JPH0683791U - 生地の柄合せ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 小さい寸法の生地について複数種類の生地を
同時に柄合せすることのできる生地の柄合せ装置を提供
する。 【構成】 本体１の上部に所定の柄生地２を積層載置す
る生地テーブル３を配設するとともに、この生地テーブ
ル３の一側に生地２の柄を検出するための撮像テーブル
４を配設し、前記生地テーブル３および撮像テーブル４
の上方に前記生地テーブル３上の生地２を１枚ずつ前記
撮像テーブル４の上面に搬送する把持搬送ユニット６お
よび前記撮像テーブル４の上面に載置された生地２を保
持する針押えユニット９をそれぞれ配設し、前記針押え
ユニット９に複数の針押え機構１２を配設し、前記針押
え機構１２を独立して動作自在としたことを特徴とす
る。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は生地の柄合せ装置に係り、特に、柄を有する生地を適正に柄合せして 所定の裁断装置に送るための生地の柄合せ装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来から、裁断装置により、柄を有する生地を複数枚積層した状態で裁断する 場合に、この生地の柄がずれた状態で裁断されてしまうと、次の縫製工程におい て、各生地の柄がずれた縫製が行なわれてしまうため、前記生地の柄合せを行な い次工程である裁断装置に柄合せされた生地を供給するための柄合せ装置が開発 されている。

【０００３】 このような従来の生地の柄合せ装置においては、本体の上部に所定の柄生地を 積層載置する生地テーブルが配設されるとともに、この生地テーブルの一側に前 記生地テーブルの下面側に退避自在とされた撮像テーブルが配設されており、前 記生地テーブルおよび撮像テーブルの上方には、前記生地テーブル上の生地を１ 枚ずつ前記撮像テーブルの上面に搬送する搬送ユニットおよび前記撮像テーブル の上面に載置された生地を押え針を突き刺して保持する針押えユニットがそれぞ れ配設されている。また、前記撮像テーブルの上方には、前記生地の柄を検出す るためのカメラユニットが配設されており、前記撮像テーブルの下方には、基台 上に前記カメラユニットにより検出される生地の柄に応じて位置調整可能とされ た柄合せテーブルを配設してなる補正ユニットが前記本体の端部位置まで移動自 在に配設されている。

【０００４】 そして、前記従来の柄合せ装置においては、前記生地テーブルの上面に複数枚 の生地を載置し、搬送ユニットによりこの生地を１枚ずつ撮像テーブル上に搬送 する。この状態で、前記カメラユニットにより前記生地の柄を撮影してこの柄の ずれを検出し、この柄ずれに応じて補正ユニットの柄合せテーブルを位置合せす るとともに、前記針押えユニットにより、撮像テーブル上に前記生地を保持させ る。その後、前記撮像テーブルを退避させることにより、生地を柄合せテーブル に載置する。このような動作を繰り返し行ない、生地テーブル上のすべての生地 についての柄合せが終了したら、前記補正ユニットの基台を本体の端部に移動さ せ、この生地テーブル上の柄合せ後の積層生地を次工程の裁断装置に搬送するよ うになっている。

【０００５】

【考案が解決しようとする課題】

しかし、前記従来の生地の柄合せ装置においては、各種寸法の生地について柄 合せを行なうことができるようになっているが、撮像テーブルに生地を保持する ための針押えユニットの押え針を一体に昇降動作させるようにしているので、常 に１種類の生地の柄合せしか行なうことができず、そのため、大きい寸法の生地 の柄合せを行なう場合は問題はないが、小さい寸法の生地の柄合せを行なう場合 にも、大きい寸法の生地と同様の処理時間が必要であり、柄合せ作業の効率が極 めて悪いという問題点を有している。

【０００６】 本考案は前記した点に鑑みなされたもので、小さい寸法の生地について複数種 類の生地を同時に柄合せすることのできる生地の柄合せ装置を提供することを目 的とするものである。

