JPH0681190B2 - デイジタル電話機とその電子電話帳の登録方式 - Google Patents
デイジタル電話機とその電子電話帳の登録方式Info
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- JPH0681190B2 JPH0681190B2 JP964186A JP964186A JPH0681190B2 JP H0681190 B2 JPH0681190 B2 JP H0681190B2 JP 964186 A JP964186 A JP 964186A JP 964186 A JP964186 A JP 964186A JP H0681190 B2 JPH0681190 B2 JP H0681190B2
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- telephone
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- digital
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Description
【発明の詳細な説明】 （１）発明の属する技術分野 本発明は，情報チャネルと信号チャネルとを時分割多重
伝送するディジタル加入者線を介してディジタル網或い
はPBXやCESなどの内線網に収容され，ディジタル網のエ
ンド−エンドの低速パケット転送機能を利用して，漢字
ベースの電話帳を有する処理ノードと交信を行い，自ら
の有する電子電話帳に漢字ベースの氏名登録を自動的に
行うディジタル電話機とその電子電話帳の登録方式に関
するものである。
伝送するディジタル加入者線を介してディジタル網或い
はPBXやCESなどの内線網に収容され，ディジタル網のエ
ンド−エンドの低速パケット転送機能を利用して，漢字
ベースの電話帳を有する処理ノードと交信を行い，自ら
の有する電子電話帳に漢字ベースの氏名登録を自動的に
行うディジタル電話機とその電子電話帳の登録方式に関
するものである。
（２）従来の技術 発信の利便化サービスとして，レパートリ機能を発展さ
せて，電話番号のみならず氏名や会社名などをデータと
して登録・記録・保持し，かつ，表示する電子電話帳機
能を実現する電話機がいくつか考案されている。それら
は，登録，表示できる文字の種類がアルファベット・数
字・カナまでの簡易なものから，漢字表現も可能な高機
能なものまで各種あるが、実使用における利便性の点で
氏名等の漢字表現に対する要望が強い。
せて，電話番号のみならず氏名や会社名などをデータと
して登録・記録・保持し，かつ，表示する電子電話帳機
能を実現する電話機がいくつか考案されている。それら
は，登録，表示できる文字の種類がアルファベット・数
字・カナまでの簡易なものから，漢字表現も可能な高機
能なものまで各種あるが、実使用における利便性の点で
氏名等の漢字表現に対する要望が強い。
しかし，漢字表現が可能な従来のこの種の電話機では，
漢字フォントを生成する手段及び漢字を入力或いは選択
する手段が必要で以下のような欠点を有していた。
漢字フォントを生成する手段及び漢字を入力或いは選択
する手段が必要で以下のような欠点を有していた。
漢字フォント生成用の漢字ROM,入力・選択のためのキ
ーボード，及びキーボードからのカナ入力或いはローマ
字入力を漢字に変換するためのカナ−漢字変換或いはロ
ーマ字−漢字変換機能を必要とし，装置が高価でかつ小
形化が図れない。
ーボード，及びキーボードからのカナ入力或いはローマ
字入力を漢字に変換するためのカナ−漢字変換或いはロ
ーマ字−漢字変換機能を必要とし，装置が高価でかつ小
形化が図れない。
入力法として，上記のカナ−漢字，ローマ字−漢字変
換を用いる場合も，同音異義語に注意したり，また，ダ
イヤルを利用してコード入力する場合は，漢字コードを
調べたり，利用者に負担を強いることになる。
換を用いる場合も，同音異義語に注意したり，また，ダ
イヤルを利用してコード入力する場合は，漢字コードを
調べたり，利用者に負担を強いることになる。
（３）発明の目的 本発明の目的は，以上の欠点を解決し，漢字表現による
氏名等の登録に関して利用者の直接的な操作を必要とせ
ず，しかも，装置の小形化・経済化を可能にした電子電
話帳機能付ディジタル電話機に提供することにある。
氏名等の登録に関して利用者の直接的な操作を必要とせ
