JPH0679943B2 - ジヤム検出装置 - Google Patents

ジヤム検出装置

Info

Publication number
JPH0679943B2
JPH0679943B2 JP61108584A JP10858486A JPH0679943B2 JP H0679943 B2 JPH0679943 B2 JP H0679943B2 JP 61108584 A JP61108584 A JP 61108584A JP 10858486 A JP10858486 A JP 10858486A JP H0679943 B2 JPH0679943 B2 JP H0679943B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transfer paper
transfer
jam
paper
path
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP61108584A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62269832A (ja
Inventor
直弘 小沢
敏彦 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP61108584A priority Critical patent/JPH0679943B2/ja
Priority to US07/047,216 priority patent/US4834563A/en
Priority to KR1019870004593A priority patent/KR900008784B1/ko
Priority to DE19873716233 priority patent/DE3716233A1/de
Publication of JPS62269832A publication Critical patent/JPS62269832A/ja
Publication of JPH0679943B2 publication Critical patent/JPH0679943B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Handling Of Sheets (AREA)
  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、インク紙から成る転写紙と記録用紙としての
被転写紙とを重ね合わせて搬送し、転写紙から被転写紙
へインクを転写することによりプリントを行い、その
後、両者を分離するようにしたプリンタ等の用紙搬送系
における用紙(転写紙および被転写紙)のジャム検出装
置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来のジャム検出装置は、特公昭56−45787号公報に記
載のもののように、被転写紙の搬送路にその走行面より
突出した用紙(被転写紙)の屈曲部また湾曲部に押圧さ
れて作動する機械的なスイッチを設けると共に、該感圧
スイッチの作動回数を計数する計数手段を設け、一定時
間内に該計数手段の計数値が所定値以上増加したか否か
に応じてジャムの有無を検出するものであったり、特開
昭60−35755号公報に記載のもののように、被転写紙の
搬送路上に被転写紙を検出する手段を設け、所定時間内
に該検出手段が被転写紙を検出できない場合に、そのこ
とによりジャム検出を行なうというものであった。
かかる従来のジャム検出装置は、被転写紙が搬送路内で
つまったり、引っかかって屈曲した場合に、これをジャ
ムとして検出するのに有効であった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、転写紙と被転写紙を重ね合わせて搬送し、転写
紙から被転写紙へインクを転写することによりプリント
を行なうプリンタ等においては、プリント後に転写紙と
被転写紙とを分離して、それぞれの搬送路に導かなけれ
ばならないのに、この分離ができないまま、転写紙を被
転写紙と共に被転写紙の搬送路内に引き込んでしまうと
いうジャム現象が起きることがある。
このジャム現象が発生すると、被転写紙はそのまま正常
な搬送をしばらくの間続けることができるが、転写紙を
同じ搬送路内に引き込んでいるために、やがてこの転写
紙が搬送機構に巻きついたり、動作を妨害したり、悪影
響を及ぼすに至る。しかし悪影響を及ぼすに至ってこれ
を検出した時には、既に転写紙が被転写紙の搬送路内に
深く食い込んでいるために、その修復には困難をきた
す。
上記従来のジャム検出装置では、以上のような問題点に
ついては配慮がなされていなかった。
本発明の目的は、かかる転写紙を被転写紙の搬送路内に
引き込んでしまうというジャム現象を早期に検出するこ
とを可能にしたジャム検出装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、転写紙と被転写紙を重ね合わせ搬送して分
