JPH08219478A - 消音カバー付空気調和機 - Google Patents
消音カバー付空気調和機Info
- Publication number
- JPH08219478A JPH08219478A JP7050434A JP5043495A JPH08219478A JP H08219478 A JPH08219478 A JP H08219478A JP 7050434 A JP7050434 A JP 7050434A JP 5043495 A JP5043495 A JP 5043495A JP H08219478 A JPH08219478 A JP H08219478A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- air conditioner
- suction port
- air suction
- ceiling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
- Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 空気吸込口を介して機内で発生した騒音が直
接機外へ漏出することを防止するようにした消音カバー
付空気調和機を提供すること。 【構成】 空気吸込口に吸い込みダクトを接続せずに周
囲から直接空気を吸い込む方式の、天井吊り形もしくは
天井埋込形の空気調和機１において、機内で発生した騒
音が空気吸込口５から機外へ漏出するのを防止するた
め、遮蔽板６と、遮蔽板６の内面に配設した吸音材７と
からなる消音カバー１０により、空気流入路８を残して
空気吸込口５を覆うようにする。
接機外へ漏出することを防止するようにした消音カバー
付空気調和機を提供すること。 【構成】 空気吸込口に吸い込みダクトを接続せずに周
囲から直接空気を吸い込む方式の、天井吊り形もしくは
天井埋込形の空気調和機１において、機内で発生した騒
音が空気吸込口５から機外へ漏出するのを防止するた
め、遮蔽板６と、遮蔽板６の内面に配設した吸音材７と
からなる消音カバー１０により、空気流入路８を残して
空気吸込口５を覆うようにする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、天井吊り形もしくは天
井埋込形の空気調和機（エアーハンドリングユニット）
において、機内で発生した騒音が空気吸込口から機外へ
漏出することを防止するようにした消音カバー付空気調
和機に関するものである。
井埋込形の空気調和機（エアーハンドリングユニット）
において、機内で発生した騒音が空気吸込口から機外へ
漏出することを防止するようにした消音カバー付空気調
和機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】天井吊り形若しくは天井埋込形の空気調
和機を使用する場合、空気吸込口にダクトを接続しない
で、室内の空気を直接吸い込む方式で用いることがあ
る。この場合、従来の空気調和機においては、空気吸込
口は開放のままとしておくか、若しくは、異物の吸入を
防ぐための金網やフィルタ等を設けていた。
和機を使用する場合、空気吸込口にダクトを接続しない
で、室内の空気を直接吸い込む方式で用いることがあ
る。この場合、従来の空気調和機においては、空気吸込
口は開放のままとしておくか、若しくは、異物の吸入を
防ぐための金網やフィルタ等を設けていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、空気吸込口に
ダクトを接続しないで室内の空気を直接吸い込むように
すると、開放状態の空気吸込口を介して機内で発生した
騒音が直接機外へ漏出することとなる。これにより、天
井吊り形若しくは天井埋込形の空気調和機の場合、空気
調和機の下方の騒音が問題となり、居住者に不快感を与
えることになる。
ダクトを接続しないで室内の空気を直接吸い込むように
すると、開放状態の空気吸込口を介して機内で発生した
騒音が直接機外へ漏出することとなる。これにより、天
井吊り形若しくは天井埋込形の空気調和機の場合、空気
調和機の下方の騒音が問題となり、居住者に不快感を与
えることになる。
【０００４】本発明は、空気吸込口に吸い込みダクトを
接続せずに周囲から直接空気を吸い込む方式の、天井吊
り形若しくは天井埋込形の空気調和機において、空気吸
込口を介して機内で発生した騒音が直接機外へ漏出する
ことを防止するようにした消音カバー付空気調和機を提
供することを目的とする。
接続せずに周囲から直接空気を吸い込む方式の、天井吊
り形若しくは天井埋込形の空気調和機において、空気吸
込口を介して機内で発生した騒音が直接機外へ漏出する
ことを防止するようにした消音カバー付空気調和機を提
