JPS62269832A - ジヤム検出装置 - Google Patents

ジヤム検出装置

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JPS62269832A
JPS62269832A JP61108584A JP10858486A JPS62269832A JP S62269832 A JPS62269832 A JP S62269832A JP 61108584 A JP61108584 A JP 61108584A JP 10858486 A JP10858486 A JP 10858486A JP S62269832 A JPS62269832 A JP S62269832A
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paper
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jam
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小沢 直弘
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は、インク紙から成る転写紙と記録用紙としての
被転写紙とを重ね合わせて搬送し、転写紙から被転写紙
へインクを転写することによりプリントを行い、その後
、両者を分離するようにしたプリンタ等の用紙搬送系に
おける用紙(転写紙および被転写紙)のジャム検出装置
に関するものである。
〔従来の技術〕
従来のジャム検出装置は、特公昭56−45787号公
報に記載のもののように、被転写紙の搬送路にその走行
面より突出した用紙(被転写紙)の屈曲部または湾曲部
に押圧されて作動する機械的なスイ・7チを設けると共
に、咳感圧スイッチの作動回数を計数する計数手段を設
け、一定時間内に該計数手段の計数値が所定値以上増加
したが否かに応じてジャムの有無を検出するものであっ
たり、特開昭60−35755号公報に記載のもののよ
うに、被転写紙の搬送路上に被転写紙を検出する手段を
設け、所定時間内に該検出手段が被転写紙を検出できな
い場合に、そのことによりジャム検出を行なうというも
のであった。
かかる従来のジャム検出装置は、被転写紙が搬送路内で
つまったり、引っかかって屈曲した場合に、これをジャ
ムとして検出するのに有効であった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、転写紙と被転写紙を重ね合わせて搬送し、転写
紙から被転写紙へインクを転写することによりプリント
を行なうプリンタ等においては、プリント後に転写紙と
被転写紙とを分離して、それぞれの搬送路に導かなけれ
ばならないのに、この分離ができないまま、転写紙を被
転写紙と共に被転写紙の搬送路内に引き込んでしまうと
いうジャム現象が起きることがある。
このジャム現象が発生すると、被転写紙はそのまま正常
な搬送をしばらくの間続けることができるが、転写紙を
同じ搬送路内に引き込んでいるために、やがてこの転写
紙が搬送機構に巻きついたり、動作を妨害したり、悪影
響を及ぼすに至る。
しかし悪影響を及ぼすに至ってこれを検出した時には、
既に転写紙が被転写紙の搬送路内に深く食い込んでいる
ために、その修復には困難をきたす。
上記従来のジャム検出装置では、以上のような問題点に
ついては配慮がなされていなかった。
本発明の目的は、かかる転写紙を被転写紙の搬送路内に
引き込んでしまうというジャム現象を早期に検出するこ
とを可能にしたジャム検出装置を堤供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、転写紙と被転写紙を重ね合わせ搬送して分
離部材に至ると、そこで両者を分離して転写紙は第1の
搬送路に沿って厚き、被転写紙は第2の搬送路に沿って
導くようにした搬送系において、被転写紙を専く前記第
2の搬送路に、前記転写紙の有無を検知する転写紙検知
手段を設けてお(か、或いは、転写紙を導く前記第1の