離部材に至ると、そこで両者を分離して転写紙は第1の
搬送路に沿って導き、被転写紙は第2の搬送路に沿って
導くようにした搬送路系において、転写紙を導く前記第
1の搬送路に沿って、転写紙の移動方向または移動量を
検知する移動状態検知手段を設けておくことにより達成
される。
〔作用〕
第1の搬送路に沿って設けた前記移動状態検知手段は、
第1の搬送路に沿って進むべき転写紙がジャムにより、
該第1の搬送路から第2の搬送路に強制的に引き込まれ
たとき、当該転写紙の第1の搬送路におけるその移動方
向が、逆転することを検知して、ジャムを検出する。
〔実施例〕
次に図を参照して本発明の実施例を説明する。
第1図は、転写紙(インク紙)と被転写紙(記録用紙)
を重ね合わせて搬送し、感熱ヘッドで加熱することによ
り転写紙から被転写紙へインクを転写してプリントを行
ない、その後、両者を分離するようにしたプリンタに、
本発明を適用した実施例を示す側面図である。
第1図において、要点は次の如くである。すなわち、転
写紙1が供給軸6から繰り出され、感熱ヘッド3とドラ
ム9との間を通過するが、このとき、給紙口14から投入
され、ドラム9の下側に沿って搬送された図示せざるを
被転写紙(後述の第2図において、2として示す)が、
転写紙1と重ね合わされて一体となって感熱ヘッド3と
ドラム9の間を通過する。このとき、該感熱ヘッド3に
より、プリントすべき画像に応じた加熱を受け、転写紙
1から被転写紙(2)へインクが転写されてプリントが
行われる。その後、転写紙1と被転写紙2の重ね合わせ
体は、分離部材4に至って両紙が分離され、転写紙1は
巻取路15を通って巻取軸7に巻取られ、被転写紙2は搬
送路11に導かれる。
巻取路15を通って巻取軸7に巻取られるべき転写紙1
が、ジャムにより搬送路11に引き込まれると、そのこと
を転写紙検出手段16が検出して、ジャムの起きたことを
報知する。
以下、関連事項を第1図を参照して更に説明する。
第1図において、紙面に垂直な方向に配列された複数の
発熱体から成る感熱ヘッド3および該感熱ヘッド3の搬
送方向における後流に設けた分離部材4とは、ヘッドア
ーム5と一体になったヘッド座部5aに固定され、アーム
軸5bを中心に上下に回動自在に取付けてある。
昇華染料または溶融顔料などの色材(インク)が塗布さ
れた転写紙1は、供給軸6から、感熱ヘッド3とドラム
9の間を通り、巻取軸7に巻き回されている。表面をゴ
ムなどの弾性体で被覆した円筒形のドラム9は、主軸8
に固定され、その一部周辺に若干のクリアランスをもっ
て案内部材(10−1)〜(10−3)が設けられ、被転写
紙2の搬送路11を形成している。
案内部材(10−1)のドラム9に対応する面の裏側に、
互いに圧着し合った1対の給紙ローラ13を設け、その圧
着部の接触上に、案内部材(10−1)と(10−2)とを
クリアランスをもってとりつけ、給紙口14を構成してい
る。ドラム9は主軸8を中心に回転自在で、図示してい
ないが、駆動伝達機構により巻取軸7と連動している。
また、巻取軸7には、すべりクラッチなどの駆動力安定
手段12を取り付け、これを介して上記駆動伝達機構と連
動するようにしてもよい。
感熱ヘッド3をアーム軸5bを中心として回動させてドラ
ム9に圧着させると、それと一体に回動してきた分離部
材4と、被転写紙(2)の搬送方向における後流に設け
た案内部材(10−1)との間に、転写紙1を巻取軸7に
巻き取る際に該転写紙1が通過することになる巻取路15
が構成される。該巻取路15の近傍において、案内部材
(10−1)の壁面上で被転写紙2の搬送路11に隣接した
領域に、例えば機械スイッチなど感圧スイッチによる転
写紙1の有無を検出する転写紙検出手段16を設け、本
来、巻取路15を通って巻取軸7に向かうべき転写紙1が
ジャムにより搬送路11に引き込まれたとき、そのことを
転写紙検出手段16により検出し、図示さぜる制御部(後
述の第2図において、18として示す)に報知する。
第2図は、第1図における転写紙検出手段16の具体例を
示す側面図である。
第2図において、転写紙検出手段は、検出部材16a、検
出軸16b、引っ張りばね16c、ストッパ16d、スイッチな
どの如き検知手段16eなどから構成されている。そし
て、検出部材16aの先端を巻取路15中に若干突出させ、
検出軸16bを中心に検出部材16aが回動するように取りつ
け、検出部材16aの一端を引張りばね16cで引き上げか
つ、他端をストッパ16dで規制している。ストッパ16dの
反対側には機械スイッチなどの感圧スイッチによる検知
手段16eを設け、その出力17を信号線を介して制御部18
に接続する。
次に、第1図、第2図を併せ参照して動作の説明を行な
う。被転写紙2を1対の給紙ローラ13の間にはさんで該
給紙ローラ13を回転させると、被転写紙2は給紙口14を
通過し、回転するドラム9の周上を案内部材(10−
