JP2002277577A - 電子式時報時計 - Google Patents

電子式時報時計

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JP2002277577A
JP2002277577A JP2001080002A JP2001080002A JP2002277577A JP 2002277577 A JP2002277577 A JP 2002277577A JP 2001080002 A JP2001080002 A JP 2001080002A JP 2001080002 A JP2001080002 A JP 2001080002A JP 2002277577 A JP2002277577 A JP 2002277577A
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time signal
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clock
electronic
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JP2001080002A
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Kenji Yoshida
健治 吉田
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INSTITUTE OF NETWORK TECHNOLOGY Inc
Takara Co Ltd
Rhythm Watch Co Ltd
Original Assignee
INSTITUTE OF NETWORK TECHNOLOGY Inc
Takara Co Ltd
Rhythm Watch Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 時報のバリエーションの自由度を向上した電
子式時報時計を提供し、これに伴い、時報時計のエンタ
ーテイメント性の向上を図り、時報を楽しむことのでき
る要素ないしは情報性を持たせた有意義なものとし、時
報情報と外界の情報との流通性を向上し、時計提供者と
時計購入者との間の継続的な関係を確保可能とし、時計
業界のビジネスの発展性にも寄与する。 【解決手段】 所定の映像(動画)を再生する映像再生
手段2を備え、制御手段1は、予め設定された時刻にな
ると、映像再生手段2を起動し、所定の映像を時報とし
て再生させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子式時報時計に
係り、特に、予め設定された時刻になると時報(アラー
ム)を出力する、目覚し時計などの電子式時報時計に関
する。
【0002】
【従来の技術】時報時計としては、いわゆる目覚し時計
がポピュラーであり、一般に用いられている。利用者
は、時報を出力させたい時刻(起床時刻やお出かけ時間
など)を時計本体に予め設定しておき、時計本体は、当
該設定時刻になるとピ、ピ、ピ、ピなどの電子音を出力
して時刻の到来を利用者に告げるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例にあっては、せいぜい電子音により時刻の到来を知
らせるものであり、エンターテイメント性に欠け、面白
みの無いものであった。時報を工夫した製品でも、時報
をメロディーにして、そのメロディーが選べたり、固定
的なキャラクターの音声で起床時刻を知らせたり、時報
として出力する音声メッセージを内蔵のマイクから録音
できるに止まり、時計本体の時報情報と外界の情報との
間の流通性は乏しく、かつ時報のバリエーションは制限
的であった。また、時計のメーカ・販売者にとっては、
時計を販売したらそれっきりであり、メーカ・販売者と
時計購入者との間の継続的な関係を築くのは難しく、こ
の業界のビジネスの発展性にも乏しかった。
【0004】
【発明の目的】本発明は、かかる従来例の有する不都合
を改善し、特に、時報のバリエーションの自由度を向上
した電子式時報時計を提供することを、その目的とす
る。これに伴い、時報時計のエンターテイメント性の向
上を図り、時報を楽しむことのできる要素ないしは情報
性を持たせた有意義なものとし、時報情報と外界の情報
