JPH0681895A - 振動発生源を有する機器 - Google Patents
振動発生源を有する機器Info
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- JPH0681895A JPH0681895A JP4230826A JP23082692A JPH0681895A JP H0681895 A JPH0681895 A JP H0681895A JP 4230826 A JP4230826 A JP 4230826A JP 23082692 A JP23082692 A JP 23082692A JP H0681895 A JPH0681895 A JP H0681895A
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- vibration
- leg
- hard material
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- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K5/00—Casings; Enclosures; Supports
- H02K5/24—Casings; Enclosures; Supports specially adapted for suppression or reduction of noise or vibrations
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06F—LAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
- D06F39/00—Details of washing machines not specific to a single type of machines covered by groups D06F9/00 - D06F27/00
- D06F39/12—Casings; Tubs
- D06F39/125—Supporting arrangements for the casing, e.g. rollers or legs
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F1/00—Springs
- F16F1/36—Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers
- F16F1/371—Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers characterised by inserts or auxiliary extension or exterior elements, e.g. for rigidification
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F7/00—Vibration-dampers; Shock-absorbers
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F2230/00—Purpose; Design features
- F16F2230/0047—Measuring, indicating
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F2230/00—Purpose; Design features
- F16F2230/14—Ball joints; Spherical support elements
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Power Engineering (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
- Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 硬質材料からなる球体７０等によって、脚５
４の上下方向の伸縮を小さく抑えることができるので、
機器の上下方向の振動を抑制できる。また、球体７０
は、板体８２上を自在に転がり得るので、それによっ
て、床面に伝わる水平方向の振動を吸収できる。さら
に、球体７０の水平方向の動きを規制部材５８によって
規制できるので、機器の横振れを抑制できる。 【効果】 上下方向および水平方向の振動を十分に抑制
できる。
４の上下方向の伸縮を小さく抑えることができるので、
機器の上下方向の振動を抑制できる。また、球体７０