搬送路に沿って、該転写紙の移動方向や搬送量を検知す
る移動状態検知手段を設けておくことにより達成される
〔作用〕
被転写紙の搬送路上に設けた転写紙の有無検知手段は、
直接、被転写紙の搬送路内に引き込まれた転写紙をジャ
ムとして検出できる。また、転写紙の搬送路上に設けた
転写紙の移動状態検知手段は、転写紙の搬送量や搬送方
向を検出し、正常に転写紙を搬送している時の搬送量及
び搬送方向と異なることをジャムとして検出することが
できる。
〔実施例〕
次に図を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図は、転写紙(インク紙)と被転写紙(記録用紙)
を重ね合わせて搬送し、感熱ヘッドで加熱することによ
り転写紙から被転写紙へインクを転写してプリントを行
ない、その後、両者を分離するようにしたプリンタに、
本発明を適用した実施例を示す側面図である。
第1図において、要点は次の如くである。すなわち、転
写紙1が供給軸6から繰り出され、感熱ヘッド3とドラ
ム9との間を通過するが、このとき、給紙口14から投
入され、ドラム9の下側に沿って搬送された図示せざる
被転写紙(後述の第2図において、2として示す)が、
転写紙1と重ね合わされて一体となって感熱ヘッド3と
ドラム9の間を通過する。このとき、該感熱へソド3に
より、プリントすべき画像に応じた加熱を受け、転写紙
1から被転写紙(2)へインクが転写されてプリントが
行われる。その後、転写紙lと被転写紙2の重ね合わせ
体は、分離部材4に至って両紙が分離され、転写紙1は
巻取路15を通って巻取軸7に巻取られ、被転写紙2は
搬送路11に導かれる。
巻取路15を通って巻取軸7に巻取られるべき転写紙1
が、ジャムにより搬送路11に引き込まれると、そのこ
とを転写紙検出手段16が検出して、ジャムの起きたこ
とを報知する。
以下、関連事項を第1図を参照して更に説明する。
第1図において、紙面に垂直な方向に配列された複数の
発熱体から成る感熱ヘッド3および該感熱ヘッド3の搬
送方向における後流に設けた分離部材4とは、ヘッドア
ーム5と一体になったヘッド座部5aに固定され、アー
ム軸5bを中心に上下に回動自在に取付けである。
昇華染料または溶融顔料などの色tオ(インク)が塗布
された転写紙1は、供給軸6から、感熱ヘッド3とドラ
ム9の間を通り、巻取軸7に巻き回されている。表面を
ゴムなどの弾性体で被覆した円筒形のドラム9は、主軸
8に固定され、その一部周辺に若干のクリアランスをも
って案内部材(LQ−1)〜(10−3)が設けられ、
被転写紙2の搬送路11を形成している。
案内部材(10−1)のドラム9に対面する面の裏側に
、互いに圧着し合った1対の給紙ローラ13を設け、そ
の圧着部の接線上に、案内部材(10−1)と(10−
2)とをクリアランスをもってとりつけ、給紙口14を
構成している。ドラム9は主軸8を中心に回転自在で、
図示していないが、駆動伝達機構により巻取軸7と連動
している。
また、巻取軸7には、すべりフランチなどの駆動力安定
手段12を取り付け、これを介して上記駆動伝達機構と
連動するようにしてもよい。
感熱ヘッド3をアーム軸5bを中心として回動させてド
ラム9に圧着させると、それと一体に回動してきた分離
部材4と、被転写紙(2)の搬送方向における後流に設
けた案内部材(10−1)との間に、転写紙lを巻取軸
7に巻き取る際に該転写紙1が通過することになる巻取
路15が構成される。該巻取路15の近傍において、案
内部材(to−1)の壁面上で被転写紙2の搬送路11
に隣接した領域に、例えば機械スイッチなど感圧スイッ
チによる転写紙1の有無を検出する転写紙検出手段16
を設け、本来、巻取路15を通って巻取軸7に向かうべ
き転写紙1がジャムにより確送路11に引き込まれたと
き、そのことを転写紙検出手段16により検出し、図示
させる制御部(後述の第2図において、18として示す
)に報知する。
第2図は、第1図における転写紙検出手段16の具体例
を示す側面図である。
第2図において、転写紙検出手段は、検出部材16a、
検出軸16b、引っ張りばね16C、ストッパ16d、
