JP4294031B2 - ロールフィーダ - Google Patents

ロールフィーダ Download PDF

Info

Publication number
JP4294031B2
JP4294031B2 JP2006032797A JP2006032797A JP4294031B2 JP 4294031 B2 JP4294031 B2 JP 4294031B2 JP 2006032797 A JP2006032797 A JP 2006032797A JP 2006032797 A JP2006032797 A JP 2006032797A JP 4294031 B2 JP4294031 B2 JP 4294031B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
suction
belt
conveying
belt means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2006032797A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007210751A (ja
Inventor
要一 大瀧
Original Assignee
ハイニックス株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ハイニックス株式会社 filed Critical ハイニックス株式会社
Priority to JP2006032797A priority Critical patent/JP4294031B2/ja
Priority to CNB2006101637826A priority patent/CN100567114C/zh
Publication of JP2007210751A publication Critical patent/JP2007210751A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4294031B2 publication Critical patent/JP4294031B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、ウェブ等の帯状物を切断した枚葉物を部分的に重ねて排出するロールフィーダに関する。
帯状物を個々のシートに切断し、当該切断した枚葉物を部分的に重ねた状態に配列するロールフィーダが知られている。
上記ロールフィーダは、例えば、特表2005−520756号に記載されるようなものが存在する。
特表2005−520756号のロールフィーダは、シート60を搬送する第1コンベア61と、当該第1コンベア61より低速でシート60を搬送する第2コンベア62と、シート60を第1コンベア61から第2コンベア62にフィードするシートフィードローラ63と、該シートフィードローラ63と協働してシート60の後端に隙間を生成させる整形ローラ64と、シート60の撓み量を規制する規制ブロック65と、を備え、当該シートフィードローラ63、整形ローラ64及び規制ブロック65の、シート60との係合位置によって、当該シート60の後端に隙間を生成するように構成している。
これにより、シートの後端に生成された隙間に後続のシートがフィードされるようになっている。
特表2005−520756号公報
しかしながら、シートフィードローラと整形ローラとでシートの後端を跳ね上げるだけでは、シートの下面に生成される隙間量が不十分であり、また、第1コンベアよりも低速で搬送する第2コンベアにシートをフィードするだけでは、シートのブレーキングが不十分であるため、安定して一定のさしみ量でもって複数のシートを部分的に重ねた状態に配列することは困難であるとともに、その調整を行うのは、多大な時間と労力を要し、手間がかかっていた。
そこで、本願は、帯状物を切断して得たシートを印刷機に使用するのに好適なさしみ量でもって部分的に重ねた状態に配列したシートとして確実に排出可能であって、容易にさしみ量を調整可能なロールフィーダを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載のロールフィーダ(100)は、帯状物(4)を連続的に切断して得られる複数の枚葉物(5)を部分的に重ねた状態に配列して一連のシート群を生成するロールフィーダであって、前記帯状物を搬送する第1の搬送手段と、前記第1の搬送手段により搬送される帯状物を連続的に切断し複数の前記枚葉物を得るロータリーカッター(23)と、前記ロータリーカッターにより切断された前記枚葉物を該枚葉物の下方から吸引しつつ、各前記枚葉物を前記第1の搬送段よりも高速でベルトを用いて搬送する第2の吸引搬送ベルト手段(31)と、前記第2の搬送手段により連続的に搬送される各枚葉物の後端部を上方へ押上げる押上部材(38)と、前記押上部材により押上げられた各枚葉物の後端部を該枚葉物の上方から吸引しつつ、前記枚葉物を前記第2の搬送手段よりも低速でベルトを用いて搬送する第3の吸引搬送ベルト手段(40)と、前記第3の吸引搬送ベルト手段により搬送される各枚葉物を受け取り搬送する第4の搬送手段(47)と、前記第4の搬送手段の搬送経路上に設けられ、前記第3の吸引搬送ベルト手段により搬送される1の枚葉物の前端部を一時的に保持し、1の前記枚葉物の搬送を止めるストップ部材(46)と、を具備し、前記第3の吸引搬送ベルト手段は、前記押上部材により押上げられた各枚葉物の後端部を吸引し、前記後端部を上方に反り返らせるように湾曲させる吸引ローラを備えていることを特徴とする。
