JP5991606B1 - プロジェクタースクリーン付きベッド - Google Patents

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【課題】ベッドにうつ伏せの状態で横たわるユーザーがプロジェクターの画像を大画面で視聴できるプロジェクタースクリーン付きベッドを提供する。【解決手段】本発明のプロジェクタースクリーン付きベッド1は、少なくとも一部に第1透明部11を有する床板10と、第1透明部を覆う位置に配置される透過型スクリーン層20と、床板の上方に配置されると共に少なくとも第1透明部及び透過型スクリーン層を覆う位置に第2透明部31を有するマットレス30と、床板の下方に配置されると共にプロジェクターの光を反射して透過型スクリーン層に投写する第1反射鏡40とを備えることを特徴とする。プロジェクターの光をベッドの下方から透過型スクリーン層に投影し、その画像を床板やマットレスの透明箇所から視聴する仕組みであり、これによりベッドにうつ伏せの状態で横たわるユーザーがプロジェクターの画像を大画面で視聴できる。

Description

本発明は、ベッドの床板やマットレスに投写可能なプロジェクタースクリーン付きベッドに関する。
プロジェクターは直視型ディスプレイと比較して大きなサイズの画像(動画像及び静止画像)を低コストで視聴できる利点を有しており、従来、ベッドに仰向けの姿勢で横たわるユーザーに向けたシステムが存在している。
例えば特許文献1にはベッドの足元に置いたプロジェクターから天井に光を投写して天井そのものを大きなスクリーンとして利用する技術が開示されている。
また、特許文献2にはベッドの足側に起立自在のスクリーンを設け、ベッドの頭部側に置いたプロジェクターからスクリーンに光を投写する技術が開示されている。
特表2004−516521号公報 実開平5−60353号公報
しかし、上記従来の技術はあくまでベッドに仰向けの姿勢で横たわるユーザーが大画面で視聴できるシステムであり、ベッドにうつ伏せの姿勢で横たわるユーザーに向けたシステムではない。
本発明は上記問題に鑑み、ベッドにうつ伏せの状態で横たわるユーザーがプロジェクターの画像を大画面で視聴できるプロジェクタースクリーン付きベッドを提供することを課題とする。
本発明のプロジェクタースクリーン付きベッドは、板状の部材であり、その表面から裏面にまで至る第1透明部を少なくとも一部に有する床板と、前記第1透明部を覆う位置に配置される透過型スクリーン層と、前記床板の上方に配置され、その表面から裏面にまで至る第2透明部を少なくとも前記第1透明部及び透過型スクリーン層を覆う位置に有するマットレスと、前記床板の下方の空間内に配置されると共に第1プロジェクターの光を反射して前記透過型スクリーン層に投写する第1反射鏡とを備え、前記第1反射鏡は脚部によって支持されており、ユーザーが前記マットレスにうつ伏せで横たわり、顔を下側に向けた状態で、前記第2透明部、前記第1透明部を介して前記透過型スクリーン層に投写された画像を視聴することを特徴とする。
また、前記第1反射鏡の水平面に対する傾斜角が可変であることを特徴とする。
また、前記マットレスがポケットを備えており、当該ポケットに前記透過型スクリーン層を挿入することで前記透過型スクリーン層を前記マットレスに取り付けることを特徴とする。
また、前記第1プロジェクターの光がベッドの左右方向から投写される場合と、ベッドの前後方向から投写される場合とに応じて前記第1反射鏡の向きを切り替えることができることを特徴とする。
また、前記第1反射鏡の前後方向の位置及び左右方向の位置が可変であることを特徴とする。
本発明では、プロジェクターの光をベッドの下方から透過型スクリーン層に投写し、その画像をユーザーが床板やマットレスの透明箇所を介して視聴する仕組みであり、これによりベッドにうつ伏せの状態で横たわるユーザーがプロジェクターの画像を大画面で視聴できるようになった。
仮に、天井面にプロジェクターの光軸が垂直方向下向きになるよう設置して、マットレスの表面をスクリーンにした場合、画像の一部がユーザー自身や掛布団等によって遮られたり、ユーザーの影が画像に写り込んだりするという問題がある。また、ユーザーがベッドで仰向けになった際にプロジェクターの光が直接目に入ってしまうという安全上の問題もある。
本発明では、プロジェクターの光をベッドの下方から上方に向けて透過型スクリーンに投影することによりこの問題を解決した。
