JPH0678018A - 通信条件の設定方式 - Google Patents
通信条件の設定方式Info
- Publication number
- JPH0678018A JPH0678018A JP4226675A JP22667592A JPH0678018A JP H0678018 A JPH0678018 A JP H0678018A JP 4226675 A JP4226675 A JP 4226675A JP 22667592 A JP22667592 A JP 22667592A JP H0678018 A JPH0678018 A JP H0678018A
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- JP
- Japan
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- communication
- communication condition
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- terminal device
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Abstract
(57)【要約】
【目的】データ伝送を行う端末器同士の通信条件を自動
的に一致させる。 【構成】上位側端末器と下位側端末器とは、ともに複数
種類の通信条件を選択することができる。上位側端末器
で決めてある通信条件(S1)で下位側端末器に問合せ
を行い(S2)、肯定応答がなければ(S3)、他の通
信条件を選択して(S4)問合せを行う(S5)。下位
側端末器から肯定応答があれば(S6)、その通信条件
を用いて下位側端末器の通信条件をステップS1で設定
した通信条件に変更する。通信条件の変更後に通信す
る。
的に一致させる。 【構成】上位側端末器と下位側端末器とは、ともに複数
種類の通信条件を選択することができる。上位側端末器
で決めてある通信条件(S1)で下位側端末器に問合せ
を行い(S2)、肯定応答がなければ(S3)、他の通
信条件を選択して(S4)問合せを行う(S5)。下位
側端末器から肯定応答があれば(S6)、その通信条件
を用いて下位側端末器の通信条件をステップS1で設定
した通信条件に変更する。通信条件の変更後に通信す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、伝送路に接続された端
末器間で互いの通信条件を一致させてデータ伝送のよう
な通信を行うための通信条件の設定方式に関するもので
ある。
末器間で互いの通信条件を一致させてデータ伝送のよう
な通信を行うための通信条件の設定方式に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般に、伝送路に複数台の端末器が接続
されている場合に、各端末器の通信速度などの通信条件
は同じ条件に設定されている。
されている場合に、各端末器の通信速度などの通信条件
は同じ条件に設定されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、一つの伝送
路上に通信条件の異なる端末器が混在していると、通信
条件の異なる端末器間では通信することができないとい
う問題が生じる。とくに、伝送路の品質などに応じて通
信条件を複数種類に設定できるような端末器では、通信
しようとする双方の端末器の通信条件が異なる設定にな
っていることがあり、通信を開始する前に通信条件を一
致させることが要求される。
路上に通信条件の異なる端末器が混在していると、通信
条件の異なる端末器間では通信することができないとい
う問題が生じる。とくに、伝送路の品質などに応じて通
信条件を複数種類に設定できるような端末器では、通信
しようとする双方の端末器の通信条件が異なる設定にな
っていることがあり、通信を開始する前に通信条件を一
致させることが要求される。
【0004】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、相互に通信する一対の端末器のうちの少なく
とも一方の端末器が複数種類の通信条件を設定可能な端
末器である場合に、両端末器の通信条件を自動的に一致
させて通信できるようにする通信条件の設定方式を提供
しようとするものである。
のであり、相互に通信する一対の端末器のうちの少なく
とも一方の端末器が複数種類の通信条件を設定可能な端
末器である場合に、両端末器の通信条件を自動的に一致
させて通信できるようにする通信条件の設定方式を提供
しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、上
記目的を達成するために、それぞれ複数種類の通信条件
を設定することができる複数の端末器を伝送路を介して
接続し、相互に通信する一対の端末器のうちの一方を上
位側端末器として通信条件を決めておき、上位側端末器
から他方の下位側端末器に対して問合せを行い、この問
合せに対して上位側端末器で肯定応答が受信されないと
きには、上位側端末器で設定可能な各通信条件を順次選
択して問合せを行い、下位側端末器から肯定応答が返送
されるとその通信条件によって上位側端末器から下位側
端末器に対して上位側端末器で決められている通信条件
への変更を指示し、下位側端末器で通信条件が変更され
た後に通信を行うのである。
記目的を達成するために、それぞれ複数種類の通信条件
を設定することができる複数の端末器を伝送路を介して
接続し、相互に通信する一対の端末器のうちの一方を上
位側端末器として通信条件を決めておき、上位側端末器
から他方の下位側端末器に対して問合せを行い、この問
合せに対して上位側端末器で肯定応答が受信されないと
きには、上位側端末器で設定可能な各通信条件を順次選
択して問合せを行い、下位側端末器から肯定応答が返送
されるとその通信条件によって上位側端末器から下位側
端末器に対して上位側端末器で決められている通信条件
への変更を指示し、下位側端末器で通信条件が変更され
た後に通信を行うのである。
【0006】請求項2の発明では、複数の端末器を伝送
路を介して接続し、相互に通信する一対の端末器のうち
の一方を複数種類の通信条件が設定できる上位側端末器
とし上位側端末器で各通信条件を順次選択して他方の下
位側端末器に対して問合せを行い、下位側端末器から肯
定応答が返送されるとその時点での通信条件によって以
後の通信を行うのである。
路を介して接続し、相互に通信する一対の端末器のうち
の一方を複数種類の通信条件が設定できる上位側端末器
とし上位側端末器で各通信条件を順次選択して他方の下
位側端末器に対して問合せを行い、下位側端末器から肯
定応答が返送されるとその時点での通信条件によって以
後の通信を行うのである。
【0007】
【作用】請求項1の方式は、伝送路に接続された各端末
器が複数種類の通信条件を設定できるように構成されて
いる場合について、上位側端末器において通信条件を決
めておき、下位側端末器に設定されている通信条件を上
位側端末器が順次検索して、下位側端末器に設定されて
いる通信条件に一致する通信条件を見つけると、その通
信条件によって上位側端末器の通信条件に合わせるよう
に下位側端末器に対して通信条件の変更指示を与え、最
終的には両端末器を上位側端末器で決められている通信
条件に一致させて通信を行うのである。このように、上
位側端末器の通信条件に下位側端末器の通信条件を一致
させるから、操作者は上位側端末器で所望の通信条件を
選択することが可能になる。
器が複数種類の通信条件を設定できるように構成されて
いる場合について、上位側端末器において通信条件を決
めておき、下位側端末器に設定されている通信条件を上
位側端末器が順次検索して、下位側端末器に設定されて
いる通信条件に一致する通信条件を見つけると、その通
信条件によって上位側端末器の通信条件に合わせるよう
に下位側端末器に対して通信条件の変更指示を与え、最
終的には両端末器を上位側端末器で決められている通信
条件に一致させて通信を行うのである。このように、上
位側端末器の通信条件に下位側端末器の通信条件を一致
させるから、操作者は上位側端末器で所望の通信条件を
選択することが可能になる。
【0008】請求項2の方式では、上位側端末器が複数
種類の通信条件を選択できるように構成されていて、上
位側端末器が下位側端末器に設定されている通信条件を
順次検索して、下位側端末器に設定されている通信条件
に一致する通信条件を見つけると、その通信条件で以後
の通信を行うのである。この場合、上位側端末器のみが
複数種類の通信条件を設定可能であればよく、下位側端
末器の通信条件は固定的に設定されていてもよいから、
従来の通信条件が固定されている端末器を下位側端末器
として用いて、上位側端末器として各種通信条件の設定
が可能な構成のものを用意するだけで実現できるもので
ある。その結果、この方式を採用する際に、コストの増
加が少なく、しかも上位側端末器を用意するだけで各種
通信システムに応用できるから、汎用性が高いものとな
る。
種類の通信条件を選択できるように構成されていて、上
位側端末器が下位側端末器に設定されている通信条件を
順次検索して、下位側端末器に設定されている通信条件
に一致する通信条件を見つけると、その通信条件で以後
の通信を行うのである。この場合、上位側端末器のみが
