JP2006348660A - 外壁防水構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】釘部材を外壁骨組み部材等に向けて打ち込む際に防水シートに形成される貫通孔を介して、水が外壁骨組み部材側に侵入しようとするのを効果的に遮断できる外壁防水構造を提供する。
【解決手段】外壁骨組み部材11の外側を覆って防風シート12を取り付け、さらに通気層形成部材13を配置して防水シート14を取り付けた後に、ラスモルタル16による外壁材19を施工してなる外壁において、ラス15a、15bを固定するための釘部材18を防水シート14を貫通して通気層形成部材13に向けて打ち込んだ際の貫通孔から、水が通気層形成部材13側に漏水するのを遮断するための防水構造であって、釘部材18の打ち込み位置における防水シート14の外側に密着させてパッキン部材10を配置し、このパッキン部材10と共に防水シート14を貫通させて通気層形成部材13に向けて釘部材を打ち込む。
【選択図】図1

Description

本発明は、外壁防水構造に関し、特に、ラスモルタル又はサイディングによる外壁材を設置して形成される外壁の防水構造に関する。
建物の外壁は、一般に、例えば柱や間柱等の外壁骨組み部材に支持させて、これらの外側を覆って防風シート(防水シート)を取り付け、必要に応じて壁仕上用下地パネル、縦胴縁等を取り付けると共にこれらの外側を覆ってさらに防水シートを取り付けてから、例えばラスやラスモルタルが施工されたり、サイディング取付金具を介してサイディングが施工されることになる。また、外壁骨組み部材に耐力面材や木ずりを取り付け、これらの外側を防水シートで覆ってラスモルタルやサイディングが施工されることもある。
また、柱や間柱等の外壁骨組み部材の屋内側には、内装仕上げ材等が取り付けられると共に、建物の内部を外部から熱的に遮断して屋内の空調条件を適切に保つことができるように、例えば防風シート(防水シート)と内装仕上げ材とによって挟まれる壁の内部における骨組み部材の間隔部分には、断熱材が充填配置される。さらに、近年、例えば断熱材の外側における通気を良好にして断熱材の内部に結露が発生しないようにすること等を目的として、ラスモルタルやサイディング等による外壁材と防風シート(防水シート)によって覆われた断熱材との間に通気層形成部材を設けて、通気層を形成するようにした外壁構造が採用される場合がある。これらの通気層は、例えば間隔をおいて平行に配置された複数の表側帯状小幅板と、間隔をおいて平行に配置された複数の裏側帯状小幅板とを互いに交差させた状態で接合一体化してなる壁仕上用下地パネルや、間隔をおいて平行に配置された複数の縦胴縁等を通気層形成部材として、例えば建物の土台部分から天井裏部分に至る通気空間として設けられる(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−160732号公報
例えば防水シートによって覆われた壁仕上用下地パネルの外側にラスモルタルを施工する場合、金網部材であるラスの力骨を、例えばステープル釘を壁仕上用下地パネル及びこれの後方の柱や間柱等まで打ち込んで固定することにより、ラスを壁仕上用下地パネルの外側に取り付け、しかる後に壁仕上用下地パネルの外側にラスモルタルを塗着させる方法が採用される。また例えば防水シートによって覆われた縦胴縁の外側にサイディングを施工する場合、サイディング取付金具を、例えばステープル釘を縦胴縁及びこれの後方の柱や間柱等まで打ち込んで固定することにより縦胴縁の外側に取り付け、しかる後にサイディング取付金具を介して縦胴縁の外側にサイディングを設置する。
ラスやサイディング取付金具を外壁骨組み部材や耐力面材、木ずり下地、壁仕上用下地パネル、縦胴縁等に取り付けるために、これらに向けてステープル釘等の釘部材を打ち込むには、防水シートを貫通させて打ち込む必要があることから、硬化前のラスモルタル中の水や外部から侵入した水が、防水シートに形成された釘部材による貫通孔の周縁の隙間を伝って万が一外壁骨組み部材側や通気層形成部材側に漏水する可能性に備えて、このような貫通孔を介して水が通過しないような構造としておくことにより、建物の信頼性をさらに向上させることが可能になる。
