JPH0678895U - 快適起床環境装置 - Google Patents

快適起床環境装置

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JPH0678895U
JPH0678895U JP2891592U JP2891592U JPH0678895U JP H0678895 U JPH0678895 U JP H0678895U JP 2891592 U JP2891592 U JP 2891592U JP 2891592 U JP2891592 U JP 2891592U JP H0678895 U JPH0678895 U JP H0678895U
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timer
time
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room
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JP2891592U
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明人 広藤
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Misawa Homes Co Ltd
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Misawa Homes Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 睡眠者を快く目覚めさせることができるのに
加え、睡眠者に無理な姿勢をとらせることなくごく自然
に現時点の時刻を知らせることができる快適起床環境装
置を提供する。 【構成】 室内に設けられた寝床(2)と、この寝床の
近傍に設けられたタイマー(6)と、このタイマーに接
続されかつ寝床に配設された加熱装置(3)と、タイマ
ーに接続され所定時刻に寝床に間接照明を与える照明器
具(7)と、寝床の近傍にタイマーに接続されて設置さ
れた音響機器(5)と、室内の雰囲気に変化を与える室
内雰囲気変更装置(9)と、タイマーに接続され所定時
刻に室内面の壁または天井に時刻を映し出す時刻表示器
(10)とを備えた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は睡眠者を快く目覚めさせることができる快適起床環境装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、夜が明ける前あるいは曇天で戸外が暗い、就寝が遅かった、睡眠中に時 々目覚めた、等の理由で寝過ごす人が多かった。そこで、人が所要時刻に是非と も起床しなければならない場合には、目覚まし時計を起床すべき時刻にセットし ておき、このセットした時刻になったときに発する目覚まし時計の大きな音によ り目覚めるようにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、前述のように、睡眠者が目覚まし時計の大きな音により起こされる とその睡眠者は極めて不快感を覚えるものである。特に睡眠不足であった場合に はその不快感は著しい。
【0004】 そこで、本考案者は、睡眠者を取り囲む周囲の環境を目覚めるのにふさわしい 状況に変えることにより、快い目覚めが得られる快適起床環境装置を案出し、先 に実願平4ー2838号として出願した。
【0005】 しかしながら、上記出願の快適起床環境装置を実際に使用してみると、確かに 快適な目覚め感は得られるもののその時点での正確な時刻がわからず、このため 、つい寝床においてリラックスしてしまい、時計を見て現時点の正確な時刻を知 りあわてて起きるという状況に陥るという不満が残った。
