JPH0679632U - 折畳式シート用シートバック - Google Patents
折畳式シート用シートバックInfo
- Publication number
- JPH0679632U JPH0679632U JP2194693U JP2194693U JPH0679632U JP H0679632 U JPH0679632 U JP H0679632U JP 2194693 U JP2194693 U JP 2194693U JP 2194693 U JP2194693 U JP 2194693U JP H0679632 U JPH0679632 U JP H0679632U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- occupant
- seat back
- cushion
- vehicle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Seats For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 後部シートの乗員と対座したい場合、後向き
に着座することが可能で、かつ、座り心地がきわめて良
好な折畳式シート用シートバックを提供する。 【構成】 車両用シートのシートクッション(2)の後
部に、背面部に座面(25)を形成したシートバック
(3)を折畳可能に枢着し、乗員が後向きに座りたい場
合は、シートバック(3)をシートクッション(2)上
に折畳んで、その座面(25)を上方に向ける。このよう
にシートバック(3)の背面部に座面(25)を形成した
ので、車両の駐車時等に後部シートの乗員と対座したい
場合は、シートバック(3)上に後向きになって着座す
ることができる。
に着座することが可能で、かつ、座り心地がきわめて良
好な折畳式シート用シートバックを提供する。 【構成】 車両用シートのシートクッション(2)の後
部に、背面部に座面(25)を形成したシートバック
(3)を折畳可能に枢着し、乗員が後向きに座りたい場
合は、シートバック(3)をシートクッション(2)上
に折畳んで、その座面(25)を上方に向ける。このよう
にシートバック(3)の背面部に座面(25)を形成した
ので、車両の駐車時等に後部シートの乗員と対座したい
場合は、シートバック(3)上に後向きになって着座す
ることができる。
Description
【0001】
本考案は、ワンボックスカー等の車両における折畳式シート用シートバックに 関するもので、後部シートの乗員と対座可能とするため、前部シートの乗員が後 向きに着座できるようにしたものである。
【0002】
一般に、ワンボックスカー等の車両の運転室内に配設された前部シート(1) は、図2及び図3に示すように、乗員の尻部を支持するシートクッション(2) と、乗員の背部を支持するシートバック(3)とから構成され、シートクッショ ン(2)の後部にシートバック(3)を枢軸(4)を介して前倒可能に枢着して ある。
【0003】 ところで、従来、シートバック(3)は、図4に示すように、枠状のシートフ レーム(6)の上部パイプ(7)と下部パイプ(8)との間の前面側に支持スプ リング(9)を配設すると共に、シートフレーム(6)の前面部に配設した支持 パッド(10)を上記シートフレーム(6)に纏掛けるようにして取付けて、内部 に空洞部(11)を形成し、支持パッド(10)を背面から支持スプリング(9)で 弾性的に支持し、さらに、シートフレーム(6)の背面部に配設した塩化ビニー ル製の外装レザー(12)を上記支持パッド(10)の折返端縁部(13)に重合固着 して、背面開口部(14)を閉塞してある。
【0004】 シートバック(3)の他の具体例としては、図5に示すように、シートフレー ム(6)の背面側にワイヤ(16)を装着すると共に、支持パッド(10)の端縁面 (17)に、例えば、段ボールの表面に塩化ビニール製の外装レザーを被着した背 面ボード(18)を上記ワイヤ(16)で支持可能に取付固定して、背面開口部(19 )を閉塞したものがある。
【0005】 尚、対座可能な車両用シートの公知の技術としては、実公昭62-24581号公報に 記載のものがある。
【0006】
図4に示したシートバック(3)によれば、背面部に塩化ビニール製の外装レ ザー(12)を配設してあるので、後部シートの乗員と対座するため、図3に示す ように、シートバック(3)を前倒してシートクッション(2)上に折畳んだ状 態で乗員がシートバック(3)上に着座すると、乗員の体重により外装レザー( 12)が破損し、着座は困難であった。
【0007】 また、図5に示したシートバック(3)によれば、背面部に、ワイヤ(16)で 支持可能な背面ボード(18)を配設してあるので、乗員の体重はワイヤ(16)で 支持され、乗員はシートバック(3)の背面部に着座することは可能であるが、 クッション性がきわめて悪く、満足な座り心地を得ることができないという問題 があった。