本発明は、ステープル釘等の釘部材を外壁骨組み部材等に向けて打ち込む際に防水シートに形成される貫通孔を介して、水が外壁骨組み部材側や通気層形成部材側に侵入しようとするのを効果的に遮断することのできる外壁防水構造を提供することを目的とする。
本発明は、ラスモルタル又はサイディングによる外壁材を施工してなる外壁において、外壁骨組み部材の外側を覆って取り付けられる防水シートを貫通して、ラス又はサイディング固定金具を固定するための釘部材を前記外壁骨組み部材に向けて打ち込んだ際の貫通孔から、水が前記外壁骨組み部材側に漏水するのを遮断するための防水構造であって、前記釘部材の打ち込み位置における前記防水シートの外側に密着させてパッキン部材を配置し、該パッキン部材と共に前記防水シートを貫通させて前記通気層形成部材に向けて前記釘部材を打ち込む外壁防水構造を提供することにより、上記目的を達成したものである。
また、本発明は、外壁骨組み部材の外側に防風シートを取り付け、さらに通気層形成部材を配置して防水シートで覆った後に、ラスモルタル又はサイディングによる外壁材を施工してなる外壁において、前記防水シートを貫通してラス又はサイディング固定金具を固定するための釘部材を前記通気層形成部材に向けて打ち込んだ際の貫通孔から、水が前記通気層形成部材側に漏水するのを遮断するための防水構造であって、前記釘部材の打ち込み位置における前記防水シートの外側に密着させてパッキン部材を配置し、該パッキン部材と共に前記防水シートを貫通させて前記通気層形成部材に向けて前記釘部材を打ち込む外壁防水構造を提供することにより、上記目的を達成したものである。
本発明の外壁防水構造は、前記パッキン部材が0.3〜15mmの厚さを有する縦長帯状のテープ状パッキン部材であることが好ましい。
また、本発明の外壁防水構造は、前記パッキン部材の外側に前記防水シートと重ねるように配設して補助防水シートを取り付け、該補助防水シート及び前記パッキン部材と共に前記防水シートを貫通させて前記外壁骨組み部材又は前記通気層形成部材に向けて前記釘部材を打ち込むようにすることが好ましい。
さらに、本発明の外壁防水構造は、前記パッキン部材が、弾性又は粘着性を有する材料からなるものであることが好ましい。
さらにまた、本発明の外壁防水構造は、前記パッキン部材の前記防水シートとの密着面に、縦方向に延設する排水溝が形成されていることが好ましい。
本発明の外壁防水構造によれば、ステープル釘等の釘部材を外壁骨組み部材等に向けて打ち込む際に防水シートに形成される貫通孔を介して、水が外壁骨組み部材側や通気層形成部材側に侵入しようとするのを効果的に遮断することができる。
本発明の好ましい一実施形態に係る外壁防水構造は、例えば図1及び図2に示すように、柱11a、間柱11b(図2参照)、土台11c、梁11d等による外壁骨組み部材11に支持させて、これらの外表面に例えば公知の半透明透湿防水シートからなる防風シート12を敷設した後に、壁仕上用下地パネル13が取り付けられ、さらにこれらの外側面を覆って防水シート14を取り付けてから、ラス15やラスモルタル16が施工されて形成される建物の外壁17において、ラス15を釘部材として例えばステープル釘18(図3,図4参照)を用いて壁仕上用下地パネル13に固定した際に、ステープル釘18が防水シート14を貫通する貫通孔を介して水が壁仕上用下地パネル13側に侵入するのを回避できるようにするために採用されたものである。
すなわち、本実施形態の外壁防水構造は、図3及び図4にも示すように、外壁骨組み部材11の外側に防風シート12を取り付け、さらに通気層形成部材としての壁仕上用下地パネル13を配置して防水シート14で覆った後に、例えばラスモルタル16による外壁材19を施工してなる外壁17において、防水シート14を貫通してラス15を固定するためのステープル釘18を壁仕上用下地パネル13に向けて打ち込んだ際の貫通孔から、水が壁仕上用下地パネル13側に漏水するのを遮断するための防水構造であって、ステープル釘18の打ち込み位置における防水シート14の外側に密着させてパッキン部材10を配置し、このパッキン部材10と共に防水シート14を貫通させて壁仕上用下地パネル13に向けてステープル釘18を打ち込むことによって構成される。