【0006】 本考案は、前記考案を下になされたもので、睡眠者を快く目覚めさせることが できるのは勿論それに加えて、睡眠者に無理な姿勢をとらせることなくごく自然 に現時点の時刻を知らせることができる快適起床環境装置を提供することを目的 とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成させるために第1の考案においては、室内に設けられた寝床と 、この寝床の近傍に設けられたタイマーと、このタイマーに接続されかつ前記寝 床に配設された加熱装置と、前記タイマーに接続され所定時刻に寝床に間接照明 を与える照明器具と、前記タイマーに接続され所定時刻に室内面の壁または天井 に時刻を映し出す時刻表示器とからなる構成とし、 第2の考案においては、室内に設けられた寝床と、この寝床の近傍に設けられ たタイマーと、このタイマーに接続され所定時刻に寝床に間接照明を与える照明 器具と、前記寝床の近傍に前記タイマーに接続されて設置された音響機器と、前 記タイマーに接続され所定時刻に室内面の壁または天井に時刻を映し出す時刻表 示器とを備えた構成とし、 第3の考案においては、室内に設けられた寝床と、この寝床の近傍に設けられ たタイマーと、このタイマーに接続され所定時刻に寝床に間接照明を与える照明 器具と、前記室内の雰囲気に変化を与える室内雰囲気変更装置と、前記タイマー に接続され所定時刻に室内面の壁または天井に時刻を映し出す時刻表示器とから なる構成とし、 第4の考案においては、室内に設けられた寝床と、この寝床の近傍に設けられ たタイマーと、このタイマーに接続され所定時刻に寝床に間接照明を与える照明 器具と、前記寝床の近傍に前記タイマーに接続されて設置された音響機器と、前 記室内の雰囲気に変化を与える室内雰囲気変更装置と、前記室と戸外との隔壁に 形成された窓に設けられたシャッタと、該シャッタに付設されて前記タイマーに 接続され前記シャッタを所定時刻に開閉させるシャッタ開閉装置と、前記タイマ ーに接続され所定時刻に室内面の壁または天井に時刻を映し出す時刻表示器とか らなる構成としている。
【0008】
【作用】
前記第1の考案の構成によれば、起床したい時刻にタイマーをセットして就寝 すると、室内が暗い状態において、タイマーのセット状況に応じて、このタイマ ーの作用により、タイマーがセットされた時刻あるいはその所定時間前になると 、加熱マットあるいは足温器等の加熱装置が適宜の温度(低温加熱状態)に加熱 され、これにより睡眠者にぬくもり感を与え、これにより睡眠者の血液循環がよ くなり、睡眠者を無意識のうちに自然に目覚めさせる方向へ近付ける。この後、 時間が経過してタイマーがセットされた時刻前の時間が短くなると、照明器具が 最初は暗く点灯しさらにその照度を経時的に所定照度まで増して寝床を間接照明 し、睡眠者を無意識のうちに自然に快く目覚めさせる。
【0009】 また、前記タイマーの作用により、タイマーがセットされた時刻あるいはその 所定時間前になると、時刻表示器によって時刻が室内面の壁または天井に映し出 される。このように、時刻が壁または天井に映し出されると、睡眠者は横たわっ たまま現時点の時刻を知ることができ、この点でも快適な目覚めが得られる。 なお、このように睡眠者が横たわったまま、壁または天井に映し出された時刻 表示によって現時点の時刻をを知ることができる点は、以下の第2〜第4の考案 においても共通である。
【0010】 また前記第2の考案の構成によれば、 起床したい時刻にタイマーをセットして就寝すると、室内が暗い状態において、 タイマーのセット状況に応じて、このタイマーの作用により、タイマーがセット された時刻あるいはそれよりも所定時間前になると、照明器具が最初は暗く点灯 しさらにその照度を経時的に所定照度まで増して寝床を間接照明し、睡眠者を無 意識のうちに自然に目覚めさせる方向に近付ける。またこの照明器具が最初に暗 く点灯したときにはタイマーの作用により、音響機器より音が最初は静かに発生 しその音は後経時的に次第に大きくなる。これらにより、睡眠者を無意識のうち に自然に快く目覚めさせる。
【0011】 また前記第3の考案の構成によれば、 起床したい時刻にタイマーをセットして就寝すると、室内が暗い状態において、 タイマーのセット状況に応じて、このタイマーの作用により、タイマーがセット された時刻あるいはその所定時間前になると、照明器具が最初は暗く点灯しさら にその照度を経時的に所定照度まで増して寝床を間接照明し、睡眠者を無意識の うちに自然に目覚めさせる方向に近付ける。
【0012】 そして、タイマーがセットされた時刻になると、タイマーの作用により、室内 雰囲気変更装置が働き、その室内雰囲気変更装置から例えばよい香りを含んだ酸 素のような室内雰囲気を変える雰囲気が室内に与えられ、睡眠者は、それまでに 目覚め易い状態にあるので、この新たな雰囲気により自然と快く目覚めさせられ る。