は、板体８２上を自在に転がり得るので、それによっ
て、床面に伝わる水平方向の振動を吸収できる。さら
に、球体７０の水平方向の動きを規制部材５８によって
規制できるので、機器の横振れを抑制できる。 【効果】 上下方向および水平方向の振動を十分に抑制
できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は振動発生源を有する機
器に関し、特にたとえば振動抑制機能を有する脚を備え
る、振動発生源を有する機器に関する。
器に関し、特にたとえば振動抑制機能を有する脚を備え
る、振動発生源を有する機器に関する。
【０００２】
【従来の技術】モータ等の振動発生源を有する洗濯機や
発電機等の機器１においては、図１０に示すように、振
動発生源を支持するフレーム２の底面にブチルゴム等の
弾性材料からなる脚３を取り付けるようにしていた。
発電機等の機器１においては、図１０に示すように、振
動発生源を支持するフレーム２の底面にブチルゴム等の
弾性材料からなる脚３を取り付けるようにしていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の振動発生源を有
する機器１では、脚３がブチルゴム等の弾性材料で形成
されているため、脚３の上下方向の伸縮が大きく、した
がって、上下方向の振動を十分に抑制できないという問
題点があった。それゆえに、この発明の主たる目的は、
上下方向への振動を十分に抑制できる、振動発生源を有
する機器を提供することである。
する機器１では、脚３がブチルゴム等の弾性材料で形成
されているため、脚３の上下方向の伸縮が大きく、した
がって、上下方向の振動を十分に抑制できないという問
題点があった。それゆえに、この発明の主たる目的は、
上下方向への振動を十分に抑制できる、振動発生源を有
する機器を提供することである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この発明は、振動発生
源、振動発生源を支持するフレーム、および硬質材料か
らなるかつフレームの底面に回転自在に取り付けられる
球体と硬質材料からなるかつ球体の下方に球体と接して
配置される板体と弾性材料からなるかつ球体と板体との
相対位置を規制する規制部材とを有する脚を備える、振
動発生源を有する機器である。
源、振動発生源を支持するフレーム、および硬質材料か
らなるかつフレームの底面に回転自在に取り付けられる
球体と硬質材料からなるかつ球体の下方に球体と接して
配置される板体と弾性材料からなるかつ球体と板体との
相対位置を規制する規制部材とを有する脚を備える、振
動発生源を有する機器である。
【０００５】
【作用】硬質材料からなる球体によって脚の上下方向の
伸縮が制限され、それによって、機器の上下方向の振動
が抑制される。しかも、球体が板体上を転がることによ
って機器の水平方向の動きが確保されるので、床面に伝
わる水平方向の振動が抑制される。また、振幅が大きい
場合には、球体の動きが弾性材料からなる規制部材によ
って規制されるので、機器の横振れが抑制される。
伸縮が制限され、それによって、機器の上下方向の振動
が抑制される。しかも、球体が板体上を転がることによ
って機器の水平方向の動きが確保されるので、床面に伝
わる水平方向の振動が抑制される。また、振幅が大きい
場合には、球体の動きが弾性材料からなる規制部材によ
って規制されるので、機器の横振れが抑制される。
【０００６】
【発明の効果】この発明によれば、上下方向および水平
方向の振動を十分に抑制できる。この発明の上述の目
的，その他の目的，特徴および利点は、図面を参照して
行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろ
う。
方向の振動を十分に抑制できる。この発明の上述の目
的，その他の目的，特徴および利点は、図面を参照して
行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろ
う。
【０００７】
【実施例】図１および図２に示す実施例は、この発明を
ドラム式洗濯機に適用したものであるが、この発明は、
ドラム式洗濯機以外に、発電機やコンプレッサ等の振動
発生源を有する機器に広く適用され得ることを予め指摘
しておく。図１および図２に示すこの実施例のドラム式
洗濯機１０は、略筐体状のフレーム１２を含み、フレー
ム１２の上面中央部には、上蓋１４によって開閉される
開口１６が形成される。フレーム１２の上面周縁部に
は、洗濯プログラムの選択キー等が配列された操作パネ
ル１８や電源スイッチ２０等が配置され、また、フレー
ム１２の側面には、フレーム１２内の温風風路２２に設
けられた可動式フィルタ２４を取り出すためのフィルタ
取出口２６等が形成される。
ドラム式洗濯機に適用したものであるが、この発明は、