また、請求項2に記載のロールフィーダは、請求項1に記載のロールフィーダにおいて、前記第2及び第3の吸引搬送ベルト手段における枚葉物の搬送速度を制御する制御装置を更に具備し、前記搬送方向に沿って複数の枚葉物が部分的に重なり合うさしみ量が調整されることを特徴とする。
請求項1及び2に係る発明によれば、確実に所定のさしみ量でもって部分的に重ねた状態に配列したシートを生成することができる。また、さしみ量の調整が容易にできる。
以下、図面を参照して発明を実施するための最良の形態について説明する。
本実施形態におけるロールフィーダ100は、帯状物4を一定の形状のシート5に切断し、当該切断されたシート5を一定のさしみ量でもって部分的に複数重ねた状態に配列した一連のシート群として搬送する。なお、本実施形態のシート5は、本願の枚葉物として機能するものである。
ロールフィーダ100は、図1に示すように、帯状物4をカッター部20に送るインフィード部10と、帯状物4を所定の形状のシート5に切断するカッター部20と、切断された複数のシート5を一定のさしみ量でもって部分的に重ねた状態に配列した一連のシート群として生成するさしみ形成部30と、コンベア70と、を具備し、一連のシート群を枚葉印刷機のフィーダ55に供給するようになっている。
帯状物4はリールスタンド部2に設けられており、当該リールスタンド部2は、帯状物4を巻き付けてなる巻取ロールを保持するリールスタンド2aと、当該帯状物4を案内し、ロールフィーダ100に提供する複数のローラ3aからなるローラ群3と、を備えている。帯状物4は、当該ローラ群3を介してロールフィーダ100のインフィード部10に連絡している。
インフィード部10は、リールスタンド2aから供給される帯状物4を案内する複数のガイドローラ11aから構成されるガイドローラ群11と、モータなどの図示しない駆動部によって回転駆動されるドローローラ12と、ドローローラ12の表面上に帯状物4をその全幅において均等に押し付けるニップローラ13と、ドローローラ12に案内された帯状物4を下方から吸引しつつカッター部20へ搬送する第1吸引搬送ベルト手段15と、を備えている。この第1吸引搬送ベルト手段15によって、帯状物4は、その裏面全面が吸着されて安定した状態でカッター部20に搬送される。
第1吸引搬送ベルト手段15は、図2に示すように、多数の通気用の小孔16aが長さ方向に一定ピッチで設けられた薄い強靭な無端状のベルト16を備えており、帯状物4をその下面から吸引しつつ図1中左方向に一定速度で送るようになっている。ベルト16は、帯状物4の走行方向に沿って複数本平行に配置されている。図1、及び図2に示すように、これらベルト16は、帯状物1の下面に接触するようにその走行方向に直角な向きに配置された駆動軸17と従動軸17aとの間に掛け渡されている。また、ベルト16に囲まれる箇所には吸引箱18が配置され、その図示しない吸引口がベルト16の帯状物4に接触すべき箇所にその背面から臨んでいる。また、吸引箱18からは図示しないダクトを介し接続されたブロアにより排気される。駆動軸17はこのロールフィーダ100の図示しない左右のフレーム間に回転可能に掛け渡され、独立して駆動モータ等の駆動手段によって動力を得るようになっており、吸引箱18は上記フレームに対し固定され、従動軸17aはフレームに回転自在に軸支されている。
このように構成されたインフィード部10によって、帯状物4はガイドローラ11aを経てドローローラ12により引っ張られた後、第1吸引搬送ベルト手段15に到達し、さらに後述する第二吸引搬送ベルト手段31によって引っ張られてカッター部20に至り切断される。
なお、第1吸引搬送ベルト手段15は帯状物4の上面に接するように配置してもよい。また、この1吸引搬送ベルト手段15は省略し、帯状物4をドローローラ12からカッター部20に直に送り込むようにしてもよい。
カッター部20は、図1及び図4に示すように、回転刃21及び固定刃22を備えてなるロータリーカッター23を備えており、当該ロータリーカッター23は、第1吸引搬送ベルト手段15により搬送される帯状物4を設定寸法で切断するようになっている。固定刃22は、第1吸引搬送ベルト手段15から送り出される帯状物4の下面に接するように上記図示しないフレームに取り付けられている。一方、回転刃21は帯状物4の上面から固定刃22に周期的に接するように回転シリンダー24上に取り付けられている。そして、固定刃22は、回転刃21が取り付けられている回転シリンダー24の回転数に応じて、一端を搬送方向上流又は下流側に移動して、固定刃22の位置が調整される。なお、固定刃22の位置は、図示しない制御装置により、回転刃21が取り付けられる回転シリンダー24の回転速度に基づいて自動的に調整するようにしても構わない。
当該カッター部20により裁断されたシート5は、さしみ形成部30に搬送される。図1及び図4に示すように、さしみ形成部30は、切断されたシート5を下方から吸引して下流側に搬送する第2吸引搬送ベルト手段31と、当該搬送されるシート5の後端部を上方に押上げる押上部材38と、当該押上部材38により押上げられたシート5の後端部を上方から吸引して受け取り更に下流に搬送する第3吸引搬送ベルト手段40と、当該シート5の前端部を一時的に保持し、シート5の搬送を一時的に止めるストッパ部45と、を備えて構成されている。