【０００７】

【課題を解決するための手段】

前記目的を達成するため本考案に係る生地の柄合せ装置は、本体の上部に所定 の柄生地を積層載置する生地テーブルを配設するとともに、この生地テーブルの 一側に前記生地テーブルの下面側に退避自在とされた撮像テーブルを配設し、前 記生地テーブルおよび撮像テーブルの上方に前記生地テーブル上の生地を１枚ず つ前記撮像テーブルの上面に搬送する搬送ユニットおよび前記撮像テーブルの上 面に載置された生地を保持する生地保持ユニットをそれぞれ配設し、前記撮像テ ーブルの上方に前記生地の柄を検出するためのカメラユニットを配設し、前記撮 像テーブルの下方に前記生地の柄に応じて位置調整可能とされ前記撮像テーブル 上の生地を載置する柄合せテーブルを有する補正ユニットを前記本体の端部位置 まで移動自在に配設してなる生地の柄合せ装置において、前記生地保持ユニット に複数の生地押え機構を配設し、前記生地押え機構を独立して動作自在としたこ とを特徴とするものである。

【０００８】

【作用】

本考案に係る生地の柄合せ装置によれば、生地テーブルの上面に複数枚積層し て載置された所定の柄の生地を、搬送ユニットにより撮像テーブルの上面に搬送 する。この状態で、前記カメラユニットを動作させることにより、生地の柄を撮 影し、生地の柄の画像情報に基づいて前記生地の柄ずれを検出し、その後、前記 生地の柄のずれに応じて前記補正ユニットの柄合せテーブルの位置合せを行なう とともに、生地保持ユニットにより前記生地を撮像テーブルの上面に固定した後 、前記生地を前記柄合せテーブルの上面に載置させるようになっている。この場 合に、本考案によれば、生地保持ユニットの複数の生地押え機構を独立して動作 できるようにしたので、生地寸法の大きい生地のみならず、生地寸法の小さい生 地について複数種類同時に柄合せを行なうことができ、その結果、小さい寸法の 生地の柄合せを極めて効率よく行なうことができ、柄合せの作業効率を著しく高 めることができるものである。

【０００９】

【実施例】

以下、本考案の実施例を図１乃至図４を参照して説明する。

【００１０】 図１乃至図３は本考案に係る生地の柄合せ装置の一実施例を示したもので、柄 合せ装置の枠状の本体１の上面一側には、複数枚の生地２を積層載置するための 生地テーブル３が配設されており、前記本体１の他側には、撮像テーブル４が図 示しない駆動機構により前記生地テーブル３の下面側に退避移動自在に配設され ている。

【００１１】 また、前記本体１の上面の両端部には、一対のガイドレール５が配設されてお り、このガイドレール５には、両端部が前記各ガイドレール５に保持された把持 搬送ユニット６が前記ガイドレール５に沿って往復動自在に配設されている。ま た、この把持搬送ユニット６には、複数（本実施例においては４つ）のピックア ップ７が前記把持搬送ユニット６の長手方向に沿って所定間隔を有するように上 下に揺動自在に配設されており、これら各ピックアップ７の先端部には、それぞ れローラ状の保持ローラ８が回転動作自在に取付けられている。そして、この保 持ローラ８を図示しない駆動装置により回転動作させることにより、この保持ロ ーラ８と図示しない押え板との間に生地２を巻き込み、前記保持ローラ８と前記 押え板との間で前記生地２を把持することができるようになされている。

【００１２】 また、前記ガイドレール５には、両端部が前記各ガイドレール５に保持された 針押えユニット９が前記ガイドレール５に沿って往復動自在に配設されており、 この針押えユニット９には、図４に示すように、昇降シリンダ１０により昇降動 作される昇降バー１１が配設されている。本実施例においては、前記昇降バー１ １は、針押えユニット９の長手方向に沿って２本並列に配設されるようになされ ており、これら各昇降バー１１には、それぞれ複数（本実施例においては４つず つ）の生地押え機構としての針押え機構１２が前記昇降バー１１の長手方向に沿 って所定間隔を有するように配設されている。