ず，しかも，装置の小形化・経済化を可能にした電子電
話帳機能付ディジタル電話機に提供することにある。
（４）発明の構成 （４−１）発明の特徴と従来の技術との差異 本発明は，ディジタル網の信号チャネルによるエンド−
エンド（End−End）の低速パケット（Ｄチャネル・パケ
ット）転送機能を利用し,Dチャネル・パケット送受信手
段を有するディジタル電話機から，電話帳に入力された
電話番号のみをＤチャネル・パケットにより自動的に処
理ノードへ転送し，漢字表現を含む会社名・氏名と電話
番号からなる電子電話帳をデータベースとして有する処
理ノードでは，転送された電話番号をもとに，電話帳を
検索し，対応する会社名・氏名のドット・パターン情報
を同様にＤチャネル・パケットにより，前記ディジタル
電話機に返送し，ディジタル電話機では，発IDにより，
処理ノードからの返答であることを識別して，自動的に
転送した電話番号に対応する社名・氏名の表示エリアに
ドット・パターン情報を表示するとともに、これを記憶
することによって，自らの電子電話帳に漢字表現を含む
社名・氏名を登録することを最も主要な特徴とする。
エンド（End−End）の低速パケット（Ｄチャネル・パケ
ット）転送機能を利用し,Dチャネル・パケット送受信手
段を有するディジタル電話機から，電話帳に入力された
電話番号のみをＤチャネル・パケットにより自動的に処
理ノードへ転送し，漢字表現を含む会社名・氏名と電話
番号からなる電子電話帳をデータベースとして有する処
理ノードでは，転送された電話番号をもとに，電話帳を
検索し，対応する会社名・氏名のドット・パターン情報
を同様にＤチャネル・パケットにより，前記ディジタル
電話機に返送し，ディジタル電話機では，発IDにより，
処理ノードからの返答であることを識別して，自動的に
転送した電話番号に対応する社名・氏名の表示エリアに
ドット・パターン情報を表示するとともに、これを記憶
することによって，自らの電子電話帳に漢字表現を含む
社名・氏名を登録することを最も主要な特徴とする。
（４−２）実施例 第１図は，本発明のディジタル電話機の実施例を説明す
る図であって,1は情報チャネル（B1,B2）とB1,B2の呼接
続に関する端末−網間の制御信号を運ぶ信号チャネル
（Ｄ）とが時分割多重伝送されるディジタル加入者線を
終端し伝送フレーム（B1＋B2＋Ｄ）の組立／分割及びＤ
チャネルの信号フレーム制御を行うインタフェース回
路,2はマイクロプロセッサ・アーキテクチャで構成され
Ｄチャネルを介してディジタル交換機との呼制御信号の
授受,Dチャネル・パケット通信制御及び入出力制御や装
置内制御を司どる入出力・信号制御部,2aはＤチャネル
・パケット自動送信手段,2bはＤチャネル・パケット自
動受信手段,2cは発呼者番号（発ID）識別手段,3は社名
・氏名欄と電話番号欄からなる電子電話帳を表示するフ
ルドットタイプの表示手段,4はダイヤル・キー及び電話
帳の読出しや登録のトリガを与える機能キー等の入力手
段,5はフックスイッチ,6は電子電話帳の社名・氏名欄の
表示内容及び電話番号を各々ドット・パターン情報及び
キャラクタ・コード情報として記憶・保持する記憶手
段,7はB1,B2の情報チャネルのうち一方を選択するため
のスイッチ回路,8はアナログ音声のディジタル符号化・
復号化を行うコーデック回路,9は通話回路,10は送受話
器（ハンドセット）,11は呼出し回路,12はサウンダであ
る。
る図であって,1は情報チャネル（B1,B2）とB1,B2の呼接
続に関する端末−網間の制御信号を運ぶ信号チャネル
（Ｄ）とが時分割多重伝送されるディジタル加入者線を
終端し伝送フレーム（B1＋B2＋Ｄ）の組立／分割及びＤ
チャネルの信号フレーム制御を行うインタフェース回
路,2はマイクロプロセッサ・アーキテクチャで構成され
Ｄチャネルを介してディジタル交換機との呼制御信号の
授受,Dチャネル・パケット通信制御及び入出力制御や装
置内制御を司どる入出力・信号制御部,2aはＤチャネル
・パケット自動送信手段,2bはＤチャネル・パケット自
動受信手段,2cは発呼者番号（発ID）識別手段,3は社名
・氏名欄と電話番号欄からなる電子電話帳を表示するフ
ルドットタイプの表示手段,4はダイヤル・キー及び電話
帳の読出しや登録のトリガを与える機能キー等の入力手
段,5はフックスイッチ,6は電子電話帳の社名・氏名欄の
表示内容及び電話番号を各々ドット・パターン情報及び