第2吸引搬送ベルト手段31は、ロータリーカッター23が帯状物4を切断する直前に帯状物4の先端を受け取って第1吸引搬送ベルト手段15と共に引っ張り、ロータリーカッター23が帯状物4を切断するとこの切り離されたシート5を図1中左方向に搬送するようになっている。第2吸引搬送ベルト手段31は、第1吸引搬送ベルト手段15よりもわずかに速く駆動する。図3に示すように、この第2吸引搬送ベルト手段31は多数の通気用の小孔32aが穿設された薄い無端状のベルト32を備え、このベルト32がシート5の走行方向に沿うように複数本平行に配置されている。これらのベルト32は、その上側の走行部がシート5の下面に接触するように、その走行方向に直角な向きに配置された駆動軸33と従動軸34との間に掛け渡され、第1吸引搬送ベルト手段15のベルト16の走行速度よりやや速い速度で駆動される。駆動軸33はこのロールフィーダ100の図示しない左右のフレーム間に回転可能に掛け渡され、独立して駆動モータ等の駆動手段によって動力を得るようになっており、第2吸引搬送ベルト手段31のベルト32を第1吸引搬送ベルト手段15のベルト16よりやや速い速度で走行させる。
第2吸引搬送ベルト手段31の各々のベルト32に対し、図1及び図4に示すように、吸引箱36が配置され、各吸引箱36の上面に形成された図示しない吸引口が第2吸引搬送ベルト手段31のベルト32上で搬送されるシート5に接触すべき箇所にその背面から臨んでいる。吸引口は、シート5の走行方向に沿って順に配置され、上流から下流に向かうに連れて開口面積が小さくなるよう形成される。具体的には、吸引口は、相互間で開口面積が徐々に小さくなるように穿設された長孔であり、吸引口は上流から下流に向かうに連れて相互間で徐々にピッチが大きくなるように配列された丸孔である。このため、シート5に対する吸引力は下流側に向かうに連れて低減し、シート5に対する拘束力を徐々に緩めることになる。各吸引箱36は図示しないブロワに接続され、ブロワによる吸引作用により排気される。
押上部材38は、図1及び図4に示すように、第2吸引搬送ベルト手段31の下流側に配置されており、図4に示すように、第2吸引搬送ベルト手段31により搬送されるシート5を第2吸引搬送ベルト手段31の無端ベルト32からその上方に引き上げる作用をする。押上部材38は、具体的にはブラシ38aを備え、図示しない左右のフレーム間に渡された駆動軸39上に第2吸引搬送ベルト手段31の吸引箱36間に入るように間欠的に配置されている。押上部材38はブラシ38aの他カムのような部材で構成することもできる。押上部材38のブラシ38aは、第2吸引搬送ベルト手段31によりシート5が搬送されると、そのシート5の後端部に当たり、その後端部を第2吸引搬送ベルト手段31の吸引力に抗して第2吸引搬送ベルト手段31のベルト32の表面から引き上げる。この押上部材38の近傍において吸引箱36の吸引口は小さくなっているので、シート5に対する吸引力は低下しており、シート5の後端部は第2吸引搬送ベルト手段31のベルト32から容易に引き上げられることになる。この引き上げられたシート5の後端部は第3吸引搬送ベルト手段40に受け止められる。
なお、シート5を第2吸引搬送ベルト手段31から第3吸引搬送ベルト手段40へより円滑かつ確実に受け渡すには、押上部材38のシート5への当接箇所をシート5の材質、速度等に応じて若干変更するのが望ましい。そこで、押上部材38のシート5に対する位相をずらせるための位相変更手段が駆動軸39に設けられている。位相変更手段は、公知の構成を採用することとし、その詳細な説明は省略する。
第3吸引搬送ベルト手段40は、図3、図4に示すように、無端状のベルト41と、このベルト41をシート5の走行方向に張設する駆動軸42及び従動軸43とを具備する。
第3吸引搬送ベルト手段40のベルト41は、第2吸引搬送ベルト手段31のベルト32と同様に、通気用の小孔41aが幅方向及び長さ方向に一定ピッチで多数設けられた強靭な薄いベルトであり、シート5の走行方向に沿って複数本平行に配置される。これらのベルト41は、シート5をその上面から受け取るように配置され、その走行方向に直角な向きに配置された始端側の駆動軸42と後端側の従動軸43との間に掛け渡され、第2吸引搬送ベルト手段31の無端ベルト32の走行速度よりも低速の例えば1/10〜1/20程度の速度で走行するようになっている。また、ベルト41に囲まれる箇所には吸引箱44が配置され、その図示しない吸引口がベルト41のシート5に接触すべき箇所にその背面から臨んでいる。また、吸引箱44からは図示しないダクトを介し接続されたブロアにより排気される。
始端側の駆動軸42は吸引ローラ(例えば、サクションローラ)を備え、その表面には多数の吸引孔42aが穿設されている。駆動軸42は上記押上部材38のほぼ真上に配置される。駆動軸42は図示しないロータリジョイントを介してブロワに連結され、吸引孔42aから空気を吸い込むことにより第2吸引搬送ベルト手段31のベルト32上のシート5を吸着しようとする。図4に示すように、押上部材38が第2吸引搬送ベルト手段31のベルト32上からシート5を押上げると、シート5の後端部が第3吸引搬送ベルト手段40のベルト41を介し駆動軸42の表面に吸着されるようになっている。
また、シート5は、第3吸引搬送ベルト手段40から第4搬送ベルト手段47に受け渡され、その後、第5搬送ベルト手段50に受け渡されて枚葉印刷機のフィーダ55上に搬送されるが、当該第5吸引搬送ベルト手段50の始端側の上方には、ストッパ部45(の押圧部材46)が設けられている。
第4搬送ベルト手段47は、図1に示すように、無端状のベルト48と、このベルト48を第2吸引搬送ベルト手段の従動軸34と、従動軸60との間に掛け渡されて構成されている。そして、第3吸引搬送ベルト手段40からシート5を受け取り、第5搬送ベルト手段50に当該シートを受け渡すようになっている。また、ベルト48は、シート5の走行方向に沿って複数本平行に配置されている。このベルト48は、搬送方向と直交する方向において、第2搬送ベルト手段31のベルト32及び後述する第5搬送ベルト手段50の搬送ベルト51と交互に配置されるようになっている。
