JPH067876A - 異形横断面形状を有する帯・板材の製造方法 - Google Patents
異形横断面形状を有する帯・板材の製造方法Info
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- JPH067876A JPH067876A JP18986292A JP18986292A JPH067876A JP H067876 A JPH067876 A JP H067876A JP 18986292 A JP18986292 A JP 18986292A JP 18986292 A JP18986292 A JP 18986292A JP H067876 A JPH067876 A JP H067876A
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- roll
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- plate
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 所定の溝形状等を有する横断面異形の帯・板
材を小型且つ安価な装置で製造できるとともに高速加工
が可能で生産性が高く、加えて品種が異なった場合にお
いて段取り換えのために多大な手間,時間を要しない異
形横断面形状を有する帯・板材の製造方法を提供する。 【構成】 狭幅の異形加工用の第一ロール16と広幅の
第二ロール18とを対向して配置し、加工すべき帯・板
材15の一方の面に第二ロール18を全幅に亘って接触
させつつ第一ロール16を被加工面に部分的に接触させ
て押圧する。そして帯・板材15を長手方向に送りなが
ら第一ロール16によって対応する細幅の溝を帯・板材
15の送り方向に連続形成する。しかる後第一ロール1
6を1ピッチ分板幅方向にずらせて同様の処理を施し、
以後これを繰り返すことによって帯・板材の被加工面を
幅方向所定範囲に亘って圧延加工する。
材を小型且つ安価な装置で製造できるとともに高速加工
が可能で生産性が高く、加えて品種が異なった場合にお
いて段取り換えのために多大な手間,時間を要しない異
形横断面形状を有する帯・板材の製造方法を提供する。 【構成】 狭幅の異形加工用の第一ロール16と広幅の
第二ロール18とを対向して配置し、加工すべき帯・板
材15の一方の面に第二ロール18を全幅に亘って接触
させつつ第一ロール16を被加工面に部分的に接触させ
て押圧する。そして帯・板材15を長手方向に送りなが
ら第一ロール16によって対応する細幅の溝を帯・板材
15の送り方向に連続形成する。しかる後第一ロール1
6を1ピッチ分板幅方向にずらせて同様の処理を施し、
以後これを繰り返すことによって帯・板材の被加工面を
幅方向所定範囲に亘って圧延加工する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は異形横断面形状を有す
る帯・板材の製造方法に関する。
る帯・板材の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】異形の横断面形状を有する帯・板材がト
ランジスタ用リードフレーム,各種装置用レール類,ガ
イド類等の用途に用いられている。この横断面異形の帯
・板材は、従来例えば図6に示しているような方法にて
製造されていた。
ランジスタ用リードフレーム,各種装置用レール類,ガ
イド類等の用途に用いられている。この横断面異形の帯
・板材は、従来例えば図6に示しているような方法にて
製造されていた。
【0003】この図において100,102はそれぞれ
対向して配置されたフラットロール及び異形加工用ロー
ルであって、異形加工用ロール102の円周面上には突
起104が設けてある。この突起104はロール102
の半周部分だけに形成されており、またその形状はロー
ル102の円周方向に沿って幅が漸次広がり、最終的に
一定の幅Wとなる形状とされている。
対向して配置されたフラットロール及び異形加工用ロー
ルであって、異形加工用ロール102の円周面上には突
起104が設けてある。この突起104はロール102
の半周部分だけに形成されており、またその形状はロー
ル102の円周方向に沿って幅が漸次広がり、最終的に
一定の幅Wとなる形状とされている。
【0004】これらロール100と102との間に帯・
板材106を挟み込み、そして加圧状態の下でこれらロ
ール100,102を回転させて帯・板材106を長手
方向に送ると、帯・板材106の、突起104により押
圧された部分がロール102の回転に伴って順次矢印方
向、つまり幅方向に延伸され、(B)に示すように突起
104に対応した形状の長さの短い溝108aが帯・板
材表面に成形される。
板材106を挟み込み、そして加圧状態の下でこれらロ