との流通性を向上し、時計提供者と時計購入者との間の
継続的な関係を確保可能とし、時計業界のビジネスの発
展性にも寄与することを、その目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明では、予め設定された時刻にな
ると時報を出力する制御手段を備えた電子式時報時計に
おいて、所定の映像を再生する映像再生手段を備える。
そして、制御手段は、予め設定された時刻になると、映
像再生手段を起動し、所定の映像を時報として再生させ
る、という構成を採っている。
【0006】これによると、時報として映像を再生する
ことによって、目覚し時計等の時報時計のエンターテイ
メント性を向上することができる。例えば、お気に入り
のキャラクターの映像を時報として再生させることがで
きる。ここで、「映像」には簡易なアニメーション表示
等の動画も含まれる。
【0007】また、請求項2記載の発明では、請求項1
記載の電子式時報時計において、所定の音声を再生する
音声再生手段又は/及び所定のテキストを表示するテキ
スト表示手段を備える。そして、制御手段は、予め設定
された時刻になると、映像再生手段を起動すると共に、
音声再生手段又は/及びテキスト表示手段を起動し、所
定の音声又は/及びテキストも時報として出力させる、
という構成を採っている。
【0008】これによると、時報として映像だけでな
く、音声やテキストも出力させることによって、エンタ
ーテイメント性の更なる向上を実現することができる。
例えば、お気に入りのキャラクターの映像に合わせて、
キャラクターの声で「朝だよ〜」のように時間を知らせ
たり、興味を惹くテキストを表示させることが可能であ
る。
【0009】また、請求項3記載の発明では、制御手段
は、時報を出力する毎に、当該時報として出力する映
像,音声又は/及びテキストを選択する機能を備えてい
る、という構成を採っている。
【0010】例えば、お気に入りのキャラクターを複数
用意して日毎に変更して表示したり、7種類用意して1
週間日替わりで楽しむこともできる。
【0011】また、請求項4記載の発明では、上記映
像,音声又は/及びテキストは、業者の広告情報とし
た、という構成を採っている。
【0012】例えば、「○○ドリンクがお目覚めの時刻
をお知らせします。朝です。起きましょう。」のよう
に、映像と共に広告を時報として出力する。これによる
と、本発明の時計を消費者に格安又は無料で配布するこ
とも可能となる。
【0013】また、請求項5記載の発明では、上記映
像,音声又は/及びテキストの情報を外部装置から無線
又は有線で取得する外部インタフェースを備えた、とい
う構成を採っている。
【0014】ここで、外部装置としては、例えば、メモ
リスティック(商標)やスマートメディア(商標)等の
メモリカード、PHSや携帯電話等の無線通信端末、ア
ナログモデムやターミナルアダプタ等の通信機器、マイ
クやデジタル映像機器等の入力機器などが該当する。外
部装置との間にbluetooth通信方式を採用してもよい。
上記外部インタフェースは、これらの外部装置に適した
通信インタフェースを備える。
【0015】これによると、時報として出力される映
像,音声,テキストを外部装置からの情報に基づいて更
新することが可能であり、飽きの来ない時報を楽しむこ
とが可能である。また、時報情報の提供者としては、タ
イムリーな内容の時報ないしはユーザの嗜好に応じた時
報の提供が可能となる。
【0016】また、請求項6記載の発明では、予め設定
された時刻になると時報を出力する制御手段を備えた電
子式時報時計において、所定の広告を出力する広告出力
手段を備え、制御手段は、予め設定された時刻になる
と、広告出力手段を起動し、所定の広告を時報として出
力させる、という構成を採っている。
【0017】例えば、「○○ドリンクがお目覚めの時刻
をお知らせします。朝です。起きましょう。」のよう
に、映像と共に広告を時報として出力する。これによる
と、本発明の時計を消費者に格安又は無料で配布するこ
とも可能となる。
【0018】また、請求項7記載の発明では、予め設定
された時刻になると時報を出力する制御手段を備えた電
子式時報時計において、時報として出力する情報を、当
該情報の少なくとも一時記憶が可能な外部装置から無線
又は有線で取得する外部インタフェースを備えた、とい
う構成を採っている。