複数種類の通信条件を設定可能であればよく、下位側端
末器の通信条件は固定的に設定されていてもよいから、
従来の通信条件が固定されている端末器を下位側端末器
として用いて、上位側端末器として各種通信条件の設定
が可能な構成のものを用意するだけで実現できるもので
ある。その結果、この方式を採用する際に、コストの増
加が少なく、しかも上位側端末器を用意するだけで各種
通信システムに応用できるから、汎用性が高いものとな
る。
【0009】
【実施例】(実施例1)本実施例では、図2に示すよう
に、上位側端末器1に対して複数個の下位側端末器2が
伝送路3を介して分岐接続された通信システムについて
説明するが、本実施例の技術思想は、他の網形態の通信
システムや各端末器が対等な関係である場合にも適用可
能である。
に、上位側端末器1に対して複数個の下位側端末器2が
伝送路3を介して分岐接続された通信システムについて
説明するが、本実施例の技術思想は、他の網形態の通信
システムや各端末器が対等な関係である場合にも適用可
能である。
【0010】上位側端末器1および下位側端末器2で
は、それぞれ通信速度のような通信条件を複数種類から
選択できるようになっている。通信条件としては、通信
速度のほか、変調方式、同期方式、データのフォーマッ
トなどが選択できようにしてもよい。また、上位側端末
器1では通信条件を操作者が外部から設定することがで
き、また、下位側端末器2では上位側端末器1から伝送
される通信条件の変更を指示する設定コマンドによって
通信条件を設定することができるようになっている。
は、それぞれ通信速度のような通信条件を複数種類から
選択できるようになっている。通信条件としては、通信
速度のほか、変調方式、同期方式、データのフォーマッ
トなどが選択できようにしてもよい。また、上位側端末
器1では通信条件を操作者が外部から設定することがで
き、また、下位側端末器2では上位側端末器1から伝送
される通信条件の変更を指示する設定コマンドによって
通信条件を設定することができるようになっている。
【0011】上位側端末器1は、図1(a)のように動
作する。すなわち、上位側端末器1と特定の下位側端末
器2との間で通信しようとするときに、通信のための通
信条件を上位側端末器1で操作者が設定する(S1)。
この通信条件は、実際に通信する際の通信条件であるか
ら、以後、実通信条件と呼ぶことにする。実通信条件が
設定されると、まず、確認コマンドを送出して問合せ
(ENQ)を行う(S2)。問合せの際に、特定の下位
側端末器2を指定する必要があれば、アドレスを用いる
など周知の方法で下位側端末器2を識別すればよい。こ
の問合せに対して下位側端末器2から肯定応答(AC
K)が返送された場合には(S3)、下位側端末器2と
通信条件が一致しているわけであるから、以後は従来周
知の方法で通信を開始する(S11)。
作する。すなわち、上位側端末器1と特定の下位側端末
器2との間で通信しようとするときに、通信のための通
信条件を上位側端末器1で操作者が設定する(S1)。
この通信条件は、実際に通信する際の通信条件であるか
ら、以後、実通信条件と呼ぶことにする。実通信条件が
設定されると、まず、確認コマンドを送出して問合せ
(ENQ)を行う(S2)。問合せの際に、特定の下位
側端末器2を指定する必要があれば、アドレスを用いる
など周知の方法で下位側端末器2を識別すればよい。こ
の問合せに対して下位側端末器2から肯定応答(AC
K)が返送された場合には(S3)、下位側端末器2と
通信条件が一致しているわけであるから、以後は従来周
知の方法で通信を開始する(S11)。
【0012】一方、問合せに対して肯定応答が返送され
ない場合には、通信条件が一致しないとみなし、上位側
端末器1において設定可能な通信条件を順次選択して、
各通信条件でそれぞれ問合せを行う(S4〜S7)。す
なわち、設定可能な通信条件のうちで実通信条件ではな
い通信条件を1つ選択して(S4)、その通信条件で確
認コマンドによる問合せを行い(S5)、問合せに対す
る肯定応答がなければ(S6)、まだ他の通信条件を選
択可能かどうか判断し(S7)、選択可能であれば次の
通信条件を選択するのである(S4)。要するに、下位
側端末器2に設定されている通信条件を上位側端末器1
が検索することになる。ここで、下位側端末器2から肯
定応答があれば、その通信条件によって下位側端末器2
と通信することが可能になるから、下位側端末器2の通
信条件を実通信条件に変更する指示を行うように設定コ
マンドを伝送する(S8)。下位側端末器2において通
信条件が実通信条件に変更されると、下位側端末器2か
ら変更終了の信号が返送されるから、この信号を確認し
