JPH0681874B2 - パネルシャッター装置 - Google Patents
パネルシャッター装置Info
- Publication number
- JPH0681874B2 JPH0681874B2 JP15052888A JP15052888A JPH0681874B2 JP H0681874 B2 JPH0681874 B2 JP H0681874B2 JP 15052888 A JP15052888 A JP 15052888A JP 15052888 A JP15052888 A JP 15052888A JP H0681874 B2 JPH0681874 B2 JP H0681874B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- rail
- running tool
- shutter
- storage case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はパネルシャッターに関するものである。
(従来技術) 従来から多用されているスラット式シャッターは開閉時
の巻き上げや巻き戻しに伴なう騒音もさることながら、
通気性や採光性を得ることは難しく、視覚的効果を狙う
店舗ではディスプレイ効果が無いに等しい。よって都市
の活性化やファッション化に伴ない、機能や安全性に加
えて店舗外装における視覚的機能が重要視される近年で
は、上記スラット式シャッターには大きな問題が残され
ている。天井部に格納するオーバーヘッドドアの場合は
開閉時の騒音が少なく、開閉操作も軽いというメリット
があるものの、スラット式シャッターに比較し、天井収
納部に十分なスペースを要すため、その使用範囲は一部
倉庫に限られている。
の巻き上げや巻き戻しに伴なう騒音もさることながら、
通気性や採光性を得ることは難しく、視覚的効果を狙う
店舗ではディスプレイ効果が無いに等しい。よって都市
の活性化やファッション化に伴ない、機能や安全性に加
えて店舗外装における視覚的機能が重要視される近年で
は、上記スラット式シャッターには大きな問題が残され
ている。天井部に格納するオーバーヘッドドアの場合は
開閉時の騒音が少なく、開閉操作も軽いというメリット
があるものの、スラット式シャッターに比較し、天井収
納部に十分なスペースを要すため、その使用範囲は一部
倉庫に限られている。
上記スラット式シャッターに比較し、パネルシャッター
は、各パネルのピッチを300mm前後の大きさとし、各パ
ネルを継手部を介して配列されたもので、該パネルに装
飾効果を持たせた嵌め込み材を止着することにより意匠
の向上が図られ、店舗の視覚機能向上に適したシャッタ
ーと言える。しかし、従来のパネルシャッターは実公昭
57−34313号や実公昭58−26296号に見るごとく、パネル
ピッチを変えて該パネルを巻き取ったり、パネルを収納
時に折り畳む等の方式がとられている。しかし、この種
のパネルシャッターではパネル収納形態により、収納ケ
ースのサイズが大きくなり易いという欠点がある。そこ
で、これらパネルシャッターの欠点を軽減する目的から
該パネルを単体と考え、各パネルを相互に同一平面上に
置かれた位置及び相互に平行に立て並べて位置間で変移
可能に連結するリンク機構と、各パネルに形成された係
合部と係合した時に、このパネル体をガイドレールに沿
って移動させる駆動機構とから成る電動式パネルシャッ
ターが開発され、製品化も成されている(実開昭56−14
163号、実開昭62−59284号)。したがって、この種の電
動式パネルシャッターによればパネルピッチも一定であ
り、収納ケースのサイズもある程度縮小され得るが、変
位可能に連結されたリンク機構を採用しているため、該
リンク機構の特性はもとより、摩擦力や屈曲部のガタ付
き等の影響で、リンク変位に抵抗を与え、開閉操作が容
易でなく、手動による開閉が困難である。又一方では、
このようなリンク機構を採用すれば、組立て等の施工工
数が大幅に高くなってしまう。
は、各パネルのピッチを300mm前後の大きさとし、各パ
ネルを継手部を介して配列されたもので、該パネルに装
飾効果を持たせた嵌め込み材を止着することにより意匠
の向上が図られ、店舗の視覚機能向上に適したシャッタ
ーと言える。しかし、従来のパネルシャッターは実公昭
57−34313号や実公昭58−26296号に見るごとく、パネル
ピッチを変えて該パネルを巻き取ったり、パネルを収納
時に折り畳む等の方式がとられている。しかし、この種
