JPH0681739A - 車輌用エンジンのレゾネータ装置 - Google Patents
車輌用エンジンのレゾネータ装置Info
- Publication number
- JPH0681739A JPH0681739A JP25743592A JP25743592A JPH0681739A JP H0681739 A JPH0681739 A JP H0681739A JP 25743592 A JP25743592 A JP 25743592A JP 25743592 A JP25743592 A JP 25743592A JP H0681739 A JPH0681739 A JP H0681739A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resonator
- intake
- timing belt
- engine
- belt cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B67/00—Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for
- F02B67/04—Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for of mechanically-driven auxiliary apparatus
- F02B67/06—Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for of mechanically-driven auxiliary apparatus driven by means of chains, belts, or like endless members
Landscapes
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
- Characterised By The Charging Evacuation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 車輌用エンジンに用いられるレゾネータに高
い剛性を与えるとともに、吸気音低減効果を高めるもの
である。 【構成】 タイミングベルトカバー2にレゾネータ室4
を一体に形成し、このレゾネータ室4をエンジン1の吸
気管6に連通させたものである。レゾネータ室4がタイ
ミングベルトカバー2に一体に形成されたことにより、
剛性が著しく高まるので吸気による共振がなくなり、吸
気音の低減が良好に行なわれることになる。
い剛性を与えるとともに、吸気音低減効果を高めるもの
である。 【構成】 タイミングベルトカバー2にレゾネータ室4
を一体に形成し、このレゾネータ室4をエンジン1の吸
気管6に連通させたものである。レゾネータ室4がタイ
ミングベルトカバー2に一体に形成されたことにより、
剛性が著しく高まるので吸気による共振がなくなり、吸
気音の低減が良好に行なわれることになる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車あるいは自動二
輪車等に搭載されるエンジンに実施することができる、
車輌用エンジンのレゾネータ装置に関するものである。
輪車等に搭載されるエンジンに実施することができる、
車輌用エンジンのレゾネータ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】エンジンは、外気を吸入して燃料油と混
合し、この混合気体をシリンダ内の燃焼室内で爆発させ
て得られる熱エネルギーを機械エネルギーとして利用す
るものである。このため、作動中は連続して外気を吸入
するので、吸気音が発生することになる。そこで吸気系
に適当容積の室を接続することにより、気体の貯留を図
り、吸気音を減少させるとともに出力特性の向上を図る
ことが行なわれる。このための室を吸気レゾネータ(以
下、レゾネータという)といい、エンジンルーム内のエ
ンジン本体等に固定して用いられる(取付例として実開
平2-31372 号公報等参照)。
合し、この混合気体をシリンダ内の燃焼室内で爆発させ
て得られる熱エネルギーを機械エネルギーとして利用す
るものである。このため、作動中は連続して外気を吸入
するので、吸気音が発生することになる。そこで吸気系
に適当容積の室を接続することにより、気体の貯留を図
り、吸気音を減少させるとともに出力特性の向上を図る
ことが行なわれる。このための室を吸気レゾネータ(以
下、レゾネータという)といい、エンジンルーム内のエ
ンジン本体等に固定して用いられる(取付例として実開
平2-31372 号公報等参照)。
【0003】レゾネータは、自動車の場合、エンジン本
体に固定するほかエンジンルーム内のどこに配設しても
よいが、吸気系から離れてしまってはレイアウト上好ま
しいものとはいえないことになる(レゾネータをエンジ
ンの近傍に取付けた例として実開平2-31372 号公報等参
照)。また、吸気音の発生周波数帯により必要な容積も
異なってくることから、現在の四輪の自動車において
は、大きさの異なるものを少なくとも2個設けており、
エンジンルーム内の限られたところに取付けている。そ
してその形状は、多種多様のものとなっている。
体に固定するほかエンジンルーム内のどこに配設しても
よいが、吸気系から離れてしまってはレイアウト上好ま
しいものとはいえないことになる(レゾネータをエンジ
ンの近傍に取付けた例として実開平2-31372 号公報等参
照)。また、吸気音の発生周波数帯により必要な容積も
異なってくることから、現在の四輪の自動車において
は、大きさの異なるものを少なくとも2個設けており、
エンジンルーム内の限られたところに取付けている。そ
してその形状は、多種多様のものとなっている。
【0004】従来採用されているレゾネータを2個設け
たものでは、そのうちの1個をエアクリーナに入る直前