ドラム式洗濯機以外に、発電機やコンプレッサ等の振動
発生源を有する機器に広く適用され得ることを予め指摘
しておく。図１および図２に示すこの実施例のドラム式
洗濯機１０は、略筐体状のフレーム１２を含み、フレー
ム１２の上面中央部には、上蓋１４によって開閉される
開口１６が形成される。フレーム１２の上面周縁部に
は、洗濯プログラムの選択キー等が配列された操作パネ
ル１８や電源スイッチ２０等が配置され、また、フレー
ム１２の側面には、フレーム１２内の温風風路２２に設
けられた可動式フィルタ２４を取り出すためのフィルタ
取出口２６等が形成される。
【０００８】フレーム１２の内部には、図２からよくわ
かるように、その上部に開口２８を有する略横軸円筒状
の外槽３０が図示しない支持体によって支持される。そ
して、外槽３０の開口２８とフレーム１２の開口１６と
がゴム等からなる接続部材３２によって接続される。外
槽３０の内部には、ステンレス等からなる略横軸円筒状
のドラム３４が回転軸３６ａおよび３６ｂを介して回転
可能に支持される。ドラム３４の周側面には、洗濯物を
出し入れするための図示しない開口等が形成され、ドラ
ム３４の内面には、洗濯時および乾燥時に洗濯物を掻き
上げるためのバッフル３８等が形成される。
かるように、その上部に開口２８を有する略横軸円筒状
の外槽３０が図示しない支持体によって支持される。そ
して、外槽３０の開口２８とフレーム１２の開口１６と
がゴム等からなる接続部材３２によって接続される。外
槽３０の内部には、ステンレス等からなる略横軸円筒状
のドラム３４が回転軸３６ａおよび３６ｂを介して回転
可能に支持される。ドラム３４の周側面には、洗濯物を
出し入れするための図示しない開口等が形成され、ドラ
ム３４の内面には、洗濯時および乾燥時に洗濯物を掻き
上げるためのバッフル３８等が形成される。
【０００９】ドラム３４を外槽３０内に支持した状態
で、ドラム３４の一方の回転軸３６ｂが外槽３０の側面
から外部へ突出され、この突出部４０に駆動プーリ４２
が取り付けられる。また、外槽３０の下方には、モータ
４４が配置され、モータ４４の出力軸４６には、小プー
リ４８が取り付けられる。そして、駆動プーリ４２と小
プーリ４８とがベルト５０によって連結され、それによ
って、モータ４４の動力がドラム３４に伝達される。
で、ドラム３４の一方の回転軸３６ｂが外槽３０の側面
から外部へ突出され、この突出部４０に駆動プーリ４２
が取り付けられる。また、外槽３０の下方には、モータ
４４が配置され、モータ４４の出力軸４６には、小プー
リ４８が取り付けられる。そして、駆動プーリ４２と小
プーリ４８とがベルト５０によって連結され、それによ
って、モータ４４の動力がドラム３４に伝達される。
【００１０】そして、フレーム１２の底面には、ドラム
３４やモータ４４等で生じた振動が床面５２へ伝わるの
を可及的防止する等のために、振動抑制機能を有する脚
５４が取り付けられる。脚５４は、図３および図４から
よくわかるように、キャスタ部５６，規制部材５８およ
び取付部材６０を含む。キャスタ部５６は、略円筒状の
支持体６２を含み、支持体６２の上端部には、ビス６４
を通す取付孔６６を有する鍔６８が形成される。この支
持体６２によって、鉄等の硬質材料からなる球体７０が
回転自在に支持される。
３４やモータ４４等で生じた振動が床面５２へ伝わるの
を可及的防止する等のために、振動抑制機能を有する脚
５４が取り付けられる。脚５４は、図３および図４から
よくわかるように、キャスタ部５６，規制部材５８およ
び取付部材６０を含む。キャスタ部５６は、略円筒状の
支持体６２を含み、支持体６２の上端部には、ビス６４
を通す取付孔６６を有する鍔６８が形成される。この支
持体６２によって、鉄等の硬質材料からなる球体７０が
回転自在に支持される。
【００１１】規制部材５８は、支持体６２の外面に添う
内面を有するブチルゴム等の弾性材料からなる本体７２
を含む。本体７２の上端部外周には、ビス７４を通す取
付孔７６を有する鍔７８が形成され、鍔７８の下面に
は、周方向に延びて溝８０が形成される。また、本体７
２の下端部内周には、挟持部８２が形成され、挟持部８
２によって鉄等の硬質材料からなる板体８４が挟持され
る。本体７２と板体８４とは、たとえばインサート成形
等により一体に形成される。
内面を有するブチルゴム等の弾性材料からなる本体７２
を含む。本体７２の上端部外周には、ビス７４を通す取
付孔７６を有する鍔７８が形成され、鍔７８の下面に
は、周方向に延びて溝８０が形成される。また、本体７
２の下端部内周には、挟持部８２が形成され、挟持部８
２によって鉄等の硬質材料からなる板体８４が挟持され
る。本体７２と板体８４とは、たとえばインサート成形
等により一体に形成される。
【００１２】取付部材６０は、リング状の押さえ部８６
