JPH0683274B2 - 光通信における通信制御方法 - Google Patents

光通信における通信制御方法

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JPH0683274B2
JPH0683274B2 JP63140835A JP14083588A JPH0683274B2 JP H0683274 B2 JPH0683274 B2 JP H0683274B2 JP 63140835 A JP63140835 A JP 63140835A JP 14083588 A JP14083588 A JP 14083588A JP H0683274 B2 JPH0683274 B2 JP H0683274B2
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pulse
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真 大坪
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は光通信、特に光素子を具備する光リモートコン
トロール装置の光通信における通信制御方法に関するも
のである。
〔従来技術〕
従来、任意の周期で発生する基準パルス信号と次回の基
準パルス信号との間に信号があるか無いかで信号“1"及
び“0"を定義する光素子を具備するシリアル通信制御に
おいては、第4図(a)(b)に示すように、前記信号
をフリーラン・カウンタを用いて基準パルスSPと信号パ
ルスP及び基準パルスSPと基準パルスSPとの各々の時間
間隔を測定し、その測定値と規定値とを比較して大きい
か小さいかにより、信号“1"及び“0"の定義を行なって
いる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来のシリアル通信制御における信
号“1"及び“0"の定義方法では、送信側の原振が部品特
性のばらつき、電源電圧の変動、温度特性によるばらつ
き等により、基準パルスSPのパルス間隔が場合により設
定値より広くなったり、狭くなったりする。これにより
受信制御側のフリー・ラン・カウンタのカウント値にば
らつきが生じ、該カウント値を規格値と比較しても信号
“1"及び“0"を判断できない場合が生じ、通信が不能に
なるという問題点があった。
本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、送信側の原
振のばらつきによって通信不能状態が生じるという問題
点を除去し、送信側の原振のばらつきに対応できる光通
信における通信制御方法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するための本発明は、任意の周期で発生
する基準パルス信号と次回の基準パルス信号との間に信
号が有るか無いかで信号“1"及び“0"を定義する光素子
を用いたシリアル通信制御方法において、信号の無いス
タートビットを先頭に設け、該スタートビットを基に基
準時間を設定し、基準パルスと信号パルス及び基準パル
スと基準パルスの各々の時間間隔を該基準時間と比較
し、信号“1"及び“0"を判定することを特徴とする。
〔作用〕
上記の如く本発明の光通信における通信制御方法は、受
信信号のスタートビットの間隔により、信号“1"及び
“0"を判断するための基準時間を設定するようにしたの
で、送信側の原振のばらつきにより、基準パルス間隔の
バラツキが起きても基準時間が基準パルス間隔のばらつ
きに合わせて変化するので、従来の通信制御方法のよう
に信号“1"及び“0"の判断ができずに通信不能となるこ
とはない。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の光通信における通信制御方法を実行す
るために用いる信号波形図、第2図は本発明の光通信に
おける通信制御方法の信号“1"及び“0"の判断方法を説
明するための図である。なお、第1図において、基準パ
ルスSPは本実施例において、例えば周期を4msecとし、
パルス幅を50μとしたパルス信号である。
本通信制御方法におけるパルス信号“1"は第1図の基準
パルスSPと次の基準パルスSPの中央付近において、パル
ス信号がある状態を示し、反対にパルス信号がない状態
をパルス信号“0"と定義する。パルス信号“1"のパルス
幅は前記基準パルスSPのパルス幅に準拠するものとす
る。また、第3図においては、時間tをかけて左から右
へパルス信号を発生している様子を示している。最初の
基準パルスSP1と2番目パルスSP2の間にはパルス信号が
無い状態を作り、これをスタートビットSBとする。
第3図は本通信制御方法の受信処理の流れを記すフロー
チャートである。同図において、ステップ101におい
て、最初の基準パルスSP1かどうかを判断し、最初の基
準パルスSP2であれば、次にステップ102においてパルス
間隔を測定するタイマカウンタをスタートさせる。この
タイマカウンタは通信制御を実行する中央処理ユニット
(CPU)(図示せず)が任意の設定時間毎に同期して実
行する処理であり、例えば、本実施例においては16μse
c毎に前記中央処理ユニット内のカウンタを加算してい
くものである。次にステップ103において2番目の基準
パルスSP2かどうかを判断し、2番目の基準パルスSP2
あれば、次にステップ104において2番目の基準パルスS
Pを受信したときのタイマカウンタのカウント値により
スタートビットSBの間隔を判断する。続いてステップ10
5において信号“1"及び“0"を判断するための基準時間T
SをスタートビットSBの間隔を基準に設定する。例えば
本実施例においては、スタートビットSBの間隔の75%の
時間を基準時間TSとした。続いてステップ106において
受信されるパルスのパルス間隔をタイマカウンタで計測
し、第2図に示すように基準時間TSと比較し、信号“1"
及び“0"の判断を実行する。このステップ106の処理を
最終の基準パルスSPまで行ない、ステップ108でコード
照合を行ない正規の入力かどうかを判断する。その入力
が正しければステップ109において正規処理を行ない、
間違っていればステップ110でエラー処理を行なう。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、受信信号のスター
トビットの間隔により、信号“1"及び“0"を判断するた
めの基準時間を設定するようにしたので、送信側の原振
のばらつきにより、基準パルス間隔のバラツキが起きて
も基準時間が基準パルス間隔のばらつきに合わせて変化
するので、通信不能となることはないという優れた効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の光通信における通信制御方法を実行す
るために用いる信号波形図、第2図は本発明の光通信に
おける通信制御方法の信号“1"及び“0"の判断方法を説
明するための図、第3図は本通信制御方法の受信処理の
流れを記すフローチャートを示す図、第4図は従来通信
制御方法の信号“1"及び“0"を定義する方法を説明する
ための図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】任意の周期で発生する基準パルス信号と次
    回の基準パルス信号との間に信号が有るか無いかで信号
    “1"及び“0"を定義する光素子を用いたシリアル通信制
    御方法において、前記基準パルス信号と次回の基準パル
    ス信号の間に信号の無い基準パルス信号をスタートビッ
    トとして先頭に設け、該スタートビットの間隔を基に基
    準時間を設定し、基準パルスと信号パルス及び基準パル
    スと基準パルスとの各々の時間間隔を前記基準時間と比
    較し、信号“1"及び“0"を判断することを特徴とする光
    通信における通信制御方法。
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JP2008028986A (ja) * 2006-06-21 2008-02-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 送信装置、受信装置、送信方法、受信方法及び集積回路
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