2),(10−3)に沿って搬送される。被転写紙2は案
内部材(10−3)を通過すると、感熱ヘッド3と分離部
材4とによりドラム9に圧着され、供給軸6との間で張
っている転写紙1に沿い、さらにドラム9と転写紙1に
はさまれ感熱ヘッド3の下を通過する。
この時、感熱ヘッド3に通電することにより、転写紙1
に塗布した色材(インク)が被転写紙2に転写されプリ
ントが行われる。転写紙1は、被転写紙2と同一方向に
搬送され、分離部材4までくると転写紙1は巻取軸7の
駆動力により引張られて巻取路15へ、被転写紙2は案内
部材(10−1)の内壁に沿って搬送路11へ搬送され、こ
のようにして転写紙1と被転写紙2とは分離される。
この分離時に、感熱ヘッド3による過剰加熱や静電気な
どにより転写紙1と被転写紙2との間の融着が強くなっ
ていると、巻取軸7の矢印a方向への駆動力が不足した
場合には、転写紙1は被転写紙2と分離することなく搬
送路11へ入り込んでいく(図中破線で表示)。この時、
転写紙1は被転写紙2の搬送方向に引きずられて巻取路
15の案内部材(10−1)の壁面および検出部材16aの先
端に接触し、図中下方に働く該転写紙1との摩擦力によ
り検出部材16aが検出軸16bを中心として、ばね16cの弾
力に抗して回動し、スイッチを閉じることにより検知手
段16eを動作させ、この時の出力信号17を制御部18が受
けてジャムの検出が可能となる。
検出部材16aが巻取路15の近傍において搬送路11の入口
部分にあるため、巻取軸7に巻き回される転写紙1が最
大巻き時(1−1)にある場合、あるいは最小巻き時
(1−2)にある場合においても、巻取りが正常であれ
ば、転写紙1と検出部材16aが接触することはなく誤動
作は起きない。
また、被転写紙2が、巻取路15に誤まって搬送されジャ
ムを起こした場合にも、検出部材16aに被転写紙2が接
触するため、これを検出することが可能である。また、
転写紙検出手段16を感圧スイッチで構成した場合には、
転写紙1および被転写紙2が、OHP用紙のような透明な
紙葉類からなるものであってもジャムを検出することが
できる。
第3図は本発明の別の実施例の要部を示す断面図であ
る。同図に要部を示した実施例は、第1図を参照してそ
の原理を簡単に説明すると、次の如くである。
すなわち、第1図において、巻取軸7に巻取られるべき
転写紙1が、ジャムにより被転写紙の搬送路11内へ引き
込まれた場合、転写紙1の移動方向はそれまでと反転し
たり、或いはそれまでの正常時における転写紙1の搬送
量よりも、搬送量が減少したりして、転写紙1の移動状
態に変化が起きる。この変化を検出する手段を巻取軸7
に関連して設けることにより、ジャムを検出しようとい
うのが今度の実施例である。
このような次第で、第3図に要部を示した実施例は、第
1図に示したプリンタの構成において、駆動力安定手段
12としてすべりクラッチのようなトルク安定手段を用い
た場合の、該駆動力安定手段12付近に転写紙1の移動状
態検出手段を設けた実施例であると云える。
第3図において、巻取駆動軸19には転写紙1の巻取軸7
を差し込み、両軸は回転方向においてかみ合っている。
巻取駆動軸19にはかみ合い部材19aと受け部材19bを圧入
してある。軸19と垂直方向に張り出した円板部Kを有す
ると共に、かみ合い部材19aに係合する側とは反対の側
に長胴部Dを有した受け部材19bは、円板部Kにおい
て、フェルト等の摩擦係数の大きなすべり部材(20−
1)を介して当接するように、図示してないが主軸8の
駆動伝達機構と連動している駆動歯車21を該長胴部Dの
まわりに組み込んである。
駆動歯車21を両側面からすべり部材(20−1),(20−
2)がはさんでおり、すべり部材(20−2)を押えるよ
うに後から押え部材22,圧縮ばね23を組み込み、さらに
後からばね止板24を受け部材19bの長胴部Dに圧入して
いる。
ばね止板24は直接巻取駆動軸19に圧入してもよい。押え
部材22は、駆動歯車21およびばね止板24の外周よりも外
側に出るような突出部(22−1)を周上の一部に設けて
ある。該突出部(22−1)は転写紙検出手段16の一部を
なすものであるが、その相対的構成を第7図に示す。
第4図は、第3図において線Y−Y′方向に沿って切断
して矢視方向に見た平面図である。
第4図において、突出部(22−1)の同心円上で、か
つ、転写紙1を巻取る回転方向(27−1)にクリアラン
スをもって制止部材16d、逆の回転方向(27−2)にク
リアランスをもって機械スイッチなどの感圧スイッチに
よる検知手段16eを設け、検知手段16eの出力信号17を制
御部18に接続してある。
主軸8を駆動すると、図中に示していないが駆動伝達手
段を介して駆動歯車21は回転方向(27−1)に回転し、
すべり部材(20−1)を介して受け部材19bに駆動力が
伝わるが、すべり部材(20−1)と受け部材19bは、す
べりクラッチを形成しており、両者間の摩擦力より大き
な駆動力が加わるとすべり出す。