た後(S9)、通信を開始する(S11)。
ない場合には、通信条件が一致しないとみなし、上位側
端末器1において設定可能な通信条件を順次選択して、
各通信条件でそれぞれ問合せを行う(S4〜S7)。す
なわち、設定可能な通信条件のうちで実通信条件ではな
い通信条件を1つ選択して(S4)、その通信条件で確
認コマンドによる問合せを行い(S5)、問合せに対す
る肯定応答がなければ(S6)、まだ他の通信条件を選
択可能かどうか判断し(S7)、選択可能であれば次の
通信条件を選択するのである(S4)。要するに、下位
側端末器2に設定されている通信条件を上位側端末器1
が検索することになる。ここで、下位側端末器2から肯
定応答があれば、その通信条件によって下位側端末器2
と通信することが可能になるから、下位側端末器2の通
信条件を実通信条件に変更する指示を行うように設定コ
マンドを伝送する(S8)。下位側端末器2において通
信条件が実通信条件に変更されると、下位側端末器2か
ら変更終了の信号が返送されるから、この信号を確認し
た後(S9)、通信を開始する(S11)。
【0013】また、通信条件を順次選択しても問合せに
対する肯定応答がない場合や、実通信条件への設定コマ
ンドに対して変更終了の信号が返送されない場合には、
何らかのトラブルが生じているものと判断してエラーの
処理を行う(S10)。下位側端末器2では、図1
(b)のように、通信条件の一致する信号が伝送される
と(S21)、その信号が確認コマンドによる問合せか
どうかを判定し(s22)、問合せでなければ通常の信
号として扱って通信を行う(S27)。また、問合せで
あれば肯定応答を伝送路3に送出し(S23)、その
後、上位側端末器1から通信条件の変更が指示されるま
で待機する(S24)。設定コマンドによって通信条件
の変更が指示されると、その通信条件に設定し(S2
5)、また通信条件の変更が完了した旨を上位側端末器
1に返送し(S26)、上位側端末器1との間で通信を
行うのである。ここで、図1(b)には図示していな
が、ステップS24において通信条件の変更を指示する
設定コマンドが受信されない場合であっても、上位側端
末器1からの通信プロトコルに従った信号を受信した場
合には、初めから通信条件が一致していたものと判断し
て、通信を行うようになっている。
対する肯定応答がない場合や、実通信条件への設定コマ
ンドに対して変更終了の信号が返送されない場合には、
何らかのトラブルが生じているものと判断してエラーの
処理を行う(S10)。下位側端末器2では、図1
(b)のように、通信条件の一致する信号が伝送される
と(S21)、その信号が確認コマンドによる問合せか
どうかを判定し(s22)、問合せでなければ通常の信
号として扱って通信を行う(S27)。また、問合せで
あれば肯定応答を伝送路3に送出し(S23)、その
後、上位側端末器1から通信条件の変更が指示されるま
で待機する(S24)。設定コマンドによって通信条件
の変更が指示されると、その通信条件に設定し(S2
5)、また通信条件の変更が完了した旨を上位側端末器
1に返送し(S26)、上位側端末器1との間で通信を
行うのである。ここで、図1(b)には図示していな
が、ステップS24において通信条件の変更を指示する
設定コマンドが受信されない場合であっても、上位側端
末器1からの通信プロトコルに従った信号を受信した場
合には、初めから通信条件が一致していたものと判断し
て、通信を行うようになっている。
【0014】以上のような手順によって、上位側端末器
1で設定した通信条件に下位側端末器2の通信条件を一
致させることができ、上位側端末器1と下位側端末器2
との間で通信が行えるようになるのである。 (実施例2)本実施例では、下位側端末器2の通信条件
は固定的であって、上位側端末器1のみが通信条件を変
更できるように構成されている例を示す。すなわち、上
位側端末器1では複数種類の通信条件が選択可能になっ
ているのであって、上位側端末器1が下位側端末器2の
通信条件に合うように通信条件を設定するようになって
いる。
1で設定した通信条件に下位側端末器2の通信条件を一
致させることができ、上位側端末器1と下位側端末器2
との間で通信が行えるようになるのである。 (実施例2)本実施例では、下位側端末器2の通信条件
は固定的であって、上位側端末器1のみが通信条件を変
更できるように構成されている例を示す。すなわち、上
位側端末器1では複数種類の通信条件が選択可能になっ
ているのであって、上位側端末器1が下位側端末器2の
通信条件に合うように通信条件を設定するようになって
いる。
【0015】すなわち、上位側端末器1では、図3
(a)に示すように、まず下位側端末器2に対して確認
