JPH0538595U - 目覚し装置 - Google Patents

目覚し装置

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JPH0538595U
JPH0538595U JP9664891U JP9664891U JPH0538595U JP H0538595 U JPH0538595 U JP H0538595U JP 9664891 U JP9664891 U JP 9664891U JP 9664891 U JP9664891 U JP 9664891U JP H0538595 U JPH0538595 U JP H0538595U
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JP
Japan
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morning
wake
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lighting
room
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Pending
Application number
JP9664891U
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English (en)
Inventor
英雄 要明
Original Assignee
立山アルミニウム工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 夜明けの環境を人工的につくることにより、
快適に起床できるようにすること 。 【構成】 朝が来たように室内を明るくする照明1と、
朝の窓外の景色を窓越しに見えるように動的に写す映像
装置3を設ける。朝を告げる小鳥のさえずりを発声する
音声発声装置5と、快適な温度の空気を吐き出す空調装
置7と、前記各装置の制御装置9を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、朝の環境を人工的につくる目覚し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
窓から太陽の自然の光を受けてから起床するのが普通であるが、生活条件や環 境によっては、暗いうちに起床したり、夜が明けても太陽の光が遮断された状態 で起床することを強いられることがある。
【0003】 例えば、スーパーマーケットに卸す惣菜を造る従業員は、出荷に間に合うよう に午前2時、3時に出勤する必要があり、また、朝の始発電車の運転手は、それ に間に合うように暗いうちに起床する必要がある。また、夜明け後に起きる場合 でも、寒気や強風、騒音を避けるために雨戸を閉めたまま就寝するときには、暗 がりの中で起床する必要がある。
【0004】 このように朝の自然環境を受けない状態においては、起床し難いために、従来 は、もっぱら目覚し時計が用いられていた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
目覚し時計を用いると、その音が目覚めを換気させるだけの騒音であるために 、目覚めが悪くなることは避けられなく、また、起床時間を後にする同室者に迷 惑を掛けることにもなる。
【0006】 また、暗い中で起きるときには、照明を点ける必要があるが、一挙に室内が明 るくなるために、これによっても同室者に迷惑を掛けることもなくなる。また、 照明を点けた時にそれがたとえ太陽光線に近似した光であっても、窓が暗く余り にも静かで、殊に冬季においては寒く起床しがたいというように、視覚、聴覚、 触覚において、朝としての感覚が得られないために、目覚めが悪く、快適に起床 することができない。
【0007】 本考案は、上記のような実情に鑑みて、種々の制約から夜明けの環境で起床で きない条件があるときに、夜明けの環境を人工的につくることにより、快適に起 床できる目覚し装置を提供することを目的とした。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本考案は、朝が来たように室内を明るくする照 明と、朝の窓外の景色を窓越しに見えるように動的に写す映像装置と、朝を告げ る小鳥のさえずりを発声する音声発声装置と、快適な温度の空気を吐き出す空調 装置と、前記各装置の制御装置とからなる目覚し装置を構成した。
【0009】
【作用】
目覚し装置を上記のように構成したから、視覚的には、映像装置と照明により 朝が来たように室内が明るくなるとともに、映像装置により窓外の景色が写し出 され、聴覚的には、小鳥のさえずりが聞こえ、また、触覚的には、朝の風が窓か ら入ってくるように感じられるため、多角的総合的に朝の環境が現出される。
【0010】 人の感覚がこのような環境で刺激され、しかも、暗示が掛けられるため、自律 神経が活発化する結果、目が覚されるだけでなく、目覚めが良くなり、頭脳が働 きやすくなる。
【0011】 なお、映像装置は、光を発するので、これに照明を兼ねさせることができる。 そのため、本考案では、特別の照明は必ずしも要しないものとする。
【0012】
【実施例】
次に、本考案の実施例を図面に基ずいて説明する。
【0013】 図1ないし図3は一実施例を示したもので、寝室には、天井に照明1を設け、 壁に組み込みセット2を嵌め、その組み込みセット2に、映像装置3と、音声発 声装置5と、空調装置7と、制御装置9とが組み込まれる。
【0014】 照明1は、室内が全体的に明るくなるように、間接照明であって、蛍光灯11 の光が白い天井13に反射して室内が照らされるように、反射板15の上に蛍光 灯11が設けられている。また、徐々に室内が明るくなるように、径の異なる複 数の蛍光灯11が用いられ、小さい蛍光灯11から順次点灯する。
