JP2500792B2 - シリアル通信制御方式 - Google Patents

シリアル通信制御方式

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JP2500792B2 JP5303060A JP30306093A JP2500792B2 JP 2500792 B2 JP2500792 B2 JP 2500792B2 JP 5303060 A JP5303060 A JP 5303060A JP 30306093 A JP30306093 A JP 30306093A JP 2500792 B2 JP2500792 B2 JP 2500792B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は通信装置内の各機能を実
現するファンクションブロックに対してCPU部からシ
リアル通信でデータ値を設定するための制御をするシリ
アル通信制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、通信装置に適用されているこの種
のシリアル通信による制御方式は、図2の構成を取って
いた。図2のシリアル通信による制御方式は、CPU盤
101と、通信装置としての機能である主信号の処理等
を行う運用系のファンクションブロック102と、ファ
ンクションブロック102と同様の機能を持つ予備系の
ファンクションブロック103とを有する。CPU盤1
01は、CPU111とシリアルコマンド送信回路11
2とを有する。ファンクションブロック102はシリア
ルコマンド受信回路113を有する。ファンクションブ
ロック103も同様のシリアルコマンド受信回路113
を有している。
【0003】以下に動作について説明する。
【0004】ファンクションブロック102、103は
通信装置において主要機能である主信号処理などを行う
部分である。この主信号処理を行うために必要な各種デ
ータの設定処理をCPU盤101から行うことになる。
CPU盤101からファンクションブロック102,1
03へのデータ設定はシリアル通信によって行われ、図
3に示す信号フォーマットのシリアルデータ(即ち、シ
リアルコマンド)がCPU盤101のシリアルコマンド
送信回路112からファンクションブロック102、1
03の各々のシリアルコマンド受信回路113に送信さ
れる。図3のシリアル通信フォーマットのアドレス部に
は設定の対象となる各ファンクションブロック単位にユ
ニークに割当てられたユニーク値(即ち、アドレス値)
の一方がCPU111によって設定される。データ部に
はCPU111が当該ファンクションブロックに設定し
たいデータ値が挿入されることになる。このシリアルデ
ータをCPU盤101から送信すると、ファンクション
ブック102及び103の各々では、シリアルデータか
らユニーク値(即ち、アドレス値)の読出を行い、予め
決められている自分のアドレス値(ユニーク値)と一致
しているかどうかを比較器114で比較する。シリアル
データのアドレス値が一致していた場合に限りシリアル
データのデータ部の値をレジスタ115に取り込む。こ
のレジスタ115の値がファンクションブロック内の各
種設定のために使われることになる。
【0005】本従来技術においてはファンクションブロ
ック102とファンクションブロック103が冗長構成
を取っていて、同じデータを二つのファンクシヨンブロ
ック102及び103にCPU111が設定する場合に
も個々のアドレスをつけたシリアルデータを別々に送信
することになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のシリア
ル通信制御方式では、本シリアル通信制御の立上時或い
は電源の全断からの復旧時にCPU111がファンクシ
ョンブロック102及び103を立ち上げるためにファ
ンクションブロック単位にシリアルデータを送信しなけ
ればならず、ファンクションブロックが冗長構成を取っ
ている場合にも同じデータを別のアドレスをつけた別の
パケットとして送信しなければならず、設定の処理時間
がかかるという欠点を有していた。
【0007】本発明の課題は、上記欠点を除去し、本シ
リアル通信制御方式の立上(電源の全断からの復旧も含
む)時のデータ設定の処理時間を短縮できるシリアル通
信制御方式を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、第1及
び第2のファンクションブロックと、前記第1及び前記
第2のファンクションブロックに対して、アドレス部と
