JP3942045B2 - 通信制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、センタと複数の端末との間での通信制御を行う通信制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、集計センタと回線を介して接続されるリモート場外発売システムは、図9に示すように、1本の回線を制御する通信制御部41と、10〜20台の端末44と通信を行う端末通信部42と、各通信制御部41を切り替える切替ユニット43などから構成されたものがある。通信制御部41のうちの1つは共通予備として定義され、通常は運用を行わず、通信制御部41の1つに障害が発生した場合に切り替えて使用するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述した図9の構成のもとで、各端末44からの電文を端末通信部42が受け、通信制御部41がこの電文を回線を介して集計センタに送信する制御を行う場合、以下の問題があった。
【0004】
(1) 共通予備として1台の通信制御部41および1回線しかないため、2回線あるいは2つの通信制御部41の障害が発生した場合に対処できないという問題があった。
【0005】
(2) 通信制御部41に障害が発生した場合に、障害の発生した通信制御部41のメモリダンプを行う手段がなく、障害追跡が困難であるという問題があった。
【0006】
(3) 1本の回線と1台の通信制御部41が予備としておかれるため、効率が悪いという問題があった。
本発明は、これらの問題を解決するため、上位から動作する全ての通信制御部の数Nをチェックして端末の数Mを割り当てた端末パターンデータを作成し通信制御部にダウンロードし、各通信制御部はこれに従って端末と上位との通信制御を行い、障害発生時に他の通信制御部にリセットを行わせると共に残りの通信制御部に新たな端末パターンデータを作成してダウンロードし動的に再割り当てを行い、通信制御部および回線の遊びを無くして効率的な運用を実現すると共に障害発生時にリセットおよび再割り当てを動的に行うことを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
図1を参照して課題を解決するための手段を説明する。
図1において、通信制御部1は、複数の端末制御部2と回線を介してセンタ11との間で電文の送受信を行うものである。
【0008】
端末通信部2は、複数の端末12との間で電文の授受を行うものである。
外部接点信号6は、外部に出力を送出する接点信号である。
不揮発媒体4は、不揮発性のメモリであって、端末パターンデータや、退避データを記憶するものである。
【0009】
センタ11は、回線を介して電文を収集したりなどするものである。
端末12は、電文をセンタ11に向けて送出したりなどするものである。
【0010】
【作用】
本発明は、図1に示すように、センタ11が回線を介して通信制御部1の数をチェックし通信制御を担当する端末12を各通信制御部1に指令し、各通信制御部1は指令された通信制御を該当する端末12と回線を介してセンタ11との間で電文の授受を制御するようにしている。
【0011】
この際、端末番号に対応づけて通信制御を担当する通信制御部番号を設定した端末パターンデータを全通信制御部1に送信し、受信した通信制御部1は自己の通信制御部番号の設定されている端末12の通信制御を担当し、重複した通信制御を防止するようにしている。
【0012】
また、端末パターンデータを受信した通信制御部1が、前回に受信して保持する端末パターンデータとを比較して追加されている端末12に対してクリアを行った後、今回受信した新たな端末パターンデータに従い、端末12の通信制御を行うようにしている。
【0013】
また、センタ11からリセット指令を受信した各通信制御部1がリセット指示された端末12に対してそれぞれリセット動作を行い、端末12のリセットを行って再起動させるようにしている。
【0014】
また、外部からリセットされた通信制御部1についてリセットされた旨のフラグを不揮発媒体4に保存し、立上時にこのフラグがセットされていたときにメモリの内容を退避した後、立ち上げるようにしている。
【0015】
また、センタ11から外部接点動作指示を受信した各通信制御部1が外部接点動作信号を送出したときに、当該外部接点動作信号の論理和によって当該外部接点動作信号を外部接点に出力し、いずれかの通信制御部1に障害が発生していても外部接点動作信号を出力可能にするようにしている。
【0016】
