JPH0675729A - コマンド入力装置 - Google Patents

コマンド入力装置

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JPH0675729A
JPH0675729A JP4228170A JP22817092A JPH0675729A JP H0675729 A JPH0675729 A JP H0675729A JP 4228170 A JP4228170 A JP 4228170A JP 22817092 A JP22817092 A JP 22817092A JP H0675729 A JPH0675729 A JP H0675729A
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JP4228170A
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Hiroshi Kumamoto
浩 熊本
Nobuo Tsuchiya
伸生 土屋
Atsushi Kuno
敦司 久野
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ユーザーのレベルやコマンド選択傾向に合
わせて表示コマンド(選択枝)を変えることにより、所
望するコマンドを容易に選択することができるコマンド
入力装置を提供することを目的とする。 【構成】 コマンド関連度記憶領域6に相前後して入
力されるコマンド間の関連度が記憶される。表示コマン
ド選別部8は入力されたコマンドに所定の関連度を有す
る次コマンドのみを選別表示するため、所望する次コマ
ンドの選択が容易になる。コマンドチェック部14は、被
選択コマンドの関連度が小さい場合には警告を行うため
誤選択を防止できる。コマンド関連度修正部22は、コマ
ンドの実選択回数を基にコマンド関連度を修正し、正確
な関連度を設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はコマンド入力装置に関
するものであり、特に、コマンドの誤選択を防ぎ、容易
にコマンド選択を行う方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、マンマシンインターフェイスに
おいては、機械の操作性を向上させるために、機械と操
作者との接点であるインターフェイス、すなわち、機械
の制御用ソフトウェアに種々の工夫がなされている。
【0003】例えば、パーソナルコンピュータを使用し
た文書作成のためのソフトウェア(以下、「ワープロソ
フト」と略す)における操作を、図を参照して説明す
る。
【0004】パーソナルコンピュータを使用してワープ
ロソフトを起動すると、初期画面として図8Aに示す画
面42がCRTに表示される。画面42には、ワープロソフ
トを使用して文書作成を進める上で必要とされる次の作
業が選択肢として準備されいる。例えば、画面42中の各
選択肢において、(1)「新規作成」は、文書を新規に
作成する場合の選択肢、(2)「文書修正」は、パーソ
ナルコンピュータの記憶装置に保存されている作成済あ
るいは作成途中にある文書を読み出して追加・修正を行
う場合の選択肢、(3)「文書印刷」は、作成済文書を
印刷する場合の選択肢、(4)「用語登録」は、ワープ
ロソフトに用意されていない特許用語、医学用語等の特
殊用語を登録する場合の選択肢、(5)「画像登録」
は、電話番号、郵便番号、注意印等を表現するために文
書に挿入する記号・マーク類を作成して登録する場合の
選択肢である。
【0005】ユーザーは、目的に応じて希望する選択肢
を選択する。例えば、前日に途中まで作成した文書を当
日に引き続いて作成する場合には、(2)「文書修正」
を選択し、パーソナルコンピュータのキーボードあるい
はマウスを使用して入力する。(2)「文書修正」が選
択され入力されると、CRTの表示は図8Bの画面44に
なる。
【0006】画面44では、パーソナルコンピュータの記