のパネルシャッターではパネル収納形態により、収納ケ
ースのサイズが大きくなり易いという欠点がある。そこ
で、これらパネルシャッターの欠点を軽減する目的から
該パネルを単体と考え、各パネルを相互に同一平面上に
置かれた位置及び相互に平行に立て並べて位置間で変移
可能に連結するリンク機構と、各パネルに形成された係
合部と係合した時に、このパネル体をガイドレールに沿
って移動させる駆動機構とから成る電動式パネルシャッ
ターが開発され、製品化も成されている(実開昭56−14
163号、実開昭62−59284号)。したがって、この種の電
動式パネルシャッターによればパネルピッチも一定であ
り、収納ケースのサイズもある程度縮小され得るが、変
位可能に連結されたリンク機構を採用しているため、該
リンク機構の特性はもとより、摩擦力や屈曲部のガタ付
き等の影響で、リンク変位に抵抗を与え、開閉操作が容
易でなく、手動による開閉が困難である。又一方では、
このようなリンク機構を採用すれば、組立て等の施工工
数が大幅に高くなってしまう。
(本発明の目的) このように従来のパネルシャッターには収納並びに開閉
操作に関し、上記のごとき問題が残されている訳で、本
発明はこれら問題点の解決を目的として開発された技術
である。したがって、収納ケースは小さく、全体構成を
簡素化することで、施工工数を低,く抑え、開閉操作が
電動は勿論のこと、手動でも容易に行ない得るパネルシ
ャッターを提供する。
操作に関し、上記のごとき問題が残されている訳で、本
発明はこれら問題点の解決を目的として開発された技術
である。したがって、収納ケースは小さく、全体構成を
簡素化することで、施工工数を低,く抑え、開閉操作が
電動は勿論のこと、手動でも容易に行ない得るパネルシ
ャッターを提供する。
(本発明の構成) 本発明に係るパネルシャッター装置は上記問題点の解決
を図るため、次の特徴をもって構成されている。すなわ
ち、パネルシャッターは所定の間口を開閉するもので、
該間口を閉じるに必要な複数枚のパネルと、間口を開い
た場合にパネルを収納するための収納ケース、更にパネ
ルをガイドするガイドレールは最低限必要な要素であ
る。又最下端部のパネルには巻き上げロープ等が止着さ
れていて、該ロープは収納ケース内に軸着した巻き取り
ドラムに巻き付けられている。ところで、上記複数枚の
パネルをよりコンパクトに収納するには、基本的には収
納した際に各パネル相互間に隙間が発生しないよう考慮
することが必要であるため、パネルの収納形態は同一方
向を向いた配列形式をとっている。同一方向を向いて配
列されるため、各パネルは継手を介して連結されて折り
畳み収納されるものでなく、逆U字状に湾曲したレール
に沿って旋回し、逆転した状態で収納される。収納ケー
ス内では上記レールは逆U字状に湾曲して、該湾曲レー
ルにはパネルの下端部に取着された主走行具を介して、
各パネルが吊り下げられた状態に配列・収納される。但
し、各パネルが互いに独立してバランスの状態にあって
は開閉操作ができないため、各パネルの上端にも副走行
具を取着し、該副走行具はパネル下端から上端にかけて
形成したパネルレールに係合している。したがって、該
副走行具は開口がパネルで閉じられている状態では、上
方パネルの下端に位置して連結継手として機能し、収納
される場合にはパネルが旋回して逆転し、パネルレール
に沿って上端側に移動する。
を図るため、次の特徴をもって構成されている。すなわ
ち、パネルシャッターは所定の間口を開閉するもので、
該間口を閉じるに必要な複数枚のパネルと、間口を開い
た場合にパネルを収納するための収納ケース、更にパネ
ルをガイドするガイドレールは最低限必要な要素であ
る。又最下端部のパネルには巻き上げロープ等が止着さ
れていて、該ロープは収納ケース内に軸着した巻き取り
ドラムに巻き付けられている。ところで、上記複数枚の
パネルをよりコンパクトに収納するには、基本的には収
納した際に各パネル相互間に隙間が発生しないよう考慮
することが必要であるため、パネルの収納形態は同一方
向を向いた配列形式をとっている。同一方向を向いて配
列されるため、各パネルは継手を介して連結されて折り
畳み収納されるものでなく、逆U字状に湾曲したレール
に沿って旋回し、逆転した状態で収納される。収納ケー
ス内では上記レールは逆U字状に湾曲して、該湾曲レー
ルにはパネルの下端部に取着された主走行具を介して、
各パネルが吊り下げられた状態に配列・収納される。但
し、各パネルが互いに独立してバランスの状態にあって