を含み、押さえ部８６の外周縁から立ち上がって規制部
材５８の溝８０と嵌合される嵌合片８８が形成される。
また、押さえ部８６には、ビス７４を通す略半円状の切
欠９０が形成される。脚５４の取り付け時には、まず、
キャスタ部５６を取付孔６６に通したビス６４によって
フレーム１２の底面に取り付け、キャスタ部５６を覆う
ようにして規制部材５８を装着し、規制部材５８の嵌合
溝８０に取付部材６０の嵌合片８８を嵌合する。そし
て、規制部材５８を切欠９０および取付孔７６に通した
ビス７４によってフレーム１２の底面に取り付ける。こ
のようにして、フレーム１２底面の４隅に脚５４を順次
取り付けていく。
を含み、押さえ部８６の外周縁から立ち上がって規制部
材５８の溝８０と嵌合される嵌合片８８が形成される。
また、押さえ部８６には、ビス７４を通す略半円状の切
欠９０が形成される。脚５４の取り付け時には、まず、
キャスタ部５６を取付孔６６に通したビス６４によって
フレーム１２の底面に取り付け、キャスタ部５６を覆う
ようにして規制部材５８を装着し、規制部材５８の嵌合
溝８０に取付部材６０の嵌合片８８を嵌合する。そし
て、規制部材５８を切欠９０および取付孔７６に通した
ビス７４によってフレーム１２の底面に取り付ける。こ
のようにして、フレーム１２底面の４隅に脚５４を順次
取り付けていく。
【００１３】動作において、操作ボード１８（図１）の
洗濯プログラム選択キーによって、洗濯→脱水→乾燥プ
ログラムを実行すると、洗濯時には、モータ４４によっ
てドラム３４が約５０r.p.m で繰り返し反転され、ドラ
ム３４内の洗濯物がバッフル３６に掻き上げられては上
方から下方へ落下され、いわゆる叩き洗いが行われる。
脱水時には、モータ４４によってドラム３４が約８００
r.p.m で１方向に回転され、ドラム３４内の洗濯物が遠
心力が脱水される。そして、乾燥時には、モータ４４に
よってドラム３４が約５５r.p.m で回転されるととも
に、温風風路２２からドラム３４内へ温風が吹き出され
る。
洗濯プログラム選択キーによって、洗濯→脱水→乾燥プ
ログラムを実行すると、洗濯時には、モータ４４によっ
てドラム３４が約５０r.p.m で繰り返し反転され、ドラ
ム３４内の洗濯物がバッフル３６に掻き上げられては上
方から下方へ落下され、いわゆる叩き洗いが行われる。
脱水時には、モータ４４によってドラム３４が約８００
r.p.m で１方向に回転され、ドラム３４内の洗濯物が遠
心力が脱水される。そして、乾燥時には、モータ４４に
よってドラム３４が約５５r.p.m で回転されるととも
に、温風風路２２からドラム３４内へ温風が吹き出され
る。
【００１４】モータ４４やドラム３４が回転することに
よって、フレーム１２は、上下方向および水平方向に振
動するが、この実施例によれば、硬質材料からなる球体
７０等によって脚５４の上下方向の伸縮を小さく抑える
ことができるので、フレーム１２の上下方向の振動を抑
制できる。また、球体７０が板体８４上を転がることに
よってフレーム１２の水平方向の動きを確保できるの
で、床面５２（図２）に伝わる水平方向の振動を吸収で
きる。さらに、水平方向の振動（振幅）が大きくなるほ
ど規制部材５８によるキャスタ部５６の動きを規制する
力が大きくなるので、フレーム１２の横振れを小さく抑
えることができる。
よって、フレーム１２は、上下方向および水平方向に振
動するが、この実施例によれば、硬質材料からなる球体
７０等によって脚５４の上下方向の伸縮を小さく抑える
ことができるので、フレーム１２の上下方向の振動を抑
制できる。また、球体７０が板体８４上を転がることに
よってフレーム１２の水平方向の動きを確保できるの
で、床面５２（図２）に伝わる水平方向の振動を吸収で
きる。さらに、水平方向の振動（振幅）が大きくなるほ
ど規制部材５８によるキャスタ部５６の動きを規制する
力が大きくなるので、フレーム１２の横振れを小さく抑
えることができる。
【００１５】発明者等は、以下に示す実験により、この
実施例の実用性を検証した。 第１実験 フレーム１２の前面上部中央（フィルタ取出口２６が形
成された面を前面とする。）に振幅測定器を取り付け、
ドラム３４内にバスタオルを入れ、脱水運転した。そし
て、フレーム１２の振動が安定したときの前後方向の振
幅を振幅測定器から読み取り、０．１mm単位で記録し
た。この測定を５０回繰り返した後、脚５４を従来技術
の脚３（図１０）に取り換え、同測定を５０回繰り返し
た。
実施例の実用性を検証した。 第１実験 フレーム１２の前面上部中央（フィルタ取出口２６が形
成された面を前面とする。）に振幅測定器を取り付け、
ドラム３４内にバスタオルを入れ、脱水運転した。そし
て、フレーム１２の振動が安定したときの前後方向の振
幅を振幅測定器から読み取り、０．１mm単位で記録し