【0019】ここで、外部装置としては、上述と同様
に、例えば、メモリスティック(商標)やスマートメデ
ィア(商標)等のメモリカード、PHSや携帯電話等の
無線通信端末、アナログモデムやターミナルアダプタ等
の通信機器、デジタル映像機器等の入力機器などが該当
する。外部装置との間にbluetooth通信方式を採用して
もよい。上記外部インタフェースは、これらの外部装置
に適した通信インタフェースを備える。ただし、外部装
置が情報を一時記憶できない例えばマイクは除かれる。
【0020】これによると、時報として出力される映
像,音声,テキストを外部装置からの情報に基づいて更
新することが可能であり、飽きの来ない時報を楽しむこ
とが可能である。また、時報情報の提供者としては、タ
イムリーな内容の時報ないしはユーザの嗜好に応じた時
報の提供が可能となる。かつ、時報情報を一時記憶可能
な外部装置に載せることによって、時報として活用可能
な情報の流通性を確保することができる。
【0021】また、請求項8記載の発明では、請求項
2,6又は7記載の電子式時報時計において、時報とし
て出力する情報を予め蓄積する記憶手段を備える。そし
て、制御手段は、外部より入力されたテキスト情報を当
該テキストを発音する音声情報に変換し、この変換後の
音声情報を時報情報として記憶手段に蓄積する音声変換
機能、又は/及び外部より入力された音声情報を音声認
識し、この結果得られたテキスト情報を時報情報として
記憶手段に蓄積するテキスト変換機能を備えた、という
構成を採っている。
【0022】これによると、音声入力が困難な状況にお
いても時報情報をテキスト入力により比較的容易に本体
に設定可能となる。また、テキスト入力が困難な状況に
おいても時報情報を音声入力により比較的容易に本体に
設定可能となる。また、本体が音声入力機能を備えてい
なくとも、時報情報として音声情報を登録することが可
能である。また本体がテキスト入力機能を備えていなく
とも、時報情報としてテキスト情報を登録することが可
能である。
【0023】また、請求項9記載の発明では、請求項7
記載の電子式時報時計において、制御手段は、外部イン
タフェースを介して電子メールの送受信を行う機能を備
えた、という構成を採っている。
【0024】これによると、時報時計に電子メール端末
としての機能を持たせることができ、便利であると共
に、機器の省スペース化、コストダウンを図ることがで
きる。
【0025】これにより、前述した目的を達成しようと
するものである。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
及び図2に基づいて説明する。
【0027】図1に示す電子式時報時計は、予め設定さ
れた時刻になると時報を出力する制御手段(CPU1)
を備えた電子式時報時計において、所定の映像を再生す
る映像再生手段2を備えている。制御手段1は、予め設
定された時刻になると、映像再生手段2を起動し、所定
の映像を時報として再生させる機能を備えている。ここ
で、映像再生手段2は、時報として所定のテキストを表
示するテキスト表示手段としても機能する。
【0028】また、図1の電子式時報時計は、所定の音
声を再生する音声再生手段3を備えている。本実施形態
において、制御手段1は、予め設定された時刻になる
と、映像再生手段兼テキスト表示手段2(以下、映像再
生手段2と略述する)を起動すると共に、音声再生手段
3を起動し、所定の音声及びテキストも時報として出力
させる。
【0029】また、本実施形態において、制御手段1
は、時報を出力する毎に、当該時報として出力する映
像,音声又は/及びテキストを選択する機能を備えてい
る。ここで、映像,音声及びテキストは、業者の広告情
報としてもよい。
【0030】また、図1の電子式時報時計は、時報とし
て出力する映像,音声及びテキストの情報を外部装置
(図示略)から無線又は有線で取得する外部インタフェ
ース4を備えている。この外部インタフェース4は、時
報として出力する情報を、当該情報の少なくとも一時記
憶が可能な外部装置から無線又は有線で取得する。
【0031】ここで、符号6は、データを保持するメモ
リであり、CPU1が処理するデータを一時蓄積するR
AMと本装置のファームウェアを記憶したROMとを含
んでいる。また、RAMは、図示しない電池により記憶
が保持されるようになっており、時報を出力すべき時刻
