JPH0677660A - 抵抗体付きセラミックス回路基板 - Google Patents

抵抗体付きセラミックス回路基板

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Publication number
JPH0677660A
JPH0677660A JP4250663A JP25066392A JPH0677660A JP H0677660 A JPH0677660 A JP H0677660A JP 4250663 A JP4250663 A JP 4250663A JP 25066392 A JP25066392 A JP 25066392A JP H0677660 A JPH0677660 A JP H0677660A
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JP
Japan
Prior art keywords
resistor
circuit board
ceramic
ceramic circuit
via holes
Prior art date
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Pending
Application number
JP4250663A
Other languages
English (en)
Inventor
Masashi Fukaya
昌志 深谷
Junzo Fukuda
順三 福田
Hideaki Araki
英明 荒木
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Nippon Steel and Sumikin Electronics Devices Inc
Original Assignee
Sumitomo Metal Ceramics Inc
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Publication date
Application filed by Sumitomo Metal Ceramics Inc filed Critical Sumitomo Metal Ceramics Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高密度実装化,小型化が可能な抵抗体付きセ
ラミックス回路基板を提供すること。 【構成】 セラミックス基板98,99と,該セラミッ
クス基板98,99の表面に形成された抵抗体3と,セ
ラミックス基板98に穿設されたビアホール90〜93
とよりなる。上記抵抗体3はビアホール90,91の真
上に形成され該ビアホール90,91内の導体5と直接
接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,高密度実装化,小型化
が可能な抵抗体付きセラミックス回路基板に関する。
【0002】
【従来技術】従来,セラミックス回路基板としては,例
えば,図4,図5に示すものがある。該セラミックス回
路基板9は,セラミックス基板98,99と,セラミッ
クス基板98に穿設されたビアホール90,91とを有
する。
【0003】上記セラミックス回路基板に抵抗体を設け
る場合には,例えば,図4,図5に示すごとく,セラミ
ックス基板98におけるビアホール90,91の上に電
極53,54を設け,次いで該電極53,54の上に抵
抗体3を印刷形成する方法がある。抵抗体3は,電極5
3,54を介して,ビアホール90,91と電気的に接
続される。セラミックス回路基板9の内部には,内層パ
ターン51,52が形成されている。内層パターン5
1,52は,上記ビアホール90,91とそれぞれ接続
している。ビアホール90,91の内部には導体5が充
填されている。
【0004】
【解決しようとする課題】しかしながら,上記従来の方
法においては,抵抗体の占有面積が抵抗体3だけでなく
該抵抗体接続用の電極53,54の面積も加味されるこ
とになる。そのため,高密度実装化,小型化のための障
害となっている。本発明はかかる問題点に鑑み,高密度
実装化,小型化が可能な抵抗体付きセラミックス回路基
板を提供しようとするものである。
【0005】
【課題の解決手段】本発明は,セラミックス基板と,該
セラミックス基板の表面に形成された抵抗体と,上記セ
ラミックス基板に穿設されたビアホールとよりなり,上
記抵抗体はビアホールの真上に形成され該ビアホール内
の導体と直接接続されていることを特徴とする抵抗体付
きセラミックス回路基板にある。
【0006】
【作用及び効果】本発明においては,抵抗体はビアホー
ルの真上に形成され,該ビアホール内の導体と直接接続
されているので,従来のように電極を設ける必要がな
い。そのため,抵抗体の配置に必要な占有面積は,抵抗
体自身の面積のみとなる。それ故,より多くの抵抗体更
には他の電子部品の配置が可能となり,高密度実装化,
又は小型化を図ることができる。したがって,本発明に
よれば,高密度実装化,小型化が可能な抵抗体付きセラ
ミックス回路基板を提供することができる。
【0007】
【実施例】実施例1 本発明にかかる実施例につき,図1,図2を用いて説明
する。本例の抵抗体付きセラミックス回路基板9は,図
1に示すごとく,セラミックス基板98,99と,セラ
ミックス基板98の表面に形成された抵抗体3と,セラ
ミックス基板98に穿設されたビアホール90〜93と
を有する。上記抵抗体3は,ビアホール90,91の真
上に形成されており,該ビアホール90,91内の導体
5と直接に接続されている。また,他のビアホール9
2,93内にも導体5が充填されている。
【0008】上記抵抗体3は,図2に示すごとく,縦A
0.7mm,横B1.3mmであり,その占有面積は
0.91mm2 (A×B)である。ビアホール90,9
1の口径Rは0.2mmである。ビアホール90,91
の間の距離Cは0.7mmである。抵抗体3は,図示し
ないオーバーコートガラスにより被覆されている。
【0009】セラミックス回路基板9の内部には,図1
に示すごとく,内層パターン51,52が形成されてい
る。内層パターン51はビアホール90,92と,内層
パターン52はビアホール91,93とそれぞれ接続し
ている。セラミックス基板98には,抵抗測定用端子5
8,59が形成されている。抵抗測定用端子58,59
は,内層パターン51,52及びビアホール90〜93
を介して,抵抗体3と電気的に接続している。
【0010】次に,上記抵抗体付きセラミックス回路基
板の製造方法について説明する。まず,セラミックス基
板98形成用のグリーンシートにビアホール90〜93
を穿設し,該ビアホール内にスクリーン印刷により導体