【００１３】 また、この針押え機構１２は、前記昇降バー１１に固着されるほぼコ字状を有 するブラケット１３を有しており、このブラケット１３の下方には、下端部に押 え針１４が固着された針ホルダ１５が取付けられている。さらに、前記針ホルダ １５の上面には、前記ブラケット１３を貫通して上方に延在する支持シャフト１ ６が取付けられており、前記支持シャフト１６には、前記針ホルダ１５の外側を 被覆するとともに、下端部にほぼ水平方向に延在する生地押え板１７が固着され た支持フレーム１８がこの支持シャフト１６に沿って昇降自在に配設されている 。また、前記支持シャフト１６の外周側であって前記支持フレーム１８の上端面 の上下側には、それぞれ圧縮ばね１９が配設されている。そして、前記昇降シリ ンダ１０を駆動して昇降バー１１を下降動作させることにより、ブラケット１３ を介して前記押え針１４および支持フレーム１８を下降させ、所定の生地２に生 地押え板１７が当接したら、圧縮ばね１９の付勢力に抗して支持フレーム１８の みが支持シャフト１６に沿って上昇し、これにより、前記押え針１４が生地押え 板１７の下面から突出して前記生地２に突き刺され、前記生地２を所定位置で保 持するようになされている。この場合に、本実施例においては、前記２つの昇降 バー１１を配設するようにしているので、針押え機構１２を４つずつ独立して昇 降動作できるようになされている。

【００１４】 さらに、前記本体１の前記撮像テーブル４の一側上方位置には、カメラ移動枠 ２０が配設されており、このカメラ移動枠２０には、前記撮像テーブル４の上面 に位置する生地２を撮影する、例えば、ＣＣＤカメラ等のカメラユニット２１が この移動枠２０に沿って往復動自在に配設されている。また、前記カメラユニッ ト２１は、図示しない所定の検出制御装置に接続されるようになされており、こ の検出制御装置により、前記カメラユニット２１からの画像情報に基づいて前記 生地２の柄のずれを検出するようになされている。

【００１５】 また、前記本体１の下部には、補正ユニット２２が配設されており、この補正 ユニット２２は、前記撮像テーブル４の下方位置と前記本体１の一側との間で移 動自在とされた基台２３を有している。この基台２３の上面には、昇降装置２４ が配設されており、この昇降装置２４の一側面には、上下方向に延在する昇降ガ イドレール２５が形成されている。また、この昇降ガイドレール２５には、昇降 台２６が昇降ガイドレール２５に沿って昇降自在に装着されており、前記昇降台 ２６の上部両側部には、スライドレール２７が配設されている。これら各スライ ドレール２７の間には、上面が平滑面とされた柄合せテーブル２８がこのスライ ドレール２７に沿って往復動自在に配設されており、この柄合せテーブル２８は 、図示しない回転駆動装置により、この柄合せテーブル２８の平面内で回動動作 可能とされている。前記柄合せテーブル２８は、図示しないロック機構により昇 降台２６に固定されるようになされており、前記ロック機構を解除することによ り、前記柄合せテーブル２８を前記スライドレール２７に沿って引出し動作させ ることができるようになされている。さらに、前記柄合せテーブル２８の下面に は、この柄合せテーブル２８の上面に載置される生地２を保持する、例えば、真 空装置等の吸引装置からなる生地保持機構（図示せず）が配設されている。

【００１６】 次に、本実施例の作用について説明する。

【００１７】 まず、生地寸法の大きい１ユニットの生地２の柄合せを行なう場合は、前記生 地テーブル３の上面に所定の柄の生地２を複数枚積層して載置し、前記把持搬送 ユニット６のピックアップ７を動作させて保持ローラ８を最上部の生地２の上面 に当接させる。この状態で、前記保持ローラ８を回転動作させることにより、前 記生地２を保持ローラ８と前記押え板との間に巻き込んで前記最上部の生地２を 把持させる。

【００１８】 そして、前記把持搬送ユニット６をガイドレール５に沿って移動させることに より、前記生地２を撮像テーブル４の上面に搬送し、前記保持ローラ８を前記把 持動作時と反対方向に回転動作させることにより、保持ローラ８と押え板とによ る前記生地２の把持動作を解除し、これにより、前記生地２は、撮像テーブル４ の上面に載置される。

【００１９】 この状態で、前記カメラユニット２１を前記移動枠２０に沿って移動させなが ら前記カメラユニット２１を動作させることにより、生地２の柄を撮影し、前記 検出制御装置により前記生地２の柄の画像情報に基づいて前記生地２の柄が正規 位置に対してどの程度ずれているかを検出する。