は開閉操作ができないため、各パネルの上端にも副走行
具を取着し、該副走行具はパネル下端から上端にかけて
形成したパネルレールに係合している。したがって、該
副走行具は開口がパネルで閉じられている状態では、上
方パネルの下端に位置して連結継手として機能し、収納
される場合にはパネルが旋回して逆転し、パネルレール
に沿って上端側に移動する。
以下、本発明に係る実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。
する。
(実施例) 第1図a〜eはパネルシャッター開閉時における、収納
部の各パネルの動きを表わしたものである。同図におい
て1はパネル、2はガイドレール、3は主走行具、4は
副走行具、5は収納ケースであって、第1図aは上方の
2枚のパネル1a、1bがガイドレール2の湾曲レール部6
にさしかかっていて、下方はまだ垂直レール部7に位置
している。ガイドレール2は上記湾曲レール部6、水平
レール部13、傾斜レール部10、及び垂下レール部8が収
納ケース5内で形成されて逆U字状となっており、間口
では垂直レール部7が設けられている。勿論、同図はパ
ネル1の片端の動きを示したもので、パネル1は長方形
をした板状部材で、その両端に主走行具3及び副走行具
4を取着しているため、該ガイドレール2はパネル1の
両端に、すなわち間口に平行を成して設置される。又こ
こで、主走行具3及び副走行具4は走行する部材であっ
て、一般にはローラが用いられるが、その形態は任意で
ある。そして、各パネル1a、1b…にはその両サイド下端
に該主走行具3が、一方両サイド上端に副走行具4がそ
れぞれ回動自在に軸支され、ガイドレール2には主走行
具3が長手方向に走行自在にガイドされている。又各パ
ネル1a、1b…の両サイド下端から上端にかけてはパネル
レールが設けられていて、該パネルレールに上記副走行
具4が係合することで各パネル1a、1b…は互いに連結し
合っている。但し、該連結は蝶番継手のごとく、パネル
相互間に屈曲を与えるための連結ではなく、分離防止の
ための連結にすぎず、副走行具4はパネルレールに沿っ
て移動可能である。
部の各パネルの動きを表わしたものである。同図におい
て1はパネル、2はガイドレール、3は主走行具、4は
副走行具、5は収納ケースであって、第1図aは上方の
2枚のパネル1a、1bがガイドレール2の湾曲レール部6
にさしかかっていて、下方はまだ垂直レール部7に位置
している。ガイドレール2は上記湾曲レール部6、水平
レール部13、傾斜レール部10、及び垂下レール部8が収
納ケース5内で形成されて逆U字状となっており、間口
では垂直レール部7が設けられている。勿論、同図はパ
ネル1の片端の動きを示したもので、パネル1は長方形
をした板状部材で、その両端に主走行具3及び副走行具
4を取着しているため、該ガイドレール2はパネル1の
両端に、すなわち間口に平行を成して設置される。又こ
こで、主走行具3及び副走行具4は走行する部材であっ
て、一般にはローラが用いられるが、その形態は任意で
ある。そして、各パネル1a、1b…にはその両サイド下端
に該主走行具3が、一方両サイド上端に副走行具4がそ
れぞれ回動自在に軸支され、ガイドレール2には主走行
具3が長手方向に走行自在にガイドされている。又各パ
ネル1a、1b…の両サイド下端から上端にかけてはパネル
レールが設けられていて、該パネルレールに上記副走行
具4が係合することで各パネル1a、1b…は互いに連結し
合っている。但し、該連結は蝶番継手のごとく、パネル
相互間に屈曲を与えるための連結ではなく、分離防止の
ための連結にすぎず、副走行具4はパネルレールに沿っ
て移動可能である。
第1図bは間口を更に間口するためにパネル1を持ち上
げた状態で、先頭パネル1aにのみ取着されている先頭走
行具9はガイドレール2の湾曲レール部6を更に進み、
水平レール部13、傾斜レール部10から垂下レール部8へ
移動し、該先頭走行具9は垂下レール部8に、主走行具
3は傾斜レール部10に位置している。一方、パネル1bの
主走行具3は湾曲レール部6に位置しているが、副走行
具4はパネル1aの下端から離れ、先端側へパネルレール
に沿って移動している。すなわち、主走行具3はガイド
レール2の湾曲レール部6にガイドされていて、ガイド
レール2を離脱して外れることはできないが、上端の副
走行具4は自重の作用で降下し、パネルレールに沿って
動くことになる。パネル1cも同じように自重の作用で副
