることである。
【0014】スライダの望ましい浮上特性を達成し且つ
維持するために重要な2つの特性値が存在していること
が知られており、それらは、クラウンの値とキャンバの
値とである。クラウンは、空気の流れの方向において、
そのスライダの面が完全な平面からどの程度逸脱してい
るかを示すものであり、そのスライダの面が凹面形状の
場合を負のクラウン、凸面形状の場合を正のクラウンと
定義している。キャンバは、空気の流れの方向に対して
直角の方向において、そのスライダの面が完全な平面か
らどの程度逸脱しているかを示すものであり、そのスラ
イダの面が凹面形状の場合を負のキャンバ、凸面形状の
場合を正のキャンバと定義している。スライダにとっ
て、負のクラウンと負のキャンバとは、いずれも好まし
いものではなく、なぜならば、それらによって、浮上高
さが一定しなくなることに加えて、スライダの稜部が記
録媒体に接触してしまった場合には、その稜部によって
記録媒体が損傷するおそれも増大するからである。
【0015】本発明に係る磁気ヘッド・スライダの製作
方法は、例えば次のような技法に関係したものである。
その技法とは、先ず1枚のウェーハ上に、多数のトラン
スデューサを縦横に行列状に並べた形で製作し、続い
て、その行列を機械的な切断加工によって各列ごとに分
離し、それによって、複数個のトランスデューサが一列
に並んで形成されている列片を作成する。続いて、その
列片にラッピング加工を施し、このラッピング加工は、
磁気トランスデューサの磁気特性が所望の特性となる寸
法にまで研磨するようにして行なうものであり、また、
その列片の、ラッピング加工を施す面は、その列片を切
断して個々のスライダとしたときに、それらスライダの
ABSとなる面である。続いて、列片のABSに、所望
のパターンのレール部を形成する。これらのレール部形
成工程とラッピング工程とのいずれによっても、その列
片には応力(残留応力)が発生され、しかもその応力
は、通常、その列片をラッピング・ツールから取り外し
たときに、その列片に負のクラウンと負のキャンバとの
両方を発生させるような応力である。
【0016】本発明においては、列片にラッピング加工
を施すステップは、例えば米国特許第4912883号
(この米国特許は本願の出願人に譲渡されている)に記
載されているように、ラッピング工程を制御するための
特性値として誘導型ヘッドの飽和電流の値を使用するよ
うにしたステップとしても良い。また、別法として、列
片にラッピング加工を施すこのステップは、例えば米国
特許第4914868号(この米国特許は本願の出願人
に譲渡されている)に記載されているように、ラッピン
グ工程を制御するための特性値として、磁気抵抗型素子
の磁気抵抗値を使用するようにしたステップとしても良
い。また、ABS上に、選択したパターンのレール部を
形成するステップは、エッチング加工、イオンビーム加
工、或いはその他の機械加工技法を用いて、実行するス
テップとすることができる。
【0017】図4は、ラッピング・ツールから取り外し
た直後の、典型的な列片32の形状を示している。この
列片32のABS側の面34は非常に滑らかな表面仕上
げとなるようにラッピングされており、一方、この列片
32の背面側の面36は、かなり粗いラッピングでも構
わないため、ABS側の面34と背面側の面36とで
は、発生した応力(残留応力)の大きさが異なってお
り、そのためこの列片32はゆがみを生じている。そし
てこのゆがみのために、負のクラウンと負のキャンバと
が発生している。
【0018】本発明では、スライダから選択的に応力
(残留応力)を除去することによってクラウンとキャン
バとを個別に制御することができ、即ち、スライダから
選択的に応力(残留応力)を除去することによって、所
望のクラウンとキャンバとを発生させることのできる制
御された応力パターンを生成するようにしているのであ
る。応力(残留応力)を変化させるには、1つの具体的
な実施例では、スライダの背面側の応力(残留応力)
を、制御されたパターンで(例えば、線列ないしは点列
等のパターンで)選択的に除去するという方法を採用し
ている。
【0019】図5は、列片32の長手方向に沿って延在
する複数本の線から成る線列パターンを用いて、クラウ
ンに関するゆがみを除去した例を示している。ただし、
クラウンに関するゆがみを除去するためのパターンはこ
れに限られず、その他のパターンを使用することも可能
である。また、図示例では、クラウンに関するゆがみを
矯正して、ゼロ・クラウンにしているが、同じ図示の技
法を用いて、クラウンの値を、選択した正の値ないし負
の値にするような矯正の仕方も可能であることはいうま
