JPH0676674U - スクロール型圧縮機 - Google Patents

スクロール型圧縮機

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JPH0676674U JP1875993U JP1875993U JPH0676674U JP H0676674 U JPH0676674 U JP H0676674U JP 1875993 U JP1875993 U JP 1875993U JP 1875993 U JP1875993 U JP 1875993U JP H0676674 U JPH0676674 U JP H0676674U
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    • F01C17/00Arrangements for drive of co-operating members, e.g. for rotary piston and casing
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    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
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Abstract

(57)【要約】 【目的】高い加工精度を要する公転位置規制孔の数を減
らし、部品点数を減らして組み付け性を向上させる。 【構成】受圧壁2aとスクロール基板7aとの間には旋
回リング9が介在されており、旋回リング9には自転阻
止用素子10が止着されている。受圧壁2aには受圧プ
レート13が係合突起13と係合凹部2bとの係合によ
って接合されている。自転阻止用素子10はスクロール
基板7a上及び受圧壁プレート13上の公転位置規制孔
7c,13bに挿入されている。固定スクロール1と可
動スクロール7との間の圧縮室Pにおける圧縮反力は旋
回リング9の両面に形成された受圧突部9A,9Bを介
して受圧プレート13に伝えられる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、固定スクロールと、この固定スクロールに対向して自転不能かつ公 転可能に支持された可動スクロールとの間に可動スクロールの公転に基づいて容 積減少する圧縮室を形成するスクロール型圧縮機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
スクロール型圧縮機のスクロール公転機構としては特開昭59−28082号 公報に開示されるものがある。この公転機構では、可動スクロールを収容するハ ウジングと可動スクロールとの両対向面上にレースを介して固定リング及び可動 リングを対向止着すると共に、両リングに複数のポケットを対向して透設し、こ の対向ポケット間に円筒軸受け素子を挿入している。円筒軸受け素子は対向する ポケットの周壁間に挟みこまれながら転動する。この挟み込み転動によって可動 スクロールが自転を阻止されつつ公転する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
自転阻止を行なうための円筒軸受け素子の径d、ポケットの径D及び公転半径 rの間にはD=d+rの関係があり、円筒軸受け素子の径dは公転半径r及びポ ケットの径Dによって規制される。円筒軸受け素子は可動スクロールに作用する 圧縮反力をハウジングに伝え、ハウジングは円筒軸受け素子を介して圧縮反力を 受け止めている。このような受圧機能を持つ円筒軸受け素子の径dはポケットの 径Dを大きくすれば大きくできるが、そのためには固定リング及び可動リングの 幅を大きくしなければならない。
【0004】 しかしながら、固定リング及び可動リングの幅の拡大は圧縮機の胴径の拡大を もたらし、圧縮機が大型化する。圧縮機の大型化を回避しつつ圧縮反力を受け止 めるために必要な受圧面積を複数の円筒軸受け素子で分担するには円筒軸受け素 子の個数を増やさねばならない。このような円筒軸受け素子の個数増はポケット の個数増にも繋がるが、高い加工精度を要求されるポケットの個数増は加工時間 増、コスト増を招く。
【0005】 可動スクロールに対するハウジングの対向面上には固定レースが接合されてお り、可動スクロールのスクロール基板には可動レースが接合されている。円筒軸 受け素子の端面はこれらレースに摺接する。このようなレースを介在することに よってハウジング及び可動スクロールを耐摩耗性に乏しいアルミニウム製とする ことができ、圧縮機の軽量化を図ることができる。
【0006】 このような利点をもたらす固定レース及び可動レースはいずれも複数本のピン をハウジング及びスクロール基板に圧入して回り止めを行なっている。しかし、 ピンの圧入ではピン径と圧入孔径との間に正確な大きさ関係を設定する必要があ り、しかも圧入作業自体が面倒である。
【0007】 本考案は、従来装置のポケットの個数を減らし、しかも部品点数を減らして組 み付け作業性を向上し得るスクロール型圧縮機を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