走行具4はパネル1bに形成したパネルレールに沿って移
動する初期段階にある。更にパネル1を押し上げて間口
を開口すれば、パネル1aは第1図cに示すごとく垂下レ
ール部8に沿って垂直状態になる。垂下レール部8の長
さはほぼパネル1の長さになっていて、主走行具3の位
置は傾斜レール部10と垂下レール部8との交差部付近と
なっている。したがって、パネル1aがこのように垂下レ
ール部8に位置して垂直状態となれば、後続のパネル1b
はパネル1aのパネルレールが垂下レール部8として機能
し、パネル1bの副走行具4はパネルレールを自重の作用
で降下し、パネル1cもパネル1bのパネルレールを移動す
る。但し、パネル1下端に取着されている主走行具3
は、常にガイドレール2に拘束された状態にある。第1
図dはパネル1bもほぼ垂直状態に吊り下がり、パネル1c
はその副走行具4がパネル1bのパネルレールに位置して
傾斜しており、パネル1dはほぼ水平状態でバランスして
いる。第1図eはパネル1a、1b、1c、1dがガイドレール
2の傾斜部10に吊り下がり、互いに順序正しく配列され
た状態である。又パネルシャッターの下端パネルが1fで
ある場合、パネル1e及びパネル1fの副走行具4、4は、
パネルレールに沿って移動させる必要はなく、eのごと
く単に屈曲のみを許す継手を用いることもできる。
げた状態で、先頭パネル1aにのみ取着されている先頭走
行具9はガイドレール2の湾曲レール部6を更に進み、
水平レール部13、傾斜レール部10から垂下レール部8へ
移動し、該先頭走行具9は垂下レール部8に、主走行具
3は傾斜レール部10に位置している。一方、パネル1bの
主走行具3は湾曲レール部6に位置しているが、副走行
具4はパネル1aの下端から離れ、先端側へパネルレール
に沿って移動している。すなわち、主走行具3はガイド
レール2の湾曲レール部6にガイドされていて、ガイド
レール2を離脱して外れることはできないが、上端の副
走行具4は自重の作用で降下し、パネルレールに沿って
動くことになる。パネル1cも同じように自重の作用で副
走行具4はパネル1bに形成したパネルレールに沿って移
動する初期段階にある。更にパネル1を押し上げて間口
を開口すれば、パネル1aは第1図cに示すごとく垂下レ
ール部8に沿って垂直状態になる。垂下レール部8の長
さはほぼパネル1の長さになっていて、主走行具3の位
置は傾斜レール部10と垂下レール部8との交差部付近と
なっている。したがって、パネル1aがこのように垂下レ
ール部8に位置して垂直状態となれば、後続のパネル1b
はパネル1aのパネルレールが垂下レール部8として機能
し、パネル1bの副走行具4はパネルレールを自重の作用
で降下し、パネル1cもパネル1bのパネルレールを移動す
る。但し、パネル1下端に取着されている主走行具3
は、常にガイドレール2に拘束された状態にある。第1
図dはパネル1bもほぼ垂直状態に吊り下がり、パネル1c
はその副走行具4がパネル1bのパネルレールに位置して
傾斜しており、パネル1dはほぼ水平状態でバランスして
いる。第1図eはパネル1a、1b、1c、1dがガイドレール
2の傾斜部10に吊り下がり、互いに順序正しく配列され
た状態である。又パネルシャッターの下端パネルが1fで
ある場合、パネル1e及びパネル1fの副走行具4、4は、
パネルレールに沿って移動させる必要はなく、eのごと
く単に屈曲のみを許す継手を用いることもできる。
ところで、本発明における各パネル1a、1b…の収納時に
作用する力関係を説明するに、第1図aではパネル1aに
は自重Wが下方に働き、約1/2Wの力がパネル1bの上端
にかかるが、先頭走行具9が傾斜レール部10にさしかか
り、パネル1a下端をさらに僅かに押し上げるだけで、該
パネル1aは自重Wの作用で傾斜レール部10を自然に降下
しようとする。第1図bにあってはパネル1aは自重によ
り垂下レール部8に納まるように動き、該パネル1aの動
きはパネル1bを引張り、パネル1bの下端である主走行具
3を持ち上げる力は非常に小さくてすむ。第1図cにお
けるパネル1bと1c及び第1図dにおけるパネル1cと1dの
関係もほぼ同じであって、各パネル1a、1b…は小さな押
し上げ力によって順次旋回して配列される。すなわち、
頂部に形成される水平レール部13を過ぎれば、パネルの
自重で自然に旋回・降下するように動き得る。
作用する力関係を説明するに、第1図aではパネル1aに
は自重Wが下方に働き、約1/2Wの力がパネル1bの上端
