JPH068309A - 自動車用パネル - Google Patents
自動車用パネルInfo
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- JPH068309A JPH068309A JP4193180A JP19318092A JPH068309A JP H068309 A JPH068309 A JP H068309A JP 4193180 A JP4193180 A JP 4193180A JP 19318092 A JP19318092 A JP 19318092A JP H068309 A JPH068309 A JP H068309A
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- JP
- Japan
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- wall
- panel
- skin
- stiffener
- thermal expansion
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C49/00—Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
- B29C49/42—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C49/48—Moulds
- B29C49/4802—Moulds with means for locally compressing part(s) of the parison in the main blowing cavity
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C49/00—Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
- B29C49/071—Preforms or parisons characterised by their configuration, e.g. geometry, dimensions or physical properties
-
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- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
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- B29C49/4802—Moulds with means for locally compressing part(s) of the parison in the main blowing cavity
- B29C2049/4805—Moulds with means for locally compressing part(s) of the parison in the main blowing cavity by closing the mould halves
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C49/00—Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
- B29C49/02—Combined blow-moulding and manufacture of the preform or the parison
- B29C49/04—Extrusion blow-moulding
-
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- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29L—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
- B29L2031/00—Other particular articles
- B29L2031/30—Vehicles, e.g. ships or aircraft, or body parts thereof
- B29L2031/3005—Body finishings
Abstract
(57)【要約】
【目的】 成形工程が短縮されるにもかかわらず、外内
面の温度差に耐える自動車用パネルを提供すること。 【構成】 自動車用パネル１を合成樹脂のブロー成形法
にて中空二重壁構造とし、且つこのパネル１の一方の壁
２に対して、他方の壁３を異なった熱膨張係数に構成す
る。例えばエンジンルームの温度が上昇しても全体とし
て凹面になる恐れはない。
面の温度差に耐える自動車用パネルを提供すること。 【構成】 自動車用パネル１を合成樹脂のブロー成形法
にて中空二重壁構造とし、且つこのパネル１の一方の壁
２に対して、他方の壁３を異なった熱膨張係数に構成す
る。例えばエンジンルームの温度が上昇しても全体とし
