JPH0680726B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- JPH0680726B2 JPH0680726B2 JP60083423A JP8342385A JPH0680726B2 JP H0680726 B2 JPH0680726 B2 JP H0680726B2 JP 60083423 A JP60083423 A JP 60083423A JP 8342385 A JP8342385 A JP 8342385A JP H0680726 B2 JPH0680726 B2 JP H0680726B2
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- oxide film
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- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L21/00—Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
- H01L21/70—Manufacture or treatment of devices consisting of a plurality of solid state components formed in or on a common substrate or of parts thereof; Manufacture of integrated circuit devices or of parts thereof
- H01L21/71—Manufacture of specific parts of devices defined in group H01L21/70
- H01L21/76—Making of isolation regions between components
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Local Oxidation Of Silicon (AREA)
- Element Separation (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 本発明半導体装置の製造方法を以下の順序で説明する。
A.産業上の利用分野 B.発明の概要 C.従来技術 D.発明が解決しようとする問題点 E.問題点を解決するための手段 F.作用 G.実施例[第1図] H.発明の効果 (A.産業上の利用分野) 本発明は半導体装置の製造方法、特に半導体基板の表面
部を選択的に酸化することにより素子間分離用の絶縁膜
を形成する半導体装置の製造方法に関するものである。
部を選択的に酸化することにより素子間分離用の絶縁膜
を形成する半導体装置の製造方法に関するものである。
(B.発明の概要) 本発明半導体装置の製造方法は、半導体基板上に選択的
に形成した耐酸化膜をマスクとして選択酸化膜を形成し
た後、該選択酸化膜と上記耐酸化膜とをマスクとして異
方性エッチングをすることにより該両膜の境界部に溝を
形成し、次に、該溝内に耐酸化膜を形成し、その後該耐
酸化物及び上記耐酸化膜をマスクとする上記半導体基板
表面部の酸化によって上記選択酸化膜を厚くすることに
より、 その酸化のマスクたる耐酸化膜下への進行を溝内の耐酸
化物によって阻み、バードビークの発生を防止、延いて
は変換差を0ないしはそれにきわめて近似した小さい値
にしようとすると共に、必要な厚さの選択酸化膜を効率
良く得ることができるようにするものである。
に形成した耐酸化膜をマスクとして選択酸化膜を形成し
た後、該選択酸化膜と上記耐酸化膜とをマスクとして異
方性エッチングをすることにより該両膜の境界部に溝を
形成し、次に、該溝内に耐酸化膜を形成し、その後該耐
酸化物及び上記耐酸化膜をマスクとする上記半導体基板
表面部の酸化によって上記選択酸化膜を厚くすることに
より、 その酸化のマスクたる耐酸化膜下への進行を溝内の耐酸
化物によって阻み、バードビークの発生を防止、延いて
は変換差を0ないしはそれにきわめて近似した小さい値
にしようとすると共に、必要な厚さの選択酸化膜を効率
良く得ることができるようにするものである。
(C.従来技術) 素子間分離法として半導体基板表面に耐酸化膜を選択的
に形成し、該耐酸化膜をマスクとして半導体基板表面部
を選択的に酸化して選択酸化膜を形成し、該選択酸化膜
により素子間を分離する方法(LOCOS法)がある。
