JPH0679953B2 - 枚葉シートの集積装置 - Google Patents

枚葉シートの集積装置

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JPH0679953B2
JPH0679953B2 JP62147788A JP14778887A JPH0679953B2 JP H0679953 B2 JPH0679953 B2 JP H0679953B2 JP 62147788 A JP62147788 A JP 62147788A JP 14778887 A JP14778887 A JP 14778887A JP H0679953 B2 JPH0679953 B2 JP H0679953B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、用紙等の枚葉シートを集積する枚葉シートの
集積装置に関するものである。
【従来技術とその問題点】
用紙等の枚葉シートを所定枚数づつ集積する集積装置と
して、特開昭58−59153号公報に開示されたものがあ
る。 この集積装置は、後続の枚葉シートの先端部を先行の枚
葉シートの下側に挿入したオーバーラップ状態で各枚葉
シートを搬送する搬送コンベヤーの下手側に集積コンベ
ヤーを設け、この集積コンベヤー上の集積位置で後続の
枚葉シートが該集積コンベヤーにより順次下側に引き込
まれて行くように各枚葉シートを停止させ、かつ枚葉シ
ートが所定枚数集積した時に枚葉シートの停止を解除す
るストッパーを設けている。そして、ストッパーを集積
コンベヤーの上方に昇降自在に配置すると共に、このス
トッパーが集積コンベヤー上の集積位置よりも上手側で
下降しかつ集積位置よりも下手側で上昇するように、こ
のストッパーを上下に昇降させながら間欠的に循環移動
させる駆動手段を、集積コンベヤーの上方に配置してい
る。 しかし、この集積装置では、ストッパーは集積コンベヤ
ーの速度よりも速い速度で循環移動させる必要があるた
め、集積コンベヤーの速度を速くした高速型の場合、ス
トッパーが集積位置で停止中の集積体から離れて停止状
態を解除する際に、集積体の最上位側の枚葉シートが乱
れると言う問題がある。 即ち、集積コンベヤーの速度を速くした高速型の場合、
集積コンベヤーの速度よりも更に速い速度でストッパー
を移動させて停止状態を解除する必要がある。 しかし、一般にストッパーには枚葉シートを傷めないよ
うに或る程度の幅を有する部材を用いる。このため、ス
トッパーを下手側に急激に移動させれば、ストッパーの
後側が負圧状態になり、風が発生するにも拘らず、従来
はストッパーを下手側に移動させながら上昇させるた
め、集積体の最上位側の枚葉シートがその風の影響を受
けて乱れる欠点がある。 またストッパーと集積体の枚葉シートとの間には静電気
が発生するため、ストッパーが停止状態を解除しながら
上方に移動すれば、その静電気の影響を受けて、集積体
の最上位側の枚葉シートが上方に引っ張られて動くと言
う問題もある。 しかも、従来のストッパーは、集積位置の上手側で下降
した後、その下降状態のままで集積位置まで移動して停
止するため、同期不良等によってストッパーが完全に下
降する前に、後続の枚葉シートの先端部がストッパーの
下降位置を僅かでも下手側に通過すれば、その枚葉シー
トをストッパーで集積コンベヤーの搬送面上に押さえ付
けると共に、その状態で集積コンベヤーよりも速い速度
でストッパーが下手側に移動することになる。 このためストッパーにより押さえ付けられた枚葉シート
が損傷するのは勿論のこと、場合によっては各枚葉シー
トのオーバーラップ状態が乱されることになり、集積位
置で枚葉シートが整然と集積されずに詰まる等の惧れも
ある。 またストッパー及び駆動手段が集積コンベヤーの上方に
あるため、集積コンベヤーの下側の空間が無駄になり、
装置全体も上下方向に大型化する欠点がある。 本発明は、このような従来の問題点に鑑み、集積速度の