従って、センタ11から動作する全ての通信制御部1の数Nをチェックして端末12の数Mを割り当てた端末パターンデータを作成し通信制御部1にダウンロードし、各通信制御部1はこれに従って端末12と上位との通信を行い、障害発生時に他の通信制御部1にリセットを行わせると共に残りの通信制御部1に新たな端末パターンデータを作成してダウンロードし動的に再割り当てを行うことにより、通信制御部1および回線の遊びを無くして効率的な運用を実現すると共に障害発生時にリセットおよび再割り当てを動的に行うことが可能となる。
【0017】
【実施例】
次に、図1から図8を用いて本発明の実施例の構成および動作を順次詳細に説明する。
【0018】
図1は、本発明の1実施例構成図を示す。
図1において、通信制御部1は、複数の端末制御部2と回線を介してセンタ11との間で電文の送受信を行うものであって、ここでは、通信制御部(1)ないし通信制御部(n)から構成されるものである。各通信制御部1は、不揮発媒体4およびレジスタ7などを内部に持つ。
【0019】
不揮発媒体4は、受信した端末パターンデータを記憶したり、退避したメモリ内容を記憶したりなどするものである。
レジスタ7は、各種制御用のレジスタである。
【0020】
端末通信部2は、複数の端末12との間で電文の授受を行うものであって、ここでは、端末通信部(1)ないし端末通信部(m)から構成されるものである。
共通パネル3は、各種スイッチなどを設けるものであって、ここでは、状態表示部5、外部接点信号6、ディレイ回路8、スイッチ9などを設けたものである。
【0021】
状態表示部5は、各通信制御部1の状態を表示するものである。
外部接点信号6は、外部に出力する接点信号であって、例えば各種警報を表示したり、鳴らしたりするための信号である。
【0022】
ディレイ回路8は、共通パネル3を活電保守するために抜き差ししたときにリセット信号を遅れて発生させてリセットさせるものである。
スイッチ9は、通常の運用モードかテストモードかなどを指示するスイッチである。
【0023】
センタ11は、回線を介して端末12から電文を収集するセンタである。
端末12は、各種電文を入力し、回線を介してセンタ11に送出するものである。
【0024】
次に、図2のフローチャートに示す順序に従い、図1の構成の全体の動作を説明する。
図2において、S1は、上位装置が通信制御部1の数をチェックする(N個であることを確認する)。これは、図1の上位装置であるセンタ11が、診断電文を回線を介して各通信制御部1に送信し、各通信制御部1から返信された準備完了電文を受信した数Nをチェックする。
【0025】
S2は、N個の通信制御部1にM台の端末数を割り当る。これは、S1でチェックした通信制御部部の数Nに対して、予め判明している端末の数Mを順に割り当る。
【0026】
S3は、端末パターンデータを作成する。これは、S2で各通信制御部1に割り当てた端末について、後述する図8に示すように、端末番号に対応づけて通信制御する通信制御部番号を設定した端末パターンデータを作成する。
【0027】
S4は、各通信制御部1に端末パターンデータをダウンロードする。これは、図1のセンタ11が回線を介して電文にして、S3で作成した端末パターンデータを各通信制御部1に送信する。
【0028】
S5は、端末パターンデータに従って通信制御を行う。これは、通信制御部1は、S4で受信した端末パターンデータ中の自己が通信制御すると指令された端末について通信制御を行う。
【0029】
S6は、定期診断で障害検出する。これは、定期的にセンタ11が定期診断電文を各通信制御部1に送信し、各通信制御部1から準備完了電文の返信がないと障害発生として検出する。
【0030】
S7は、N−1個の通信制御部1に対して障害になった通信制御部のリセットを指示する。これは、S6の定期診断によって1個の通信制御部1から準備完了電文の応答がなくて障害発生と検出できたので、障害の発生していない(N−1)個の通信制御部1に障害発生した通信制御部1のリセットを電文で指示する。リセット指示された(N−1)個の通信制御部1は、リセット信号を障害発生した通信制御部1にそれぞれ通知し、リセットする。リセット信号の通知を受けた通信制御部1は、リセットして再立上時にメモリの内容を不揮発媒体4に退避した後、ローディングして再立上を行う。
【0031】
S8は、上位装置が通信制御部の数をチェックする。これは、S1と同様にして診断電文を各通信制御部に送信して準備完了電文をの返信を受けた通信制御部1の数をチェックし、ここでは、(N−1)とチェックする。そして、S2に戻り、この(N−1)にM台の端末を割り当てなどの処理を繰り返す。
【0032】
以上によって、上位装置であるセンタ11が診断電文を各通信制御部1に回線を介して送信し、準備完了電文の返信を受けた数で通信制御部1の数Nをチェックし、このチェックした通信制御部の数Nに端末数Mを割り当てた端末パターンデータを作成した各通信制御部1に送信する。各通信制御部1は受信した端末パターンデータに従い指令された端末とセンタとの間の電文の通信制御を行う。そして、定期診断していずれかの通信制御部1や回線などに障害が発生したことが検出された場合、障害発生しない他の通信制御部1の全てに障害発生した通信制御部のリセットを指令および障害発生しない例えば(N−1)の通信制御部1に新たな端末パターンデータを送信し、動的に通信制御部1が通信制御する端末を割り当て、回線、通信制御部1などの資源を常に全て使用し、最大限の効率化を図ることが可能となった。これにより、従来の予備の回線、予備の通信制御部のように遊んでいるものがなくなった。以下順次詳細に説明する。
【0033】
図3は、本発明のシステム構成図を示す。
図3において、通信制御部1は、図1の通信制御部1に対応し、図示のようなシステム構成を持つものである。
【0034】
切替通信回路(MPSC)21は、ポートAあるいはポートBを介して回線と接続し、センタ11との間で電文の送受信を行うものである。ここで、ポートAは例えば9600bpsで電文を送受信するものであり、ポートBは64Kbpsで電文を送受信するものである。
【0035】
DMAC22、30は、電文をDMAによって直接にメモリ間転送制御するものである。
パネル制御レジスタ23は、レジスタに設定された値に対応して、表示パネル3上のライトを点灯などするものである。
【0036】
CPU24は、プログラムに従って各種制御を行うものである。
リセット回路25は、図示の回路をリセットするものであって、ここでは、他の通信制御部1からのリセット信号によって図示の通信制御部1をリセットし、再立上するためのものである。
【0037】
ROM/RAM26は、各種プログラムを格納したROM、およびデータやプログラムを格納するRAMである。
不揮発媒体4は、F−ROM(フラッシュROM)などの不揮発性のメモリである。
【0038】
交換回路28は、端末通信部2との間で電文の交換を行うためのものである。
切替通信回路(MPSC)29は、交換回路28と端末通信部2との間で電文を交換する通信速度などを切り替えるものである。
【0039】
図4は、本発明の端末パターンデータ処理説明図を示す。
図4の(a)は、センタ11が端末パターンデータAを通信制御部1に送信した様子を示す。この端末パターンデータAによって指令されたように、通信制御部1は図示のように、端末通信部2を介して指令された端末Aのみとの間で電文を授受を行い、センタ11との間で回線を介してこれら授受した電文を送受信するようにしている。図示の状態では、通信制御部1は、端末Bとは電文の授受を行わない。
【0040】
図4の(b)は、センタ11が端末パターンデータBを通信制御部1に送信した様子を示す。この端末パターンデータBによって指令されたように、通信制御部1は図示のように、端末通信部2を介して指令された端末Bのみとの間で電文を授受を行い、センタ11との間で回線を介してこれら授受した電文を送受信するようにしている。
【0041】
以上のように、端末パターンデータA、Bなどの端末パターンデータを通信制御部1に回線を介して送信することにより、通信制御部1と任意の端末との間で電文の授受を行わせ、その電文を回線を介してセンタ11との間で送受信することが可能となる。
【0042】
次に、図5から図7のフローチャートに示す順序に従い、図1の構成の詳細な動作を説明する。
図5において、S11は、フラグがオンか判別する。これは、システムの立上時に、外部からリセット信号が通知されてフラグがオンにセットされているか判別する。YESの場合には、S12でメモリ内容を不揮発媒体4にセーブした後、S13に進む。これにより、障害が発生していた場合には、ログ情報を自動的に収集することが可能となる。一方、S11のNOの場合には、S13に進む。
【0043】
S13は、スイッチ9がテストモードにセットされているか判別する。YESの場合には、S14でテストモードで動作開始する。一方、NOの場合には、S15に進む。
【0044】
S15は、不揮発媒体4よりファームをロードする。これは、不揮発媒体4からファームプログラムを取り出してメモリにローディングする。ローディングがNGとなった場合には、S16で制御がROMに移行し、当該ROMが再度、不揮発媒体4からファームプログラムを取り出してメモリにローディングすることを繰り返す。一方、OKとなった場合には、S17に進む。
【0045】
S17は、Aポートが通信可能か判別する。これは、低い通信速度の9600bpsのAポートが通信可能か先に判別する。YESの場合には、S18で通信手順を9600bps(CCITT V.24)に合わせ、S21に進む。一方、NOの場合には、S19に進む。
【0046】
S19は、Bポートが通信可能か判別する。これは、高い通信速度の64KbpsのBポートが通信可能か判別する。YESの場合には、S20で通信手順を64Kbps(CCITT X.21)に合わせ、S21に進む。一方、NOの場合には、S17に戻り繰り返す。
【0047】
S21は、上位装置から診断電文を受信したか判別する。YESの場合には、S22で診断応答電文を上位装置に送信し、S23に進む。一方、NOの場合には、待機する。
【0048】
S23は、端末パターンデータを受信したか判別する。YESの場合には、S25に進む。NOの場合には、S24でリカバリ手順を行い、S21に戻り、繰り返す。
【0049】
S25は、ファームダウンロード指示か判別する。これは、S23で受信した端末パターンデータによってファームダウンロード指示がされたか判別する。YESの場合には、S26でROMの起動を行い、ファームのダウンロードを受信し、不揮発媒体4に保存し、新たなファームプログラムで置き換え、S27に進む。一方、S25のNOの場合には、S27に進む。
【0050】
図6において、S27は、端末パターンデータAを展開する。これは、センタ11から回線を介して送信されてきた端末パターンデータAを受信し、展開する。
【0051】
S28は、端末パターンデータAに従って端末のトリガをチェックする。これは、端末パターンデータAで指令された端末番号から1バイトの電文を受信しているかチェックする。
【0052】
S29は、トリガをセットしている端末があるか判別する。これは、S28のチェックで、1バイトの電文が受信されている端末があるか判別する。YESの場合には、S30に進む。NOの場合には、待機する。
【0053】
S30は、トリガをセットした端末から端末電文を受信する。
S31は、端末電文が2件たまったか判別する。これは、通信制御部1がS30でセットされた1バイトの電文(端末電文)が2件たまったか判別する。YESの場合には、S33に進む。一方、NOの場合には、S32で上位装置から電文が送信されているか判別し、YESのときにS33に進み、NOのときにS28に戻る。
【0054】
S33は、S31のYESで2件の端末電文がたまったと判明したので、端末電文を上位装置(センタ11)に回線を介して送信する。
S34は、上位装置から電文が送信されているか判別する。YESの場合には、S35に進む。一方、NOの場合には、S28に戻り繰り返す。
【0055】
S35は、新たな端末パターンデータが受信されたか判別する。YESの場合には、S36で旧端末パターンデータと比較し新しい制御対象となる端末を抽出し、S37で新しく制御対象となった端末にEOT(クリア電文)を発行し、手順のクリアを行い、S28に戻る。これにより、新たな端末パターンデータが受信されたときに、不揮発媒体4に記憶されている前回の端末パターンデータとを比較し、新たに制御対象となった端末について、クリア電文を発行してクリアを行い、以降は、この端末も端末電文の授受の対象とし、S28に戻り、繰り返す。一方、S35のNOの場合には、図7のS38に進む。
【0056】
図7において、S38は、他通信制御部のリセット指示か判別する。これは、他の通信制御部1からリセット指示があったか判別する。YESの場合には、S39で指定された通信制御部のリセット信号をONにし、図6のS28に戻る。一方、NOの場合には、S40に進む。
【0057】
S40は、外部接点の制御指示か判別する。YESの場合には、S41で外部接点信号6のON/OFFを制御し、外部に警報表示や警報を音声で発生などする。一方、NOの場合には、S42で電文を端末に送信し、図6にS28に戻る。
【0058】
以上によって、通信制御装置1が立上時にフラグがオンで外部からリセットされたと判明した場合には、メモリ内容を不揮発媒体4にセーブしてログ情報を自動収集した後、ファームのローディングを行う。そして、通信可能な通信速度のポートに合わせて通信手順を合わせた後、上位装置(センタ11)との間で回線を介して電文の送受信を開始する。上位装置から診断電文を受信した場合には、診断応答電文を返信して動作状態にある旨を上位装置に通知する。上位装置は、この診断応答電文を受信した通信制御部1が動作可能と判断し、その動作可能な通信制御部1に通信制御する制御対象の端末を指定した、端末パターンデータを送信する。この端末パターンデータを受信した各通信制御部1は、自己の通信制御部1に割り当てられた端末から端末電文がここでは2件たまった場合に回線を介して上位装置(センタ11)に送信する。また、上位装置からファームプログラムが送信されてきた場合には、不揮発媒体4に保存して旧のファームプログラムと置き換え、以降はこのファームプログラムをメモリにローディングして動作する。更に、上位装置から新たな端末パターンデータが受信された場合には、不揮発媒体4に記憶されている前回の端末パターンデータとの比較し、追加された端末番号を取り出し、この端末番号の端末にクリア電文を送出してクリアした後、当該端末からの端末電文が2件たまったときに、回線を介して上位装置に送信する。また、他の通信制御装置1からリセット信号の通知を受けた場合に、リセットを行う。外部接点信号を受信した場合に、外部接点信号をON/OFFする。
