JPH0610063B2 - 枚葉シートの集積搬出装置 - Google Patents

枚葉シートの集積搬出装置

Info

Publication number
JPH0610063B2
JPH0610063B2 JP62147790A JP14779087A JPH0610063B2 JP H0610063 B2 JPH0610063 B2 JP H0610063B2 JP 62147790 A JP62147790 A JP 62147790A JP 14779087 A JP14779087 A JP 14779087A JP H0610063 B2 JPH0610063 B2 JP H0610063B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
stacking
conveyor
roll
stack
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62147790A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63310443A (ja
Inventor
英機 福崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP62147790A priority Critical patent/JPH0610063B2/ja
Publication of JPS63310443A publication Critical patent/JPS63310443A/ja
Publication of JPH0610063B2 publication Critical patent/JPH0610063B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H31/00Pile receivers
    • B65H31/30Arrangements for removing completed piles
    • B65H31/3054Arrangements for removing completed piles by moving the surface supporting the lowermost article of the pile, e.g. by using belts or rollers
    • B65H31/3063Arrangements for removing completed piles by moving the surface supporting the lowermost article of the pile, e.g. by using belts or rollers by special supports like carriages, containers, trays, compartments, plates or bars, e.g. moved in a closed loop
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2301/00Handling processes for sheets or webs
    • B65H2301/40Type of handling process
    • B65H2301/42Piling, depiling, handling piles
    • B65H2301/421Forming a pile
    • B65H2301/4212Forming a pile of articles substantially horizontal
    • B65H2301/42122Forming a pile of articles substantially horizontal by introducing articles from under the pile

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、用紙等の枚葉シートを集積して搬出する枚葉
シートの集積搬出装置に関するものである。
【従来の技術とその問題点】
従来、用紙の坪量が約45g以下の和紙を小判紙(枚葉状
の紙)に製造する加工工程において、その用紙を連続的
に自動集積することは、現在の技術では難事とされてい
る。この理由は現在行われている投下集積方法にある。 即ち、投下集積方法では、静電気による反発力の発生又
は接着力の発生がその原因とみられる紙揃えのトラブル
がある。 また投下集積方法の欠点として、投下時の空気抵抗によ
る着紙トラブルがあげられる。投下集積方式では、用紙
の後端部を起点として投出力を加えて用紙を投下し集積