情報等の設定パラメータが記憶されている。また、符号
7は、動画・音声デコーダであり、外部インタフェース
4等から取り込まれた圧縮された動画ファイルや音声フ
ァイルから動画データ及び音声データを再生する機能を
備えている。また、符号8は、時報を出力する時刻等を
設定するための物理的操作要素を複数備えた設定手段で
ある。
【0032】上記構成を更に詳述すると、本実施形態に
おいて、制御手段としてのCPU1は、通信バス5を介
して、映像再生手段2、音声再生手段3及び外部インタ
フェース4と通信可能に接続されている。
【0033】このうち、映像再生手段2は、グラフィッ
クコントローラ21、VRAM22(ビデオRAM2
2)、LCDコントローラ23及び表示手段としてのL
CD24を含んで構成されている。グラフィックコント
ローラ21は、動画・音声デコーダ7から出力される動
画データ及びメモリ6から取得する画像データやテキス
トデータ等をVRAM22に表示データとして展開する
と共に、この表示データをLCDコントローラ23に送
り、所定のグラフィック画面をLCD24に表示させ
る。
【0034】また、音声再生手段3は、サウンドコント
ローラ31、マイク32、スピーカ33を含んで構成さ
れている。サウンドコントローラ31は、CPU1の制
御下、マイク32から入力される音声信号をデジタル変
換してメモリ6に出力する機能と、メモリ6又は動画・
音声デコーダ7から出力される音声データをアナログ変
換してスピーカ33に出力する機能を備えている。
【0035】また、外部インタフェース4は、映像、画
像、音声、テキストのデータを外部装置から取得するに
適した物理インタフェースを備えている。例えば、外部
装置がメモリカードであれば、外部インタフェース4
は、メモリカードスロットを含む。外部装置が無線電話
機であれば、外部インタフェース4は、無線電話機接続
用インタフェース又は携帯電話との間の無線通信手段を
含む。外部装置がターミナルアダプタやLANステーシ
ョン等のネットワーク通信手段であれば、外部インタフ
ェース4はモデム接続用ポートやLANステーション用
の子機カード等を含む。ここで、外部インタフェース4
は、外観上、時計本体の筐体に取りつけられていること
が望ましい。
【0036】また、動画・音声デコーダ7は、CPU1
の制御下、.mpg/.avi/.ram等の動画及び音声ファイル
をメモリ6から又は外部インタフェースから直接取り込
んで動画データ及び音声データにデコードし、既述のグ
ラフィックコントローラ21及びサウンドコントローラ
31に入力するものである。もちろん、取り扱うファイ
ルの形式をユニークな形式とし、これに対応するユニー
クなファームウェアを用意してもよい。
【0037】また、設定手段8は、本実施形態におい
て、時刻を設定する時刻設定スイッチ81と、時報とし
て出力する情報のプレビュー(試聴を含む)を行うため
のテストスイッチ82と、設定する時刻の対象を時計自
体の時刻とアラーム(時報)時刻とから選択する設定対
象選択スイッチ83と、外部インタフェース4又はマイ
ク32から情報を取り込む取込みスイッチ84と、情報
の取込みを外部インタフェース4から行うかマイク32
から行うか切り替える入力選択スイッチ85とを備えて
いる。このうち、時刻設定スイッチ81は、時分秒をそ
れぞれ個別に設定するプッシュスイッチの組から成る。
テストスイッチ82は、スライドスイッチの設定によ
り、予めメモリ6に準備されている時報用の情報をプレ
ビューできるようになっている。また、設定対象選択ス
イッチ83は、設定対象がアラームであるか時刻である
かを択一的に選択するスライドスイッチとなっている。
中央接点(OFF)に合わせることにより、時刻設定操
作がロックされるようになっている。取込スイッチ84
は、プッシュスイッチで構成され、これが操作される
と、CPU1は、予め選択されたソースから時報として
用いる映像、音声、画像、テキスト等の情報を取得し、
所定形式の情報ファイルとしてメモリ6に蓄積する。ま
た、入力選択スイッチ85は、プッシュスイッチで構成
され、これが操作される毎に、CPU1は、上記取込み
動作の情報ソースを、外部インタフェース4とするか、
マイク32とするか交互に切り替える。
【0038】次に、本実施形態による電子式時報時計の
動作を説明する。
【0039】〔時刻の設定〕