また、ベッドの下方から上方に向けてプロジェクターの光を投写するにあたり、ベッド下の空間にプロジェクターの光軸が垂直方向上向きになるよう設置する方法が考えられる。しかし、画像を大画面で映すにはスクリーンからプロジェクターまでの距離をある程度長くとる必要があり、ベッド下にプロジェクターを垂直に設置した場合、当該距離を充分に確保できないという問題がある。また、このような垂直設置に対応したプロジェクターを用意する必要があり、プロジェクター選択の自由度が制限されるという問題もある。
本発明では第1反射鏡を用いて水平方向からのプロジェクターの光を垂直方向上向きに反射させることによりこの問題を解決した。また、第1反射鏡からプロジェクターまでの距離を変えることで画像のサイズをコントロール出来るため、枕のような比較的小さい物体にスクリーンを設けて投写したい場合にも対応できる。
また、透過型スクリーン層に投写された大画面の画像をマットレス内の空気、水、ジェル等を通して視聴することになり、ユーザーは独特の浮遊感と臨場感を体験出来るため遊戯用に適している。
また、ベッドにうつ伏せの状態で視聴できるため、腰痛等で仰向け状態でいることが苦しい患者等の介護用にも適している。
第1反射鏡の傾斜角を変えられるようにしたり、前後方向及び左右方向の位置を調節できるようにしたりすることでプロジェクターの設置位置の自由度を増すことができ、また、透過型スクリーン層上の画像の位置を変えることができる。
また、第1反射鏡の向きを切り替えることができる構成にすれば、画像コンテンツの縦横の向きに応じてプロジェクターの光をベッドの左右方向と前後方向のいずれからでも投射できるようになる。
また、第2反射鏡を用いて天井面にも投写できるようにすれば、ユーザーはうつ伏せの状態だけでなく仰向けの状態でも大画面での視聴が可能になる。
また、マットレスから着脱自在な分割部に透過型スクリーン層を取り付けることにすれば、分割部を抱き枕として使用できる。
第1の実施の形態におけるプロジェクタースクリーン付きベッドの側面図(a)及び正面図(b) 反射面の支持構造を示す拡大図(a)及び(b) 底板を2枚の板体で構成した場合の透過型スクリーン層の配置例を示す側面図(a)及び(b) プロジェクタースクリーン付きベッドの他の構成例を示す側面図(a)及び正面図(b) プロジェクタースクリーン付きベッドの他の構成例を示す側面図(a)及び(b) 第2の実施の形態におけるプロジェクタースクリーン付きベッドの側面図(a)、マットレスの平面図(b)及び側面図(c) 第3の実施の形態におけるプロジェクタースクリーン付きベッドの側面図(a)、平面図(b)及びマットレス本体から分割部を取り出した状態の平面図(c) マットレスの他の構成例を示す平面図(a)、分割部の側面図(b)及びその他の部分の側面図(c) 第4の実施の形態におけるプロジェクタースクリーン付きベッドの側面図(a)、概略平面図(b)及びマットレス本体の平面図(c)及び分割部の側面図(d) マットレスの分割部の平面図(a)、側面図(b)及び分割部を上部と下部に分割した状態を示す側面図(c) 第5の実施の形態におけるプロジェクターを後方に配置した状態のプロジェクタースクリーン付きベッドの側面図(a)及び概略平面図(b)、プロジェクターを左側に配置した状態のプロジェクタースクリーン付きベッドの側面図(c)及び概略平面図(d) 第6の実施の形態におけるプロジェクターを後方に配置した状態のプロジェクタースクリーン付きベッドの側面図(a)及び背面図(b)、プロジェクターを左側に配置した状態のプロジェクタースクリーン付きベッドの側面図(c)及び背面図(d) クランプ機構の構造を示す斜視図(a)及び(b) 第7の実施の形態におけるプロジェクタースクリーン付きベッドの側面図
[第1の実施の形態]
以下、本発明のプロジェクタースクリーン付きベッドの第1の実施の形態を図面を用いて示す。
図1及び図2に示すように、プロジェクタースクリーン付きベッド1は床板10、透過型スクリーン層20、マットレス30及び第1反射鏡40を少なくとも備える。
床板10はベッドの上部を構成する四角枠状のベッドフレーム2に固定される板状の部材であり、少なくとも一部に第1透明部11を有する。
床板10はユーザーの体重を支持するに充分な強度を備えていればよく、例えば強化ガラス、透過性プラスチック、アクリル等の透明性を有する材料で製造すればよい。床板10の全体をこれら透明性を有する材料で製造した場合、床板10全体が第1透明部11に該当する。また、床板10の一部を透明性を有する材料で製造した場合、透明性を有する部分のみが第1透明部11に該当する。床板10の一部が第1透明部11になる場合、床板10の他の部分は木材、金属、プラスチック等で製造すればよい。本実施の形態では床板10全体が透明なので床板10全体が第1透明部11に該当する。