ール100,102を回転させて帯・板材106を長手
方向に送ると、帯・板材106の、突起104により押
圧された部分がロール102の回転に伴って順次矢印方
向、つまり幅方向に延伸され、(B)に示すように突起
104に対応した形状の長さの短い溝108aが帯・板
材表面に成形される。
【0005】ここで溝108aの成形は、ロール102
の1回転の内最初の半回転の間に行われ、残りの半回転
の間は溝の成形加工は行われない。これは突起104が
ロール102の半周部分にのみ形成されているからであ
る。
の1回転の内最初の半回転の間に行われ、残りの半回転
の間は溝の成形加工は行われない。これは突起104が
ロール102の半周部分にのみ形成されているからであ
る。
【0006】而してロール102が残りの半回転する間
に帯・板材106がピッチpのみ戻され、そして再びロ
ール102の突起104との接触・押圧によって帯・板
材106表面に溝108bが溝108aに連続して成形
される。以後同様の操作が繰り返し行われ、帯・板材1
06表面に幅Wの溝が連続的に形成されていく。
に帯・板材106がピッチpのみ戻され、そして再びロ
ール102の突起104との接触・押圧によって帯・板
材106表面に溝108bが溝108aに連続して成形
される。以後同様の操作が繰り返し行われ、帯・板材1
06表面に幅Wの溝が連続的に形成されていく。
【0007】ここで、本方法においてロール102の突
起104の形状をロール102の回転に伴って幅が漸次
広がる形状としているのは、次のような理由による。即
ち突起104の形状を、周方向に一定の幅Wを有する形
状とした場合、その突起を帯・板材106表面に押圧し
てこれを変形させたとき、変形部分の材料は帯・板材の
長手方向に延伸し、溝成形部分と溝を成形しない部分と
で板の長さに差を生じ、平坦な溝付板を得ることができ
なくなる。
起104の形状をロール102の回転に伴って幅が漸次
広がる形状としているのは、次のような理由による。即
ち突起104の形状を、周方向に一定の幅Wを有する形
状とした場合、その突起を帯・板材106表面に押圧し
てこれを変形させたとき、変形部分の材料は帯・板材の
長手方向に延伸し、溝成形部分と溝を成形しない部分と
で板の長さに差を生じ、平坦な溝付板を得ることができ
なくなる。
【0008】そこで突起形状をロール102の回転に伴
って幅が漸次広がるような形状とし、以てロール102
回転時に突起幅の連続的な広がりによって材料を幅方向
に延伸させ、最終的に所定幅の連続した溝を形成するよ
うにしているのである。
って幅が漸次広がるような形状とし、以てロール102
回転時に突起幅の連続的な広がりによって材料を幅方向
に延伸させ、最終的に所定幅の連続した溝を形成するよ
うにしているのである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来の製造方法の場合、形成すべき溝の幅,深さが異
なる毎に別途の形状の突起を有するロールが必要であっ
て、予め数多くの種類のロールを揃えておかなければな
らない問題がある。
な従来の製造方法の場合、形成すべき溝の幅,深さが異
なる毎に別途の形状の突起を有するロールが必要であっ
て、予め数多くの種類のロールを揃えておかなければな
らない問題がある。
【0010】また溝幅が広くなると、ロール1回転でそ
の広幅の溝を形成するための突起の周長を長くすること
が必要となり、即ち直径の太い異形加工用ロールが必要
となり、ロールのコストが高くなってしまう問題があ
る。
の広幅の溝を形成するための突起の周長を長くすること
が必要となり、即ち直径の太い異形加工用ロールが必要
となり、ロールのコストが高くなってしまう問題があ
る。
【0011】加えてこの方法では、溝を全幅に亘って同
時に圧延成形加工するために圧延荷重が大きくなり、必
然的に装置が大型化し、コストも高くなるといった問題
を生ずる。
時に圧延成形加工するために圧延荷重が大きくなり、必
然的に装置が大型化し、コストも高くなるといった問題
を生ずる。
【0012】しかもこの方法の場合、ロール1回転毎に
帯・板材をピッチpだけ戻してやる必要があるため、即
ち帯・板材を長手方向に往復運動させつつ加工を行う必
要があるため、高速圧延ができず、生産能率が悪い問題
がある。
帯・板材をピッチpだけ戻してやる必要があるため、即
ち帯・板材を長手方向に往復運動させつつ加工を行う必
要があるため、高速圧延ができず、生産能率が悪い問題
がある。
【0013】その他本方法では溝形状が異なる毎にロー
ルの取替えを行わなければならず、段取替えのために多
大な手間と時間とを要する問題がある。特にこの種異形
断面の帯・板材はその用途が上記のようにトランジスタ
用リードフレーム,各種装置用レール類,ガイド類等、
生産量が少量且つ多品種に亘るものであり、かかる少量
多品種向けの製造方法としては本方法は不向きであると