の吸気管に接続し、もう1個をエアクリーナのノーズ部
に接続した吸気管の大気中への開口部直後のところに接
続するのが普通である。2個のうち吸気管の大気中への
開口部直後のところに接続するものは、たとえばフロン
トフェンダの内部等、適当なところを利用することにな
る。
たものでは、そのうちの1個をエアクリーナに入る直前
の吸気管に接続し、もう1個をエアクリーナのノーズ部
に接続した吸気管の大気中への開口部直後のところに接
続するのが普通である。2個のうち吸気管の大気中への
開口部直後のところに接続するものは、たとえばフロン
トフェンダの内部等、適当なところを利用することにな
る。
【0005】レゾネータを製作するに当たっては、これ
を取付ける場所によりその形状が決まってしまうことが
多いが、吸気音の低減効果を優先して形状を決めると、
これをエンジンルーム内の限られたスペースに納めると
きレイアウト上の苦労をすることがある。一方、レゾネ
ータ本来の吸気音低減効果に優れたものを製作するに
は、その肉厚をある程度厚くし、剛性も上げたものとす
る必要がある。そして他の補機と関わりなく単独部品と
して製作するときには、これを取付けるための取付ステ
ィや取付ビス等の部品が必要となって、部品点数が増加
してしまうことになる問題がある。
を取付ける場所によりその形状が決まってしまうことが
多いが、吸気音の低減効果を優先して形状を決めると、
これをエンジンルーム内の限られたスペースに納めると
きレイアウト上の苦労をすることがある。一方、レゾネ
ータ本来の吸気音低減効果に優れたものを製作するに
は、その肉厚をある程度厚くし、剛性も上げたものとす
る必要がある。そして他の補機と関わりなく単独部品と
して製作するときには、これを取付けるための取付ステ
ィや取付ビス等の部品が必要となって、部品点数が増加
してしまうことになる問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこの点に鑑み
て成されたものであり、特にエアクリーナに入る直前の
吸気管に接続するものについてその構造に改良を加え、
剛性を高めて吸気音低減効果を高めることができる構造
を提供しようとするものである。
て成されたものであり、特にエアクリーナに入る直前の
吸気管に接続するものについてその構造に改良を加え、
剛性を高めて吸気音低減効果を高めることができる構造
を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するための手段として、クランクシャフトプーリとカ
ムシャフトプーリとをタイミングベルトで連係し、該タ
イミングベルトをタイミングベルトカバーで覆った車輌
において、前記タイミングベルトカバーにレゾネータ室
を一体に形成し、該レゾネータ室をエンジンの吸気通路
に連通させた構成としたものである。
決するための手段として、クランクシャフトプーリとカ
ムシャフトプーリとをタイミングベルトで連係し、該タ
イミングベルトをタイミングベルトカバーで覆った車輌
において、前記タイミングベルトカバーにレゾネータ室
を一体に形成し、該レゾネータ室をエンジンの吸気通路
に連通させた構成としたものである。
【0008】
【作用】このような構成とすれば、レゾネータ室はタイ
ミングベルトカバーに一体に形成されることにより、そ
の剛性が著しく高められることになる。したがって吸気
による共振がなくなることから、吸気音の低減が良好に
行なわれることになる。
ミングベルトカバーに一体に形成されることにより、そ
の剛性が著しく高められることになる。したがって吸気
による共振がなくなることから、吸気音の低減が良好に
行なわれることになる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし図4に
ついて説明する。図1において1はエンジンであり、2
はその前端部に設けられ、孔2aからクランクシャフトを
突出させるタイミングベルトカバーである。タイミング
ベルトカバー2は、周知のようにクランクシャフトプー
リとカムシャフトプーリとを連係したタイミングベルト
(これらの図示は省略する)を覆うものである。
ついて説明する。図1において1はエンジンであり、2
はその前端部に設けられ、孔2aからクランクシャフトを
突出させるタイミングベルトカバーである。タイミング
ベルトカバー2は、周知のようにクランクシャフトプー
リとカムシャフトプーリとを連係したタイミングベルト
(これらの図示は省略する)を覆うものである。
【0010】タイミングベルトカバー2の上部には、次
に説明するレゾネータ部3が突設して一体に設けられて
おり、このレゾネータ部3の内部に形成されるレゾネー
タ室4が、パイプ5により吸気管6に連通させてある。
吸気管6は右端部分が図示しない右方に設けられたエア
クリーナのノーズ部に接続されており、左端は大気中に
開口する開口部7となっている。8は後述するビスであ
る。
に説明するレゾネータ部3が突設して一体に設けられて
おり、このレゾネータ部3の内部に形成されるレゾネー
タ室4が、パイプ5により吸気管6に連通させてある。
吸気管6は右端部分が図示しない右方に設けられたエア
クリーナのノーズ部に接続されており、左端は大気中に
開口する開口部7となっている。8は後述するビスであ
る。
【0011】レゾネータ部3はタイミングベルトカバー
2の上部を突出させて一体に形成されており、この突出
した部分の内側に、ゴムシール9とロアプレート10とが
重ね合わせて、ビス8で取付けられ、タイミングベルト
カバー2の内部とレゾネータ室4との画成を行なってい
る。図3はこの部分の詳細を拡大して示すものであり、
図4はタイミングベルトカバー2を内側から見たところ
を示すものである。
2の上部を突出させて一体に形成されており、この突出
した部分の内側に、ゴムシール9とロアプレート10とが
重ね合わせて、ビス8で取付けられ、タイミングベルト
カバー2の内部とレゾネータ室4との画成を行なってい
る。図3はこの部分の詳細を拡大して示すものであり、