するのであるが、この際、投下される用紙の強度が空気
抵抗よりも小さいために、その空気抵抗によって用紙の
先端部の角折れ、横方向の腰折れ、紙づまり等が発生す
る。 しかも、従来の投下集積方法では、集積と搬出を連続的
に行うことはできなかった。 本発明は、このような従来の問題点に鑑み、静電気によ
るトラブル、空気抵抗による角折れ等を招くことなく、
用紙等の枚葉シートを自動的に集積し搬出できる枚葉シ
ートの集積搬出装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
本発明に係る枚葉シートの集積搬出装置は、先行の枚葉
シートA2の下側に後続の枚葉シートA2が入るように順次
オーバーラップさせた状態の各枚葉シートA2を連続的に
回動して供給する供給手段30と、枚葉シートA2の所定枚
数の位置で該枚葉シートA2のオーバーラップを解き、先
行する枚葉シートA2と後続の枚葉シートA2との間に、前
後方向の適宜間隔を生じさせるラップ解除手段48と、供
給手段30から供給された枚葉シートA2の厚さ方向の下面
側を下側から支持すると共に連続的に回動して搬送する
集積コンベヤー49と、この集積コンベヤー49により後続
の枚葉シートA2が先行の枚葉シートA2の下側に順次引き
込まれるように、該集積コンベンヤー49上の集積位置54
で各枚葉シートA2を停止させて集積するためのストッパ
ー70と、集積コンベヤー49の集積位置54でストッパー70
により集積された集積体A3を集積コンベヤー49上から搬
出する搬出装置52とを備えたものである。
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。 第1図は本発明に係る枚葉シートの集積搬出装置を装備
した連続裁断集積装置の全体配置図であり、主として巻
き取り原紙Aの軸着部1、軸着部1から繰り出された原
紙Aのテンションを検出するテンシション検出部2、原
紙Aを縦方向にスリットする縦方向裁断部3、スリット
されたウェブを横方向に裁断する横方向裁断部4、裁断
後の枚葉シートを順次オーバーラップさせるオーバーラ
ップ部5、枚葉シートを下側から積層して集積する集積
部6等により構成されている。 軸着部1には複数個の巻き取り原紙Aが図外の支持軸に
て回転自在に軸着されている。各支持軸には制動用ブレ
ーキが併設されており、繰り出された原紙Aのテンショ
ンをテンション検出部2の検出ロールで検出して、図外
のコントロール装置によりブレーキを制御しながら、各
原紙Aを所定のテンション状態で巻き戻して繰り出すよ
うになっている。 縦方向裁断部3は、軸着部1から繰り出された原紙Aを
複数条の帯状(以下ウェブA1という)となるように縦方
向に裁断するためのもので、横方向に所定間隔をおいて
配置された複数個のスリッタ−ナイフを備えている。各
スリッタ−ナイフはウェブA1の移動速度よりも速い速度
で回転するようになっている。 横方向裁断部4は、移動中のウェブA1を所定長さで横方
向に裁断するためのものであって、第2図に示すよう
に、ロータリーカッター7により要部が構成されてお
り、その上手側にドローロール8及びニップロール9
が、下手側に第1コンベヤー10が夫々配置されてい
る。 ドローロール8は複数条のウェブA1を引き出してロータ
リーカッター7へと搬送し供給するように横方向に配置
され、かつ図外の駆動部により軸心廻りに回転駆動され
るようになっている。ドローロール8の上側には、この
ドローロール8との間でウェブA1を強固に挟持すべくニ
ップロール9が回転自在に配置されている。 ニップロール9は表面をゴム巻きしたものであって、ウ
ェブA1にシワを生じさせないように、軸心方向の中央を
中心として左右対称につる巻き状の複数の溝11が外周面
に形成されている。 横方向裁断部4とドローロール8との間には、上下一対
のフィードロール12が設けられている。フィードロール
12はウェブA1を上下から軽く挟持して、ドローロール8
よりも速い速度でロータリーカッター7へと搬送し供給
すべく構成されている。 ロータリーカッター7は、第2図に示すように、回転刃
となるトップナイフ13と、固定刃となるボトムナイフ14
とにより構成されている。トップナイフ13は横方向の軸
心廻りに回転自在に支持されたトップナイフボディー15
に、ナイフ間隔を調整可能に装着されている。 トップナイフボディー15の外周面には適宜間隔をおいた
突出粗面16が形成され、これによってトップナイフボデ
ィー15の高速回転時に、その表面側が遠心力によって負
圧状態にならないようにしている。 ボトムナイフ14はトップナイフボディー15の下方に配置
されたボトムナイフボディー20の上端部に装着されてお
り、トップナイフ13との間隔を調整可能に構成されてい
る。ボトムナイフボディー20には、トップナイフボディ
