JPH0680254B2 - 外壁構造 - Google Patents
外壁構造Info
- Publication number
- JPH0680254B2 JPH0680254B2 JP18149084A JP18149084A JPH0680254B2 JP H0680254 B2 JPH0680254 B2 JP H0680254B2 JP 18149084 A JP18149084 A JP 18149084A JP 18149084 A JP18149084 A JP 18149084A JP H0680254 B2 JPH0680254 B2 JP H0680254B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- waterproof sheet
- outdoor side
- exterior
- heat insulating
- moisture
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Building Environments (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［技術分野］ 本発明は、外壁内部に空気層を設けて内部を通気させる
ことにより外壁内部の湿気を屋外側に放出させるように
した外壁構造に関するものである。
ことにより外壁内部の湿気を屋外側に放出させるように
した外壁構造に関するものである。
［背景技術］ 一般に外壁構造は、内部に断熱材を充填して屋外と室内
の断熱化を図っているが、この構造では特に寒冷地方に
おいて内部に存在する湿気を屋外側へ放出するなどでき
ず、室内外の温度差によって壁体内部に結露を生じるこ
とがあり、耐久性に乏しいものであっ。
の断熱化を図っているが、この構造では特に寒冷地方に
おいて内部に存在する湿気を屋外側へ放出するなどでき
ず、室内外の温度差によって壁体内部に結露を生じるこ
とがあり、耐久性に乏しいものであっ。
［発明の目的］ 本発明は上記の点に鑑みて成されたものであって、積極
的に内部の湿気を屋外側へ放出させることにより耐久性
を向上することができる外壁構造を提供することを目的
とするものである。
的に内部の湿気を屋外側へ放出させることにより耐久性
を向上することができる外壁構造を提供することを目的
とするものである。
［発明の開示］ すなわち、本発明の外壁構造は、断熱層１の室内側に内
装下地材２を取り付けると共に断熱層１の室外側に湿気
の通過可能な防水シートで形成される室内側防水シート
３を介して上下方向に長い複数本の外装下地桟４、４を
取り付け、外装下地桟４の屋外側に屋外側防水シート５
を介して外装材６を取り付け、隣接する外装下地桟４、
４と室内側防水シート３及び屋外側防水シート５との間
で空気層７を形成し、空気層７の上下端部がそれぞれ屋
外側に開口して成ることを特徴とするもので、室内側防
水シート３と屋外側防水シート５との間に形成された空
気層７に通気することにより内部の湿気を外部へ放出す
るようにして上記目的を達成したものである。
装下地材２を取り付けると共に断熱層１の室外側に湿気
の通過可能な防水シートで形成される室内側防水シート
３を介して上下方向に長い複数本の外装下地桟４、４を
取り付け、外装下地桟４の屋外側に屋外側防水シート５
を介して外装材６を取り付け、隣接する外装下地桟４、
４と室内側防水シート３及び屋外側防水シート５との間
で空気層７を形成し、空気層７の上下端部がそれぞれ屋
外側に開口して成ることを特徴とするもので、室内側防
水シート３と屋外側防水シート５との間に形成された空
気層７に通気することにより内部の湿気を外部へ放出す
るようにして上記目的を達成したものである。
以下本発明を実施例に基づいて詳述する。第１図及び第
２図に示すように、枠材８内には発泡ポリスチレンやグ
ラスウール等の断熱材９が充填してあって断熱層１が形
成されている。この断熱層１の室内側には高密度ポリエ
チレンシート等の防湿シート10を介して内装下地材２が
釘打ちなどで張り付けてあり、また断熱層１の室外側に
は高密度ポリエチレンの極細繊維シート等で形成された
室内側防水シート３を介して複数本の外装下地桟４、４
が取り付けてある。この外装下地桟４は上記枠材８の各
補強材11に釘打ちなどで固着されるもので、上下方向に
長く形成されている。この外装下地桟４の屋外側にはア
スファルトフェルト等で形成される屋外側防水シート５
を介して外装材６が取り付けられている。
２図に示すように、枠材８内には発泡ポリスチレンやグ
ラスウール等の断熱材９が充填してあって断熱層１が形
成されている。この断熱層１の室内側には高密度ポリエ
チレンシート等の防湿シート10を介して内装下地材２が
釘打ちなどで張り付けてあり、また断熱層１の室外側に
は高密度ポリエチレンの極細繊維シート等で形成された
室内側防水シート３を介して複数本の外装下地桟４、４
が取り付けてある。この外装下地桟４は上記枠材８の各
補強材11に釘打ちなどで固着されるもので、上下方向に
長く形成されている。この外装下地桟４の屋外側にはア
スファルトフェルト等で形成される屋外側防水シート５
を介して外装材６が取り付けられている。
しかして、第２図に示すように、室内側防水シート３と
屋外側防水シート５との間には隣接する外装下地桟４、
４との間で上下方向に長い空気層７が壁体12の上下全長
に亘って形成されることになり、この空気層７の上下端
部はそれぞれ屋外側に開口してあって、内部を空気が流
通することができ、壁体12内部の湿気を屋外側へ放出す
ることができるものである。また、室内側の防水シート
３を湿気の通過可能な防水シートで形成することによ
り、室内側より壁体12内部に侵入した湿気を内部に留ど
めることなく積極的に室内側防水シート３を透過させて
空気層７内へ放出し、空気の流通に伴って屋外側へ放出
することができるものであり、また屋外側防水シート５
をアスファルトフェルトのような防水効果のある防水紙
で形成することにより屋外側より内部に水が侵入するの