スイツチなどの如き検知手段16eなどから構成されて
いる。そして、検出部材16aの先端を巻取路15中己
こ若干突出させ、検出軸L6bを中心に検出部材16a
が回動するように取りつけ、検出部材16aの一端を引
張りばね16cで引き上げかつ、他端をストッパ16d
で規制している。ストッパ16dの反対側には機械スイ
ッチなどの感圧スイツチによる検知手段16eを設け、
その出力17を信号線を介して制御部18に接続する。
次に、第1図、第2図を併せ参照して動作の説明を行な
う。被転写紙2を1対の給紙ローラ13の間にはさんで
該給電ローラ13を回転させると、被転写紙2は給紙口
14を通過し、回転するドラム9の周上を案内部材(1
0−2)、  (10−3)に沿って搬送される。被転
写紙2は案内部材(10−3)を通過すると、感熱ヘッ
ド3と分離部材4とによりドラム9に圧着され、供給軸
6との間で張っている転写紙1に沿い、さらにドラム9
と転写紙1にはさまれ感熱ヘッド3の下を通過する。
この時、感熱へソド3に通電することにより、転写紙1
に塗布した色材(インク)が被転写紙2に転写されプリ
ントが行われる。転写紙1は、被転写紙2と同一方向に
搬送され、分離部材4までくると転写紙lは巻取軸7の
駆動力により引張られて巻取路15へ、被転写紙2は案
内部材(10−1)の内壁に沿って搬送路11へ搬送さ
れ、このようにして転写紙1と被転写紙2とは分離され
る。
この分離時に、感熱ヘッド3による過剰加熱や静電気な
どにより転写紙1と被転写紙2との間の融着が強くなっ
ていると、巻取軸7の矢印a方向への駆動力が不足した
場合には、転写紙1は被転写紙2と分離することなく)
船道路11へ入り込んでいく く図中破線で表示)。こ
の時、転写紙1は被転写紙2の搬送方向に引きずられて
巻取路15の案内部材(1,0−1)の壁面および検出
部材16aの先端に接触する。これにより検出部材16
aが検出軸16bを中心として、ばね16cの弾力に抗
して回動し、スイッチを閉じることにより検知手段16
eを動作させ、この時の出力信号17を制御部18が受
けてジャムの検出が可能となる。
検出部材L6aが巻取路15の近傍において搬送路11
の入口部分にあるため、巻取軸7に巻き回される転写紙
1が最大巻き時(1−1)にある場合、あるいは最小巻
き時(1−2)にある場合においても、巻取りが正常で
あれば、転写紙1と検出部材16aが接触することはな
く誤動作は起きない。
また、被転写紙2が、巻取路15に誤まって搬送されジ
ャムを起こした場合にも、検出部材16aに被転写紙2
が接触するため、これを検出することが可能である。ま
た、転写紙検出手段16を感圧スイッチで構成した場合
には、転写紙1および被転写紙2が、OHP用紙のよう
な透明な紙葉類からなるものであってもジャムを検出す
ることができる。
第3図は本発明の他の実施例を示す側面図である。同図
に示した実施例は、分離部材4より後流の搬送路11に
おいて、フォトカプラなどの光学的センサによる転写紙
検出手段16を案内部材(10−L)に固定して設け、
その出力信号17を制御部18にとり込むように構成し
たものである。
第4図に第3図に示した実施例における転写紙検出手段
16の回路図を示した。
第4図において、制御部18からは複数のラインから成
る信号線がD/A変換部16bに通じ、この出力と光学
的センサ16aの出力信号とを比較器16Cで比較して
その出力信号17を制御部18に戻している。
光学的センサ16aは、搬送路11内に何も搬送されて
いない場合はドラムの表面を検出した出力を、被転写紙
2のみが搬送された場合には被転写紙の表面を検出した
出力を、また転写紙1が入り込んだ場合には転写紙1を
透過して被転写紙2の表面で反射して再び転写紙1を透
過した光の検出出力を出す。
これらの出力はそれぞれレベルが異なるので、各々のレ
ベルに合わせた信号を制′41■部18から送り、D/
A変換部16bでアナログ化された出力信号と上記光学
的センサ16aの出力とを比較器16cで比較し、その
結果、得られる出力信号17により、どのレベルの出力
かを制御部18で判別することができる。以上の動作乙