にかかるが、先頭走行具9が傾斜レール部10にさしかか
り、パネル1a下端をさらに僅かに押し上げるだけで、該
パネル1aは自重Wの作用で傾斜レール部10を自然に降下
しようとする。第1図bにあってはパネル1aは自重によ
り垂下レール部8に納まるように動き、該パネル1aの動
きはパネル1bを引張り、パネル1bの下端である主走行具
3を持ち上げる力は非常に小さくてすむ。第1図cにお
けるパネル1bと1c及び第1図dにおけるパネル1cと1dの
関係もほぼ同じであって、各パネル1a、1b…は小さな押
し上げ力によって順次旋回して配列される。すなわち、
頂部に形成される水平レール部13を過ぎれば、パネルの
自重で自然に旋回・降下するように動き得る。
第2図はパネル1及びパネル1に取着されている主走行
具3、副走行具4、更にパネルレール11の具体例であっ
て、該主走行具3はパネル1両サイドの下端に取着さ
れ、パネル端から幾分突出して設けられている。副走行
具4はパネル1両サイドの上端に取着され、更にパネル
両サイドには下端部から上端に向けてパネルレール11が
形成されていて、上記副走行具4が係合している。
具3、副走行具4、更にパネルレール11の具体例であっ
て、該主走行具3はパネル1両サイドの下端に取着さ
れ、パネル端から幾分突出して設けられている。副走行
具4はパネル1両サイドの上端に取着され、更にパネル
両サイドには下端部から上端に向けてパネルレール11が
形成されていて、上記副走行具4が係合している。
第3図は第2図のA部拡大図であって、副走行具4はパ
ネルレール11の継手部12に位置していて、パネル1が収
納ケース5に収納される際には、パネルレール11に沿っ
て移動する。又第2図に示したパネル1は嵌め込み材14
を嵌着自在としたパネル形式であるが、本発明の要旨と
するところではなく、該嵌め込み材14の嵌着は自由であ
る。
ネルレール11の継手部12に位置していて、パネル1が収
納ケース5に収納される際には、パネルレール11に沿っ
て移動する。又第2図に示したパネル1は嵌め込み材14
を嵌着自在としたパネル形式であるが、本発明の要旨と
するところではなく、該嵌め込み材14の嵌着は自由であ
る。
以上述べたように、本発明に係るパネルシャッター装置
は、パネル両サイド下端にはローラ等の主走行具を、上
端には副走行具を取着し、下端部から上端にかけてパネ
ルレールを形成し、該パネルレールに上記副走行具を移
動自在に係合させて、複数枚の各パネルを互いに連結
し、そして、該パネルを収納ケース内で逆U字状に湾曲
したガイドレールに沿って移動させ、旋回・収納するも
ので、次のような効果を得ることができる。
は、パネル両サイド下端にはローラ等の主走行具を、上
端には副走行具を取着し、下端部から上端にかけてパネ
ルレールを形成し、該パネルレールに上記副走行具を移
動自在に係合させて、複数枚の各パネルを互いに連結
し、そして、該パネルを収納ケース内で逆U字状に湾曲
したガイドレールに沿って移動させ、旋回・収納するも
ので、次のような効果を得ることができる。
(効果) (1)本発明に係るパネルシャッターは各パネル端が蝶
番継手のごとく枢支・連結されておらず、収納に際して
は互いに同一方向を向いて配列された状態を呈すため、
各パネル間の隙間はなく、非常にコンパクトに収納可能
である。
番継手のごとく枢支・連結されておらず、収納に際して
は互いに同一方向を向いて配列された状態を呈すため、
各パネル間の隙間はなく、非常にコンパクトに収納可能
である。
(2)又パネルの収納に際しては収納ケース内でガイド
レールを逆U字状に湾曲させていて、該ガイドレールに
沿ってパネルが旋回して逆転運動し、そして、該パネル
の旋回はパネル自体の自重を利用してなされるため、小
さな押し上げ力にて間口を開口することができ、手動開
閉操作を可能とすし、電動式であっても小型モータで十
分となる。
レールを逆U字状に湾曲させていて、該ガイドレールに
沿ってパネルが旋回して逆転運動し、そして、該パネル
の旋回はパネル自体の自重を利用してなされるため、小
さな押し上げ力にて間口を開口することができ、手動開
閉操作を可能とすし、電動式であっても小型モータで十
分となる。
(3)更に上記パネルの旋回は主走行具を逆U字状に湾
曲したガイドレールに、一方副走行具を上方パネルのパ
ネルレールに沿って移動させるもので、リンク機構を用
いておらず、あくまで走行具とガイドレール及びパネル
レールの組み合わせ機構で構成されているため、パネル
の旋回運動が連続して行なわれ、開閉操作に安定性があ