て凹面になる恐れはない。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はエンジンルームの外壁用
パネルに好適な自動車用パネルに関する。
パネルに好適な自動車用パネルに関する。
【０００２】
【従来の技術】自動車用パネルは高張力鋼に代表される
鉄系材料からアルミニウム等の非鉄材料若しくはプラス
チックに順次置き換えられてきた。プラスチックは、熱
可塑性樹脂を射出成形するものが一般的であるが、剛性
が十分でないために、車体外側に位置するスキンと内側
に位置するスティフナとを別々に成形し、後にこれらを
接着する手法が採られている。または、スタンパブルシ
ートで予め成形したスティフナを型にセットし、これに
熱可塑性樹脂を射出してスキンを成形する手法が採られ
ている。いずれにしても、スティフナがスキンの面直角
方向に張り出すために曲げ剛性及び捩り剛性が飛躍的に
高まる。
鉄系材料からアルミニウム等の非鉄材料若しくはプラス
チックに順次置き換えられてきた。プラスチックは、熱
可塑性樹脂を射出成形するものが一般的であるが、剛性
が十分でないために、車体外側に位置するスキンと内側
に位置するスティフナとを別々に成形し、後にこれらを
接着する手法が採られている。または、スタンパブルシ
ートで予め成形したスティフナを型にセットし、これに
熱可塑性樹脂を射出してスキンを成形する手法が採られ
ている。いずれにしても、スティフナがスキンの面直角
方向に張り出すために曲げ剛性及び捩り剛性が飛躍的に
高まる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、プラス
チックに係る上記手法はいずれも２度の成形工程を必要
とするため、生産サイクルタイムが長くなって量産及び
コストの面で問題があった。
チックに係る上記手法はいずれも２度の成形工程を必要
とするため、生産サイクルタイムが長くなって量産及び
コストの面で問題があった。
【０００４】また、スキンに対してスティフナをある程
度離すことで剛性を高めることができるが、例えばスキ
ンを外気に臨ませ、スティフナを高温のエンジンルーム
に臨ませると、スティフナ側が大きく熱膨張して全体と
して凹面になることがある。
度離すことで剛性を高めることができるが、例えばスキ
ンを外気に臨ませ、スティフナを高温のエンジンルーム
に臨ませると、スティフナ側が大きく熱膨張して全体と
して凹面になることがある。
【０００５】そこで、本発明の目的は成形工程が短縮さ
れたにもかかわらず、外内面の温度差に耐える自動車用
パネルを提供することにある。
れたにもかかわらず、外内面の温度差に耐える自動車用
パネルを提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するべく
本発明は、自動車用パネルを合成樹脂のブロー成形法に
て中空二重壁構造とし、且つこのパネルの一方の壁に対
して、他方の壁を異なった熱膨張係数に構成するもので
ある。
本発明は、自動車用パネルを合成樹脂のブロー成形法に
て中空二重壁構造とし、且つこのパネルの一方の壁に対
して、他方の壁を異なった熱膨張係数に構成するもので
ある。
【０００７】この自動車用パネルは、大きな熱膨張係数
側の壁を外気に臨ませ、小さな熱膨張係数側の壁をエン
ジンルームに臨ませるところのエンジンルーム外壁用パ
ネルに好適である。
側の壁を外気に臨ませ、小さな熱膨張係数側の壁をエン
ジンルームに臨ませるところのエンジンルーム外壁用パ
ネルに好適である。
【０００８】
【作用】例えばエンジンルームの温度が上昇しても内面
側壁の膨張量が小さいので全体として凹面になる恐れは
ない。
側壁の膨張量が小さいので全体として凹面になる恐れは
ない。
【０００９】
【実施例】本発明の実施例を添付図面に基づいて以下に
説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図１は本発明に係る自動車用パネルの平面図、図２は図
１の２−２線断面図である。自動車用パネル１をボンネ
ットを例に説明すると、自動車用パネル１は合成樹脂の
ブロー成形法にて中空二重壁構造とされたことを特徴と
し、図２に示す通りに一方の壁に相当する車体外側のス
キン２と他方の壁に相当する車体内側のスティフナ３と
が一体形成された構造である。
説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図１は本発明に係る自動車用パネルの平面図、図２は図
１の２−２線断面図である。自動車用パネル１をボンネ
ットを例に説明すると、自動車用パネル１は合成樹脂の
ブロー成形法にて中空二重壁構造とされたことを特徴と
し、図２に示す通りに一方の壁に相当する車体外側のス
キン２と他方の壁に相当する車体内側のスティフナ３と
が一体形成された構造である。
【００１０】詳しくは、図１に示す５本の突状リブ４〜
８および複数の円錐リブ９…がステイフナ３から突起
し、それらの先端が緩く湾曲した面状のスキン２に融着
している。５本の突条リブ４〜８がスキン２とスティフ
ナ３とともにボックスを形成して剛性を高め、円錐リブ
９…がスキン２の面直角方向の圧縮荷重に対する抵抗部