高速化を図った場合にも、集積後の枚葉シートを乱すこ
となくストッパーを解除できると共に、ストッパーによ
る後続の枚葉シートの損傷或いはオーバーラップ状態の
乱れを防止でき、しかも装置全体を小型化できる枚葉シ
ートの集積装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
本発明は、後続の枚葉シートA2の先端部を先行の枚葉シ
ートA2の下側に挿入したオーバーラップ状態で各枚葉シ
ートA2を搬送する搬送コンベヤー30の下手側に集積コン
ベヤー49を設け、集積位置51で後続の枚葉シートA2が該
集積コンベヤー49により順次下側に引き込まれて行くよ
うに各枚葉シートA2を停止させ、かつ枚葉シートA2が所
定数集積した時に枚葉シートA2の停止を解除するストッ
パー52を設けた枚葉シートの集積装置において、ストッ
パー52を集積コンベヤー49の搬送面の下側から上方に出
退自在に設け、このストッパー52が集積位置51よりも上
手側で上方に突出しかつ集積位置51よりも下手側で下方
に引っ込むように、該ストッパー52を上下に出退させな
がら間欠的に循環移動させる駆動手段53を、該集積コン
ベヤー49の搬送面よりも下側に設けたものである。
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。 第1図は本発明に係る枚葉シートの集積搬出装置を装備
した連続裁断集積装置の全体配置図であり、主として巻
き取り原紙Aの軸着部1、軸着部1から繰り出された原
紙Aのテンションを検出するテンション検出部2、原紙
Aを縦方向にスリットする縦方向裁断部3、スリットさ
れたウェブを横方向に裁断する横方向裁断部4、裁断後
の枚葉シートを順次オーバーラップさせるオーバーラッ
プ部5、枚葉シートを下側から積層して集積する集積部
6等により構成されている。 軸着部1には複数個の巻き取り原紙Aが図外の支持軸に
て回転自在に軸着されている。各支持軸には制動用ブレ
ーキが併設されており、繰り出された原紙Aのテンショ
ンをテンション検出部2の検出ロールで検出して、図外
のコントロール装置によりブレーキを制御しながら、各
原紙Aを所定のテンション状態で巻き戻して繰り出すよ
うになっている。 縦方向裁断部3は、軸着部1から繰り出された原紙Aを
複数条の帯状(以下ウェブA1という)となるように縦方
向に裁断するためのもので、横方向に所定間隔をおいて
配置された複数個のスリッターナイフを備えている。各
スリッターナイフはウェブA1の移動速度よりも速い速度
で回転するようになっている。 横方向裁断部4は、移動中のウェブA1を所定長さで横方
向に裁断するためのものであって、第2図に示すよう
に、ロータリーカッター7により要部が構成されてお
り、その上手側にドローロール8及びニップロール9
が、下手側に第1コンベヤー10が夫々配置されている。 ドローロール8は複数条のウェブA1を引き出してロータ
リーカッター7へと搬送し供給するように横方向に配置
され、かつ図外の駆動部により軸心廻りに回転駆動され
るようになっている。ドローロール8の上側には、この
ドローロール8との間でウェブA1を強固に挟持すべくニ
ップロール9が回転自在に配置されている。 ニップロール9は表面をゴム巻きしたものであって、ウ
ェブA1にシワを生じさせないように、軸心方向の中央を
中心として左右対称につる巻き状の複数の溝11が外周面
に形成されている。 横方向裁断部4とドローロール8との間には、上下一対
のフィードロール12が設けられている。フィードロール
12はウェブA1を上下から軽く挟持して、ドローロール8
よりも速い速度でロータリーカッター7へと搬送し供給
すべく構成されている。 ロータリーカッター7は、第2図に示すように、回転刃
となるトップナイフ13と、固定刃となるボトムナイフ14
とにより構成されている。トップナイフ13は横方向の軸
心廻りに回転自在に支持されたトップナイフボディー15
に、ナイフ間隔を調整可能に装着されている。 トップナイフボディー15の外周面には適宜間隔をおいた