に形成し、該耐酸化膜をマスクとして半導体基板表面部
を選択的に酸化して選択酸化膜を形成し、該選択酸化膜
により素子間を分離する方法(LOCOS法)がある。
このような選択酸化膜により素子間を絶縁分離するLOCO
S法においては耐酸化膜としてナイトライド膜が用いら
れ、該耐酸化膜はシリコンからなる半導体基板上にパッ
ドとして機能するシリコン酸化膜(SiO2)を介して形成
される。
S法においては耐酸化膜としてナイトライド膜が用いら
れ、該耐酸化膜はシリコンからなる半導体基板上にパッ
ドとして機能するシリコン酸化膜(SiO2)を介して形成
される。
(D.発明が解決しようとする問題点) ところで、上記した選択酸化膜により素子間を分離する
方法にはバードビークが発生するという問題があった。
バードビークは選択酸化時にパッドであるシリコン酸化
膜(SiO2)を通して酸素が耐酸化膜の周辺からマスクた
る耐酸化膜下へ侵入し、選択酸化膜の周辺が鳥の嘴状に
耐酸化膜下内に拡がったものであり、このバードビーク
が交換差を発生させる要因となる。そのため、能動領域
がバードビークによって実効的に狭められることにな
り、好ましくない。
方法にはバードビークが発生するという問題があった。
バードビークは選択酸化時にパッドであるシリコン酸化
膜(SiO2)を通して酸素が耐酸化膜の周辺からマスクた
る耐酸化膜下へ侵入し、選択酸化膜の周辺が鳥の嘴状に
耐酸化膜下内に拡がったものであり、このバードビーク
が交換差を発生させる要因となる。そのため、能動領域
がバードビークによって実効的に狭められることにな
り、好ましくない。
そこで、酸素の侵入経路となるパッド用シリコン酸化膜
(SiO2)を薄くすることによりバードビークの発生量を
小なくし、耐酸化膜であるナイトライド膜を厚くするこ
とが考えられるが、このようにすると選択酸化により半
導体基板と耐酸化膜との間に生じるストレスが大きくな
り、欠陥が発生しやすいので好ましくない。
(SiO2)を薄くすることによりバードビークの発生量を
小なくし、耐酸化膜であるナイトライド膜を厚くするこ
とが考えられるが、このようにすると選択酸化により半
導体基板と耐酸化膜との間に生じるストレスが大きくな
り、欠陥が発生しやすいので好ましくない。
又、選択酸化膜を形成した後半導体基板表面を全面エッ
チングすることによりバードビークを小さくすることも
考えられる。しかし、そのようにしてバードビークを小
さくしてもチャンネルストッパーを成す拡散領域が酸化
の際の押し込み拡散により拡がり、その押し込み拡散に
よる能動領域の実効的減少は防止することはできなかっ
た。即ち、形状的に変換差をなくしたとしてもチャンネ
ルの延び等を考慮した電気的な意味における変換差自身
は小さくできなかった。
チングすることによりバードビークを小さくすることも
考えられる。しかし、そのようにしてバードビークを小
さくしてもチャンネルストッパーを成す拡散領域が酸化
の際の押し込み拡散により拡がり、その押し込み拡散に
よる能動領域の実効的減少は防止することはできなかっ
た。即ち、形状的に変換差をなくしたとしてもチャンネ
ルの延び等を考慮した電気的な意味における変換差自身
は小さくできなかった。
そのため、形状的な変換差を小さくするだけでなく電気
的な変換差をも小さくすことが要請されていた。
的な変換差をも小さくすことが要請されていた。
本発明はこの要請に応えるべく為されたもので、形状的
な変換差を略Oにすると共に電気的な変換差も小さく
し、更には、必要な厚さの選択酸化膜を効率良く得るこ
とができるようにすることを目的とする。
な変換差を略Oにすると共に電気的な変換差も小さく
し、更には、必要な厚さの選択酸化膜を効率良く得るこ
とができるようにすることを目的とする。
(E.問題点を解決するための手段) 本発明半導体装置の製造方法は、上記問題点を解決する
ため、半導体基板上に選択的に形成した耐酸化膜をマス
クとして選択酸化膜を形成した後、該選択酸化膜と上記
耐酸化膜とをマスクとして異方性エッチングをすること
により該両膜の境界部に溝を形成し、次に、該溝内に耐
酸化物を形成し、その後該耐酸化物及び上記耐酸化膜を
マスクとする上記半導体基板表面部の酸化により上記選
択酸化膜を厚くすることを特徴とする。
ため、半導体基板上に選択的に形成した耐酸化膜をマス
クとして選択酸化膜を形成した後、該選択酸化膜と上記
耐酸化膜とをマスクとして異方性エッチングをすること
により該両膜の境界部に溝を形成し、次に、該溝内に耐
酸化物を形成し、その後該耐酸化物及び上記耐酸化膜を