【0008】 本考案は、上記問題点に鑑み提案されたもので、後部シートの乗員と対座した い場合、後向きに着座することが可能で、かつ、座り心地がきわめて良好な折畳 式シート用シートバックを提供することを目的としている。
【0009】
上記目的を達成するため、本考案は、シートクッションの後部にシートクッシ ョン上に折畳可能に枢着し、かつ、背面部に座面を形成したものである。
【0010】
シートバックをシートクッション上に折畳むと、シートバックの背面部は座面 に形成してあるので、乗員は、このシートバックの座面に後向きに座って、後部 シートの乗員と対座することができる。
【0011】
以下本考案に係る実施例を図1を参照しながら説明すると次の通りである。尚 、図2乃至図5に示したものと同一物には同一符号を付して説明を省略する。
【0012】 図1に示すように、シートフレーム(6)の背面側に、格子状に配設したワイ ヤ(21)を取付けると共に、支持パッド(10)の折返端縁部(13)で形成される 背面開口部(14)に、基材(22)上に厚肉の背面パッド(23)を一体に設けたク ッション部材(24)を配設して、ワイヤ(21)にクッション部材(24)を装着し 、乗員が後向きで着座可能な座面(25)を形成する。上記クッション部材(24) は、基材(22)にポリプロピレンを含浸させたフェルトを使用した場合は、基材 (22)上に背面パッド(23)を一体発泡して形成し、又基材(22)にハードボー ドを使用した場合は、基材(22)上に背面パッド(23)を接着して形成する。ま た、上記クッション部材(24)の背面パッド(23)の表面は塩化ビニール製の外 装レザーで被覆してある。
【0013】 そうして、乗員が前方に向いてシート(1)に座る場合は、図2に示すように 、シートバック(3)を起立保持する。また、車両の駐車時等に後部シートの乗 員と対座するため、乗員が後方に向いて座りたい場合は、シートバック(3)を 枢軸(4)を中心にして前方に回動させてシートクッション(2)上に折畳んで 、座面(25)を上方に向ける。上記座面(25)は、ワイヤ(21)で支持されたク ッション部材(24)で構成されているので、乗員が座面(25)に座ると、乗員の 体重はワイヤ(21)で支持され、座面(25)が破損することがなく、しかもクッ ション部材(24)の背面パッド(23)の存在によりクッション性が良好であり、 座り心地がきわめて良好である。
【0014】
本考案によれば、シートバックの背面部に座面を形成したので、車両の駐車時 等に後部シートの乗員と対座したい場合、シートバックをシートクッション上に 折畳んで座面を上方に向けることにより、シートバック上に着座することが可能 となり、しかも快適な座り心地を得ることができる。また、構造が簡単であり、 製作が容易であってコストが安い。
【図1】本考案に係るシートバックの実施例を示す縦断
面図。
面図。
【図2】折畳式シートの概略側面図。
【図3】シートバックを折畳んだ状態を示す折畳式シー
トの概略側面図。
トの概略側面図。
【図4】シートバックの第1の従来例を示す縦断面図。
【図5】シートバックの第2の従来例を示す縦断面図。
2 シートクッション 3 シートバック 25 座面
Claims (1)
- 【請求項1】 シートクッションの後部にシートクッシ
ョン上に折畳可能に枢着され、かつ、背面部に座面を形
成したことを特徴とする折畳式シート用シートバック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2194693U JPH0679632U (ja) | 1993-04-27 | 1993-04-27 | 折畳式シート用シートバック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2194693U JPH0679632U (ja) | 1993-04-27 | 1993-04-27 | 折畳式シート用シートバック |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0679632U true JPH0679632U (ja) | 1994-11-08 |
Family
ID=12069229
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2194693U Withdrawn JPH0679632U (ja) | 1993-04-27 | 1993-04-27 | 折畳式シート用シートバック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0679632U (ja) |
-
1993
- 1993-04-27 JP JP2194693U patent/JPH0679632U/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19970703 |