ー15との間でウェブ通路を形成するようにウェブ渡しテ
ーブル19が上面に設けられている。 ウェブ渡しテーブル19はボトムナイフ14の先端側から第
1コンベヤー10の縦受口22側に向かって上面側から円弧
状に凹入して形成され、このウェブ渡しテーブル19の終
端側に、第1コンベヤー10の縦受口22に向くように開口
する横方向に複数個のエアーノズル23が設けられてい
る。 エアーノズル23は第1コンベヤー10の縦受口22側に向か
ってエアーを噴出してウェブ渡しテーブル19の上面側を
負圧状態にし、第1コンベヤー10側に搬送されるウェブ
A1の先端側をウェブ渡しテーブル19の上面に沿って第1
コンベヤー10の断受口22側に案内するようになってい
る。 また、エアーノズル23から噴出するエアー圧は、エアー
ノズル23に連通する配管24に介装されたエアー弁25によ
り、第1コンベヤー10の回転速度に対応して適宜調整す
るようになっている。 第1コンベヤー10はウェブA1を滑り状態で挟持して搬送
する上下一対のベルト26を備えたベルトコンベヤーによ
り構成され、その各ベルト26はドローロール8及びニッ
プロール9との間でウェブAに対して適宜引張力を与え
るように、ドローロール8の周速よりも速い速度で搬送
方向に回動するようになっている。 第1コンベヤー10の中途には、トップナイフ13とボトム
ナイフ14とでウェブA1を裁断すると略同時にウエブA1を
挟持して、引張状態で移動中のウェブA1を更に強力に引
張るように、上下一対の引張ロール27が設けられてい
る。各引張ロール27は、裁断時にウェブA1の先端を第1
コンベヤー10のベルト26の送り部側を介して挟持するよ
うに、横方向裁断部4からウェブA1の裁断長さ分だけ下
出側に離間して配置されている。また各引張ロール27
は、固定ラックギャー上に咬合する移動用ギャーの軸端
部に設けられたハンドルの回動操作により、ウェブA1の
裁断長さに合わせてウェブA1の移動方向に移動調整自在
に構成されている。 横方向裁断部4で所定の裁断長さに裁断されて枚葉状と
なったウェブA1(以下枚葉シートA2という)は、第1コ
ンベヤー10の上下一対のベルト26により挟持され、後続
の枚葉シートA2との間に適宜間隔を保ちつつピンチロー
ル28側へと搬送される。 ピンチロール28は適宜位置に移動可能に配置されると共
に、第1コンベヤー10のベルト26の送り部側を介して枚
葉シートA2を強固に挟持した状態で、枚葉シートA2を第
1コンベヤー10の送り速度でオーバーラップ部5に搬送
し供給すべく上下に一対設けられている。 オーバーラップ部5は、第3図に示すように、第1コン
ベヤー10の途中に配置された上下一対のキッカーロール
29と、第1コンベヤー10の下手側に配置された上下一対
の第2コンベヤー(供給手段)30と、第1及び第2コン
ベヤー10,30間に配置された上部オーバーラップロール
31及び下部オーバーラップロール32とから構成されてい
る。 上下一対のキッカーロール29は、通常回転時には第1コ
ンベヤー10の速度と略同一速度、又は好ましい速度で回
転するが、適所において第1コンベヤー10よりも速く増
速回転し、各枚葉シートA2間の間隔部においては減速回
転すべく、増減速駆動手段45を介して駆動されるように
なっている。 増減速駆動手段45は、第4図及び第5図に示すように、
入力ギヤー33を有する入力軸34、公転差動ギヤー35、腕
杆36、カムフォロアー37、カム体38等から構成されてい
る。入力軸34は固定フレームに軸受を介して回転自在に
支持されており、図外のタイミング調整用のデファレン
シャルより出力した動力をアイドラーを介して入力し、
ロータリーカッター7が1回転する毎に上下一対のキッ
カーロール29を1回転させるように構成されている。入
力軸34は第5図の矢印方向に回転し、また入力ギヤー33
には公転差動ギヤー35が咬合するようになっている。 公転差動ギヤー35は下部側のキッカーロール29に固着さ
れたブラケット39の適所にピン40aを介して回動可能に
軸着されている。公転差動ギヤー35は腕杆36の一端に一
体に形成され、また腕杆36の他端にはカムフォロアー37
が軸着されている。カム体38は入力軸34と同心状に形成
された円弧カム面40と、直線状に形成された直線カム面
41とを内周に備え、固定フレームに固定されている。 カム体38の各カム面40,41は腕杆36のカムフォロアー37
を案内するもので、カムフォロアー37が円弧カム面40に
ある時にはキッカーロール29を通常の一定速度で回転さ
せ、カムフォロアー37が直線カム面41にある時には、図
6に示すようにその前半側で腕杆36をピン40a廻りに矢
印方向に回動させてキッカーロール29を増速回転させ、
後半側で逆に通常回転まで減速させるようになってい