いった問題があった。
ルの取替えを行わなければならず、段取替えのために多
大な手間と時間とを要する問題がある。特にこの種異形
断面の帯・板材はその用途が上記のようにトランジスタ
用リードフレーム,各種装置用レール類,ガイド類等、
生産量が少量且つ多品種に亘るものであり、かかる少量
多品種向けの製造方法としては本方法は不向きであると
いった問題があった。
【0014】
【課題を解決するための手段】本願の発明はこのような
課題を解決することを目的としてなされたものである。
而して本願の発明は、横断面形状が異形の帯・板材の製
造方法にして、狭幅の異形加工用の第一ロールと広幅の
第二ロールとを対向して配置し、該第二ロールを該帯・
板材の一方の面にその全幅に亘って接触させるととも
に、第一ロールを該帯・板材の反対側の被加工面に押圧
し、その状態で該帯・板材を長手方向に送りつつ該第一
ロールの接触押圧部分を幅方向に延伸させて該部分を部
分的に且つ送り方向に連続的に圧延加工し、次いで該第
一ロールを該帯・板材の被加工面に沿って幅方向に所定
距離相対的に位置移動させた上で再び同じ処理を行い若
しくはこれを繰り返すことによって該帯・板材の被加工
面を幅方向所定範囲に亘って圧延加工することを特徴と
する(請求項1)。
課題を解決することを目的としてなされたものである。
而して本願の発明は、横断面形状が異形の帯・板材の製
造方法にして、狭幅の異形加工用の第一ロールと広幅の
第二ロールとを対向して配置し、該第二ロールを該帯・
板材の一方の面にその全幅に亘って接触させるととも
に、第一ロールを該帯・板材の反対側の被加工面に押圧
し、その状態で該帯・板材を長手方向に送りつつ該第一
ロールの接触押圧部分を幅方向に延伸させて該部分を部
分的に且つ送り方向に連続的に圧延加工し、次いで該第
一ロールを該帯・板材の被加工面に沿って幅方向に所定
距離相対的に位置移動させた上で再び同じ処理を行い若
しくはこれを繰り返すことによって該帯・板材の被加工
面を幅方向所定範囲に亘って圧延加工することを特徴と
する(請求項1)。
【0015】本願の別の発明は、前記第一ロール及び第
二ロールから成るロール組を前記帯・板材の送り方向に
沿って複数組設けるとともに、各ロール組における前記
異形加工用の第一ロールを該帯・板材の幅方向に1ピッ
チ分ずつ位置をずらせて配置し、該帯・板材をそれら複
数のロール組を通過させることによって、各ロール組の
押圧に基づく部分的圧延加工を各ロール組を通過するご
とに幅方向に順次的に行うことを特徴とする(請求項
2)。
二ロールから成るロール組を前記帯・板材の送り方向に
沿って複数組設けるとともに、各ロール組における前記
異形加工用の第一ロールを該帯・板材の幅方向に1ピッ
チ分ずつ位置をずらせて配置し、該帯・板材をそれら複
数のロール組を通過させることによって、各ロール組の
押圧に基づく部分的圧延加工を各ロール組を通過するご
とに幅方向に順次的に行うことを特徴とする(請求項
2)。
【0016】本願の更に別の発明は、前記ロール組の前
部側に加熱装置を配置し、該加熱装置により該帯・板材
を加熱しながら該ロール組により該帯・板材を熱・温間
で加工することを特徴とする(請求項3)。
部側に加熱装置を配置し、該加熱装置により該帯・板材
を加熱しながら該ロール組により該帯・板材を熱・温間
で加工することを特徴とする(請求項3)。
【0017】本願の更に別の発明は、前記帯・板材をそ
の長手方向端部において巻取り又は巻戻しするための巻
取・巻戻しリールを設け、それらリールにより該帯・板
材を巻取り及び巻戻ししつつ長尺の帯・板材を前記ロー
ル組によって異形加工することを特徴とする(請求項
4)。
の長手方向端部において巻取り又は巻戻しするための巻
取・巻戻しリールを設け、それらリールにより該帯・板
材を巻取り及び巻戻ししつつ長尺の帯・板材を前記ロー
ル組によって異形加工することを特徴とする(請求項
4)。
【0018】本願の更に別の発明は、前記帯・板材の前
後端を溶接接続してリング形状とし、前記ロール組によ
る1ピッチ毎の部分的圧延加工を、該リング形状材を回
転させることによって連続的に行い、しかる後前記溶接
部分を切断して帯・板材に展開することを特徴とする
(請求項5)。
後端を溶接接続してリング形状とし、前記ロール組によ
る1ピッチ毎の部分的圧延加工を、該リング形状材を回
転させることによって連続的に行い、しかる後前記溶接
部分を切断して帯・板材に展開することを特徴とする
(請求項5)。
【0019】
【作用及び発明の効果】以上のように請求項1の発明で
は狭幅の第一ロールと広幅の第二ロールとを対向させ、
そして第二ロールを帯・板材の一面に全幅に亘って接触
させつつ第一のロールを帯・板材の被加工面に部分的に
接触させて押圧し、そして帯・板材を長手方向に送りつ
つこれら両ロール又は一方のロールの回転により帯・板
材の被加工面に部分的な圧延加工を施し、まず第一ロー
