JPH0680091A - ドアサッシュ部の色替え方法とこの方法に用いるテープ材 - Google Patents

ドアサッシュ部の色替え方法とこの方法に用いるテープ材

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Publication number
JPH0680091A
JPH0680091A JP4259084A JP25908492A JPH0680091A JP H0680091 A JPH0680091 A JP H0680091A JP 4259084 A JP4259084 A JP 4259084A JP 25908492 A JP25908492 A JP 25908492A JP H0680091 A JPH0680091 A JP H0680091A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door sash
color change
tape
black
vehicle body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4259084A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisao Ishizaki
久夫 石崎
Makoto Takayanagi
誠 高柳
Akio Yano
晃男 矢野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
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Publication of JPH0680091A publication Critical patent/JPH0680091A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Adhesive Tapes (AREA)
  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 少ない工程で車体のドアサッシュ部分に正し
く色替え処理を施すこと。 【構成】 中塗り工程及び上塗り工程を経た車体に対
し、モール部材により被覆されないドアサッシュ部分に
色替え手段として、黒テープを貼着するようにするこ
と。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車体のドアサッシュ部
へ施す色替え方法とこの色替え方法に使用するテープ材
に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のドアサッシュ部には、高級感を
出すためにブラック塗装を施すことが行われる。この種
のブラック塗装は、図7に示したように、通常中塗り塗
装と上塗り塗装との間で行われ、はじめに中塗り塗装を
終えた車体に、80℃程度のホットエアを吹きつけて中
塗り塗料の硬化を促進し、つぎに塗装するブラック塗装
のミストハジキやピンホールの発生を抑える処理を施し
た上、ドアサッシュ部にブラック塗装を吹きつけ、つい
で中塗り乾燥を行った後、ドアサッシュ部にマスキング
を施して上塗り塗装をし、最後に上塗り乾燥してマスキ
ングをはがすようにしていた。
【0003】このため、これまでの方法では、中塗り塗
装後のホットエアブローや、上塗り塗装の前後に行われ
るマスキング材の貼着や剥離といった多くの工程を必要
とするばかりでなく、マスキングの良否によっては、上
塗り塗料がドアサッシュ部に付着したり、あるいはブラ
ック塗料がドアサッシュ部以外の車体部分に付着してそ
の上に施した上塗り面にスケが生じるといった不具合を
有していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、
少ない工数で、しかもドアサッシュ部に正確な色替えを
施すことのできる新たなドアサッシュ部の色替え方法
と、この方法に用いる新たなテープ材を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明はかか
る課題を達成するためのドアサッシュ部の色替え方法と
して、中塗り塗装工程及び上塗り塗装工程を経た車体に
対し、つぎの色替え工程として、モール部材によって被
覆されない車体のドアサッシュ部分に、顔料成分を混練
した素材よりなる色替えテープを貼着するようにしたも
のであり、またこの方法に使用する色替えテープとし
て、車体のドアサッシュ部に対応する形状に形成したテ
ープを、その一面に塗布した接着剤を介して台紙に貼着
させるようにしたものである。
【0006】
【実施例】そこで以下に本発明の実施例について説明す
る。図1はドアサッシュ部の色替え方法に関する本発明
の典型的な実施例を示したものである。この方法は、こ
の図からも明らかなように、中塗り工程と上塗り工程を
終えた車体10に対してそのドアサッシュ部に黒のテー
プを貼着するという点にある。
【0007】これをより詳しく説明すると、電着乾燥工
程を経た車体10には、つぎに中塗り塗装とこれに続く
中塗り乾燥が施され、ついで上塗り工程において上塗り
塗装と上塗り乾燥が施される。
【0008】これらの塗装工程を終えた車体10は、つ
ぎの車体組立工程で図2、図3に示したように、そのフ
ロントドアサッシュ部11とリアドアサッシュ部15に
モール部材13、17が施されるが、これらのモール部
材13、17によって被霧されないドアサッシュ面1
2、16には、上塗り工程に続く色替え工程で黒テープ
1が貼着される。
【0009】この黒テープ1は、図5に示したように、
ポリ塩化ビニールに黒の顔料成分を混練した約90μm
厚のPVC層2と、その一面に約40μmの厚さで塗布
した接着剤層3との積層材として構成され、さらにこの
テープ1の特性としては、密着性、接着性、耐久性、耐
ガソリン性、耐薬品性、耐衝撃性、及び耐ピッチング性
に富んだものが望ましい。表1は、黒テープ1としてC
S−206C51(住友スリーエム(株)の商品名)を
選定して、そのテスト結果を示したものである。
【0010】
【表1】
【0011】この黒テープ1は、また左右のフロントド
アサッシュ部11と左右のリアドアサッシュ部15の各
直線部分と曲線部分に貼着することができるよう、各ド
アサッシュの巾に対応する巾とそれぞれの部分に対応す
る長さを有する一対の直線テープ1aと曲線テープ1b
とに形成された上、図6に示したように、1つのセット
として台紙5に貼着された状態でラインサイドに搬送さ
れるように構成されている。
【0012】そして、このように構成された黒テープ1
は、台紙5からそれぞれ剥がされた上、搬送されてきた
車体10のフロントドアサッシュ部11とリアドアサッ
シュ部15の各部に貼着して所要の色替えが行われる。
【0013】この貼着作業は、作業者の手作業によって
もよいが、各ドアサッシュ部11、15に沿ってアーム
を移動することができるよう予めティーチングしたロボ
ットを用いて自動的に貼着するようにすることもでき
る。
【0014】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、中塗
りと上塗りを施した車体のドアサッシュ部に、顔料成分
を混練した素材よりなる色替えテープを貼着するように
したもので、車体にマスキング等を施すことなくそのド
アサッシュ部分に色替え処理を施すことができて、この
種の色替えに要する工程を大幅に削減することができる
と同時に、色替え塗装によって生じる種々の不具合をな
くすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す色替え工程を示した図
である。
【図2】フロントドアサッシュ部への黒テープの貼着部
位を示した図である。
【図3】リアドアサッシュ部への黒テープの貼着部位を
示した図である。
【図4】車体への黒テープの貼着部位を示した図であ
る。
【図5】色替えテープの層構成を示した図である。
【図6】台紙への貼付状態を示した図である。
【図7】従来の色替え工程の一例を示した図である。
【符号の説明】
1 黒テープ 2 PVC層 3 接着剤層 5 台紙 11 フロントドアサッシュ部 12 フロントドアサッシュ面 15 リアドアサッシュ部 16 リアドアサッシュ面 13、17 モール材
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E06B 1/34 A 2118−2E