図4はタイミングベルトカバー2を内側から見たところ
を示すものである。
【0012】このように構成されたこの車輌用エンジン
のレゾネータ装置は、レゾネータ本来の基本的な機能に
おいては、従来のものと変わるところがない。すなわち
吸気管6に接続されたパイプ5から吸気の出入を行なっ
て吸気音の低減を図ることになる。吸気の出入を行なう
ときレゾネータ部3の壁部に圧力変化が加わることにな
るが、レゾネータ部3はタイミングベルトカバー2の上
部を突出させて一体に形成されているので充分な剛性が
確保されるので、吸気音の有効な低減ができることにな
る。レゾネータ室4を画成するのに、ゴムシール9を介
装したことにより、ロアプレート10の密着性が良くな
り、レゾネータ室4を確実に画成して、吸気音を確実に
低減させることができる。
のレゾネータ装置は、レゾネータ本来の基本的な機能に
おいては、従来のものと変わるところがない。すなわち
吸気管6に接続されたパイプ5から吸気の出入を行なっ
て吸気音の低減を図ることになる。吸気の出入を行なう
ときレゾネータ部3の壁部に圧力変化が加わることにな
るが、レゾネータ部3はタイミングベルトカバー2の上
部を突出させて一体に形成されているので充分な剛性が
確保されるので、吸気音の有効な低減ができることにな
る。レゾネータ室4を画成するのに、ゴムシール9を介
装したことにより、ロアプレート10の密着性が良くな
り、レゾネータ室4を確実に画成して、吸気音を確実に
低減させることができる。
【0013】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
た車輌用エンジンのレゾネータ装置であるから、吸気音
の低減を図ることができると共に、剛性が高まったこと
によって車内こもり音も防ぐことができることになるの
で、快適性が向上する。タイミングベルトカバーと一体
に形成することにより、エンジンルーム内の限られたス
ペースに納めるときに有利になる。さらに部品点数も少
なくて済むので、取付作業ならびにコストの面で有利に
なる。
た車輌用エンジンのレゾネータ装置であるから、吸気音
の低減を図ることができると共に、剛性が高まったこと
によって車内こもり音も防ぐことができることになるの
で、快適性が向上する。タイミングベルトカバーと一体
に形成することにより、エンジンルーム内の限られたス
ペースに納めるときに有利になる。さらに部品点数も少
なくて済むので、取付作業ならびにコストの面で有利に
なる。
【図1】本発明の一実施例の全体を示す斜視図である。
【図2】図1のうちの要部を拡大して示した断面図であ
る。
る。
【図3】図2のうちの一部の詳細を示す断面図である。
【図4】図2のものを内側見た背面図である。
1 エンジン 2 レゾネータ部 3 タイミングベルトカバー 4 レゾネータ室 5 パイプ 6 吸気管 8 ビス 9 ゴムシート 10 ロアプレート
Claims (1)
- 【請求項1】 クランクシャフトプーリとカムシャフト
プーリとをタイミングベルトで連係し、該タイミングベ
ルトをタイミングベルトカバーで覆った車輌において、
前記タイミングベルトカバーにレゾネータ室を一体に形
成し、該レゾネータ室をエンジンの吸気通路に連通させ
たことを特徴とする車輌用エンジンのレゾネータ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25743592A JPH0681739A (ja) | 1992-09-01 | 1992-09-01 | 車輌用エンジンのレゾネータ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25743592A JPH0681739A (ja) | 1992-09-01 | 1992-09-01 | 車輌用エンジンのレゾネータ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0681739A true JPH0681739A (ja) | 1994-03-22 |
Family
ID=17306322
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25743592A Pending JPH0681739A (ja) | 1992-09-01 | 1992-09-01 | 車輌用エンジンのレゾネータ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0681739A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7628132B2 (en) * | 2004-12-20 | 2009-12-08 | Renault S.A.S. | Air intake duct arrangement for an internal combustion engine |
JP2010144588A (ja) * | 2008-12-17 | 2010-07-01 | Toyota Motor Corp | エンジンのチェーンカバー一体式エアクリーナ |
-
1992
- 1992-09-01 JP JP25743592A patent/JPH0681739A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7628132B2 (en) * | 2004-12-20 | 2009-12-08 | Renault S.A.S. | Air intake duct arrangement for an internal combustion engine |
JP2010144588A (ja) * | 2008-12-17 | 2010-07-01 | Toyota Motor Corp | エンジンのチェーンカバー一体式エアクリーナ |
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