そのために本考案では、可動スクロールに作用する圧縮室内の圧縮反力を受け 止める受圧壁と可動スクロールのスクロール基板との間に旋回リングを介在する と共に、旋回リングの両面にはそれぞれ複数の自転阻止用素子を止着し、受圧壁 と旋回リングとの間、及び前記スクロール基板と旋回リングとの間の少なくとも 一方には受圧プレートを介在し、受圧プレートには係合突起を設けると共に、受 圧プレートの接合対象側には係合凹部を設け、係合凹部に係合突起を係合して受 圧壁及び前記スクロール基板の少なくとも一方に受圧プレートを接合し、前記ス クロール基板側及び受圧壁側にはそれぞれ複数の公転位置規制孔を周方向に配列 し、受圧壁側の公転位置規制孔には旋回リングの一面側の自転阻止用素子を挿通 し、前記スクロール基板側の公転位置規制孔には旋回リングの他面側の自転阻止 用素子を挿通し、可動スクロールに作用する圧縮室内の圧縮反力を伝えるための 受圧素子を前記スクロール基板と受圧壁との間に介在した。
【0009】
【作用】
可動スクロールの公転に伴い、自転阻止用素子が公転位置規制孔の周面に沿っ て摺接する。旋回リングはこの摺接作用によって公転中心側から可動スクロール の公転位置側へ付勢され、受圧壁側の公転位置規制孔に対する自転阻止用素子の 接触位置が自転阻止用素子と可動スクロール側の公転位置規制孔の周面との接触 部位に対して180°反対側となる。このような接触関係により可動スクロール の自転が阻止される。
【0010】 受圧プレートには受圧素子が摺接する。この摺接により受圧プレートが受圧阻 止の旋回に追随しようとするが、係合凹部と係合突部との係合がこの追随旋回を 阻止する。
【0011】
【実施例】
以下、本考案を具体化した一実施例を図1〜図4に基づいて説明する。 図1に示すように、リヤハウジングを兼ねるアルミニウム製の固定スクロール 1にはアルミニウム製のフロントハウジング2が接合固定されている。フロント ハウジング2内には回転軸3が回転可能に支持されており、回転軸3には偏心軸 4が止着されている。
【0012】 偏心軸4にはバランスウエイト5及びブッシュ6が回動可能に支持されている 。ブッシュ6には可動スクロール7が固定スクロール1と対向接合するようにラ ジアルベアリング8を介して回転可能に支持されており、両スクロール1,7の スクロール基板1a,7a及び渦巻壁1b,7bにより圧縮室Pが形成される。
【0013】 可動スクロール7のスクロール基板7aとフロントハウジング2の受圧壁2a と間にはアルミニウム製の旋回リング9が介在されている。旋回リング9の一面 には複数の受圧突部9Aが周方向に配列形成されている。旋回リング9の他面に も同数の受圧突部9Bが周方向に配列されている。受圧突部9Aと受圧突部9B とは背向して等間隔角度位置に配置されている。旋回リング9には円柱形状の自 転阻止用素子10が貫通止着されている。自転阻止用素子10は受圧突部9A, 9Bの配列間に等間隔角度位置に配置されている。
【0014】 受圧壁2aと旋回リング9との間には鉄製の環状の受圧プレート13が介在さ れている。受圧プレート13の内周面には複数の係合突起13aが折り曲げ形成 されている。受圧壁2aの内周縁には複数の係合凹部2bが切り欠き形成されて いる。係合凹部2bに係合突起13aを係合することによって受圧プレート13 が移動不能に受圧壁2aに接合される。
【0015】 受圧プレート13には自転阻止用素子10と同数の公転位置規制孔13aが周 方向に配列されている。スクロール基板7aには自転阻止用素子10と同数の公 転位置規制孔7cが周方向に配列されている。公転位置規制孔13a,7cはい ずれも等間隔角度位置に配置されている。公転位置規制孔13a,7cには自転 阻止用素子10の端部が挿入されている。受圧突部9A,9Bの先端面からの自 転阻止用素子10の端面の突出高さは公転位置規制孔13a,7cの深さよりも 小さくしてある。従って、自転阻止用素子10の端面が公転位置規制孔13a, 7cの底面に接することはない。
【0016】 偏心軸4の公転に伴い、可動スクロール7が回転軸3の回りを公転し、図示し ない入口から導入された冷媒ガスが両スクロール1,7間の圧縮室Pへ流入する 。圧縮室Pは可動スクロール7の公転に伴って容積減少しつつ両スクロール1, 7の渦巻壁1b,7bの始端部間に向けて収束して行く。圧縮室Pの容積減少に よって圧縮された冷媒ガスはスクロール基板1a上の吐出ポート1cから吐出室 11内へ吐出される。吐出ポート1cは吐出室11側で吐出弁12により開放可 能に閉塞されている。
【0017】 圧縮室P内の圧縮反力はスクロール基板7a、受圧突部9B,9Aを介して受 圧プレート13で受け止められる。即ち、受圧突部9Bはスクロール基板7aに 摺接し、受圧突部9Aは受圧プレート13に摺接する。可動スクロール7の表面 はニッケル−リンのメッキによる硬化処理を施されており、受圧突部9Bとスク ロール基板7aとの摺接部位が溶着することはない。又、鉄製同士の受圧プレー ト13とアルミニウム製の受圧突部9Aとの摺接部位においても溶着することは ない。