供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、空気吸込口に吸い込みダクトを接続せず
に周囲から直接空気を吸い込む方式の、天井吊り形もし
くは天井埋込形の空気調和機において、機内で発生した
騒音が空気吸込口から機外へ漏出するのを防止するた
め、遮蔽板と、遮蔽板の内面に配設した吸音材とからな
る消音カバーにより、空気流入路を残して空気吸込口を
覆ったことを要旨とする。
め、本発明は、空気吸込口に吸い込みダクトを接続せず
に周囲から直接空気を吸い込む方式の、天井吊り形もし
くは天井埋込形の空気調和機において、機内で発生した
騒音が空気吸込口から機外へ漏出するのを防止するた
め、遮蔽板と、遮蔽板の内面に配設した吸音材とからな
る消音カバーにより、空気流入路を残して空気吸込口を
覆ったことを要旨とする。
【０００６】
【作 用】空気調和機の機内で発生した騒音は、空気吸
込口に設けた遮蔽板により遮られ、音波の屈折により消
音されるとともに、遮蔽板の内面に配設した吸音材によ
り反射せずに吸音される。このようにして、空気調和機
の機内で発生した騒音は、消音及び吸音により減衰され
るため、空気吸込口から騒音が機外へ直接漏出するのが
防止される。
込口に設けた遮蔽板により遮られ、音波の屈折により消
音されるとともに、遮蔽板の内面に配設した吸音材によ
り反射せずに吸音される。このようにして、空気調和機
の機内で発生した騒音は、消音及び吸音により減衰され
るため、空気吸込口から騒音が機外へ直接漏出するのが
防止される。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の消音カバー付空気調和機を図
示の実施例に基づいて説明する。この空気調和機は、天
井吊り若しくは天井埋込形のもので、本体ケーシング１
に設けた空気吸込口５より本体ケーシング１内に吸い込
んだ空気は、フィルタ９を経て本体ケーシング１内に設
けた送風機２より熱交換器３へ送られ、所望の熱交換を
行った後、本体ケーシング１の所定位置に設けた空気吹
出口４より室内へ供給するように構成する。この本体ケ
ーシング１内に設置されるフィルタ９、送風機２、熱交
換器３、その他の機器は従来の空気調和機と同様であ
る。この本体ケーシング１の空気吸込口５には、消音カ
バー１０が、空気流入路８を残して空気吸込口５を覆う
ようにして取り付けられる。
示の実施例に基づいて説明する。この空気調和機は、天
井吊り若しくは天井埋込形のもので、本体ケーシング１
に設けた空気吸込口５より本体ケーシング１内に吸い込
んだ空気は、フィルタ９を経て本体ケーシング１内に設
けた送風機２より熱交換器３へ送られ、所望の熱交換を
行った後、本体ケーシング１の所定位置に設けた空気吹
出口４より室内へ供給するように構成する。この本体ケ
ーシング１内に設置されるフィルタ９、送風機２、熱交
換器３、その他の機器は従来の空気調和機と同様であ
る。この本体ケーシング１の空気吸込口５には、消音カ
バー１０が、空気流入路８を残して空気吸込口５を覆う
ようにして取り付けられる。
【０００８】消音カバー１０は、図１に示す本発明の第
１実施例の空気調和機のように、空気吸込口５への空気
流入路が屈曲するようにして取り付けられる。消音カバ
ー１０は、空気吸込口５の周囲を上方開口部、すなわ
ち、空気流入路８を残して取り囲む消音カバー本体１０
ａと、騒音の音波の短絡を防止するために空気吸込口５
の上端縁に垂下した消音カバー片１０ｂとからなる。ま
た、消音カバー１０自体は、剛性のある遮蔽板６と、こ
の遮蔽板６の内面、すなわち、空気吸込口５と対向する
面に貼着その他の方法にて取り付けたガラスウール等か
らなる吸音材７とから構成する。
１実施例の空気調和機のように、空気吸込口５への空気
流入路が屈曲するようにして取り付けられる。消音カバ
ー１０は、空気吸込口５の周囲を上方開口部、すなわ
ち、空気流入路８を残して取り囲む消音カバー本体１０
ａと、騒音の音波の短絡を防止するために空気吸込口５
の上端縁に垂下した消音カバー片１０ｂとからなる。ま
た、消音カバー１０自体は、剛性のある遮蔽板６と、こ
の遮蔽板６の内面、すなわち、空気吸込口５と対向する
面に貼着その他の方法にて取り付けたガラスウール等か
らなる吸音材７とから構成する。
【０００９】図２に示す本発明の第２実施例の空気調和
機は、図１に示した第１実施例の空気調和機の消音カバ
ー本体１０ａの上方開口部に、所定の間隙、すなわち、
空気流入路８をあけて、消音カバー板１０ｃを取り付け
たものであり、その他の構成は、図１に示した第１実施
例の空気調和機と同様である。消音カバー板１０ｃも、
剛性のある遮蔽板６と、この遮蔽板６の内面、すなわ
ち、空気吸込口５と対向する面に貼着その他の方法にて
取り付けたガラスウール等からなる吸音材７とから構成
する。これにより空気流入路８は、第１実施例の空気調
