JPH0741834Y2 - パネルシャッター装置 - Google Patents

パネルシャッター装置

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Publication number
JPH0741834Y2
JPH0741834Y2 JP19303387U JP19303387U JPH0741834Y2 JP H0741834 Y2 JPH0741834 Y2 JP H0741834Y2 JP 19303387 U JP19303387 U JP 19303387U JP 19303387 U JP19303387 U JP 19303387U JP H0741834 Y2 JPH0741834 Y2 JP H0741834Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
sub
groove
storage case
shutter
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP19303387U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0196991U (ja
Inventor
正樹 橋本
茂樹 蟻塚
Original Assignee
東工シャッター株式会社
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Filing date
Publication date
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
  • Combinations Of Kitchen Furniture (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はパネルシャッターに関するものである。
(従来技術) 従来から多用されているスラット式シャッターは開閉時
の巻き上げ・下げに伴う騒音もさることながら通気や採
光が難しく、視覚的効果を狙う店舗ではディスプレイ効
果が無に等しい。よって都市の活性化やファッション化
に伴ない、機能、安全性に加え店舗外装における視覚的
機能が重要視される近年では、上記スラット式シャッタ
ーには大きな問題が残されている。又該スラット式シャ
ッターのうち天井部に格納するオーバーヘッドドアの場
合は開閉時の騒音が少なく、開閉操作も軽いというメリ
ットがあるものの、スラット式シャッターに比較し、天
井収納部に十分なスペースを要すため、その使用範囲は
一部倉庫に限られている。
上記スラット式シャッターに比較し、パネルシャッター
は各パネルのピッチを300mm前後に設定し、各パネルを
継手部を介して配列されたもので、嵌め込み材の選定に
伴なうパネルの多様化によって意匠の向上が図られ、店
舗の視覚機能向上に適したシャッターといえる。しかし
従来のパネルシャッターは収納に係る問題から電動シャ
ッターがほとんどであり、手動によるパネルシャッター
は少ないが、上記パネルピッチを変えてパネルを巻き取
る方式や、折り畳み式のパネルシャッターは既に良く知
られている(実公昭57-34313号、実公昭58-26296号)。
ところが、この種のパネルシャッターではパネル収納形
態により、収納ケースのサイズが大きくなり易いという
欠点がある。そこで、これらパネルシャッターの欠点を
軽減する目的からパネルを単体と考え、各パネルを相互
に同一平面上に置かれた位置及び相互に平行に立て並べ
た位置間で変移可能に連結するリンク機構と、各パネル
に形成された係合部と係合した時に、このパネル体をガ
イドレールに沿って移動させる駆動機構とから成る電動
式パネルシャッターが開発され、製品化もされている
(実開昭56-14163号、実開昭62-59284号)。したがっ
て、この種の電動式パネルシャッターによれば、パネル
ピッチも一定であり、収納ケースのサイズも従来の電動
或いは手動式に比較し縮小されるが、変位可能に連結さ
れたリンク機構を用いているため、これらのリンク機構
の特性により手動による開閉が困難である。
(本考案の目的) このように、従来のパネルシャッターには収納に関し上
記のごとき問題が残されている訳であり、本考案はこれ
ら問題点の解決を目的として開発されたもので、店舗や
オフィスビルディングのような視覚的効果を要す場所に
適し、しかも開閉操作が手動により楽に出き得るパネル
シャッターを提供するものである。
(本考案の構成) 本考案に係るパネルシャッターは上記問題点の解決を図
るため、次の特徴をもって構成されている。すなわち、
該パネルシャッターの基本的形態は、各パネルが継手部
を介して連結され、一定間隔をもって垂直に配設された
ガイドレールに沿って上・下動可能に案内されて開口部
を開閉し、上部には収納ケースが配置されているもので
あるが該収納ケース内での重ね合わせはリンク機構を採
用してはいない。該収納ケース内でのガイドレールは各
パネルを順次重ね合わせて収納するため水平に若しくは
傾斜して配設されており、そして、各パネルの両端下端
部には主走行具が回動自在に軸支され、主走行具は上記
ガイドレールの溝内に収まり走行可能な状態にあり、一
方、パネルの両端上端部にはサブ走行具が同じく回動自
在に軸支され、該サブ走行具はパネル下端部に形成され
た継手部に係合している。したがって、該継手部にサブ
走行具が係合した状態にて互いに各パネルが連結される
訳であるが、収納ケース内で重ね合わせる場合には、該
サブ走行具がパネルに沿って移動出来るように該継手部
には竪框が連続して形成され、竪框の溝へサブ走行具が
導かれるよう構成されている。又シャッターの最下部側
端には巻取りロープ等を連結し、該ロープは収納ケース
内の巻取りドラムに巻き掛けられ、手動により開閉可能
としている。
以下、本考案に係るパネルシャッターの実施例を図面に
基づいて詳細に説明する。
(実施例) 第1図は本考案のパネルシャッターの外観全体を示す具
体例であって、同図において1はパネル、2はガイドレ
ール、3は主走行具の1形態としての主ローラ、4は収
納ケース、5は巻取りドラム、6はワイヤーをそれぞれ
示している。該パネルシャッターの基本形態はこのよう