また、本実施形態の外壁防水構造によれば、好ましくは、パッキン部材10の外側に防水シート14と重ねるように配設して補助防水シート20を取り付け、この補助防水シート20及びパッキン部材10と共に防水シート14を貫通させて、壁仕上用下地パネル13に向けてステープル釘18を打ち込むようになっている。
ここで、本実施形態に用いる通気層形成部材としての壁仕上用下地パネル13は、図5に示すように、例えば特開2000−160732号公報に記載のパネル部材と同様の構成を備える、間隔をおいて平行に配置された複数の表側帯状小幅板13aと、間隔をおいて平行に配置された複数の裏側帯状小幅板13bとを互いに交差させた状態で接合一体化してなるものである。このような壁仕上用下地パネル13は、各帯状小幅板13a,13b間の間隔部分を経て空気を上昇させることにより、十分な通気を確保することが可能な通気層を形成することができ、また相反する方向に傾斜させた各帯状小幅板13a,13bを筋交いのように機能させて、構造用耐力部材としての所望の強度が得られるようにしたものである。
また、本実施形態によれば、防水シート14及び補助防水シート20は、建物の外壁用の防水シートとして公知の各種のシート材料を用いることができ、ラス15は、ラス網に縦力骨15aや横力骨15b(図4参照)が所定の間隔をおいて縦横に配置された公知の種々のラス網部材を用いることができる。
そして、本実施形態の外壁防水構造を構成するパッキン部材10は、釘部材として例えばステープル釘18を打ち込んだ際の貫通孔の内周面に、ステープル釘18との間の止水性に有効な界面長さを当該パッキン部材10の厚さ方向に相当の長さで確保することが可能な部材であって、図3及び図4に示すように、防水シート14の外側に密着配置されて用いられる。パッキン部材10は、ステープル釘18との間の相当の界面長さを確保し、且つ当該パッキン部材10を含む止水層が全体として過度に厚くならないように、0.3〜15mmの厚さを有していることが好ましい。またパッキン部材10は、縦長帯状のテープ状パッキン部材であることが、施工のし易さの点で好ましい。さらに、パッキン部材10は、ステープル釘18との間の界面長さを効率良く確保できるように、適度の固さとクッション性とを兼ね備える各種の材質のものを用いることができるが、好ましくは、例えばブチルゴム、ポリエチレン等の柔らかいプラスチック、木製材料等からなるものを用いることができる。さらにまた、パッキン部材10として弾性や粘着性を有する材料からなるものを用いることにより、ステープル釘18による貫通孔をより効果的に塞ぐことが可能になる。
本実施形態によれば、より具体的には、パッキン部材10として、好ましくは主にポリエチレンからなる、例えば幅45mm、厚さ2mmの断面形状を有する縦長帯板状のテープ部材が用いられる。またパッキン部材10の防水シート14との密着面には、ステープル釘18の打ち込み予定位置となる中央部分を挟んだ両側に、縦方向(帯板の長手方向)に延設して一対の排水溝21が円弧断面形状に切り欠かれて形成されている。
本実施形態によれば、ラスモルタル16による外壁材19のラス15を外壁17に取り付けるのに先立って、外壁骨組み部材11に支持させて壁仕上用下地パネル13を設置し、これらの外側面を覆って防水シート14を取り付けてから、例えば外壁骨組み部材11の柱11aや間柱11bが設けられた位置と対応させて、図6に示すように、縦長帯板状のパッキン部材10を、例えば455mmの配設ピッチで接着剤等を介して仮止め設置しておく。しかる後に、図4に示すように、パッキン部材10の外側に防水シート14と重ねるように配設して補助防水シート20を取り付け、各縦力骨15aがパッキン部材10の中央部分に各々配置されるようにラス15を位置決めする。さらに、縦力骨15aをパッキン部材10との間に挟み込むようにしながら、壁仕上用下地パネル13及びこれの裏側の柱11aや間柱11bに向けて、補助防水シート20及びパッキン部材10と共に防水シート14を貫通させつつ、ステープル釘18を縦長帯板状のパッキン部材10に沿った上下方向に所定のピッチで打ち込んで行く。これによって、ラス15が、防水シート14や補助防水シート20によって覆われた壁仕上用下地パネル13の外側に強固且つ安定した状態で取り付けられることになる。また、取り付けられたラス15を巻き込むようにしてラスモルタル16を塗着施工することにより、外壁17の外壁材19が形成されることになる。