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中塗り塗装工程及び上塗り塗装工程を経
    た車体に対し、つぎの色替え工程として、モール部材に
    よって被覆されない車体のドアサッシュ部分に、顔料成
    分を混練した素材よりなるシート状部材の一面に接着剤
    を塗布した色替えテープを貼着することを特徴とするド
    アサッシュ部の色替え方法。
  2. 【請求項2】 顔料成分を混練した素材を用いて車体の
    ドアサッシュ部に対応する形状に形成したシート状部材
    を、その一面に塗布した接着剤を介して台紙に貼着させ
    てなるドアサッシュ部の色替えに用いるテープ材。
JP4259084A 1992-09-01 1992-09-01 ドアサッシュ部の色替え方法とこの方法に用いるテープ材 Pending JPH0680091A (ja)

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JP4259084A JPH0680091A (ja) 1992-09-01 1992-09-01 ドアサッシュ部の色替え方法とこの方法に用いるテープ材

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Publication Number Publication Date
JPH0680091A true JPH0680091A (ja) 1994-03-22

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ID=17329101

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JP4259084A Pending JPH0680091A (ja) 1992-09-01 1992-09-01 ドアサッシュ部の色替え方法とこの方法に用いるテープ材

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JP (1) JPH0680091A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1989009375A1 (en) * 1988-03-26 1989-10-05 Nikolaos Malatidis Heat accumulator for storing latent heat of transformation based on the heat circulation principle, in particular for use as an automobile heating unit
US8501315B2 (en) 2006-03-30 2013-08-06 Linetec Corporation High-gloss pressure-sensitive adhesive sheet
CN114013534A (zh) * 2021-11-19 2022-02-08 东风汽车有限公司东风日产乘用车公司 车身与保险杠匹配方法、装置、设备及存储介质

Cited By (4)

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WO1989009375A1 (en) * 1988-03-26 1989-10-05 Nikolaos Malatidis Heat accumulator for storing latent heat of transformation based on the heat circulation principle, in particular for use as an automobile heating unit
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CN114013534A (zh) * 2021-11-19 2022-02-08 东风汽车有限公司东风日产乘用车公司 车身与保险杠匹配方法、装置、设备及存储介质
CN114013534B (zh) * 2021-11-19 2022-09-13 东风汽车有限公司东风日产乘用车公司 车身与保险杠匹配方法、装置、设备及存储介质

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Effective date: 20011003