り、リンク機構を用いていないため該機構は簡単であ
り、ひいてはパネルシャッターの耐久性を向上させる。
曲したガイドレールに、一方副走行具を上方パネルのパ
ネルレールに沿って移動させるもので、リンク機構を用
いておらず、あくまで走行具とガイドレール及びパネル
レールの組み合わせ機構で構成されているため、パネル
の旋回運動が連続して行なわれ、開閉操作に安定性があ
り、リンク機構を用いていないため該機構は簡単であ
り、ひいてはパネルシャッターの耐久性を向上させる。
(4)リンク機構を用いることなく、レールと走行具と
の組み合わせによって、各パネルを逆方向に旋回して収
納する本発明のパネルシャッターは、機構が至って簡素
化されているため、コスト的にも安く、施工工数は低
く、更にメンテナンスも容易である。
の組み合わせによって、各パネルを逆方向に旋回して収
納する本発明のパネルシャッターは、機構が至って簡素
化されているため、コスト的にも安く、施工工数は低
く、更にメンテナンスも容易である。
第1図a〜eは本発明のパネルシャッターのパネル収納
時の運動を、第2図はパネルの具体例で、第3図は第2
図A部拡大図をそれぞれ示している。 1……パネル、2……ガイドレール 3……主走行具、4……副走行具 5……収納ケース、6……湾曲レール部 7……垂直レール部、8……垂下レール部 9……先頭走行具、10……傾斜レール部 11……パネルレール、12……継手部 13……水平レール部
時の運動を、第2図はパネルの具体例で、第3図は第2
図A部拡大図をそれぞれ示している。 1……パネル、2……ガイドレール 3……主走行具、4……副走行具 5……収納ケース、6……湾曲レール部 7……垂直レール部、8……垂下レール部 9……先頭走行具、10……傾斜レール部 11……パネルレール、12……継手部 13……水平レール部
Claims (1)
- 【請求項1】複数枚のパネルから成るパネルシャッター
の最下部側端に連結された巻き取りロープ等を収納ケー
ス内に軸着した巻き取りドラムで巻き上げ、また、巻き
戻しすることで間口を開閉するパネルシャッターにおい
て、上記収納ケース内では間口両側に設けたガイドレー
ルの形状を概略逆U字状とし、それぞれのパネル下端継
手部から上端方向にパネルレールをパネル両サイドに形
成し、また、パネル両サイドの下端にはガイドレールを
走行する主走行具を、上端には継手部からパネルレール
に沿って移動する副走行具をそれぞれ設け、各パネルの
主走行具及び副走行具を上記ガイドレール及びパネルレ
ールに沿って移動させ、収納ケース内ではパネル上端を
下方に向けて配列することを特徴とするパネルシャッタ
ー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15052888A JPH0681874B2 (ja) | 1988-06-18 | 1988-06-18 | パネルシャッター装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15052888A JPH0681874B2 (ja) | 1988-06-18 | 1988-06-18 | パネルシャッター装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01318682A JPH01318682A (ja) | 1989-12-25 |
JPH0681874B2 true JPH0681874B2 (ja) | 1994-10-19 |
Family
ID=15498844
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15052888A Expired - Fee Related JPH0681874B2 (ja) | 1988-06-18 | 1988-06-18 | パネルシャッター装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0681874B2 (ja) |
-
1988
- 1988-06-18 JP JP15052888A patent/JPH0681874B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01318682A (ja) | 1989-12-25 |
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