JPH0677604B2 - バルーンインフューザー - Google Patents

バルーンインフューザー

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JPH0677604B2
JPH0677604B2 JP2178964A JP17896490A JPH0677604B2 JP H0677604 B2 JPH0677604 B2 JP H0677604B2 JP 2178964 A JP2178964 A JP 2178964A JP 17896490 A JP17896490 A JP 17896490A JP H0677604 B2 JPH0677604 B2 JP H0677604B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は所定量の薬液を血管、硬膜外、皮下、膀胱など
に少しずつ持続して注入するために用いられるバルーン
インフューザーに関する。さらに詳しくは、バルーン内
残存液を最小限にして薬液を無駄なく有効に利用するこ
とができるバルーンインフューザーに関する。
[従来の技術] 従来より、抗生物質や抗ガン剤などの薬液を血管、膀胱
などに微量に注入する手段として、弾性材料からなるバ
ルーンに薬液を注入し、該バルーンの収縮力を利用して
薬液を比較的長時間にわたって血管内などに持続注入す
るバルーンインフューザーが用いられている。そして、
本出願人は、さきに薬液のもれを防ぐとともに、薬液中
への細菌などの混入を防ぐという観点からの改良が加え
られたバルーンインフューザーを提案している(特開平
1−135360号公報)。
該公報に記載されているバルーンインフュザーは、第4
〜5図に示されるように、バルーン部(a)と、該バル
ーン部(a)を収納するハウジング(b)と、薬液注入
針(30)と微細孔を有するパイプ(31)とを備えた流量
制御部(c)とからなっている。前記バルーン部(a)
は詳細には、第5図に示されるように円筒状外軸(32)
と、該外軸(32)内に滑動自在に内装されてなる内軸
(33)と、これらの両軸を被覆するよう該両軸の外部に
設けられ、その一端が外軸に密着固定され、他端が内軸
に密着固定された弾性材料製バルーン(34)と、前記外
軸の一端であって、内軸が内装される側と反対側の端部
内に装着された薬液注入用栓体(35)とからなってい
る。
そして、使用に際しては、まず注射器の注射針を薬液注
入用栓体(35)に刺しこんでバルーン(34)内に薬液を
注入し、所定量の薬液の充填が終わると注射針を薬液注
入用栓体(35)から抜き取る。ついで流量制御部(c)
の薬液注入針(30)を同じく薬液注入用栓体(35)に刺
しこんで、エア抜きなどの所定の操作を行ったのちに患
者の体内に薬液の注入が行われるようになっている。
[発明が解決しようとする課題] 前記公報に記載されたバルーンインフューザーによれ
ば、密閉タイプのハウジングの使用によりバルーンが万
一破損したばあいでも薬液のもれを防ぐことができるな
どの優れた効果を奏することができるが、外軸の一端よ
り薬液を流出させるようにしており、外軸内部は内軸の
移動スペースとなるとともに薬液の流路ともなるため、
外軸内面と内軸外面とのあいだにある程度のクリアラン
スを要し、このためバルーンが完全に収縮してもある程
度の薬液がどうしても外軸内に残ってしまうという問題
がある。薬液が塩酸モルヒネ、抗ガン剤などのように高
価なばあいは、このように残液が多いことは経済的に大
きな問題である。したがって、バルーン内残液量をでき
るかぎり小さくすることが従来より切望されていた。
本発明は、叙上の事情に鑑み、前記従来技術の有する欠
点が解消されたバルーンインフューザーを提供すること
を目的とする。すなわち、本発明の目的は、バルーン内
の残留量を大幅に減らすことのできるバルーンインフュ