突出粗面16が形成され、これによってトップナイフボデ
ィー15の高速回転時に、その表面側が遠心力によって負
圧状態にならないようにしている。 ボトムナイフ14はトップナイフボディー15の下方に配置
されたボトムナイフボディー20の上端部に装着されてお
り、トップナイフ13との間隔を調整可能に構成されてい
る。ボトムナイフボディー20には、トップナイフボディ
ー15との間でウェブ通路を形成するようにウェブ渡しテ
ーブル19が上面に設けられている。 ウェブ渡しテーブル19はボトムナイフ14の先端側から第
1コンベヤー10の継受口22側に向かって上面側が円弧状
に凹入して形成され、このウェブ渡しテーブル19の終端
側に、第1コンベヤー10の継受口2に向くように開口す
る横方向に複数個のエアーノズル23が設けられている。 エアーノズル23は第1コンベヤー10の継受口22側に向か
ってエアーを噴出してウェブ渡しテーブル19の上面側を
負圧状態にし、第1コンベヤー10側に搬送されるウェブ
A1の先端側をウェブ渡しテーブル19の上面に沿って第1
コンベヤー10の継受口22側に案内するようになってい
る。 また、エアーノズル23から噴出するエアー圧は、エアー
ノズル23に連通する配管24に介装されたエアー弁25によ
り、第1コンベヤー10の回転速度に対応して適宜調整す
るようになっている。 第1コンベヤー10はウェブA1を滑り状態で挟持して搬送
する上下一対のベルト26を備えたベルトコンベヤーによ
り構成され、その各ベルト26はドローロール8及びニッ
プロール9との間でウェブAに対して適宜引張力を与え
るように、ドローロール8の周速よりも速い速度で搬送
方向に回動するようになっている。 第1コンベヤー10の中途には、トップナイフ13とボトム
ナイフ14とでウェブA1を裁断すると略同時にウェブA1を
挟持して、引張状態で移動中のウェブA1を更に強力に引
張るように、上下一対の引張ロール27が設けられてい
る。各引張ロール27は、裁断時にウェブA1の先端を第1
コンベヤー10のベルト26の送り部側を介して挟持するよ
うに、横方向裁断部4からウェブA1の裁断長さ分だけ下
手側に離間して配置されている。また各引張ロール27
は、固定ラックギャー上に咬合する移動用ギャーの軸端
部に設けられたハンドルの回転操作により、ウェブA1の
裁断長さに合わせてウェブA1の移動方向に移動調整自在
に構成されている。 横方向裁断部4で所定の裁断長さに裁断されて枚葉状と
なったウェブA1(以下枚葉シートA2という)は、第1コ
ンベヤー10の上下一対のベルト26により挟持され、後続
の枚葉シートA2との間に適宜間隔を保ちつつピンチロー
ル28側へと搬送される。 ピンチロール28は適宜位置に移動可能に配置されると共
に、第1コンベヤー10のベルト26の送り部側を介して枚
葉シートA2を強固に挟持した状態で、枚葉シートA2を第
1コンベヤー10の送り速度でオーバーラップ部5に搬送
し供給すべく上下に一対設けられている。 オーバーラップ部5は、第3図に示すように、第1コン
ベヤー10の途中に配置された上下一対のキッカーロール
29と、第1コンベヤー10の下手側に配置された上下一対
の第2コンベヤー30と、第1及び第2コンベヤー10,30
間に配置された上部オーバーラップロール31及び下部オ
ーバーラップロール32とから構成されている。 上下一対のキッカーロール29は、通常回転時には第1コ
ンベヤー10の速度と略同一速度、又は好ましい速度で回
転するが、適所において第1コンベヤー10よりも速く増
速回転し、各枚葉シートA2間の間隔部においては減速回
転すべく、増減速駆動手段45を介して駆動されるように
なっている。 増減速駆動手段45は、第4図及び第5図に示すように、
入力ギヤー33を有する入力軸34、公転差動ギヤー35、腕
杆36、カムフォロアー37、カム体38等から構成されてい
る。入力軸34は固定フレームに軸受を介して回転自在に