【００２０】 そして、前記検出制御装置により、前記生地２の柄のずれに応じて前記補正ユ ニット２２の基台２３を移動させて図１において左右方向の位置合せを行なうと ともに、柄合せテーブル２８を回転動作させて回転方向の位置合せを行なった後 、前記昇降台２６を昇降ガイドレール２５に沿って上昇させ、前記柄合せテーブ ル２８を前記撮像テーブル４の下面近傍に位置させる。

【００２１】 そして、前記針押えユニット９をガイドレール５に沿って前記撮像テーブル４ に載置された生地２の一側上方に移動させ、この状態で、前記針押えユニット９ の各昇降バー１１を昇降シリンダ１０により同期させて下降させて針押え機構１ ２の押え針１４を下降させ、この押え針１４を前記生地２に突き刺すことにより 、前記生地２を撮像テーブル４の上面に固定する。

【００２２】 この状態で、前記撮像テーブル４を生地テーブル３の下面側に退避動作させる ことにより、前記撮像テーブル４の上面に位置する生地２を前記柄合せテーブル ２８の上面に載置させ、この生地２は、生地保持機構により柄合せテーブル２８ の上面に保持される。このとき、前記生地２を押え針１４により保持しているの で、前記撮像テーブル４の退避動作および柄合せテーブル２８への載置動作時に 前記生地２の位置ずれが生じることがない。

【００２３】 このような動作を生地テーブル３に積層された各生地２について、繰り返し行 なうことにより、前記柄合せテーブル２８の上面に柄合せされた生地２を順次積 層して載置し、生地テーブル３に載置したすべての生地２の柄合せが終了して柄 合せテーブル２８の上面に載置されたら、前記柄合せテーブル２８のほぼ半分の 長さが本体１の端部から突出する位置まで基台２３を移動させる。

【００２４】 この状態で、前記生地保持機構の動作を解除させるとともに、前記ロック機構 を解除して柄合せテーブル２８をスライドレール２７に沿って本体１の外側に引 出し、柄合せテーブル２８の上面の積層された生地２を所定の裁断装置に送るよ うになっている。

【００２５】 このとき、本実施例においては、前記柄合せテーブル２８の上面を平滑に形成 するとともに、前記柄合せテーブル２８をスライドレール２７に沿って引出せる ようにしているので、柄合せテーブル２８を前記裁断装置の裁断テーブルに近接 させた状態で、前記生地２を滑らせることにより、前記積層された生地２の移動 を円滑に行なうことができ、積層された生地２の位置ずれを確実に防止すること ができるものである。

【００２６】 また、生地寸法の小さい２つのユニットの生地２の柄合せを行なう場合は、前 記生地テーブル３の上面に各ユニットの生地２をそれぞれ複数枚積層して載置し 、前記把持搬送ユニット６のピックアップ７を動作させて最上部の生地２を保持 ローラ８と前記押え板との間に巻き込んで前記最上部の各生地２をそれぞれ把持 させ、前記把持搬送ユニット６をガイドレール５に沿って移動させることにより 、前記生地２を撮像テーブル４の上面に搬送し、前記生地２を撮像テーブル４の 上面に載置させる。

【００２７】 この状態で、前記カメラユニット２１を前記移動枠２０に沿って移動させなが ら前記カメラユニット２１を動作させることにより、まず、第１のユニットの生 地２の柄の画像情報に基づいて前記生地２の柄が正規位置に対してどの程度ずれ ているかを検出する。

【００２８】 そして、前記第１ユニットの生地２の柄のずれに応じて柄合せテーブル２８の 位置合せを行なった後、前記昇降台２６を昇降ガイドレール２５に沿って上昇さ せ、前記柄合せテーブル２８を前記撮像テーブル４の下面近傍に位置させる。

【００２９】 その後、前記針押えユニット９を生地２の一側上方に移動させた状態で、前記 針押えユニット９の第１ユニット側の昇降バー１１を昇降シリンダ１０により下 降させて針押え機構１２の押え針１４を下降させ、この押え針１４を前記第１ユ ニットの生地２に突き刺すことにより、前記生地２を撮像テーブル４の上面に固 定する。