憶装置に保存されており、修正を加えることができる作
成済文書が一覧表の形式で表示される。この画面におい
ても、ユーザーは希望の選択肢を選択するようになって
いる。希望の選択肢を入力すると、さらに次に画面に移
る。このような操作を何度か繰り返した後、実際に文書
を修正することができる画面に移る。
【0007】このようにして、ワープロソフトの使用者
は、パーソナルコンピュータのCRTに表示された画面
の選択枝に順次答える(すなわち、コマンドを順次選択
・入力する)形式で操作を進めるため、自らの使用目的
から逸脱することなく、確実に操作を行うことができ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来のマンマシンインターフェイスのコマンド選
択方法においては、次のような問題があった。
【0009】次に想定される作業項目が多いと、CRT
の一画面には、多数の選択枝が表示されることになる。
このような状況下では、希望のコマンドを捜し出して入
力するのに時間と集中力が要求され、場合によっては、
誤選択をも起こしかねない。これでは、マンマシンイン
ターフェイスの本来の目的である簡便さの追求から逸脱
することになる。
【0010】さらに、次のような問題もある。必要とさ
れるコマンドは、入門者、初心者、中級者、上級者とユ
ーザーのレベルによって異なることが多い。例えば、上
記の画面42において、(4)「用語登録」や(5)「画
像登録」のコマンドは、入門者にとっては不要である。
また、同じ上級者であっても、一般的な文書のみを扱う
ユーザーと特許・医学分野等の専門的文書を扱うユーザ
ーでは、(4)「用語登録」のコマンドの選択回数は大
きく異なる。これらのユーザーの差異を考慮せず、どの
ユーザーにも画一的にコマンドを表示していたのでは、
簡便な操作性が実現されない。
【0011】この発明は、上記のような問題を解決し
て、ユーザーのレベルやコマンド選択傾向に合わせて表
示コマンド(選択枝)を変えることにより、所望するコ
マンドを容易に選択することができるコマンド入力装置
を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1のコマンド入力
装置は、コマンドを入力するコマンド入力手段、各コマ
ンド間の関連度を記憶しているコマンド関連度記憶手
段、入力されたコマンドに関連するコマンドをコマンド
関連度記憶手段から読み出すとともに、読み出したコマ
ンドのうち所定の関連度以上のコマンドのみを選別する
表示コマンド選別手段、表示コマンド選別手段から送ら
れてきたコマンドを表示し、次のコマンド入力を促すコ
マンド表示手段、を備えたことを特徴とする。
【0013】請求項2のコマンド入力装置は、今回入力
されたコマンドと、前回入力されたコマンドとの関連度
をコマンド関連度記憶手段から読み出し、該関連度が所
定の警告値より小さい場合には警告信号を出力するコマ
ンドチェック手段、を備えたことを特徴とする。
【0014】請求項3のコマンド入力装置は、あるコマ
ンドが入力された後に他のコマンドが入力された回数
を、各コマンド毎に記憶する入力回数記憶手段、入力回
数記憶手段に記憶された回数に基づいて、コマンド関連
度記憶手段に記憶されている各コマンド間の関連度を修
正するコマンド関連度修正手段、を備えたことを特徴と
する。
【0015】
【作用】請求項1のコマンド入力装置においては、コマ
ンド関連度記憶手段に、各コマンド間の関連度が設定さ
れて記憶される。
【0016】また、表示コマンド選別手段は、入力され
たコマンドに関連するコマンドをコマンド関連度記憶手
段から読み出すとともに、読み出したコマンドのうち所
定の関連度以上のコマンドのみを選別する。したがっ
て、入力されたコマンドに関連の深いコマンドのみが選
別される。
【0017】なお、コマンドを選別するための基準は任
意に設定される。これにより、選別を受けて表示される
コマンドが変わる。
【0018】さらに、コマンド表示手段は、表示コマン
ド選別手段から送られてきたコマンドを表示し、次のコ
マンド入力を促す。
