JPH11336538A - リードバルブの取付け構造 - Google Patents
リードバルブの取付け構造Info
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- JPH11336538A JPH11336538A JP14726598A JP14726598A JPH11336538A JP H11336538 A JPH11336538 A JP H11336538A JP 14726598 A JP14726598 A JP 14726598A JP 14726598 A JP14726598 A JP 14726598A JP H11336538 A JPH11336538 A JP H11336538A
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Abstract
約もなく、エンジン音が小さいアイドリング時にリード
バルブの発する衝撃音が聴感騒音として認識されること
がないリードバルブの取付け構造を提供する。 【解決手段】 仕切板24に設けた開口部31を覆って
一端側が固定され他端側が開閉可能に取付けられたリー
ドバルブであって、エンジンの吸気系又は排気系に装着
されるリードバルブの取付け構造において、リードバル
ブの閉動作時、仕切板24との衝突により発生する衝撃
音を減少させる吸音手段を設けた。
Description
付け構造に関し、特に、リードバルブの閉動作時発生す
る衝撃音を減少させる吸音手段を設けたリードバルブの
取付け構造に関するものである。
いて、排気ガス中の未燃HCを燃焼させて排気ガス浄化
を図るため、及びマフラ内に設けられた触媒を活性化さ
せるために、エンジンの排気系に二次空気を導入するた
めの二次空気供給系が備わっている。この二次空気供給
系の系路上に排気脈動で開閉するリードバルブが設けら
れる。
する仕切板に設けた開口部を覆って、一端側が固定され
他端側が開閉可能に取付けられている。矩形状の薄い金
属板からなるリードバルブは、開口部周縁を漏れなく覆
うのに必要十分な大きさに形成され、開閉可動部の面積
が開口部の面積の1.3倍程度に形成されている。ま
た、バルブ閉時リードバルブが当接する仕切板の開口部
周縁には、当接の際の衝撃を和らげてリードバルブの割
れ等を防止するために、弾性部材からなるバルブ受けが
装着されている。このバルブ受けの厚みは、最大でもリ
ードバルブの厚み(約0.15〜0.2mm)の10倍
に満たない厚み(例えば1.3mm程度)に形成されて
いるが、リードバルブ保護のためにはこの厚みで十分そ
の目的を達成することができる。
合、エンジンの吸気時にリードバルブが開いて空気が導
入され、吸気後自然にリードバルブが閉じるが、排気系
に設けられた場合、エンジン爆発による排気脈動の負圧
時にリードバルブが開いて空気が導入され、続く次の爆
発によりバルブが閉じられる。即ち、吸気系において、
リードバルブはバルブ自身の復帰力により閉じるのに対
し、排気系においては、爆発で発生する排気圧力により
強制的に閉じられる。
バルブが開くのは、爆発と同時に行われる排気後の一瞬
の負圧時であり、続く次の爆発による排気圧力で叩き付
けられるようにリードバルブが閉じられる。このため、
リードバルブは開口部を形成する仕切板に勢いよく衝突
し、大きな衝撃音を発生する。また、4サイクルエンジ
ンにあっては、アイドリング時には、例えばエアカット
バルブにより二次空気が導入されずリードバルブが作動
しないが、2サイクルエンジンにあっては、アイドリン
グ時にもリードバルブが作動して二次空気が導入され続
ける。
次空気導入用のリードバルブを設けた場合、リードバル
ブの発する衝撃音が、走行音を伴わない即ちエンジン音
が小さいアイドリング時にも聴感騒音として認識されて
しまうため、この衝撃音を聞えなくする要望があった。
ブの設置場所周辺に吸音材を装着して衝撃音を吸収する
方法や、リードバルブを車両の奥まった場所に配置して
衝撃音が外部に聞え難くする方法等が検討されていた。
を用いる場合、連続して発生する衝撃音に対処するのは
容易ではなく、充分な効果を得るためにはコストアップ
が避けられず、また、高密度に集約された自動二輪車等
のエンジンレイアウト構造にあっては、レイアウト上の
制約から車両の奥まった位置にリードバルブを配置する
ことも困難である。
で、コストアップすることなくまた配置場所の制約もな
く、エンジン音が小さいアイドリング時にリードバルブ
の発する衝撃音が聴感騒音として認識されることがない
リードバルブの取付け構造の提供を目的とする。