ストッパ部45は、図3に示すように、第5吸引搬送ベルト手段50の搬送ベルト51を上方から押圧する押圧部材46と、当該押圧部材46を支持する支持部材47と、を備えている。また、支持部材47は、押圧部材46を上下に移動させ、当該押圧部材46を第5吸引搬送ベルト手段50の搬送ベルト51に当接させたり、搬送ベルト51から開放させたりするようになっている。当該押圧部材46は、ゴムなどの弾性体からなる回転体が好適に使用されており、当該押圧支持部材47は、図示しない制御装置により制御され、押圧部材46が紙サイズに合わせ前後に移動する様制御される。
さしみ形成部30に生成された一定のさしみ量でもって部分的に複数重ねた状態に配列した一連のシート群は、第5搬送ベルト手段50によって第6ベルト搬送手段56上に搬送される。
第5搬送ベルト手段50は、図1に示すように、無端状のベルト51と、このベルト51をシート5の走行方向に張設する駆動軸52及び従動軸58とを具備する。当該ベルト51は、強靭な薄いベルトであり、シート5の走行方向に沿って複数本平行に配置される。これらのベルト51は、シート5をその下面から受け取るように配置され、その走行方向に直角な向きに配置された始端側の駆動軸52と後端側の従動軸58との間に掛け渡され、当該ベルトの走行速度は、例えば、第3吸引搬送ベルト手段40と同程度の速度で走行するようになっている。
コンベア70上の第6搬送ベルト手段56は、第5搬送ベルト手段50と同様な構成であり、具体的には、無端状のベルト57と、このベルト57をシート5の走行方向に張設する第5搬送ベルト手段50の従動軸58及び従動軸59とを具備している。第5搬送ベルト手段50より搬送されたシート5はコンベア70上の第6搬送ベルト手段56により枚葉印刷機のフィーダ55に供給される。コンベア70は、固定式でも良いが、ロールフィーダ未使用時の作業の為、格納可能であることが望ましい。
なお、本実施形態の第2吸引搬送ベルト手段31は、本願の下吸引搬送ベルト手段として機能し、本実施形態の第3吸引搬送ベルト手段40は、本願の上吸引搬送ベルト手段として機能するものである。また、本実施形態の押圧部材46は、本願のストップ部材として機能するものである。
次に、このロールフィーダの一連の動作について図1乃至図4を用いて説明する。
まず、リールスタンド部2からローラ群2aによって送り出された帯状物4は、インフィード部10に搬送される。インフィード部10では、ドローローラ12の駆動により、ニップローラ13により帯状物4がドローローラ12の表面上にその幅方向全体をニップした状態で、当該帯状物4が第1吸引搬送ベルト手段15に送り出されて、カッター部20に搬送される。当該帯状物4は下面から吸引されているので、安定した状態でカッター部20に送り出されるようになっている。
次いで、帯状物4は、ロータリーカッター23により切断される。この切断に際して、帯状物4の先端が、切断態勢に入る前のロータリーカッター23内を通過し、第2吸引搬送ベルト手段31のベルト32上に受け渡され、下面から吸引した状態で下流側へと搬送される。このため、帯状物4は第1吸引搬送ベルト手段15と第2の吸引搬送ベルト手段31との間で適度な力で引っ張られる。帯状物4はその直後にロータリーカッター23により切断されるようになっている。
第2吸引搬送ベルト手段31のベルト32は第1の吸引搬送ベルト手段15のベルト16よりもやや高速度で走行し、そのため切り離されたシート5の後端と帯状物4の先端との間には隙間が空く。これにより、先行するシート5の後端に後続のシート5の先端が衝突しないようにすることができる。
切断されたシート5が第2吸引搬送ベルト手段31により第3吸引搬送ベルト手段40の駆動軸42の下方へと搬送されると、図4に示すように、押上部材38のブラシ38aがシート5の後端部を第2吸引搬送ベルト手段31のベルト32からその吸引力に抗して押し上げて、第3吸引搬送ベルト手段40の駆動軸42上に押し付ける。シート5の後端部は駆動軸42の表面に吸引され、その表面に倣って湾曲する。
また、第3吸引搬送ベルト手段40は、第2吸引搬送ベルト手段31よりも低速で搬送されるため、後続のシート5の先端は先行するシート5の下に潜り込みつつ先行するシート5と部分的に重なりあって一連のシート群として搬送される。
また、第3ベルト吸引搬送ベルト手段40によって搬送されるシート5は第4搬送ベルト手段47を介して、第5搬送ベルト手段50に受け渡され、更に下流側のパレット55に搬送されるが、第5搬送ベルト手段50の上方に設けられたストッパ部45の押圧部材46によりシート5の前端部が一時的に保持される。これにより、シート5は、さしみ量が調整されつつ複数のシート5が部分的に重ねられた状態で配列される一連のシート群としてパレット55上に搬送されるようになっている。
また、シート群におけるシートのさしみ量は、図示しない制御装置によって、第2吸引搬送ベルト手段31及び第3吸引搬送ベルト手段40の駆動軸33、42の回転速度を制御すればよいので、さしみ量の調整は容易である。さらに、ストップ部45における押圧部材46がシート5の前端部を保持する際のタイミングを制御することにより、確実にシート5の移動を規制できるので、所定のさしみ量でもって部分的に重ねた状態に配列したシートを生成することができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、種々の形態で実施できる。
本発明に係るロールフィーダの全体構造図である。 インフィード部の構造図である。 さしみ形成部の構造図である。 図1のA部分における拡大簡略構造図である。 従来のロールフィーダの簡略構造図である。
符号の説明
4 帯状物
5 シート
23 ロータリーカッター
31 第2吸引搬送ベルト手段
38 押上部材
40 第3吸引搬送ベルト手段
46 押圧部材
100 ロールフィーダ