キャラクタ・コード情報として記憶・保持する記憶手
段,7はB1,B2の情報チャネルのうち一方を選択するため
のスイッチ回路,8はアナログ音声のディジタル符号化・
復号化を行うコーデック回路,9は通話回路,10は送受話
器（ハンドセット）,11は呼出し回路,12はサウンダであ
る。
また，第２図は本発明の処理ノードの一実施例を説明す
る図であって,1′は第１図インタフェース回路１と同様
なインタフェース回路,20はプロセッサ・アーキテクチ
ャで構成される制御手段,20aはＤチャネル・パケット自
動送信手段,20bはＤチャネル・パケット自動受信手段,2
0cは発IDの一時保持手段,30は漢字表現を含む社名・氏
名と電話番号からなる電子電話帳をデータベースとして
記憶・保持する電子電話帳データ記憶手段,40は社名・
氏名のキャラクタ・コード情報をドット・パターン情報
に変換する変換手段である。
る図であって,1′は第１図インタフェース回路１と同様
なインタフェース回路,20はプロセッサ・アーキテクチ
ャで構成される制御手段,20aはＤチャネル・パケット自
動送信手段,20bはＤチャネル・パケット自動受信手段,2
0cは発IDの一時保持手段,30は漢字表現を含む社名・氏
名と電話番号からなる電子電話帳をデータベースとして
記憶・保持する電子電話帳データ記憶手段,40は社名・
氏名のキャラクタ・コード情報をドット・パターン情報
に変換する変換手段である。
また，第３図は端末−網間で授受される呼制御信号のフ
レームの構成例，第４図はディジタル電話機から電話番
号を処理ノードへ転送する時のＤチャネル・パケットの
フレーム構成の例，第５図は処理ノードから前記ディジ
タル電話機に，転送された電話番号に対応する社名・氏
名のパターン情報を返送するＤチャネル・パケットのフ
レーム構成例である。
レームの構成例，第４図はディジタル電話機から電話番
号を処理ノードへ転送する時のＤチャネル・パケットの
フレーム構成の例，第５図は処理ノードから前記ディジ
タル電話機に，転送された電話番号に対応する社名・氏
名のパターン情報を返送するＤチャネル・パケットのフ
レーム構成例である。
次に，第６図に示す動作フローに従って，本発明の一実
施例に関する動作を説明する。
施例に関する動作を説明する。
ディジタル電話機において、入力手段４による指示によ
り（例えば，「電話帳設定」キー押下），入出力・信号
制御部２は電話帳登録モードに入り，電話帳データを記
憶手段６より読出して，表示手段３に表示する。次に，
入力手段４のダイヤルにより，電話帳のアドレスNo.が
入力されると，入出力・信号制御部２は該当No.を点滅
或いは反転表示させて、電話番号表示エリアにカーソル
を表示する。引続き入出力・信号制御部２は，入力手段
４からのダイヤル入力により，電話番号を表示して，入
力手段４の例えば「登録」キー押下により，電話番号の
入力を完了して，記憶手段６に記憶する。さらに，引続
いて電話番号を登録する場合には，同様の手順を繰り返
す。電話番号入力完了後，例えば入力手段４の「登録」
キーが再度押下されることにより，入出力・信号制御部
２はＤチャネル・パケット自動送信手段2aを用いて，イ
ンタフェース回路１を介して処理ノードへ自動発信し，
第４図に示すフレームによって電話番号を処理ノードへ
転送し，電話帳検索を依頼する。
り（例えば，「電話帳設定」キー押下），入出力・信号
制御部２は電話帳登録モードに入り，電話帳データを記
憶手段６より読出して，表示手段３に表示する。次に，
入力手段４のダイヤルにより，電話帳のアドレスNo.が
入力されると，入出力・信号制御部２は該当No.を点滅
或いは反転表示させて、電話番号表示エリアにカーソル
を表示する。引続き入出力・信号制御部２は，入力手段
４からのダイヤル入力により，電話番号を表示して，入
力手段４の例えば「登録」キー押下により，電話番号の
入力を完了して，記憶手段６に記憶する。さらに，引続
いて電話番号を登録する場合には，同様の手順を繰り返
す。電話番号入力完了後，例えば入力手段４の「登録」
キーが再度押下されることにより，入出力・信号制御部
２はＤチャネル・パケット自動送信手段2aを用いて，イ
ンタフェース回路１を介して処理ノードへ自動発信し，
第４図に示すフレームによって電話番号を処理ノードへ
転送し，電話帳検索を依頼する。
処理ノードでは，制御手段20がインタフェース回路１′
を介して,Dチャネル・パケット自動受信手段20bにより