ーザーを提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明のバルーンインフューザーは、(a)棒状内軸
と、該内軸に滑動自在に外装されてなる円筒状外軸と、
前記内軸の一端であって外軸が外装される側と反対側の
端部に内軸と一体に形成された内軸受けと、前記内軸お
よび外軸を被覆するようこれら両軸の外部に設けられ、
その一端が内軸に密着固定され、他端が外軸に密着固定
された弾性材料製バルーンとからなるバルーン部と、
(b)前記バルーン部を収納し、その一端に薬液出入部
を有する略円筒状ハウジングと、(c)前記薬液出入部
に接続され、かつ薬液量を制御するための流量制御部を
有する薬液流出部とからなり、前記内軸受けに少なくと
も1個の薬液流出入口が形成されており、該薬液流出入
口と前記薬液出入部とが連通してなることを特徴として
いる。
[実施例] 以下、添付図面に基づき本発明のバルーンインフューザ
ーを詳細に説明する。
第1図は本発明のバルーンインフューザーの一実施例の
説明図であって薬液注入針を薬液注入用栓体に突刺して
いない状態をあらわす図、第2図は第1図に示すバルー
ンインフューザーのバルーン部であって薬液を充填した
ときのようすを示す拡大断面図、第3図は第1図に示す
バルーンインフューザーの内軸および内軸受けの斜視図
である。
第1図において、(I)は本発明の一実施例にかかわる
バルーンインフューザーであり、このものはバルーン部
(A)、ハウジング(B)および薬液流出部(C)とで
構成されている。以下、各部分について詳細に説明す
る。
バルーン部(A)は薬液が充填される部分であるととも
に該薬液を人体の注入箇所へ移動せしめる駆動部分であ
り、棒状内軸(1)と、該内軸(1)に滑動自在に外装
されてなる円筒状外軸(2)と、これらの両軸の外部に
設けられたバルーン(3)と、内軸(1)と一体に形成
された内軸受け(4)とで構成されている。外軸(2)
の一端であって、内軸(1)に外装される側と反対側の
端部には傘状部材(5)が固着されている。この傘状部
材(5)は外軸(2)と一体に形成することも可能であ
る。外軸(2)の内部は内軸(1)が滑動ないし摺動す
る部分であるが、前述した従来例のように薬液の流路と
しての機能を果たす必要はない。したがって、滑動性な
いし摺動性さえ確保できれば、内軸(1)と外軸(2)
のクリアランスはできるだけ小さく、たとえば0.05〜0.
5mm程度にするのが好ましい。内軸(1)および外軸
(2)はポリカーボネート、ポリエチレン、ポリプロピ
レンなどの合成樹脂で作製されている。またバルーン
(3)はシリコンゴム、ブチルゴム、ニトリルブタジエ
ンゴム、ポリ−1,4−ブタジエン、ポリイソプレン、ポ
リウレタン、ブタジエンスチレン共重合体などの弾性材
料で作製することもできるが、本出願人がさきに提案し
た(特願平2−103510号)、天然ゴム製管状体をベース
にし、該管状体中空部内面をシリコーン樹脂膜層で覆っ
た多層構造を採用してもよい。
バルーン(3)は筒状の形状をしており内軸(1)およ
び外軸(2)を被覆するようこれら両軸の外部に設けら
れており、その一端は内軸(1)に、また他端は外軸
(2)にOリングなどのシール手段(6)によって気密
に密着固定されている。バルーン(3)は、患者への薬
液注入量、注入時間などに応じて種々の大きさ、肉厚の
ものを用いることができ本発明においてとくに限定され
るものではない。バルーン(3)は薬液を充填すること
により半径方向とともに長手方向(内軸(1)または外
軸(2)の軸方向)にも膨脹しうる構造となっている。
外軸(2)はバルーン(3)の動きに付随して内軸
(1)をガイドとして軸方向に移動し、その位置とバル
ーン(3)内に残っている薬液の量との関係は一定であ
るので内軸(1)またはハウジング(B)に目盛りを設
けることで薬液の流出量を確認することもできる。
外軸(2)の一端であって、内軸(1)に外装されてい
る側と反対側の端部には、耐水圧フィルター(8)が設