支持されており、図外のタイミング調整用デファレンシ
ャルより出力した動力をアイドラーを介して入力し、ロ
ータリーカッター7が1回転する毎に上下一対のキッカ
ーロール29を1回転させるように構成されている。入力
軸34は第5図の矢印方向に回転し、また入力ギヤー33に
は公転差動ギヤー35が咬合するようになっている。 公転差動ギヤー35は下部側のキッカーロール29に固着さ
れたブラケット39の適所にピン40aを介して回動可能に
軸着されている。公転差動ギヤー35は腕杆36の一端に一
体に形成され、また腕杆36の他端にはカムフォロアー37
が軸着されている。カム体38は入力軸34と同心状に形成
された円弧カム面40と、直線状に形成された直線カム面
41とを内周に備え、固定フレームに固定されている。 カム体38の各カム面40,41は腕杆36のカムフォロアー37
を案内するもので、カムフォロアー37が円弧カム面40に
ある時にはキッカーロール29を通常の一定速度で回転さ
せ、カムフォロアー37が直線カム面41にある時には、図
6に示すようにその前半側で腕杆36をピン40a廻りに矢
印方向に回動させてキッカーロール29を増速回転させ、
後半側で逆に通常回転まで減速させるようになってい
る。なお、第6図はキッカーロール29が増速して枚葉シ
ートA2のオーバーラップが終わり、後続の枚葉シートA2
との間隔部にある時の状態を示す。 下部側のキッカーロール29は入力軸34の軸心上に配置さ
れ、その一端は入力ギヤー33の内径孔に挿入されたニー
ドル軸受で回転自在に支持され、他端はボール軸受によ
って回転自在に支持されている。また上部側のキッカー
ロール29は両端の軸受により回転自在に支持され、かつ
図外のギヤーを介して下部側のキッカーロール29と同期
回転すべく構成されている。 第2コンベヤー30のベルト42は第1コンベヤー10のベル
トよりも遅い速度で回動するように構成されている。ま
た第2コンベヤー30には、そのベルト42の送り部側を介
して枚葉シートA2を強固に挟持するようにキャッチロー
ル43が設けられている。 上部オーバーラップロール31には、周面の適所に弧状の
凹部46が形成され、また下部オーバーラップロール32に
は複数個の爪47が穿設されており、これら上部オーバー
ラップロール31及び下部オーバーラップロール32は、そ
の凹部46と爪47とが回転中に合致するように同期して搬
送方向に回転すべく構成されている。 なお、上・下部オーバーラップロール31,32は、ロータ
リーカッター7が1回転する毎に1回転するようになっ
ており、またその駆動部には、駆動中にも移動する枚葉
シートA2の送りに対して凹部46と爪47を合致させるため
のタイミング調整用のデファレンシャルが組込まれてい
る。 このオーバーラップ部5では、先行する枚葉シートA2の
先端部が上部オーバーラップロール31と下部オーバーラ
ップロール32との間を通過すると、第1コンベヤー10よ
りも遅い速度で回動する第2コンベヤー30のベルト42間
に進入する。そして、先行する枚葉シートA2の先端部が
上下一対のキャッチロール43により強固に挟持される
と、その枚葉シートA2の後端部が下部オーバーラップロ
ール32の爪47により持ち上げられる。 この時、増減速駆動手段45によりキッカーロール29が増
速回転するので、このキッカーロール29に挟持されてい
る後続の枚葉シートA2が、キッカーロール29の増速回転
によって通常の送り速度よりも速い速度で急速に送られ
て、先行する枚葉シートA2の後端部の下側に挿入されて
行く。 従って、下部オーバーラップロール32の爪47による持ち
上げと、キッカーロール29の増速による送り作用とが同
期して行われることにより、前後の枚葉シートA2の送り
速度が相対的に大になるため、先行する枚葉シートA2の
後端部の下側に後続の枚葉シートA2の先端部を干渉する
ことなく速やかに挿入して、各枚葉シートA2を順次確実
にオーバーラップさせて行くことができる。 なお、ピンチロール28、キッカーロール29及びキャッチ