そして、本実施形態によれば、ステープル釘18を壁仕上用下地パネル13に向けて打ち込む際に防水シート14に形成される貫通孔を介して、水が壁仕上用下地パネル13側(外壁骨組み部材11側)に侵入しようとするのを効果的に遮断することができる。すなわち、本実施形態によれば、外壁17は、ステープル釘18の打ち込み位置における防水シート14の外側に密着させてパッキン部材10を配置し、このパッキン部材10と共に防水シート14を貫通させて壁仕上用下地パネル13に向けてステープル釘18を打ち込むことによる外壁防水構造を備えているので、ステープル釘18を打ち込んで壁仕上用下地パネル13にラス15を固定した際に、パッキン部材10と防水シート14とが密着すると共に、パッキン部材10によって防水シート14に形成された貫通孔が強固に塞がれることになり、これによって水が壁仕上用下地パネル13側に侵入しようとするのを効果的に遮断することが可能になる。
また、本実施形態によれば、パッキン部材10の外側に補助防水シート20を配設して、補助防水シート20及びパッキン部材10と共に防水シート14を貫通させてステープル釘18を打ち込むようになっているので、補助防水シート20の存在によって、外壁材19の内側により強固な防水層を形成することが可能になる。
さらに、本実施形態によれば、パッキン部材10の防水シート14との密着面に、縦方向に延設する排水溝21が形成されているので、外部の水がパッキン部材10と防水シート14との密着面に沿って横走りしようとしても、このような水が貫通孔に達する前に下方に排除することが可能になる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されることなく種々の変更が可能である。例えば、パッキン部材の外側に補助防水シートを取り付ける必要は必ずしもなく、パッキン部材の防水シートとの密着面に、縦方向に延設する排水溝を形成する必要は必ずしもない。また、ラス及び補助防水シートに代えて、例えば防水紙がラスに予め取り付けられた防水紙複合ラスを用いることもできる。防水紙複合ラスを用いる場合には、パッキン部材の両側にこれの側端面に沿った排水空間が形成されることになって、排水性能に優れた防水構造を得ることが可能になる。
さらに、外壁材は、ラスやラスモルタルによるものの他、例えばサイディングによるものであっても良く、この場合には、釘部材の打ち込み位置における防水シートの外側に密着させてパッキン部材を配置することにより、サイディング固定金具を固定するための釘部材を防水シートを貫通して通気層形成部材に向けて打ち込んだ際の貫通孔から、水が通気層形成部材側に漏水するのを効果的に遮断することが可能になる。さらにまた、通気層形成部材は、外壁材として例えばサイディングを設置する際に取り付けられる縦胴縁を、複数間隔をおいて平行に配置したものであっても良い。また、通気層形成部材に向けて打ち込まれる釘部材は、ステープル釘以外の、その他の種々の固定釘であっても良い。