【0019】請求項2のコマンド入力装置においては、
コマンドチェック手段により、今回入力されたコマンド
と、前回入力されたコマンドとの関連度をコマンド関連
度記憶手段から読み出し、該関連度が所定の警告値より
小さい場合には警告信号を出力する。したがって、選択
コマンドが誤選択によるものである可能性を検討するこ
とができる。
【0020】また、警告信号を出力するための基準は任
意に設定される。これにより、警告信号を出力されるコ
マンドが変わる。
【0021】請求項3のコマンド入力装置においては、
入力回数記憶手段に、あるコマンドが入力された後に他
のコマンドが入力された回数が、各コマンド毎に記憶さ
れる。これにより、実際の操作で、あるコマンドに続い
て他のコマンドが選択され入力された回数が記憶され
る。
【0022】また、コマンド関連度修正手段は、入力回
数記憶手段に記憶された回数に基づいて、コマンド関連
度記憶手段に記憶されている各コマンド間の関連度を修
正する。したがって、実際の操作に基づいた、より正確
な関連度を設定することができる。
【0023】
【実施例】この発明の一実施例によるコマンド入力装置
について図面に基づいて説明する。
【0024】図1は、コマンド入力装置の構成を表わす
ブロック図である。図2は、図1のコマンド入力装置を
さらに具体化したものである。希望のコマンドはコマン
ド入力手段であるコマンド入力部4によって入力され
る。入力されたコマンドは入力コマンド記憶領域5に記
憶される。
【0025】コマンド関連度記憶手段であるコマンド関
連度記憶領域6は、コマンド関連度を記憶するためのも
のである。コマンド関連度とは、先に入力されるコマン
ドを受けて後から入力されるコマンドの選択傾向(選択
される度合い)を示す指標である。0から1までの数値
で表わされ、先のコマンドとの関連性が全く無く選択さ
れない場合には0、選択回数に比例して数値が増し、選
択傾向が最も強い場合には1で表わされる。なお、当該
コマンド間において、先に入力されるコマンドに最も関
連度が大きいコマンドが関連度1として設定される。
【0026】表示コマンド選別手段である表示コマンド
選別部8は、先に入力されたコマンドを受けて、次に入
力が予想されるコマンドを複数選び出す。まず、全ての
コマンドの中から先に入力されたコマンドに関連のある
コマンドが抽出される。その後、それらの中から一定の
関連度(例えば、関連度が0.5以上)を有するコマン
ドのみが選別される。選別基準になる関連度は予め設定
され、コマンド選別基準記憶領域10に記憶される。コマ
ンド表示手段であるコマンド表示部12は選別されたコマ
ンドを表示し、次のコマンドの入力を促す。
【0027】コマンドチェック手段であるコマンドチェ
ック部14は、先に入力されたコマンドを受けて選択・入
力されたコマンドが、誤選択によるものである可能性を
検討する。まず、コマンド関連度記憶領域6から当該コ
マンド間の関連度を得た後、一定の警告基準と比較す
る。警告基準はコマンド関連度で表わされ(例えば、関
連度0.3を警告基準とする)、当該コマンド間の関連
度がこの警告基準よりも小さい場合には警告信号が出力
される。警告基準になる関連度は予め設定され、警告基
準記憶領域16に記憶される。警告信号である警告表示は
警告表示部18に表示され、ユーザーの再検討を促す。
【0028】入力回数記憶手段である入力回数記憶領域
20は、実際の操作において、あるコマンドが入力された
後に他のコマンドが入力された回数を記憶するためのも
のである。
【0029】また、コマンド関連度修正手段であるコマ
ンド関連度修正部22は、入力回数記憶領域20に記憶され
ている実操作時のコマンド選択回数に基づいて、コマン
ド関連度記憶領域6に記憶されている各コマンド間の関
連度を修正する。例えば、当初コマンド関連度記憶領域
6に関連度が0.5と記憶され、その後の実操作でのコ
マンド選択回数から関連度が0.6と算出された場合、
コマンド関連度修正部22はコマンド関連度記憶領域6に
記憶されている当該コマンド間の関連度を0.6に修正