Ｄチャネル・パケットを受信し，発呼者番号（発ID:今
の場合は前記ディジタル電話機の電話番号）を，一旦，
保持手段20cにより保持して，転送された電話番号をも
とに，電子電話帳データ記憶手段30に記憶されている電
子電話帳を検索し，電話番号に対応する漢字表現を含む
社名・氏名のキャラクタ情報を引き出す。次に，制御手
段20は，変換手段40を用いて，社名・氏名のキャラクタ
・コード情報をドット・パターン情報に変換する。転送
された電話番号が複数ある場合には，同様の手順を繰り
返す。このようにして，電話番号に対応する社名・氏名
のドット・パターン情報を変換し終ると，制御手段20
は，保持手段20cで保持した発IDをもとに,Dチャネル・
パケット自動送信手段20a,インタフェース回路１′を介
してディジタル電話機に自動発信し，第５図に示すフレ
ームから構成されるパケットを，ディジタル電話機に返
送する。ディジタル電話機では，入出力・信号制御部２
が,Dチャネル・パケット自動受信手段2bによりパケット
を自動受信して，発ID識別手段2cにより，処理ノードか
らのパケットであることを識別して，パケット中の電話
番号と自ら記憶手段６に保持する電話番号とを照合し，
表示手段３における電話番号に対応する氏名・社名表示
エリアに，処理ノードより受信したパターン情報を表示
するとともに，記憶手段６の該当エリアに記憶する。
を介して,Dチャネル・パケット自動受信手段20bにより
Ｄチャネル・パケットを受信し，発呼者番号（発ID:今
の場合は前記ディジタル電話機の電話番号）を，一旦，
保持手段20cにより保持して，転送された電話番号をも
とに，電子電話帳データ記憶手段30に記憶されている電
子電話帳を検索し，電話番号に対応する漢字表現を含む
社名・氏名のキャラクタ情報を引き出す。次に，制御手
段20は，変換手段40を用いて，社名・氏名のキャラクタ
・コード情報をドット・パターン情報に変換する。転送
された電話番号が複数ある場合には，同様の手順を繰り
返す。このようにして，電話番号に対応する社名・氏名
のドット・パターン情報を変換し終ると，制御手段20
は，保持手段20cで保持した発IDをもとに,Dチャネル・
パケット自動送信手段20a,インタフェース回路１′を介
してディジタル電話機に自動発信し，第５図に示すフレ
ームから構成されるパケットを，ディジタル電話機に返
送する。ディジタル電話機では，入出力・信号制御部２
が,Dチャネル・パケット自動受信手段2bによりパケット
を自動受信して，発ID識別手段2cにより，処理ノードか
らのパケットであることを識別して，パケット中の電話
番号と自ら記憶手段６に保持する電話番号とを照合し，
表示手段３における電話番号に対応する氏名・社名表示
エリアに，処理ノードより受信したパターン情報を表示
するとともに，記憶手段６の該当エリアに記憶する。
以上の電話帳登録手順では，ディジタル網で提供するＤ
チャネルによる低速データ・パケットを利用したが，同
様に,Dチャネルの機能として，網で提供するエンド−エ
ンドのユーザ情報転送機能を用いて実現することも可能
である。その場合，信号フレーム構成は，第３図に示す
ものに準ずることになり，それに応じて，ディジタル電
話機におけるＤチャネル・パケット自動送信手段2a,Dチ
ャネル・パケット自動受信手段2b及び処理ノードにおけ
るＤチャネル・パケット自動送信手段20a,Dチャネル・
パケット自動受信手段20bを一部変更するのみでよい。
また，以上の例は，公衆網の場合の例であるが,PBX或い
はCESそのもの或いは配下に処理ノードを構築すること
により，内線系での実現も同様にして可能である。
チャネルによる低速データ・パケットを利用したが，同
様に,Dチャネルの機能として，網で提供するエンド−エ
ンドのユーザ情報転送機能を用いて実現することも可能
である。その場合，信号フレーム構成は，第３図に示す
ものに準ずることになり，それに応じて，ディジタル電
話機におけるＤチャネル・パケット自動送信手段2a,Dチ
ャネル・パケット自動受信手段2b及び処理ノードにおけ
るＤチャネル・パケット自動送信手段20a,Dチャネル・
パケット自動受信手段20bを一部変更するのみでよい。
また，以上の例は，公衆網の場合の例であるが,PBX或い
はCESそのもの或いは配下に処理ノードを構築すること
により，内線系での実現も同様にして可能である。
（５）発明の効果 以上説明したように，本発明は，ディジタル電話機が，