けられている。この耐水圧フィルター(8)は、薬液注
入時にバルーン(3)内に残存しているエアを外部に追
い出す役割を果たす部材であり、ポリエステル、フッ素
樹脂またはこれらをラミネートしたものなどで作製する
ことができる。耐水圧フィルター(8)はバルーン
(3)内部を減菌するためにエチレンオキサイドガスな
どを透過する構造であるのが好ましい。また、薬液充填
完了時には、バルーン内圧が600〜1000mmHg程度まであ
がるので、耐水圧フィルター(8)の耐水圧は少なくと
も1.5kg/cm2である必要がある。
内軸(1)の一端であって、外軸が外装される側と反対
側の端部には、内軸受け(4)が該内軸(1)と一体に
形成されている(第3図参照)。該内軸受け(4)は短
円筒状部材であり、その内軸(1)側端部には薬液流出
入口(9)が形成されている。薬液流出入口(9)の形
状および数は、本発明においてとくに限定されるもので
はなく、薬液の流通性や内軸受け(4)の強度などを考
慮して適宜選定すればよい。薬液流出入口(9)は内軸
受け(4)内部を介して、後述するハウジング(B)の
薬液出入部と連通している。
ハウジング(B)は、バルーン(3)が外部の鋭利な物
体に触れて破損するのを防止するとともに、バルーン自
体のピンホールなどの欠陥によってバルーンから液もれ
が発生したばあいに外部に薬液が飛散しないように薬液
を密封する機能を果たす部分である。ハウジング(B)
は、ポリ塩化ビニール、ポリプロピレン、ポリカーボネ
ート、ABSなどの合成樹脂で作製するのが好ましい。ハ
ウジング(B)の形状は本発明においてとくに限定され
ず円筒状、角パイプ状など適宜の形状を採用すればよ
く、要は膨脹後のバルーン(3)を覆うように収納しう
る形状であればよいが、本実施例のように、薬液出入部
と反対側の端部を前述した外軸(2)の傘状部材(5)
のテーパーと略同一角度のテーパーとなるように縮径し
ておくと、薬液充填完了時には、傘状部材(5)とハウ
ジング内面とがぴったりと合い、バルーン膨脹時の曲が
り防止と振動によるバースト防止を図ることができると
いう効果がある。ハウジング(B)は、薬液の注入状況
を外部から目視にて観察できるように透明な材料で作製
するのが好ましい。また、ハウジング(B)の寸法はバ
ルーン(3)の膨脹時の寸法に対応して選定される。
ハウジング(B)は万一バルーン(3)が破損しても薬
液が外部にもれないようにバルーン部(A)を密封状態
で覆うものであるが、内部を完全に気密状態にすると、
バルーン(3)内に薬液を注入するにつれて内部の空気
が圧縮されて圧力が高くなり、ある程度以上には薬液を
注入することができなくなるという不都合が生じる。こ
のため、ハウジング(B)の適宜の箇所に空気抜きの開
口部を形成し、該開口部に空気は通過させるが薬液は通
過させない疎水性フィルターを設けるのが好ましい。第
1〜2図に示される実施例においては、ハウジング
(B)の一端面に開口部(10)が形成されており、この
開口部(10)を覆うように疎水性フィルター(11)が設
けられている。疎水性フィルター(11)の材質として
は、万一バルーン(3)が破損してもバルーン(3)内
の薬液がハウジング(B)外へ漏出しないこと、および
バルーン(3)内に薬液を注入していくときにバルーン
(3)が膨張するにしたがってハウジング(B)内の空
気が追い出されることなどを考慮してポリエステル、テ
フロンなどを採用するのが好ましい。
ハウジング(B)の一端面はキャップ(12)により閉じ
られており、該キャップ(12)の中央部分には薬液をバ
ルーン(3)内に注入したり、該バルーン(3)より薬
液を所定箇所に注入する際に薬液の流路となる薬液出入
部(3)が形成されている。
薬液出入部(13)内には、シリコンゴムなどのゴム状弾
性体で作製され、耐刺通性(薬液注入針を多数回突き刺
しても液密性が保持され、内部の薬液がもれないような
性質をいう)に優れた薬液注入用栓体(14)が気密かつ