に各パネル1、1…が互いに連結されていて、両端には
主ローラ3が取着され、該主ローラ3、3…がガイドレ
ール2に案内されて上・下動することで開閉操作を行な
うもので、開く際には重くないように楽に押し上げ得る
ため、最下端に連結したワイヤー6によって一部その重
量を支持している。すなわち、該ワイヤー6は巻取りド
ラム5に巻き取られ、該巻取りドラム5にはバネ力がス
プリング7によって付勢されている。よって最下端のパ
ネル1を手に取って持ち上げれば、上記スプリング7の
バネ力の助けを借りて、各パネル1、1はガイドレール
2に沿って上昇することになるが、各パネル1、1は上
昇して上部の収納ケース4内に収まることになり、該収
納ケース4内では上記ガイドレール2は湾曲して水平状
態に配置され、収納ケース4内に収まった各パネル1、
1はガイドレール2に吊り下げられた状態にて重ね合わ
される。
第2図はパネル1、1が収納ケース4内に収められてい
る状態を表わしているもので、その断面をもって示して
いる。このようにパネル1両端に取着された主ローラ3
は、常にガイドレール2に拘束された状態にあり、ガイ
ドレール2に沿って移動し、又ガイドレール2に吊り下
がっている。同図から明らかなように、各パネル1には
上記主ローラ3の他にサブ走行具としてのサブローラ8
が取着され、継手部9に係合しており、収納ケース4内
では、該サブローラ8は継手部9に連続した溝で形成し
た竪框14に拘束されている。該継手部9は主ローラ3が
取着されている側に設けられ、サブローラ8が係合し得
る溝11を持った湾曲部材であって、第3図、第4図、第
5図にサブローラ8の動きを表わしている。勿論、上記
継手部9の形態は湾曲部材に限るものではない。
第3図は隣り合うパネル1a、1bが直線状態にある場合
で、この場合には継手部9の溝11にサブローラ8が係合
して吊り下げられ、一種の吊り金具としての役目を成し
ている。直線状態になっている場合、パネル1の上・下
辺を形成する上辺框13と下辺框12の接合面が互いに嵌合
して安定し、主ローラ3は下辺框12に、一方サブローラ
8は上辺框13にそれぞれ取着されている。
第4図は上方に位置するパネル1aが収納段階において約
60度傾いた状態であって、下方のパネル1bはなお垂直を
成して吊り下がっている場合であり、すなわち、上方の
パネル1aがガイドレール2の湾曲部にさしかかった場合
で、サブローラ8は継手部9の溝11に沿って移動した位
置にあり、下方のパネル1bが吊り下がっている。
第5図は下方のパネル1bも多少傾いて、継手部9の溝11
を更に移動した状態であって、サブローラ8は継手部9
の溝11から竪框14の溝15へと移って行く。第2図におい
て、パネル1aとパネル1bの連結は第4図に示す状態であ
って、パネル1bが更に押し上げられて多少傾斜した状態
が第5図である。但し、パネル1c、1d…は水平に配置さ
れたガイドレール2に吊り下がった状態にあり、この状
態ではサブローラ8は竪框14の溝15に拘束されている。
ところで、最下端のパネル1を押し上げて収納ケース4
内に重ね合わせて吊り下げられる過程を説明すると、第
2図において、湾曲したガイドレール2にまたがって約
60度傾斜しているパネル1aは、その左端はサブローラ8
により支えられているが、右端は自重によって継手部9
の溝11から竪框14の溝15へと移動しようとする。したが
って、パネル1bを押し上げれば、押し上げ距離に応じ
て、パネル1aの右端は必然的に自重でもって降下するこ
とになり、順に重ね合わされて行く。
第6図は竪框14の溝15にサブローラ8が拘束された状態
で重ね合わされている様子を示している。パネル1、1
…の両端には溝15を形成した竪框14、14を形成している
が、図2に示すごとく、下方のパネル1a、1bはこの竪框
14、14を持っていない。すなわち、サブローラ8が継手
部9の溝11から外れることがないためである。
一方第7図は収納ケース4内に収納されたパネル1、1
の他の収納形態を示しているもので、該実施例では各パ
ネル1、1…をガイドレール2に吊り下げ状態で収納せ
ず、上・下方向に階段状に積み重ねている。勿論、該各
パネル1には前記実施例と同様、ガイドローラ3及びサ
ブローラ8を取着し、又継手部9を有し、収納された同
図に示す状態では、上記主ローラ3はガイドレール2
に、サブローラ8は竪框14の溝15に拘束されている。
以上述べたように、本考案に係るパネルシャッター構造
は、各パネルの上・下辺框の両端にサブ走行具及び主走
行具を取着し、下辺部には継手部9を設けて、継手部9
の溝11にはサブ走行具を係合させて互いに各パネルを連
結し、又収納時には各パネルが重なり合って収納するた
めに、上記継手部9の溝11と連通した溝15を有す竪框14
をパネル両端辺に形成したもので、次のような効果を得
ることができる。
(効果) (1)本考案に係るパネルシャッター構造は、各パネル
にサブ走行具を取着し、該サブ走行具が継手部に係合し
て連結し、又収納する際には、該継手部の溝と連通する
竪框の溝へ導かれて互いに重なり合うもので、リンク機
構を用いておらず、該収納操作が至って楽であり、巻取
りドラムにスプリングのバネ力を付勢しただけで、手動
による開閉操作を容易に行ない得る。特に収納ケース内
でガイドレールを水平に配設した場合、各パネルの自重
により至って簡単に重ねられ、収納され得る。
(2)又このように各パネルが重ねられて収納されるた
め、収納ケースは非常にコンパクト化される。
【図面の簡単な説明】
第1図はパネルシャッターの外観図を、第2図は収納ケ
ース内に各パネルが積み重なり合って収納されている状
態を、第3図〜第5図は各パネルの継手部の状態で、第
3図は隣り合うパネルが直線状態にある場合を、第4図
は上方のパネルが傾斜した場合、第5図は下方のパネル
が竪框に向いて多少移動した場合、第6図は竪框の溝に
サブローラが拘束されている場合の断面図を、更に第7
図は収納ケース内での各パネルの他の収納形態をそれぞ
れ示している。 1……パネル、2……ガイドレール 3……ガイドローラ、4……収納ケース 5……巻取りドラム、6……ワイヤー 7……スプリング、8……サブローラ 9……継手部、11、15……溝 12……下辺框、13……上辺框 14……竪框

