JP2520849B2 - 自動車用制御装置の相互通信装置 - Google Patents

自動車用制御装置の相互通信装置

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JP2520849B2
JP2520849B2 JP5289618A JP28961893A JP2520849B2 JP 2520849 B2 JP2520849 B2 JP 2520849B2 JP 5289618 A JP5289618 A JP 5289618A JP 28961893 A JP28961893 A JP 28961893A JP 2520849 B2 JP2520849 B2 JP 2520849B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の自動車用制御装
置(例えばCPU)間にて制御データを相互に通信させ
る相互通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば自動車においては、エンジンの燃
料噴射制御、点火時期制御或いは自動変速機の変速制御
を行うために、各制御用のCPU(制御装置)を夫々備
え、機能を分担することによる個々のCPUの制御の簡
略化、効率化、並行動作による実行時間の短縮化等を図
るようにしている。ここにおいて、各CPU間にて制御
データを相互に通信し、各CPUにてその制御データを
使用できるようにしている。
【0003】この種の相互通信装置の従来例として、以
下のようなものがある。すなわち、図7は第1従来例を
示すものであり、例えばエンジンの燃料噴射制御を行う
第1制御装置1と、例えば自動変速機の変速制御を行う
第2制御装置2と、が設けられている。そして、第1制
御装置1から第2制御装置2にクロック信号が入力され
ると、この信号に同期して第1制御装置1と第2制御装
置2との間で制御データを各専用通信回線A,Bを介し
て相互に通信させるいわゆるシリアルコミュニケーショ
ン方式を採用している。
【0004】また、第2従来例として、図8に示すよう
に、複数の通信回線C1 〜C6 を設け、第1制御装置3
と第2制御装置4との間で通信回線C1 〜C6 を介して
デジタル信号により相互に通信させるパラレルインター
フェース方式のものがある。また、第3従来例として図
9に示すように、第1及び第2制御装置5,6に通信専
用の集積回路7,8を設け、この集積回路7,8を介し
て第1制御装置5と第2制御装置6との間で相互に通信
させるようにしたものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の相互通信装置では、以下の不具合がある。す
なわち、第1従来例においては、時間同期で相互通信を
行うため、制御装置の性能によっては制御データの通信
が間に合わないことがあるという不具合がある。また、
クロック信号を送信する回線が必要となりコスト高にな
るという不具合がある。
【0006】また、第2従来例においては、デジタル信
号により通信を行うため、通信量のわりには通信回線が
多くなりコスト高となる不具合がある。さらに、第3従
来例においては、通信専用の集積回路7,8を設けてい
るため、コスト高になるという不具合がある。本発明
は、このような実状に鑑みてなされたもので、コストの
低減化を図りつつ相互通信を行うことができる自動車用
制御装置の相互通信装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため、本発明は、図
1に示すように、複数の自動車用制御装置間で相互に制
御データを通信させるようにした自動車用制御装置の相
互通信装置において、各制御装置の制御データ発信部
に、前記制御データを出力時間に変換する変換手段と、
所定の時間隔を有する2つのパルス信号からなる計時開
始用信号を出力すると共に、該計時開始用信号の2つ目
のパルス信号出力時から前記出力時間経過後に、所定の
時間隔を有する2つのパルス信号からなる計時終了用信
号を出力する出力手段と、を設け、各制御装置の制御デ
ータ受信部に、前記計時開始用信号の1つ目のパルス信
号が入力されてから計時開始用信号の2つ目のパルス信
号が入力されるまでの時間を計時する第1の計時手段
と、該第1の計時手段により計時された時間が前記計時
開始用信号用の所定の時間隔であったとき、計時開始用
信号が入力されたと判定する第1の判定手段と、該計時
開始用信号が入力されたと判定されとき、前記計時開始
用信号の2つ目のパルス信号が入力されたときから計時
終了用信号の1つ目のパルス信号が入力されたときに計
時を終了する第2の計時手段と、前記計時終了用信号の
1つ目のパルス信号が入力されてから2つ目のパルス信
号が入力されるまでの時間を計時する第3の計時手段
と、該第3の計時手段により計時された時間が前記計時