マスクとする上記半導体基板表面部の酸化により上記選
択酸化膜を厚くすることを特徴とする。
(F.作用) 本発明半導体装置の製造方法によれば、耐酸化膜形成領
域周縁に設けた溝に耐酸化物を形成するのでバードビー
クの発生をその耐酸化物により阻止することができる。
従って、形状的な変換差を略0にできる。
域周縁に設けた溝に耐酸化物を形成するのでバードビー
クの発生をその耐酸化物により阻止することができる。
従って、形状的な変換差を略0にできる。
又、その耐酸化物により選択酸化の際のチャンネルスト
ッバー拡散層の押し込み拡散を防止することも可能とな
り電気的な変換差を0に近似したきわめて小さな値にす
ることができる。
ッバー拡散層の押し込み拡散を防止することも可能とな
り電気的な変換差を0に近似したきわめて小さな値にす
ることができる。
そして、溝に耐酸化物を形成した後は、既に形成されて
いる選択酸化膜を、所望の厚さが得られるように厚くす
る選択酸化膜を行えば良く、溝に耐酸化物を形成する前
に形成した選択酸化膜を無駄にすることなく活かすこと
ができる。
いる選択酸化膜を、所望の厚さが得られるように厚くす
る選択酸化膜を行えば良く、溝に耐酸化物を形成する前
に形成した選択酸化膜を無駄にすることなく活かすこと
ができる。
(G.実施例)[第1図] 以下に、本発明半導体装置の製造方法を添附図面に示し
た実施例に従って説明する。
た実施例に従って説明する。
第1図(A)乃至(G)は本発明半導体装置の製造方法
の実施の一例を工程順に示すものである。
の実施の一例を工程順に示すものである。
(A)シリコン半導体基板1表面部を加熱酸化すること
により300Å程度の膜厚を有するシリコン酸化膜2を形
成し、該シリコン酸化膜2上に耐酸化性を有するナイト
ライド膜3を成長させる。ナイトライド膜3の膜厚は例
えば1000Å程度である。
により300Å程度の膜厚を有するシリコン酸化膜2を形
成し、該シリコン酸化膜2上に耐酸化性を有するナイト
ライド膜3を成長させる。ナイトライド膜3の膜厚は例
えば1000Å程度である。
その後、フォトレジストをマスクとしてRIE等によりシ
リコン酸化膜2及びナイトライド膜3の選択酸化すべき
領域上に位置する部分を除去する。その後、半導体基板
1表面部にシリコン酸化膜2及びナイトライド膜3をマ
スクとしてある導電型の不純物をイオン打込みし、アニ
ールすることにより半導体基板1表面部において選択酸
化膜を形成すべき領域にチャンネルストッパ4を形成す
る。第1図(A)はチャンネルストッパ4を形成した後
の状態を示す。
リコン酸化膜2及びナイトライド膜3の選択酸化すべき
領域上に位置する部分を除去する。その後、半導体基板
1表面部にシリコン酸化膜2及びナイトライド膜3をマ
スクとしてある導電型の不純物をイオン打込みし、アニ
ールすることにより半導体基板1表面部において選択酸
化膜を形成すべき領域にチャンネルストッパ4を形成す
る。第1図(A)はチャンネルストッパ4を形成した後
の状態を示す。
(B)次いで、半導体基板1表面部を上記選択酸化膜3
をマスクとして酸化することにより例えば1000Å程度の
膜厚を有する選択酸化膜(SiO2)5を形成する。この段
階における選択酸化膜5は、後でセルフアライメントに
より溝を形成するために形成されるものである。該選択
酸化膜5はナイトライド膜3と近接した部分(ビーク
部)6において膜厚が薄くなり、パッドたるシリコン酸
化膜2と連なっている。第1図(B)は選択酸化膜5を
形成した後の状態を示す。
をマスクとして酸化することにより例えば1000Å程度の
膜厚を有する選択酸化膜(SiO2)5を形成する。この段
階における選択酸化膜5は、後でセルフアライメントに
より溝を形成するために形成されるものである。該選択
酸化膜5はナイトライド膜3と近接した部分(ビーク
部)6において膜厚が薄くなり、パッドたるシリコン酸
化膜2と連なっている。第1図(B)は選択酸化膜5を
形成した後の状態を示す。
(C)RIEによりシリコン酸化膜(SiO2)に対するエッ
チングをすることによりビーク部6において半導体基板
(シリコン)1表面部を露出させる。その後、やはりRI
Eによりナイトライド膜3及び選択酸化膜5をマスクと
して半導体基板1をRIEによりエッチングすることによ
りビーク部6に溝(トレンチ)7を形成する。その後チ
ャンネルストッパーを形成するため上記チャンネルスト
ッパー4と同じ導電型の不純物を例えばイオン打込み
し、その後アニールすることにより溝7の表面にチャン
ネルストッパー8を形成する。第1図(C)はチャンネ