め、本発明においては、仕切板に設けた開口部を覆って
一端側が固定され他端側が開閉可能に取付けられたリー
ドバルブであって、エンジンの吸気系又は排気系に装着
されるリードバルブの取付け構造において、前記リード
バルブの閉動作時、前記仕切板との衝突により発生する
衝撃音を減少させる吸音手段を設けたことを特徴とする
リードバルブの取付け構造を提供する。
時、開口部を覆って仕切板に設けられたリードバルブは
吸音手段を介して仕切板と衝突する。これにより、リー
ドバルブと仕切板が衝突する際に発生する衝撃音は、吸
音手段により減少し、エンジン音が小さいアイドリング
時にリードバルブの発する衝撃音が聴感騒音として認識
されることがない。
前記吸音手段は、前記開口部周縁に設置され、前記リー
ドバルブとの当接部分が前記リードバルブの厚みの10
倍以上の厚みを有する弾性部材からなることを特徴とし
ている。
バルブシート(仕切板)の開口部周縁は、弾性部材の持
つ衝撃吸収作用が十分に機能して排気圧力による衝撃を
確実に吸収することができる。これにより、リードバル
ブがバルブシートに衝突する際の衝撃音は弱く小さくな
り、この衝撃音を、エンジン音が小さいアイドリング時
に聴感騒音として認識され難くすることができる。
記吸音手段は、前記開口部の面積の1.5倍以上の面積
を有するリードバルブ自体からなることを特徴としてい
る。この構成により、強制的に閉じられるリードバルブ
は、開口部に向かう際に押し退ける空気量が従来に比べ
て増大し、その増大した分の空気量が抵抗となってリー
ドバルブの閉じる勢いが減少する。これにより、仕切板
にリードバルブが衝突する際の衝撃音は弱く小さくな
り、この衝撃音を、エンジン音が小さいアイドリング時
に聴感騒音として認識され難くすることができる。
吸音手段は、比重4以上の部材からなる前記仕切板のリ
ードバルブ取付け部であることを特徴としている。
ルブ取付け部に衝突する際の衝撃音は、リードバルブ取
付け部の重量が重いと揺れ難くなって振動の振幅が小さ
くなり伝達音が減少し、仕切板を介して周囲へと伝達さ
れ難くなる。これにより、リードバルブがリードバルブ
取付け部に衝突する際の衝撃音を、エンジン音が小さい
アイドリング時に聴感騒音として認識され難くすること
ができる。
は、前記リードバルブは、排気路に二次空気を導入する
二次空気供給路上に設置されたことを特徴としている。
する二次空気供給路上において、閉動作するリードバル
ブは吸音手段を介して仕切板と衝突する。これにより、
排気路に二次空気を導入する二次空気供給路上に設置さ
れたリードバルブと仕切板が衝突する際に発生する衝撃
音は、吸音手段により減少し、エンジン音が小さいアイ
ドリング時にリードバルブの発する衝撃音を、聴感騒音
として認識され難くすることができる。
明する。図1は、本発明の一実施例に係るリードバルブ
が装着された排気路の説明図である。図2は、図1のリ
ードバルブの取付け構造を示す断面図であり、図3は、
リードバルブの別の形状例を示す平面図である。
0の吸気経路には、キャブレター11が装着され、排気
経路である排気管12の途中には、導入路13を介して
AIS(二次空気導入)ユニット14が接続されてい
る。AISユニット14には、リードバルブ部14aと
エアクリーナ部14bとが一体化して設けられている。
キャブレター11は、エアクリーナ15からの清浄な空
気とガソリンとを混合して混合ガスを形成し、この混合
ガスをシリンダ16内に供給する。シリンダ16内に供
給された混合ガスは、ピストン17の上昇により圧縮さ
れて燃焼室18の点火プラグ19により点火され爆発
し、ピストン17を押し下げる。ピストン17の下降に
よりコンロッド20を介しクランクシャフト21が回転
する。このピストン17の下降時、混合ガスが燃焼室1
8に供給されると同時に爆発後の排気ガスが排気管12
へと送り出される。排気管12に送り出された排気ガス
は、排気管12後端の消音器22内で触媒(図示しな
い)により汚染物質が除去された後消音器22から排出
される。
は、平板状の仕切板24により内部空間が上下に二分割
された、例えばアルミニウム(Al)製のユニットケー
ス25を有している。このユニットケース25の下部空
間は、空気取入管26が接続されるとともにエアフィル
タ27が装着されてエアクリーナ部14bとなり、仕切
板24を含む上部空間は、空気送出管28が接続されて
リードバルブ部14aとなる。
体形状となるように、ほぼ矩形のリング状のゴム等の弾
性材料からなる緩衝部29を介してバルブシート(リー
ドバルブ取付け部)30が装着され、バルブシート30