ルの幅に対応した細幅の溝を帯・板材の被加工面に送り
方向に沿って連続的に形成する。
は狭幅の第一ロールと広幅の第二ロールとを対向させ、
そして第二ロールを帯・板材の一面に全幅に亘って接触
させつつ第一のロールを帯・板材の被加工面に部分的に
接触させて押圧し、そして帯・板材を長手方向に送りつ
つこれら両ロール又は一方のロールの回転により帯・板
材の被加工面に部分的な圧延加工を施し、まず第一ロー
ルの幅に対応した細幅の溝を帯・板材の被加工面に送り
方向に沿って連続的に形成する。
【0020】しかる後第一ロールの位置を帯・板材の幅
方向に所定距離、通常は1ピッチ分だけ相対的に位置移
動させ、その状態で再び帯・板材の被加工面に第二ロー
ルの幅に対応した細幅の溝を前記形成した溝に連続して
形成する。若しくは同様の操作を繰り返し行うことによ
って帯・板材の幅方向所定範囲に亘って連続した減厚加
工を施し、以て帯・板材の横断面形状を異形化する。
方向に所定距離、通常は1ピッチ分だけ相対的に位置移
動させ、その状態で再び帯・板材の被加工面に第二ロー
ルの幅に対応した細幅の溝を前記形成した溝に連続して
形成する。若しくは同様の操作を繰り返し行うことによ
って帯・板材の幅方向所定範囲に亘って連続した減厚加
工を施し、以て帯・板材の横断面形状を異形化する。
【0021】かかる本発明では、第一ロールにて帯・板
材を幅方向に延伸しつつ圧延加工するため、平坦度の高
い異形断面の帯・板材を得ることができる。また単一の
ロール組を用いて様々な幅,深さ,形状の溝加工を行う
ことが可能であり、従来の方法のように溝の形状,寸法
に応じて多種類のロール組を用意しておく必要がない。
材を幅方向に延伸しつつ圧延加工するため、平坦度の高
い異形断面の帯・板材を得ることができる。また単一の
ロール組を用いて様々な幅,深さ,形状の溝加工を行う
ことが可能であり、従来の方法のように溝の形状,寸法
に応じて多種類のロール組を用意しておく必要がない。
【0022】また本発明では異形加工用の第一ロールの
周長を長くとる必要がなく、即ちロールの直径を大きく
とる必要がなく、加えて第一ロールは帯・板材を部分的
に圧延加工するものであるために圧延荷重も小さく、従
って本発明によればロールを小型に且つ安価に構成する
ことが可能となる。
周長を長くとる必要がなく、即ちロールの直径を大きく
とる必要がなく、加えて第一ロールは帯・板材を部分的
に圧延加工するものであるために圧延荷重も小さく、従
って本発明によればロールを小型に且つ安価に構成する
ことが可能となる。
【0023】更に本発明によれば帯・板材を長手方向に
連続して圧延加工することが可能であってその際に帯・
板材を往復運動させる必要がなく、高速で圧延加工を行
うことができる。このため高能率で異形断面の帯・板材
を製造でき、また単一のロール組を用いて種々形状,寸
法の異形加工が可能であるから、従来、少量多品種生産
に際して段取替えのために要していた手間,時間を大幅
に節減できる。
連続して圧延加工することが可能であってその際に帯・
板材を往復運動させる必要がなく、高速で圧延加工を行
うことができる。このため高能率で異形断面の帯・板材
を製造でき、また単一のロール組を用いて種々形状,寸
法の異形加工が可能であるから、従来、少量多品種生産
に際して段取替えのために要していた手間,時間を大幅
に節減できる。
【0024】請求項2の発明は、複数のロール組を帯・
板材の長手方向に沿って設けるとともに、各ロール組の
第一ロールの配置位置を1ピッチ分ずつ帯・板材の幅方
向にずらせたもので、この方法によると、帯・板材を各
ロールを通過するように1回通すだけで複数ピッチ分の
部分的圧延加工を施すことが可能となり、生産能率を大
幅に向上させることができる。
板材の長手方向に沿って設けるとともに、各ロール組の
第一ロールの配置位置を1ピッチ分ずつ帯・板材の幅方
向にずらせたもので、この方法によると、帯・板材を各
ロールを通過するように1回通すだけで複数ピッチ分の
部分的圧延加工を施すことが可能となり、生産能率を大
幅に向上させることができる。
【0025】請求項3の発明は、加熱装置を設けて帯・
板材を加熱しつつ加工するもので、このようにすれば厚
みの厚い帯・板材や硬質難加工材であっても、小さな圧
延荷重の下で圧延割れを防止しつつ加工することができ
る。
板材を加熱しつつ加工するもので、このようにすれば厚
みの厚い帯・板材や硬質難加工材であっても、小さな圧
延荷重の下で圧延割れを防止しつつ加工することができ
る。
【0026】請求項4の発明は、巻取・巻戻リールによ
って帯・板材の端部を巻取り及び巻戻しつつ単一又は複
数組のロールにて帯・板材を圧延加工するもので、本方
法によれば長尺の帯・板材を容易に圧延加工することが
できる。
って帯・板材の端部を巻取り及び巻戻しつつ単一又は複
数組のロールにて帯・板材を圧延加工するもので、本方