終了用信号用の所定の時間隔であったとき、該計時終了
用信号が入力されたと判定する第2の判定手段と、該第
2の判定手段により計時終了用信号が入力されたと判定
されたとき、第2の計時手段により計時された計時時間
に基づいて制御データを読み取る読取手段と、を備える
ようにした。
【0008】
【作用】上記の構成によれば、各自動車用制御装置は、
計時開始用信号の2つ目のパルス信号が入力されてから
計時終了用信号の1つ目のパルス信号が入力されるまで
の入力時間から他方の制御装置の制御データを読み取る
ようにした。尚、夫々計時開始用信号、計時終了用信号
の2つのパルス信号の時間隔を、送信する装置に基づい
て予め設定すれば、送信元の制御装置を判別することが
可能となり、また、制御データ受信部では、第1の計時
手段、第3の計時手段により、夫々、計時開始用信号の
所定の時間隔、計時終了用信号の所定の時間隔を計時す
ることにより、信号とノイズとを区別することが可能と
なる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図2〜6に基づい
て説明する。本実施例を示す図2において、マイクロコ
ンピュータからなる第1及び第2制御装置11,12が設け
られ、これら第1及び第2制御装置11,12は2つの通信
回線D1 ,D2 にて接続されている。前記第1制御装置
11はエンジンの燃料噴射制御を行うようになっている。
また、第2制御装置12は車両の自動変速機の変速制御を
行うようになっている。
【0010】第1及び第2制御装置11,12には、図3に
示すように、ROM21と、タイマ22と、CPU23と、が
備えられている。ROM21には、制御データ(例えば基
本燃料量)と出力時間とのマップが記憶されている。ま
たタイマ22は出力時間を計時するためのものであり、C
PU23には、変換手段と、出力手段と、読取手段と、を
含むソフトウェアが備えられている。
【0011】次に作用を図4,5のフローチャート、及
び図6のタイミングチャートを参照しつつ説明する。
尚、ここでは第1制御装置11から第2制御装置12に制御
データを送信する場合を例にして説明する。まず、送信
側の第1制御装置11の動作を図4のフローチャートに基
づいて説明する。
【0012】送信側の第1制御装置11では、CPU23
が、ROM21に記憶された制御データと出力時間とのマ
ップから出力時間を検索し(ステップ1)、所定の時間
隔を有する2つのパルス信号P1 、P2 からなる計時開
始用信号を出力し(ステップ2)、タイマ22で計時を行
い、該計時開始用信号の2つ目のパルス信号P2 出力時
から前記出力時間経過後に(ステップ3)、所定の時間
隔を有する2つのパルス信号P3 ,P4 からなる計時終
了用信号を出力する(ステップ4)。
【0013】第1制御装置11からは、図6に示すような
信号が、通信回線D1 を介して第2制御装置12に送信さ
れる。このステップ1が変換手段に、ステップ2〜5が
出力手段に相当する。次に、受信側の第2制御装置12の
動作を図5のフローチャートに基づいて説明する。
【0014】第1制御装置11から通信回線D1 を介して
第2制御装置12にパルス信号P1 が入力される(ステッ
プ11)と、第2制御装置12のタイマ22が計時を開始し
(ステップ12)、さらにパルス信号P2 が入力されると
タイマ22は計時を終了する(ステップ13→14)。このパ
ルス信号P1 ,P2 の入力期間TS が所定値のときに、
計時開始用信号が入力されたと判断し(ステップ15)、
タイマ22は計時を開始する(ステップ16)。
【0015】そして、タイマ22は、パルス信号P3 が入
力されると、計時を終了し(ステップ17→18)、さらに
計時を開始して(ステップ19)パルス信号P4 が入力さ
れたときに計時を終了する(ステップ20→21)。そし
て、パルス信号P3 ,P4 の入力期間TE が所定値のと
きに、計時終了用信号が入力されたと判断する(ステッ
プ22)。尚、計時開始用信号を2つのパルス信号P1
2 で形成し、計時終了用信号を2つのパルス信号P3
とP4 で形成し、パルス信号P1 とP2 の入力期間、パ
ルス信号P3 とP4 の入力期間が予め設定されているの
で、例えばエンジンからのノイズ信号が入力しても、こ
のノイズ信号によって計時開始用信号、計時終了用信号
を誤認識することはなく、ノイズ信号の影響を受けにく
い。そして、前記パルス信号P2 とパルス信号P3 との
入力時間TD に基づいて、例えばCPU23は、ROM21
から制御データを検索し(ステップ23)、この検索され
た制御データが第1制御装置11から通信されたと判断す
る。
【0016】かかる通信は、第2制御装置12から第1制
御装置11に対しても通信回線D2 を介して行われる。
尚、ステップ12〜14が第1の計時手段に、ステップ15が
