JPH01158161A - 取付け面板とタイルブロックとの組合せ構造 - Google Patents

取付け面板とタイルブロックとの組合せ構造

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JPH01158161A
JPH01158161A JP62315097A JP31509787A JPH01158161A JP H01158161 A JPH01158161 A JP H01158161A JP 62315097 A JP62315097 A JP 62315097A JP 31509787 A JP31509787 A JP 31509787A JP H01158161 A JPH01158161 A JP H01158161A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、取付は面板とタイルブロックとの組合せ構
造に関し、さらに詳しくは、建築物などの外装壁、また
は内装壁、もしくはその他の装飾壁などに適用される取
付は面板とタイルブロックとの弾性硬固定片を用いた組
合せ、特にアルミ押出し型材による取付は面板とタイル
ブロックとの弾性硬固定片を用いた組合せ構造に係るも
のである。
〔従来の技術〕
従来例による一般的なこの種の取付は面板とタイルブロ
ックとの組合せ構造を第6図、および第7図に示す。
すなわち、これらの従来例各図において、タイルブロッ
ク外装壁は、建築物などの躯体(図示せず)の外面に、
下地板(2)を介して固着される取付は面板(1)とタ
イルブロック(3)とからなっており、前記取付は面板
(1)の外面には、上下方向に所要間隔を隔てた左右方
向所定位置にあって、それぞれに縦断面り字状をなす多
数の係止爪(1a)を切り起すと共に、これらの各係止
爪(1a)に対して、前記それぞれの各タイルブロック
(3)の内面側に形成された係止凹部(3a)を、単純
に引掛けるようにして取付は係止させ、かつ−数的には
、この各タイルブロック(3)の取付は係止を、取付は
面板(1)の下側から上側に向って順次に行ない。
このようにしてこれらの各タイルブロック(3)の張設
による壁体を構成するのである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、前記のように構成される従来例での取付
は面板とタイルブロックとの組合せ構造の場合には、取
付は面板(1)の外面に切り起した各係止爪(1a)に
対して、各タイルブロック(3)の内面側に形成された
係止凹部(3a)を、単純に引掛けるようにして取付は
係止させるだけのものであるから、その係止態様が決し
て完全であるとは言い難く、また、各タイルブロック(
3)の取付は係lヒを、取付は面板(1)の下側から上
側に向って順次に行なうようにしているので、既設部分
、つまり下方の既に張設されているタイルブロック(3
)の壁面を、上方での張設時、あるいは、足場解体時な
どに傷付けたり、汚損したりすることがあるほか、張設
時に必要な足場構造体についても、タイルブロック(3
)を最上部まで張設完了した後でないと解体できず、構
築現場での作業性が必ずしも良好でないと云う不利があ
り、そしてまた、躯体側取付は面板(1)の外面に張設
される個々のタイルブロック(3)にあって、たとえそ
の隣接相互間に形成される目地部分に目地材料を充填封
止させることで、張設面の隙間を閉塞したとしても、経
年変化とか、あるいは火災にあったりすると、この目地
材料部分に割れなどを生じて、雨水の浸水を許容するに
至るもので、このようにして内部に浸入した雨水は、取
付は面板(1)での各係止爪(1a)の切り起し穴から
、この取付は面板(1)の内側、つまり、躯体側にまで
浸水することがあって雨漏りの原因となり、さらに、別
の立場からは。
取付は面板(1)自体が、強度的に最も弱いとされる単
なる平板面に対して、強度を損い易い多数の係止爪(1
a)を切り起してあり、しかもこれに対処するのに何等
の補強手段も講じられていないために、その強度が大き
く損なわれて、比較的重量のある数多くのタイルブロッ
ク(3)を取付は支持するのに適さないなどの実用上好
ましくない種々の問題点を有するものであった。
従って、この発明の目的とするところは、従来例装置で
のこのような問題点に鑑み、タイルブロックを取付は面
板の上側から下側へ張設させ得るようにすると共に、取
付は面板へのタイルブロックの取付は止着を固定保持部