法によれば長尺の帯・板材を容易に圧延加工することが
できる。
【0027】請求項5の発明は、帯・板材の前端と後端
とを溶接して一旦リング形状とし、このリングを回転さ
せつつロール組による1ピッチ毎の加工を行うもので、
この方法によれば帯・板材をエンドレスで連続的に加工
できる利点が得られる。
とを溶接して一旦リング形状とし、このリングを回転さ
せつつロール組による1ピッチ毎の加工を行うもので、
この方法によれば帯・板材をエンドレスで連続的に加工
できる利点が得られる。
【0028】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。図1(B)において、10は横断面異形の板
材であって一面側に幅方向所定範囲に亘って溝12が形
成されている。
説明する。図1(B)において、10は横断面異形の板
材であって一面側に幅方向所定範囲に亘って溝12が形
成されている。
【0029】この板材10は幅方向両端の厚みがt1,
溝12部分の厚みがt2でt1>t2の関係となってい
る。また溝12の幅方向両端部はテーパ部14とされて
いる。
溝12部分の厚みがt2でt1>t2の関係となってい
る。また溝12の幅方向両端部はテーパ部14とされて
いる。
【0030】図1(A)において、16は異形加工用の
狭幅の第一ロール、18は板材10(厳密には板素材1
5)の全幅よりも広幅のフラットな第二ロールである。
狭幅の第一ロール、18は板材10(厳密には板素材1
5)の全幅よりも広幅のフラットな第二ロールである。
【0031】第二ロール18は、本体胴部20,フラン
ジ22及び回転軸24を有しており、この回転軸24が
軸受26によって回転可能に支持されている。
ジ22及び回転軸24を有しており、この回転軸24が
軸受26によって回転可能に支持されている。
【0032】一方第一ロール16は、互いに逆方向に傾
斜するテーパ部28,30と一対の回転軸32とを有
し、それら回転軸32が軸受34によって回転可能に支
持されている。
斜するテーパ部28,30と一対の回転軸32とを有
し、それら回転軸32が軸受34によって回転可能に支
持されている。
【0033】本実施例においては、板素材15として板
厚が2.0mm,板幅が80mm,長さが4000mm
のリン青銅(JIS C5111R:4.0%Sn−
0.032%P−残部Cu)から成るものを用い、また
第二ロール18として本体胴部20の外径が150mm
のものを、更に異形加工用の第一ロール16として最大
外径180mm、図中左側のテーパ部28の傾斜角度が
30度のものを用いて溝12の成形加工を行った。
厚が2.0mm,板幅が80mm,長さが4000mm
のリン青銅(JIS C5111R:4.0%Sn−
0.032%P−残部Cu)から成るものを用い、また
第二ロール18として本体胴部20の外径が150mm
のものを、更に異形加工用の第一ロール16として最大
外径180mm、図中左側のテーパ部28の傾斜角度が
30度のものを用いて溝12の成形加工を行った。
【0034】具体的には、ロール16と18との最大外
径部間のクリアランスが0.43mmとなるようにロー
ル間隙を調整し、そして第二ロール18を矢印A方向に
120rpmの速度で回転させるとともに、板素材15
をその一方の側端面がフランジ22に接触するように長
手方向の一端(前端)からロール16と18との間に噛
み込ませ、その状態で板素材15を他端まで長手方向に
送って、その一面側にロール16に対応した形状且つ細
幅の一条の溝を板素材10の送り方向に連続的に形成し
た。
径部間のクリアランスが0.43mmとなるようにロー
ル間隙を調整し、そして第二ロール18を矢印A方向に
120rpmの速度で回転させるとともに、板素材15
をその一方の側端面がフランジ22に接触するように長
手方向の一端(前端)からロール16と18との間に噛
み込ませ、その状態で板素材15を他端まで長手方向に
送って、その一面側にロール16に対応した形状且つ細
幅の一条の溝を板素材10の送り方向に連続的に形成し
た。
【0035】尚このとき板素材15のロール16による
被押圧部分は、専らテーパ部28によって板幅方向に延
伸しつつ圧延加工される。
被押圧部分は、専らテーパ部28によって板幅方向に延
伸しつつ圧延加工される。
【0036】さて板素材15が他端まで送られたら、次
に第一ロール16をロール軸方向(図中矢印C方向)に
1ピッチ分(2.0mm)位置移動させ、そして今度は
第二ロール18をAとは逆方向に回転させて板素材15
の後端をロール16,18間に噛み込ませ、板素材15
を前記とは逆方向(後退方向)に移動させて、板素材1
5の被加工面を全長に亘って圧延加工した。
に第一ロール16をロール軸方向(図中矢印C方向)に
1ピッチ分(2.0mm)位置移動させ、そして今度は
第二ロール18をAとは逆方向に回転させて板素材15