こより本実施例ではジャムを検出できる。
本実施例では、転写紙1が、黄、シアン、マゼンタ、黒
など多色用のものになった場合においても、D/A変換
する信号レベルを増やすことにより対応できる。また光
学的センサが1つで済むため、設置場所に課される制約
が少なく、また、経済的でもある。
また、感熱へ、ト3で印画を始めてからある−定の時間
経過後に、出力信号17を検出した場合に、ドラム9の
表面だけの検出レヘルであった場合には、被転写紙2が
巻取路15に誤まって入り込んでしまったと判別してジ
ャムを検出することができる。
第5図は、第3図に示した実施例における転写紙検出手
段16の他の具体例を示す回路図である。
同図において、フォトカブラなどの光学的センサによる
転写紙検出手段(16−1)、 (16−2)は、表面
にフィルタを付けたり、検出動作点を変えるなどして、
たとえば、転写紙検出手段(16−1)は、搬送路11
内に何も搬送されていない場合はOFF、搬送路ll内
に転写紙1あるいは被転写紙2が搬送された場合にはO
NL、転写紙検出手段(16−2)は、搬送路11内に
何も搬送されていない場合および転写紙1が搬送された
場合にはOFF、搬送路11内に被転写紙2のみが搬送
された場合にONするように調整する。
すると、この2つの転写紙検出手段(16−4)。
(16−2)の出力信号(17−1)、 (17−2)
を制御部18で検知することにより、出力信号(17−
IL (17−2)が両方ともOFFならば、搬送路1
1内には何も搬送されてない状態であり、出力信号(1
7−1)、(17−2)が両方ともONならば搬送路l
l内に被転写紙2のみが搬送されている状態であり、ま
た出力信号(17−1>がONで出力(言分(17−2
)がOFFならば転写紙1が入り込んでいるということ
でジャムを検出することができる。
本実施例では光学的センサによる転写紙検出手段16が
2つ必要であるが、出力信号17を直接制御部18に入
力できるため途中の回路を必要とせず経済的である。ま
た、出力信号(17−1)がOFFで出力信号(17−
2>がONの場合には転写紙検出手段16に故障が発生
したことを検出できる。さらに、転写紙1が黄、マゼン
タ、シアン、黒など多色用のものである場合には、色数
の増加に対応して転写紙検出手段16を増設すれば同様
の効果が得られる。
第6図は本発明の更に別の実施例の要部を示す断面図で
ある。同図に要部を示した実施例は、第1図を参照して
その原理を簡単に説明すると、次の如くである。
すなわち、第1図において、巻取軸7に巻取られるべき
転写紙1が、ジャムにより被転写紙の搬送路11内へ引
き込まれた場合、転写紙1の移動方向はそれまでと反転
したり、或いはそれまでの正常時における転写紙1の搬
送量よりも、搬送量が減少したりして、転写紙1の移動
状態に変化が起きる。この変化を検出する手段を巻取軸
7に関連して設けることにより、ジャムを検出しようと
いうのが今度の実施例である。
このような次第で、第6図に要部を示した実施例は、第
1図に示したプリンタの+IN成において、駆動力安定
手段12としてすべりクラッチのようなトルク安定手段
を用いた場合の、該駆動力安定手段12付近に転写紙1
の移動状態検出手段を設けた実施例であると云える。
第6図において、巻取駆動軸19には転写紙1の巻取軸
7を差し込み、両軸は回転方向においてかみ合っている
巻取駆動軸19にはかみ合い部材19aと受は部材19
bを圧入しである。軸19と垂直方向に張り出した円板
部Kを存すると共に、かみ合い部材19aに係合する側
とは反対の側に長胴部りを有した受は部材19bは、円
板部Kにおいて、フェルト等の摩擦係数の大きなすべり
部材(20−1)を介して当接するように、図示してな
いが主軸8の駆動伝達機構と連動している駆動歯車21
を該長胴部りのまわりに組み込んである。
駆動歯車21を両側面からすべり部材(20−1)、(
20−2>がはさんでおり、すべり部材(20−2)を
押えるように後から押え部材22゜圧縮ばね23を組み
込み、さらに後からばね止板24を受は部材19bの長