【0059】
図8は、本発明の端末パターンデータ例を示す。これは、センタ11が各制御通信部1に送信する端末パターンデータの例である。ここでは、先頭に、自CP番号である、通信制御部の一意の番号を設定し、ここに設定された通信制御部宛に送信するものである。ここで、自CPU番号の欄に付加して“0”を設定した場合には、ファームプログラムをダウンロードする旨を表す。この他にも1〜4のいずれかの番号(コマンド)を設定する。第2番目以降に端末番号に対応づけて通信制御する通信制御部番号を下記のように設定する。この欄には、1〜4のいずれかの番号(コマンド)を設定する。
【0060】
・端末1制御CP番号1
・端末2制御CP番号2
・・・
・端末M制御CP番号i
以上のように、端末パターンデータに各通信制御部が通信制御する端末番号を設定して指令することにより、この端末パターンデータを受信した各通信制御部1はこれに従って該当する端末とセンタとの間で電文の送受信を行う。
【0061】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、センタ11から動作する全ての通信制御部1の数Nをチェックして端末12の数Mを割り当てた端末パターンデータを作成し通信制御部1にダウンロードし、各通信制御部1はこれに従って端末12と上位との通信を行い、障害発生時に他の通信制御部1にリセットを行わせると共に残りの通信制御部1に新たな端末パターンデータを作成してダウンロードし動的に再割り当てを行う構成を採用しているため、通信制御部1および回線の遊びを無くして効率的な運用を実現することができると共に障害発生時にリセットおよび再割り当てを動的に行うことなどができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例構成図である。
【図2】本発明の動作説明フローチャートである。
【図3】本発明のシステム構成図である。
【図4】本発明の端末パターンデータ処理説明図である。
【図5】本発明の詳細動作説明フローチャート(その1)である。
【図6】本発明の詳細動作説明フローチャート(その2)である。
【図7】本発明の詳細動作説明フローチャート(その3)である。
【図8】本発明の端末パターンデータ例である。
【図9】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
1:通信制御部
2:端末通信部
3:共通パネル
4:不揮発媒体
5:状態表示部
6:外部接点信号
7:レジスタ
8:ディレイ回路
9:スイッチ
11:センタ
12:端末

Claims (4)

  1. 複数の端末との間で電文の授受を行う複数の端末通信部と、
    複数の端末通信部と回線を介してセンタとの間で電文の送受信を行う複数の通信制御部とを備え、
    センタが回線を介して上記通信制御部の正常な数をチェックし全通信制御部に対して、端末番号に対応づけて通信制御を担当する通信制御部番号を設定した端末パターンデータを送信し、受信した各通信制御部は自己の通信制御部番号の設定されている端末の通信制御を担当し、端末と回線を介してセンタとの間で電文の授受を制御する通信制御装置において、
    センタが上記通信制御部の障害を検出した場合、センタから正常な通信制御部に対し、障害を検出した該通信制御部をリセットする指示を送信し、リセットする指示を受信した正常な通信制御部は、該通信制御部に対し、リセット動作を行いかつ再立ち上げさせることを特徴とする通信制御装置。
  2. 上記端末パターンデータを受信した通信制御部が、前回に受信して保持する端末パターンデータとを比較して追加されている端末に対してクリアを行った後、今回受信した新たな端末パターンデータに従い、端末の通信制御を行うことを特徴とする請求項1記載の通信制御装置。
  3. 外部からリセットされた上記通信制御部についてリセットされた旨のフラグを不揮発媒体に保存し、立上時にこのフラグがセットされていたときにメモリの内容を退避した後、立ち上げることを特徴とする請求項1あるいは請求項2記載の通信制御装置。
  4. センタから外部接点動作指示を受信した各通信制御部が外部接点動作信号を送出したときに、当該外部接点動作信号の論理和によって当該外部接点動作信号を外部接点に出力し、いずれかの通信制御部に障害が発生していても外部接点動作信号を出力可能にしたことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の通信制御装置。
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