材の介在によって効果的かつ強固なものとし、併せて、
取付は面板の内側への雨水の浸入を阻止し、かつ取付は
面板自体の強度を損ねないようにした。この種の取付は
面板とタイルブロックとの組合せ構造を提供することで
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
前記した目的を達成させるために、この発明に係る取付
は面板とタイルブロックとの組合せ構造は、板面上にあ
って、張設ピッチに対応した配置間隔で、少なくとも上
下方向複数段に亘り、上。
下位置で通帳溝状に対向して突出される一対の保合面、
係着面をもつ係合凸条、およびその下方に係合凸条と一
組をなして突出される受止凸条をそれぞれ左右方向に形
成した取付は面板と、少なくとも裏面側中央部にあって
、前記係合凸条の上下方向幅よりも広い上下方向幅にさ
れ、かつ上、下位置で蟻溝状に対向して突出される一対
の引掛は面、押止面をもつ係合凹溝を左右方向に形成し
前記係合面に引掛は面を係合して張設されるタイルブロ
ックと、前記係合凸条の係着面と受止凸条との間に装着
される基板、およびこの基板から切起されて前記押止面
を押圧し、タイルブロックを張設位置に保持する押圧片
をもつ固定保持弾性部材とを備えたことを特徴としてい
る。
〔作   用〕
すなわち、この発明に係る取付は面板とタイルブロック
との組合せ構造においては、取付は面板上での係合凸条
の係着面と受止凸条との間に、固定保持弾性部材の基板
を装着させておき、タイルブロックでの係合凹溝の押止
面により、この固定保持弾性部材の押圧片を、弾性に抗
し下側から掬い上げるように押上げて、その引掛は面を
係合面に引掛は係合させることで、タイルブロックを取
付は面板の板面に押付けて張設できるのであり。
この張設状態では、付勢された押圧片が、内側から押止
面を下方に弾圧させるために、張設されたタイルブロッ
クを弾圧的かつ強固に保持させ得るのである。
〔実 施 例〕
以下、この発明に係る取付は面板とタイルブロックとの
組合せ構造の各別の実施例につき、第1図ないし第3図
を参照して詳細に説明する。
第1図、および第2図はこの発明の第1実施例を適用し
たタイルブロック外装壁の概要構成を示す縦断側面図、
および同上要部構成を示す縦断斜視図であり、第3図は
同上取付は面板とタイルブロック、それにこれらの相互
を係着させるための固定保持弾性部材をそれぞれに取出
して示す分解斜視図である。
すなわち、この第1実施例構成において、符号(11)
は建物の躯体側に装着される取付は面板を示し、また、
(31)はこの取付は面板(11)の表面側に張設して
支持されるタイルブロックであり、さらに、(51)は
これらの取付は面板(11)とタイルブロッ゛り(31
)とを係着させるための固定保持弾性部材を示している
ご覧で、建築物の躯体壁などに対し、直接的。
または下地板(61)を介して間接的に装着される前記
取付は面板(11)には、第3図に詳細構造を示したよ
うに、後述するタイルブロック(31)の所定張設ピッ
チに対応した相互の配置ピッチ間隔によって、少なくと
も上下方向の複数段に亘り、所定係合部高さとした表面
部(15)から、上、下位置で道幅溝のテーパー状にそ
れぞれ内側へ対向傾斜して喰い込むように位置される一
対の係合面(13) 、係着面(14)を形成した係合
凸条(12)と、その下方にあって、この係合凸条(1
2)と−組をなすようにして同様に、十分に低くされた
高さの表面部(18)から、少なくとも上部側で内側へ
傾斜される係着面(17)を形成した受止凸条(IB)
とを左右方向に6設して構成され、かつ前記係合凸条(
12)での表面部(15)にあっては、取付は面板(1
1)自体の上下方向の熱膨張、収縮を緩衝させるために
、凹面状に形成されており、この取付は面板(11)は
、例えば、金属薄鋼板などを材料に用い、許容される所
定幅でフォーミング成形され、その複数枚を上下方向に
適宜連接させて使用する。
また、前記タイルブロック(31)は、第3図から明ら
かなように、前記した取付は面板(11)上での各係合
凸条(12)相互間の配置ピッチ間隔よりも小さな上下
方向幅にされた本体(32)を有しており、張設された
時点では、上下に隣接される本体(32)の上、下端面
(33)、(34)間の相互を、目地部分となる隙間(
35)を残してほゞ平行に対向し得るようにしである。
そして、前記本体(32)での裏面側中央部には、前記