胴部りに圧入している。
ばね止板24は直接巻取駆動軸19に圧入してもよい。
押え部材22は、駆動歯車21およびばね止板24の外
周よりも外側に出るような突出部(22−1)を周上の
一部に設けである。該突出部(22−1)は転写紙検出
手段16の一部をなすものであるが、その相対的構成を
第7図に示す。
第7図は、第6図において線Y−Y ’方向に沿って切
断して矢視方向に見た平面図である。
第7図において、突出部<22−1>の同心円上で、か
つ、転写紙1を巻取る回転方向(27−1)にクリアラ
ンスをもって制止部材16d、逆の回転方向(27−2
)にクリアランスをもって機械スイッチなどの感圧スイ
ッチによる検知手段16eを設け、検知手段16eの出
力信号17を制御部18に接続しである。
主軸8を駆動すると、図中に示していないが駆IJI伝
達手段を介して駆動歯車21は回転方向(27−1)に
回転し、すべり部材(20−1)を介して受は部材19
bに駆動力が伝わるが、すべり部材(20−1)と受は
部材19bは、すべりクラノチを形成しており、両者間
の摩擦力より大きな駆動力が加わるとすべり出す。
転写紙1が被転写紙2から分離せずに搬送路11に入り
込んでジャムが起こった場合には、転写紙1は折り重な
って搬送されるため、搬送量が倍化するが、供給軸6か
らの転写紙1の搬送量はドラl、9の回転量と同じで常
に一定であるため、不足分を巻取軸7から逆方向に取り
出そうとして転写紙1に引張力が加わる。これが、上記
受は部材19bのすべり始める駆動力より大きい場合に
は巻取駆動軸19が逆の回転方向(27−2)に回転し
転写紙1が巻取軸7から引き出される。
巻取軸7が転写に1を巻き取る回転方向(27−1)に
回転している時に突出部材(22−1)は制止部材16
dに当たり、受は部材19bば空転して停止した状態に
あり、巻取軸7が転写紙1を引き出す回転方向(27−
2)に逆転している時に突出部材(22−1)は検知手
段1.6 eに当たり、これを作動させる。この出力信
号17を制御部18で判別することにより、ジャムが発
生したことを検出できる。
また、制止部材16dと検知手段16eとの距潟11を
調整することにより巻取軸7の逆転量の最低検出量を調
整することができるつ 第8図は本発明のなお更に別の実施例の要部を示す断面
図である。
第8図に示した構成は、第6図のそれと比較すると、突
出部(22−1)がなくなり、代ってばね止板24の下
面に反射(反25を取り付けた点で相違している。
第9図は第8図における反射板25の平面図である。
第9図において、巻取駆動軸19を中心にして放射線状
に偶数個に等分割した領域を交互に金属など光を反射す
る反射部25aと光を吸収する非反射部25bとで組合
わせ構成した反射板25に対向して、たとえば反射部2
5aに対してON、非反射部25bに対してOFFとな
るようなフォトカブラなどの光学的センサによる2つの
検出手段(16−1)、(16−2)を中心角をずらし
て取りつける。また個々の反射部25a、非反射部25
bには少なくとも2つの検出手段(16−1)。
(16−2)を含む中心角を持たせる。検出手段(]、
]6−1、(16−2>の出力信号(1,7−1)。
(1,7−2)を制御部18に接続する。
次に動作を説明する。
第6図に示した実施例の場合と同様に、駆動歯車21に
駆動力が伝達された場合、巻取駆動軸19およびばね止
板24は図中に示していないが巻取軸7と一体となって
、すべり部材(2(1−1)を介して一定駆動力で回転
する。転写紙1が分離部材4で被転写紙2から分離せず
に搬送路11に入り込んでジャムを起こした場合、第6
図に示した実施例の動作と同様にして、巻取軸7が逆転
するが、反射板25も同じ回転方向(27−2)に回る
第10図に巻取駆動軸19が転写紙1を巻き取る回転方
向(27−]、)に回った時の検出手段16の出力信号
17のタイミング図を示した。出力信号(17−1)の
方が出力信号(17−2)よりも常に一定の位相だけ早
<ON、OFFすることが特徴である。
第11図に巻取駆動軸19が逆転して転写紙1を引き出
す回転方向(27−2)に回転した場合の出力信号17
