JPH0681440A - タイル固定装置の下地パネル - Google Patents
タイル固定装置の下地パネルInfo
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- JPH0681440A JPH0681440A JP26085192A JP26085192A JPH0681440A JP H0681440 A JPH0681440 A JP H0681440A JP 26085192 A JP26085192 A JP 26085192A JP 26085192 A JP26085192 A JP 26085192A JP H0681440 A JPH0681440 A JP H0681440A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- joint
- tile
- tiles
- base panel
- fixing device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Finishing Walls (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
[目的] 下地ベースとこれに固着したタイル間に空隙
が開いて,タイル間の目地材が空隙内に入り込むのを防
止する。 [構成] 下地パネル10の一対の係止フイン11にタ
イル20の係止条21をスナップイン的にすることによ
ってタイル20を下地パネル10に係止保持してある。
このとき係止フイン11の突出幅は係止条21の奥行幅
より長寸とするため,タイル20は係止フイン11の先
端側の偏位位置で係止保持され,結果下地パネル10と
タイル20間には空隙が生じる。このため下地パネル1
0の目地部位にはタイル20とともにこれを区画する一
対の目地受突条15を形成してあり,上位の目地受突条
15は下地パネル10の連結のための連結条13,14
により複合的に形成し,下位の目地受突条15は下地パ
ネル10に突設した水平リブ状一体の突条としてある。
これにより目地部位に対するモルタル等の目地材の空隙
内への入り込みが防止できる。
が開いて,タイル間の目地材が空隙内に入り込むのを防
止する。 [構成] 下地パネル10の一対の係止フイン11にタ
イル20の係止条21をスナップイン的にすることによ
ってタイル20を下地パネル10に係止保持してある。
このとき係止フイン11の突出幅は係止条21の奥行幅
より長寸とするため,タイル20は係止フイン11の先
端側の偏位位置で係止保持され,結果下地パネル10と
タイル20間には空隙が生じる。このため下地パネル1
0の目地部位にはタイル20とともにこれを区画する一
対の目地受突条15を形成してあり,上位の目地受突条
15は下地パネル10の連結のための連結条13,14
により複合的に形成し,下位の目地受突条15は下地パ
ネル10に突設した水平リブ状一体の突条としてある。
これにより目地部位に対するモルタル等の目地材の空隙
内への入り込みが防止できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はタイル固定装置の下地パ
ネルに関する。
ネルに関する。
【0002】
【従来の技術】この種タイル固定装置として,本出願人
によって特願平4−122584号が提案されている。
によって特願平4−122584号が提案されている。
【0003】これによれば,下地パネルに突設した係止
フインの突出幅を,タイルに突設した係止条の奥行幅に
対して相対的に長寸化し,タイルの係止保持を係止フイ
ンの先端側偏位位置においてスナップイン的に行うもの
とされ,これによって,係止フイン先端の揺動自在性及
び変形性を得て,寸法公差の大きいタイルの固定を簡易
且つ確実に行い得るものとされている。
フインの突出幅を,タイルに突設した係止条の奥行幅に
対して相対的に長寸化し,タイルの係止保持を係止フイ
ンの先端側偏位位置においてスナップイン的に行うもの
とされ,これによって,係止フイン先端の揺動自在性及
び変形性を得て,寸法公差の大きいタイルの固定を簡易
且つ確実に行い得るものとされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この場合,それ自体タ
イルの固定を行うに極めて適したものであるが,しかし
ながら,上記係止フインの突出幅を係止条の奥行幅に対
して長寸化し,タイルの係止保持を係止フインの先端側
偏位位置で行うために,タイルと下地パネル間には上記