した係合凸条(12)の上下方向幅よりも十分に広くし
た上下方向幅で、上、下洛対向面にそれぞれ内側ヘテー
パー状に傾斜して喰い込まれる引掛は面(37) 、押
止面(38)を形成した蟻溝状の係合凹溝(3B)を左
右方向に穿設させてあり、前記各面のうち、押止面(3
8)については、後述する第2.第3実施例でのように
、押止段部(38)を形成させるのも効果的である。
さらに、前記固定保持弾性部材(51)は、同様に第3
図から明らかなように、例えば、バネ鋼、ステンレス鋼
などのように弾性、不銹性、ならびに剛性に富む材料を
用い、前記した係合凸条(12)の係着面(10と受止
凸条(1B)の係着面(17)との間に挟持されるよう
に、上端部側に係着片(53)を屈曲して延長形成させ
た基板(52)を設けると共に、この基板(52)の上
端部側からは、その板面を切起して、係合凹溝(3B)
の押止面(38)を押圧する押圧片(50を立上げてあ
り、かつこの押圧片(50の先端側を下向きに折返して
押止片(55)を形成したものであって、この場合、後
述する説明からも容易に推測し得るように、係着片(5
3)については、基板(52)自体をその弾性で前記し
た係着面(10と(17)との間に挟持させることで、
また、押止片(55)についても、押圧片(50自体を
その弾性で前記した押止面(38)を押圧させることで
、これらの係着片(53)、および押止片(55)を共
に省略し得るのである。
従って、前記第1実施例構成の場合、各取付は面板(1
1)を用いて個々の各タイルブロック(31)を張設す
るのには、第1図に示されているように、建築物の躯体
壁などに固定されている下地板(61)などに対し、タ
ッピングネジなどで、予めこの取付は面板(11)の複
数枚を、所期通り相互に連設して装着固定させると共に
、各取付は面板(11)上での係合凸条(12)の係着
面(14)と、受止凸条(IB)の係着面(17)との
間に、固定保持弾性部材(51)の基板(52)を次の
ようにして装着させておく。
すなわち、まず、固定保持弾性部材(51)での基板(
52)の下端面を、取付は面板(11)上での係着面(
17)に差込んだのち、ついで、同基板(52)の上端
部側の係着片(53)をその弾性に抗してや−撓めなが
ら、係着面(14)に沿わせてこの基板(52)が取付
は面板(11)上に当接されるまで押込んで係着セット
させるのであり、このように係着セットされた状態では
、押圧片(54)とその先端部の押止片(55)とが、
係着面(14)に近付いた位置に突出して立上げられる
続いて、このように取付は面板(11)での係合凸条(
12)と係止凹条(1B)とのそれぞれ適所に固定保持
弾性部材(51)を装着させた状態で、各タイルブロッ
ク(31)を次のようにして張設させる。
すなわち、まず、タイルブロック(31)での左右方向
に蟻溝状をなした係合凹溝(38)の下部側の押止面(
38)により、固定保持弾性部材(51)での押圧片(
54)の押止片(55)を受止させた上で、この押止片
(55) 、ひいては押圧片(54)自身の弾性に抗し
て下側から掬い上げるように押上げると共に、ついで、
このタイルブロック(31)での上部側の引掛は面(3
7)を、取付は面板(11)の係合凸条(12)での上
部側の係合面(13)に引掛は係合させることによって
、同タイルブロック(31)は、所定方向に傾斜された
押止面(38)に接圧されている固定保持弾性部材(5
1)の押止片(54) 、ひいては押圧片(53)の弾
圧力により、こ\では、そのタイル裏面が保合、係止各
凸条(12)、(1B)の各表面部(15) 、(18
)に接して押付けられ、このようにして、タイルブロッ
ク(31)を取付は面板(11)の板面に張設させ得る
もので、従来のような単なる引掛は係合とは異なって弾
圧的かつ強固に保持される。
さらに続いて、このように張設される上段側でのタイル
ブロック(31)に対し、下段側でのタイルブロック(
31)を同様の操作で張設させることにより、これらの
上下に隣接される各タイルブロック(31)の上、下端
面(33) 、(34)間が、相互に目地部分となる隙
間(35)を残してほゞ平行に対向され、左右に隣接さ
れる各タイルブロック(31)についても、前記と同様
の張設操作を繰返すことで、これらの各取付は面板(1
1)上に固定保持弾性部材(51)を介して各タイルブ
ロック(31)を、上下、ならびに左右方向に連接して
張設できるのであり、形成された目地部分には、必要に
応じて適宜、目地材料を充填させてもよい。