Claims (2)

  1. 帯状物を連続的に切断して得られる複数の枚葉物を部分的に重ねた状態に配列して一連のシート群を生成するロールフィーダであって、
    前記帯状物を搬送する第1の搬送手段と、
    前記第1の搬送手段により搬送される帯状物を連続的に切断し複数の前記枚葉物を得るロータリーカッターと、
    前記ロータリーカッターにより切断された前記枚葉物を該枚葉物の下方から吸引しつつ、各前記枚葉物を前記第1の搬送手段よりも高速でベルトを用いて搬送する第2の吸引搬送ベルト手段と、
    前記第2の搬送手段により連続的に搬送される各枚葉物の後端部を上方へ押上げる押上部材と、
    前記押上部材により押上げられた各枚葉物の後端部を該枚葉物の上方から吸引しつつ、前記枚葉物を前記第2の搬送手段よりも低速でベルトを用いて搬送する第3の吸引搬送ベルト手段と、
    前記第3の吸引搬送ベルト手段により搬送される各枚葉物を受け取り搬送する第4の搬送手段と、
    前記第4の搬送手段の搬送経路上に設けられ、前記第3の吸引搬送ベルト手段により搬送される1の枚葉物の前端部を一時的に保持し、1の前記枚葉物の搬送を止めるストップ部材と、を具備し、
    前記第3の吸引搬送ベルト手段は、前記押上部材により押上げられた各枚葉物の後端部を吸引し、前記後端部を上方に反り返らせるように湾曲させる吸引ローラを備えていることを特徴とするロールフィーダ。
  2. 前記第2及び第3の吸引搬送ベルト手段における枚葉物の搬送速度を制御する制御装置を更に具備し、前記搬送方向に沿って複数の枚葉物が部分的に重なり合うさしみ量が調整されることを特徴とする請求項1に記載のロールフィーダ。
JP2006032797A 2006-02-09 2006-02-09 ロールフィーダ Active JP4294031B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006032797A JP4294031B2 (ja) 2006-02-09 2006-02-09 ロールフィーダ
CNB2006101637826A CN100567114C (zh) 2006-02-09 2006-12-04 辊式进料机