第1の判定手段に、ステップ1618第2の計時手段
に、ステップ19〜21が第3の計時手段に、ステップ22が
第2の判定手段に、ステップ23が読取手段に相当する。
以上説明したように、2つのパルス信号P1 、P2 から
なる計時開始用信号の2つ目のパルス信号P2 が出力さ
れてから計時終了用信号の1つ目のパルス信号P3 が入
力されるまでの時間を計測し、この計測時間から他方の
制御装置11、12の制御データを読取るようにしたので、
2本の通信回線D1 ,D2 によって相互通信を行うこと
ができ、コスト低減化を図れる。特に、最近のマイクロ
コンピュータは、計時計測機能が大幅に向上しているた
め、前記通信方法は最適である。また計時開始用信号を
所定の時間隔TS を有する2つのパルス信号P1 とP2
によって形成し、計時終了用信号を所定の時間隔TE
有する2つのパルス信号P3 とP4 によって形成するよ
うにしたので、送信元の制御装置に応じて計時開始用信
号の時間隔TS 、計時終了用信号の時間隔TE を設定す
れば、最小限の通信回線で送信元の制御装置を判別する
ことができるようになり、多数の制御装置間での通信が
可能となる。またノイズ信号によって計時開始用信号、
計時終了用信号を誤認識することもなく、ノイズ信号の
影響を受けにくく、車載用の制御装置には最適なものと
なる。
【0017】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように、他方の
自動車用制御装置の計時開始用信号の2つ目のパルス信
号が出力されてから計時終了用信号の1つ目のパルス信
号が入力されるまでの出力時間を計測し、この計測時間
から他方の制御装置の制御データを読取るようにしたの
で、通信回線を最小限に抑制でき、コストの低減化を図
れる。また計時開始用信号、計時終了用信号を夫々所定
の時間隔を有する2つのパルス信号で形成したので、送
信元の制御装置に応じて該時間隔を設定すれば最小限の
通信回線で送信元の制御装置を認識することが出来、多
数の制御装置間で通信を行うことも可能となり、またノ
イズ信号の影響も受けにくくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示すブロック図。
【図2】本発明の一実施例を示す構成図。
【図3】図2の相互通信装置の構成図。
【図4】図3の動作を示すフローチャート。
【図5】図3の動作を示すフローチャート。
【図6】図3のタイミングチャート。
【図7】相互通信装置の従来例を示す図。
【図8】相互通信装置の従来例を示す図。
【図9】相互通信装置の従来例を示す図。
【符号の説明】
11 第1制御装置 12 第2制御装置 D1 ,D2 通信回線 21 ROM 22 タイマ 23 CPU

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の自動車用制御装置間で相互に制御デ
    ータを通信させるようにした自動車用制御装置の相互通
    信装置において、各制御装置の制御データ発信部に、前
    記制御データを出力時間に変換する変換手段と、所定の
    時間隔を有する2つのパルス信号からなる計時開始用信
    号を出力すると共に、該計時開始用信号の2つ目のパル
    ス信号出力時から前記出力時間経過後に、所定の時間隔
    を有する2つのパルス信号からなる計時終了用信号を出
    力する出力手段と、を設け、各制御装置の制御データ受
    信部に、前記計時開始用信号の1つ目のパルス信号が入
    力されてから計時開始用信号の2つ目のパルス信号が入
    力されるまでの時間を計時する第1の計時手段と、該第
    1の計時手段により計時された時間が前記計時開始用信
    号用の所定の時間隔であったとき、計時開始用信号が入
    力されたと判定する第1の判定手段と、該計時開始用信
    号が入力されたと判定されとき、前記計時開始用信号の
    2つ目のパルス信号が入力されたときから計時終了用信
    号の1つ目のパルス信号が入力されたときに計時を終了
    する第2の計時手段と、前記計時終了用信号の1つ目の
    パルス信号が入力されてから2つ目のパルス信号が入力
    されるまでの時間を計時する第3の計時手段と、該第3
    の計時手段により計時された時間が前記計時終了用信号
    用の所定の時間隔であったとき、該計時終了用信号が入
    力されたと判定する第2の判定手段と、該第2の判定手
    段により計時終了用信号が入力されたと判定されたと
    き、第2の計時手段により計時された計時時間に基づい
    て制御データを読み取る読取手段と、を備えたことを特
    徴とする自動車用制御装置の相互通信装置。
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