また、本実施の形態では2枚以上の板体を積み重ねて床板10を構成している。2枚以上の板体を積み重ねて床板10を構成することで、ユーザーの体重に応じて強度を増すことができ、また、ユーザーの寝返り等により最上層の板体が傷ついた場合にはその傷ついた板体だけを取り替えればよいのでメンテナンスコストを抑えることができる。
透過型スクリーン層20は第1透明部11を覆う位置に配置される部材であり、第1プロジェクターP1の光が投写される。透過型スクリーン層20の素材及び性質については周知であるため説明を省略する。
透過型スクリーン層20は第1透明部11を覆う位置にあればよく、図3(a)に示すように床板10を2枚の板体で構成して透過型スクリーン層20を板体の間に配置した場合、透過型スクリーン層20がユーザーの寝返りや振動等による皺の発生を防ぎ、スクリーンの平坦性を長期にわたり維持しやすいというメリットが有る。また、図3(b)に示すように2枚の板体の上に透過型スクリーン層20を配置してもよい。本実施の形態では床板10の下面に透過型スクリーン層20を配置している。なお、透過型スクリーン層20に透明性を有する部材を裏打ちすることで透過型スクリーン層20を補強すると共に皺を防ぐことにしてもよい。
マットレス30は床板10の上方に配置される部材であり、少なくとも第1透明部11と透過型スクリーン層20を覆う位置に第2透明部31を有している。
本実施の形態ではマットレス30全体が例えば軟質塩化ビニール等の透明性と柔軟性を有する材料によって中空状に形成されている。マットレス30の内部には注入口32を介して空気、水等の透明な液体又は透明性を有するジェル等の物質を充填している。
本実施の形態のようにマットレス30全体を透明性を有する材料で構成した場合、マットレス30全体が第2透明部31に該当する。また、マットレス30の一部をこれら透明性を有する材料で製造した場合、透明性を有する部分のみが第2透明部31に該当する。マットレス30の一部が第2透明部31に該当する場合、マットレス30の他の部分は着色した軟質塩化ビニールやゴム等で製造すればよい。また、マットレス30の他の部分を布等のカバーで覆う構成にしてもよい。
このように、本実施の形態では最上層にマットレス30の第2透明部31、中間層に床板10の第1透明部11、最下層に透過型スクリーン層20を配置した3層構造になっており、これらをベッドフレーム2の上に載せている。
第1反射鏡40は床板10の下方に配置され、第1プロジェクターP1からの光を反射して透過型スクリーン層20に投写するために設けられる。
具体的には図1及び図2に示すように第1反射鏡40は反射面41、連結部42及び脚部43を備えている。
反射面41は第1プロジェクターP1からの光を反射させるための部材であり、ガラス等の周知の材料からなる。反射面41の周囲は四角形の枠体41aで囲まれている。
連結部42は枠体41aの上側に取り付けられる部材であり、ベッドフレーム2の左右2箇所のブラケット3に取り付けられる筒状部材42aと、枠体41aに取り付けられる回転軸42bから成る。筒状部材42aに回転軸42bを嵌め込むことで、反射面41は前後方向に沿った鉛直面内で回転可能に支持される。
脚部43は枠体41aの下側に取り付けられる部材であり、反射面41を前後方向に沿った鉛直面内で回転可能に支持している。
第1プロジェクターP1の光軸を水平面に対して平行にした状態で光を投写する場合、水平面に対する反射面41の傾斜角を45度にするのが好ましい。傾斜角を45度にすることで、反射面41で反射した光を透過型スクリーン層20に対して垂直に入射させることができ、投写した画像のゆがみを極力抑えることができる。傾斜角は連結部42と脚部43の位置を調節することで調節できる。なお、第1プロジェクターP1の光は必要に応じて反転させて投写する必要がある。
本実施の形態のプロジェクタースクリーン付きベッド1によれば、ユーザーはベッド上のマットレス30にうつ伏せで横たわり、顔を下側に向けた状態で、第2透明部31、第1透明部11を介して透過型スクリーン層20に投写された大画面の画像を視聴できる。
なお、図4に示すように、光を通さない性質を有する台紙や光を通す性質を有する着色したフィルムシート等50をベッドの脚に固定し、第1プロジェクターP1の光を通過させてもよい。これによりベッドルームの環境に合わせて画像の形状、明るさ、演色性等をカスタマイズできる。
また、ユーザーはベッドルーム内の照明環境やマットレス30の厚さ等に応じて第1プロジェクターP1の出力を調節すればよい。
また、図5に示すように、ブラケット3にスライド式固定金具44を取り付けておき、不使用時には第1反射鏡40を水平状態で格納できる仕組みにしてもよい。
[第2の実施の形態]