のタイミング図を示した。出力信号(17−2)の方が
出力信号(17−1)よりも常に一定の位相だけ早<O
N、  OFFすることが特徴である。
この出力信号17の変化を制御部18で判別することに
より、巻取駆動軸19の回転方向27を検知できるので
、ジャムを検出することが可能である。また、制御部1
8で出力信号17の変化の周311Nを検出することに
より転写紙1の巻取り量を検出し、出力信号17の変化
の周期の微分値を検出することにより転写紙1の巻取り
ムラを検出することができる。
また、図示しないが、反射板25のかわりに交互にS極
、N極に着磁された磁極板を、光学的センサのかわりに
2つの磁気的センサ、例えばホール素子や磁気抵抗素子
などと共に用いるなど、2つの状態が検出できる各種セ
ンサを用いることによって、同様の効果を得ることがで
きるのは論をまたない。
第12図は本発明の更に他の実施例を示す側面図である
同図においては、分離部材4の巻取軸7側に寄った部分
に、回動軸16bを中心に回動する検出部材16aと、
該検出部材16aの一端を引張って制止部材16dに当
接させる引張りばね16cと、検出部材16aの一端の
接近、接触を判別できる感圧スイッチや光学的スイッチ
などの検出手段1.6 eを設け、検出部材16aの他
端は分離部材4と転写紙1の間に入り込ませるようにし
て転写紙検出手段16を構成した。
以下に動作を説明する。感熱ヘッド3とドラム9が離れ
ている場合、検出部材16aは引張りばね16cにより
一端が検出手段16eに接触、または最接近した位置に
ある。この時の検出手段16eの出力信号17をたとえ
ばOFFとして制御部18に入力する。
次に感熱ヘッド3を回動させてドラム9に圧着させると
、検出部材16aの他端が転写紙1に接触し、引張りば
ね16Cを引張り、検出部材16aと検出手段16eが
離れ、出力信号17ばONになり、制御部18に入力さ
れる。
ところが、転写紙1が搬送路11に引き込まれると、感
熱ヘッド3がドラム9に圧着していても、分離部材4か
ら転写紙1が離れるため検出部材16aは回転軸16b
を中心に回動して一端が検出手段16eに接近し、検出
手段16eを作動させ、出力信号17はOFFとなる。
この出力信号17を制御部18で検知することにより、
ジャムを検出することができる。
本実施例では転写紙1が切断した場合、あるいは転写紙
1にシワが発生した場合にも上記と同様の動作により、
これを検出することができる。また、感熱ヘッド3をド
ラム9に圧着させる場合に、出力信号17がたとえばO
FFからONに変化することでこれを検出することがで
きる。
第13図に本発明もう一つ別の実施例を示した。
同図においては、巻取路15中に回動軸16bを中心に
して転写紙1に接するように回転する検出部材16aと
、該検出部材16aの回転方向を検出する検出手段16
eなどから構成した転写紙検出手段16を設け、検出手
段16eの出力信号17を制御部18に入力するように
構成した。
転写紙1が巻き取り回転方向(27−1)に巻取られて
いるとこの状態を示す出力信号(1″1−1)を制御部
18が入力し、転写紙1が搬送路11に入り込むと転写
紙1が逆流するため、この状態を示す出力信号(17−
2)が制御部18に人力され、ジャムを検出することが
できる。
本実施例では、転写紙1の巻取り力が不足してゆるく巻
取られている場合でも、転写紙1の搬送方向を直接検出
しているため誤動作なく確実にジャムを検出することが
できる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、転写紙1が被転写紙の搬送路に入った
ことを容易に検知できるので、プリンタなどにおける転
写紙および被転写紙のジャムの発生を確実にしかも早期
に検出できる。このためプリンタなどのメインテナンス
が容易となる。また、構成が簡単なため、実機への付加
による設計上の作業も容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す側面図、第2図は第1
図における転写紙検出手段の具体例を示す側面図、第3