入力された電子電話帳の電話番号を，ディジタル網で提
供するＤチャネル・パケットを用いて，漢字表現を含む
社名・氏名と電話番号からなる電子電話帳データを有す
る処理ノードに自動的に転送し，処理ノードでは，転送
された電話番号をもとに，電子電話帳データを検索し，
対応する社名・氏名をドット・パターン情報として，同
様に,Dチャネル・パケットを用いて返送し，それをディ
ジタル電話機側で，自ら有する電子電話帳の該当する表
示エリア及び記憶エリアに格納する構成であるから，デ
ィジタル電話機側に，漢字表現のためのROMや，その入
力のための手段及び手順を具備する必要がなく，さら
に，利用者に煩わしい操作を強いることなく，容易に漢
字表現が可能な電子電話帳を作成できる。そのため，本
発明によれば，小形で経済的でかつ利便性の高いディジ
タル電話機を実現できる。
入力された電子電話帳の電話番号を，ディジタル網で提
供するＤチャネル・パケットを用いて，漢字表現を含む
社名・氏名と電話番号からなる電子電話帳データを有す
る処理ノードに自動的に転送し，処理ノードでは，転送
された電話番号をもとに，電子電話帳データを検索し，
対応する社名・氏名をドット・パターン情報として，同
様に,Dチャネル・パケットを用いて返送し，それをディ
ジタル電話機側で，自ら有する電子電話帳の該当する表
示エリア及び記憶エリアに格納する構成であるから，デ
ィジタル電話機側に，漢字表現のためのROMや，その入
力のための手段及び手順を具備する必要がなく，さら
に，利用者に煩わしい操作を強いることなく，容易に漢
字表現が可能な電子電話帳を作成できる。そのため，本
発明によれば，小形で経済的でかつ利便性の高いディジ
タル電話機を実現できる。
第１図は本発明のディジタル電話機の一実施例，第２図
は処理ノードの一実施例，第３図はＤチャネルの信号フ
レーム構成，第４図はディジタル電話機から処理ノード
へ電話番号を転送する際のＤチャネル・パケットのフレ
ーム構成例，第５図は処理ノードから電話機に社名・氏
名のパターン情報を返送する際のＤチャネル・パケット
のフレーム構成例，第６図は電子電話帳の登録動作を説
明する動作フローの例である。 第１図，第２図において,1,1′……インタフェース回
路,2……入出力・信号制御部,2a……Ｄチャネル・パケ
ット自動送信手段,2b……Ｄチャネル・パケット自動受
信手段,2c……発ID識別手段,3……表示手段,4……入力
手段,5……フックスイッチ,6……記憶手段,7……スイッ
チ回路,8……コーデック回路,9……通話回路,10……送
受話器,11……呼出し回路,12……サウンダ,20……制御
手段,20a……Ｄチャネル・パケット自動送信手段,20b…
…Ｄチャネル・パケット自動受信手段,20c……IDの一時
保持手段,30……電子電話帳データ記憶手段,40……キャ
ラクタ・コード−ドット・パターン情報変換手段であ
る。
は処理ノードの一実施例，第３図はＤチャネルの信号フ
レーム構成，第４図はディジタル電話機から処理ノード
へ電話番号を転送する際のＤチャネル・パケットのフレ
ーム構成例，第５図は処理ノードから電話機に社名・氏
名のパターン情報を返送する際のＤチャネル・パケット
のフレーム構成例，第６図は電子電話帳の登録動作を説
明する動作フローの例である。 第１図，第２図において,1,1′……インタフェース回
路,2……入出力・信号制御部,2a……Ｄチャネル・パケ
ット自動送信手段,2b……Ｄチャネル・パケット自動受
信手段,2c……発ID識別手段,3……表示手段,4……入力
手段,5……フックスイッチ,6……記憶手段,7……スイッ
チ回路,8……コーデック回路,9……通話回路,10……送
受話器,11……呼出し回路,12……サウンダ,20……制御
手段,20a……Ｄチャネル・パケット自動送信手段,20b…
…Ｄチャネル・パケット自動受信手段,20c……IDの一時
保持手段,30……電子電話帳データ記憶手段,40……キャ
ラクタ・コード−ドット・パターン情報変換手段であ
る。
Claims (1)
- 【請求項１】ディジタル符号化された音声情報を授受す
るための情報チャネル（Bch）と呼接続に関する制御信
号を授受するための信号チャネル（Dch）とを時分割多
重伝送するディジタル加入者線に接続され，前記信号チ
ャネルによるエンド−エンドの低速パケット（Dchパケ
ット）の転送機能を提供するディジタル網或いはPBXやC
ESなどの内線網に収容されるディジタル電話機並びに処