突出幅と奥行幅との差に応じた空隙が形成されることに
なる。
イルの固定を行うに極めて適したものであるが,しかし
ながら,上記係止フインの突出幅を係止条の奥行幅に対
して長寸化し,タイルの係止保持を係止フインの先端側
偏位位置で行うために,タイルと下地パネル間には上記
突出幅と奥行幅との差に応じた空隙が形成されることに
なる。
【0005】このため,このようなタイル固定装置を用
いた上,タイル間に,例えばモルタル目地を形成しよう
とすると,目地材のモルタルは,係止フインに至るまで
空隙内に入り込むことになり,モルタルの使用量が増大
したり,乾燥までの間に同じく入り込みを招いて,目地
の補修を必要としたりするという目地形成上の問題点を
有していることが判明するに至った。
いた上,タイル間に,例えばモルタル目地を形成しよう
とすると,目地材のモルタルは,係止フインに至るまで
空隙内に入り込むことになり,モルタルの使用量が増大
したり,乾燥までの間に同じく入り込みを招いて,目地
の補修を必要としたりするという目地形成上の問題点を
有していることが判明するに至った。
【0006】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
で,その解決課題とする処は,このように下地パネルと
タイルとの空隙を生じることに起因する目地形成上の問
題点を解消したタイル固定装置の下地パネルを提供する
にある。
で,その解決課題とする処は,このように下地パネルと
タイルとの空隙を生じることに起因する目地形成上の問
題点を解消したタイル固定装置の下地パネルを提供する
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は,下地パネルに
突設した係止フインの突出幅を,タイルに突設した係止
条の奥行幅に対して相対的に長寸化し,タイルの係止保
持を係止フインの先端側偏位位置において行うようにし
てなるタイル固定装置において,上記下地パネルのタイ
ル間目地部位に,該タイル外周側の端面とともに下地パ
ネルとタイルとの空隙を閉塞するように目地受突条を突
設せしめてなることを特徴とするタイル固定装置の下地
パネル(請求項1),請求項1の目地受突条を,横張り
用のタイル間目地部位における下位側一方に突設せしめ
てなることを特徴とするタイル固定装置の下地パネル
(請求項2),請求項1の目地受突条を,タイル間目地
部位を所定幅に区画するように該目地部位に一対突設せ
しめてなることを特徴とするタイル固定装置の下地パネ
ル(請求項3)及び請求項1乃至3の目地受突条を,下
地パネルの連結状態における隣接下地パネルの連結条に
より複合的に形成せしめてなることを特徴とするタイル
固定装置の下地パネル(請求項4)に係り且つこれらを
それぞれ発明の要旨として上記課題解決の手段としたも
のである。
突設した係止フインの突出幅を,タイルに突設した係止
条の奥行幅に対して相対的に長寸化し,タイルの係止保
持を係止フインの先端側偏位位置において行うようにし
てなるタイル固定装置において,上記下地パネルのタイ
ル間目地部位に,該タイル外周側の端面とともに下地パ
ネルとタイルとの空隙を閉塞するように目地受突条を突
設せしめてなることを特徴とするタイル固定装置の下地
パネル(請求項1),請求項1の目地受突条を,横張り
用のタイル間目地部位における下位側一方に突設せしめ
てなることを特徴とするタイル固定装置の下地パネル
(請求項2),請求項1の目地受突条を,タイル間目地
部位を所定幅に区画するように該目地部位に一対突設せ
しめてなることを特徴とするタイル固定装置の下地パネ
ル(請求項3)及び請求項1乃至3の目地受突条を,下
地パネルの連結状態における隣接下地パネルの連結条に
より複合的に形成せしめてなることを特徴とするタイル
固定装置の下地パネル(請求項4)に係り且つこれらを
それぞれ発明の要旨として上記課題解決の手段としたも
のである。
【0008】
【実施例】以下実施例を示す図面に従って本発明を更に
具体的に説明すれば,図1乃至図3において10は下地
パネルであり,この下地パネル10は,例えば塩化ビニ
ールによる合成樹脂製にして,上下幅を77mm,肉厚を
1mm強とした長尺一体のタイル横張り用のものとして形
成してあり,胴縁や既設外壁の躯体30に面接固定する
裏面をフラットとする一方,表面には垂直乃至傾斜突出
状の先端係止部を有する一対の係止フイン11,これら
係止フイン11間の倒Y字状の接着剤受条12を備え,
且つ上端にはL字状の嵌入連結条13を,下端には下向
