JPS6136677Y2 - - Google Patents

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JPS6136677Y2
JPS6136677Y2 JP14520280U JP14520280U JPS6136677Y2 JP S6136677 Y2 JPS6136677 Y2 JP S6136677Y2 JP 14520280 U JP14520280 U JP 14520280U JP 14520280 U JP14520280 U JP 14520280U JP S6136677 Y2 JPS6136677 Y2 JP S6136677Y2
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JP
Japan
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paper
plastic sheet
plastic
plate
bonded
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JP14520280U
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JPS5768020U (ja
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Landscapes

  • Panels For Use In Building Construction (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、板状複合部材、殊に天井材、内壁材
等の建築材料として最適に使用し得る全く新規な
板状複合部材を提供するものである。
以下図面を参照して本考案の好適な一実施例に
ついて詳述する。
第1図および第2図において、本考案よる板状
複合部材は、プラスチツクシート1と例えば図示
するようなハニカム部材の如き多数個の空間部が
仕切られて表面に開口する紙部材2とを、該プラ
スチツクシートに結合されるプラスチツクフイル
ム3と該紙部材に結合される薄紙4とからなるラ
ミネート部材5を介して結合して作られている。
このように作られた板状複合部材において、特
に注目すべきことはプラスチツクシート1と紙部
材2との結合の仕方である。
すなわち、プラスチツクシート1を熱溶着によ
り紙部材2に貼り合せて板状複合部材を製作する
場合において、両者ともある程度の厚さをもつて
いると、かなりの高温にしなければならないため
かかる熱溶着作業が難しくて、製作現場における
作業効率が悪く、大量生産には不適当なものとな
る。
しかるに、本考案によれば、前述したように、
プラスチツクシート1をプラスチツクフイルム3
と薄紙4とからなるラミネート部材5を介して紙
部材2に結合するものであるから、その製作にあ
たつてはプラスチツクシート1にラミネート部材
5をそのプラスチツクフイルム3を介して熱溶着
により貼り合せ、その後ラミネート部材5の薄紙
4を紙部材2に酢ビ系の接着剤により貼り合せて
作ることができ、この場合プラスチツクシート1
とラミネート部材5のプラスチツクフイルム3と
の熱溶着はプラスチツク同志の熱溶着であるので
それほど高温にする必要はなく簡単に行うことが
でき、したがつて大量生産に適するものである。
また、プラスチツクシートを紙部材に貼り合わ
せるにあたり、かかる紙部材が図面に例示した如
くハニカム部材の場合には、多数個の空間部が仕
切られて開口しているのでその開口表面のプラス
チツクシートとの結合面が非常に小さいことか
ら、プラスチツクシートを直接熱溶着又は接着剤
により結合することが難しく、またたとえ結合で
きたとしてもあまり強固でないのでプラスチツク
シートがかかる紙部材より容易に剥がれやすいも
のである。
しかるに、本考案によれば、前述したように、
ハニカム部材の如き多数個の空間部が仕切られて
表面に開口している紙部材2にプラスチツクシー
ト1をプラスチツクフイルム好適にはこのシート
と同一のプラスチツク材料のフイルム3と薄紙4
とからなるラミネート部材5を介して結合してい
るので、これらプラスチツクシートと紙部材との
結合がきわめて強固であり、プラスチツクシート
がかかる紙部材から剥がれることは全くなく、し
かもその結合も簡単になしうるものである。
そして、このような板状複合部材は、安価に作
られるとともに軽量であり、しかもその基材とな
る紙部材がハニカム部材の如き多数個の空間部を
有しているものであるのでその開口表面がプラス
チツクシートによりカバーされてきわめて優れた
防音性を有するとともに、緩衝性、防熱性等をも
有し、したがつて天井材、内壁材等の建築材料と
して最適に使用できる。
この場合、好適には、紙部材の他方の表面にも
プラスチツクシートをプラスチツクフイルムと薄
紙とからなるラミネート部材を介して同様に結合
することもでき、このように紙部材の両面をプラ
スチツクシートによりカバーすることにより一層
最適な板状複合部材が得られ、このような板対複
合部材はドア材等に使用することもできる。
また、このような板状複合部材を天井材等とし
て実際に使用する場合には、プラスチツクシート
の表面に化粧紙を覆つて装飾を施すと良い。
更に、プラスチツクシートは厚手の単層のもの
でも良いが、より最適には、図示するように、多
数個の独立する空気封入室6を有するプラスチツ
ク製中芯7の両面にそれぞれプラスチツクライナ
製ライナ8,9を溶着してなる積層中空板を用い
ると、この中空板自体が優れた緩衝性、防音性等
を有するので、一層最適な板状複合部材が得られ
る。この場合、これら空気封入室6は円形に限ら
ずだ円形など他の形状にすることもでき、また複
数個づつ連通しているものであつても良い。
更に他に、紙部材は図示したようなハニカム部
材に限らず多数個の空間部が仕切られて表面に開
口するような構造のものであれば良く、このよう
な構造のものとしては他の段ボールの中芯の如く
波形の紙部材又は段ボールを格子状に組立てた紙
部材等がある。
以上述べた如く、本考案によれば産業上きわめ
て有益な板状複合部材が提供れる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案による板状複合部材の一例を示
し、第1図は分解図および第2図は断面図であ
る。 1……プラスチツクシート、2……紙部材、3
……プラスチツクフイルム、4……薄紙、5……
ラミネート部材、6……空気封入室、7……中
芯、8,9……ライナ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. プラスチツクシートと多数個の空間部が仕切ら
    れて表面に開口している紙部材とを、該プラスチ
    ツクシートに結合されるプラスチツクフイルムと
    該紙部材に結合される薄紙とからなるラミネート
    部材を介して結合してなることを特徴とする板状
    複合部材。
JP14520280U 1980-10-14 1980-10-14 Expired JPS6136677Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14520280U JPS6136677Y2 (ja) 1980-10-14 1980-10-14

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14520280U JPS6136677Y2 (ja) 1980-10-14 1980-10-14

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Publication Number Publication Date
JPS5768020U JPS5768020U (ja) 1982-04-23
JPS6136677Y2 true JPS6136677Y2 (ja) 1986-10-24

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ID=29504862

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JP14520280U Expired JPS6136677Y2 (ja) 1980-10-14 1980-10-14

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2563923B2 (ja) * 1987-04-17 1996-12-18 川崎重工業株式会社 真空断熱二重殻タンクの粒状断熱材充填方法
JPH10711A (ja) * 1996-06-17 1998-01-06 Daiken Trade & Ind Co Ltd 木質系フラッシュパネル用芯材

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Publication number Publication date
JPS5768020U (ja) 1982-04-23

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