JPH0681857B2 - 壁用パネル - Google Patents
壁用パネルInfo
- Publication number
- JPH0681857B2 JPH0681857B2 JP1227967A JP22796789A JPH0681857B2 JP H0681857 B2 JPH0681857 B2 JP H0681857B2 JP 1227967 A JP1227967 A JP 1227967A JP 22796789 A JP22796789 A JP 22796789A JP H0681857 B2 JPH0681857 B2 JP H0681857B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall panel
- panel
- columns
- steel
- tongue
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Panels For Use In Building Construction (AREA)
Description
主として組立ハウスの内外装壁用パネルに関するもので
ある。
ある。
上記のような組立ハウスに使用する壁用パネル形状の従
来例としては、実公昭61−18096号等にみられる。これ
らは、例えばサイズが900×1800mmで、内部がウレタン
２次発泡樹脂からなり、表裏表面に0.5mm厚以上の鋼板
が用いられていた。そして、主に縦長で使用されてい
た。
来例としては、実公昭61−18096号等にみられる。これ
らは、例えばサイズが900×1800mmで、内部がウレタン
２次発泡樹脂からなり、表裏表面に0.5mm厚以上の鋼板
が用いられていた。そして、主に縦長で使用されてい
た。
このような従来の壁用パネルにおいては、施工後時間経
過と共にウレタン樹脂層と鋼板層の間が剥離したり、膨
れ易いという難点があった。この場合、パネル１枚が15
〜20kgと高重量物で表面に薄い鋼板が使用できない難点
があった。したがって、製造時はもちろんのこと、運搬
時や施工時の取扱いも困難であり、作業が重労働となっ
ていた。
過と共にウレタン樹脂層と鋼板層の間が剥離したり、膨
れ易いという難点があった。この場合、パネル１枚が15
〜20kgと高重量物で表面に薄い鋼板が使用できない難点
があった。したがって、製造時はもちろんのこと、運搬
時や施工時の取扱いも困難であり、作業が重労働となっ
ていた。
本発明者は上記課題を、リップ付チャンネル鋼又はリッ
プ付Ｈ形鋼を柱に用いて、これら柱間に横長のパネルを
上下に接合する形態であって、独立気泡発泡樹脂成形板
のコア層（１）と、表面処理鋼板のスキン層（２）と、
長手方向の上縁部を凸縁に下縁部を凹縁にした上下縁部
をさね継ぎ（３）とした壁用パネルを開発して解決した
のである。
プ付Ｈ形鋼を柱に用いて、これら柱間に横長のパネルを
上下に接合する形態であって、独立気泡発泡樹脂成形板
のコア層（１）と、表面処理鋼板のスキン層（２）と、
長手方向の上縁部を凸縁に下縁部を凹縁にした上下縁部
をさね継ぎ（３）とした壁用パネルを開発して解決した
のである。
このような構造の本発明の壁用パネルは、独立気泡発泡
樹脂成形板のコア層（１）と、表面処理鋼板のスキン層
（２）とが直接発泡成形時に接着されるのではなく、予
め独立気泡発泡成形板として形成されているものの表裏
表面へ表面処理鋼板が紙とか不織布を介して又はそれら
が無い状態で接着される。そこで、施工後内部破壊を起
こすこともなく、接着剥離も生じない。このことにより
膨れることもない。鋼板も従来の0.5mm以下の0.27〜0.3
mmと薄いものでよく全体が軽量となる。 上下縁部をさね継ぎ（３）としたことにより、柱間の横
長のパネルを上下に接合する形態で壁面を形成できる。
樹脂成形板のコア層（１）と、表面処理鋼板のスキン層
（２）とが直接発泡成形時に接着されるのではなく、予
め独立気泡発泡成形板として形成されているものの表裏
表面へ表面処理鋼板が紙とか不織布を介して又はそれら
が無い状態で接着される。そこで、施工後内部破壊を起
こすこともなく、接着剥離も生じない。このことにより
膨れることもない。鋼板も従来の0.5mm以下の0.27〜0.3
mmと薄いものでよく全体が軽量となる。 上下縁部をさね継ぎ（３）としたことにより、柱間の横
長のパネルを上下に接合する形態で壁面を形成できる。
以下実施例によって本発明を更に詳細に説明する。 第1,2図は本発明の実施例の壁用パネルを示しており、
第１図は断面図、第２図は使用状態を示す斜視図であ
る。 この壁用パネルは柱間に横長のパネル体を上縁にさね
（3a）が形成され、下縁には前記さね（3a）の嵌合溝
（3b）が設けられている。このようにさね継ぎ（３）に
よって上下に接合する形態である。さね（3a）とかその
嵌合溝（3b）の形成はスキン層（２）の表面処理鋼板の
成形により造られる。内部のコア層（１）はポリエチレ
ンやポリスチレン等の独立気泡発泡樹脂成形板である。
この例ではポリスチレンフォームが用いられている。コ
ア層（１）に対して二枚の表面処理鋼板がもなか合わせ
にスキン層（２）として貼り合わされている。接着に際
して、鋼板の接着面側は接着性を良好にするために化成
処理皮膜をして塗装により表面処理が行われ、これと独
立気泡発泡樹脂成形板との間には、紙を介在させること
により合成樹脂接着剤を含浸させると、強固な接着状態
が得られる。 第２図に使用状態を示した。支柱（7a）と隣りの支柱
（7b）との間隔は本発明の壁用パネルの全長程度であ
り、２つの壁が直角で接する角部には直角２方向へ開口
したチャンネル鋼支柱（7a）が設けられ、また、同一方
向の壁面の継手を兼ねてＨ形鋼支柱（7b）が設けられて
いる。これらの支柱はベース鋼材（６）から起立して設
けられている。壁用パネルのさね（3a）を上にして多数
枚のパネルを次々と積んで壁面を形成するのである。 パネルの幅は例えば、200〜600mm程度が好ましい。パネ