でもない。
【0020】図6は、列片32の長手方向に対して略々
直角に延在する複数本の線から成る線列パターンを用い
て、この列片32のキャンバに関するゆがみを除去した
例を示している。パターンの種類を適宜に選択すること
によって、クラウンに関するゆがみとキャンバに関する
ゆがみとを同時に矯正することも可能であり、また、列
片32のゆがみを完全に除去して平坦にすることもでき
れば、クラウン及びキャンバの値が、選択した正ないし
負の値となるような列片を作成することも可能である。
尚、列片32に発生したゆがみの矯正を行なうのは、図
示したように複数個のスライダがつながって1本の列片
32を形成しているときにその列片32のゆがみを矯正
するようにしても良く、また、列片32の中のスライダ
を分離して個々のスライダとした後に、その個々のスラ
イダのゆがみを矯正するようにしても良い。
【0021】応力(残留応力)を除去するための技法と
しては、応力(残留応力)の局部的な変化を、選択した
変化として生じさせることができる技法でありさえすれ
ば、任意の技法を採用することができる。適当な技法の
一例は、スライダの背面側の面に、応力が加わった材料
を新たに発生させることなく、その背面側の面から、既
に応力が加わっている材料を選択的に除去することによ
って、クラウンないしキャンバを補償することのできる
所望の応力場が生成されるようにする技法である。
【0022】このように応力の変化を生じさせるための
適当な技法の1つに、レーザ装置を用いて、スライダの
背面側の表面から、応力が加わっている材料を選択的に
研磨除去し、それによって圧縮応力を低下させて、クラ
ウンないしキャンバを補償することのできる所望の応力
場が生成されるようにする技法がある。
【0023】同じく上記のごとく応力の変化を生じさせ
るための適当な技法の別の1つに、マイクロ・サンドブ
ラスト加工を施すことにより、スライダの裏面側の表面
36の材料の圧縮応力を選択的に増大させて、クラウン
ないしキャンバを補償することのできる所望の応力場が
生成されるようにする技法がある。
【0024】以上に開示した2種類の技法は、スライダ
の裏面側に加わっている応力(残留応力)の大きさを変
化させるための技法である。技法の種類とその技法によ
る加工処理の程度とを適当に選択することによって、ス
ライダの背面側の応力(残留応力)の大きさを、選択し
た変化量だけ変化させることができ、それによって、そ
のスライダのABS側の応力(残留応力)に対抗して、
所望のクラウンないしキャンバを得ることができるので
ある。
【0025】応力(残留応力)の変化量を制御する方式
としては、予め測定してある測定値に基づいて予め相関
させておいたパターン決定法に従って、クラウンないし
キャンバに、予測した変化量を生じさせるようにすると
いう制御方式が可能である。この制御方式に適した装置
の一例を示したのが、図7である。この装置は、コリメ
ーションを施したレーザ・ビーム40を使用するもので
あり、このレーザ・ビーム40は、可動ミラー42によ
って、列片32の所定位置へ照準を合わせることがで
き、また、適当なレンズ44によって、列片32上に合
焦させることができるようにしてある。レーザ・ビーム
40を発生させるレーザ装置には、適当なものを使用す
れば良く、その一例を挙げるならば、例えばYAGレー
ザ装置等を使用することができる。いかなるレーザ装置
を選択すべきかは、スライダの材質と、所望の応力場を
発生させるために必要な、そのスライダからの材料の除
去量とに応じて決められるべきものである。例えばスラ
イダの材質を、炭化チタンとアルミナとの混合物からな
るセラミック材料とした、1つの具体例においては、適
当なレーザ装置は、ビームのスポット径が30ミクロン
で、レーザ出力が応力除去領域の深さを約10ミクロン
とすることができる充分な出力であるものであることが
判明している。この制御方式では、列片32が平坦状態
からどれほど逸脱しているのかを予め測定して、その測
定値をデータとして記憶しておくようにしている。そし
て、マイクロプロセッサを含んでいる制御装置48が、
(例えばルックアップ・テーブルの形で記憶してある)
その記憶データにアクセスして、レーザ・ビーム40の
照射強度を制御すると共に、X−Yスキャナ装置46を
介してレーザ・ビーム40の列片32上における照射位
置を制御するようにしている。X−Yスキャナ装置46
は、ミラー42及びレンズ44の動きを制御することに
よって、列片32の背面側の面36の選択した部分が、
合焦状態のレーザ・ビームによって走査されるようにし