【0013】 また前記第4の考案の構成によれば、窓をそのシャッタにより閉鎖し、起床し たい時刻にタイマーをセットして就寝すると、タイマーのセット状況に応じて、 このタイマーの作用により、タイマーがセットされた時刻あるいはその所定時間 前になると、照明器具が最初は暗く点灯しさらにその照度を経時的に所定照度ま で増して寝床を間接照明し、さらに所定時間経過すると、音響機器より音が最初 は静かに発生しその音は経時的に次第に大きくなり、所定時間経過すると、タイマ ーの作用により、室内雰囲気変更装置が働き、その室内雰囲気変更装置から例え ばよい香りを含んだ酸素のような室内雰囲気を変える雰囲気が室内に与えられ、 睡眠者は、これらにより比較的自然に目覚め易い状態となり、さらに所定時間経 過し、夏季のように既に戸外が明るくなっているタイマーがセットされた時刻に なると、タイマーの作用によりシャッタ開閉装置が作動して窓を閉鎖していたシ ャッタが開き、戸外の明るい光が室内に差し込み、これにより、それまでに睡眠者 が目覚め易い状態となっていたために確実に不快感なく目覚めさせられる。
【0014】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図1に基づいて説明する。図1において1は寝室で あり、この寝室1内にはベッド(寝床)2が設けられている。ベッド2の上面に は加熱マットレス(加熱マット)(加熱装置)3が敷かれその上には掛け布団4 が掛けられている。なお、この加熱マット3の代わりにベッド2と掛け布団4と の間に足温器(図示せず)(加熱装置)を入れてもよい。また、寝室1内のベッ ド2の衝立2a側(頭部側)には、寝室の壁際に位置してアンプ,CDプレーヤ ,スピーカ等からなる音響機器5が配設されている。音響機器5のスピーカ5a ,5aは寝室1のベッド2の衝立2a側壁に互いに離間して取り付けられている 。音響機器5の上にはタイマー6が載置されている。
【0015】 一方、寝室1の天井1aの所定箇所には照明器具7が設けられている。この照 明器具7には複数の棒状の蛍光燈7aがそれらの光線が斜め上方へ向くようにセ ットされており、点灯したときにはその光線が照明器具7の天板7bにより反射 してベッド2上に間接照明として当てられるようになされている。照明器具7は 3段階あるいは4段階に経時的に照度を増しさらに時間をかけて徐々に明るくな るようになされている。
【0016】 また、天井1bには直接室内を照明する複数の照明灯8が設けられている。ま た、寝室1の内壁下部には、ベッド2の両側方に位置して通気孔9aが設けられ 、この通気孔9aを有する壁の向こう側に設けられた酸素供給装置(室内雰囲気 変更装置)9からこの通気孔部9aを通して寝室1内に酸素が供給されるように なされている。この酸素には適宜快い香気が発生するように香気発生剤(匂い発 生剤)が混入されている。なお、酸素としては、夏期であれば、冷風が通気孔9 aを通して寝室1内に導入されることにより供給されるようにしてもよい。 また香気発生剤(匂い発生剤)としては酸素供給装置の設置箇所にジャスミン を備え、このジャスミンから香りが通気孔9aを通して寝室1内に導入されるよ うにしてもよく、また寝室1内に設けた珈琲沸かし器(室内雰囲気変更装置)よ りその香りが寝室1内にただようようにしてもよい。また酸素供給装置9を寝室 1内に設けてもよく、この場合には、この酸素供給装置9の作動とともに香りが 発生するようにすればよい。
【0017】 また、前記音響機器5の側部には、室内面の壁または天井(図1では天井の場 合を図示している)に時刻を映し出すための時刻表示器10が配設されている。 時刻表示器10としては、図2に示すように透過型のものと図3に示すように反 射型のものがある。
【0018】 透過型の時刻表示器10は、ケーシングの内部に光源11と時刻を左右逆に表 示するディスプレイ部12とが所定間隔をあけて収納されてなるものであり、光 源11から発せられる光がディスプレイ部12を通して天井に映し出される際に 、ディスプレイ部で表わされる時刻表示が影部となって光の透過をさえぎり、こ れにより天井に現時点の時刻を投影するものである。ディスプレイ部12として は、例えば液晶を利用したものがある。すなわち透明電極の間に液晶(液体結晶 )を挟み込み、該液晶に電圧を印加し部分的ににごりを生じさせてその時点の時 刻を表示する構造のものである。なお、天井に時刻表示の像を正確に結ばせる場 合には、ディスプレイ部12の前方にレンズを設け、該レンズを天井の高さに応 じてスライド調整するようにしてもよい。