ロール43は、固定ラックギヤーと咬合するギヤーをハン
ドルで廻すことにより送り方向に移動すべく構成されて
おり、枚葉シートA2の長さが異なれば、それに応じて各
ロール位置を調整できるようになっている。 集積部6は、第7図及び第8図に示すように、第2コン
ベヤー(搬送コンベヤー)30の後端部側に設けられた上
下一対のタイミングロール48と、第2コンベヤー30の下
手側に設けられた集積コンベヤー49及び搬送コンベヤー
50と、集積コンベヤー49上の枚葉シートA2をその長さに
対応する集積位置51で停止させるストッパー52と、スト
ッパー52を間欠的に循環移動させる駆動手段53と、エア
ーノズル54とから構成されている。 タイミングロール48は、通常、第2コンベヤー30の速度
又は若干遅い好ましい速度で搬送方向に回転して、オー
バーラップした枚葉シートA2を集積コンベヤー49上に供
給しているが、集積コンベヤー49上で集積される枚葉シ
ートA2が所定の集積設定数になる毎に減速動作をして、
その設定数の位置で枚葉シートA2のオーバーラップを解
き、先行する枚葉シートA2と後続の枚葉シートA2との間
に前後方向の適宜間隔を生じさせるように、キッカーロ
ール29の増減速駆動手段45と同様の駆動手段(図示せ
ず)により増減速駆動されるべく構成されている。 集積コンベヤー49は第2コンベヤー30からオーバーラッ
プ状態で供給される各枚葉シートA2を、この枚葉シート
A2の長さに対応する集積位置51で先行の枚葉シートA2の
下側に引き込んで順次下側から集積するためのものであ
る。 この集積コンベヤー49は、第10図に示すように、作用幅
の長さに形成された上手側の駆動ロール55と、下手側に
配置された複数個の先端ロール56と、これら駆動ロール
55及び先端ロール56間に巻き掛けられた複数本のベルト
57とを備え、間隙58を有する櫛歯状に構成されている。
駆動ロール55は左右の本体59間に回転自在に支持され、
各先端ロール56は支持アーム60の先端に片持状で回転自
在に支持されている。各支持アーム60は左右の本体59間
に支架された2本の支持杆61により固定されている。 搬出コンベヤー50は、枚葉シートA2を集積した集積体A3
を次工程へと搬出するためのもので、集積コンベヤー49
と同様に構成されている。 ストッパー52は集積コンベヤー49及び搬出コンベア52の
搬送面よりも下側から上方に出退自在に配置されると共
に、集積コンベヤー49等の搬送面よりも下側に配置され
た駆動手段53の2本のチェーン列62,63に等間隔をおい
て複数個設けられている。 駆動手段53は、ストッパー52が集積位置51よりも上手側
で上方に突出しかつ搬出コンベヤー50の中途部で下方に
引っ込むように、各ストッパー52を集積位置51で停止さ
せながら間欠的に循環移動させるためのものである。 駆動手段53の各チェーン列62,63は、第9図に示すよう
に、図外の駆動軸等を介して回転自在に軸架された4個
のチェーンホイール64,65を長四角形の各隅部に夫々配
置し、この各チェーンホイール64,65に無端状のチェー
ン66,67を循環回動すべく巻き掛けて構成されている。 各ストッパー52は、2本のチェーン列62,63間に横方向
に配置された取付台68と、この取付台68に上向きに設け
られた複数本の突起69とを備えて成り、その取付台68の
両端から前後逆方向に突出する腕部70,71を介して各チ
ェーン列62,63のチェーン66,67に枢着されている。そし
て、ストッパー52は、常時、突起69が垂直姿勢を保持し
たままの状態で、各チェーン66,67の回動により長四角
形の軌跡上を前後・上下方向に循環移動するようになっ
ている。 なお、ストッパー52の各突起69は、集積コンベヤー49の
ベルト57間の間隙58の軌跡69を通るようになっている。
また駆動手段53は図外のインデックスを介して、ロータ
リーカッター7と同期してストッパー52を間欠的に駆動