転写紙1が被転写紙2から分離せずに搬送路11に入り込
んでジャムが起こった場合には、転写紙1は折り重なっ
て搬送されるため、搬送量が倍化するが、供給軸6から
の転写紙1の搬送量はドラム9の回転量と同じで常に一
定であるため、不足分を巻取軸7から逆方向に取り出そ
うとして転写紙1に引張力が加わる。これが、上記受け
部材19bのすべり始める駆動力より大きい場合には巻取
駆動軸19が逆の回転方向(27−2)に回転し転写紙1が
巻取軸7から引き出される。
巻取軸7が転写紙1を巻き取る回転方向(27−1)に回
転している時に突出部材(22−1)は制止部材16dに当
たり、受け部材19bは空転して停止した状態にあり、巻
取軸7が転写紙1を引き出す回転方向(27−2)に逆転
している時に突出部材(22−1)は検知手段16eに当た
り、これを作動させる。この出力信号17を制御部18で判
別することにより、ジャムが発生したことを検出でき
る。
また、制止部材16dと検知手段16eとの距離を調整するこ
とにより巻取軸7の逆転量の最低検出量を調整すること
ができる。
第5図は本発明のなお更に別の実施例の要部を示す断面
図である。
第5図に示した構成は、第3図のそれと比較すると、突
出部(22−1)がなくなり、代ってばね止板24の下面に
反射板25を取り付けた点で相違している。
第6図は第5図における反射板25の平面図である。
第6図において、巻取駆動軸19を中心にして放射線状に
偶数個に等分割した領域を交互に金属など光を反射する
反射部25aと光を吸収する非反射部25bとで組合わせ構成
した反射板25に対向して、たとえば反射部25aに対してO
N、非反射部25bに対してOFFとなるようなフォトカプラ
などの光学センサによる2つの検出手段(16−1),
(16−2)を中心角をずらして取りつける。また個々の
反射部25a、非反射部25bには少なくとも2つの検出手段
(16−1),(16−2)を含む中心角を持たせる。検出
手段(16−1),(16−2)の出力信号(17−1),
(17−2)を制御部18に接続する。
次に動作を説明する。
第3図に示した実施例の場合と同様に、駆動歯車21に駆
動力が伝達された場合、巻取駆動軸19およびばね止板24
は図中に示していないが巻取軸7と一体となって、すべ
り部材(20−1)を介して一定駆動力で回転する。転写
紙1が分離部材4で被転写紙2から分離せずに搬送路11
に入り込んでジャムを起こした場合、第6図に示した実
施例の動作と同様にして、巻取軸7が逆転するが、反射
板25も同じ回転方向(27−2)に回る。
第7図に巻取駆動軸19が転写紙1を巻き取る回転方向
(27−1)に回った時の検出手段16の出力信号17のタイ
ミング図を示した。出力信号(17−1)の方が出力信号
(17−2)よりも常に一定の位相だけ早くON,OFFするこ
とが特徴である。
第8図に巻取駆動軸19が逆転して転写紙1を引き出す回
転方向(27−2)に回転した場合の出力信号17のタイミ
ング図を示した。出力信号(17−2)方が出力信号(17
−1)よりも常に一定の位相だけ早くON,OFFすることが
特徴である。
この出力信号17の変化を制御部18で判別することによ
り、巻取駆動軸19の回転方向27を検知できるので、ジャ
ムを検出することが可能である。また、制御部18で出力
信号17の変化の周期を検出することにより転写紙1の巻
取り量を検出し、出力信号17の変化の周期の微分値を検
出することにより転写紙1の巻取りムラを検出すること
ができる。
また、図示しないが、反射板25のかわりに交互にS極,N
極に着磁された磁極板を、光学的センサのかわりに2つ
の磁気的センサ、例えばホール素子や磁気抵抗素子など
と共に用いるなど、2つの状態が検出できる各種センサ
を用いることによって、同様の効果を得ることができる
のは論をまたない。
第9図に本発明のもう一つ別の実施例を示した。同図に
おいては、巻取路15中に、転写紙1に接し、該転写紙1
による摩擦力により回動軸16bを中心にして回転自由に
取り付けた検出部材16aと、該検出部材16aの回転方向を
検出する検出手段16eなどから構成した転写紙検出手段1
6を設け、検出手段16eの出力信号17を制御部18に入力す
るように構成した。
転写紙1が巻き取り回転方向(27−1)に巻取られてい
るとこの状態を示す出力信号(17−1)を制御部18が入
力し、転写紙1が搬送路11に入り込むと転写紙1が逆流
するため、この状態を示す出力信号(17−2)が制御部
18に入力され、ジャムを検出することができる。
本実施例では、転写紙1の巻取り力が不足してゆるく巻
取られている場合でも、転写紙1の搬送方向を直接検出
しているため誤動作なく確実にジャムを検出することが
できる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、転写紙1が被転写紙の搬送路に入った
ことを容易に検知できるので、プリンタなどにおける転