ルストッパー8を形成した後の状態を示す。
チングをすることによりビーク部6において半導体基板
(シリコン)1表面部を露出させる。その後、やはりRI
Eによりナイトライド膜3及び選択酸化膜5をマスクと
して半導体基板1をRIEによりエッチングすることによ
りビーク部6に溝(トレンチ)7を形成する。その後チ
ャンネルストッパーを形成するため上記チャンネルスト
ッパー4と同じ導電型の不純物を例えばイオン打込み
し、その後アニールすることにより溝7の表面にチャン
ネルストッパー8を形成する。第1図(C)はチャンネ
ルストッパー8を形成した後の状態を示す。
(D)その後、ナイトライド膜(あるいはオキシシリコ
ンナイトライドOXY−SiNでも良い。)9を半導体基板1
表面部上に全面的にデポジションする。このデポジショ
ンはナイトライド9が溝7内に完全に充填されるように
行うことが必要である。第1図(D)はナイトライド膜
9を形成した後の状態を示すものである。
ンナイトライドOXY−SiNでも良い。)9を半導体基板1
表面部上に全面的にデポジションする。このデポジショ
ンはナイトライド9が溝7内に完全に充填されるように
行うことが必要である。第1図(D)はナイトライド膜
9を形成した後の状態を示すものである。
尚、溝7に充填されるようにデポジションする耐酸化物
としてナイトライド膜9に代えてオキシシリコンナイト
ライドOXY−SiN(SiON)を用いるようにした場合には、
半導体基板1と選択酸化膜5、10(10は後で形成される
選択酸化膜を示す)との間に生じるストレスをより緩和
することができ、また、酸化阻止効果もより高めること
ができる。というのは、溝7をシリコンナイトライドSi
N膜9で埋めた場合、加熱酸化処理の過程でその膜中の
窒素Nが一部外部に飛散してSiNがSiO2に変換される現
象が生じ、溝7を完璧にシリコンナイトライドSiNで埋
めることができなくなり、ストレス緩和効果が若干低下
し、また酸化阻止効果も低下するのに対して、溝7をオ
キシシリコンナイトライド膜で生めた場合には窒素Nが
飛散してSiO2に変換されるという現象が生じにくくなる
ためである。
としてナイトライド膜9に代えてオキシシリコンナイト
ライドOXY−SiN(SiON)を用いるようにした場合には、
半導体基板1と選択酸化膜5、10(10は後で形成される
選択酸化膜を示す)との間に生じるストレスをより緩和
することができ、また、酸化阻止効果もより高めること
ができる。というのは、溝7をシリコンナイトライドSi
N膜9で埋めた場合、加熱酸化処理の過程でその膜中の
窒素Nが一部外部に飛散してSiNがSiO2に変換される現
象が生じ、溝7を完璧にシリコンナイトライドSiNで埋
めることができなくなり、ストレス緩和効果が若干低下
し、また酸化阻止効果も低下するのに対して、溝7をオ
キシシリコンナイトライド膜で生めた場合には窒素Nが
飛散してSiO2に変換されるという現象が生じにくくなる
ためである。
(E)その後、ナイトライド膜9を選択酸化膜5表面が
露出する深さまでエッチングする。その結果、ナイトラ
イド膜9は溝7内に充填された部分を除いて除去され、
溝7内にナイトライド9を充填した状態になる。第1図
(E)はナイトライド膜9に対するエッチングを終了し
た後の状態を示す。
露出する深さまでエッチングする。その結果、ナイトラ
イド膜9は溝7内に充填された部分を除いて除去され、
溝7内にナイトライド9を充填した状態になる。第1図
(E)はナイトライド膜9に対するエッチングを終了し
た後の状態を示す。
(F)半導体基板1表面部を上記ナイトライド膜3をマ
スクとして選択酸化することにより既に生じていた選択
酸化膜5を厚くすることによって素子分離用の選択酸化
膜10を形成する。
スクとして選択酸化することにより既に生じていた選択
酸化膜5を厚くすることによって素子分離用の選択酸化
膜10を形成する。
この選択酸化に際して上記溝7内に充填された耐酸化物
9は選択酸化される領域から耐酸化膜たるナイトライド
膜3によりマスクされた領域への酸化の進行を完全に阻
む機能を発揮する。従って、バードビークが発生し得な
い。そして、耐酸化物9は酸化の進行を阻むと同時にチ
ャンネルストッパーを形成する不純物の酸化に際しての
押し込み拡散をも阻むので、チャンネルストッパーが押
し込み拡散によって拡がり能動領域の実効的面積が狭ま
ることを防止することができる。
9は選択酸化される領域から耐酸化膜たるナイトライド
膜3によりマスクされた領域への酸化の進行を完全に阻
む機能を発揮する。従って、バードビークが発生し得な