材となり、全体として自動車用パネル１は剛性に富んだ
中空部材となっている。本実施例では、突条リブ４〜８
をＵ断面としたがこれに限るものではなく例えばＶ断面
でもよい。
８および複数の円錐リブ９…がステイフナ３から突起
し、それらの先端が緩く湾曲した面状のスキン２に融着
している。５本の突条リブ４〜８がスキン２とスティフ
ナ３とともにボックスを形成して剛性を高め、円錐リブ
９…がスキン２の面直角方向の圧縮荷重に対する抵抗部
材となり、全体として自動車用パネル１は剛性に富んだ
中空部材となっている。本実施例では、突条リブ４〜８
をＵ断面としたがこれに限るものではなく例えばＶ断面
でもよい。
【００１１】上記スキン２はＡＢＳ、ＰＰＯ（ポリフェ
ニレンオキサイド）、ＰＣ（ポリカーボネート）、ＰＢ
Ｔ（ポリプチレンテレフタテート）、ＰＡ（ポリアミ
ド）等若しくはこれらを複合してなるポリマーアロイ等
の合成樹脂材であり、一方、スティフナ３はスキンと同
じ合成樹脂に繊維又はフレーク状の充填材をスキン２よ
り多量に混入して、スキン２よりも線膨張係数を低下さ
せたことに特徴がある。充填材はガラス繊維、アラニド
繊維、カーボン繊維、チタン酸カリウム等のウイスカ、
ガラスフレーク、マイカが好適である。しかし、タルク
等の球状若しくは球に近い形状のものは線膨張係数を低
下する効果が薄いので好適とは言えない。また、スキン
側のガラス繊維等の充填材の量をスティフナより少なく
することで、スキンの外観性を良好に保つことができ
る。
ニレンオキサイド）、ＰＣ（ポリカーボネート）、ＰＢ
Ｔ（ポリプチレンテレフタテート）、ＰＡ（ポリアミ
ド）等若しくはこれらを複合してなるポリマーアロイ等
の合成樹脂材であり、一方、スティフナ３はスキンと同
じ合成樹脂に繊維又はフレーク状の充填材をスキン２よ
り多量に混入して、スキン２よりも線膨張係数を低下さ
せたことに特徴がある。充填材はガラス繊維、アラニド
繊維、カーボン繊維、チタン酸カリウム等のウイスカ、
ガラスフレーク、マイカが好適である。しかし、タルク
等の球状若しくは球に近い形状のものは線膨張係数を低
下する効果が薄いので好適とは言えない。また、スキン
側のガラス繊維等の充填材の量をスティフナより少なく
することで、スキンの外観性を良好に保つことができ
る。
【００１２】以上の構成からなる車体用パネルの製法を
以下に述べる。図３は本発明に係るブロー成形装置の要
部断面図であり、同装置はスキン２のための凹部１１が
刻設されている第１金型１２と、スティフナ３のための
凹部１３が刻設されている第２金型１４と、これら金型
１２，１４を接離するためのラム１５，１６と、一定の
間隔離れた位置に下向きに設けられた第１ノズル１７及
び第２ノズル１８とからなる。第１・第２ノズル１７，
１８はともに図面表裏方向に伸びた細長いスリットノズ
ルである。
以下に述べる。図３は本発明に係るブロー成形装置の要
部断面図であり、同装置はスキン２のための凹部１１が
刻設されている第１金型１２と、スティフナ３のための
凹部１３が刻設されている第２金型１４と、これら金型
１２，１４を接離するためのラム１５，１６と、一定の
間隔離れた位置に下向きに設けられた第１ノズル１７及
び第２ノズル１８とからなる。第１・第２ノズル１７，
１８はともに図面表裏方向に伸びた細長いスリットノズ
ルである。
【００１３】上記第２金型１４には図１に示した突条リ
ブ４，５，６を形成するための凸部１４ａ，１４ｂ，１
４ｃが刻設され、図示しないが円錐リブ９に対応する凸
部も刻設形成されている。上記第１ノズル１７はスキン
２のための合成樹脂を押出すノズルであり、第２ノズル
１８はスティフナ３の為の、ガラス繊維等の充填材をス
キン２より多量に混入した合成樹脂を押出すノズルであ
る。
ブ４，５，６を形成するための凸部１４ａ，１４ｂ，１
４ｃが刻設され、図示しないが円錐リブ９に対応する凸
部も刻設形成されている。上記第１ノズル１７はスキン
２のための合成樹脂を押出すノズルであり、第２ノズル
１８はスティフナ３の為の、ガラス繊維等の充填材をス
キン２より多量に混入した合成樹脂を押出すノズルであ
る。
【００１４】第１ノズル１７及び第２ノズル１８から各
合成樹脂が下向きに押出されるが、これらノズル１７，
１８は図３表裏方向端部でのみ連通しているので、押出
された合成樹脂は平面視でごく偏平な筒形状となる。こ
の様なブロー成形前の合成樹脂の袋をパリソンＢと言
う。
合成樹脂が下向きに押出されるが、これらノズル１７，
１８は図３表裏方向端部でのみ連通しているので、押出
された合成樹脂は平面視でごく偏平な筒形状となる。こ
の様なブロー成形前の合成樹脂の袋をパリソンＢと言
う。
【００１５】図４（ａ）〜（ｆ）は本発明に係るブロー
成形の工程図であり、図４（ａ）は準備が完了しパリソ
ンの押出を開始する状態を示す。図４（ｂ）において第
１・第２ノズル１７，１８から各合成樹脂が押出されて
形成されたパリソンＢは下部のプリピンチ１９で下端が
挟持される。図４（ｃ）は次の型締めに備えてパリソン
Ｂを軽く膨らませる工程（プリブロー）であり、注射針
状のブローピン（図示せず）をパリソンＢに突き刺し、
高圧空気又は高圧不活性ガスを適量封入する。次に、図