液密に挿着されている。第1〜2図に示される実施例に
おれる薬液注入用栓体(14)は頭部(15)を有してお
り、前記キャップ(12)に形成された突起(16)と係合
して固定されるようになっている。この薬液注入用栓体
(14)の固定は接着剤を用いて行うようにしてもよい。
(17)は短円筒状の栓体固定キャップである。該栓体固
定キャップ(17)の端部外周には後述する薬液流出部を
接続するためのネジ部(18)が形成されている。
薬液流出部(C)はバルーン(3)から抽出される薬液
をPSVセットやバルーンカテーテルなどの器具に送る部
分であり、チューブ(19)および流量制御部(20)、さ
らに必要に応じてミニクランプ(21)、接続具(22)な
どから構成されている。
本実施例においては、薬液流出部(C)の一端に薬液注
入針(22)が取り付けられており、この薬液注入針(2
2)を前記薬液注入用栓体(14)に刺し込むことでバル
ーン(3)にあらかじめ充填しておいた薬液を流量制御
部(20)へと導くようになっている。
ハウジング(B)と薬液流出部(C)との接続は、前記
薬液注入針(22)を薬液注入用栓体(14)に突き刺すだ
けでも可能であるが、第1図に示されるような、内部に
ネジ部が形成されたコネクター(23)を用いて、このコ
ネクター(23)と栓体固定キャップ(17)とを螺合する
ことで行うのが、確実な接続ができる点からは好まし
い。螺合以外にも嵌合などの他の接続方法を用いること
も可能である。
流量制御部(20)は薬液の流量を制御する部分であり、
本出願人がさきに特開平1−135356号(特願昭62−2948
09号)で提案した、下流側先端の閉塞されたパイプで
あって少なくとも1個の微細孔を有するパイプや、多
孔質ガラスパイプなどの有孔パイプ、薬液注入チュー
ブ(19)の内径より小さい内径を有するステンレスまた
は合成樹脂製の中空管などを用いることができる。第1
図では流量制御部(20)の先端はコネクター(23)と接
続しているが、その先端がコネクター(23)と離れた位
置で接続具(24)とのあいだの薬液注入チューブ(19)
の中空部に配置されていてもよい。
流量制御部(20)の人体側には軟質ポリ塩化ビニル、ポ
リプロピレン、ポリエステルなどの軟質の合成樹脂製の
薬液注入チューブ(19)が接続されている。チューブ
(19)の内径、肉厚、長さは薬液量、使用態様を考慮し
て適宜選定すればよい。該チューブ(19)の途中にミニ
クランプ(21)を設けておくと、薬液の注入を簡単に停
止、再開させることができるという利点がある。
薬液注入チューブ(19)の先端部にはルアーテーパーに
なった接続具(24)が設けられており、該接続具(24)
を介して静脈針やPSVセットなどが接続される。接続具
(24)には、静脈圧などにより薬液が逆流するのを防止
するために逆止弁(図示せず)を装備するようにしても
よい。
つぎに本発明のバルーンインフューザーの使用方法につ
いて説明する。
薬液の注入は、薬液出入部(13)内に注射器の注射針
(図示せず)などを挿入し、該注射針を薬液注入用栓体
(14)に刺しこんで行われる。薬液を充填するにつれ
て、バルーン(3)は半径方向とともに軸方向へも膨張
する。この際、バルーン(3)内に残存している内部エ
アは、耐水圧フィルター(8)を通って外部に追い出さ
れる。また、バルーン(3)の拡張とともに内軸(1)
にぴったりと外装されている外軸(2)は長手方向にス
ライドし、ハウジング内面に沿って進んでいく。所定の
量の薬液の充填が終わると、注射針を薬液注入用栓体
(14)から抜き取る。薬液充填完了時には、傘状部材
(5)とハウジング(B)の端部内面とがぴったりと合
い、バルーン(3)膨脹時の曲がりとともに振動による
バーストが防止される。
つぎに、薬液流出部(C)の薬液注入針(22)を薬液注
入用栓体(14)に刺しこむ。その際薬液がチューブ(1
9)の方へ流出しないようにミニクランプ(21)を停止