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】パネルシャッターの最下部側端に連結され
    た巻き取りローブ等を、収納ケース内に軸着した巻き取
    りドラムで巻き上げすることにより、開口部を開閉する
    パネルシャッターにおいて、各パネルの下辺框の両端及
    び最上段パネルの上辺框の両端には、ガイドレールを走
    行する主走行具を軸支し、上辺框の両端にはサブ走行具
    を軸支し、下辺両端には継手部を取着して該継手部の溝
    に隣接パネルの上記サブ走行具を係合させ、該継手部の
    溝と連通する溝を有す竪框をパネル両端に形成し、該竪
    框の溝へサブ走行具を誘導可能として各パネルを重ね合
    わせて収納することを特徴とするパネルシャッター装
    置。
  2. 【請求項2】上記ガイドレールを収納ケース内で湾曲さ
    せて略水平状態に配置し、水平部の先端を更に下方へ屈
    曲し、また下方のパネル1a、1bには上記溝を有す竪框を
    形成しない実用新案登録請求の範囲第1項記載のパネル
    シャッター装置。
  3. 【請求項3】上記ガイドレールを収納ケース内で一定角
    度で傾斜させ、先端部に水平部をもたせ、最下端のパネ
    ルには竪框を形成しない実用新案登録請求の範囲第1項
    記載のパネルシャッター装置。
JP19303387U 1987-12-19 1987-12-19 パネルシャッター装置 Expired - Lifetime JPH0741834Y2 (ja)

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JP19303387U JPH0741834Y2 (ja) 1987-12-19 1987-12-19 パネルシャッター装置

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JPH0196991U JPH0196991U (ja) 1989-06-28
JPH0741834Y2 true JPH0741834Y2 (ja) 1995-09-27

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JP19303387U Expired - Lifetime JPH0741834Y2 (ja) 1987-12-19 1987-12-19 パネルシャッター装置

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