本発明の第2の実施の形態について説明するが、上記第1の実施の形態と同一の構成となる箇所については同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態のプロジェクタースクリーン付きベッドは、透過型スクリーン層20をマットレス30に取り付ける点に特徴を有する。
具体的には、図6に示すようにマットレス30の下面にポケット33を形成しておき、このポケット33内に透過型スクリーン層20を挿入する。
本実施の形態のプロジェクタースクリーン付きベッドによれば、第1プロジェクターP1の光は第1透明部11を透過して透過型スクリーン層20に投影される。ユーザーはベッドのマットレス30にうつ伏せで横たわり、顔を下側に向けた状態でマットレス30の第2透明部31を介して透過型スクリーン層20の大画面の画像を視聴することになる。
なお、ポケット33から透過型スクリーン層20を取り出し、上記第1の実施の形態のように床板10の下面側に配置してもよい。
[第3の実施の形態]
本発明の第3の実施の形態について説明するが、上記各実施の形態と同一の構成となる箇所については同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態のプロジェクタースクリーン付きベッドは、マットレス30が着脱自在な分割部34を備えており、当該分割部34が透過型スクリーン層20と第2透明部31を有する点を特徴とする。
具体的には、図7に示すように、マットレス30本体の一部に形成した貫通穴35に分割部34を嵌め込んで一体化させており、分割部34を貫通穴35から自在に取り出せる構造になっている。
透過型スクリーン層20は分割部34の下面に設けたポケット33に挿入する。
本実施の形態のプロジェクタースクリーン付きベッドの場合、マットレス30の一部だけをスクリーンとして使用することになるので、製造コストを抑えることができる。
なお、マットレス30本体を一般的な敷布団に替えることもできる。この場合、敷布団に貫通穴35を形成し、この貫通穴35に分割部34を嵌め込んで使用することになる。
また、マットレス30の構造として図8に示すように分割部34だけでなく、その他の部分36a〜36dも分割可能な構造にしておき、各々をファスナー、ホック、面ファスナー等の周知の手段により一体化させる構成にしてもよい。
[第4の実施の形態]
本発明の第4の実施の形態について説明するが、上記各実施の形態と同一の構成となる箇所については同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態のプロジェクタースクリーン付きベッドは、第3の実施の形態と同様にマットレス30が着脱自在な分割部37を備えており、この分割部37を抱き枕として使用する点に特徴を有する。
具体的には、図9及び図10に示すように、貫通穴35をマットレス30の前後方向に長く形成し、この貫通穴35に分割部37を嵌め込んでいる。
分割部37は更に上部37aと下部37bに分割できる構造になっている。透過型スクリーン層20を下部のポケット33に挿入した上で、上部37aと下部37bそれぞれの周縁部に設けたファスナー、ホック、面ファスナー等の周知の手段を用いて両者を合体させている。本実施の形態の構成の場合、上部37a全体が第2透明部31に該当する。
前後方向に長い分割部37のほぼ全体に透過型スクリーン層20を設ける場合、第1プロジェクターP1をベッドの左右側に配置するのが好ましい。
本実施の形態の構成の場合、分割部37が前後に長いので抱き枕として使用することができ、ユーザーはうつ伏せの状態で分割部37に抱きつきながら透過型スクリーン層20上の画像を大画面で視聴できる。
また、分割部34の下部37bのみを貫通穴35に嵌め込むことで表面が平坦なマットレス30として使用することもできる。
[第5の実施の形態]
本発明の第5の実施の形態について説明するが、上記各実施の形態と同一の構成となる箇所については同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態のプロジェクタースクリーン付きベッドは、第1プロジェクターP1の光をベッドの左右方向から投写する場合と、ベッドの前後方向から投写する場合とに応じて第1反射鏡40の向きを切り替えることができる点を特徴とする。
具体的には、図11に示すように、筒状部材42aをベッドの左右2箇所だけでなく前後2箇所にも設けておき、回転軸42bを左右2箇所の筒状部材42aに嵌め込む場合(図11(a))と、前後2箇所の筒状部材42aに嵌め込む場合(図11(b))とで第1反射鏡40の向きを切り替えることができる仕組みになっている。
ユーザーは画像の種類(縦横比等)に応じて第1反射鏡40の向きを切り替えることができる。
[第6の実施の形態]