する。
【0030】図2の各ブロックの機能を、CPUを用い
て実現した場合のハードウェア構成の一例を図3に示
す。CPU24には、ROM25、RAM26、キーボード2
7、CRT28が接続されている。CPU24は、ROM25
に格納されたプログラムにしたがって各部を制御する。
ROM25に格納されているプログラムには、表示コマン
ドの選別、コマンド関連度の修正、入力コマンドのチェ
ックを行う方法を定めたプログラム等がある。RAM26
には、入力コマンド記憶領域5、コマンド関連度記憶領
域6、コマンド選別基準記憶領域10、警告基準記憶領域
16、入力回数記憶領域20が存在し、上述した各事項を記
憶する。キーボード27は、コマンドを入力するのに使用
される。CRT28は、コマンドの選択、入力、再確認等
を的確に進める上で必要な画面を表示する。
【0031】次に、本発明のコマンド入力装置を用いた
コマンドの入力方法について、ワープロソフトを例に図
4、図5に基づいて説明する。図4は、ワープロソフト
を使用した場合にパーソナルコンピュータのCRTに表
示される画面を示し、図5は、コマンド関連度記憶領域
6に記憶されたコマンド関連度を示す。
【0032】ワープロソフトはコマンド入力部4に起動
コマンドを入力することにより起動される。入力された
起動コマンドは入力コマンド記憶領域5に記憶され、こ
れが先のコマンドになる。ワープロソフトが起動する
と、起動画面である図4Aの画面32には、次に想定され
る作業として(1)「新規作成」、(2)「文書修
正」、(3)「文書印刷」、(4)「用語登録」、
(5)「画像登録」のコマンドが準備されてコマンド表
示部12に表示されている。
【0033】コマンド関連度記憶領域6には、起動コマ
ンドと上記(1)から(5)の各コマンドの関連度が設
定されて記憶されている。図5に示すように、起動コマ
ンドとの関連度は、(1)「新規作成」が0.8、
(2)「文書修正」が1.0、(3)「文書印刷」が
0.4、(4)「用語登録」が0.2、(5)「画像登
録」が0.1に設定されており、起動コマンドに続いて
(1)「新規作成」、(2)「文書修正」のコマンドが
選択される可能性が強く、(4)「用語登録」や(5)
「画像登録」は選択の程度が低いことが分る。
【0034】ところで、ワープロソフトの初心者にとっ
ては、(4)「用語登録」や(5)「画像登録」は不要
であり、これらのコマンドが表示されることで初心者に
は無用な混乱が生じかねない。そこで、画面表示される
コマンドの基準として、関連度が0.3以上であるよう
に設定する。この設定は、コマンド選別基準記憶領域10
に関連度を0.3と登録することにより行われる。表示
コマンド選別部8は、上記(1)から(5)の各コマン
ドのなかから起動コマンドとの関連度が0.3以上であ
るコマンドのみを選別する。その結果、図4Bの画面34
に示すように、コマンド表示部12に表示されるコマンド
は、(1)「新規作成」、(2)「文書修正」、(3)
「文書印刷」に限定される。
【0035】一方、特許・医学分野等の専門的文書を扱
う上級のユーザーでは、起動コマンドに続いて(4)
「用語登録」のコマンドが選択される回数が増加する。
しかしながら、(4)「用語登録」のコマンドの関連度
が初期の設定値0.2のままであっては、上記の表示選
別や後述する警告表示を行う上で実情に合わず、不都合
が生じる。そこで、コマンド入力装置では、これに応じ
た修正がなされる。修正は図6Aに示す手順にしたがっ
て行われる。
【0036】まず、修正機能を選択するか否かが問われ
る(ステップS1)。修正機能を選択しない場合は、コ
マンド関連度記憶領域6に記憶されたコマンド関連度は
初期設定値から変らない。修正機能が選択されると、こ
のワープロソフトが実際に使用された際に、先のコマン
ドに続いて選択されたコマンドの選択回数が計数され、
入力回数記憶領域20に記憶される(ステップS2)。次
に、コマンド関連度修正部22が、入力回数記憶領域20に
記憶された値をもとに、新たなコマンド関連度を算出す