の中央部には、リードバルブ部14aとエアクリーナ部
14bを連通させる例えば矩形状の開口部31が開けら
れている。このバルブシート30の上面側には、リード
バルブ32とこのリードバルブ32の上側に位置するリ
ードバルブストッパ33のそれぞれ一端側が、バルブシ
ート30に螺着したネジ34により固定されている。開
口部31に対応した形状に形成されて開口部31を覆う
リードバルブ32は、一端側を支点に他端側が上下に開
閉可能に取付けられ、リードバルブストッパ33は、他
端側が上方に向かってなだらかに曲げられている。この
リードバルブストッパ33により、リードバルブ32開
時の上方移動が規制される。
0.2mmの厚さの弾力性を有する金属製薄板からな
り、ネジ止めされた一端部側を除く上下可動部分がバル
ブシート30に開けられた開口部31の面積の1.5倍
以上の面積を有している。
的に閉じられるとき、リードバルブ32は開口部31を
形成する仕切板24に向かって勢いよく押し戻される
が、リードバルブ32は、上下可動部分が開口部31の
面積の1.5倍以上の面積を有しているため、開口部3
1に向かう際に上下可動部分が押し退ける空気量が従来
に比べて増大し、その増大した分の空気量が抵抗となっ
てリードバルブ32の閉じる勢いが減少することにな
る。閉じる勢いが減少すれば、仕切板24に装着したバ
ルブシート30にバルブ受け35を介してリードバルブ
32が衝突する際の衝撃音は弱く小さくなり、この衝撃
音がエンジン音が小さいアイドリング時に聴感騒音とし
て認識され難くなる。
の形状に合せて全体的に拡大してもよいし、あるいは図
3(A)に示すように、開放端部側の延長上に消音用拡
大部32aを形成したり、同図(B)に示すように、開
放端部の両側に消音用拡大部32aを形成してもよい。
の比重4以上の部材からなり、上面側のリードバルブ3
2が当接する部分には、例えばゴムシート等の弾性部材
からなるバルブ受け35が装着されている。バルブシー
ト30を形成する鉄は、仕切板24を形成するアルミニ
ウムに比べ、約3倍の重量比を有している。バルブ受け
35は、リードバルブ32との当接部分がリードバルブ
32の厚みの10倍以上の厚みを有し、バルブ受け35
に合わせてバルブシート30に形成した凹部に、例えば
焼き付けて取付けられている。
バルブ受け35は、リードバルブ32との当接部分がリ
ードバルブ32の厚みの10倍以上の厚みを有している
ため、弾性部材の持つ衝撃吸収作用が十分に機能して排
気圧力による衝撃を確実に吸収することができる。衝撃
を確実に吸収すれば、リードバルブ32がバルブシート
30に衝突する際の衝撃音は弱く小さくなり、この衝撃
音がエンジン音が小さいアイドリング時に聴感騒音とし
て認識され難くなる。
に衝突する際の衝撃音は、バルブシート30が例えば鉄
(Fe)等の比重4以上の部材からなるため急激に減少
し、仕切板24を介して周囲へと伝達され難くなる。即
ち、バルブ受け35を介してバルブシート30に伝えら
れた衝撃音は、バルブシート30が響くことによりバル
ブシート30を介在して更に周辺に伝達されるが、バル
ブシート30の重量が重いと揺れ難くなって振動の振幅
が小さくなり伝達音が減少する。衝撃音の伝達が減少す
れば、リードバルブ32がバルブシート30に衝突する
際の衝撃音が、エンジン音が小さいアイドリング時に聴
感騒音として認識され難くなる。
らなり、バルブシート30と仕切板24との間で振動等
が伝達し難くなるように、バルブシート30を仕切板2
4に対してフローティング状態に保持している。
た衝撃音は、バルブシート30と仕切板24との間に介
在しバルブシート30を仕切板24に対してフローティ
ング状態に保持している緩衝部29により十分に減衰し
た後、仕切板24を介して外部に伝達される。なお、こ
の緩衝部29が、その材質のために支持力が弱く、大き
く厚くすることに限界があって伝達阻止が不十分な場合
でも、前述のようにバルブシート30の重量を重くして
伝達音を減少させることができるので、衝撃音の周辺へ
の伝達を確実に減少させることができる。
を示す。ユニットケース25は、上部が開口しこの上部
開口面を塞ぐエアフィルタ27が装着されたケース本体
36と、エアフィルタ27を覆って上部開口を閉じるケ
ースキャップ37とからなり、ケースキャップ37の上
部には、仕切板24により上部空間が形成されている
((B)参照)。仕切板24は、2本のネジ38により
ケースキャップ37に取付けられ、ケースキャップ37
は、2本のネジ39によりケース本体36に取付けられ
る((A),(B)参照)。導入路13に接続する空気
送出管28は、リードバルブ32の他端側からリードバ
ルブ部14aとなる上部空間に連通し((A)参照)、
外気を取入れる空気取入管26は、ケース本体36の底
面近傍でエアクリーナ部14bとなる下部空間に連通し
ている。
造において、排気管12内は、エンジン爆発と同時に行
われる排気ガス排出後に一瞬の負圧状態となる。この
時、排気管12に接続された導入路13及び空気送出管
28を介してAISユニット14のリードバルブ32が
開き、空気取入管26から下部空間内に導入された外気
は、エアフィルタ27を通過し浄化された後に開口部3
1を通り空気送出管28から導入路13を経て、二次空
気として排気管12へと送り出される。
2には次の爆発で発生する排気が送り込まれて排気管1
2内は排気圧力による高圧状態になり、AISユニット
14のリードバルブ32は強制的に閉じられる。
開と高圧状態でのリードバルブ32の閉とが繰り返され
て、排気脈動状態となり、この排気脈動を利用して排気
管12に二次空気が導入される。リードバルブ32が開
いて排気管12に二次空気が導入されることにより、燃
焼室18内で燃焼されずに排気管12に排出された高温
度の未燃焼混合気が排気管12内で再燃焼し、空気中に
未燃焼ガスが排出されることがない。また、二次空気
は、消音器22に送られて消音器22内の触媒を活性化
し、触媒による汚染物質の除去を促進させる。
したリードバルブ32、厚みを従来より厚くしたバルブ
シート30、及び重量を従来より重くしたバルブシート
30は、それぞれリードバルブ32の衝撃音を減少させ
る吸音手段として機能し、それぞれ単独で用いることに
より、リードバルブ32の衝撃音をエンジン音が小さい
アイドリング時に聴感騒音として殆ど認識され難くする
ことができ、更に、それぞれを2種或いは全てを組合わ
せて用いることにより、衝撃音を聴感騒音として殆ど認
識されなくすることができる。その上、各構成において
は使用する部品点数が変らないので、部品点数増加及び
それに伴う組立工程数増加をもたらさずコストアップす
ることがなく、十分に衝撃音を減少させることができる
ので、リードバルブ32を備えたAISユニット14の
設置場所の制約もない。
付け構造は、2サイクルエンジン10の排気系に限ら
ず、吸気系の空気や混合気導入及び4サイクルエンジン
の二次空気導入に採用してもよく、エンジン以外の同様
のリードバルブを用いた空気等の導入機構に使用するこ
ともできる。
ドバルブ32が共に矩形状であったが、開口部31を例
えば円形にして開口部31の形状とリードバルブ32の
形状を変えたり、開口部31とリードバルブ32の相対
的な位置を変えることにより、開口部31に向かう際に
上下可動部分が押し退ける空気量を増大させることもで
きる。
ドバルブの取付け構造によれば、リードバルブの閉動作
時、開口部を覆って仕切板に設けられたリードバルブは
吸音手段を介して仕切板と衝突するので、リードバルブ
と仕切板が衝突する際に発生する衝撃音は、吸音手段に
より減少し、エンジン音が小さいアイドリング時にリー
ドバルブの発する衝撃音を聴感騒音として認識されない
ようにすることができる。
設置され、前記リードバルブとの当接部分が前記リード
バルブの厚みの10倍以上の厚みを有する弾性部材から
なる構成とすれば、リードバルブが衝突するバルブシー
トは、弾性部材の持つ衝撃吸収作用が十分に機能して排
気圧力による衝撃を確実に吸収することができるので、
リードバルブがバルブシートに衝突する際の衝撃音は弱
く小さくなり、この衝撃音を、エンジン音が小さいアイ
ドリング時に聴感騒音として認識され難くすることがで
きる。また、吸音材を用いて吸音処理する必要もなく部
品点数の増加もないので、コストアップすることがな
く、更に配置場所の制約もない。
の1.5倍以上の面積を有するリードバルブ自体からな
る構成とすれば、強制的に閉じられるリードバルブは、
開口部に向かう際に押し退ける空気量が従来に比べて増
大し、その増大した分の空気量が抵抗となってリードバ
ルブの閉じる勢いが減少するので、仕切板にリードバル
ブが衝突する際の衝撃音は弱く小さくなり、この衝撃音
を、エンジン音が小さいアイドリング時に聴感騒音とし
て認識され難くすることができる。また、吸音材を用い
て吸音処理する必要もなく部品点数の増加もないので、
コストアップすることがなく、更に配置場所の制約もな
い。
からなる前記仕切板のリードバルブ取付け部である構成
とすれば、リードバルブがリードバルブ取付け部に衝突
する際の衝撃音は、リードバルブ取付け部の重量が重い