る。なお、第6図はキッカーロール29が増速して枚葉シ
ートA2のオーバーラップが終わり、後続の枚葉シートA2
の間隔部にある時の状態を示す。 下部側のキッカーロール29は入力軸34の軸心上に配置さ
れ、その一端は入力ギヤー33の内径孔に挿入されたニー
ドル軸受で回転自在に支持され、他端はボール軸受によ
って回転自在に支持されている。また上部側のキッカー
ロール29は両端の軸受により回転自在に支持され、かつ
図外のギヤーを介して下部側のキッカーロール29と同期
回転すべく構成されている。 第2コンベヤー30のベルト42は第1コンベヤー10のベル
トよりも遅い速度で回動するように構成されている。ま
た第2コンベヤー30には、そのベルト42の送り部側を介
して枚葉シートA2を強固に挟持するようにキャッチロー
ル43が設けられている。 上部オーバーラップロール31には、周面の適所に弧状の
凹部46が形成され、また下部オーバーラップロール32に
は複数個の爪47が突設されており、これら上部オーバー
ラップロール31及び下部オーバーラップロール32は、そ
の凹部46と爪47とが回転中に合致するように同期して搬
送方向に回転すべく構成されている。 なお、上・下部オーバーラップロール31,32は、ロータ
リーカッター7が1回転する毎に1回転するようになっ
ており、またその駆動部には、駆動中にも移動する枚葉
シートA2の送りに対して凹部46と爪47を合致させるため
のタイミング調整用のデファレンシャルが組込まれてい
る。 このオーバーラップ部5では、先行する枚葉シートA2の
先端部が上部オーバーラップロール31と下部オーバーラ
ップロール32との間を通過すると、第1コンベヤー10よ
りも遅い速度で回動する第2コンベヤー30のベルト42間
に進入する。そして、先行する枚葉シートA2の先端部が
上下一対のキャッチロール43により強固に挟持される
と、その枚葉シートA2の後端部が下部オーバーラップロ
ール32の爪47により持ち上げられる。 この時、増減速駆動手段45によりキッカーロール29が増
速回転するので、このキッカーロール29に挟持されてい
る後続の枚葉シートA2が、キッカーロール29の増速回転
によって通常の送り速度よりも速い速度で急速に送られ
て、先行する枚葉シートA2の後端部の下側に挿入されて
行く。 従って、下部オーバーラップロール32の爪47による持ち
上げと、キッカーロール29の増速による送り作用とが同
期して行われることにより、前後の枚葉シートA2の送り
速度が相対的に大になるため、先行する枚葉シートA2の
後端部の下側に後続の枚葉シートA2の先端部を干渉する
ことなく速やかに挿入して、各枚葉シートA2を順次確実
にオーバーラップさせて行くことができる。 なお、ピンチロール28、キッカーロール29及びキャッチ
ロール43は、固定ラックギヤーと咬合するギヤーをハン
ドルにより廻すことにより送り方向に移動すべく構成さ
れており、枚葉シートA2の長さが異なれば、それに応じ
て各ロール位置を調整できるようになっている。 集積部6は、第7図及び第8図に示すように、第2コン
ベヤー30の後端部側に設けられた上下一対のタイミング
ロール(ラップ解除手段)48、第2コンベヤー30の下手
側に設けられた集積コンベヤー49及び搬出コンベヤー5
0、横軸51廻りに間欠回転する反転移載装置52、エアー
ノズル53から構成されている。 タイミングロール48は、通常、第2コンベヤー30の速度
又は若干遅い好ましい速度で搬送方向に回転して、オー
バーラップした枚葉シートA2を集積コンベヤー49上に供
給しているが、集積コンベヤー49上で集積される枚葉シ
ートA2が所定の集積枚数になる毎に減速動作をして、そ
の所定枚数の位置で枚葉シートA2のオーバーラップを解
き、先行する枚葉シートA2と後続の枚葉シートA2との間
に前後方向の適宜間隔を生じさせるように、キッカーロ
ール29の増減速駆動手段45と同様の駆動手段(図入せ
ず)により増減速駆動されるべく構成されている。 集積コンベヤー49は第2コンベヤー30から供給された枚
葉シートA2の厚さ方向の下面側を下側から支持すると共
に連続的に回動して搬送し、終端側の集積位置54で先行
の枚葉シートA2の下側に後続の枚葉シートA2を引き込ん
で順次枚葉シートA2を下側から集積するためのものであ
る。 この集積コンベヤー49は、第8図に示すように、作用幅
の長さに形成された上手側の駆動ロール55と、下手側に
配置された複数個の先端ロール56と、これら駆動ロール
55及び先端ロール56間に巻き掛けられた複数本のベルト
57とを備え、巻隙58を有する櫛歯状に構成されている。
駆動ロール55は左右の本体59間に回転自在に支持され、
各先端ロール56は支持アーム60の先端に片持状で回転自
在に支持されている。各支持アーム60は左右の本体59間