る(ステップS3)。
【0037】コマンド関連度修正部22におけるコマンド
関連度の算出例を図6Bに示す。このワープロソフトが
実際に使用された際に、起動コマンドに続いて、(1)
「新規作成」が85回、(2)「文書修正」が100
回、(3)「文書印刷」が35回、(4)「用語登録」
が60回、(5)「画像登録」が5回選択されたとす
る。先に入力されるコマンドに最も関連度が大きいコマ
ンドが関連度1として設定されるため、選択回数の最も
多い(2)「文書修正」が起動コマンドとの関連度が1
に設定される。他のコマンドの関連度は、(2)「文書
修正」の選択回数との関係において決定されるため、
(1)「新規作成」が関連度0.85(85/10
0)、(3)「文書印刷」が0.35、(4)「用語登
録」が0.6、(5)「画像登録」が0.05に修正さ
れる。修正されたコマンド関連度は、初期設定値に代っ
てコマンド関連度記憶領域6に記憶される。
【0038】以上のような修正が行われた結果、起動コ
マンドに続いて(4)「用語登録」のコマンドを選択す
る可能性が強いユーザーでは、たとえ画面表示されるコ
マンドの基準が関連度0.3以上であるように設定され
ていても、図4Cの画面36に示すように、(4)「用語
登録」のコマンドが表示されるようになる。
【0039】次に、誤選択を防止するための選択コマン
ドの再確認機構について説明する。選択の可能性が低い
(コマンド関連度が低い)コマンドが選択された場合、
CRTの画面に警告表示が出されることで、ユーザーの
注意が喚起され、コマンドの誤選択が防止される。そこ
で、警告表示が出されるコマンドの基準として、関連度
が0.2未満であるように設定する。この設定は、警告
基準記憶領域16に関連度を0.2と登録することにより
行われる。コマンドチェック部14は、選択されたコマン
ドについて起動コマンドとの関連度が0.2未満でない
かをチェックする。その結果、図4Dの画面38に示すよ
うに、警告表示部18に選択コマンドの再確認を促す表示
が出される。誤選択であれば、「中止」を入力し再びコ
マンド選択を行う。
【0040】なお、初期画面において(1)「新規作
成」のコマンドが選択された場合、次の図4Eの画面40
には、(1)「新規作成」に関連のあるコマンドが表示
される。画面40には次に想定される作業として、(1)
「標準文書規格での文書作成」、(2)「文書規格の変
更」、(3)「設定文書規格でのサンプル文書の印刷」
のコマンドが準備されてコマンド表示部12に表示されて
いる。この段階においても、上記と同様に、コマンド関
連度記憶領域6に「新規作成」のコマンドと各コマンド
とのコマンド関連度が設定されており、所定の表示基準
を満たすコマンドのみの選択的表示機能、実際のコマン
ド選択回数に合せて関連度の修正を行う修正機能、コマ
ンドの誤選択を防止するための警告表示機能が機能す
る。
【0041】図7は、上記の機能が全て選択された状態
での各機能の実行順序を示すものである。まず、表示コ
マンド選別部8により先に入力されたコマンドに所定の
関連度を有するコマンドが選別されコマンド表示部12に
表示される(ステップST1)。選別表示されたコマン
ドからユーザーは希望するコマンドを選択して入力する
(ステップST2)。コマンドチェック部14は、選択・
入力されたコマンドが、誤選択によるものである可能性
を検討し(ステップST3)、警告レベルにある場合は
警告表示部18で警告表示を行う(ステップST4)。ユ
ーザーは選択・入力されたコマンドを再確認し、問題が
なければコマンドを実行し、誤選択であれば再度コマン
ドの選択を行う(ステップST5)。選択コマンドが実
行されれば(ステップST6)、コマンド関連度修正部
22は、コマンド関連度記憶領域6に記憶されているコマ
ンド関連度の修正を行う(ステップST7)。
【0042】このように、このワープロソフトではパー
ソナルコンピュータのCRTに表示されたコマンドの中
から所望のコマンドを選択して入力する形式で操作を順
次に進め、その際に、所定の表示基準を満たすコマンド