【0015】 映像装置3には大型テレビが用いられ、ビデオカセットテープにより映像が写 し出される。14がカセットの装填口である。図3は映像の一場面の例を示した もので、実際の窓10の障子を開いた窓17が写し出され、その窓17から窓外 の景色が写し出される。
【0016】 音声発声装置5は、テレビの音声によるもので、映像装置3の両側にスピーカ を設けることによりステレオ形態に構成される。小鳥のさえずりのほかに、朝の 生活リズムが感じられるような、例えば通学児童の叫び、主人を送る主婦の声、 あるいは通勤電車の音等が入っても良い。そうすれば、早朝の実感が出て大脳が 刺激され、目覚めが促進される。
【0017】 空調装置7は、映像装置3の上に冷房器7aを、下に暖房器7bを設けて構成さ れ、冷暖房兼用であって、夏季には清々しい冷風により、冬季には暖かい空気に より目覚めが良くなり、起きやすい環境がつくられる。吐き出される空気に香水 の香りを添えると、臭覚をも刺激されるために、さらに目覚めが良くなる。
【0018】 制御装置9は、前記各装置1,3,5,7をICにより統括して制御するもの 他で、タイマーが設けられ、時間をセットすると、その時間に作動が開始する。 その作動手順の一例を冬季において2時に起床する場合を想定して説明する。
【0019】 1時40分に、映像装置3が作動してテレビ画面に窓外の薄暗い景色が写り、 しばらくしてから照明1の最も内側の蛍光灯11が点灯する。これで室内が薄明 るくなる。映像は春季における実際の夜明けを撮影したものであるため、次第に 明るくなり、小鳥のさえずりが聞こえてくる。1時50分に、空調装置7が作動 して下の暖房器から暖かい空気が吐き出される。
【0020】 照明1は、順次外側の蛍光灯11が点灯し、また、テレビ画面も明るくなるの で、部屋がまるで朝のように明るくなる。そして、2時になると、音声発声装置 5が作動し、「2時です。起きて下さい。」という音声が発声する。この時には 、すでに部屋が明るく、暖かくなっており、また、小鳥のさえずりで朝であると いう暗示が掛けられているため、頭が少し覚醒し起きやすい状態となっている。
【0021】 目を開けてみると、窓外の景色が鮮やかに写し出されており、その上、学童が 通学する声が聞こえたり、主人を送る主婦の声が聞こえたりするので、全く朝で あると感じ、身仕度を整えて出勤することになる。その間が30分とすれば、2 時30分に全装置が停止する。
【0022】 図4は、映像装置3について、他の実施例を示したもので、窓10の内側にス クリーン21を自動的に上下するように装備されており、そのスクリーン21に 映写機18から窓外の景色が写し出される。22は雨戸を、23,24は内外障 子を、25はスクリーン21の巻取りケースを示す。
【0023】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、視覚的には、映像装置と照明とにより 朝が来たように室内が明るくなるとともに、映像装置により窓外の景色が写し出 され、聴覚的には、小鳥のさえずりが聞こえ、また、触覚的には、朝の風が窓か ら入ってくるように感じられるため、多角的総合的に朝の環境が現出され、これ らの一連の刺激と暗示により、目が覚されるだけでなく、目覚めが良くなるため 、出勤時間や建物形態等による種々の制約から夜明けの環境で起床できない条件 がある時に、快適に起床でき、また、穏やかな刺激で足りるため、同室者に迷惑 が掛かるおそれもないという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す寝室の斜視図である。
【図2】照明を上から見た断面図である。
【図3】映像装置のテレビ画面を示す正面図である。
【図4】映像装置の他の実施例を示す断面説明図であ
る。
【符号の説明】
1 照明 3 映像装置 5 音声発声装置 7 空調装置 9 制御装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 朝が来たように室内を明るくする照明1
    と、朝の窓外の景色を窓越しに見えるように動的に写す
    映像装置3と、朝を告げる小鳥のさえずりを発声する音
    声発生装置5と、快適な温度の空気を吐き出す空調装置
    7と、前記各装置の制御装置9とからなることを特徴と
    する目覚し装置。
JP9664891U 1991-10-28 1991-10-28 目覚し装置 Pending JPH0538595U (ja)

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JP9664891U JPH0538595U (ja) 1991-10-28 1991-10-28 目覚し装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP9664891U JPH0538595U (ja) 1991-10-28 1991-10-28 目覚し装置

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JPH0538595U true JPH0538595U (ja) 1993-05-25

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ID=14170650

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JP9664891U Pending JPH0538595U (ja) 1991-10-28 1991-10-28 目覚し装置

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