JPH0681606U - 濾材ユニット - Google Patents

濾材ユニット

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Publication number
JPH0681606U
JPH0681606U JP2221493U JP2221493U JPH0681606U JP H0681606 U JPH0681606 U JP H0681606U JP 2221493 U JP2221493 U JP 2221493U JP 2221493 U JP2221493 U JP 2221493U JP H0681606 U JPH0681606 U JP H0681606U
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JP
Japan
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filter medium
filter
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folded
shape
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Pending
Application number
JP2221493U
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English (en)
Inventor
耕二 小畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Vilene Co Ltd
Original Assignee
Japan Vilene Co Ltd
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Publication date
Application filed by Japan Vilene Co Ltd filed Critical Japan Vilene Co Ltd
Priority to JP2221493U priority Critical patent/JPH0681606U/ja
Publication of JPH0681606U publication Critical patent/JPH0681606U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 軽量であり、かつ濾材単独で取り扱うことが
でき、しかも廃棄が容易な濾材ユニットを提供するこ
と。 【構成】 折り加工された濾材12の天地部に、ホット
メルト樹脂をコーティングした不織布13が接合され、
かつ濾材12の上流側外郭にフレーム14が取り付けら
れていることを特徴とする濾材ユニット11。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、軽量であり、かつ濾材単独で取り扱うことができ、しかも廃棄が容 易な濾材ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】
従来、濾材は、運搬中や交換時の振動や衝撃から当該濾材を保護することを目 的として、フィルタ枠と接合一体化した形態(ユニット型フィルタという形態) で取り扱われていた。
【0003】 ところが、フィルタ枠には厚さが9mmの合板や厚さが1mmの鋼板が用いら れており、その重量は9〜20kgと重く、これを濾材に接合一体化した形態で 取り扱う場合には、交換作業や運搬作業に大変な労力と時間とを要していた。ま た、廃棄する際には鋼板などは燃えないためフィルタ枠と濾材とを分離して別々 に処分しなければならないという煩雑さがあった。また、この様な形態で取り扱 う場合、フィルタ枠の耐用年数はおよそ10年〜15年であるのにも拘らず、濾 材の使用限度が数カ月であることから、ユニット型フィルタの交換は濾材の使用 限度に合わせて行なわれており、十分に使用可能なフィルタ枠までも濾材と共に 廃棄しまうという大変に無駄な対応を取らざるを得なかった。
【0004】 本考案は、このような事情に鑑みなされたものであり、軽量であり、かつ濾材 単独で取り扱うことができ、しかも廃棄が容易な濾材ユニットを提供することを 目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1記載の考案は、折り加工された濾材の天地 部に、ホットメルト樹脂をコーティングした不織布が接合され、かつ前記濾材の 上流側外郭にフレームが取り付けられていることを特徴とする濾材ユニットをそ の要旨とした。
【0006】 請求項2記載の考案は、濾材がひだ折りされるとともにW状に折り加工されて いることを特徴とする濾材ユニットをその要旨とした。
【0007】
【作用】
請求項1記載の濾材ユニットにあっては、折り加工された濾材の天地部に接合 したホットメルト樹脂がコーティングされた不織布が、濾材の折り形状並びに立 体性を確実に保持し、交換時や運搬時の振動や衝撃によっても容易に濾材の形状 が崩れたり破損したりしないようになっている。
【0008】 また、濾材の上流側外郭に取り付けられたフレームが濾材の上流側を補強し、 当該濾材ユニットをフィルタ枠に装着する際の振動や衝撃、あるいは運転時の風 圧などの外力による濾材の上流側の変形を防止するようになっている。また、濾 材の上流側外郭に取り付けられたフレームを掴んで当該濾材ユニットの交換や運 搬ができるようになっている。更に、フレームはフィルタ枠と密着し、リークを 防止するようになっている。
【0009】 請求項2記載の濾材ユニットにあっては、濾材がひだ折りされるとともにW状 に折り加工されているので、濾材の表面積が増大し、より高い効率で塵埃の捕集 ができるようになっている。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の濾材ユニットを図面に示した一実施例に従って詳細に説明する 。図2、図3及び図4は濾材ユニットを示しており、図1は濾材ユニットをフィ ルタ枠内に装着しようとする状態を示したものである。
【0011】 本考案の濾材ユニット11は濾材12と濾材12の天地部12a、12bに接 合した不織布13と濾材12の上流側外郭に取り付けたフレーム14とからなる ものであり、この濾材ユニット11がフィルタ装置(図示しない)に固定した合 板製又は鋼板製のフィルタ枠21内に着脱自在に装着されるようになっている。
【0012】 濾材12は、従来より濾材として使用されている不織布や紙など折り加工後の 形状が容易に崩れない程度の保形性を持つものを素材とするものである。尚、濾 材12は1枚の不織布や紙からなるものに限らず、これらを複数枚積層して一体 化したものや、異なる種類の不織布や紙を積層したものなど、その構造は濾材の 大きさや折り形状、用途に応じて適宜決定するとよい。また、濾材にはエチレン −塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル樹脂、アクリル系樹脂などの樹 脂を含浸して折り加工後の形状の補強を計ることもできる。また、塵埃を静電気 力により捕集するためのエレクトレット加工を施してもよい。