た。この測定を５０回繰り返した後、脚５４を従来技術
の脚３（図１０）に取り換え、同測定を５０回繰り返し
た。
【００１６】図６は、測定した前後方向の振幅を横軸に
とり、その振幅が測定された回数を縦軸にとったグラフ
である。 第２実験 フレーム１２の左側面上部中央に振幅測定器を取り付
け、ドラム３４内にバスタオルを入れ、第１実験と同じ
方法によりフレーム１２の左右方向の振幅を測定した。
とり、その振幅が測定された回数を縦軸にとったグラフ
である。 第２実験 フレーム１２の左側面上部中央に振幅測定器を取り付
け、ドラム３４内にバスタオルを入れ、第１実験と同じ
方法によりフレーム１２の左右方向の振幅を測定した。
【００１７】図７は、測定した左右方向の振幅を横軸に
とり、その振幅が測定された回数を縦軸にとったグラフ
である。 第３実験 フレーム１２の上面手前中央に振幅測定器を取り付け、
ドラム３４内にバスタオルを入れ、第１実験および第２
実験と同じ方法によりフレーム１２の上下方向の振幅を
測定した。
とり、その振幅が測定された回数を縦軸にとったグラフ
である。 第３実験 フレーム１２の上面手前中央に振幅測定器を取り付け、
ドラム３４内にバスタオルを入れ、第１実験および第２
実験と同じ方法によりフレーム１２の上下方向の振幅を
測定した。
【００１８】図８は、測定した上下方向の振幅を横軸に
とり、その振幅が測定された回数を縦軸にとったグラフ
である。以上の実験より、この実施例のドラム式洗濯機
１０が十分な振動抑制効果を有することが確認できた。
図８および図９を参照して、他の実施例のドラム式洗濯
機では、上述の実施例における脚５４に代えて、高さ調
整機能を有する脚９２が用いられる。脚９２は、取付板
９４，ストッパ９６，キャスタ部９８および規制部材１
００を含む。取付板９４は、雌ねじ１０２を有するねじ
部１０４を含み、ねじ部１０４の上端部外周には、ビス
１０６を通す取付孔１０８を有する鍔１１０が形成され
る。ストッパ９６は、雌ねじ１１２を有するねじ部１１
４を含み、ねじ部１１４から斜め下方に延びて規制部材
１００の当接面１１６と当接する当接部１１８が形成さ
れる。キャスタ部９８は、鉄等の硬質材料からなる球体
１２０，球体１２０を回転自在に支持する第１支持体１
２２および第１支持体１２２を支持するかつその上面に
雄ねじ１２４を有する第２支持体１２６を含む。規制部
材１００は、第２支持体１２６の外面に添う内面を有す
るブチルゴム等の弾性材料からなる本体１２８を含む。
本体１２８の上端部外周には、当接面１１６が形成さ
れ、下端部内周には、鉄等の硬質材料からなる板体１３
０を挟持する挟持部１３２が形成される。
とり、その振幅が測定された回数を縦軸にとったグラフ
である。以上の実験より、この実施例のドラム式洗濯機
１０が十分な振動抑制効果を有することが確認できた。
図８および図９を参照して、他の実施例のドラム式洗濯
機では、上述の実施例における脚５４に代えて、高さ調
整機能を有する脚９２が用いられる。脚９２は、取付板
９４，ストッパ９６，キャスタ部９８および規制部材１
００を含む。取付板９４は、雌ねじ１０２を有するねじ
部１０４を含み、ねじ部１０４の上端部外周には、ビス
１０６を通す取付孔１０８を有する鍔１１０が形成され
る。ストッパ９６は、雌ねじ１１２を有するねじ部１１
４を含み、ねじ部１１４から斜め下方に延びて規制部材
１００の当接面１１６と当接する当接部１１８が形成さ
れる。キャスタ部９８は、鉄等の硬質材料からなる球体
１２０，球体１２０を回転自在に支持する第１支持体１
２２および第１支持体１２２を支持するかつその上面に
雄ねじ１２４を有する第２支持体１２６を含む。規制部
材１００は、第２支持体１２６の外面に添う内面を有す
るブチルゴム等の弾性材料からなる本体１２８を含む。
本体１２８の上端部外周には、当接面１１６が形成さ
れ、下端部内周には、鉄等の硬質材料からなる板体１３
０を挟持する挟持部１３２が形成される。
【００１９】脚９２の取り付け時には、取付板９４を取
付孔１０８に通したビス１０６によってフレームの底面
に取り付ける。一方、キャスタ部９８と規制部材１００
とを嵌合し、キャスタ部９８の雄ねじ１２４とストッパ
部９６の雌ねじ１１２とを螺合する。そして、キャスタ
部９８の雄ねじ１２４を取付板９４の雌ねじ１０２に必
要長さまでねじこんでいく。雄ねじ１２４を或る長さま
でねじこむと、ストッパ９６の当接部１１８が規制部材
１００の当接面１１６に当接し、それ以上のねじこみが
禁止される。
付孔１０８に通したビス１０６によってフレームの底面
に取り付ける。一方、キャスタ部９８と規制部材１００
とを嵌合し、キャスタ部９８の雄ねじ１２４とストッパ
部９６の雌ねじ１１２とを螺合する。そして、キャスタ
部９８の雄ねじ１２４を取付板９４の雌ねじ１０２に必
