JPS61184952A - 電話装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は電話装置に係り、特に表示機能を備えて着信
時に発信者を認識、識別可能とした電話装置に関するも
のである。

〔従来の技術〕

第５図は例えば、電気通信研究所　研究実用化報告第３
３巻第８号（１９８４）　Ｐ　３６図２に示された従来
のディジタル電話機の構成をブロック図化した一部を示
す図、第６図は同資料Ｐ４１図５に示された上記電話機
の通話時における表示器の表示パターンの例を示す図で
ある。第５図において、１はダイヤルキー、２は発信時
は被呼者番号９着信時は発呼者番号９通話時は通話時間
（料金）等を表示する表示器、３はこの表示器２を駆動
する表示回路、４は信号の生成、解読および電話機の状
態制御など発・着信に関する信号処理を行う信号制御回
路、５は電話回線りを介して交換機等との間で信号の送
受信や同期制御等を行う回線インタフェース部、６は入
出力制御手段としてマイクロプロセッサ等で構成される
入出力制御回路である。

次に動作について説明する。発信時は図示を省略したハ
ンドセットをオフフックし、ダイヤル番号に従って順次
ダイヤルキー１を押下する。入出力制御回路６は、ダイ
ヤルキー１を順次走査する等の方法で押下されたダイヤ
ル番号を取り込み、これを表示コードに変換にして表示
回路３に送り、表示器２にダイヤル数字を表示する。同
時に信号制御回路４より回線インタフェース部５を中継
して、交換機（図示せず）へダイヤル番号を送出する。

次に、着信時は交換機からの着呼信号を回線インタフェ
ース部５．信号制御回路４を介して入出力制御回路６が
取り込み、呼出し回路（図示せず）を駆動してすうンダ
（図示せず）より着信音を発生させる。同時に交換機か
らは発呼者番号が送られてくるので、入出力制御回路６
はこれを表示コードに変換して表示回路３に送り、表示
器２に発呼者番号を表示する。第６図は通話時の表示器
２の表示例を示したものであり、発信者の電話機には被
呼者番号、着信者の電話機には発呼者番号が表示される
。

上記の如く、表示器を備えたディジタル電話機では着信
中に発呼者番号が表示されるので、応答前に発信者を識
別できる利点がある。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来の該ディジタル電話機は以上説明したように着（７
に時に発呼者番号が表示されるが、転居の場合や、また
会社内においては部門移動、レイアウト変更等によって
使用する電話機の電話番号が変わることもあり、番号と
発呼者との対応に恒久性がないことや、加えて不特定多
数の相手からの着信を発呼者番号のみによって識別、認
識することは事実上困難であり、もしその都度番号帳等
を調べて相手を確認してから応答するならば応答が大幅
に遅れる等の問題点がある。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、発信者を容易に識別、認識できる電話装置を
得ることを目的とするものである。

Ｃ問題点を解決するための手段〕 この発明に係る電話装置は、任意の文字を入力可能な名
前登録操作部材と、名前に対応する名前信号を記憶する
記憶手段とを設けるとともに、上記名前登録操作部材に
より入力された名前信号を上記記憶手段に記憶させる名
前登録手段と、発信時上記記憶手段に記憶された名前信
号を回線インタフェースを介して電話回線に送出する名
前発信手段と、着信時上記電話回線から回線インタフェ
ースを介して入力された名前信号にもとづき表示器に名
前を表示させる名前表示手段とを備えたものである。

〔作用〕

この発明においては、名前登録操作部材により入力され
た名前に対応する名前信号が名前登録手段により記憶手
段に予め記憶される。そして、発信時にはこの記憶手段
に記憶された名前信号が名前発信手段により電話回線に
送出される。着信時には、上記のようにして発信者側か
ら送られて来た名前信号が回線インタフェースを介して
入力され、名前表示手段により表示器に発信者名が表示
される。