の後端をロール16,18間に噛み込ませ、板素材15
を前記とは逆方向(後退方向)に移動させて、板素材1
5の被加工面を全長に亘って圧延加工した。
【0037】板素材15の後端がロールの16,18間
を通過したら、第一ロール16を再び1ピッチ分幅方向
に位置移動させるとともに、第二ロール18を再び矢印
A方向に回転させ、板素材15を前端からロール16,
18間に噛み込ませてこれを前方に送り込み、その被加
工面に部分的な圧延加工を板素材15の長手方向に連続
的に施した。
を通過したら、第一ロール16を再び1ピッチ分幅方向
に位置移動させるとともに、第二ロール18を再び矢印
A方向に回転させ、板素材15を前端からロール16,
18間に噛み込ませてこれを前方に送り込み、その被加
工面に部分的な圧延加工を板素材15の長手方向に連続
的に施した。
【0038】以後同様の操作を繰り返して上記幅方向に
連続した溝12の加工を行い、(B)に示す横断面異形
の板材10を得た。
連続した溝12の加工を行い、(B)に示す横断面異形
の板材10を得た。
【0039】得られた板材10の厚み寸法t2を測定し
たところ、t2=0.5mmであった。この厚み0.5
mmとロール16,18の最大直径部間の間隙設定値
0.43mmとの差は、圧延荷重に基づく装置の弾性撓
みによるものである。
たところ、t2=0.5mmであった。この厚み0.5
mmとロール16,18の最大直径部間の間隙設定値
0.43mmとの差は、圧延荷重に基づく装置の弾性撓
みによるものである。
【0040】尚種々の実験結果から、異形加工用の第一
ロール16のテーパ部28の傾斜角度は15〜35度の
範囲とするのが良く、板素材15が軟質のものであるほ
どその傾斜角度を小さくするのが良好であることが分か
った。
ロール16のテーパ部28の傾斜角度は15〜35度の
範囲とするのが良く、板素材15が軟質のものであるほ
どその傾斜角度を小さくするのが良好であることが分か
った。
【0041】また一回圧延毎の第一ローラ16の板幅方
向の送り量(ピッチ)は、これを大きくするほど加工能
率が向上するが、他方で加工力が大きくなり、極端に大
きくすると圧延変形部が板幅方向に延伸されるだけでな
く板の長手方向にも延伸されて、平坦度の良い異形板を
得ることができなくなる。
向の送り量(ピッチ)は、これを大きくするほど加工能
率が向上するが、他方で加工力が大きくなり、極端に大
きくすると圧延変形部が板幅方向に延伸されるだけでな
く板の長手方向にも延伸されて、平坦度の良い異形板を
得ることができなくなる。
【0042】具体的にはこの値は板素材寸法,板厚減少
率,ロール直径,ロールテーパ角等によって異なるが、
総合的にみて第一ロール16と板素材15との投影接触
面積で、ロール周方向(板の長手方向)の接触長さがロ
ール軸方向(板幅方向)の接触長さよりも大きくなる範
囲を選ぶことにより、板幅方向のみの延伸変形を生じさ
せ、平坦度の良い異形板を得ることができることが分か
った。
率,ロール直径,ロールテーパ角等によって異なるが、
総合的にみて第一ロール16と板素材15との投影接触
面積で、ロール周方向(板の長手方向)の接触長さがロ
ール軸方向(板幅方向)の接触長さよりも大きくなる範
囲を選ぶことにより、板幅方向のみの延伸変形を生じさ
せ、平坦度の良い異形板を得ることができることが分か
った。
【0043】また板厚圧下率(t1−t2)/t1は異形
材の必要寸法によって異なるが、軟質高延性材では10
〜80%の範囲で選ぶことができる。板厚圧下率が10
%未満の場合、板素材15の異形加工用第一ロール16
側の表面部のみが局部的に変形して平坦な異形板を得る
ことができず、従って板厚全域に亘って均一な変形を付
与するためには圧下率を10%以上とすることが望まし
い。
材の必要寸法によって異なるが、軟質高延性材では10
〜80%の範囲で選ぶことができる。板厚圧下率が10
%未満の場合、板素材15の異形加工用第一ロール16
側の表面部のみが局部的に変形して平坦な異形板を得る
ことができず、従って板厚全域に亘って均一な変形を付
与するためには圧下率を10%以上とすることが望まし
い。
【0044】一方圧下率を80%よりも大きくすると、
圧延荷重が大きくなり、また延性の低い材料では割れを
発生する恐れが生ずる。そこで異形加工に際してはこれ
らを考慮して圧下率を定めるのが良い。
圧延荷重が大きくなり、また延性の低い材料では割れを
発生する恐れが生ずる。そこで異形加工に際してはこれ
らを考慮して圧下率を定めるのが良い。
【0045】従って製品形状からこの圧下率を大きくと
らなければならない場合には数回に分けて加工し、一回
毎の圧下率を小さくするようにするのが望ましい。
らなければならない場合には数回に分けて加工し、一回
毎の圧下率を小さくするようにするのが望ましい。
【0046】図1(B)示す異形板材10において、薄