きし字状の被嵌連結条14を備えて構成したものとして
ある。
具体的に説明すれば,図1乃至図3において10は下地
パネルであり,この下地パネル10は,例えば塩化ビニ
ールによる合成樹脂製にして,上下幅を77mm,肉厚を
1mm強とした長尺一体のタイル横張り用のものとして形
成してあり,胴縁や既設外壁の躯体30に面接固定する
裏面をフラットとする一方,表面には垂直乃至傾斜突出
状の先端係止部を有する一対の係止フイン11,これら
係止フイン11間の倒Y字状の接着剤受条12を備え,
且つ上端にはL字状の嵌入連結条13を,下端には下向
きし字状の被嵌連結条14を備えて構成したものとして
ある。
【0009】この下地パネル10は,下位の下地パネル
10における上端嵌入連結条14に,上位の下地パネル
10における被嵌連結条13を被嵌させるとともに,上
記躯体30に対して釘止めすることにより,上方に向け
て順次連結固定してタイル20の張設面をなすものとし
てある。
10における上端嵌入連結条14に,上位の下地パネル
10における被嵌連結条13を被嵌させるとともに,上
記躯体30に対して釘止めすることにより,上方に向け
て順次連結固定してタイル20の張設面をなすものとし
てある。
【0010】タイル20は,上下一対の係止条21と中
央部の接着条22とを備えた断面E字状のものとして構
成せしめてある。
央部の接着条22とを備えた断面E字状のものとして構
成せしめてある。
【0011】タイル20の下地パネル10に対する固定
は,タイル10を上位の係止フイン11に引掛状にした
上,正面側から押し込むようにすることによって,タイ
ル20の係止条21を下地パネル10の係止フイン11
にスナップイン的に係止保持せしめて行うものとすると
ともに,タイル20の下位側係止条21の裏面を下地パ
ネル10の被嵌連結条14に面接させ,その位置決めを
行わしめるようにし,更に本例にあっては,接着剤受条
12に対して接着条22を長手方向全長に亘って接着
し,併せて上記下位側係止条21を被嵌連結条14に点
状部分的に接着することによって上記係止保持の安定
性,耐久性を確保するものとしてある。
は,タイル10を上位の係止フイン11に引掛状にした
上,正面側から押し込むようにすることによって,タイ
ル20の係止条21を下地パネル10の係止フイン11
にスナップイン的に係止保持せしめて行うものとすると
ともに,タイル20の下位側係止条21の裏面を下地パ
ネル10の被嵌連結条14に面接させ,その位置決めを
行わしめるようにし,更に本例にあっては,接着剤受条
12に対して接着条22を長手方向全長に亘って接着
し,併せて上記下位側係止条21を被嵌連結条14に点
状部分的に接着することによって上記係止保持の安定
性,耐久性を確保するものとしてある。
【0012】このとき上記下地パネル10に突設した係
止フイン11の突出幅と,タイル20に突設した係止条
21の奥行幅との寸法関係は,前者を後者に対して相対
的に長寸化し,タイル20の係止保持を係止フイン11
の先端側偏位位置において行うとともに,下地パネル1
0とタイル20間に空隙が形成されるようにしてある。
止フイン11の突出幅と,タイル20に突設した係止条
21の奥行幅との寸法関係は,前者を後者に対して相対
的に長寸化し,タイル20の係止保持を係止フイン11
の先端側偏位位置において行うとともに,下地パネル1
0とタイル20間に空隙が形成されるようにしてある。
【0013】本例において係止フイン11の突出幅は1
0mm,係止条21の奥行幅は6mmとなるように寸法設定
してあるので,空隙の設定寸法は4mm幅に形成されるに
至る。
0mm,係止条21の奥行幅は6mmとなるように寸法設定
してあるので,空隙の設定寸法は4mm幅に形成されるに
至る。
【0014】図中15は目地受突条であり,この目地受
突条15は下地パネル10のタイル20間目地部位に,
該タイル20外周側の端面とともに上記空隙を閉塞する
ように突設したものとしてある。
突条15は下地パネル10のタイル20間目地部位に,
該タイル20外周側の端面とともに上記空隙を閉塞する
ように突設したものとしてある。
【0015】本例にあって目地受突条15は,上記目地
部位においてこれを所定幅に区画するように一対突設し
てあり,また一対のうち一方,即ち該目地部位における
下位側にあっては,これを3.5mmの突出幅を有してタ
イル20の上面と略面一となる位置に水平リブ状一体の
ものとし,一対のうち他方,即ち該目地部位における下
位側にあっては,これを合計4mmの突出幅を有してタイ
ル20の下面と略面一となるように,下地パネル10の