コマンドによる問合せを行い(S31)、問合せに対す
る肯定応答があれば(S32)、通信条件が一致してい
るものとして通信を開始する。一方、肯定応答がなけれ
ば、設定可能な通信条件を順次選択することによって、
下位側端末器2の通信条件を検索する(S33〜S3
6)。すなわち、上位側端末器1において設定可能な通
信条件の中から1つの通信条件を選択するように通信条
件を変更し(S33)、その通信条件での問合せを行う
(S34)。この問合せに対して肯定応答がなければ
(S35)、他の通信条件が設定可能か否かを判定し
(S36)、残っていれば別の通信条件を選択する(S
33)。このようにして、下位側端末器2と通信条件が
一致するまで通信条件を順次選択する。問合せに対して
肯定応答があれば、通信条件が一致したものとして通信
を開始する(S38)。また、すべての通信条件を選択
しても肯定応答が得られない場合には、何らかのトラブ
ルがあるものとしてエラーの処理を行う(S37)。
(a)に示すように、まず下位側端末器2に対して確認
コマンドによる問合せを行い(S31)、問合せに対す
る肯定応答があれば(S32)、通信条件が一致してい
るものとして通信を開始する。一方、肯定応答がなけれ
ば、設定可能な通信条件を順次選択することによって、
下位側端末器2の通信条件を検索する(S33〜S3
6)。すなわち、上位側端末器1において設定可能な通
信条件の中から1つの通信条件を選択するように通信条
件を変更し(S33)、その通信条件での問合せを行う
(S34)。この問合せに対して肯定応答がなければ
(S35)、他の通信条件が設定可能か否かを判定し
(S36)、残っていれば別の通信条件を選択する(S
33)。このようにして、下位側端末器2と通信条件が
一致するまで通信条件を順次選択する。問合せに対して
肯定応答があれば、通信条件が一致したものとして通信
を開始する(S38)。また、すべての通信条件を選択
しても肯定応答が得られない場合には、何らかのトラブ
ルがあるものとしてエラーの処理を行う(S37)。
【0016】ところで、下位側端末器2は、図3(b)
のように動作する。すなわち、通信条件が一致する信号
が受信されると(S41)、確認コマンドによる問合せ
か否かを判断し(S42)、問合せであれば肯定応答を
伝送路3に送出した後(S43)、通信を行う(S4
4)。また、通信条件が一致するものとして受信した信
号が問合せでなければ、通常の信号と判断して通信を行
う(S44)。
のように動作する。すなわち、通信条件が一致する信号
が受信されると(S41)、確認コマンドによる問合せ
か否かを判断し(S42)、問合せであれば肯定応答を
伝送路3に送出した後(S43)、通信を行う(S4
4)。また、通信条件が一致するものとして受信した信
号が問合せでなければ、通常の信号と判断して通信を行
う(S44)。
【0017】以上のような手順で上位側端末器1が下位
側端末器2の通信条件に合わせて通信条件を設定するか
ら、下位側端末器2の通信条件は固定的に設定しておけ
ばよく、このようなシステムの構築におけるコスト増を
抑制できるものである。また、操作者は通信条件を意識
する必要がなく、使い勝手がよいものである。
側端末器2の通信条件に合わせて通信条件を設定するか
ら、下位側端末器2の通信条件は固定的に設定しておけ
ばよく、このようなシステムの構築におけるコスト増を
抑制できるものである。また、操作者は通信条件を意識
する必要がなく、使い勝手がよいものである。
【0018】
【発明の効果】請求項1の発明は、伝送路に接続された
各端末器が複数種類の通信条件を設定できるように構成
されている場合について、上位側端末器で設定した通信
条件に下位側端末器の通信条件を一致させるから、操作
者は上位側端末器で所望の通信条件を選択することが可
能になるという利点がある。
各端末器が複数種類の通信条件を設定できるように構成
されている場合について、上位側端末器で設定した通信
条件に下位側端末器の通信条件を一致させるから、操作
者は上位側端末器で所望の通信条件を選択することが可
能になるという利点がある。
【0019】請求項2の発明は、上位側端末器が下位側
端末器に設定されている通信条件を順次検索して、下位
側端末器に設定されている通信条件に一致する通信条件
を見つけると、その通信条件で以後の通信を行うので、
上位側端末器のみが複数種類の通信条件を設定可能であ
ればよく、下位側端末器の通信条件は固定的に設定され
ていてもよいのであって、従来の通信条件が固定されて
いる端末器を下位側端末器として用いて、上位側端末器
として各種通信条件の設定が可能な構成のものを用意す
るだけで実現できるという利点がある。その結果、この