データ部から構成されるフォーマットのシリアルデータ
を送信するCPU部とを備え、前記第1及び前記第2の
ファンクションブロックでは、予め設定されたアドレス
値と前記シリアルデータの前記アドレス部のアドレス値
が同一の場合にシリアルデータのデータ部のデータ値を
取り込むシリアル通信を用いたシリアル通信制御方式に
おいて、前記第1及び前記第2のファンクションブロッ
クに予め設定しておくアドレス値を、前記シリアル通信
制御方式の立上時には共通の値にし、立上後は前記第1
及び前記第2のファンクションブロックにそれぞれ割当
てられた互いに異なる第1及び第2のユニーク値にする
アドレス設定手段を有し、前記CPU部は、前記立上時
には前記共通の値を前記アドレス部のアドレス値とした
前記シリアルデータを前記第1及び前記第2のファンク
ションブロックに送信し、前記立上後は、前記第1及び
前記第2のユニーク値の一方を前記アドレス部のアドレ
ス値とした前記シリアルデータを前記第1及び前記第2
のファンクションブロックに送信することを特徴とする
シリアル通信制御方式が得られる。
【0009】更に本発明によれば、前記共通の値が前記
第1及び前記第2のユニーク値の一方に等しいことを特
徴とするシリアル通信制御方式が得られる。
【0010】又、本発明によれば、前記第1及び前記第
2のファンクションブロックがそれぞれ運用系及び予備
系のファンクションブロックであり、前記共通の値が前
記運用系のファンクションブロックに割当てられた前記
第1のユニーク値に等しいことを特徴とするシリアル通
信制御方式が得られる。
【0011】
【実施例】図1は本発明の一実施例によるシリアル通信
制御方式を示す。
【0012】図1のシリアル通信制御方式は、以下の点
を除いて図1のシリアル通信制御方式と同様である。即
ち、本シリアル通信制御方式の電源投入による立上(電
源の全断からの復旧も含む)時には運用系のアドレス値
(ユニーク値)を選択し、データが設定された後には運
用系とは異なる通常の指定されたアドレス値(ユニーク
値)を選択するアドレス選択回路116が予備系のファ
ンクションブロック1103のシリアルコマンド受信部
113内に設けられている。換言すれば、アドレス選択
回路116は、運用系及び予備系のファンクションブロ
ック102及び103に予め設定しておくアドレス値
を、本シリアル通信制御方式の電源投入による立上時に
は共通の値(運用系のユニーク値)にし、立上後は運用
系及び予備系のファンクションブロック102及び10
3にそれぞれ割当てられた互いに異なる運用系及び予備
系のユニーク値にするアドレス設定手段として作用す
る。
【0013】次に図1の動作について説明する。
【0014】ファンクションブロック102とファンク
ションブロック103は通信装置の主要機能である主信
号の処理を行うハードウェアブロックである。各種設定
を行うことにより、例としてクロスコネクト装置では回
線の設定が行えるようにしたり、終端装置では各種符号
化方式に設定できるような仕組みが取られている。その
設定に関しては装置に設けられているCPU盤101が
行うこととする。また、ファンクションブロック(運
用)102とファンクションブロック(予備)103は
冗長構成を取り、通常はファンクションブロック(運
用)102側が使用されていおり、ファンクションブロ
ック(運用)102に障害が発生した場合にはファンク
ションブロック(予備)103に切り替えるなどの方式
を取っている。CPU盤101からファンクションブロ
ック(運用)102及びファンクションブロック(予
備)103へのデータ設定はシリアル通信によって行わ
れる。図3に示す信号フォーマットのシリアルデータが
CPU111のシリアルコマンド送信回路112から各
ファンクションブロックのシリアルコマンド受信部11
3に送信される。図3のシリアル通信フォーマットのア
ドレス部には設定の対象となる各ファンクションブロッ
ク単位にユニークにつけられるアドレス番号がつけられ
ており、CPU111が設定したいファンクションブロ
ックのアドレス番号をこの部分に設定する。データ部に
はCPU111がファンクションブロックに設定したい
設定値が挿入されることになる。このシリアルデータを
CPU盤101から送信する。ファンクションブロック
102及び103の各々ではシリアルデータのアドレス
値の読出を行い、予め決められている自分のアドレス値
と一致しているかどうかを比較器114で比較する。シ
リアルデータのアドレス値が一致していた場合に限りシ
リアルデータのデータ部の値をレジスタ115に取り込
む。このレジスタ115のデータ値が当該ファンクショ