連結固定状態における上下に隣接する下地パネルの上記
嵌入連結条13と被嵌連結条14の連結条により複合的
に形成せしめたものとしてある。
部位においてこれを所定幅に区画するように一対突設し
てあり,また一対のうち一方,即ち該目地部位における
下位側にあっては,これを3.5mmの突出幅を有してタ
イル20の上面と略面一となる位置に水平リブ状一体の
ものとし,一対のうち他方,即ち該目地部位における下
位側にあっては,これを合計4mmの突出幅を有してタイ
ル20の下面と略面一となるように,下地パネル10の
連結固定状態における上下に隣接する下地パネルの上記
嵌入連結条13と被嵌連結条14の連結条により複合的
に形成せしめたものとしてある。
【0016】従って下地パネル10とタイル20間に生
じる上記4mmの空隙は,タイル20の上下面とともにこ
れらの目地受突条15によって閉塞されて,区画された
目地部位を設置することになり,該目地部位においてモ
ルタル目地16を形成するために正面側から塗り込まれ
た目地材のモルタルは,この区画された目地部位に保持
された状態で乾燥するに至り,目地形成時及び乾燥中を
含めて上記空隙にモルタルが入り込むことを防止できる
ことになる。
じる上記4mmの空隙は,タイル20の上下面とともにこ
れらの目地受突条15によって閉塞されて,区画された
目地部位を設置することになり,該目地部位においてモ
ルタル目地16を形成するために正面側から塗り込まれ
た目地材のモルタルは,この区画された目地部位に保持
された状態で乾燥するに至り,目地形成時及び乾燥中を
含めて上記空隙にモルタルが入り込むことを防止できる
ことになる。
【0017】本例の下地パネル10は,上記モルタル目
地16を形成する目地形成用に用いる一方,このような
目地を形成しない目地非形成用としても共通に併用し得
るものとしてあり,このとき図3に示すようにタイル2
0の係止条21をそれぞれ傾斜延設した重合突条23を
形成し,この重合突条23間の空隙を目地として上記目
地部位を閉塞するようにするものとしてあり,このとき
上記下位側の目地受突条15はタイル20一方の重合突
条23の受条をなすように用いるものとしてある。
地16を形成する目地形成用に用いる一方,このような
目地を形成しない目地非形成用としても共通に併用し得
るものとしてあり,このとき図3に示すようにタイル2
0の係止条21をそれぞれ傾斜延設した重合突条23を
形成し,この重合突条23間の空隙を目地として上記目
地部位を閉塞するようにするものとしてあり,このとき
上記下位側の目地受突条15はタイル20一方の重合突
条23の受条をなすように用いるものとしてある。
【0018】図4は他の例を示すもので,本例にあって
下地パネル10は,2乃至多数対の係止フイン11を備
え,各対毎の係止フイン11間目地部位に各一対の,上
記水平リブ状一体の目地受突条15を配設した例であ
り,併せて下地パネル10の連結状態における隣接下地
パネル10間にはその上記と同じ連結条によって目地受
突条15を複合的に形成した例である。
下地パネル10は,2乃至多数対の係止フイン11を備
え,各対毎の係止フイン11間目地部位に各一対の,上
記水平リブ状一体の目地受突条15を配設した例であ
り,併せて下地パネル10の連結状態における隣接下地
パネル10間にはその上記と同じ連結条によって目地受
突条15を複合的に形成した例である。
【0019】本例にあっても図3と同じく重合突条23
を有するタイル20を併用することが可能とされるが,
その余は上記例と同じであるので同一符号を付して説明
を省略する。
を有するタイル20を併用することが可能とされるが,
その余は上記例と同じであるので同一符号を付して説明
を省略する。
【0020】図示した例は以上のとおりとしたが,空隙
に対する目地材のモルタルの入り込みは,特に下方への
落ち込みを防止することにより大幅に改善されることに
なるので,主にこの落ち込みを防止するように目地受突
条を,横張り用のタイル間目地部位における下位側一方
に突設するものとして本発明を実施することができる。
に対する目地材のモルタルの入り込みは,特に下方への
落ち込みを防止することにより大幅に改善されることに
なるので,主にこの落ち込みを防止するように目地受突
条を,横張り用のタイル間目地部位における下位側一方
に突設するものとして本発明を実施することができる。
【0021】また目地受突条は,タイル外周側の端面と
ともに下地パネルとタイルとの空隙を閉塞するものであ
れば,例えば外周側の端面の上方又は下方にこれと段差