要長さまでねじこんでいく。雄ねじ１２４を或る長さま
でねじこむと、ストッパ９６の当接部１１８が規制部材
１００の当接面１１６に当接し、それ以上のねじこみが
禁止される。
【００２０】この脚９２を用いた場合でも、硬質材料か
らなる球体１２０等によって脚９２の上下方向の伸縮を
小さく抑えることができるので、上下方向の振動を抑制
できる。また、球体１２０が板体１３０上を転がること
によって床面に伝わる水平方向の振動を吸収でき、さら
に、規制部材１００によって横振れを抑制できる。そし
て、雌ねじ１０２への雄ねじ１２４のねじこみ長さを調
整することによって、脚９２の高さを適宜調整できる。
らなる球体１２０等によって脚９２の上下方向の伸縮を
小さく抑えることができるので、上下方向の振動を抑制
できる。また、球体１２０が板体１３０上を転がること
によって床面に伝わる水平方向の振動を吸収でき、さら
に、規制部材１００によって横振れを抑制できる。そし
て、雌ねじ１０２への雄ねじ１２４のねじこみ長さを調
整することによって、脚９２の高さを適宜調整できる。
【図１】この発明の一実施例を示す斜視図である。
【図２】図１の実施例のII−II線断面図である。
【図３】図１の実施例で用いられる脚を示す図解図であ
る。
る。
【図４】図３に示した脚の分解斜視図である。
【図５】図１の実施例および従来技術の前後方向の振動
特性を示したグラフである。
特性を示したグラフである。
【図６】図１の実施例および従来技術の左右方向の振動
特性を示したグラフである。
特性を示したグラフである。
【図７】図１の実施例および従来技術の上下方向の振動
特性を示したグラフである。
特性を示したグラフである。
【図８】この発明の他の実施例で用いられる脚を示す図
解図である。
解図である。
【図９】図５に示した脚の分解斜視図である。
【図１０】従来技術を示す図解図である。
１０ …ドラム式洗濯機 １２ …フレーム ３０ …外槽 ３４ …ドラム ４４ …モータ ５４，９２ …脚 ５６，９８ …キャスタ部 ５８，１００ …規制部材 ７０，１２０ …球体 ８４，１３０ …板体 ９４ …取付板 １０２，１１２ …雌ねじ １２４ …雄ねじ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成５年８月２５日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００３
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の振動発生源を有
する機器１では、脚３がブチルゴム等の弾性材料で形成
されているため、脚３の上下方向の伸縮は大きいが、横
方向には殆ど伸縮しないので、横方向の振動を十分に抑
制できないという問題点があった。それゆえに、この発
明の主たる目的は、振動を十分に抑制できる、振動発生
源を有する機器を提供することである。
する機器１では、脚３がブチルゴム等の弾性材料で形成
されているため、脚３の上下方向の伸縮は大きいが、横
方向には殆ど伸縮しないので、横方向の振動を十分に抑
制できないという問題点があった。それゆえに、この発
明の主たる目的は、振動を十分に抑制できる、振動発生
源を有する機器を提供することである。
【手続補正２】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１４
【補正方法】変更
【補正内容】
【００１４】モータ４４やドラム３４が回転することに
よって、フレーム１２は、上下方向および水平方向に振
動するが、この実施例によれば、硬質材料からなる球体
７０等によって脚５４の上下方向の伸縮を小さく抑えか
つ規制部材５８の挟持部８２でその上下方向の振動を吸
収することができるので、フレーム１２の上下方向の振
動を抑制できる。また、球体７０が板体８４上を転がる
ことによってフレーム１２の水平方向の動きを確保でき
るので、床面５２（図２）に伝わる水平方向の振動を吸
収できる。さらに、水平方向の振動（振幅）が大きくな
るほど規制部材５８によるキャスタ部５６の動きを規制
する力が大きくなるので、フレーム１２の横振れを小さ
く抑えることができる。
よって、フレーム１２は、上下方向および水平方向に振
動するが、この実施例によれば、硬質材料からなる球体
７０等によって脚５４の上下方向の伸縮を小さく抑えか
つ規制部材５８の挟持部８２でその上下方向の振動を吸
収することができるので、フレーム１２の上下方向の振
動を抑制できる。また、球体７０が板体８４上を転がる
ことによってフレーム１２の水平方向の動きを確保でき
るので、床面５２（図２）に伝わる水平方向の振動を吸
収できる。さらに、水平方向の振動（振幅）が大きくな
るほど規制部材５８によるキャスタ部５６の動きを規制