また、前記した取付は面板(11)上の各係合凸条(1
2) 、受止凸条(IB)ついては、その板面上にあっ
て、上下方向に所定間隔をおいて左右方向に延びるよう
に賦形させて形成されており、同板面から直接、切起さ
れてはいないために、従来例でのように切起し穴などを
通した漏水の惧れを全く考慮する必要がなくなり、併せ
て、各係合凸条(12) 。
受止凸条(1B)の存在により、却って同面板強度を向
上できるのである。
次に、第4図はこの発明の第2実施例を適用したタイル
ブロック外装壁の概要構成を示す縦断側面図であり、こ
の第2実施例においては、取付は面板(11)として、
前記第1実施例と同様な構成のものを用い、タイルブロ
ック(31)の形態を変更したものである。
すなわち、この第2実施例構成の場合、前記タイルブロ
ック(31)は、同第4図から明らかなように、本体(
32)の上下方向幅を、前記した取付は面板(11)上
での各係合凸条(!2)相互間の配置ピッチ間隔よりも
大きくさせると共に、その表面側の上部にあって、所定
厚さの段差を与えた上端縁対向部(4G) 、同表面側
の下部にあって、この上端縁対向部(40)に対応する
所定厚さの段差を与えた下端縁対向部(41)をそれぞ
れに形成させ、かつ押止面(38)に対して、押止段部
(38)を形成させたものである。
しかして、この第2実施例においても、前記第1実施例
の場合と同様に、各取付は面板(11)上に固定保持弾
性部材(51)を介して各タイルブロック(31)を、
上下、ならびに左右方向に連接して張設させることがで
き、こ−でも、同様な作用、効果を得られる。
そして、この第2実施例構成の場合、このように張設さ
れた時点では、これらの各タイルブロッり(31)での
本体(32)の上下方向幅が、各取付は面板(11)で
の各係合凸条(12)間相互の配置ピッチ間隔よりも大
きくされていることから、上下に隣接される各タイルブ
ロック(31)間で、下端縁対向部(41)の裏面側に
上端縁対向部(40)が入り込んで、これらの各部の相
互間が幾分かオーバーラツプされ、上段側でのタイルブ
ロック(31)の下端縁対向部(41)によって、下段
側でのタイルブロック(31)の上端縁対向部(40)
の少なくとも下端一部が、外、部より被覆されるために
、各タイルブロック(31)間に形成される目地部分か
ら取付は面板(11)の表面が隠されて、タイルブロッ
ク(31)のみによる綺麗な張設面を実現できるのであ
り、また、押圧面(38)に形成された押止段部(38
)は、固定保持弾性部材(51)の押止片(55)の先
端部を受止して、取付は面板(11)の板面に対するタ
イルブロック(31)の押付けを、より一層、効果的な
ものにし得るのである。
また次に、第5図はこの発明の第3実施例を適用したタ
イルブロック外装壁の概要構成を示す縦断側面図であり
、この第3実施例においては、タイルブロック(31)
として、前記第2実施例と同様な構成のものを用い、取
付は面板(11)の形態を変更したものである。
すなわち、この第3実施例構成の場合、前記取付は面板
(11)は、同第5図から明らかなように、アルミ押出
し型材による一体化成形材料を用いたものであり、この
取付は面板(11)の面上には、係合凸条(12)を構
成する係合面(13) 、および係着面(14)と、受
止凸条(16)を構成する少なくとも係着面(17)と
を、突片状をなして一体的に突出させた突出片(tS)
 、および(20)と、突出片(21)とに形成させた
ものであり、この第3実施例においても。
前記第1.第2各実施例の場合と同様に、各取付は面板
(11)上に固定保持弾性部材(51)を介して各タイ
ルブロック(31)を、上下、ならびに左右方向に連接
して張設させることができ、ご覧でも、同様な作用、効
果を得られるほか、取付は面板(11)自体の製造を、
より一層、効果的なものにし得るのである。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、この発明に係る取付は面板とタイ
ルブロックとの組合せ構造は、取付は面板の板面に、タ
イルブロックの張設ピッチに対応した配置間隔で、上下
方向の複数段に亘り、上。
丁番対向面にそれぞれ係合面、係着面を有する道幅溝状
の係合凸条、およびその下方に係合凸条と一組をなして
突出される受止凸条をそれぞれ左右方向に6設させ、ま
た、少なくとも裏面側中央部に係合凸条の上下方向幅よ
りも広くした上下方向幅で、上、丁番対向面にそれぞれ