写紙および被転写紙のジャムの発生を確実にしかも早期
に検出できる。このためプリンタなどのメインテナンス
が容易となる。また、構成が簡単なため、実機への付加
による設計上の作業も容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す側面図、第2図は第1
図における転写紙検出手段の具体例を示す側面図、第3
図は本発明の別の実施例の要部を示す断面図、第4図は
第3図において線Y−Y′方向に沿って切断して矢視方
向に見た平面図、第5図は本発明の更に別の実施例の要
部を示す断面図、第6図は第5図における反射板25の平
面図、第7図、第8図はそれぞれ第6図の実施例におけ
る検出手段からの出力信号のタイミングを示すタイミン
グ図、第9図は本発明の更に他の実施例を示す側面図、
である。 符号の説明 1……転写紙、2……被転写紙、3……感熱ヘッド、4
……分離部材、7……巻取軸、9……ドラム、10……案
内部材、11……搬送路、12……駆動力安定手段、16……
(転写紙)検出手段、17……出力信号、18……制御部、
27……回転方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−35755(JP,A) 特開 昭60−18362(JP,A) 特開 昭55−11445(JP,A) 特開 昭58−46366(JP,A) 特開 昭59−186840(JP,A) 実開 昭57−9953(JP,U) 特公 昭56−45787(JP,B2)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】供給手段にロール状に収納された転写紙
    の、該ロール形状の外周側一端を巻取手段に取り付け、
    前記巻取手段を少なくとも回転させることにより、前記
    供給手段から前記巻取手段に向かって搬送される、連続
    した帯状の前記転写紙を、被転写紙と重ね合わせて搬送
    した分離部材に至ると、そこで両者を分離して転写紙は
    第1の搬送路に沿って導き、被転写紙は第2の搬送路に
    沿って導くようにした搬送路系において、 転写紙を導く前記第1の搬送路に沿って、前記転写紙の
    移動方向または移動量を検知する移動状態検知手段を設
    けておき、前記第1の搬送路に沿って進むべき転写紙が
    ジャムにより、該第1の搬送路から第2の搬送路に強制
    的に引き込まれたとき、そのことにより前記転写紙が第
    1の搬送路においてその移動方向が逆転することを前記
    移動状態検知手段によって検知して、ジャムを検出する
    ことを特徴とするジャム検出装置。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項記載のジャム検出装
    置において、前記移動状態検知手段が、 前記ジャムの発生に起因して、転写紙が第1の搬送路か
    ら第2の搬送路に強制的に引き込まれることにより該転
    写紙と接触するに至る接触部材と、 その際、該接触部材と転写紙との間に働く摩擦力の方向
    が、前記ジャムの発生しない状態において、第1の搬送
    路を導かれる前記転写紙と前記接触部材が接触したとし
    ても、それにより生じるであろう摩擦力の方向とは、方
    向が逆転することを機械的または光学的に検知する摩擦
    方向検知手段と、 から成ることを特徴とするジャム検出装置。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第1項記載のジャム検出装
    置において、前記移動状態検知手段が、前記第1の搬送
    路に沿って導かれた転写紙を巻き取る巻取手段の巻取軸
    回転方向が、前記ジャムの発生に起因して、転写紙が第
    1の搬送路から第2の搬送路に強制的に引き込まれるこ
    とより、逆転するのを機械的または光学的に検知する巻
    取軸回転方向検知手段から成ることを特徴とするジャム
    検出装置。
JP61108584A 1986-05-14 1986-05-14 ジヤム検出装置 Expired - Lifetime JPH0679943B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61108584A JPH0679943B2 (ja) 1986-05-14 1986-05-14 ジヤム検出装置
US07/047,216 US4834563A (en) 1986-05-14 1987-05-08 Thermal ink-transfer printer provided with jam detecting device
KR1019870004593A KR900008784B1 (ko) 1986-05-14 1987-05-11 잼 검출장치를 구비한 열전사 프린터