【0040】本実施形態による時報時計の利用者は、設
定手段8を操作することにより、時計本体の時刻を設定
する。設定対象選択スイッチ83を時計に合わせると、
CPU1は、時刻の更新を許可する。そして、CPU1
は、時刻設定スイッチ81の操作に応じた信号変化を読
み取り、内蔵している時計の時刻を変更する。その後、
設定対象選択スイッチ83がOFFに操作されると、そ
のとき設定されている時刻から時計を動作させる。
【0041】〔時報(アラーム)の設定〕
【0042】利用者は、設定手段8を操作することによ
り、時報出力の時刻を設定する。設定対象選択スイッチ
83をアラームに合わせると、CPU1は、時報時刻の
更新を許可する。そして、CPU1は、時刻設定スイッ
チ81の操作に応じた信号変化を読み取り、メモリ6に
記憶されている時報出力時刻を変更する。その後、設定
対象選択スイッチ83がOFFに操作されると、そのと
き設定されている時報出力時刻をメモリ6に維持する。
【0043】〔時報として出力する情報の準備〕
【0044】本実施形態による時報時計は、時報として
出力する映像、音声、画像、テキスト等の情報を外部ソ
ースから本体に取り込むことができる点に特徴を有す
る。利用者は、入力選択スイッチ85を操作し、情報を
取り込むソースを外部インタフェース4又はマイク32
から選択する。次に、マイク32を選択した場合は、取
込みスイッチ84を操作して取込状態とした後、マイク
32から音声を入力する。CPU1は、マイクから入力
される音声の情報をサウンドコントローラ31を介して
取込み、例えばWAVEファイルとしてメモリ6に登録
する。また、外部ソースとして外部インタフェース4を
選択した場合、取込みスイッチの操作を受けたCPU1
は、外部インタフェースを介して外部装置から映像(動
画)ファイル、音声ファイル、画像ファイル、音楽デー
タファイル、MIDIデータファイル、テキストファイル等
を読み込み、メモリ6に登録する。このように登録され
た各種のマルチメディアファイルは、後に時報として出
力される。このようなマルチメディアファイルによる情
報は、キャラクターの動画及び音声にすること、業者の
広告情報とすることや、両親などの知人からのメッセー
ジとすること等が可能であり、無限の可能性を秘めてい
る。利用者は、テストスイッチ82を操作することによ
り、時報として出力される情報のプレビューを確認する
ことができる。CPU1は、テストスイッチ82がテス
ト位置に設定されると、時報として出力すべき情報をメ
モリ6から読み出し、動画・音声デコーダ7、映像再生
手段2又は音声再生手段3に入力し、映像再生手段2に
より映像やテキストのプレビューを表示させ、音声再生
手段3により音声を試聴させる。利用者は、自分のお気
に入りの時報情報が設定できるまで、上記操作を繰り返
し実施することが可能となっている。
【0045】〔時刻の表示〕
【0046】CPU1は、ファームウェアの実行によ
り、内蔵の時計の時刻情報に基づいて時計イメージの表
示情報を作成し、グラフィックコントローラ21を介し
て表示画面イメージをVRAM22に展開させると共
に、グラフィックコントローラ21をして、LCDコン
トローラ23を通じてLCD24に時計イメージを表示
させる。この時計イメージは、CPU1内蔵の時計情報
の更新と共に随時更新される。ここで、表示される時計
イメージはアナログ時計のイメージでもよいし、デジタ
ル時計のイメージでも構わない。
【0047】〔時報の出力〕
【0048】CPU1は、内蔵の時計の時刻とメモリ6
に設定されている時報出力時刻とを逐次比較し、時計の
時刻が時報出力時刻になると、ファームウェアにより予
め特定された表示構成に基づいて表示イメージを構成す
るようにグラフィックコントローラ21に指示すると共
に、メモリ6に登録されている映像、音声、画像、テキ
スト等のファイルを開いて情報をグラフィックコントロ
ーラ21に入力する。ここで、動画ファイルのデータス
トリームは、動画・音声デコーダ7に入力され、再生可
能な動画情報及び音声情報とされた後、グラフィックコ
ントローラ21及びサウンドコントローラ31に入力さ
れる。画像ファイル及びテキストファイルの情報は動画
・音声デコーダを介さずにグラフィックコントローラ2
1において表示処理される。また、WAVEファイルや
MIDIファイルの情報はサウンドコントローラ31に
