JPH0678750U - 吹出口、吸込口ボックスの消音装置 - Google Patents

吹出口、吸込口ボックスの消音装置

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JPH0678750U
JPH0678750U JP2201893U JP2201893U JPH0678750U JP H0678750 U JPH0678750 U JP H0678750U JP 2201893 U JP2201893 U JP 2201893U JP 2201893 U JP2201893 U JP 2201893U JP H0678750 U JPH0678750 U JP H0678750U
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JP
Japan
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box
attached
partition plate
outlet
absorbing material
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Pending
Application number
JP2201893U
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English (en)
Inventor
中村  勉
Original Assignee
須賀工業株式会社
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Publication date
Application filed by 須賀工業株式会社 filed Critical 須賀工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 全周波数域において、消音効果の高い吹出
口、吸込口ボックスの消音装置を得る。 【構成】 所要の開口部30,30を設けた仕切板10
の一側に遮へい板20,20及び吸音材40を取り付
け、この仕切板10を、遮へい板20及び吸音材40の
取り付けてある側を、ボックス60の内側に向けて、パ
ッキン50を介して取り付ける。70は空調設備などと
吹出口、吸込口ボックス60との接続ダクトである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、空気調和設備とか換気設備などに用いられる吹出口、吸込口ボッ クスの消音装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来空気調和設備又は換気設備等に用いられる吹出口、吸込口ボックスの消音 処理は、図4に示すように、ボックス60の内面に繊維質などの吸音材40を貼 り付けることによって行なわれている。なお、図において、61はボックス開口 、70は空調設備などとボックス60との接続ダクトを示している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の消音装置において、吹出口、吸込口ボックスに取り付け られる吹出口、吸込口の面積が大きい場合に、ボックス自体の消音効果は十分に 発揮されず、特に低周波域の減衰量は殆んどあらわれない。又、ボックスの内部 にバッフル板を取り付けることもあるが、大きな効果は期待できない。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、前記の不具合を解消するために、空気調和設備又は換気設備等に用 いられる吹出口、吸込口ボックスの内面に、開口部と遮蔽板および吸音材を有し た仕切板を取り付けることでボックス自体の消音効果を向上させたものである。
【0005】
【作用】
空気調和設備又は換気設備から接続ダクトを伝わり、吹出口、吸込口ボックス に入射する騒音に対し、開口部を有し、ボックス内面側に遮蔽板、吸音材を取り 付けた仕切板を取り付けることにより、直接吹出口又は吸込口より室内、又は屋 外へ放射される騒音を取り除くことができ、さらに音の出口面積を小さくするこ とができるので、それらの相乗効果によりボックス自体の消音効果を向上させる ことができる。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳説する。 図1は、吹出口、吸込口ボックスの内面に取り付けるこの考案の仕切板10を 示した図で、図1(A)は側断面図、図1(B)は図1(A)をR方向からみた 正面図、図2はボックス60の内面に仕切板10を取り付けた状態の側断面図を 夫々示している。 仕切板10は上下に開口部30を有し、その大きさは開口部30の空気通過速 度が4〜6m/sになるように決定する。開口部30の上縁のところに鉤型の遮 蔽板20が取り付けられ、又開口部以外の面には吸音材40が貼り付けられてい る。
【0007】 図示の例では、仕切板10の上下端は折り曲げられてフランジ部11を形成し ている。このフランジ部11には次に述べるようにボックス60に仕切板10を 取り付けるときにパッキン材が挿入される。 図2に示すように、図1に示すこの考案の仕切板10を遮蔽板20と吸音材4 0とを取り付けてある方の側をボックス60の内面側に向けてパッキン材50を 介して挿入し、ボックス60の内面に貼着されている吸音材40に密接させてお いて、ネジ、ビス等でボックスに取り付ける。61はボックス開口、70は空調 設備などとボックス60との接続ダクトを表している。
【0008】 この考案の装置の具体的な寸法例の一例を示すと、ボックスサイズは横、奥行 、たてが1000×1000×2700mm、ボックスの開口サイズはたて、横 が1900×900mm、吸音材はグラスウールで厚さは50mm、仕切板は横 、たてが1000×2700mm、仕切板の開口部は横、たてが600×500 mm(2個)接続ダクトはたて、横が700×600mmである。 次に、上記構成による消音装置の作用を述べると、空気調和設備又は換気設備 から接続ダクト70を伝わり、吹出口、吸込口ボックス60に入射する騒音に対 し、開口部30を有し、ボックス内面側に遮蔽板20、吸音材40を取り付けた 仕切板10が取り付けられているので、直接吹出口又は吸込口より室内、又は屋 外へ放射される騒音を取り除くことができ、さらに音の出口面積を小さくするこ とができるので、それらの相乗効果によりボックス自体の消音効果を向上させる ことができる。 図3にたて軸に騒音の減衰量(dB)、よこ軸に中心周波数(Hz)をとり、 Eはこの考案の装置の減衰量、Fは従来の装置の減衰量の一例を示すと、この考 案では周波数の全域に亘り大きな減衰効果があることが判る。
【0009】
【考案の効果】
この考案の消音装置は前記の如き構成であって、(1)全ての周波数域におい て、ボックスの消音効果を向上させることができる。(2)ボックスに取り付け られる吹出口、吸込口の寸法に左右されずに消音効果を確保することができる。 (3)仕切板の開口部面積を、その部分の空気通過速度を4〜6m/secにな るように設定しているので、仕切板を取り付けることによる抵抗増加は殆んどみ られない。などの多くの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の仕切板を示す図で、(A)は側断面
図、(B)は(A)をR方向からみた正面図である。
【図2】仕切板をボックスに取り付けた状態の側断面図
である。
【図3】減衰効果の比較を示すグラフである。
【図4】従来の吹出口、吸込口ボックスの側断面図であ
る。
【符号の説明】
10 仕切板 11 フランジ部 20 遮蔽板 30 開口部 40 吸音材 50 パッキン材 60 吹出口、吸込口ボックス 61 開口 70 接続ダクト

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吹出口、吸込口ボックスの消音装置にお
    いて、所要の開口部を設けた仕切板の一側に遮蔽板及び
    吸音材を取りつけ、この仕切板を、遮蔽板及び吸音材の
    取りつけてある側を、ボックスの内側に向けてボックス
    内に取りつけてあることを特徴とする吹出口、吸込口ボ
    ックスの消音装置。
JP2201893U 1993-04-05 1993-04-05 吹出口、吸込口ボックスの消音装置 Pending JPH0678750U (ja)

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JPH0678750U true JPH0678750U (ja) 1994-11-04

Family

ID=12071253

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JP (1) JPH0678750U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017215099A (ja) * 2016-05-31 2017-12-07 株式会社荏原製作所 消音器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017215099A (ja) * 2016-05-31 2017-12-07 株式会社荏原製作所 消音器

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