肉部の表面粗さを平滑にするために、図1(A)におけ
る異形加工用第一ローラ16の最大直径部分に丸味を付
けるか或いは短い平行直径部分を付与することが望まし
い。
肉部の表面粗さを平滑にするために、図1(A)におけ
る異形加工用第一ローラ16の最大直径部分に丸味を付
けるか或いは短い平行直径部分を付与することが望まし
い。
【0047】図2は本発明の他の実施例を示したもの
で、この例では高周波誘導加熱用コイル36による加熱
部を設け、板素材15を加熱しつつロール16,18に
よって圧延加工を施すようにしている。
で、この例では高周波誘導加熱用コイル36による加熱
部を設け、板素材15を加熱しつつロール16,18に
よって圧延加工を施すようにしている。
【0048】この方法によれば、産業機械用に使われる
レール,ガイド類用の工具鋼製異形板材を低い圧延荷重
で、加工割れの発生を防ぎつつ製造できる。
レール,ガイド類用の工具鋼製異形板材を低い圧延荷重
で、加工割れの発生を防ぎつつ製造できる。
【0049】図3は本発明の更に他の実施例を示したも
ので、この例では3組のロール16,18を板素材15
の送り方向に沿って並べるとともに、異形加工用の第一
ロール16を各ロール組毎に板幅方向に1ピッチづつず
らせて配置したものである。
ので、この例では3組のロール16,18を板素材15
の送り方向に沿って並べるとともに、異形加工用の第一
ロール16を各ロール組毎に板幅方向に1ピッチづつず
らせて配置したものである。
【0050】この方法の場合、3組のロール16,18
を通過させるようにして素材板15を一回長手方向に送
るだけで、溝幅をw1→w2→w3と順次広げて行くこと
ができ、生産能率を効果的に高めることができる。
を通過させるようにして素材板15を一回長手方向に送
るだけで、溝幅をw1→w2→w3と順次広げて行くこと
ができ、生産能率を効果的に高めることができる。
【0051】図4は本発明の更に他の実施例を示したの
もである。この例は長尺の板素材(帯材)の長手方向端
部を巻取・巻戻しリール38を用いて巻取・巻戻しつつ
ロール16,18によって異形加工を施すようにした例
で、この方法によれば広い加工スペ−スを占有すること
なく、長尺の帯材を長手方向に前進又は後退させつつ1
ピッチ毎加工することができる。
もである。この例は長尺の板素材(帯材)の長手方向端
部を巻取・巻戻しリール38を用いて巻取・巻戻しつつ
ロール16,18によって異形加工を施すようにした例
で、この方法によれば広い加工スペ−スを占有すること
なく、長尺の帯材を長手方向に前進又は後退させつつ1
ピッチ毎加工することができる。
【0052】図5は本発明の更に別の実施例を示してい
る。この例はロール軸と平行及び直角な加工面42,4
4を有するロール40を用いて溝12の幅方向両端のテ
ーパ部14を直角形状に仕上げ加工する場合の例であ
る。
る。この例はロール軸と平行及び直角な加工面42,4
4を有するロール40を用いて溝12の幅方向両端のテ
ーパ部14を直角形状に仕上げ加工する場合の例であ
る。
【0053】以上本発明の幾つかの実施例を詳述したが
これらはあくまで一例であって、本発明はその主旨を逸
脱しない範囲において、当業者の知識に基づき様々な変
更を加えた態様実施可能である。
これらはあくまで一例であって、本発明はその主旨を逸
脱しない範囲において、当業者の知識に基づき様々な変
更を加えた態様実施可能である。
【図1】本発明の異形横断面形状を有する帯・板材の製
造方法の一実施例の説明図である。
造方法の一実施例の説明図である。
【図2】本発明の他の実施例の説明図である。
【図3】本発明の更に他の実施例の説明図である。
【図4】本発明の更に他の実施例の説明図である。
【図5】本発明の更に他の実施例の説明図である。
【図6】従来の異形断面形状の帯・板材の製造方法の一
例の説明図である。
例の説明図である。
10 板材 12 溝 16 第一ロール 18 第二ロール 36 高周波誘導加熱用コイル 38 巻取・巻戻しリール
Claims (5)
- 【請求項1】 横断面形状が異形の帯・板材の製造方法
にして、狭幅の異形加工用の第一ロールと広幅の第二ロ
ールとを対向して配置し、該第二ロールを該帯・板材の
一方の面にその全幅に亘って接触させるとともに、第一
ロールを該帯・板材の反対側の被加工面に押圧し、その
状態で該帯・板材を長手方向に送りつつ該第一ロールの
接触押圧部分を幅方向に延伸させて該部分を部分的に且
つ送り方向に連続的に圧延加工し、次いで該第一ロール
を該帯・板材の被加工面に沿って幅方向に所定距離相対
的に位置移動させた上で再び同じ処理を行い若しくはこ
れを繰り返すことによって該帯・板材の被加工面を幅方
向所定範囲に亘って圧延加工することを特徴とする異形
横断面形状を有する帯・板材の製造方法。 - 【請求項2】 前記第一ロール及び第二ロールから成る