ンブロック内の各種設定のために使われることになる。
ファンクションブロック(予備)103はアドレス値を
自ハードウェア内には二つ取り込み、立上時にはファン
クションブロック(運用)102と同じアドレス値を選
択する。また、該当の設定が終了するとファンクション
ブロック(予備)103のアドレス選択回路116がフ
ァンクションブロック(運用)102と異なるアドレス
値を選択するようにする。これにより、CPU111は
冗長構成を持つ二つのファンクションブロック102及
び103に対して立上時には同一のパケットデータで運
用・予備二つのファンクションブロック102及び10
3への設定が可能となる。通常冗長構成を取る複数のフ
ァンクションブロックに対しては同じ設定情報を設定し
なければならない場合が非常に多い。そのため本方式を
採用していれば、冗長構成を取っているファンクション
ブロック102及び103に対してCPU盤101が送
信するシリアルデータの数を減らすことが可能となる。
これにより、CPU101から同時期に大量のシリアル
データを送信しなければならない電源断からの通信装置
の復旧などの場合にシリアルデータの送信を従来技術に
比較して削減することができ、立上処理を短時間に実現
することが可能となる。また、立上処理が終了とするC
PU111からの制御によりファンクションブロック
(予備)103は運用系と異なるアドレスを選択し、運
用・予備個別の設定が可能となる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、本
シリアル通信制御方式の立上(電源の全断からの復旧も
含む)時のデータ設定の処理時間を短縮できるシリアル
通信制御方式が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシリアル通信制御方式のブロック図で
ある。
【図2】従来の一実施例によるシリアル通信制御方式の
ブロック図である。
【図3】図1及び図2のシリアル通信制御方式において
用いられるシリアルデータの信号フォーマットを説明す
るための図である。
【符号の説明】
101 CPU盤 102 ファンクションブロック(運用) 103 ファンクションブロック(予備) 111 CPU 112 シリアルコマンド送信回路 113 シリアルコマンド受信部 114 比較器 115 レジスタ 116 アドレス選択回路

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1及び第2のファンクションブロック
    と、前記第1及び前記第2のファンクションブロックに
    対して、アドレス部とデータ部から構成されるフォーマ
    ットのシリアルデータを送信するCPU部とを備え、前
    記第1及び前記第2のファンクションブロックでは、予
    め設定されたアドレス値と前記シリアルデータの前記ア
    ドレス部のアドレス値が同一の場合にシリアルデータの
    データ部のデータ値を取り込むシリアル通信を用いたシ
    リアル通信制御方式において、前記第1及び前記第2の
    ファンクションブロックに予め設定しておくアドレス値
    を、前記シリアル通信制御方式の立上時には共通の値に
    し、立上後は前記第1及び前記第2のファンクションブ
    ロックにそれぞれ割当てられた互いに異なる第1及び第
    2のユニーク値にするアドレス設定手段を有し、前記C
    PU部は、前記立上時には前記共通の値を前記アドレス
    部のアドレス値とした前記シリアルデータを前記第1及
    び前記第2のファンクションブロックに送信し、前記立
    上後は、前記第1及び前記第2のユニーク値の一方を前
    記アドレス部のアドレス値とした前記シリアルデータを
    前記第1及び前記第2のファンクションブロックに送信
    することを特徴とするシリアル通信制御方式。
  2. 【請求項2】 前記共通の値が前記第1及び前記第2の
    ユニーク値の一方に等しいことを特徴とする請求項1に
    記載のシリアル通信制御方式。
  3. 【請求項3】 前記第1及び前記第2のファンクション
    ブロックがそれぞれ運用系及び予備系のファンクション
    ブロックであり、前記共通の値が前記運用系のファンク
    ションブロックに割当てられた前記第1のユニーク値に
    等しいことを特徴とする請求項1に記載のシリアル通信
    制御方式。
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