和機に比べ、さらに屈曲数が多くなり、消音効果が向上
し、建屋壁面の反射音による騒音を抑止することができ
る。
機は、図１に示した第１実施例の空気調和機の消音カバ
ー本体１０ａの上方開口部に、所定の間隙、すなわち、
空気流入路８をあけて、消音カバー板１０ｃを取り付け
たものであり、その他の構成は、図１に示した第１実施
例の空気調和機と同様である。消音カバー板１０ｃも、
剛性のある遮蔽板６と、この遮蔽板６の内面、すなわ
ち、空気吸込口５と対向する面に貼着その他の方法にて
取り付けたガラスウール等からなる吸音材７とから構成
する。これにより空気流入路８は、第１実施例の空気調
和機に比べ、さらに屈曲数が多くなり、消音効果が向上
し、建屋壁面の反射音による騒音を抑止することができ
る。
【００１０】
【発明の効果】本発明によれば、空気調和機の機内で発
生した騒音を、遮蔽板及び吸音材からなる消音カバーに
より減衰させて、空気吸込口から騒音が機外へ直接漏出
するのを防止することができ、空気調和機の騒音値を大
幅に低減することができる。
生した騒音を、遮蔽板及び吸音材からなる消音カバーに
より減衰させて、空気吸込口から騒音が機外へ直接漏出
するのを防止することができ、空気調和機の騒音値を大
幅に低減することができる。
【図１】本発明の消音カバー付空気調和機の第１実施例
を示す正面図である。
を示す正面図である。
【図２】同第２実施例の要部を示す正面図である。
【図３】公知例の空気調和機の正面図である。
１ 空気調和機 ２ 送風機 ３ 熱交換器 ４ 空気吹出口 ５ 空気吸込口 ６ 遮蔽板 ７ 吸音材 ８ 空気流入路 ９ フィルタ １０ 消音カバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 白鳥 恭敏 東京都江東区東陽６丁目３番２号 鹿島建 設株式会社関東支店内 (72)発明者 丹羽 明 東京都千代田区内神田１丁目１番14号 日 立プラント建設株式会社内 (72)発明者 多田 仁司 大阪府茨木市東太田４丁目５番11号 日立 冷熱株式会社茨木工場内
Claims (1)
- 【請求項１】 空気吸込口に吸い込みダクトを接続せず
に周囲から直接空気を吸い込む方式の、天井吊り形もし
くは天井埋込形の空気調和機において、機内で発生した
騒音が空気吸込口から機外へ漏出するのを防止するた
め、遮蔽板と、遮蔽板の内面に配設した吸音材とからな
る消音カバーにより、空気流入路を残して空気吸込口を
覆ったことを特徴とする消音カバー付空気調和機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7050434A JPH08219478A (ja) | 1995-02-14 | 1995-02-14 | 消音カバー付空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7050434A JPH08219478A (ja) | 1995-02-14 | 1995-02-14 | 消音カバー付空気調和機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08219478A true JPH08219478A (ja) | 1996-08-30 |
Family
ID=12858766
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7050434A Pending JPH08219478A (ja) | 1995-02-14 | 1995-02-14 | 消音カバー付空気調和機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08219478A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019082295A (ja) * | 2017-10-31 | 2019-05-30 | トヨタホーム株式会社 | 空調室内機 |
| JP2019117028A (ja) * | 2017-12-27 | 2019-07-18 | フルタ電機株式会社 | 送風装置 |
-
1995
- 1995-02-14 JP JP7050434A patent/JPH08219478A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019082295A (ja) * | 2017-10-31 | 2019-05-30 | トヨタホーム株式会社 | 空調室内機 |
| JP2019117028A (ja) * | 2017-12-27 | 2019-07-18 | フルタ電機株式会社 | 送風装置 |
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