【0018】 図2及び図3の状態では互いに可動スクロール7が180°公転した位置関係 にある。図2では可動スクロール7の公転位置が最上動位置にあり、自転阻止用 素子10はスクロール基板7a側の公転位置規制孔7cの周面に対して最下位部 分に接している。旋回リング9は自転阻止用素子10と公転位置規制孔7cの周 面の最下位部分との接触によって回転軸3の回転軸線L1 (可動スクロール7の 公転中心)側から可動スクロール7の公転位置側へ付勢されている。従って、自 転阻止用素子10は受圧プレート13側の公転位置規制孔13bの周面に対して 最上位部分に接する。
【0019】 図2の状態から偏心軸4が180°公転すると、可動スクロール7の公転位置 が最下動位置にくる。これにより自転阻止用素子10は公転位置規制孔7cの周 面に対して最上位部分に接する。旋回リング9は自転阻止用素子10と公転位置 規制孔7cの周面の最上位部分との接触によって回転軸3の回転軸線L1 側から 可動スクロール7の公転位置側へ付勢されている。従って、自転阻止用素子10 が公転位置規制孔13bの周面の最下位部分に接触する。
【0020】 即ち、可動スクロール7の公転に伴い、自転阻止用素子10が公転位置規制孔 2b,7cの周面に沿って摺接し、旋回リング9はこの摺接作用によって公転中 心側から可動スクロール7の公転位置側へ付勢される。従って、自転阻止用素子 10に接する公転位置規制孔2bの周面部分は、自転阻止用素子10と公転位置 規制孔7cの周面との接触部位に対して180°反対側の位置になる。
【0021】 公転位置規制孔13b,7cの径をD、自転阻止用素子10の径をdとした場 合、図2の状態から図3の状態に移行すると、自転阻止用素子10は公転位置規 制孔13b,7cのそれぞれに対して(D−d)だけ相対移動したことになる。 この値はブッシュ6の公転半径rに等しい。従って、公転位置規制孔13b,7 cの径D、自転阻止用素子10の径d、ブッシュ6の公転半径rの間にはD=d +rの関係が設定されている。この関係によって可動スクロール7の公転半径が rに規定される。
【0022】 自転阻止用素子10と公転位置規制孔13bの周面とが摺接するが、両者は異 種部材であるために摺接部位が溶着することはない。又、自転阻止用素子10と 公転位置規制孔7cの周面とが摺接するが、公転位置規制孔7cの周面がニッケ ル−リンのメッキによる硬化処理が施されているために摺接部位が溶着すること はない。
【0023】 旋回リング9はブッシュ6の回転軸線L2 の周りで自転しようとする。しかし 、受圧プレート13側の公転位置規制孔13bに接する自転阻止用素子10は固 定配置された公転位置規制孔13bによって旋回リング9の周方向への公転を阻 止される。この公転阻止は旋回リング9の全ての公転位置に対して生じる。従っ て、旋回リング9がブッシュ6の中心軸線L2 の回りに自転することはない。
【0024】 可動スクロール7はブッシュ6の回転軸線L2 の周りで自転しようとする。し かし、スクロール基板7a側の公転位置規制孔7cは自転しない旋回リング9上 の自転阻止用素子10によって旋回リング9の周方向への公転を阻止される。こ の公転阻止は可動スクロール7の全ての公転位置に対して生じる。即ち、可動ス クロール7がブッシュ6の中心軸線L2 の周りに自転することはない。
【0025】 可動スクロールを自転させることなく公転させる本実施例のスクロール型圧縮 機では、特開昭59−28082号公報の従来装置に比して旋回リングが1つ減 る。公転位置規制孔13b,7cの周縁の加工には高い精度が要求される。圧縮 反力の伝達及び自転阻止機能の両方を円筒軸受け素子で受け持つ特開昭59−2 8082号公報の従来装置では、全てのポケットの周縁加工精度を高くしなけれ ばならない。受圧突部9A,9Bが圧縮反力伝達を受け持つ本実施例では自転阻 止用素子10の個数が4個にしてあるが、自転阻止用素子10の個数は最低3個 あればよく、公転位置規制孔13b,7cの個数もそれぞれ最低3個あればよい 。従って、高い加工精度を要求される公転位置規制孔の加工時間を短くでき、コ ストも低減する。
【0026】 又、受圧壁2aと旋回リング9との間に受圧プレート13を介在した本実施例 では、耐摩耗性に乏しい反面、軽量化をもたらすアルミニウムでフロントハウジ ング2を作ることができ、圧縮機全体の軽量化が得られる。
【0027】 圧縮機の軽量化をもたらす受圧プレート13は旋回する自転阻止用素子10の 摺接作用を受け、自転阻止用素子10の旋回に追随して旋回しようとする。しか し、この追随旋回は係合突部13aと係合凹部2bとの係合作用によって阻止さ れる。