ロール組を前記帯・板材の送り方向に沿って複数組設け
るとともに、各ロール組における前記異形加工用の第一
ロールを該帯・板材の幅方向に1ピッチ分ずつ位置をず
らせて配置し、該帯・板材をそれら複数のロール組を通
過させることによって、各ロール組の押圧に基づく部分
的圧延加工を各ロール組を通過するごとに幅方向に順次
的に行うことを特徴とする請求項1に記載の異形横断面
形状を有する帯・板材の製造方法。 - 【請求項3】 前記ロール組の前部側に加熱装置を配置
し、該加熱装置により該帯・板材を加熱しながら該ロー
ル組により該帯・板材を熱・温間で加工することを特徴
とする請求項1又は2に記載の異形横断面形状を有する
帯・板材の製造方法。 - 【請求項4】 前記帯・板材をその長手方向端部におい
て巻取り又は巻戻しするための巻取・巻戻しリールを設
け、それらリールにより該帯・板材を巻取り及び巻戻し
しつつ長尺の帯・板材を前記ロール組によって異形加工
することを特徴とする請求項1,2又は3に記載の異形
横断面形状を有する帯・板材の製造方法。 - 【請求項5】 前記帯・板材の前後端を溶接接続してリ
ング形状とし、前記ロール組による1ピッチ毎の部分的
圧延加工を、該リング形状材を回転させることによって
連続的に行い、しかる後前記溶接部分を切断して帯・板
材に展開することを特徴とする請求項1,2,3又は4
に記載の異形横断面形状を有する帯・板材の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18986292A JPH067876A (ja) | 1992-06-24 | 1992-06-24 | 異形横断面形状を有する帯・板材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18986292A JPH067876A (ja) | 1992-06-24 | 1992-06-24 | 異形横断面形状を有する帯・板材の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH067876A true JPH067876A (ja) | 1994-01-18 |
Family
ID=16248429
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18986292A Pending JPH067876A (ja) | 1992-06-24 | 1992-06-24 | 異形横断面形状を有する帯・板材の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH067876A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5697854A (en) * | 1994-03-29 | 1997-12-16 | Daiwa Seiko, Inc. | Golf club head and method of manufacturing the same |
JP2014180677A (ja) * | 2013-03-18 | 2014-09-29 | Nippon Steel & Sumitomo Metal | 板幅方向に板厚差を有する差厚鋼板の製造装置および製造方法 |
US11332894B2 (en) | 2018-03-15 | 2022-05-17 | Sakai Heavy Industries, Ltd. | Rammer |
-
1992
- 1992-06-24 JP JP18986292A patent/JPH067876A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5697854A (en) * | 1994-03-29 | 1997-12-16 | Daiwa Seiko, Inc. | Golf club head and method of manufacturing the same |
US5868635A (en) * | 1994-03-29 | 1999-02-09 | Daiwa Seiko | Golf club head and method of manufacturing the same |
JP2014180677A (ja) * | 2013-03-18 | 2014-09-29 | Nippon Steel & Sumitomo Metal | 板幅方向に板厚差を有する差厚鋼板の製造装置および製造方法 |
US11332894B2 (en) | 2018-03-15 | 2022-05-17 | Sakai Heavy Industries, Ltd. | Rammer |
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