理ノードにおいて， 前記ディジタル電話機は，機能キーやダイヤルに関する
入力手段，社名・氏名欄と電話番号欄からなる電子電話
帳を表示するフルドットタイプの表示手段，前記電子電
話帳の社名・氏名欄の表示内容及び電話番号を各々ドッ
ト・パターン情報及びキャラクタ・コード情報として記
録・保持する記憶手段,Dチャネル・パケットの自動送信
・受信手段，発ID識別手段及びそれらの制御手段を有
し， 前記処理ノードは，漢字表現を含む会社名・氏名と電話
番号からなる電子電話帳データを記録・保持する記憶手
段,Dチャネル・パケットの自動送信・受信手段，発IDを
一時的に保持する手段，前記記憶手段に記憶されている
キャラクタ・コード情報をドット・パターン情報に変換
する手段及びそれらの制御手段を有し， 前記ディジタル電話機が，前記入力手段により予め入力
され前記記憶手段に保持されている電話番号を，前記Ｄ
チャネル・パケット送信手段により前記処理ノードへ転
送し，前記処理ノードでは，転送された電話番号をもと
に前記電子電話帳を検索し，電話番号に対応する社名・
氏名をドット・パターン情報に変換して，転送された電
話番号と対応する社名・氏名のドット・パターン情報と
を，前記ディジタル電話機からのパケット受信時の発ID
を用いて自動発信し,Dチャネル・パケットとして前記デ
ィジタル電話機に転送し，前記ディジタル電話機では，
受信したパケット中の電話番号と自ら保持する電子電話
帳内の電話番号とを照合して，パケット中の社名・氏名
のドット・パターン情報を該当する社名・氏名の表示エ
リアに表示するとともに記憶・保持するよう構成したこ
とを特徴とするディジタル電話機とその電子電話帳の登
録方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP964186A JPH0681190B2 (ja) | 1986-01-20 | 1986-01-20 | デイジタル電話機とその電子電話帳の登録方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP964186A JPH0681190B2 (ja) | 1986-01-20 | 1986-01-20 | デイジタル電話機とその電子電話帳の登録方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62168450A JPS62168450A (ja) | 1987-07-24 |
| JPH0681190B2 true JPH0681190B2 (ja) | 1994-10-12 |
Family
ID=11725846
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP964186A Expired - Fee Related JPH0681190B2 (ja) | 1986-01-20 | 1986-01-20 | デイジタル電話機とその電子電話帳の登録方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0681190B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2610266B2 (ja) * | 1987-06-25 | 1997-05-14 | 日本電信電話株式会社 | 通信端末装置 |
| JP2695796B2 (ja) * | 1987-09-24 | 1998-01-14 | 日本電信電話株式会社 | 電話通信システム |
| JPH0654929B2 (ja) * | 1988-05-10 | 1994-07-20 | 富士通株式会社 | Ｉｓｄｎ公衆網における発アドレス制御方式 |
| JPH08116362A (ja) * | 1994-10-14 | 1996-05-07 | Jinsei Yamaguchi | 文字入力による電話番号案内その他の住所録情報検索自動化システム |
-
1986
- 1986-01-20 JP JP964186A patent/JPH0681190B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62168450A (ja) | 1987-07-24 |
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