状をなすように突設したものとしてもよく,もとより端
面を部分的に被覆状としたものとしてもよい。
ともに下地パネルとタイルとの空隙を閉塞するものであ
れば,例えば外周側の端面の上方又は下方にこれと段差
状をなすように突設したものとしてもよく,もとより端
面を部分的に被覆状としたものとしてもよい。
【0022】更に下地パネルの構成を特願平4−122
584号に準じて行い,またこれと同様に下地パネルを
アルミ製のものとして構成すること,上記目地部位と交
差する,例えば上記例における縦方向目地に帯状シール
状一連のクッション性目地材を併用すること,下地パネ
ルに目地受突条を設置するにつき,その連結条を併用す
るように連結条の一部を目地受突条とすること等を含め
て,本発明の実施に当って,下地パネル,係止フイン,
タイル,係止条,目地受突条の具体的材質,形状,構
造,寸法,数,これらの関係,これらに対する付加等は
上記発明の要旨に反しない限り様々に変更することがで
き,以上に図示し説明したものに殊更限定するには及ば
ない。
584号に準じて行い,またこれと同様に下地パネルを
アルミ製のものとして構成すること,上記目地部位と交
差する,例えば上記例における縦方向目地に帯状シール
状一連のクッション性目地材を併用すること,下地パネ
ルに目地受突条を設置するにつき,その連結条を併用す
るように連結条の一部を目地受突条とすること等を含め
て,本発明の実施に当って,下地パネル,係止フイン,
タイル,係止条,目地受突条の具体的材質,形状,構
造,寸法,数,これらの関係,これらに対する付加等は
上記発明の要旨に反しない限り様々に変更することがで
き,以上に図示し説明したものに殊更限定するには及ば
ない。
【0023】
【発明の効果】本発明は,下地パネルに突設した係止フ
インの突出幅を,タイルに突設した係止条の奥行幅に対
して相対的に長寸化し,タイルの係止保持を係止フイン
の先端側偏位位置において行うようにしてなるタイル固
定装置において,上記下地パネルのタイル間目地部位
に,該タイル外周側の端面とともに下地パネルとタイル
との空隙を閉塞するように目地受突条を突設せしめてな
ることを特徴とするから,下地パネルとタイルとの空隙
を閉塞し,目地形成に際して目地材の空隙への入り込み
による目地材使用量の増大や,乾燥までの間の入り込み
による目地仕上り不良や,これに伴う補修の必要性を回
避し防止できるタイル固定装置の下地パネルを提供し得
る。
インの突出幅を,タイルに突設した係止条の奥行幅に対
して相対的に長寸化し,タイルの係止保持を係止フイン
の先端側偏位位置において行うようにしてなるタイル固
定装置において,上記下地パネルのタイル間目地部位
に,該タイル外周側の端面とともに下地パネルとタイル
との空隙を閉塞するように目地受突条を突設せしめてな
ることを特徴とするから,下地パネルとタイルとの空隙
を閉塞し,目地形成に際して目地材の空隙への入り込み
による目地材使用量の増大や,乾燥までの間の入り込み
による目地仕上り不良や,これに伴う補修の必要性を回
避し防止できるタイル固定装置の下地パネルを提供し得
る。
【0024】請求項2は,上記目地受突条を,横張り用
のタイル間目地部位における下位側一方に突設せしめて
なることを特徴とするから,目地材の下方への落ち込み
を防止して,上記使用量の増大,目地不良又はこれによ
る補修の必要性を大幅に改善することができる。
のタイル間目地部位における下位側一方に突設せしめて
なることを特徴とするから,目地材の下方への落ち込み
を防止して,上記使用量の増大,目地不良又はこれによ
る補修の必要性を大幅に改善することができる。
【0025】請求項3は,同じく上記目地受突条を,タ
イル間目地部位を所定幅に区画するように該目地部位に
一対突設せしめてなることを特徴とするから,目地部位
を所定幅に区画して目地材の入り込みを完全に防止する
ことができ,上記使用量の増大,目地不良又はこれによ
る補修の必要性を完全に解消することができる。
イル間目地部位を所定幅に区画するように該目地部位に
一対突設せしめてなることを特徴とするから,目地部位
を所定幅に区画して目地材の入り込みを完全に防止する
ことができ,上記使用量の増大,目地不良又はこれによ
る補修の必要性を完全に解消することができる。
【0026】請求項4は,上記各目地受突条を,下地パ
ネルの連結状態における隣接下地パネルの連結条により
複合的に形成せしめてなることを特徴とするから,下地
パネルを区分し又は細分化しても目地受突条を設置する
ことができ,また連結条と共用化することにより下地パ