すべく構成されている。 エアーノズル54は集積中の集積体A3の後方近傍で後続の
枚葉シートA2の上面にエアーを噴出し、集積コンベヤー
49上で集積中の集積体A3を浮上させるためのものであ
る。 この集積部6において枚葉シートA2を集積する際には、
第7図に示すように、何れかのストッパー52が集積コン
ベヤー49の搬送面から上方に突出した状態で集積位置51
に停止している。 そこで、オーバーラップ状態の各枚葉シートA2が集積コ
ンベヤー49上に供給されると、先ず最初の枚葉シートA2
が集積位置51でストッパー52に当接して停止する。そし
て、次の枚葉シートA2が集積コンベヤー49により先の枚
葉シートA2の下側に引き込まれた後、ストッパー52に当
接して停止する。 以下、後続の枚葉シートA2が、順次、集積コンベヤー49
により集積中の集積体A3の最下位の枚葉シートA2の下側
に引き込まれ、下側へ下側へと集積されて行く。 この時、エアーノズル54から枚葉シートA2の上面にエア
ーを噴出させておけば、集積中の集積体A3が浮上するの
で、枚葉シートA2相互間の摩擦抵抗を更に軽減できる。
このため各枚葉シートA2の端部を整然と揃えて集積する
ことができ、集積量の多い場合、或いは枚葉シートA2が
薄い紙の場合に効果的である。 集積コンベヤー49上の集積体A3が設定数に達すると、タ
イミングロール48が減速して設定数の位置で前後に隣合
う枚葉シートA2間に間隔を開ける。そして、その間隔よ
り下手側の枚葉シートA2を集積コンベヤー49により集積
体A3の下側に引き込んで集積し終わると、これと同時に
駆動手段53のチェーン列62,63が回動し、集積位置51の
ストッパー52が、第8図に示すように、搬出コンベヤー
50側へと移動して集積体A3の停止を解除した後、搬出コ
ンベヤー50の中途部から下方へと引っ込む。このため集
積体A3は、集積コンベヤー49から搬出コンベヤー50へと
送られ、搬出コンベヤー50により搬出されて行く。 この停止状態を解除する時に、ストッパー52は集積コン
ベヤー49よりも速い速度で搬出コンベヤー50側へと急速
に移動するが、これらの搬送面の下側から上方に突出し
ており、その突出状態のままで下手側に移動した後、下
方に引っ込むので、停止解除時にストッパー52によって
風が発生しても、その殆どは、枚葉シートA2が影響を受
け難い集積体A3の下部側となる。 このため集積コンベヤー49の速度を速くして集積速度の
高速化を図った場合でも、集積体A3の最上位側の枚葉シ
ートA2が風によって乱れることはない。またストッパー
52と枚葉シートA2の間に静電気があっても、最上位の枚
葉シートA2を上側へ引き上げるようなことはない。 一方、集積位置51のストッパー52が解除すると、第8図
に示すように、その次のストッパー52が集積位置51より
も上手側で上昇して突出した後、突出状態のままで集積
位置51まで移動する。 この時、タイミングロール48との同期不良等によって、
ストッパー52が後続の枚葉シートA2の先端部側に接触し
ても、ストッパー52はその枚葉シートA2を押し上げるだ
けであり、枚葉シートA2を損傷することはない。しか
も、ストッパー52は枚葉シートA2の先端側を押し上げた
後、急速に集積位置51まで下手側に移動するので、これ
によって後続の各枚葉シートA2のオーバーラップ状態を
乱すこともない。 従って、仮に、ストッパー52が後続の枚葉シートA2と接
触しても、集積コンベヤー49上の枚葉シートA2を損傷し
たり、集積位置51で各枚葉シートA2が詰まって集積不良
又は集積不能になる等のトラブルは発生せず、各枚葉シ
ートA2を整然と集積することができる。
【発明の効果】
本発明によれば、ストッパー52を集積コンベヤー49の搬
送面の下側から上方に出退自在に設け、このストッパー
52が集積位置51よりも上手側で上方に突出しかつ該集積
位置51よりも下手側で下方に引っ込むようにしているの
で、停止解除時にストッパー52が下手側に急激に移動す
ることによって風が発生しても、その殆どは、枚葉シー