に支架された2本の支持杆61により固定されている。 搬出コンベヤー50は、枚葉シートA2を集積した集積体A3
を次工程へと搬出するためのもので、第8図に示すよう
に、集積コンベヤー49と同様、駆動ロール62、先端ロー
ル63、ベルト64、支持アーム65、支持杆66等により、間
隙67を有する櫛歯状に構成されている。なお、搬出コン
ベヤー50は駆動ロール62が下手側にあり、集積コンベヤ
ー49とは反対向きの櫛歯状になっている。 反転移載装置52は、集積コンベヤー49上から集積体A3を
受け取って反転させながら搬出コンベヤー50上に移載す
るためのものであって、集積コンベヤー49と搬出コンベ
ヤー50との間に配置されている。 反転移載装置52は、搬出装置を構成するものであって、
第7図及び第8図に示すように、左右一対の本体に軸架
された横軸51と、この横軸51に周方向に所定間隔をおい
て放射状に穿設された複数個のアーム68と、各アーム6
8の先端に固定された集積体収容部69とを備え、各集積
体収容部69が集積コンベヤー49の集積位置54で停止する
ように、図外のインデックスを介してタイミングロール
48と同期して間欠回転すべく同期駆動されている。 各集積体収容部69はストッパー70により連結された一対
の受けアーム71,72を有し、外方側が開放する側面視コ
の字状に構成されており、また各受けアーム71,72は集
積コンベヤー49及び搬出コンベヤー50の間隙58,67に対
応して左右方向に複数個設けられている。 ストッパー70は、この実施例では、集積コンベヤー49に
より後続の枚歯シートA2が先行の枚葉シートA2の下側に
順次引き込まれるように、この集積コンベヤー49上の各
枚葉シートA2を集積体収容部69内の集積位置54で停止さ
せて集積する機能の他に、集積体A3を受け取って移載す
る間に集積体A3を端面側で受けて揃える機能を有し、集
積体収容部69の底部を兼用するように構成されている。 エアーノズル53は集積中の集積体A3の後方近傍で後続の
枚葉シートA2の上面にエアーを噴出し、集積コンベヤー
49上で集積中の集積体A3を浮上させるためのものであ
る。 この集積部6において枚葉シートA2を集積する際には、
何れかの集積体収容部69が集積コンベヤー49の集積位置
54に対応した状態で反転移載装置52が停止している。 そこで、オーバーラップ状態の各枚葉シートA2が集積コ
ンベヤー49により搬送されて集積体収容部69へと順次送
り込まれて行くと、最初の枚葉シートA2が集積体収容部
69内の集積位置54でストッパー70に当接する。そして、
次の枚葉シートA2が集積コンベヤー49により先の枚葉シ
ートA2の下側に引き込まれた後、ストッパー70に当接し
て停止する。 以下、後続の枚葉シートA2が、順次、集積コンベヤー49
により集積中の集積体A3の最下面の枚葉シートA2の下側
に引き込まれ、下側へ下側へと集積されて行く。 この時、集積コンベヤー49の速度が十分大であれば、各
枚葉シートA2が周辺の空気と共に集積コンベヤー49によ
り集積中の集積体A3の枚葉シートA2の下側に引き込まれ
て行くので、枚葉シートA2相互間の摩擦抵抗は差程問題
にならず、静電気によるトラブルを生じることなく各枚
葉シートA2を円滑かつ確実に集積することができる。ま
た集積コンベヤー49で引き込むため、枚葉シートA2が大
きな空気抵抗を受けることがない。従って、枚葉シート
A2の先端部の角折れ、中折れ、詰まり等を招くこともな
い。 一方、エアーノズル53から枚葉シートA2の上面にエアー
を噴出しておけば、集積中の集積体A3が浮上するので、
枚葉シートA2相互間の摩擦抵抗を更に軽減できる。この
ため各枚葉シートA2の端部を整然と揃えて集積すること
ができ、集積量の多い場合、或いは枚葉シートA2が薄い
紙の場合に効果的である。 集積コンベヤー49上の集積体A3が設定量に達すると、タ
イミングロール48が減速して設定数の位置で前後に隣合
う枚葉シートA2間に間隔を開ける。そして、その間隔よ
り下出側の枚葉シートA2を集積コンベヤー49により集積
体A3の下側に引き込んで集積し終わると、これと同時に
反転移載装置52が横軸51廻りに1ピッチ分だけ間欠的に
回転する。従って、集積位置54の集積体収容部69がその
内部に集積体A3を収容した状態で上昇し、集積コンベヤ
ー49上から集積体A3を受け取って持ち上げて行く。 そして、その下側の集積体収容部69が集積コンベヤー49
の集積位置54側へと上昇して停止し、以下、同様の動作
を繰り返して行く。 反転移載装置52が間欠回転すると、集積体収容部69の集
積体A3は受けアーム71により支持されて持ち上げられる
が、集積体収容部69が上方に来ると、集積体A3は端面が
ストッパー70に当接した状態で起立するので、このスト
ッパー70により端面が揃えられる。 そして、反転移載装置52が更に回転すると、集積体A3は