引掛は面、押圧面を有する蟻溝状の係合凹溝を左右方向
に形成して、係合面に引掛は面を係合して張設されるタ
イルブロックと、係合凸条の係着面と受止凸条との間に
装着される基板、およびこの基板から切起されて押圧面
を押圧し、タイルブロックを張設位置に保持する押圧片
をもつ固定保持弾性部材とを設けたものであるから、取
付は面板上での係合凸条の係着面と受止凸条μの間に、
固定保持弾性部材の基板を装着させておき、タイルブロ
ックでの係合凹溝の押IF面により、この固定保持弾性
部材の押圧片を、弾性に抗し下側から掬い上げるように
押上げて、その引掛は面を係合面に引掛は係合させるこ
とで、タイルブロックを取付は面板の板面に押付けて張
設できるのであり、このように極めて簡単な操作によっ
て、取付は面上にタイルブロックを付勢された押圧片の
弾圧力で接圧して強固に保持させ、これを上部側から下
部側へ頗る作業性よく、確実かつ強固に張設でき、さら
に、係合凸条、受止凸条をそれぞれに含む取付は面板を
全一体重に賦形して構成させるようにしたので、所期の
構造、形態による取付は面板を容易に得られるほか、従
来のようなタイルブロックを係着させるための切起し各
部からの漏水などの慣れを完全に解消でき、併せて、同
各部の形成に伴なう面板強度の低下をも効果的に阻1ト
し得る。
また、このようにタイルブロックを上部側から下部側へ
張設できることから、従来の場合とは異なって、張設さ
れるタイルブロックの壁面を、その張設時、あるいは、
足場解体時などに傷付けたリ、汚損したりする惧れがな
く、さらに、必要に応じては、このタイルブロッの張設
に伴ない、足場構造体自体をその張設の済んだ上部側の
部分から、順次に解体してゆくことも可能で、現場作′
業を手際よく行なうことができ、しかも、構造的にも比
較的簡単で、容易かつ安価に実施可能であるなどの優れ
た特長を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図、および第2図はこの発明に係る取付は面板とタ
イルブロックとの組合せ構造をタイルブロック外装壁に
適用した場合の第1実施例による概要構成を示す縦断側
面図、および同上要部構成を示す縦断斜視図、第3図は
同上取付は面板とタイルブロック、それにこれらの相互
を係着させるための弾性硬固定片をそれぞれに取出して
示す分解斜視図、第4図、および第5図は同上第2.お
よび第3実施例を適用したタイルブロック外装壁の概要
構成を示す縦断側面図であり、また、第6図は従来例に
よるタイルブロック外装壁の要部構成を示す縦断側面図
、第7図は同上取付は面板を取り出して示す斜視図であ
る。 (11)・・・・取付は面板、 (12)・・・・同板
面上での係合凸条、(13)・・・・同上係合面、(1
0・・・・同上係着面、(15)・・・・同上表面部、
 (te)・・・・同板面上での受1ヒ凸条、(17)
・・・・同上係着面、(18)・・・・同上表面部、(
19)、(20)、(21)・・・・突出片。 (31)・・・・タイルブロック、 (32)・・・・
本体、(33)・・・・同上上端面、(34)・・・・
同上下端面、(35)・・・・目地部分となる隙間、(
36)・・・・本体裏面での係合凹溝、(37)・・・
・同上引掛は面、 (3B)・・・・同上押IF面、(
39)・・・・押【E面の抑止段部、 (40)・・・
・本体の上端縁対向部、(41)・・・・同上下端縁対
向部。 (51)・・・・固定保持弾性部材、 (52)・・・
・弾性部材の基板、(53)・・・・同上係着片、 (
54)・・・・同上押圧片、 (55)・・・・同上抑
止片。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)板面上にあつて、張設ピッチに対応した配置間隔
    で、少なくとも上下方向複数段に亘り、上、下位置で逆
    蟻溝状に対向して突出される一対の係合面、係着面をも
    つ係合凸条、およびその下方に係合凸条と一組をなして
    突出される受止凸条をそれぞれ左右方向に形成した取付
    け面板と、少なくとも裏面側中央部にあつて、前記係合
    凸条の上下方向幅よりも広い上下方向幅にされ、かつ上
    、下位置で蟻溝状に対向して突出される一対の引掛け面
    、押止面をもつ係合凹溝を左右方向に形成し、前記係合
    面に引掛け面を係合して張設されるタイルブロックと、
    前記係合凸条の係着面と受止凸条との間に装着される基