トA2が影響を受け難い集積体A3の下部側となる。 このため集積コンベヤー49の速度を速くして集積速度の
高速化を図っても、集積体A3の最上位側の枚葉シートA2
が風によって乱れることはない。 またストッパー52は集積位置51よりも下手側で下方に引
っ込むので、ストッパー52と枚葉シートA2の間に静電気
があっても、最上位の枚葉シートA2を上側へ引き上げて
乱すようなことはない。 更に、ストッパー52は集積位置51よりも上手側で上昇し
て突出した後、突出状態のままで集積位置51まで移動す
るようになっているため、同期不良等によって、ストッ
パー52が後続の枚葉シートA2の先端部側に接触しても、
ストッパー52はその枚葉シートA2を押し上げるだけで、
枚葉シートA2を損傷することはない。しかも、ストッパ
ー52は枚葉シートA2の先端側に押し上げた後、急速に集
積位置51まで下手側に移動するので、これによって後続
の各枚葉シートA2のオーバーラップ状態を乱すこともな
い。従って、仮に、ストッパー52が後続の枚葉シートA2
と接触しても、従来のように枚葉シートA2を損傷した
り、集積位置51で各枚葉シートA2が詰まって集積不良又
は集積不能になる等のトラブルは発生せず、枚葉シート
A2を整然と集積することができる。 またストッパー52及び駆動手段53が集積コンベヤー49の
搬送面の下側にあるので、装置全体を小型化することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例の全体の配置図、第2図は横方向
裁断部の断側面図、第3図はオーバーラップ部の断側面
図、第4図はキッカーロール駆動部の斜視図、第5図及
び第6図は同キッカーロール駆動部の側面図、第7図は
集積部の側面図、第8図は集積部の動作を説明するため
の側面図、第9図は駆動手段の斜視図、第10図は集積コ
ンベヤーの平面図である。 A2……枚葉シート、A3……集積体、48……タイミングロ
ール、49……集積コンベヤー、50……搬出コンベヤー、
51……集積位置、52……ストッパー、53……駆動手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】後続の枚葉シートA2の先端部を先行の枚葉
    シートA2の下側に挿入したオーバーラップ状態で各枚葉
    シートA2を搬送する搬送コンベヤー30の下手側に集積コ
    ンベヤー49を設け、集積位置51で後続の枚葉シートA2が
    該集積コンベヤー49により順次下側に引き込まれて行く
    ように各枚葉シートA2を停止させ、かつ枚葉シートA2が
    所定数集積した時に枚葉シートA2の停止を解除するスト
    ッパー52を設けた枚葉シートの集積装置において、スト
    ッパー52を集積コンベヤー49の搬送面の下側から上方に
    出退自在に設け、このストッパー52が集積位置51よりも
    上手側で上方に突出しかつ集積位置51よりも下手側で下
    方に引っ込むように、該ストッパー52を上下に出退させ
    ながら間欠的に循環移動させる駆動手段53を、該集積コ
    ンベヤー49の搬送面よりも下側に設けたことを特徴とす
    る枚葉シートの集積装置。
JP62147788A 1987-06-12 1987-06-12 枚葉シートの集積装置 Expired - Lifetime JPH0679953B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS4945600U (ja) * 1972-07-21 1974-04-22
JPS57123338U (ja) * 1981-01-26 1982-07-31
JPS5859153A (ja) * 1981-10-05 1983-04-08 Hideki Fukuzaki 平板体の積重ね機構

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