い。そして、耐酸化物9は酸化の進行を阻むと同時にチ
ャンネルストッパーを形成する不純物の酸化に際しての
押し込み拡散をも阻むので、チャンネルストッパーが押
し込み拡散によって拡がり能動領域の実効的面積が狭ま
ることを防止することができる。
尚、この選択酸化による体積の膨張による選択酸化膜10
の表面の高さが高くなる。第1図(F)は選択酸化終了
後の状態を示す。
の表面の高さが高くなる。第1図(F)は選択酸化終了
後の状態を示す。
(G)その後、選択酸化膜10の表面部を適宜な厚さエッ
チングし、その表面の高さが半導体基板1のシリコン酸
化膜2及びナイトライド膜3が形成された部分のシリコ
ン酸化膜2との界面の高さと略同じになるようにする。
その後、シリコン酸化膜2及びナイトライド膜3を除去
し、半導体基板1表面の平担化を図る。第1図(G)は
そのシリコン酸化膜2及びナイトライド膜3除去後の状
態を示す。
チングし、その表面の高さが半導体基板1のシリコン酸
化膜2及びナイトライド膜3が形成された部分のシリコ
ン酸化膜2との界面の高さと略同じになるようにする。
その後、シリコン酸化膜2及びナイトライド膜3を除去
し、半導体基板1表面の平担化を図る。第1図(G)は
そのシリコン酸化膜2及びナイトライド膜3除去後の状
態を示す。
このような半導体装置の製造方法によれば、半導体基板
1の選択酸化膜3によってマスクした領域の周辺に溝7
を形成し、該溝7に耐酸化物9を充填したうえで素子間
分離用の選択酸化膜10形成するので、その選択酸化膜10
に際して選択酸化される領域から耐酸化膜たるナイトラ
イド膜3によりマスクされた領域への酸化の進行を溝7
内の耐酸化物9によって阻止することができる。
1の選択酸化膜3によってマスクした領域の周辺に溝7
を形成し、該溝7に耐酸化物9を充填したうえで素子間
分離用の選択酸化膜10形成するので、その選択酸化膜10
に際して選択酸化される領域から耐酸化膜たるナイトラ
イド膜3によりマスクされた領域への酸化の進行を溝7
内の耐酸化物9によって阻止することができる。
従って、バードビークの発生を防止することができ形状
的に変換率を0にすることができる。
的に変換率を0にすることができる。
そして、ナイトライド膜3によってマスクされた領域へ
の酸化の進行を溝7内に耐酸化物9によって阻止するこ
とができるので、酸化による押し込み酸化を防止するこ
とができ、延いてはチャンネルストッパー8の拡散を防
止することができる。従って、チャンネルの延びをも考
慮に入れた電気的な意味における変換率も小さくするこ
とができる。
の酸化の進行を溝7内に耐酸化物9によって阻止するこ
とができるので、酸化による押し込み酸化を防止するこ
とができ、延いてはチャンネルストッパー8の拡散を防
止することができる。従って、チャンネルの延びをも考
慮に入れた電気的な意味における変換率も小さくするこ
とができる。
また、溝に耐酸化物を形成した後は、既に形成されてい
る選択酸化膜5を、所望の厚さが得られるように厚くす
る選択酸化を行なえば良く、溝に耐酸化物を形成する前
に形成した選択酸化膜5を無駄にすることなく活かすこ
とができる。依って、選択酸化に要する時間をその分短
縮することができる。
る選択酸化膜5を、所望の厚さが得られるように厚くす
る選択酸化を行なえば良く、溝に耐酸化物を形成する前
に形成した選択酸化膜5を無駄にすることなく活かすこ
とができる。依って、選択酸化に要する時間をその分短
縮することができる。
(H.発明の効果) 以上に述べたように、本発明半導体装置の製造方法によ
れば、耐酸化膜形成領域周縁に設けた溝に耐酸化物を形
成するのでバードビークの発生をその耐酸化物により阻
止することができる。従つて、形状的な変換差を略0に
できる。又、溝の耐酸化物によりチャンネルストッパー
拡散層の押し込み拡散を抑制することができるので電気
的な意味における変換差も0に近似したきわめて小さな
値にすることができる。
れば、耐酸化膜形成領域周縁に設けた溝に耐酸化物を形
成するのでバードビークの発生をその耐酸化物により阻
止することができる。従つて、形状的な変換差を略0に
できる。又、溝の耐酸化物によりチャンネルストッパー
拡散層の押し込み拡散を抑制することができるので電気
的な意味における変換差も0に近似したきわめて小さな
値にすることができる。
そして、溝に耐酸化物を形成した後は、既に形成されて
いる選択酸化膜を、所望の厚さが得られるように厚くす
る選択酸化膜を行えば良く、溝に耐酸化物を形成する前
に形成した選択酸化膜を無駄にすることなく活かすこと
ができ選択酸化に要する時間をその分短縮することがで