を防ぐことができるものである。
屋外側防水シート５との間には隣接する外装下地桟４、
４との間で上下方向に長い空気層７が壁体12の上下全長
に亘って形成されることになり、この空気層７の上下端
部はそれぞれ屋外側に開口してあって、内部を空気が流
通することができ、壁体12内部の湿気を屋外側へ放出す
ることができるものである。また、室内側の防水シート
３を湿気の通過可能な防水シートで形成することによ
り、室内側より壁体12内部に侵入した湿気を内部に留ど
めることなく積極的に室内側防水シート３を透過させて
空気層７内へ放出し、空気の流通に伴って屋外側へ放出
することができるものであり、また屋外側防水シート５
をアスファルトフェルトのような防水効果のある防水紙
で形成することにより屋外側より内部に水が侵入するの
を防ぐことができるものである。
［発明の効果］ 上記のように本発明は、断熱層の室外側に湿気の通過可
能な防水シートで形成される室内側防水シートを介して
上下方向に長い複数本の外装下地桟を取り付け、外装下
地桟の屋外側に屋外側防水シートを介して外装材を取り
付け、隣接する外装下地桟と室内側防水シート及び屋外
側防水シートとの間で空気層を形成し、空気層の上下端
部がそれぞれ屋外側に開口したので、この空気層内を流
通する空気で壁体内部の湿気を除去することができ、内
部の結露を防ぐことができて壁体の耐久性を向上するこ
とができるものである。
能な防水シートで形成される室内側防水シートを介して
上下方向に長い複数本の外装下地桟を取り付け、外装下
地桟の屋外側に屋外側防水シートを介して外装材を取り
付け、隣接する外装下地桟と室内側防水シート及び屋外
側防水シートとの間で空気層を形成し、空気層の上下端
部がそれぞれ屋外側に開口したので、この空気層内を流
通する空気で壁体内部の湿気を除去することができ、内
部の結露を防ぐことができて壁体の耐久性を向上するこ
とができるものである。
第１図は本発明一実施例の一部切欠斜視図、第２図は同
上の断面図である。 １は断熱層、２は内装下地材、３は室内側防水シート、
４は外装下地桟、５は屋外側防水シート、６は外装材、
７は空気層である。
上の断面図である。 １は断熱層、２は内装下地材、３は室内側防水シート、
４は外装下地桟、５は屋外側防水シート、６は外装材、
７は空気層である。
Claims (2)
- 【請求項１】断熱層の室内側に内装下地材を取り付ける
と共に断熱層の室外側に湿気の通過可能な防水シートで
形成される室内側防水シートを介して上下方向に長い複
数本の外装下地桟を取り付け、外装下地桟の屋外側に屋
外側防水シートを介して外装材を取り付け、隣接する外
装下地桟と室内側防水シート及び屋外側防水シートとの
間で空気層を形成し、空気層の上下端部がそれぞれ屋外
側に開口して成ることを特徴とする外壁構造。 - 【請求項２】屋外側防水シートが湿気の通過不能な防水
シートで形成されていることを特徴とする特許請求の範
囲第１項記載の外壁構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18149084A JPH0680254B2 (ja) | 1984-08-30 | 1984-08-30 | 外壁構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18149084A JPH0680254B2 (ja) | 1984-08-30 | 1984-08-30 | 外壁構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6160942A JPS6160942A (ja) | 1986-03-28 |
| JPH0680254B2 true JPH0680254B2 (ja) | 1994-10-12 |
Family
ID=16101665
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18149084A Expired - Lifetime JPH0680254B2 (ja) | 1984-08-30 | 1984-08-30 | 外壁構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0680254B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000160732A (ja) * | 1998-11-30 | 2000-06-13 | Sumitomo Forestry Co Ltd | 壁仕上用下地構造 |
| JP2006348660A (ja) * | 2005-06-17 | 2006-12-28 | Sumitomo Forestry Co Ltd | 外壁防水構造 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6169309U (ja) * | 1984-10-12 | 1986-05-12 | ||
| JPH068166Y2 (ja) * | 1987-02-09 | 1994-03-02 | 日本製紙株式会社 | 外壁構造 |
-
1984
- 1984-08-30 JP JP18149084A patent/JPH0680254B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000160732A (ja) * | 1998-11-30 | 2000-06-13 | Sumitomo Forestry Co Ltd | 壁仕上用下地構造 |
| JP2006348660A (ja) * | 2005-06-17 | 2006-12-28 | Sumitomo Forestry Co Ltd | 外壁防水構造 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6160942A (ja) | 1986-03-28 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |