JPH0676531A - テープカセット及びそのリールロック - Google Patents

テープカセット及びそのリールロック

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JPH0676531A
JPH0676531A JP3008239A JP823991A JPH0676531A JP H0676531 A JPH0676531 A JP H0676531A JP 3008239 A JP3008239 A JP 3008239A JP 823991 A JP823991 A JP 823991A JP H0676531 A JPH0676531 A JP H0676531A
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tape
cassette
reel
tape cassette
hub
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JP3008239A
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Timothy Bushwood
ブツシユウツド テイモテイ
Alan Lowry
ロウリイ アラン
Craig Lovecky
ラブツキー クレイグ
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Shape Inc
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    • G11B23/00Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
    • G11B23/02Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
    • G11B23/04Magazines; Cassettes for webs or filaments
    • G11B23/08Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends
    • G11B23/087Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends using two different reels or cores
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B23/00Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
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    • G11B23/08707Details
    • G11B23/08721Brakes for tapes or tape reels

Abstract

(57)【要約】 [目的]可動部のない部品を用いてテープカセット使用
中以外のテープの弛みを防止する。 [構成]1つの実施例において、テープリールフランジ
は、その外周縁部上に複数のツメを有し、カセット底部
は、複数の垂直の傾斜リブと中央に位置する水平の傾斜
リブを有する。フランジのツメは角度付けされたリブを
越えて動くことができ、テープリールはある方向には回
転できるが、逆方向への回転はできない。別の実施例に
おいて、リールハブはツメをもつ面取りされたリングを
有する。カセット底部は、傾斜したツメをもつ対応する
ラチェットリングを有する。ここでも、1方向への回転
は可能であるが、反対方向への回転はできない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テープカセットに関
し、特に、例えば、テープカセットがテーププレイヤー
/レコーダに装着されていない時、テープカセットのリ
ールからのテープの弛みを防止するテープカセットに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のテープカセットは、相対的に扁平
で、実際は直方体の形をした、適当なプラスティックで
形成されたものである。そのカセットは、底部、蓋部、
そして、側面部から構成されている。テープリールは、
通常、カセット内に適当に並ぶように配置され、回転自
在となっている。そして、磁気テープがそのテープリー
ルに巻きつけられている。リールの板バネは、カセット
蓋部に取り付けられており、通常は底部方向にテープリ
ールを押しつけている。
【0003】テープリールロックは、テープカセットを
出荷する際や、テープカセットを取り扱う際に、テープ
が不必要に弛んでしまうことを防止するために使用され
てきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、そのよ
うなロックは、テープカセットがテーププレイヤー/レ
コーダに装着されて使用されるとき、解放され、リール
の回転が可能とならなければならない。
【0005】さらに詳細に言うならば、テープカセット
の製造過程において、テープがリールに巻きつけられた
とき、空気がその巻き付けに取り込まれる。それに続
く、出荷やテープカセットの取り扱い時などに、たと
え、リールがロックされているとしても、テープの弛み
は発生し得る。即ち、取り込まれていた空気が締め出さ
れ、テープがリール上でより張りつめた状態となるので
ある。そして、カセットの開放部のリール間で、その余
分のテープが蓄積される。このような弛んだ、そして露
出したテープは、容易に、傷がついてしまう。
【0006】テープカセットの生産工場では、ほとんど
一様に、米国特許第4,447,020 号あるいは、 第4,232,84
0 号に示されているような複数の部品で構成されるリー
ルロックを採用している。そのような複数の部品で構成
されるリールロックは、アクチュエータ/リトラクタ、
2つのリールをそれぞれロックする可動アーム1組、リ
ールに向かってアームを押しつけるバネを有している。
これらリールロックは、カセット底部に形成される壁部
/収容部内の2つのテープリール間に組み込まれて作ら
れ、底部を通して挿入されてくるプレイヤーのピンによ
ってアクチュエイトされる。
【0007】そのような複数の部品で構成されるリール
ロックは、組み立て製造するためのコストが高くなるの
は、もちろんのことである。さらに、部品点数やそれぞ
れの部品に対する組み立て要求のために、生産コストを
高額なものとすることはできない。
【0008】特許譲渡人が現在、係属中の米国特許出願
番号第389,906 号、発明の名称「アクチュエータ/リー
ル ロック/スプリング一体型ビデオカセット」は、改
良された1つの部品で構成されるリールロックを提供し
ており、かなりの程度まで製造及び組み立てコストを削
減し、かつ、信頼度を保ってリールをロックしている。
このような技術の前進にもかかわらず、この分野の技術
は依然として、組み立て不要で可動部品のないリールロ
ックを必要としており、さらに、構造を単純化し、品質
と信頼性を向上させ、生産コストを低下させることを必
要としている。本発明は上記従来例に鑑みてなされたも
ので、コストを削減して製造できるテープカセットを提
供することを目的とする。
【0009】また、本発明の別の目的は、ビデオカセッ
トに組み込んで組み立てる必要のないリールロックを提
供することである。
【0010】さらに、本発明の別の目的は、信頼性を改
善するために、リールとカセット間が共働することな
く、可動部品がないリールロックを提供することであ
る。
【0011】さらにまた、本発明の別の目的は、テープ
の弛みや緩みを補償する方向にのみテープリールが動く
ようにするリールロックを提供することである。
【0012】そして、最後の本発明の別の目的は、テー
プカセットがテーププレイヤー/レコーダに装着されて
いない時、テープリール上に形成された共働して動作す
るリブ及び/或はツメを有するテープカセットリールロ
ックと、テープの弛みを防止するカセットを提供するこ
とである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明では上記目的を達
成するために、本発明の目的に従って、カセットとテー
プリールが一体的に形成されたスタティックテープカセ
ットリールロックが提供される。
【0014】本発明のテープカセットは以下の様な構成
からなる。即ち、テーププレーヤ/レコーダに装着され
るテープカセットであって、蓋部と、底部と、前記蓋部
と前記底部との間にバイアスされ、回転のためにマウン
トされた1組のテープリールと、前記1組のテープリー
ルの間に巻き付けられたテープと、前記蓋部と前記底部
の一方と、前記1組のテープリールとに一体に形成さ
れ、前記テープカセットが前記テーププレーヤ/レコー
ダに装着されていないとき、前記テープの弛みを防止す
る手段とを有することを特徴とするテープカセットを備
える。
【0015】
【作用】以上の構成により、本発明は、テープカセット
がテーププレーヤ/レコーダに装着されていないとき、
テープカセット蓋部或は底面部とテープリールに形成さ
れた手段がかみ合うことによって、テープの弛みを防止
するよう動作する。
【0016】
【実施例】以下に図1〜図9の添付図面を参照して本発
明の好適な実施例を詳細に説明する。 [第1実施例]図1は、本発明の第1実施例の斜視図で
ある。図1には、ほぼ平面的なカセット底部10、左側
テープリール12、及び、右側テープリール14が示さ
れている。テープリール12、14はそれぞれ、ハブ1
6、18とハブの底部に付けられたフランジ(以下、ロ
ーワァフランジという)20、22とを有している。ア
ッパフランジは図示されていないが、通常は、ビデオカ
セットテープリールに含めれていることが知られてい
る。
【0017】底部10は、複数の直立した壁部24と、
その壁部24のいくつかに含まれている垂直リブ26と
を有している。さらに、水平リブ28はカセット底部1
0の中央に位置している。図1では、6つの垂直リブ2
6と1つの水平リブ28が示されている。しかしなが
ら、リブ26、28の数については、任意にとれる。
【0018】テープリール12、14は、それぞれ、カ
セット底部10の領域30、32の内に位置し、不図示
のテーププレーヤ/レコーダの駆動スピンドルによって
動かされるとき、それぞれ、矢“A”、及び、“B”で
示されるテープ取り上げ方向に回転する。
【0019】図2は垂直リブ26の1つの拡大図であ
る。このリブ26は第1に傾斜面40、第2に壁部24
に隣接して平行な平面42、そして、第3に平面42と
壁部24に垂直な平面或はレッジ44を有している。
【0020】図1に示された水平リブ28も、同様な構
成をもち、第1に傾斜面46、第2に底部10に平行な
平面48、そして、第3に底部10に垂直な平面50を
有している。水平リブ28の第1の傾斜部46は、カセ
ット底部10の後方部34に面している。
【0021】図3は従来のテープリールフランジ60底
面からの斜視図である。その図から明らかなように、こ
の従来のフランジ60は連続的な周縁部のスカッフ(sku
ff)リブ62を有している。さらに、リブ62から伸長
した複数の周縁部のツメがある。
【0022】図4は本発明の第1実施例に従うフランジ
70を示している。従来例の連続的な周縁部のスカッフ
(skuff) リブ62の代わりに、本実施例はスカッフ(sku
ff)リブ74を越えて下側に突起している複数のツメ7
2を有している。その結果として、リブ74は分断され
たスカッフ(skuff) リブといえる。
【0023】明らかなように、このスタティックテープ
カセットリールロックは、底部10とテープリール1
2、14の間の関係の他には可動或は動作部品を有して
いない。
【0024】出荷時において、テープリール12、14
各々は、AとB方向にだけ回転が限定される。即ち、ツ
メ72は、取り上げ方向(“A”と“B”)において、
傾斜面40を乗り越えてゆくことができる。しかし、レ
ッジ44によって反対方向への動きは制限される。も
し、ハブフランジ70の周縁部が、どの垂直リブ26に
衝突していないなら、ロックが、テープリール12、1
4の下側の分断されたスカッフリブ(skuff) と水平リブ
28との間で発生する。テープカセットがテーププレー
ヤ/レコーダに装着されたとき、テープリール12、1
4は、リールの板バネのバイアス力に抗してプレーヤ/
レコーダのスピンドルによって中心に位置するようにさ
れ、持ち上げられ、その結果、回転を妨げるものがなく
なる。
【0025】このスタティックリブ設計は、テープリー
ル12、14、そして、底部10の成型段階で実施され
る。このテープリール12、14のロックには、付加的
な部品や組み立てを必要とせず、成型過程を複雑にする
ものでもない。これは、また、以下に述べる別の実施例
にも適するものである。回転に対するすべての制限は、
底部10及びテープリール12、14に直接的に成型さ
れる。さらに、テープリール12、14は、互いに交換
可能なものである。即ち、右側左側のテープリール設計
を行う必要はない。もちろん、このことは組み立てにも
有用であるし、さらにコストを削減するものとなる。こ
のことは上述のスタティックリブと後述の代用となるラ
チェットロックの両方について真実である。
【0026】本実施例では、テープリールのローワァフ
ランジの外周縁部に複数のツメを有し、カセット底部に
は、フランジの周縁部に隣接して複数の垂直な傾斜面を
もつリブと、2つのテープリールの間の中央部に位置す
る1つの水平な傾斜面をもつリブを有している。従って
本実施例に従えば、例えば、カセットの出荷時などに、
フランジのツメは1方向には傾斜面を越えて動くことが
可能とするが、反対方向への回転を防止するよう働く。 [第2実施例]図5は本発明の第2実施例に従うカセッ
ト底部80の斜視図である。この底部80は左側ラチェ
ットリング82と右側ラチェットリング84とを有して
いる。矢“A”と“B”は、ここで再び、テープの取り
上げ方向を示している。リング82、84は各々、底部
に対して角度付けがされている。
【0027】図6は、図5で示された左側ラチェットリ
ング82の拡大された断面斜視図である。明らかなよう
に、この左側ラチェットリング82は、時計回り方向
“A”を向いた複数のツメ86を有している。ツメ86
各々は、第1に徐々に傾斜が加わる面88と、急に傾斜
が加わる面90とを有している。
【0028】図7は、同様に反時計回り方向“B”に伸
びた複数のツメ92を有する図5で示された右側ラチェ
ットリング84を表す図である。ツメ92各々もまた、
第1に徐々に傾斜が加わる面94と、第2に急に傾斜が
加わる面96とを有している。
【0029】第1の徐々に傾斜が加わる面88、94各
々の角度は約10°である。本実施例では10°毎に3
6のツメがあるが、ツメの数は任意である。第2の急に
傾斜が加わる面90、96は、約90°の角度をもつ。
これらの角度は、単に典型的な値のものである。
【0030】図8は、テープリール102のハブ99の
底面に形成される面取りされたロックリング98を下か
ら眺めた図である。面取りを行う理由は、ラチェットリ
ング82、84のハブ99が、自らセンタリングするた
めに役立てることである。ハブロックリング98は、複
数の間隔を置いて設けられたツメ104a〜104dを
有する環状の突起部材である。4つのツメが、ここでは
示されているが、ツメの数は他の値でもよい。ツメ10
4a〜104d各々は、ローワァフランジの平面100
に対して角度が付けられている。ツメ104a〜104
d各々は、2つの垂直側面106と平坦な自由端108
を有している。これら側面106は、成型設計のために
わずかに角度付けがなされる場合もあり得る。ロックリ
ングと伴になるテープリール(不図示)もまた同一の構
造をしている。
【0031】図9は、カセット底部80とカセット蓋部
110の間に組み入れられたテープリール102の側面
断面図である。図示されているように、テープリール1
02は、ハブ99、アッパフランジ112、ローワァフ
ランジ100を有している。テープ113は、アッパフ
ランジ112とローワァフランジ100の間に巻きつけ
られている。ローワァフランジ100は、従来技術で知
られているようにハブ99から分離されるか、或はハブ
99と一体に成型される。また、代わりの方法として
は、テープリール102は、特許譲渡人が現在、係属中
の米国特許出願番号No.442,167、発明の名称「1ピース
テープリール」に記述されているように、1ピーステー
プリールの形にすることができる。
【0032】図9は、テーププレーヤレコーダ(不図
示)内のあるビデオカセット113を前提として示して
ある。ロックは、底部のラチェットリング82、84
と、面取りされたリング98上に位置するハブのツメ1
04a〜104dとの関係によって、なし遂げられる。
ハブのツメ104a〜104dは、ラチェットリング8
2、84の徐々に傾斜が加わる面88、94を乗り越え
ることができるが、急に傾斜が加わる面90、96によ
って後戻りする動きは制限される。面取りされたリング
98は、ハブ99を、補足的なラチェットリング82、
84の中にリール板バネ116からの下向き圧力によっ
てセンタリングする。
【0033】しかしながら、図9に示されているよう
に、テーププレーヤ/レコーダのスピンドルは、ハブ9
9に入り、リール板バネ116のバイアス力に抗して上
方にテープリール102を押しあげる。テープリール1
02が上方に動かされるとき、複数のツメ104a〜1
04dとラチェットリング82、84のロックの噛み合
いは解放される。
【0034】従って、前述したロック中にも依然として
弛みが発生しえる従来のリールロックとは対照的に、本
発明の実施例は、ロック位置にあるときでさえ、弛み或
は緩みを巻き取るよう、テープの巻き付け方向A、Bに
リールが動くことができる。一度、テープが張られる
と、リールは決してA、B方向へは動かない。しかしな
がら、逆方向への動きは、上述のように、常にリブ、ツ
メなどによって防止される。
【0035】本実施例では、テープリールハブの底部
に、傾斜面をもったツメがあるローワァラチェットリン
グを有し、カセット底部にはそれに対応する傾斜面をも
ったツメがあるリングを有している。従って本実施例に
従えば、1方向への回転は可能であるが、反対方向への
回転はできない。
【0036】この発明の付加的な利点は、次のようなも
のである。即ち、可動マルチピースリールロックを受け
るために、カセットの後方部、中央部で通常必要とされ
る種々の側壁部/収容部は、決して必要としない。この
ことは、成型の複雑さを少なくし、原料を節約すること
につながる。しかしながら、テーププレーヤ/レコーダ
に関する工業規格のために、可動リールロックをアクチ
ュエイトするピンを必要とするので、そのピンが自由に
動くことができるために、開口部36が依然としてカセ
ット底部の後方側に形成されなければならない。
【0037】上述の実施例はビデオプレーヤ/レコーダ
での使用を意図したタイプのものであることが示され
た。しかしながら、本発明は、同様に、もし望むなら、
オーディオ或は他の記録及び/或は再生装置で使用され
るテープカセットにも適用できる。
【0038】上述の説明では、本発明の好適な実施例の
みが示された。様々な態様が、本明細書に記載の特許請
求の範囲によつてのみ限定される本発明の範囲から逸脱
することなく、当業者には明らかである。それ故に、本
発明はここで示され説明された実施例のみに限定される
ものではない。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、テ
ーププレーヤ/レコーダに装着されていないとき、テー
プの弛みを防止できる効果がある。さらに本発明による
テープの弛みの防止する手段はテープカセットの蓋部或
は底面部、及びテープリールと一体に形成されるので、
生産コストを削減できるという利点も有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の内部を鳥瞰して、特に、
カセット底部に形成されている垂直リブと水平リブ、及
び、周辺部にツメをもつ2つのテープリールを示す図で
ある。
【図2】図1で示された垂直リブの1つの斜視図であ
る。
【図3】従来のテープリールのフランジ部を底面から見
た図である。
【図4】本発明の第1実施例で用いられるテープリール
のフランジ部を底面から見た図である。
【図5】本発明による第2実施例の内部を鳥瞰して、特
に、カセット底部の左右ラチェットリングの位置を示し
た図である。
【図6】図5で示された左側ラチェットリングの斜視断
面図である。
【図7】図5で示された右側ラチェットリングの斜視断
面図である。
【図8】第2実施例に従って形成された面取りされたロ
ックリングをもつテープリールハブの底面図である。
【図9】第2実施例に従うテープカセットのアンロック
位置でのテープリールの側面断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アラン ロウリイ アメリカ合衆国 02021 マサチユーセツ ツ州, キヤントン, ワシントン スト リート 274 (72)発明者 クレイグ ラブツキー アメリカ合衆国 04064 メイン州, オ ールド オーチヤード ビーチ, ワシン トン アベニユー 62

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テーププレーヤ/レコーダに装着される
    テープカセットであって、 蓋部と、 底部と、 前記蓋部と前記底部との間にバイアスされ、回転のため
    にマウントされた1組のテープリールと、 前記1組のテープリールの間に巻き付けられたテープ
    と、 前記蓋部と前記底部の一方と、前記1組のテープリール
    とに一体に形成され、前記テープカセットが前記テープ
    プレーヤ/レコーダに装着されていないとき、前記テー
    プの弛みを防止する手段とを有することを特徴とするテ
    ープカセット。
  2. 【請求項2】 前記テープの弛みを防止する手段は、 前記1組のテープリール各々の上に形成され、外周縁部
    には複数のツメを有するフランジを有し、 前記カセット底部は複数の垂直の傾斜リブと1つの水平
    の傾斜リブを有し、 前記フランジの前記ツメは、1方向に前記リブを越えて
    動くことが可能であり、しかし、前記方向とは反対の方
    向には前記リブを越えて動くことが制限されていること