本発明の第6の実施の形態について説明するが、上記各実施の形態と同一の構成となる箇所については同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態のプロジェクタースクリーン付きベッドは、上記第5の実施の形態の構成において、第1反射鏡40の前後方向の位置及び左右方向の位置が可変である点に特徴を有する。
具体的には、図12及び図13に示すように、ベッドの脚の前後方向及び左右方向にガイドフレーム4を架け渡してある。筒状部材42aはネジ式のクランプ機構45に固定されている。
ユーザーは所望の位置まで筒状部材42aを水平移動させ、クランプ機構45でガイドフレーム4に固定することで第1反射鏡40の前後及び左右の位置を調節できる。
[第7の実施の形態]
本発明の第7の実施の形態について説明するが、上記各実施の形態と同一の構成となる箇所については同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態のプロジェクタースクリーン付きベッドは、床板10が更に第3透明部12を備えており、床板10の下方に配置されると共に第2プロジェクターP2の光を反射し、第3透明部12を透過して天井面に投影する第2反射鏡60を備える点に特徴を有する。
具体的には、図14に示すように、第1の実施の形態の構成に加えて第2反射鏡60を配置し、この第2反射鏡60で第2プロジェクターP2からの光を上方に反射させて、床板10の第3透明部12を透過して天井面に投写する仕組みになっている。
この場合、ユーザーはうつ伏せの状態だけでなく仰向けの状態でも大画面での視聴が可能になる。
なお、床板10の全体を透明性を有する材料で製造した場合、床板10全体が第1透明部11と第3透明部12の両者に該当する。
本発明は、ベッドにうつ伏せの状態で横たわるユーザーがプロジェクターの画像を大画面で視聴できるプロジェクタースクリーン付きベッド及びマットレスに関するものであり、産業上の利用可能性を有する。
P1 第1プロジェクター
P2 第2プロジェクター
1 プロジェクタースクリーン付きベッド
2 ベッドフレーム
3 ブラケット
4 ガイドフレーム
10 床板
11 第1透明部
12 第3透明部
20 透過型スクリーン層
30 マットレス
31 第2透明部
32 注入口
33 ポケット
34 分割部
35 貫通穴
36a〜36d その他の部分
37 分割部
37a 上部
37b 下部
40 第1反射鏡
41 反射面
41a 枠体
42 連結部
42a 筒状部材
42b 回転軸
43 脚部
44 スライド式固定金具
45 クランプ機構
50 フィルムシート等
60 第2反射鏡

Claims (5)

  1. 板状の部材であり、その表面から裏面にまで至る第1透明部(11)を少なくとも一部に有する床板(10)と、
    前記第1透明部を覆う位置に配置される透過型スクリーン層(20)と、
    前記床板の上方に配置され、その表面から裏面にまで至る第2透明部(31)を少なくとも前記第1透明部及び透過型スクリーン層を覆う位置に有するマットレス(30)と、
    前記床板の下方の空間内に配置されると共に第1プロジェクター(P1)の光を反射して前記透過型スクリーン層に投写する第1反射鏡(40)とを備え、
    前記第1反射鏡は脚部(43)によって支持されており、
    ユーザーが前記マットレスにうつ伏せで横たわり、顔を下側に向けた状態で、前記第2透明部、前記第1透明部を介して前記透過型スクリーン層に投写された画像を視聴することを特徴とするプロジェクタースクリーン付きベッド(1)。
  2. 前記第1反射鏡の水平面に対する傾斜角が可変であることを特徴とする請求項1に記載のプロジェクタースクリーン付きベッド。
  3. 前記マットレスがポケット(33)を備えており、当該ポケットに前記透過型スクリーン層を挿入することで前記透過型スクリーン層を前記マットレスに取り付けることを特徴とする請求項1又は2に記載のプロジェクタースクリーン付きベッド
  4. 前記第1プロジェクターの光がベッドの左右方向から投写される場合と、ベッドの前後方向から投写される場合とに応じて前記第1反射鏡の向きを切り替えることができることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のプロジェクタースクリーン付きベッド。
  5. 前記第1反射鏡の前後方向の位置及び左右方向の位置が可変であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のプロジェクタースクリーン付きベッド。
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