〔実施例〕

以下、本発明を第１図ないし第４図に示す実施例にもと
づき説明する。なお、従来例と同−又は相当部分には同
一符号を用いてその説明は省略する。

第１図は実施例の構成を示すブロック図であり、図にお
いて、７は名前の登録を開始する名前登録ボタン、８は
名前の登録を終了する登録終了ボタン、９は登録する名
前に対応する名前信号を記憶する記憶手段としての名前
メモリである。なお、本実施例においては、ダイヤルキ
ーｌが上記名前登録ボタン７の操作により文字入力可能
な名前入力ボタンとなり、上記ダイヤルキー１９名前登
録ボタン７及び登録終了ボタン８により名前登録操作部
材が構成されている。一方、入出力制御手段としてマイ
クロプロセッサ等で構成される入出力制御回路６には、
新たに名前登録手段６ａ、名前発信手段６ｂ及び名前表
示手段６Ｃが備えられている。登録動作２発信動作１着
信表示動作は上記各手段６ａ、６ｂ、６ｃを備えた入出
力制御回路６で制御され、名前登録ボタン７の押下、フ
ッタスイッチ（図示せず）のオフフック検出１着呼信号
の受信等によって決定される。

次に動作について説明する。第２図は上記実施例による
登録１発信１着信表示動作を示すフローチャートである
。まず、ステップ１０で名前登録ボタン７が押されたこ
とを判別すると、入出力制御回路６は名前メモリ９への
書き込みと表示器２への表示の準備を行なう。次に名前
を名前人カポタンを兼用するダイヤルキー１によって入
力する。

名前を入力するためにはアルファベットで２６文字、か
な文字で５１音と濁音、半濁音と多くの文字数を必要と
し、これに専用ボタンを割り付けることは電話機の寸法
形状的にも、またコスト上においても得策ではないので
、実施例では第３図に示す如くダイヤル数字２桁の組合
わせでかな文字の１文字を入力し、表示器２に文字を表
示する場合は第４図に示すフローチャートによって数字
コードから文字コードへの変換を行なっている。

例えば「やまだ」という名前を入力する場合は、第３図
に従ってダイヤルキー１で７０．６０’。

３０．９２を入力する（第２図ステップ１１）。

入出力制御回路６はダイヤル数字が入力される毎に第４
図のフローチャートに従って文字を判別する。ダイヤル
数字２桁の最初の数字でまず、あ〜わ行のいずれかを判
別しく第４図ステップ３０〜３９）、次の数字で文字を
選定する。第４図ステップ４０〜４４はあ行の場合を図
示しであるが省略した他の行についても同様である。入
出力制御回路６は判別した文字を表示器２に表示すると
ともに名前メモリ９に名前信号を書き込む（第２図ステ
ップ１２．１３）。名前の入力が完了し、ステップ１４
で登録終了ボタン８が押されると、入出力制御回路６は
名前メモリ９に終了記号を書き込み、表示を停止して登
録を終了する（ステップ１５．１６）。発信する場合、
ハンドセットをオフフックすると（ステップ１７）、入
出力制御回路６は交換機へ発呼信号を送出する（ステッ
プ１８）。交換機からの受付信号を受信すると（ステッ
プ１９）、入出力制御回路６は終了記号があるまで名前
メモリ９から名前信号を読み出し交換機に名前を送出す
る（ステップ２０．２１）。以後発信者は従来と同様に
相手番号のダイヤルを行なうことになる（ステップ２２
）。着信の場合は、交換機からの着呼信号を受信すると
（ステップ２３）、入出力制御回路６は交換機へ着呼受
付信号を送出する（ステップ２４）。次に交換機からは
発呼者番号が送られて来るので（ステップ２５）、入出
力制御回路６はこれを表゛示器２に表示する（ステップ
２６）。続いて交換機からは発信側電話機から送出され
た名前体Ｑ＜送られて来るので（ステップ２７）、これ
を発呼者番号に続けて表示器２に表示しくステップ２８
）、名前が終了す　　。