    を特徴とする請求項第1項に記載のテープカセット。
  3. 【請求項3】 前記テープの弛みを防止する手段は、 前記1組のテープリール各々にあるハブが、傾斜したツ
    メをもった下部に面取りされたロックリングを有し、 前記カセット底部は、傾斜したツメをもった対応する角
    度付けがなされたラチェットリングを有し、 前記テープリールの回転は一方向には許され、しかし、
    前記方向とは反対の方向には許されないことを特徴とす
    る請求項第1項に記載のテープカセット。
  4. 【請求項4】 前記垂直のリブ各々は、第1に傾斜面、
    第2に隣接するカセット壁とは平行な平坦面、そして、
    第3に前記第2の面及び前記カセット壁には垂直の平坦
    面とを有し、 前記水平のリブは、第1に傾斜面、第2に前記底部に平
    行な平坦面、そして、第3に前記底部に垂直な平坦面と
    を有していることを特徴とする請求項第2項に記載のテ
    ープカセット。
  5. 【請求項5】 前記テープリールのフランジ各々は、環
    状のスカッフリブを越え、下方に突出した複数のツメを
    有することを特徴とする請求項第4項に記載のテープカ
    セット。
  6. 【請求項6】 前記テープリールは、前記カセット蓋部
    と前記テープリールとの間で伸長するリール板バネによ
    ってバイアスされることを特徴とする請求項第5項に記
    載のテープカセット。
  7. 【請求項7】 前記テープカセットが前記テーププレー
    ヤ/レコーダに装着されていないとき、前記テープリー
    ル各々は、前記ラチェットリングの傾斜したツメを乗り
    越えることが可能な前記ハブのツメによってのみ1方向
    に回転するよう制限され、前記方向とは反対の方向に動
    くことは制限されており、 前記テープカセットが前記テーププレーヤ/レコーダに
    装着されたとき、前記ハブはセンタリングされ持ち上げ
    られて前記テープリールの自由な回転を可能にすること
    を特徴とする請求項第3項に記載のテープカセット。
  8. 【請求項8】 第1のラチェットリングは時計回り方向
    を向いた複数のツメを有し、前記ツメは各々、徐々に傾
    斜が加わる面と急に傾斜が加わる面とを有し、 第2のラチェットリングは反時計方向に伸びた複数のツ
    メを有し、前記ツメは各々、徐々に傾斜が加わる面と急
    に傾斜が加わる面とを有することを特徴とする請求項第
    3項に記載のテープカセット。
  9. 【請求項9】 前記徐々に傾斜が加わる面各々の角度
    は、前記カセット底部の平面に対して約10°であるこ
    とを特徴とする請求項第8項に記載のテープカセット。
  10. 【請求項10】 前記テープリール各々は、前記テープ
    リールの底部に、複数のツメを有する環状の突起部材が
    あり、前記ツメ各々は角度付けがされており2つの垂直
    な側面と平坦な自由端を有した形をしたハブロックリン
    グを有していることを特徴とする請求項第9項に記載の
    テープカセット。
  11. 【請求項11】 前記環状の突起部材は、前記ラチェッ
    トリング内で、前記ハブが自らセンタリングするように
    面取りされていることを特徴とする請求項第10項に記
    載のテープカセット。
  12. 【請求項12】 ロックは、前記ラチェットリングと前
    記ロックリングに付けられた前記ハブのツメが共働する
    ことによって作用し、前記ハブは、前記ハブのツメが前
    記徐々に傾斜が加わる面を乗り越えてゆくときのみ、1
    方向に回転することができ、前記方向と反対の方向には
    前記急に傾斜が加わる面によって動きが制限されること
    を特徴とする請求項第10項に記載のテープカセット。
  13. 【請求項13】 テープカセットのリールロックであっ
    て、 蓋部と、 底部と、 前記蓋部と前記底部との間にバイアスされ、回転のため
    にマウントされた1組のテープリールと、 前記テープリールに巻き付けられたテープと、 前記蓋部と前記底部の一方と、前記1組のテープリール
    とに一体に形成され、前記テープカセットがテーププレ
    ーヤ/レコーダに装着されていないとき、前記テープの
    弛みを防止する可動部分のない手段とを有することを特
    徴とするテープカセットのリールロック。
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