【0019】 また、反射型の時刻表示器10は、ケーシングの内部に光源11とディスプレ イ部12とが所定間隔をあけて収納されるとともに、ディスプレイ部12の背面 に光反射部13が配されてなるものである。この反射型のものでも、光源11か ら発せられる光が反射部13で反射された後ディスプレイ部12を通して天井に 映し出される際に、ディスプレイ部12で表わされる時刻表示が影部となって光 の透過をさえぎり、これにより天井に現時点の時刻を投影するものである。
【0020】 なお、ディスプレイ部12の構造としては上記のように液晶を用いたものに限 られることなく、発光素子を用いものあるいはエレクトロルミネセンスを用いた もの等でもよい。上記発光素子のように自ら光を発するものを利用する場合には 光源は不要になる。
【0021】 そして、前記加熱マット3,音響機器5,照明器具7,照明灯8,酸素供給装 置9,時刻表示器10の作動源には、電源に接続された制御装置(図示せず)を 介して前記タイマー6が接続されている。このタイマー6には一般によく知られ たシーケンス回路が組み込まれ、前記制御装置,タイマー6を介して順次経時的 に前記加熱マット3,照明器具7,音響機器5,酸素供給装置9,照明灯8等が 働くようになされている。なお、音響機器5のスピーカ5aからでる音量は前記 制御装置の作用により時間の経過に従い僅かずつ大きくなるようになされている 。
【0022】 しかして、前記快適起床環境装置を使用する場合には、起床したい時刻、例え ば、午前6時にタイマー6をセットして就寝する。この場合、タイマー6のセッ ト状況に応じて、このタイマー6及び前記制御装置の前記シーケンス制御により 、例えば、タイマー6がセットされた時刻(午前6時)の20分前になると、加 熱マット3あるいは足温器が適宜の温度(低温加熱状態)に加熱され、これによ り睡眠者にぬくもり感を与え、これにより睡眠者の血液循環がよくなる。
【0023】 この後、時間が経過してタイマー6がセットされた時刻(午前6時)の10分 前になると、照明器具7が3段階あるいは4段階に経時的に照度を増してベッド 2上に間接照明し、さらに時間をかけて徐々に明るくなる。また、このとき(タ イマー6がセットされた時刻(午前6時)の10分前)には、前記タイマー6の 作用により、音響機器5のスピーカ5aより音楽が静かに鳴りだす。このスピー カ5aからの音量は、前記制御装置の作用により経時的にゆっくりと大きくなる 。また、CDプレーヤを用いて音楽を流す場合には、学習リモコンを利用するこ とにより、CDプレーヤの録音順ではなく利用者の好み順に音楽を流すことも可 能である。これらにより、睡眠者を無意識のうちに自然に目覚めさせる環境が整 う。
【0024】 また、このとき(タイマー6がセットされた時刻(午前6時)の10分前)に は、前記タイマー6の作用により、時刻表時器10によって時刻が室内面の天井 に映し出される。このように、時刻が壁または天井に映し出されると、睡眠者は 横たわったまま現時点の時刻を知ることができる。
【0025】 なお、このときの時刻表示も、室内の明るさに応じて、光源11の明るさが3 段階あるいは4段階に経時的に照度を増して時刻表示を行い、さらに時間をかけ て徐々に明るく表示することとする。室内が暗いうちに明るく表示すると、照明 を徐々に明るくする意味が薄れ、逆に時刻表示を暗いままにすると、部屋を明る くした際に時刻表示部分が見づらくなってしまうからである。
【0026】 次に、タイマー6がセットされた6時になると、タイマー6,制御装置を介し て前記室内雰囲気変更装置9が働き、通気孔9aから香りを含んだ酸素が寝室1 内に導入されて、ジャスミンの香りがしたり、あるいは室内のコ−ヒ−沸かし器 より珈琲の香りがしたりする。これにより、睡眠者は、もうこれまでに目覚め易 い状態にあるので、この香りにより自然と目覚めさせられる。 また、前記タイマーがセットされた時刻になると、天井の直接照明用の照明灯 8が全部点灯し寝室1中が明るくなり、これにより、それまでに睡眠者は目覚め 易い状態となっていたために確実に不快感なく比較的自然に目覚めさせられる。 なお、前記タイマーがセットされた時刻になって所定時間例えば15分経ると 、前記時刻表示器による表示は自動的に終了する。