ネルの材料節約を図ることができる。
ネルの連結状態における隣接下地パネルの連結条により
複合的に形成せしめてなることを特徴とするから,下地
パネルを区分し又は細分化しても目地受突条を設置する
ことができ,また連結条と共用化することにより下地パ
ネルの材料節約を図ることができる。
図1 タイル固定装置の分解縦断面図 図2 タイル固定装置の縦断面図 図3 タイルを変えたタイル固定装置の縦断面図 図4 他の例を示す縦断面図
10 下地パネル 11 係止フイン 15 目地受突条 16 モルタル目地 20 タイル 21 係止条
Claims (4)
- 【請求項1】 下地パネルに突設した係止フインの突出
幅を,タイルに突設した係止条の奥行幅に対して相対的
に長寸化し,タイルの係止保持を係止フインの先端側偏
位位置において行うようにしてなるタイル固定装置にお
いて,上記下地パネルのタイル間目地部位に,該タイル
外周側の端面とともに下地パネルとタイルとの空隙を閉
塞するように目地受突条を突設せしめてなることを特徴
とするタイル固定装置の下地パネル。 - 【請求項2】 請求項1の目地受突条を,横張り用のタ
イル間目地部位における下位側一方に突設せしめてなる
ことを特徴とするタイル固定装置の下地パネル。 - 【請求項3】 請求項1の目地受突条を,タイル間目地
部位を所定幅に区画するように該目地部位に一対突設せ
しめてなることを特徴とするタイル固定装置の下地パネ
ル。 - 【請求項4】 請求項1乃至3の目地受突条を,下地パ
ネルの連結状態における隣接下地パネルの連結条により
複合的に形成せしめてなることを特徴とするタイル固定
装置の下地パネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26085192A JPH0681440A (ja) | 1992-09-03 | 1992-09-03 | タイル固定装置の下地パネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26085192A JPH0681440A (ja) | 1992-09-03 | 1992-09-03 | タイル固定装置の下地パネル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0681440A true JPH0681440A (ja) | 1994-03-22 |
Family
ID=17353638
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26085192A Pending JPH0681440A (ja) | 1992-09-03 | 1992-09-03 | タイル固定装置の下地パネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0681440A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6153461A (ja) * | 1984-08-22 | 1986-03-17 | Nippon Denso Co Ltd | 電波雑音抑止用点火配電器 |
JPH01158163A (ja) * | 1987-12-15 | 1989-06-21 | Funaki Shoji Kk | 取付け面板とタイルブロックとの組合せ構造 |
JPH01158161A (ja) * | 1987-12-15 | 1989-06-21 | Funaki Shoji Kk | 取付け面板とタイルブロックとの組合せ構造 |
-
1992
- 1992-09-03 JP JP26085192A patent/JPH0681440A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6153461A (ja) * | 1984-08-22 | 1986-03-17 | Nippon Denso Co Ltd | 電波雑音抑止用点火配電器 |
JPH01158163A (ja) * | 1987-12-15 | 1989-06-21 | Funaki Shoji Kk | 取付け面板とタイルブロックとの組合せ構造 |
JPH01158161A (ja) * | 1987-12-15 | 1989-06-21 | Funaki Shoji Kk | 取付け面板とタイルブロックとの組合せ構造 |
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