４（ｄ）で軽く型締めし、再度ブローピンを突き刺し、
図４（ｅ）で十分に型締めし、高圧空気又は高圧不活性
ガスを吹込み、この圧力でパリソンＢを第１・第２金型
１２，１４の凹部に押圧してスキンおよびスティフナを
形作る。図４（ｆ）にて加圧を終了し、第１・第２金型
１２，１４を開放し、成形品を取出す。以上により図
１、図２に示した車体用パネル１を得る。
成形の工程図であり、図４（ａ）は準備が完了しパリソ
ンの押出を開始する状態を示す。図４（ｂ）において第
１・第２ノズル１７，１８から各合成樹脂が押出されて
形成されたパリソンＢは下部のプリピンチ１９で下端が
挟持される。図４（ｃ）は次の型締めに備えてパリソン
Ｂを軽く膨らませる工程（プリブロー）であり、注射針
状のブローピン（図示せず）をパリソンＢに突き刺し、
高圧空気又は高圧不活性ガスを適量封入する。次に、図
４（ｄ）で軽く型締めし、再度ブローピンを突き刺し、
図４（ｅ）で十分に型締めし、高圧空気又は高圧不活性
ガスを吹込み、この圧力でパリソンＢを第１・第２金型
１２，１４の凹部に押圧してスキンおよびスティフナを
形作る。図４（ｆ）にて加圧を終了し、第１・第２金型
１２，１４を開放し、成形品を取出す。以上により図
１、図２に示した車体用パネル１を得る。
【００１６】図２での自動車用パネル１を、大きな熱膨
張係数側の壁即ちスキン２を外気に臨ませ、小さな熱膨
張係数側の壁即ちスティフナ３をエンジンルームに臨ま
せれば、エンジンルームの温度が上ってもスティフナ３
の熱膨張量が小さいので全体として凹面になる心配はな
い。よって、自動車用パネル１はエンジンルーム外壁用
パネルに好適である。
張係数側の壁即ちスキン２を外気に臨ませ、小さな熱膨
張係数側の壁即ちスティフナ３をエンジンルームに臨ま
せれば、エンジンルームの温度が上ってもスティフナ３
の熱膨張量が小さいので全体として凹面になる心配はな
い。よって、自動車用パネル１はエンジンルーム外壁用
パネルに好適である。
【００１７】本実施例では小さな熱膨張係数を得るため
に、充填材を混入したがこれに限らず、第１ノズル１７
から押出す合成樹脂と、第２ノズル１８から押出す合成
樹脂との種類を変えて熱膨張係数に差をつける、又はこ
の方法と充填材を混入する先の方法とを組合わせてもよ
い。
に、充填材を混入したがこれに限らず、第１ノズル１７
から押出す合成樹脂と、第２ノズル１８から押出す合成
樹脂との種類を変えて熱膨張係数に差をつける、又はこ
の方法と充填材を混入する先の方法とを組合わせてもよ
い。
【００１８】図５は図３の別実施例図であり、同装置は
図３で説明した装置とほぼ同じ構成であり、スキン２の
ための凹部２１が刻設されている第１金型２２と、ステ
ィフナ３のための凹部２３が刻設されている第２金型２
４と、これら金型２２，２４を接離するためのラム２
５，２６と、一定の間隔離れた位置に下向きに設けられ
た第１ノズル２７及び第２ノズル２８とからなる。第１
・第２ノズル２７，２８はともに図面表裏方向に伸びた
細長いスリットノズルであるが、図３とは異なりシート
Ｓ１，Ｓ２を射出するものである。２４ａ〜２４ｃは前
記１４ａ〜１４ｃと同じ凸部である。
図３で説明した装置とほぼ同じ構成であり、スキン２の
ための凹部２１が刻設されている第１金型２２と、ステ
ィフナ３のための凹部２３が刻設されている第２金型２
４と、これら金型２２，２４を接離するためのラム２
５，２６と、一定の間隔離れた位置に下向きに設けられ
た第１ノズル２７及び第２ノズル２８とからなる。第１
・第２ノズル２７，２８はともに図面表裏方向に伸びた
細長いスリットノズルであるが、図３とは異なりシート
Ｓ１，Ｓ２を射出するものである。２４ａ〜２４ｃは前
記１４ａ〜１４ｃと同じ凸部である。
【００１９】図５の装置では第１ノズル２７からシート
Ｓ１、第２ノズル２８からシートＳ２を各下向きに射出
する。次に金型２２，２４を合わせてシートＳ１，Ｓ２
を部分的に接合し、続いてシートＳ１，Ｓ２内部に高圧
気体を封入し、膨らませてブロー成形体を得る。この様
なシート成形法によればエンジンルーム外壁用パネルの
ような偏平な成形体を容易に得るとともに、スキンとス
ティフナの熱膨張係数を容易に異ならせることができ
る。
Ｓ１、第２ノズル２８からシートＳ２を各下向きに射出
する。次に金型２２，２４を合わせてシートＳ１，Ｓ２
を部分的に接合し、続いてシートＳ１，Ｓ２内部に高圧
気体を封入し、膨らませてブロー成形体を得る。この様
なシート成形法によればエンジンルーム外壁用パネルの
ような偏平な成形体を容易に得るとともに、スキンとス
ティフナの熱膨張係数を容易に異ならせることができ
る。
【００２０】即ち、本発明の自動車用パネル１は図３で
述べたパリソンブロー成形法及び図５で述べたシートブ
ロー成形法のいずれの製法によっても製造し得るもので
ある。
述べたパリソンブロー成形法及び図５で述べたシートブ
ロー成形法のいずれの製法によっても製造し得るもので
ある。
【００２１】そして本発明の車体用パネル１はエンジン
ルーム外壁用パネルの他、トランクリッドやルーフに使
用することは差し支えない。
ルーム外壁用パネルの他、トランクリッドやルーフに使
用することは差し支えない。
【００２２】
【発明の効果】以上に述べた通り本発明は、自動車用パ