DE19873716233 DE3716233A1 (de) 1986-05-14 1987-05-14 Thermischer tintenuebertragungsdrucker mit blockier-anzeige-einrichtung

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61108584A JPH0679943B2 (ja) 1986-05-14 1986-05-14 ジヤム検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62269832A JPS62269832A (ja) 1987-11-24
JPH0679943B2 true JPH0679943B2 (ja) 1994-10-12

Family

ID=14488513

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61108584A Expired - Lifetime JPH0679943B2 (ja) 1986-05-14 1986-05-14 ジヤム検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0679943B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6338394B2 (ja) * 2014-02-17 2018-06-06 三菱電機株式会社 熱転写プリンタ
JP5976048B2 (ja) * 2014-07-17 2016-08-23 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 インクジェット記録装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5511445A (en) * 1978-07-07 1980-01-26 Canon Inc Sheet material feeder
JPS579953U (ja) * 1980-06-16 1982-01-19
JPS5846366A (ja) * 1981-09-14 1983-03-17 Ricoh Co Ltd 感光体ドラム巻き付きジヤム検知装置
JPS59186840A (ja) * 1983-04-08 1984-10-23 Toshiba Corp 紙葉類供給装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62269832A (ja) 1987-11-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5582399A (en) Sheet feeding device having sheet edge sensor
US4667244A (en) Paper feeding apparatus
US5277417A (en) Sheet-material transporting device and automatic sheet-material feeder
US4389009A (en) High speed tape feeder
KR900008784B1 (ko) 잼 검출장치를 구비한 열전사 프린터
JPH0679943B2 (ja) ジヤム検出装置
US4483528A (en) Paper sheet feeding apparatus for copying machine
JPS5912029A (ja) 用紙の重送検出及び防止装置
US5186448A (en) Sheet feeding apparatus
US3493227A (en) Copy sheet slipping device for the use of a copying machine incorporating an automatic separation device
EP0579264B1 (en) A sheet feeding apparatus
US5446511A (en) Original conveying apparatus
JPH085966Y2 (ja) 用紙搬送装置
JPH1074015A (ja) 画像形成装置における定着装置
JPH03227841A (ja) カード送り装置
JP2856866B2 (ja) 熱複写機
JP3209542B2 (ja) 画像形成装置
JP2000355446A (ja) 記録媒体検出装置及び検出方法並びに記録装置
JPS6211870Y2 (ja)
JPS61130150A (ja) カツト紙プリンタ
KR930002998Y1 (ko) 복사기의 자동급지장치
JPS599077A (ja) 熱転写記録装置におけるコピ−シ−トの異常搬送検知方式
JPH0640601A (ja) 用紙詰まり検出装置
JPS6328033B2 (ja)
JPS62161652A (ja) シ−ト材搬送装置