そして、本発明の外壁防水構造は、外壁骨組み部材の外側に防風シートを取り付け、さらに通気層形成部材を配置して防水シートで覆った後に、ラスモルタル又はサイディングによる外壁材を施工してなる外壁以外にも、例えば図7(a),(b)に示すように、通気層形成部材を設けることなくラスモルタル又はサイディングによる外壁材を施工してなる外壁において採用することもできる。すなわち、外壁骨組み部材11の外側を覆って耐力面材22や木ずり下地を取り付けると共に、防水シート23を取り付け、釘部材の打ち込み位置における防水シート23の外側に密着させてパッキン部材10を配置し、パッキン部材10と共に防水シート23を貫通させて外壁骨組み部材11に向けて釘部材を打ち込んだり(図7(a)参照)、外壁骨組み部材の外側を覆って防水シート23のみを取り付け、釘部材の打ち込み位置における防水シート23の外側に密着させてパッキン部材10を配置し、パッキン部材10と共に防水シート23を貫通させて外壁骨組み部材11に向けて釘部材を打ち込んで(図7(b)参照)、外壁防水構造を形成することもできる。これらによっても、ラス又はサイディング固定金具を固定するための釘部材を外壁骨組み部材11に向けて打ち込んだ際の貫通孔から、水が外壁骨組み部材11側に漏水するのを効果的に遮断することが可能になる。
また、必要に応じて適宜耐力面材等を介在させて外側に防水シートが取り付けられる本発明の外壁骨組み部材には、木造軸組工法、2×4工法、パネル工法、鉄骨造工法等において木質壁パネル等が取り付けられる各種の構造躯体が含まれる。
本発明の好ましい一実施形態に係る外壁防水構造が設けられる外壁の構成を説明する略示斜視図である。 本発明の好ましい一実施形態に係る外壁防水構造が設けられる外壁の横断面図である。 図2のA部拡大断面図である。 本発明の好ましい一実施形態に係る外壁防水構造の拡大断面図である。 本発明の好ましい一実施形態に用いられる通気層形成部材としての壁仕上用下地パネルの正面図である。 パッキン部材の取り付け状況を説明する略示正面図である。 (a),(b)は、本発明の他の実施形態に係る外壁防水構造を例示する略示横断面図である。
符号の説明
10 パッキン部材
11 外壁骨組み部材
11a 柱
11b 間柱
12 防風シート
13 壁仕上用下地パネル(通気層形成部材)
14,23 防水シート
15 ラス
15a 縦力骨
15b 横力骨
16 ラスモルタル
17 外壁
18 ステープル釘(釘部材)
19 外壁材
20 補助防水シート
21 排水溝
22 耐力面材

Claims (6)

  1. ラスモルタル又はサイディングによる外壁材を施工してなる外壁において、外壁骨組み部材の外側を覆って取り付けられる防水シートを貫通して、ラス又はサイディング固定金具を固定するための釘部材を前記外壁骨組み部材に向けて打ち込んだ際の貫通孔から、水が前記外壁骨組み部材側に漏水するのを遮断するための防水構造であって、
    前記釘部材の打ち込み位置における前記防水シートの外側に密着させてパッキン部材を配置し、該パッキン部材と共に前記防水シートを貫通させて前記通気層形成部材に向けて前記釘部材を打ち込む外壁防水構造。
  2. 外壁骨組み部材の外側に防風シートを取り付け、さらに通気層形成部材を配置して防水シートで覆った後に、ラスモルタル又はサイディングによる外壁材を施工してなる外壁において、前記防水シートを貫通してラス又はサイディング固定金具を固定するための釘部材を前記通気層形成部材に向けて打ち込んだ際の貫通孔から、水が前記通気層形成部材側に漏水するのを遮断するための防水構造であって、
    前記釘部材の打ち込み位置における前記防水シートの外側に密着させてパッキン部材を配置し、該パッキン部材と共に前記防水シートを貫通させて前記通気層形成部材に向けて前記釘部材を打ち込む外壁防水構造。
  3. 前記パッキン部材が0.3〜15mmの厚さを有する縦長帯状のテープ状パッキン部材である請求項1又は2に記載の外壁防水構造。
  4. 前記パッキン部材の外側に前記防水シートと重ねるように配設して補助防水シートを取り付け、該補助防水シート及び前記パッキン部材と共に前記防水シートを貫通させて前記外壁骨組み部材又は前記通気層形成部材に向けて前記釘部材を打ち込む請求項1〜3のいずれかに記載の外壁防水構造。
  5. 前記パッキン部材は、弾性又は粘着性を有する材料からなる請求項1〜4のいずれかに記載の外壁防水構造。
  6. 前記パッキン部材の前記防水シートとの密着面に、縦方向に延設する排水溝が形成されている請求項1〜5のいずれかに記載の外壁防水構造。
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