【0013】 この濾材12は、図2に示すように、ひだ折り加工(一次折り加工)の後、更 にW状に折り加工(二次折り加工)されており、表面積の増大が計られたもので ある。尚、濾材の折り形状は任意であり、要求されるフィルタ機能の大きさや当 該フィルタ装置の規模に応じて、本実施例のようにひだ折りし、更にW状に折り 加工する他、ひだ折り加工のみであってもよいし、W状に折り加工したものであ ってもよい。
【0014】 不織布13は、ホットメルト樹脂をコーティングして剛性を持たせたものであ り、これが前記濾材12の天地部12a、12bに接合されることで、濾材12 の折り形状並びに立体性が確保され、交換時や運搬時の振動や衝撃によっても容 易に濾材の形状が崩れたり破損したりしないようになっている。尚、不織布13 としては、樹脂を含浸したり、複数枚の不織布を積層したり、あるいは不織布に 布や紙を積層したりして剛性を高めたものを用いることもでき、このような不織 布を用いた場合、濾材の折り形状の保持、立体性の保持という点でより優れたも のとすることができる。
【0015】 不織布13の濾材12への接合は、本実施例においては、不織布13を前記濾 材12の天地部12a、12bにコーティング側が接合面側となるように各々配 置し、この状態で加熱すると同時に濾材12の天地部12a、12b側から軽く 加圧して、不織布13表面のホットメルト樹脂を溶融させ、この溶融樹脂内に濾 材天地部12a、12bを入り込ませ、このままの状態でホットメルト樹脂を冷 却固化させるという方法で行った。このため、濾材12の天地部12a、12b と不織布13とは完全に一体化し、取り扱い時に不織布13が濾材12から剥が れてしまうことがない。尚、不織布の濾材への接合は不織布にコーティングした ホットメルト樹脂を利用したものに限らず、別の接着剤を不織布や濾材の天地部 に塗布して行ってもよい。
【0016】 フレーム14は、ABS樹脂、ポリプロピレン樹脂などの樹脂を濾材12の上 流側外郭形状に対応した四角状に成形した剛性枠である。このフレーム14を濾 材12の上流側外郭に取り付けることで、濾材12の上流側が補強され、当該濾 材ユニット11をフィルタ枠21に装着する際の振動や衝撃、あるいは運転時の 風圧など、外力による濾材12の上流側の変形が防止されるようになっている。
【0017】 また、濾材12の上流側外郭に取り付けられたフレーム14は、フィルタ枠2 1の端部と接触するように装着され、フィルタ装置内に治具を用いて固定される ことでフィルタ枠に押し付けられ、あるいは濾材の受ける風圧により、フィルタ 枠に押し付けられるので、フレーム14とフィルタ枠21とを特別な接合手段を 用いることなく密着させることができ、リークを防止できる。
【0018】 尚、フレームは四角状に成形したものに限らず、複数本のフレームを組み付け て四角状としたものであってもよい。また、フレーム14はプラスチック製のも のに限らず、不織布に樹脂を含浸して剛性を高めた素材を用い、これをフレーム 状に成形したものであってもよい。
【0019】
【考案の効果】
上記構成を備えたことにより、請求項1記載の濾材ユニットにあっては、折り 加工された濾材の天地部に、ホットメルト樹脂をコーティングした不織布が前記 ホットメルト樹脂を介して接合され、かつ前記濾材の上流側外郭にフレームが取 り付けられているので、従来の鋼板や合板からなるフィルタ枠と一体化されたユ ニット型フィルタに比べて、軽量であり、かつ濾材単独で取り扱うことができ、 交換作業や運搬作業に要する労力や時間を大幅に削減することができる。
【0020】 また、この濾材ユニットにあっては、フィルタ枠とは別に取り扱うことができ るので、廃棄の際にはフィルタ枠と分離するという手間がいらず、しかも従来の ユニット型フィルタのように濾材の交換の際に耐用年数の長いフィルタ枠までも 共に取り替えてしまうといった無駄な対応を取ることもない。
【0021】 請求項2記載の濾材ユニットにあっては、濾材がひだ折りされるとともにW状 に折り加工されているので、濾材の表面積が大きく、より高い効率で塵埃の捕集 ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の濾材ユニットをフィルタ枠内に装着し
ようとする状態を示した平面図。
【図2】本考案の濾材ユニットを示した平面図。
【図3】同じく正面図。
【図4】同じく側面図。
【符号の説明】
11・・・濾材ユニット 12・・・濾材 13・・・不織布 14・・・フレーム

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 折り加工された濾材の天地部に、ホット
    メルト樹脂をコーティングした不織布が接合され、かつ
    前記濾材の上流側外郭にフレームが取り付けられている
    ことを特徴とする濾材ユニット。
  2. 【請求項2】 濾材がひだ折りされるとともにW状に折
    り加工されていることを特徴とする請求項1記載の濾材
    ユニット。
JP2221493U 1993-04-27 1993-04-27 濾材ユニット Pending JPH0681606U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2221493U JPH0681606U (ja) 1993-04-27 1993-04-27 濾材ユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2221493U JPH0681606U (ja) 1993-04-27 1993-04-27 濾材ユニット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0681606U true JPH0681606U (ja) 1994-11-22

Family

ID=12076559

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2221493U Pending JPH0681606U (ja) 1993-04-27 1993-04-27 濾材ユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0681606U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08229313A (ja) * 1994-12-22 1996-09-10 Carl Freudenberg:Fa 不織布製フィルタエレメント及びその製造方法
JP2000015021A (ja) * 1998-06-30 2000-01-18 Matsushita Seiko Co Ltd フィルター

Cited By (2)

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