ている。半導体工業において抵抗体のトリミングを実行
するために広く用いられているツール(例えばESI抵
抗体トリミング・ツール等)は、そのままこの目的に使
用することができる。
【0026】図8は、以上に説明した製作工程に適した
更に別の種類の装置を示した図である。この装置は、マ
イクロ・サンドブラスト・ツールを使用して、補償のた
めの応力場を生成するようにしている。この装置は、ア
ルミナの破砕粉(粒径約50ミクロン)を、30〜10
0psi(約2.1〜7.0 kg/cm2 )の圧力下で、小
さなノズルから噴出させてワークピースへ噴き付け、そ
れによって、所定パターンで応力(残留応力)を増大さ
せるようにしたものである。適当な具体例としては、ス
ワン・テクノロジー社(Swan Technologies Corp. )
の、空気研磨処理装置(Air Abrasive Processing Equi
pment )がある。図8に示した装置では、制御装置50
が、アルミナ粉の噴出デューレーションと噴出圧力とを
制御すると共に、スキャナ装置54を介して、列片32
に対するノズル52の相対的な位置を制御している。
【0027】以上の制御方式とは別の制御方式として、
応力(残留応力)が加わっている材料の除去を実行して
いる間に、それと並行してABSのクラウン及びキャン
バの状態をモニタし、そのモニタの結果に基づいて、応
力(残留応力)の変化量の制御を行なう制御方式とする
ことも可能である。この制御方式では、応力(残留応
力)の大きさを、所望のクラウン特性ないしキャンバ特
性が得られるまで、連続して変化させて行くようにす
る。この制御方式は、図9に示した装置を使用して実行
することができる。図9の装置は、列片32を支持する
ための適当な支持部材56を含んでおり、列片32をこ
の支持部材56に支持させる際には、その列片32のA
BS側の面34がこの支持部材56に接するようにす
る。平坦度測定ツール58が、列片32のABS側の面
34を対象として測定を行ない、それによって得られた
平坦度情報を制御装置60へ供給するようにしている。
この平坦度情報は、制御装置60において平坦度目標値
と比較される。この比較の結果、測定して得られた平坦
度が、尚、仕様条件から逸脱していることが判明したな
らば、制御装置60がレーザ装置62とスキャナ装置6
4とへ向けて制御信号を送出して、列片32の背面側の
面36の応力(残留応力)の変化量を更に増大させるよ
うにする。平坦度測定ツール58としては、例えば接触
型の形状測定器等を使用することができ、その場合に
は、支持部材56に開口を形成しておき、その開口を介
して、形状測定器が列片32のABS側の面34に接触
できるようにしておけば良い。或いはまた、平坦度測定
ツール58として、光学式の装置(例えば光学式干渉計
等)を使用することもでき、その場合には、支持部材5
6を、透明領域を備えたものとして、この透明領域を介
して列片32のABS側の面34を光学的にアクセスで
きるようにしておけば良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】磁気ヘッド・スライダの側面図である。
【図2】図1の磁気ヘッド・スライダの底面図である。
【図3】図1の磁気ヘッド・スライダの後端部の端面図
である。
【図4】複数個の磁気ヘッド・スライダから成る列片
の、ラッピング加工後のゆがみを生じた形状を示した斜
視図である。
【図5】図4の列片の、クラウンゆがみを除去した後の
形状を示した斜視図である。
【図6】図4の列片の、キャンバゆがみを除去した後の
形状を示した斜視図である。
【図7】第1の制御方式でクラウン及びキャンバを制御
するようにした装置の模式図である。
【図8】第1の制御方式でクラウン及びキャンバを制御
するようにした別実施例の装置の模式図である。
【図9】第2の制御方式でクラウン及びキャンバを制御
するようにした装置の模式図である。
【符号の説明】
10 磁気ヘッド・スライダ 12 エアー・ベアリング面(ABS) 14、16 レール部 32 列片 34 列片のABS側の面 36 列片の背面側の面 40 レーザ・ビーム 46 スキャナ装置 48 制御装置 50 制御装置 52 ノズル 54 スキャナ装置 56 支持部材 58 平坦度測定ツール 60 制御装置 62 レーザ装置 64 スキャナ装置
フロントページの続き (72)発明者 アンナイヤ・プラルハドラオ・デシュパン デ アメリカ合衆国95120、カリフォルニア州 サン・ノゼ、マク・アビー・ロード 6199番地 (72)発明者 ランダル・トーマス・カース アメリカ合衆国95136、カリフォルニア州 サン・ノゼ、ノーミントン・ウェイ 1039番地 (72)発明者 ヘンリ・モーリス・ニアー アメリカ合衆国95123、カリフォルニア州 サン・ノゼ、フェルダー・ドライブ 6369番地