受けアーム72により支持された状態で下降した後、搬出
コンベヤー50上に移載され、この搬出コンベヤー50で次
工程へと搬出されて行く。 従って、集積体収容部69内で各枚葉シートA2を集積し、
そのままの状態で反転移載装置52の間欠回転により集積
コンベヤー49の集積位置54から集積体A3を受け取った
後、これを反転させて搬出コンベヤー50上に移載するの
で、動作の無駄がなく、枚葉シートA2の集積から、集積
後の集積体A3の移載、搬出までの一連の動作を自動的に
連続して迅速に行えると同時に、装置全体の長さを小さ
くし、小型化できる。
【発明の効果】
本発明によれば、集積コンベヤー49で枚葉シートA2を厚
さ方向の下面側を下側から支持しながら集積しているた
め、枚葉シートA2が腰の弱い薄手のものであっても、そ
れを集積した集積体A3が集積位置で乱れたり崩れたりす
ることがない。 また、供給手段30と集積コンベヤー49とを一体にせずに
分割しているため、供給手段30の速度に関係なく集積コ
ンベヤー49の速度を高速にすることができる。従って、
集積位置において、先行の枚葉シートA2の下側に速い速
度で後続の枚葉シートA2を引き込むことが可能であるた
め、下側から順次集積していくにも拘らず、枚葉シート
A2が周辺の空気と共に引き込まれて枚葉シートA2の上下
各表面に空気膜が形成され、集積体A3の最下面に引き込
まれる枚葉シートA2の摩擦抵抗を軽減することができ
る。 更に、供給手段30及び集積コンベヤー49が連続的に回動
するようにしているため、間欠的に回動する場合に比べ
て装置全体の高速化が可能であるのは勿論のこと、間欠
回動時の起動、停止がないので、集積体A3と集積コンベ
ヤー49との間の摩擦抵抗を大幅に軽減でき、時に集積体
A3の最下面側の枚葉シートA2を傷めることがない。 また、ラップ解除手段48を設けているため、供給手段30
及び集積コンベヤー49を連続回動させて高速化できるに
も拘らず、所定枚数毎に確実に区切ることができる。 従って、集積コンベヤー49上の集積位置の集積体A3を搬
出装置52で搬出する際に、後続の枚葉シートA2を引っ掛
ける等して乱すことがなく、集積体A3の搬出、及び後続
の枚葉シートA2の集積が円滑かつ確実になる。 よって、従来の投下集積方法のような静電気によるトラ
ブル、空気抵抗による枚波シートA2の角折れ等を招くこ
となく、各枚葉シートA2を自動的に円滑かつ確実に集積
し搬出することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例の全体の配置図、第2図は横方向
裁断部の断側面図、第3図はオーバーラップ部の断側面
図、第4図はキッカーロール駆動部の斜視図、第5図及
び第6図は同キッカーロール駆動部の平面図、第7図は
集積部を説明するための側面図、第8図は同じく集積部
の構造を説明するための平面図である。 A2……枚葉シート、A3……集積体、30……第2コンベヤ
ー(供給手段)、48……タイミングロール(ラップ解除
手段)、49……集積コンベヤー、50……搬出コンベヤ
ー、51……横軸、52……反転移載装置(搬出装置)、54
……集積位置、69……集積体収容部、70……ストッパ
ー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】先行の枚葉シート(A2)の下側に後続の枚葉
    シート(A2)が入るように順次オーバーラップさせた状態
    の各枚葉シートA2を連続的に回動して供給する供給手段
    (30)と、枚葉シート(A2)の所定枚数の位置で該枚葉シー
    ト(A2)のオーバーラップを解き、先行する枚葉シート(A
    2)と後続の枚葉シート(A2)との間に、前後方向の適宜間
    隔を生じさせるラップ解除手段(48)と、供給手段(30)か
    ら供給された枚葉シート(A2)の厚さ方向の下面側を下側
    から支持すると共に連続的に回動して搬送する集積コン
    ベヤー(49)と、この集積コンベヤー(49)により後続の枚
    葉シート(A2)が先行の枚葉シート(A2)の下側に順次引き
    込まれるように、該集積コンベヤー(49)上の集積位置(5
    4)で各枚葉シート(A2)を停止させて集積するためのスト
    ッパー(70)と、集積コンベヤー(49)の集積位置(54)でス
    トッパー(70)により集積された集積体(A3)を集積コンベ
    ヤー(49)上から搬出する搬出装置(52)とを備えたことを
    特徴とする枚葉シートの集積搬出装置。