の状態にしておく必要がある。
その後は実際の薬液注入箇所に応じて接続具(24)を介
してPSVセットやバルーンカテーテルなどに接続し、エ
ア抜きなどの所定の操作を行ったのちに患者の体内に薬
液の注入が行われる。
[発明の効果] 以上説明したとおり、本発明のバルーンインフューザー
においては、内軸の根元部分に薬液流出入口を設け、該
薬液流出入口より薬液を注入、流出するようにしている
ので、内軸の外軸とのクリアランスはこれら両軸の摺動
性のみを考慮すればよく、極めて小さくすることができ
る。その結果、従来のバルーンインフューザーに比べて
バルーン内残液量を大幅に減少させることができるとい
う効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のバルーンインフューザーの一実施例の
説明図であって薬液注入針を薬液注入用栓体に突刺して
いない状態を示す図、第2図は第1図に示すバルーンイ
ンフューザーのバルーン部であって薬液を充填したとき
のようすをあらわす拡大断面図、第3図は第1図に示す
バルーンインフューザーの内軸および内軸受けをあらわ
す斜視図、第4図は従来のバルーンインフューザーの説
明図であって薬液注入針を薬液注入用栓体に突刺してい
ない状態をあらわす図、第5図は第4図に示すバルーン
インフューザーのバルーン部であって薬液を充填したと
きのようすをあらわす拡大断面図である。 (図面の主要符号) (I):バルーンインフューザー (A):バルーン部 (B):ハウジング (C):薬液流出部 (1):内軸 (2):外軸 (3):バルーン (4):内軸受け (5):傘状部材 (8):耐水性フィルター (9):薬液流出入口 (11):疎水性フィルター (12):キャップ (13):薬液出入部 (14):薬液注入用栓体 (17):栓体固定キャップ (19):チューブ (20):流量制御部 (21):ミニクランプ (22):薬液注入針 (23):コネクター (24):接続具

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)棒状内軸と、該内軸に滑動自在に外
    装されてなる円筒状外軸と、前記内軸の一端であって外
    軸が外装される側と反対側の端部に内軸と一体に形成さ
    れた内軸受けと、前記内軸および外軸を被覆するようこ
    れら両軸の外部に設けられ、その一端が内軸に密着固定
    され、他端が外軸に密着固定された弾性材料製バルーン
    とからなるバルーン部と、 (b)前記バルーン部を収納し、その一端に薬液出入部
    を有する略円筒状ハウジングと、 (c)前記薬液出入部に接続され、かつ薬液量を制御す
    るための流量制御部を有する薬液流出部 とからなり、前記内軸受けに少なくとも1個の薬液流出
    入口が形成されており、該薬液流出入口と前記薬液出入
    部とが連通してなることを特徴とするバルーンインフュ
    ーザー。
  2. 【請求項2】前記薬液出入部内に薬液注入用栓体が設け
    られており、かつ前記薬液流出部がその一端に該薬液注
    入用栓体に突刺される薬液注入針を有してなる請求項1
    記載のバルーンインフューザー。
  3. 【請求項3】前記外軸の一端であって、内軸に外装され
    る側と反対側の端部に耐水圧フィルターが設けられてな
    る請求項1または2記載のバルーンインフューザー。
  4. 【請求項4】前記ハウジングの一端であって薬液出入部
    と反対側の端部がテーパー状に縮径されており、かつ、
    前記外軸の一端であって内軸に外装される側と反対側の
    端部に前記ハウジングのテーパーと略同一角度のテーパ
    ーを有する傘状部材が形成されてなる請求項1、2また
    は3記載のバルーンインフューザー。
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