ネルを合成樹脂のブロー成形法にて中空二重壁構造とし
たので１工程ですみ、量産効果が高まり、コストダウン
を図れる。
ネルを合成樹脂のブロー成形法にて中空二重壁構造とし
たので１工程ですみ、量産効果が高まり、コストダウン
を図れる。
【００２３】そして、パネルの一方の壁に対して、他方
の壁を異なった熱膨張係数に構成したので、例えばエン
ジンルームの温度が上昇しても内面側の壁の膨張量が小
さいので全体として凹面になる恐れはない。
の壁を異なった熱膨張係数に構成したので、例えばエン
ジンルームの温度が上昇しても内面側の壁の膨張量が小
さいので全体として凹面になる恐れはない。
【図１】本発明に係る自動車用パネルの平面図
【図２】図１の２−２線断面図
【図３】本発明に係るブロー成形装置の要部断面図
【図４】本発明に係るブロー成形の工程図
【図５】本発明に係る図３の別実施例図
１…自動車用パネル、２…スキン（一方の壁）、３…ス
ティフナ（他方の壁）。
ティフナ（他方の壁）。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｂ２９Ｌ 31:30 4Ｆ
Claims (2)
- 【請求項１】 合成樹脂のブロー成形法にて中空二重壁
構造とされた自動車用パネルであって、このパネルは一
方の壁に対して、他方の壁が異なった熱膨張係数とされ
ていることを特徴とした自動車用パネル。 - 【請求項２】 前記自動車用パネルは、大きな熱膨張係
数側の壁を外気に臨ませ、小さな熱膨張係数側の壁をエ
ンジンルームに臨ませるところのエンジンルーム外壁用
パネルであることを特徴とした請求項１記載の自動車用
パネル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19318092A JP3231845B2 (ja) | 1992-06-26 | 1992-06-26 | 自動車用パネル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19318092A JP3231845B2 (ja) | 1992-06-26 | 1992-06-26 | 自動車用パネル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH068309A true JPH068309A (ja) | 1994-01-18 |
| JP3231845B2 JP3231845B2 (ja) | 2001-11-26 |
Family
ID=16303638
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19318092A Expired - Fee Related JP3231845B2 (ja) | 1992-06-26 | 1992-06-26 | 自動車用パネル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3231845B2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0838389A1 (en) | 1996-10-25 | 1998-04-29 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Panel made of synthetic resin for automobile |
| EP1228947A3 (de) * | 2001-02-01 | 2003-10-15 | Wilhelm Karmann GmbH | Kraftfahrzeug mit einer Haube |
| JP2009018554A (ja) * | 2007-07-13 | 2009-01-29 | Meiwa Ind Co Ltd | パネル体及びそのパネル体の製造方法 |
| JP2010195399A (ja) * | 2010-05-31 | 2010-09-09 | Mitsubishi Engineering Plastics Corp | 自動車用パネル構造体 |
| JP2014502571A (ja) * | 2011-01-12 | 2014-02-03 | サルフレックス ポリマーズ リミテッド | 構造柱部材を有する中空製品 |
| CN107054476A (zh) * | 2015-12-04 | 2017-08-18 | 株式会社神户制钢所 | 车辆用发动机罩 |
-
1992
- 1992-06-26 JP JP19318092A patent/JP3231845B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US6048022A (en) * | 1996-10-25 | 2000-04-11 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Panel made of synthetic resin for automobile |
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