    板、およびこの基板から切起されて前記押止面を押圧し
    、タイルブロックを張設位置に保持する押圧片をもつ固
    定保持弾性部材とを備えたことを特徴とする取付け面板
    とタイルブロックとの組合せ構造。
  2. (2)取付け面板上での一対の対向する係合面、係着面
    をもつ係合凸条が、板面から逆蟻溝状をなして一体的に
    フォーミング成形されていることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項に記載の取付け面板とタイルブロックとの
    組合せ構造。
  3. (3)取付け面板上での一対の対向する係合面、係着面
    をもつ係合凸条が、板面から逆蟻溝状をなしてそれぞれ
    一体的に突出された、上面を係合面とする係合突出片、
    および下面を係着面とする係着突出片により形成されて
    いることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の取
    付け面板とタイルブロックとの組合せ構造。
  4. (4)取付け面板上での受止凸条が、板面から一体的に
    フォーミング成形されていることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項、または第2項に記載の取付け面板とタイ
    ルブロックとの組合せ構造。
  5. (5)取付け面板上での受止凸条が、板面から一体的か
    つ上向きに突出された受止突出片によつて形成されてい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項、または第2
    項に記載の取付け面板とタイルブロックとの組合せ構造
  6. (6)取付け面板の板面から一体的に突出される受止凸
    条の少なくとも一部が、タイルブロックの接圧面を形成
    していることを特徴とする特許請求の範囲第1項、第2
    項、第3項、第4項、または第5項に記載の取付け面板
    とタイルブロックとの組合せ構造。
  7. (7)タイルブロックでの押止面に、押止段部を形成し
    たことを特徴とする特許請求の範囲第1項、第2項、第
    3項、第4項、第5項、または第6項に記載の取付け面
    板とタイルブロックとの組合せ構造。
  8. (8)タイルブロックでの本体の上下方向幅を、各係合
    凸条間の配置間隔よりも小さくして、上下方向に隣接す
    る各タイルブロックでの本体の上、下端面の相互を、目
    地部分となる隙間を残してほゞ平行に対向し得るように
    したことを特徴とする特許請求の範囲第1項、第2項、
    第3項、第4項、第5項、第6項、または第7項に記載
    の取付け面板とタイルブロックとの組合せ構造。
  9. (9)タイルブロックでの本体の上下方向幅を、各係合
    凸条間の配置間隔よりも大きくすると共に、同本体の表
    面側上部には、所定厚さの段差を与えた上端縁対向部を
    、表面側下部には、この上端縁対向部に対応する厚さの
    段差を与えた下端縁対向部をそれぞれに形成させて上、
    下の各端面とし、上下方向に隣接する各タイルブロック
    での本体の上、下各端面の相互を、目地部分となる隙間
    を残して対向し得るようにしたことを特徴とする特許請
    求の範囲第1項、第2項、第3項、第4項、第5項、第
    6項、または第7項に記載の取付け面板とタイルブロッ
    クとの組合せ構造。
  10. (10)固定保持弾性部材での基板の上端部側には、係
    合凸条の係着面に接圧係着される係着片を延長形成させ
    たことを特徴とする特許請求の範囲第1項、第2項、第
    3項、第4項、第5項、第6項、第7項、第8項、また
    は第9項に記載の取付け面板とタイルブロックとの組合
    せ構造。
  11. (11)固定保持弾性部材での基板から切起される押圧
    片の端部側には、係合凹溝の押止面を押止する押止片を
    下向きに折返して形成させたことを特徴とする特許請求
    の範囲第1項、第2項、第3項、第4項、第5項、第6
    項、第7項、第8項、第9項、または第10項に記載の
    取付け面板とタイルブロックとの組合せ構造。
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