きる。
いる選択酸化膜を、所望の厚さが得られるように厚くす
る選択酸化膜を行えば良く、溝に耐酸化物を形成する前
に形成した選択酸化膜を無駄にすることなく活かすこと
ができ選択酸化に要する時間をその分短縮することがで
きる。
【図面の簡単な説明】 第1図(A)乃至(G)は本発明半導体装置の製造方法
の実施の一例を示す工程順に示す断面図である。 符号の説明 1……半導体基板、 3……耐酸化膜、5……選択酸化膜、 7……溝、9……耐酸化物、 10……選択酸化膜。
の実施の一例を示す工程順に示す断面図である。 符号の説明 1……半導体基板、 3……耐酸化膜、5……選択酸化膜、 7……溝、9……耐酸化物、 10……選択酸化膜。
Claims (2)
- 【請求項1】半導体基板上に選択的に耐酸化膜を形成す
る工程と、 上記耐酸化膜をマスクとして上記半導体基板の表面部を
酸化することにより選択酸化膜を形成する工程と、 上記耐酸化膜と上記選択酸化膜をマスクとする上記半導
体基板に対する異方性エッチングにより上記耐酸化膜と
上記選択酸化膜との境界部に溝を形成する工程と、 上記溝内に耐酸化物を形成する工程と、 上記耐酸化膜及び耐酸化物をマスクとして上記半導体基
板表面部を酸化することにより上記選択酸化膜を厚くす
る工程と、 を有することを特徴とする半導体装置の製造方法 - 【請求項2】溝内に形成する耐酸化物がオキシシリコン
ナイトライドからなる ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の半導体装
置の製造方法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60083423A JPH0680726B2 (ja) | 1985-04-18 | 1985-04-18 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60083423A JPH0680726B2 (ja) | 1985-04-18 | 1985-04-18 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61241941A JPS61241941A (ja) | 1986-10-28 |
JPH0680726B2 true JPH0680726B2 (ja) | 1994-10-12 |
Family
ID=13802024
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60083423A Expired - Fee Related JPH0680726B2 (ja) | 1985-04-18 | 1985-04-18 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0680726B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5028559A (en) * | 1989-03-23 | 1991-07-02 | Motorola Inc. | Fabrication of devices having laterally isolated semiconductor regions |
US5851887A (en) * | 1994-09-07 | 1998-12-22 | Cypress Semiconductor Corporation | Deep sub-micron polysilicon gap formation |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5935445A (ja) * | 1982-08-24 | 1984-02-27 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 半導体装置の製造方法 |
JPS59139643A (ja) * | 1983-01-31 | 1984-08-10 | Hitachi Ltd | 半導体装置およびその製造方法 |
-
1985
- 1985-04-18 JP JP60083423A patent/JPH0680726B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61241941A (ja) | 1986-10-28 |
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