入力される再生処理される。
【0049】グラフィックコントローラ21は、CPU
1に指示された画面構成に則って、動画映像、画像、テ
キストの表示をスクリーン上に構成し、LCDコントロ
ーラ23を介してLCD24に表示させる。また、サウ
ンドコントローラ31は、入力された情報に基づいて、
音声ファイルの再生、内蔵音源の発音、動画に同期した
音声の再生等をスピーカ33より行わせる。
【0050】これにより、LCD上には、様々な映像、
音声、テキスト等が再生され、予め設定された時刻の到
来を利用者に知らせることになる。
【0051】〔変形例〕
【0052】外部インタフェース4と共に、又は外部イ
ンタフェース4に代えて、デジタルカメラを内蔵し、デ
ジタルカメラで撮像した画像又は映像を時報用にメモリ
6に登録してもよい。また、メモリ6には、時報用の映
像、音声、テキスト等を複数組登録可能なバンクを設
け、各バンクに登録されている時報用の情報を予め設定
された条件に従って選択し、選択的に出力させるように
してもよい。例えば、7種類のキャラクターの映像、音
声及び関連テキスト情報をそれぞれ異なるバンクに登録
しておき、時報として再生するキャラクターを毎日日替
わりで変更するようにCPU1に制御させてもよい。
【0053】また、既述のマイク32又はデジタルカメ
ラは、電子式時報時計の本体の筐体に内蔵されていても
よいし、本体筐体に着脱可能に接続されるものであって
もよい。
【0054】また、外部インタフェース4と通信する外
部装置が携帯電話等の無線電話機の場合は、当該無線電
話機のマイクから入力される音声情報を外部インタフェ
ース4に取得し、この音声情報をメモリ6に蓄積して、
時報情報として用いる構成を採ってもよい。
【0055】また、表示手段としてのLCD24にタッ
チパネル機能を搭載し、情報入力手段として動作させ、
この情報入力手段から取得したテキストデータをメモリ
6に蓄積し、時報情報として用いる構成を採ってもよ
い。
【0056】また、制御手段としてのCPU1は、メモ
リ6に蓄積されたテキスト情報を当該テキストを発音す
る音声情報に変換し、この変換後の音声情報を時報情報
として音声再生手段3から出力させる機能を備えてもよ
い。逆に、CPU1は、メモリ6に蓄積された音声情報
を音声認識し、この結果得られたテキスト情報を時報情
報として映像再生手段2から出力させてもよい。
【0057】また、電子式時報時計としての機能に加
え、電子メールの送受信機能を備えてもよい。即ち、制
御手段としてのCPU1は、電子メールとして送信する
情報の作成を前記設定手段8又は前記情報入力手段から
受け付け、作成した送信情報(前記マイク、デジタルカ
メラや外部インタフェースからの入力情報を含む)をメ
モリ6に格納する機能と、この送信情報を所定の送信命
令に従い前記外部インタフェース4を介してメールサー
バに送信する電子メール送信機能と、所定の受信命令に
従い前記外部インタフェース4を介して所定のメールボ
ックスから電子メールの情報を取得しメモリ6に蓄積す
ると共に当該受信情報を前記映像再生手段2又は音声再
生手段3から出力する電子メール受信機能とを備えてい
てもよい。
【0058】また、本発明は、上記実施形態に限定され
ず、時報として映像を出力する点を一つの特徴とし、ま
た、時報として業者の広告情報を出力する点を他の特徴
とし、また、時報として出力する情報を外部装置からイ
ンポートできる点を更に他の特徴としており、必ずしも
その全てを備えている必要はない。
【0059】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成され機能す
るので、これによると、時報として映像を出力可能とす
ること、時報として業者の広告情報を出力可能とするこ
と、また、時報として出力可能な情報を外部装置からイ
ンポートできるように構成したことから、時報のバリエ
ーションの自由度を向上した電子式時報時計を提供する
ことができ、これに伴い、時報時計のエンターテイメン
ト性の向上を図ることができ、時報自体を楽しむことの
できる要素又は情報性を持たせた有意義な要素とするこ
とができ、時報情報と外界の情報との流通性を向上する
ことができ、時報情報の継続的な提供により時計提供者
と時計購入者との間の継続的な関係を確保することも可
能となり、時計業界のビジネスの発展性にも寄与するこ