5を充填する。また,セラミックス基板99形成用のグ
リーンシートの表面側に内層パターン51,52を印刷
する。
【0011】次に,セラミックス基板99形成用のグリ
ーンシートの上にセラミックス基板98形成用のグリー
ンシートを積層し,熱圧着した後,最高900℃にて2
0分間焼成する。その後,抵抗体3をビアホール90,
91の真上にスクリーン印刷により印刷し,850℃で
10分間焼成する。これにより,上記抵抗体付きセラミ
ックス回路基板9が得られる。
【0012】抵抗体3としては,CaO−Al2 3
SiO2 ─B2 3 系ガラス80wt%とRuO2 20
wt%との混合物に有機ビヒクルを加えた抵抗ペースト
を用いる。セラミックス基板98,99は,CaO−A
2 3 ─SiO2 ─B2 3 系ガラス60wt%とア
ルミナ40wt%とよりなるグリーンシートを1000
℃以下の低温で焼結した低温焼成基板である。導体5と
しては,Ag77wt%とPd18wt%とPbO−S
iO2 ─B23 系ガラス5wt%とからなる混合物に
有機ビヒクルを加えた導体ペーストを用いる。
【0013】次に,本例の作用効果につき説明する。本
例の抵抗体付きセラミックス回路基板9においては,抵
抗体3がビアホール90,91の真上に形成され,かつ
該ビアホール90,91内の導体5と直接接続されてい
るので,従来のごとく電極を設ける必要がない。そのた
め,抵抗体3の配置に必要な占有面積は,抵抗体3自身
の面積のみとなる。それ故,より多くの抵抗体更には他
の電子部品の配置が可能となり,高密度実装化,又は小
型化を図ることができる。
【0014】実施例2 本例の抵抗体付きセラミックス回路基板は,ビアホール
の口径Rが0.1mmである(図2参照)。抵抗体3
は,縦A0.7mm,横B1.1mmであり,その占有
面積は0.77mm2 (A×B)である。ビアホール9
0,91の距離Cは0.7mmであり,実施例1の抵抗
体の抵抗値と同じである。その他は,実施例1と同様で
ある。本例においても,実施例1と同様の効果を得るこ
とができる。
【0015】実験例 本例においては,抵抗体の配置に必要な占有面積につい
て比較調査を行った。比較例1として,図3に示すごと
く,従来のごとくまずセラミックス基板98に実施例1
と同様にビアホール90,91を設け,その中に導体5
を充填し,次いで該導体5の上に縦D1.2mm,横E
0.4mmの電極53,54を間隔F0.7mmを置い
て設けた。該電極53,54の一端は,口径R0.2m
mのビアホール90,91と接続している。ビアホール
90,91の距離Cは0.9mmである。電極53,5
4の間には,縦A0.7mm,横B1.3mmの抵抗体
3を設けた。該抵抗体3は,実施例1の抵抗体と同じ抵
抗値である。
【0016】上記抵抗体3の配置のための占有面積は
1.80mm2 (D×(F+E×2))である。尚,電
極53,54は,Ag80wt%とPd20wt%とを
ペースト状にしたものを用いる。その他は実施例1と同
様である。
【0017】また,比較例2として,口径R0.1mm
のビアホール90,91の上には縦D1.1mm,横E
0.3mmの電極53,54を設け,該電極53,54
の上には,実施例2で用いた低抗体3を設けたことが比
較例1と異なる抵抗体付きセラミックス回路基板を作製
した。
【0018】上記抵抗体3の占有面積は1.43mm2
(D×(F+E×2))である。上記のごとく,抵抗体
の配置に必要な占有面積は,従来例の比較例1,2が
1.80mm2 ,1.43mm2 であるのに比して,実
施例1,2は,0.91mm2 ,0.77mm2 であ
り,実施例1,2にかかる抵抗体占有面積が小さいこと
がわかる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の抵抗体付きセラミックス回路基板の
断面図。
【図2】実施例1の抵抗体付きセラミックス回路基板の
要部拡大平面図。
【図3】比較例1の抵抗体付きセラミックス回路基板の
要部拡大平面図。
【図4】従来例の抵抗体付きセラミックス回路基板の断
面図。
【図5】従来例の抵抗体付きセラミックス回路基板の平
面図。
【符号の説明】
3...抵抗体, 5...導体, 90〜93...ビアホール, 98,99...セラミックス基板, 9...抵抗体付きセラミックス回路基板,

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セラミックス基板と,該セラミックス基
    板の表面に形成された抵抗体と,上記セラミックス基板
    に穿設されたビアホールとよりなり, 上記抵抗体はビアホールの真上に形成され該ビアホール
    内の導体と直接接続されていることを特徴とする抵抗体
    付きセラミックス回路基板。
JP4250663A 1992-08-26 1992-08-26 抵抗体付きセラミックス回路基板 Pending JPH0677660A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6201286B1 (en) 1997-08-05 2001-03-13 Denso Corporation Multilayer wiring substrate for hybrid integrated circuit and method for manufacturing the same
US8193898B2 (en) 2007-03-02 2012-06-05 Koa Kabushiki Kaisha Laminated body and manufacturing method thereof

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6201286B1 (en) 1997-08-05 2001-03-13 Denso Corporation Multilayer wiring substrate for hybrid integrated circuit and method for manufacturing the same
US6458670B2 (en) 1997-08-05 2002-10-01 Denso Corporation Method of manufacturing a circuit substrate
US8193898B2 (en) 2007-03-02 2012-06-05 Koa Kabushiki Kaisha Laminated body and manufacturing method thereof

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