方式を採用する際に、コストの増加が少なく、しかも上
位側端末器を用意するだけで各種通信システムに応用で
きるから、汎用性が高いものとなるという効果がある。
また、操作者は通信条件を意識する必要がないという効
果もある。
端末器に設定されている通信条件を順次検索して、下位
側端末器に設定されている通信条件に一致する通信条件
を見つけると、その通信条件で以後の通信を行うので、
上位側端末器のみが複数種類の通信条件を設定可能であ
ればよく、下位側端末器の通信条件は固定的に設定され
ていてもよいのであって、従来の通信条件が固定されて
いる端末器を下位側端末器として用いて、上位側端末器
として各種通信条件の設定が可能な構成のものを用意す
るだけで実現できるという利点がある。その結果、この
方式を採用する際に、コストの増加が少なく、しかも上
位側端末器を用意するだけで各種通信システムに応用で
きるから、汎用性が高いものとなるという効果がある。
また、操作者は通信条件を意識する必要がないという効
果もある。
【図1】実施例1の手順を示し、(a)は上位側端末器
の動作説明図、(b)は下位側端末器の動作説明図であ
る。
の動作説明図、(b)は下位側端末器の動作説明図であ
る。
【図2】実施例の網形態を示す概略構成図である。
【図3】実施例2の手順を示し、(a)は上位側端末器
の動作説明図、(b)は下位側端末器の動作説明図であ
る。
の動作説明図、(b)は下位側端末器の動作説明図であ
る。
1 上位側端末器 2 下位側端末器 3 伝送路
Claims (2)
- 【請求項1】 それぞれ複数種類の通信条件を設定する
ことができる複数の端末器を伝送路を介して接続し、相
互に通信する一対の端末器のうちの一方を上位側端末器
として通信条件を決めておき、上位側端末器から他方の
下位側端末器に対して問合せを行い、この問合せに対し
て上位側端末器で肯定応答が受信されないときには、上
位側端末器で設定可能な各通信条件を順次選択して問合
せを行い、下位側端末器から肯定応答が返送されるとそ
の通信条件によって上位側端末器から下位側端末器に対
して上位側端末器で決められている通信条件への変更を
指示し、下位側端末器で通信条件が変更された後に通信
を行うことを特徴とする通信条件の設定方式。 - 【請求項2】 複数の端末器を伝送路を介して接続し、
相互に通信する一対の端末器のうちの一方を複数種類の
通信条件が設定できる上位側端末器とし上位側端末器で
各通信条件を順次選択して他方の下位側端末器に対して
問合せを行い、下位側端末器から肯定応答が返送される
とその時点での通信条件によって以後の通信を行うこと
を特徴とする通信条件の設定方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4226675A JPH0678018A (ja) | 1992-08-26 | 1992-08-26 | 通信条件の設定方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4226675A JPH0678018A (ja) | 1992-08-26 | 1992-08-26 | 通信条件の設定方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0678018A true JPH0678018A (ja) | 1994-03-18 |
Family
ID=16848899
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4226675A Pending JPH0678018A (ja) | 1992-08-26 | 1992-08-26 | 通信条件の設定方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0678018A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019134256A (ja) * | 2018-01-30 | 2019-08-08 | キヤノン株式会社 | 通信制御システム、通信制御方法、及びプログラム |
-
1992
- 1992-08-26 JP JP4226675A patent/JPH0678018A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019134256A (ja) * | 2018-01-30 | 2019-08-08 | キヤノン株式会社 | 通信制御システム、通信制御方法、及びプログラム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010626 |