【００３０】 この状態で、前記撮像テーブル４を生地テーブル３の下面側に退避動作させる ことにより、前記撮像テーブル４の上面に位置する第１ユニットの生地２のみを 前記柄合せテーブル２８の上面に載置させる。このとき、第１ユニットの生地２ を保持する押え針１４の昇降バー１１のみを独立して昇降動作させることにより 、第１ユニットの生地２のみを柄合せテーブル２８に載置させることができる。 また、前記撮像テーブル４の退避動作は、撮像テーブル４の上面に第２ユニット の生地２が載置されているので、１ユニットの生地２の柄合せを行なう場合に比 較して遅い速度で退避させるようにすればよい。

【００３１】 続いて、前記第２ユニットの生地２についてカメラユニット２１により柄ずれ を検出し、その後同様に、この柄ずれに応じて補正ユニット２２の柄合せテーブ ル２８の位置合せを行なうとともに、針押えユニット９の第２ユニット側の昇降 バー１１を昇降シリンダ１０により下降させて針押え機構１２の押え針１４を前 記第２ユニットの生地２に突き刺すことにより、前記生地２を撮像テーブル４の 上面に固定した後、前記第２ユニットの生地２を柄合せテーブル２８の上面に載 置する。

【００３２】 その後、前記動作を繰り返すことにより、すべての生地２の柄合せを行なうこ とができるものである。

【００３３】 したがって、本実施例においては、針押えユニット９に２つの昇降バー１１を 配設し、これら各昇降バー１１にそれぞれ複数の針押え機構１２を配設し、これ ら各昇降バー１１の針押え機構１２を独立して昇降動作できるようにしているの で、生地寸法の大きい生地２のみならず、生地寸法の小さい生地２を２種類同時 に柄合せを行なうことができ、その結果、小さい寸法の生地２の柄合せを極めて 効率よく行なうことができ、柄合せの作業効率を著しく高めることができる。

【００３４】 なお、本考案は前記実施例のものに限定されるものではなく、必要に応じて種 お変更することが可能である。

【００３５】

【考案の効果】

以上述べたように本考案に係る生地の柄合せ装置は、生地保持ユニットの複数 の生地押え機構を独立して動作できるようにしたので、生地寸法の大きい生地の みならず、生地寸法の小さい生地を複数種類同時に柄合せを行なうことができ、 その結果、小さい寸法の生地の柄合せを極めて効率よく行なうことができ、柄合 せの作業効率を著しく高めることができる等の効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案に係る生地の柄合せ装置の一実施例を示
す概略正面図

【図２】図１の概略側面図

【図３】図１の概略平面図

【図４】図１の針押えユニット部分の構成図

【符号の説明】

１ 本体 ２ 生地 ３ 生地テーブル ４ 撮像テーブル ５ ガイドレール ６ 把持搬送ユニット ７ ピックアップ ８ 保持ローラ ９ 針押えユニット １０ 昇降シリンダ １１ 昇降バー １２ 針押え機構 １４ 押え針 １６ 支持シャフト １７ 生地押え板 １８ 支持フレーム ２１ カメラユニット ２２ 補正ユニット ２３ 基台 ２６ 昇降台 ２７ スライドレール ２８ 柄合せテーブル

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 本体の上部に所定の柄生地を積層載置す
   る生地テーブルを配設するとともに、この生地テーブル
   の一側に前記生地テーブルの下面側に退避自在とされた
   撮像テーブルを配設し、前記生地テーブルおよび撮像テ
   ーブルの上方に前記生地テーブル上の生地を１枚ずつ前
   記撮像テーブルの上面に搬送する搬送ユニットおよび前
   記撮像テーブルの上面に載置された生地を保持する生地
   保持ユニットをそれぞれ配設し、前記撮像テーブルの上
   方に前記生地の柄を検出するためのカメラユニットを配
   設し、前記撮像テーブルの下方に前記生地の柄に応じて
   位置調整可能とされ前記撮像テーブル上の生地を載置す
   る柄合せテーブルを有する補正ユニットを前記本体の端
   部位置まで移動自在に配設してなる生地の柄合せ装置に
   おいて、前記生地保持ユニットに複数の生地押え機構を
   配設し、前記生地押え機構を独立して動作自在としたこ
   とを特徴とする生地の柄合せ装置。