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気ヘッド・スライダを製作する方法に
    おいて、 前記スライダの第1面に対して所定寸法になるまでラッ
    ピング加工を施して、エアー・ベアリング面を形成す
    る、ラッピング・ステップと、 前記スライダの前記第1面に、選択したパターンのレー
    ル部を形成する、レール部形成ステップと、 前記スライダの前記第1面とは反対側の面に、選択した
    パターンの応力を発生させることにより、前記スライダ
    のクラウン及びキャンバの特性を、選択した特性にす
    る、応力発生ステップと、を含んでいることを特徴とす
    る磁気ヘッド・スライダの製作方法。
  2. 【請求項2】 前記スライダの前記第1面とは反対側の
    前記面から材料を選択的に摩滅除去することによって、
    前記選択したパターンの応力を発生させることを特徴と
    する請求項1記載の磁気ヘッド・スライダの製作方法。
  3. 【請求項3】 材料を選択的に摩滅除去する前記摩滅除
    去を、レーザ加工またはマイクロ・サンドブラスト加工
    によって行なうことを特徴とする請求項2記載の磁気ヘ
    ッド・スライダの製作方法。
  4. 【請求項4】 予め測定しておいたクラウン変化量及び
    キャンバ変化量の測定値に応じて、前記選択したパター
    ンの応力を発生させることを特徴とする請求項1記載の
    磁気ヘッド・スライダの製作方法。
  5. 【請求項5】 当該応力を発生させているときのクラウ
    ン変化量及びキャンバ変化量の測定値に応じて、前記選
    択したパターンの応力を発生させることを特徴とする請
    求項1記載の磁気ヘッド・スライダの製作方法。
  6. 【請求項6】 前記選択したパターンの応力が圧縮応力
    であることを特徴とする請求項5記載の磁気ヘッド・ス
    ライダの製作方法。
  7. 【請求項7】 複数個の磁気ヘッド・スライダを製作す
    る方法において、複数個の磁気ヘッド・スライダを、そ
    れら複数個の磁気ヘッド・スライダが一列に並んだ1本
    の列片の形で製作するステップと、 前記複数個のスライダの第1面に対して所定寸法になる
    までラッピング加工を施して、それら複数個のスライダ
    の各々のエアー・ベアリング面を形成する、ラッピング
    ・ステップと、 前記複数個のスライダの各々の前記第1面に、選択した
    パターンのレール部を形成する、レール部形成ステップ
    と、 前記複数個のスライダの各々の前記第1面とは反対側の
    面に、選択したパターンの応力を発生させることによ
    り、それら複数個のスライダの各々のクラウン及びキャ
    ンバの特性を、選択した特性にする、応力発生ステップ
    と、を含んでいることを特徴とする、複数個の磁気ヘッ
    ド・スライダの製作方法。
  8. 【請求項8】 前記複数個のスライダの各々の前記第1
    面とは反対側の前記面から材料を選択的に摩滅除去する
    ことによって、前記選択したパターンの応力を発生させ
    ることを特徴とする請求項7記載の複数個の磁気ヘッド
    ・スライダの製作方法。
  9. 【請求項9】 材料を選択的に摩滅除去する前記摩滅除
    去を、レーザ加工またはマイクロ・サンドブラスト加工
    によって行なうことを特徴とする請求項8記載の複数個
    の磁気ヘッド・スライダの製作方法。
  10. 【請求項10】 予め測定しておいたクラウン変化量及
    びキャンバ変化量の測定値に応じて、前記選択したパタ
    ーンの応力を発生させることを特徴とする請求項7記載
    の複数個の磁気ヘッド・スライダの製作方法。
  11. 【請求項11】 当該応力を発生させているときのクラ
    ウン変化量及びキャンバ変化量の測定値に応じて、前記
    選択したパターンの応力を発生させることを特徴とする
    請求項7記載の複数個の磁気ヘッド・スライダの製作方
    法。
  12. 【請求項12】 前記選択したパターンの応力が圧縮応
    力であることを特徴とする請求項11記載の複数個の磁
    気ヘッド・スライダの製作方法。
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