JP62147790A 1987-06-12 1987-06-12 枚葉シートの集積搬出装置 Expired - Lifetime JPH0610063B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62147790A JPH0610063B2 (ja) 1987-06-12 1987-06-12 枚葉シートの集積搬出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62147790A JPH0610063B2 (ja) 1987-06-12 1987-06-12 枚葉シートの集積搬出装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5103446A Division JP2777769B2 (ja) 1993-04-05 1993-04-05 枚葉シートの集積装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63310443A JPS63310443A (ja) 1988-12-19
JPH0610063B2 true JPH0610063B2 (ja) 1994-02-09

Family

ID=15438262

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62147790A Expired - Lifetime JPH0610063B2 (ja) 1987-06-12 1987-06-12 枚葉シートの集積搬出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0610063B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51157600U (ja) * 1975-06-09 1976-12-15
JPS5419070Y2 (ja) * 1975-09-20 1979-07-16
JPS5339976U (ja) * 1977-08-29 1978-04-07
JPS5532621A (en) * 1978-08-31 1980-03-07 Ricoh Co Ltd Carriage driving device for printer

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63310443A (ja) 1988-12-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4966521A (en) Tail stopping and knockdown device
KR830009995A (ko) 지막(紙膜)을 감는장치 및 방법
US20090026299A1 (en) Web separator with reverse rotation mechanism for tissue paper winding machine
CA1221712A (en) Tail stopping and knockdown device
US4871157A (en) Zigzag folding apparatus having web cutter means
US6708855B2 (en) Transverse folding apparatus
US5225029A (en) Apparatus for feeding end securing tapes
JP2516640Y2 (ja) 紙かわし装置
JPH02147552A (ja) 単一シート処理用高速プリンタに用いる紙送り装置
US6378751B1 (en) Accumulator system for foldable sheet-like material
CZ289202B6 (cs) Zařízení a soustava k výrobě zavinutí z plátů těsta a dělicích plátů
JP2777769B2 (ja) 枚葉シートの集積装置
JP2552490B2 (ja) 枚葉シートのオーバーラップ装置
JP2552489B2 (ja) 枚葉シートの集積搬出装置
JPH0610063B2 (ja) 枚葉シートの集積搬出装置
JPS59102761A (ja) 用紙処理装置
EP0296360B1 (en) Folding apparatus
JPH0679953B2 (ja) 枚葉シートの集積装置
JPH05208397A (ja) 連続裁断装置におけるウェブの案内装置
JPH0569673B2 (ja)
JP3511319B2 (ja) スリッタの排紙装置
JPH0730612Y2 (ja) 輪転印刷機の排紙装置
JP2750546B2 (ja) スリッターリワインダー
JP3435562B2 (ja) 印刷機用シータ
JPH0645360Y2 (ja) 連続用紙切断装置