とができる、という従来にない優れた電子式時報時計を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の構成を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
1 CPU(制御手段) 2 映像再生手段兼テキスト表示手段 3 音声再生手段 4 外部インタフェース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 健治 東京都文京区本郷2丁目15番16号 株式会 社ネットワーク技術研究所内 Fターム(参考) 2F002 AA00 AD00 AD06 BA26 BB02 BD04 EA01 EB00 EC06 EE00 EE01 EH01 GA06

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め設定された時刻になると時報を出力
    する制御手段を備えた電子式時報時計において、 所定の映像を再生する映像再生手段を備え、 前記制御手段は、前記予め設定された時刻になると、前
    記映像再生手段を起動し、前記所定の映像を時報として
    再生させることを特徴とした電子式時報時計。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電子式時報時計におい
    て、 所定の音声を再生する音声再生手段又は/及び所定のテ
    キストを表示するテキスト表示手段を備え、 前記制御手段は、前記予め設定された時刻になると、前
    記映像再生手段を起動すると共に、前記音声再生手段又
    は/及びテキスト表示手段を起動し、前記所定の音声又
    は/及びテキストも時報として出力させることを特徴と
    した電子式時報時計。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、時報を出力する毎に、
    当該時報として出力する映像,音声又は/及びテキスト
    を選択する機能を備えていることを特徴とした請求項1
    又は2記載の電子式時報時計。
  4. 【請求項4】 前記映像,音声又は/及びテキストは、
    業者の広告情報としたことを特徴とする請求項1又は2
    記載の電子式時報時計。
  5. 【請求項5】 前記映像,音声又は/及びテキストの情
    報を外部装置から無線又は有線で取得する外部インタフ
    ェースを備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の
    電子式時報時計。
  6. 【請求項6】 予め設定された時刻になると時報を出力
    する制御手段を備えた電子式時報時計において、 所定の広告を出力する広告出力手段を備え、 前記制御手段は、前記予め設定された時刻になると、前
    記広告出力手段を起動し、前記所定の広告を時報として
    出力させることを特徴とした電子式時報時計。
  7. 【請求項7】 予め設定された時刻になると時報を出力
    する制御手段を備えた電子式時報時計において、 前記時報として出力する情報を、当該情報の少なくとも
    一時記憶が可能な外部装置から無線又は有線で取得する
    外部インタフェースを備えたことを特徴とする電子式時
    報時計。
  8. 【請求項8】 請求項2,6又は7記載の電子式時報時
    計において、 前記時報として出力する情報を予め蓄積する記憶手段を
    備えると共に、 前記制御手段は、外部より入力されたテキスト情報を当
    該テキストを発音する音声情報に変換し、この変換後の
    音声情報を時報情報として前記記憶手段に蓄積する音声
    変換機能、又は/及び外部より入力された音声情報を音
    声認識し、この結果得られたテキスト情報を時報情報と
    して前記記憶手段に蓄積するテキスト変換機能とを備え
    ていることを特徴とした電子式時報時計。
  9. 【請求項9】 請求項7記載の電子式時報時計におい
    て、 前記制御手段は、前記外部インタフェースを介して電子
    メールの送受信を行う機能を備えていることを特徴とし
    た電子式時報時計。
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