【0028】 受圧プレート13に一体形成された係合突部13aとフロントハウジング2側 の係合凹部2bとの係合による固定方式は、ピン圧入による固定方式に比して部 品点数減をもたらす。ピンの圧入ではピンの抜けを回避するためにピン径と圧入 孔径との間には正確な大きさ関係を設定する必要がある。ピン径と圧入孔径との 間に正確な大きさ関係を設定したとしても、ピンの圧入作業自体は面倒である。 本実施例の受圧プレート13は圧縮反力によって受圧壁2aに押接されているた め、受圧プレート13が受圧壁2aから離間することはない。従って、受圧プレ ート13が回動しない程度に係合突部13aと係合凹部2bとの係合精度を設定 すればよく、ピン圧入方式のような高い加工精度は要求されない。しかも、受圧 壁2aに対する受圧プレート13の接合作業はピン圧入作業に比して遙かに容易 である。
【0029】 本考案は勿論前記実施例にのみ限定されるものではなく、例えば図5に示すよ うに旋回リング9に挿通孔9aを設け、圧縮反力をスクロール基板7aから受圧 プレート13に伝えるための受圧素子14を挿通孔9aに挿通した実施例も可能 である。
【0030】 又、可動スクロールのスクロール基板に受圧プレートを接合してもよい。この 場合、係合突起は受圧プレートの外周縁側に設け、係合凹部はスクロール基板の 外周縁に切り欠き形成すればよい。
【0031】
【考案の効果】
以上詳述したように本考案は、可動スクロールのスクロール基板と受圧壁との 間に旋回リングを介在し、前記受圧壁あるいはスクロール基板と旋回リングとの 間に受圧プレートを介在し、受圧プレート側の係合突部を接合対象側の係合凹部 に係合して受圧プレートを前記受圧壁あるいはスクロール基板に接合したので、 自転阻止機能を受け持つ自転阻止用素子の個数を減らして高い加工精度を要する 公転位置規制孔の個数を減らすことができ、しかも部品点数を減らして組み付け 作業性を向上し得るという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案を具体化した一実施例の圧縮機全体の
側断面図である。
【図2】 図1のA−A線断面図である。
【図3】 図2の状態から可動スクロールを180°公
転した状態を示す縦断面図である。
【図4】 分解斜視図である。
【図5】 別例を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1…固定スクロール 2a…受圧壁、2b…係合凹部、
3…回転軸、4…偏心軸、7…可動スクロール、7a…
スクロール基板、7c…公転位置規制孔、9…旋回リン
グ、9A,9B…受圧突部、10…自転阻止用素子、1
3…受圧プレート、13a…係合突起、13b…公転位
置規制孔。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 吉田 哲夫 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定スクロールと、この固定スクロールに
    対向して自転不能かつ公転可能に支持された可動スクロ
    ールとの間に可動スクロールの公転に基づいて容積減少
    する圧縮室を形成するスクロール型圧縮機において、 可動スクロールに作用する圧縮室内の圧縮反力を受け止
    める受圧壁と可動スクロールのスクロール基板との間に
    旋回リングを介在すると共に、旋回リングの両面にはそ
    れぞれ複数の自転阻止用素子を止着し、受圧壁と旋回リ
    ングとの間、及び前記スクロール基板と旋回リングとの
    間の少なくとも一方には受圧プレートを介在し、受圧プ
    レートには係合突起を設けると共に、受圧プレートの接
    合対象側には係合凹部を設け、係合凹部に係合突起を係
    合して受圧壁及び前記スクロール基板の少なくとも一方
    に受圧プレートを接合し、前記スクロール基板側及び受
    圧壁側にはそれぞれ複数の公転位置規制孔を周方向に配
    列し、受圧壁側の公転位置規制孔には旋回リングの一面
    側の自転阻止用素子を挿通し、前記スクロール基板側の
    公転位置規制孔には旋回リングの他面側の自転阻止用素
    子を挿通し、可動スクロールに作用する圧縮室内の圧縮
    反力を伝えるための受圧素子を前記スクロール基板と受
    圧壁との間に介在したスクロール型圧縮機。
JP1875993U 1993-04-13 1993-04-13 スクロール型圧縮機 Expired - Lifetime JP2592344Y2 (ja)

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DE19944412560 DE4412560A1 (de) 1993-04-13 1994-04-12 Spiralkompressor
US08/227,061 US5470213A (en) 1993-04-13 1994-04-13 Scroll type compressor having a ring for compressive force transmission and orbit determination

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JP2592344Y2 JP2592344Y2 (ja) 1999-03-17

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