する力が大きくなるので、フレーム１２の横振れを小さ
く抑えることができる。
【手続補正３】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図２
【補正方法】変更
【補正内容】
【図２】
【手続補正４】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図３
【補正方法】変更
【補正内容】
【図３】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 馬場 義一 大阪府守口市京阪本通２丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (72)発明者 服部 重隆 大阪府守口市京阪本通２丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (72)発明者 望月 健太郎 大阪府守口市京阪本通２丁目18番地 三洋 電機株式会社内
Claims (1)
- 【請求項１】振動発生源、 前記振動発生源を支持するフレーム、および硬質材料か
らなるかつ前記フレームの底面に回転自在に取り付けら
れる球体と硬質材料からなるかつ前記球体の下方に前記
球体と接して配置される板体と弾性材料からなるかつ前
記球体と前記板体との相対位置を規制する規制部材とを
有する脚を備える、振動発生源を有する機器。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4230826A JPH0681895A (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | 振動発生源を有する機器 |
| US08/112,853 US5499791A (en) | 1992-08-31 | 1993-08-26 | Machine having vibration source |
| DE4329176A DE4329176C2 (de) | 1992-08-31 | 1993-08-30 | Fuß zum Tragen eines Rahmens einer Maschine mit Schwingungserzeuger |
| FR9310356A FR2695179B1 (fr) | 1992-08-31 | 1993-08-30 | Machine ayant une source de vibrations. |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4230826A JPH0681895A (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | 振動発生源を有する機器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0681895A true JPH0681895A (ja) | 1994-03-22 |
Family
ID=16913890
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4230826A Pending JPH0681895A (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | 振動発生源を有する機器 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5499791A (ja) |
| JP (1) | JPH0681895A (ja) |
| DE (1) | DE4329176C2 (ja) |
| FR (1) | FR2695179B1 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US7942234B2 (en) | 2006-08-29 | 2011-05-17 | Nec Display Solutions, Ltd. | Noise suppressor, electronic apparatus, and noise suppression characteristic control method |
| JP2015057561A (ja) * | 2013-08-09 | 2015-03-26 | 倉敷化工株式会社 | 気体ばね式除振装置 |
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| HU220715B1 (hu) * | 1999-01-12 | 2002-05-28 | László Gönczy | Szerkezet nagysúlyú hangforrások nem kívánt terjedési irányú hangfrekvenciás és mechanikai rezgéseinek csillapítására |