【0027】 なお、前記実施例は、寝室1内外が暗い状態において睡眠者を目覚めさせる場 合に好適な手段として開示したが、これに限らず、寝室1と戸外との隔壁に形成 された窓20にシャッタ21を設け、該シャッタに付設されたシャッタ開閉装置 (図示せず)を前記実施例の制御装置、タイマー6に接続し、このタイマー6を 起床すべき時刻にセットし、このタイマー6の作用により前記シャッタ21を所 定時刻に開けるようにしてもよい。 即ち、何等かの都合で昼間に睡眠したい場合、あるいは朝早くから戸外が明る くなる夏季のように、タイマー6がセットされた時刻には既に戸外が明るい状態 となる場合には、就眠時には窓のシャッタ21を閉め、タイマー6を起床すべき 時刻にセットし、タイマー6がセットされた時刻になると、このタイマー6の作 用によりシャッタ開閉装置が作動して窓を閉鎖していたシャッタ21が自動的に 開き、戸外の明るい光が寝室1内に差し込み、これにより、それまでに睡眠者が目 覚め易い状態となっていたために確実に不快感なく目覚めさせられるようにして もよい。
【0028】 また、上記実施例では、CDプレイヤを利用した音響機器5によって音を発す る構造にしているが、これに限られることなく、例えば鳥のさえずりの模擬音を 流す場合には、カセット等であらかじめ録音したものを流してもよく、あるいは ICを用いた装置によって合成音を流すようにしてもよい。 また、上記実施例では、タイマー6を所定時刻にセットすると、その時刻より 所定時間前から照明器具等を作動させているが、これに限られることなく、所定 時刻に至った時点で照明器具等を作動させるようにしてもよい。 さらに、上記実施例では、室内面の壁または天井に時刻を映し出す時刻表示器 としてデジタル式の時計を用いているが、これに限られることなく、アナログ式 の時計を用いてもよい。この場合、文字や短針、長針に相当する箇所を影とし、 他の部分を照射させて照明具として利用してもよい。
【0029】
【考案の効果】
第1の考案によれば、起床したい時刻にタイマーをセットして就寝することに より、室内が暗い状態において、タイマーのセット状況に応じて、このタイマー の作用により、タイマーがセットされた時刻あるいはその所定時間前になると、 加熱マットあるいは足温器等の加熱装置を適宜の温度(低温加熱状態)に加熱さ せることができ、これにより睡眠者にぬくもり感を与えて睡眠者の血液循環をよ くし、睡眠者を無意識のうちに自然に目覚め易い方向へ近付けることができ、ま たこの後、時間が経過してタイマーがセットされた時刻前の時間が短くなった時 刻には、照明器具を自動的に最初は暗く点灯しその後経時的に所定照度まで照度 を上げて寝床を間接照明することができ、これにより睡眠者を無意識のうちに自 然に快く目覚めさせることができる。
【0030】 また、前記タイマーの作用により、タイマーがセットされた時刻あるいはその 所定時間前になると、時刻表示器によって時刻が室内面の壁または天井に映し出 される。このように、時刻が壁または天井に映し出されると、睡眠者は横たわっ たまま現時点の時刻を知ることができ、この点でも快適な目覚めが得られる。 なお、このように睡眠者が横たわったまま、壁または天井に映し出された時刻 表示によって現時点の時刻をを知ることができる点は、以下の第2〜第4の考案 においても共通である。
【0031】 また前記第2の考案によれば、 起床したい時刻にタイマーをセットして就寝することにより、室内が暗い状態に おいて、タイマーのセット状況に応じて、このタイマーの作用により、タイマー がセットされた時刻あるいはその所定時間前になると、照明器具を自動的に最初 は暗く点灯しその後照度を経時的に所定照度まで増して寝床を間接照明し、睡眠 者を無意識のうちに自然に目覚めさせる方向に近付けることができ、またこの照 明器具が最初に暗く点灯したときにはタイマーの作用により、音響機器より自動 的に最初は静かに音楽を鳴らしその後その音を経時的に次第に大きくさせること ができ、これらにより、睡眠者を無意識のうちに自然に快く目覚めさせることが できる。
【0032】 また前記第3の考案によれば、 起床したい時刻にタイマーをセットして就寝することにより、室内が暗い状態に おいて、タイマーのセット状況に応じて、このタイマーの作用により、タイマー がセットされた時刻あるいはその所定時間前になると、照明器具を自動的に最初 は暗く点灯しさらにその照度を経時的に所定照度まで増して寝床を間接照明する ことができ、睡眠者を無意識のうちに自然に目覚め易い方向に近付けることがで き、タイマーがセットされた時刻になると、タイマーの作用により、自動的に酸 素供給装置等の室内雰囲気変更装置を働かせ、その室内雰囲気変更装置からよい 香りを含んだ酸素を室内に導入し、それまでに目覚め易い状態にある睡眠者を、 この香りにより自然と快く目覚めさせることができる。