図は本発明の他の実施例を示す側面図、第4図は第3図
における光学的センサからなる転写紙検出手段の電気回
路を示した回路図、第5図は第3図における転写紙検出
手段16の他の具体例を示す回路図、第6図は本発明の
別の実施例の要部を示す回路図、第7図は第6図におい
て線Y−Y ’方向に沿って切断して矢視方向に見た平
面図、第8図は本発明のなお更に別の実施例の要部を示
す断面図、第9図は第8図における反射板25の平面図
、第10図、第11図はそれぞれ第9図の実施例におけ
る検出手段からの出力信号のタイミングを示すタイミン
グ図、第12図、第13図はそれぞれ本発明の更に他の
実施例を示す側面図、である。 符号の説明 1・・・転写紙、2・・・被転写紙、3・・・怒熱ヘッ
ド、4・・・分離部材、7・・・巻取軸、9・・・ドラ
ム、10・・・案内部材、11・・・搬送路、12・・
・駆動力安定手段、16・・・(転写紙)検出手段、1
7・・・出力信号、18・・・制御部、27・・・回転
方向 代理人 弁理士 並 木 昭 夫 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図 1q 第9図 第10図 第11図 第12図 第13図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、転写紙と被転写紙を重ね合わせ搬送して分離部材に
    至ると、そこで両者を分離して転写紙は第1の搬送路に
    沿って導き、被転写紙は第2の搬送路に沿って導くよう
    にした搬送系において、 被転写紙を導く前記第2の搬送路に、前記転写紙の有無
    を検知する転写紙検知手段を設けておき、ジャムにより
    前記転写紙が第2の搬送路に強制的に導かれたとき、こ
    れを前記転写紙検知手段によって検知するようにしたこ
    とを特徴とするジャム検出装置。 2、特許請求の範囲第1項記載のジャム検出装置におい
    て、前記転写紙検知手段が、前記第2の搬送路に強制的
    に導かれた転写紙による圧力を検出する圧力検出手段か
    ら成ることを特徴とするジャム検出装置。 3、特許請求の範囲第1項記載のジャム検出装置におい
    て、前記転写紙検知手段が、前記第2の搬送路に強制的
    に導かれた転写紙を光電的に検出する光学的検出手段か
    ら成ることを特徴とするジャム検出装置。 4、転写紙と被転写紙を重ね合わせ搬送して分離部材に
    至ると、そこで両者を分離して転写紙は第1の搬送路に
    沿って導き、被転写紙は第2の搬送路に沿って導くよう
    にした搬送系において、 転写紙を導く前記第1の搬送路に沿って、該転写紙の移
    動方向や搬送量を検知する移動状態検知手段を設けてお
    き、ジャムにより前記転写紙が第2の搬送路に強制的に
    引き込まれたとき、そのことにより該転写紙が第1の搬
    送路においてその移動状態に異常を起こすのを前記移動
    状態検知手段によって検知するようにしたことを特徴と
    するジャム検出装置。 5、特許請求の範囲第4項記載のジャム検出装置におい
    て、前記移動状態検知手段が、前記第1の搬送路に沿っ
    て導かれた転写紙を巻き取る巻取手段の巻取軸回転方向
    を機械的または光電的に検知する巻取軸回転方向検知手
    段から成ることを特徴とするジャム検出装置。
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KR1019870004593A KR900008784B1 (ko) 1986-05-14 1987-05-11 잼 검출장치를 구비한 열전사 프린터
DE19873716233 DE3716233A1 (de) 1986-05-14 1987-05-14 Thermischer tintenuebertragungsdrucker mit blockier-anzeige-einrichtung

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