と揺れ難くなって振動の振幅が小さくなり伝達音が減少
急激に減少し、仕切板を介して周囲へと伝達され難くな
るので、リードバルブがリードバルブ取付け部に衝突す
る際の衝撃音を、エンジン音が小さいアイドリング時に
聴感騒音として認識され難くすることができる。また、
吸音材を用いて吸音処理する必要もなく部品点数の増加
もないので、コストアップすることがなく、更に配置場
所の制約もない。
空気を導入する二次空気供給路上に設置された構成とす
れば、排気路に二次空気を導入する二次空気供給路上に
おいて、閉動作するリードバルブは吸音手段を介して仕
切板と衝突するので、排気路に二次空気を導入する二次
空気供給路上に設置されたリードバルブと仕切板が衝突
する際に発生する衝撃音は、吸音手段により減少し、エ
ンジン音が小さいアイドリング時にリードバルブの発す
る衝撃音を、聴感騒音として認識され難くすることがで
き低騒音の二次空気供給系が実現される。
された排気路の説明図。
図。
示し、(A)は平面図、(B)は(A)のB−B線に沿
う断面図。
2:排気管、13:導入路、14:AISユニット、1
4a:リードバルブ部、14b:エアクリーナ部、1
5:エアクリーナ、22:消音器、23:触媒、24:
仕切板、25:ユニットケース、26:空気取入管、2
7:エアフィルタ、28:空気送出管、29:緩衝部、
30:バルブシート、31:開口部、32:リードバル
ブ、32a:消音用拡大部、33:リードバルブストッ
パ、35:バルブ受け、36:ケース本体、37:ケー
スキャップ。
Claims (5)
- 【請求項1】仕切板に設けた開口部を覆って一端側が固
定され他端側が開閉可能に取付けられたリードバルブで
あって、エンジンの吸気系又は排気系に装着されるリー
ドバルブの取付け構造において、 前記リードバルブの閉動作時、前記仕切板との衝突によ
り発生する衝撃音を減少させる吸音手段を設けたことを
特徴とするリードバルブの取付け構造。 - 【請求項2】前記吸音手段は、前記開口部周縁に設置さ
れ、前記リードバルブとの当接部分が前記リードバルブ
の厚みの10倍以上の厚みを有する弾性部材からなるこ
とを特徴とする請求項1に記載のリードバルブの取付け
構造。 - 【請求項3】前記吸音手段は、前記開口部の面積の1.
5倍以上の面積を有するリードバルブ自体からなること
を特徴とする請求項1に記載のリードバルブの取付け構
造。 - 【請求項4】前記吸音手段は、比重4以上の部材からな
る前記仕切板のリードバルブ取付け部であることを特徴
とする請求項1に記載のリードバルブの取付け構造。 - 【請求項5】前記リードバルブは、排気路に二次空気を
導入する二次空気供給路上に設置されたことを特徴とす
る請求項1から4のいずれかに記載のリードバルブの取
付け構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14726598A JPH11336538A (ja) | 1998-05-28 | 1998-05-28 | リードバルブの取付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14726598A JPH11336538A (ja) | 1998-05-28 | 1998-05-28 | リードバルブの取付け構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11336538A true JPH11336538A (ja) | 1999-12-07 |
Family
ID=15426326
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14726598A Pending JPH11336538A (ja) | 1998-05-28 | 1998-05-28 | リードバルブの取付け構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11336538A (ja) |
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---|---|---|---|---|
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-
1998
- 1998-05-28 JP JP14726598A patent/JPH11336538A/ja active Pending
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