るとサウンダ（図示せず）を駆動し、てスピーカ（図示
せず）より着信音を発生する。

なお、上記第２図におけるステップ１３は名前登録手段
６ａにより、又ステップ２０は名前発信手段６ｂにより
、又ステップ２８は名前表示手段６ｃによりそれぞれ実
現されている。

従って、本実施例によれば着信時に相手番号に加えて相
手名前が表示器２に表示されるので、発信者を容易に識
別、認識できる効果がある。

なお、上記実施例では名前入力ボタンとしてダイヤルキ
ー１を用いたが、その他のボタンを用いても良い。また
上記実施例では名前登録ボタン７と登録終了ボタン８を
別のものとしているが、同一のボタンを兼用しても良い
。

一方、電話機間で送受信される名前信号は、ダイヤルキ
ー１で入力された数字信号でも、文字に変換された後の
文字信号のどちらでも良い。また上記実施例では第４図
に示す数字から文字に変換する処理機能を各電話機が持
つものとしているが、この機能を交換機に設けてもよい
。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、任意の文字を入力
可能な名前登録操作部材と、名前に対応する名前信号を
記憶する記憶手段とを設けるとともに、上記名前登録操
作部材により入力された名前信号を上記記憶手段に記憶
させる名前登録手段と、発信時上記記憶手段に記憶され
た名前信号を回線インタフェースを介して電話回線に送
出する名前発信手段と、着信時上記電話回線から回線イ
ンタフェースを介して入力された名前信号にもとづき表
示器に名前を表示させる名前表示手段とを備えたことに
より、着信時発信者名が表示器に文字で表示されるので
、発信者を容易に識別、認識できる電話装置が得られる
という効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例によるディジタル電話機を
示すブロック構成図の一部、第２図は上記実施例による
名前の登録１発信９着信表示動作を示すフローチャート
、第３図は上記実施例において名前登録ボタンをダイヤ
ルキーに割り付けたときの文字対応図、第４図は上記実
施例における数字コードから文字コードへの変換動作を
示すフローチャート、第５図は従来のディジタル電話機
を示すブロック構成図の一部、第６図は従来のディジタ
ル電話機の通話時の表示器の表示例を示す図である。 １・・・ダイヤルキー、２・・・表示器、５・・・回線
インタフェース、６・・・入出力制御手段、６ａ・・・
名前登録手段、６ｂ・・・名前発信手段、６ｃ・・・名
前表示手段、７・・・名前登録ボタン、８・・・登録終
了ボタン、１，７゜８・・・名前登録操作部材、９・・
・記憶手段、Ｌ・・・電話回線。 なお、図中、同一または相当部分には同一符号を用いて
いる。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）ダイヤル番号を入力するダイヤルキーと、電話回
   線に接続された回線インタフェースと、表示器と、上記
   各部の入出力を制御する入出力制御手段とを備えた電話
   装置において、任意の文字を入力可能な名前登録操作部
   材と、名前に対応する名前信号を記憶する記憶手段とを
   設けるとともに、上記名前登録操作部材により入力され
   た名前信号を上記記憶手段に記憶させる名前登録手段と
   、発信時、上記記憶手段に記憶された名前信号を回線イ
   ンタフェースを介して電話回線に送出する名前発信手段
   と、着信時、上記電話回線から回線インタフェースを介
   して入力された名前信号にもとづき表示器に名前を表示
   させる名前表示手段とを備えたことを特徴とする電話装
   置。
2. （２）名前登録操作部材は、名前入力ボタンを兼用する
   ダイヤルキーと名前登録ボタンと登録終了ボタンとから
   成り、上記名前登録ボタンの操作により上記ダイヤルキ
   ーの複数キーの組合わせを所定の文字に対応させ、名前
   入力を可能としたことを特徴とする特許請求の範囲第１
   項記載の電話装置。