【0033】 また前記第4の考案の構成によれば、窓をそのシャッタにより閉鎖し、起床し たい時刻にタイマーをセットして就寝すると、タイマーのセット状況に応じて、 このタイマーの作用により、タイマーがセットされた時刻あるいはその所定時間 前にになると、照明器具が最初は暗く点灯しさらにその照度を経時的に所定照度 まで増して寝床を間接照明することができ、さらに所定時間経過すると、音響機 器より音を最初は静かに発生させその音を経時的に次第に大きくすることができ 、さらに所定時間経過すると、タイマーの作用により、自動的に酸素供給装置等 の室内雰囲気変更装置を働かせ、その室内雰囲気変更装置からよい香りを含んだ 酸素等の香気を室内に導入し、睡眠者を、これらにより比較的自然に目覚め易い 状態とし、さらに所定時間経過し、夏季のように戸外が既に明るくなっているタ イマーがセットされた時刻になると、このタイマーの作用により自動的にシャッ タ開閉装置を作動させて窓を閉鎖していたシャッタを開き、戸外の明るい光を室 内に差し込ませ、これにより、それまでに目覚め易い状態となっていた睡眠者を 快く目覚めさせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す斜視図である。
【図2】時刻表示器の一例を示す斜視図である。
【図3】時刻表示器の他の例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 寝室 2 ベッド(寝床) 3 加熱マットレス(加熱マット)(加熱装置) 5 音響機器 6 タイマー 7 照明器具 9a 通気孔 9 酸素供給部(室内雰囲気変更装置) 10 時刻表示器 11 光源 12 ディスプレイ部 20 窓 21 シャッタ

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内に設けられた寝床と、この寝床の近
    傍に設けられたタイマーと、このタイマーに接続されか
    つ前記寝床に配設された加熱装置と、前記タイマーに接
    続され所定時刻に寝床に間接照明を与える照明器具と、
    前記タイマーに接続され所定時刻に室内面の壁または天
    井に時刻を映し出す時刻表示器とを備えたことを特徴と
    する快適起床環境装置。
  2. 【請求項2】 室内に設けられた寝床と、この寝床の近
    傍に設けられたタイマーと、このタイマーに接続され所
    定時刻に寝床に間接照明を与える照明器具と、前記寝床
    の近傍に前記タイマーに接続されて設置された音響機器
    と、前記タイマーに接続され所定時刻に室内面の壁また
    は天井に時刻を映し出す時刻表示器とを備えたことを特
    徴とする快適起床環境装置。
  3. 【請求項3】 室内に設けられた寝床と、この寝床の近
    傍に設けられたタイマーと、このタイマーに接続され所
    定時刻に寝床に間接照明を与える照明器具と、前記室内
    の雰囲気に変化を与える室内雰囲気変更装置と、前記タ
    イマーに接続され所定時刻に室内面の壁または天井に時
    刻を映し出す時刻表示器とからなることを特徴とする快
    適起床環境装置。
  4. 【請求項4】 室内に設けられた寝床と、この寝床の近
    傍に設けられたタイマーと、このタイマーに接続され所
    定時刻に寝床に間接照明を与える照明器具と、前記寝床
    の近傍に前記タイマーに接続されて設置された音響機器
    と、前記室内の雰囲気に変化を与える室内雰囲気変更装
    置と、前記室と戸外との隔壁に形成された窓に設けられ
    たシャッタと、該シャッタに付設されて前記タイマーに
    接続され前記シャッタを所定時刻に開閉させるシャッタ
    開閉装置と、前記タイマーに接続され所定時刻に室内面
    の壁または天井に時刻を映し出す時刻表示器とを備えた
    ことを特徴とする快適起床環境装置。
JP2891592U 1992-04-30 1992-04-30 快適起床環境装置 Pending JPH0678895U (ja)

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