| AU2004201444B2 (en) * | 2003-04-18 | 2007-04-05 | Lg Electronics Inc. | Washing machine with reduced vibration |
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| CN107448749A (zh) * | 2017-08-03 | 2017-12-08 | 合肥祥国电子商务有限公司 | 一种气囊防护式电脑显示器支架装置 |
| DE102021102115A1 (de) * | 2021-01-29 | 2022-08-04 | Aktiebolaget Skf | Verstellbare Nivellierstütze, System, das ein Maschinenteil, einen Träger und die verstellbare Stütze aufweist, und Zusammenbauverfahren des Systems |
| DE102021102117A1 (de) * | 2021-01-29 | 2022-08-04 | Aktiebolaget Skf | Verstellbare Nivellierstütze mit einer Schutzkappe |
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| US2739774A (en) * | 1954-01-15 | 1956-03-27 | Barry Controls Inc | Supporting device |
| FR1268867A (fr) * | 1960-09-30 | 1961-08-04 | Machines à laver, automatiques ou non et non scellées | |
| US3107905A (en) * | 1960-10-19 | 1963-10-22 | Charles D Lucas | Belleville spring elastic suspension |
| DE1218362B (de) * | 1964-04-07 | 1966-06-02 | Elbtalwerk Heidenau Veb | Elastischer Fuss fuer ortsveraenderliche Zentrifugen |
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| US3425652A (en) * | 1967-04-12 | 1969-02-04 | Gordon H Leary | Vibration controlling mounting apparatus |
| DE1989630U (de) * | 1968-04-18 | 1968-07-18 | William Dipl Ing Gerb | Gummikugeldaempfer. |
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-
1992
- 1992-08-31 JP JP4230826A patent/JPH0681895A/ja active Pending
-
1993
- 1993-08-26 US US08/112,853 patent/US5499791A/en not_active Expired - Fee Related
- 1993-08-30 DE DE4329176A patent/DE4329176C2/de not_active Expired - Fee Related
- 1993-08-30 FR FR9310356A patent/FR2695179B1/fr not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| FR2695179B1 (fr) | 1994-12-30 |
| US5499791A (en) | 1996-03-19 |
| DE4329176C2 (de) | 2000-05-18 |
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| DE4329176A1 (de) | 1994-03-03 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
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