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006032797A JP4294031B2 (ja) 2006-02-09 2006-02-09 ロールフィーダ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007210751A JP2007210751A (ja) 2007-08-23
JP4294031B2 true JP4294031B2 (ja) 2009-07-08

Family

ID=38489524

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006032797A Active JP4294031B2 (ja) 2006-02-09 2006-02-09 ロールフィーダ

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP4294031B2 (ja)
CN (1) CN100567114C (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109850622B (zh) * 2018-12-24 2024-01-26 浙江国威智能设备有限公司 智能物流裁切生产线
DE102019129647A1 (de) * 2019-11-04 2021-05-06 Koenig & Bauer Ag Bogenbearbeitungsmaschine mit zumindest einem Zuführsystem und Verfahren zur Steuerung eines Zuführsystems einer Bogenbearbeitungsmaschine

Also Published As

Publication number Publication date
CN100567114C (zh) 2009-12-09
CN101016127A (zh) 2007-08-15
JP2007210751A (ja) 2007-08-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8671810B2 (en) Folder for adjustably tensioning a web as the web is cut
US7942406B2 (en) Roll feeder
JPH0155172B2 (ja)
JP6173434B2 (ja) 複数のシートを鱗状にずれ重ねて送りかつパイルに積み上げるための装置
JP2007126284A (ja) シート状物搬送装置
JP4749172B2 (ja) 断裁排出装置
US7913989B2 (en) Section for transporting printed products of variable cutoffs in a printing press folder
JP4294031B2 (ja) ロールフィーダ
JP3715612B2 (ja) シート出し装置
ES2935296T3 (es) Dispositivo y procedimiento para formar un flujo imbricado de hojas superpuestas o subyacentes
JP3621780B2 (ja) 断裁排出装置
JP2004043106A (ja) 断裁排出装置
JP2020011791A (ja) 用紙切断排出装置
JP2011011844A (ja) 断裁排出装置
JP7433218B2 (ja) シートの位置的に定められた搬送のための装置及び方法
JP2552489B2 (ja) 枚葉シートの集積搬出装置
JP2011011845A (ja) 断裁排出装置
JP2009178786A (ja) 断裁排出装置
US7367444B2 (en) Device and method for optionally drawing in a cutout from a stack of several cutouts, or taking over a cutout from a separating cutting machine
JP5317739B2 (ja) 折機
JP2777769B2 (ja) 枚葉シートの集積装置
JP2011006254A (ja) ロールフィーダ
JP3920159B2 (ja) 印刷機用シータ
WO2010047376A1 (ja) 印刷機の排紙装置及びその運転方法
KR101733517B1 (ko) 마스크 팩용 포장봉투 공급장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070731

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20081113

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20081119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081209

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090108

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090127

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090226

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090310

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090407

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120417

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4294031

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120417

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120417

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120417

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120417

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130417

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130417

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130417

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140417

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250