ル面に凹凸条を設けたりすることは、適宜変更実施しう
る。
第１図は断面図、第２図は使用状態を示す斜視図であ
る。 この壁用パネルは柱間に横長のパネル体を上縁にさね
（3a）が形成され、下縁には前記さね（3a）の嵌合溝
（3b）が設けられている。このようにさね継ぎ（３）に
よって上下に接合する形態である。さね（3a）とかその
嵌合溝（3b）の形成はスキン層（２）の表面処理鋼板の
成形により造られる。内部のコア層（１）はポリエチレ
ンやポリスチレン等の独立気泡発泡樹脂成形板である。
この例ではポリスチレンフォームが用いられている。コ
ア層（１）に対して二枚の表面処理鋼板がもなか合わせ
にスキン層（２）として貼り合わされている。接着に際
して、鋼板の接着面側は接着性を良好にするために化成
処理皮膜をして塗装により表面処理が行われ、これと独
立気泡発泡樹脂成形板との間には、紙を介在させること
により合成樹脂接着剤を含浸させると、強固な接着状態
が得られる。 第２図に使用状態を示した。支柱（7a）と隣りの支柱
（7b）との間隔は本発明の壁用パネルの全長程度であ
り、２つの壁が直角で接する角部には直角２方向へ開口
したチャンネル鋼支柱（7a）が設けられ、また、同一方
向の壁面の継手を兼ねてＨ形鋼支柱（7b）が設けられて
いる。これらの支柱はベース鋼材（６）から起立して設
けられている。壁用パネルのさね（3a）を上にして多数
枚のパネルを次々と積んで壁面を形成するのである。 パネルの幅は例えば、200〜600mm程度が好ましい。パネ
ル面に凹凸条を設けたりすることは、適宜変更実施しう
る。
本発明の壁用パネルは以上のような構造であるから、パ
ネル１枚の重量が3.7kg、鋼板の厚さは0.27mmと非常に
薄くて軽量な状態で製造できるようになった。そこで、
それを用いた施工も容易となり、デザイン的にも優れ、
パネルの色を変えることもできる。パネルが小型、軽量
であるから破損し難く、材料の部分的交換も可能とな
る。以上、壁用パネルとして説明してきたが、平面的に
施工すれば天井用パネルにもなる。そのため分解再利用
率が上り飯場等仮設往宅用パネルとして好適なものとな
っている。
ネル１枚の重量が3.7kg、鋼板の厚さは0.27mmと非常に
薄くて軽量な状態で製造できるようになった。そこで、
それを用いた施工も容易となり、デザイン的にも優れ、
パネルの色を変えることもできる。パネルが小型、軽量
であるから破損し難く、材料の部分的交換も可能とな
る。以上、壁用パネルとして説明してきたが、平面的に
施工すれば天井用パネルにもなる。そのため分解再利用
率が上り飯場等仮設往宅用パネルとして好適なものとな
っている。
第１図は本発明壁用パネルの断面図、第２図は使用状態
を示す斜視図である。 （１）……独立気泡発泡樹脂成形板のコア層 （２）……表面処理鋼板のスキン層 （３）……さね継ぎ
を示す斜視図である。 （１）……独立気泡発泡樹脂成形板のコア層 （２）……表面処理鋼板のスキン層 （３）……さね継ぎ
Claims (1)
- 【請求項１】リップ付チャンネル鋼又はリップ付Ｈ形鋼
を柱に用いて、これら柱間に横長のパネルを上下に接合
する形態であって、独立気泡発泡樹脂成形板のコア層
（１）と、表面処理鋼板のスキン層（２）と、長手方向
の上縁部を凸縁に下縁部を凹縁にした上下縁部をさね継
ぎ（３）としてなる壁用パネル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1227967A JPH0681857B2 (ja) | 1989-09-02 | 1989-09-02 | 壁用パネル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1227967A JPH0681857B2 (ja) | 1989-09-02 | 1989-09-02 | 壁用パネル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0390772A JPH0390772A (ja) | 1991-04-16 |
| JPH0681857B2 true JPH0681857B2 (ja) | 1994-10-19 |
Family
ID=16869065
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1227967A Expired - Lifetime JPH0681857B2 (ja) | 1989-09-02 | 1989-09-02 | 壁用パネル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0681857B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN114108888A (zh) * | 2021-10-31 | 2022-03-01 | 上元天骄实业有限公司 | 一种节能环保钢结构墙体 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58897Y2 (ja) * | 1977-09-02 | 1983-01-08 | 三菱電機株式会社 | 消弧装置 |
| JPS55123331U (ja) * | 1979-02-24 | 1980-09-02 |
-
1989
- 1989-09-02 JP JP1227967A patent/JPH0681857B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0390772A (ja) | 1991-04-16 |
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Legal Events
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