のみの選択的表示機能、実際のコマンド選択回数に合せ
て関連度の修正を行うコマンド関連度修正機能、コマン
ドの誤選択を防止するための警告表示機能が機能するよ
うになっている。
【0043】なお、各画面32、34、36、38、40におい
て、「全コマンド」を選択した場合には、関連度の大小
にかかわらず、当該コマンドに関連のある全てのコマン
ドが表示される(上記の初期画面においては、(1)
「新規作成」、(2)「文書修正」、(3)「文書保
存」、(4)「用語登録」、(5)「画像登録」が全て
表示されている画面32がこれに相当する)。
【0044】なお、この実施例では、コマンド入力装置
をパーソナルコンピュータを使用して文書作成を行うワ
ープロソフトに用いたが、他のマンマシンインターフェ
イスに応用しても良い。
【0045】また、コマンド関連度の算出方法は上記実
施例のみに限定されず、例えば、先に入力されるコマン
ドに引き続いて選択される確率等をコマンド関連度とし
ても良い。
【0046】さらに、誤選択を防止するための警告はC
RTでの表示により行ったが、警告音等のように表示に
よらない方法あるいは表示との併用であっても良い。
【0047】また、所定の表示基準を満たすコマンドの
みの選択的表示機能、実際のコマンド選択回数に合せて
関連度の修正を行うコマンド関連度修正機能、コマンド
の誤選択を防止するための警告表示機能の実行順序は上
記実施例のみに限定されない。
【0048】コマンド関連度記憶領域6に記憶されるコ
マンド関連度、コマンド選別基準記憶領域10に記憶され
る選別基準、警告基準記憶領域16に記憶される警告基準
は上記実施例のみに限定されない。
【0049】
【発明の効果】請求項1のコマンド入力装置において
は、表示コマンド選別手段は、入力されたコマンドに関
連するコマンドをコマンド関連度記憶手段から読み出す
とともに、読み出したコマンドのうち所定の関連度以上
のコマンドのみを選別してコマンド表示手段に送り表示
するため、入力されたコマンドに関連の深いコマンドの
みを選別して表示することができる。したがって、所望
するコマンドを容易に選択することができる。
【0050】また、コマンドを選別するための基準は任
意に設定することができるため、選別を受けて表示され
るコマンドを変えることができる。したがって、ユーザ
ーのレベルに合わせて、表示するレベルを変えることが
できる。
【0051】請求項2のコマンド入力装置においては、
コマンドチェック手段により、今回入力されたコマンド
と、前回入力されたコマンドとの関連度をコマンド関連
度記憶手段から読み出し、該関連度が所定の警告値より
小さい場合には警告信号を出力するため、選択コマンド
が誤選択によるものである可能性を検討することができ
る。したがって、コマンドの誤選択を防ぐことができ
る。
【0052】また、警告信号を出力するための基準は任
意に設定されるため、警告信号を出力するコマンドを変
えることができる。したがって、ユーザーのレベルに合
わせて、警告するレベルを変えることができる。
【0053】請求項3のコマンド入力装置においては、
コマンド関連度修正手段は、入力回数記憶手段に記憶さ
れた回数に基づいて、コマンド関連度記憶手段に記憶さ
れている各コマンド間の関連度を修正するため、実際の
操作に基づいた、より正確な関連度を設定することがで
きる。したがって、ユーザーのコマンド選択傾向に合わ
せて、より正確にコマンド表示を行い、入力を促すこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例によるコマンド入力装置の
構成を表わすブロック図である。
【図2】この発明の一実施例によるコマンド入力装置の
詳細な構成を表わすブロック図である。
【図3】この発明の一実施例によるコマンド入力装置の
ハードウェア構成を示す図である。
【図4】コマンド入力装置を用いたコマンドの入力方法
を説明するための図である。
【図5】コマンド関連度記憶領域6に記憶されたコマン
ド関連度の一例を示す図である。
【図6】コマンド関連度記憶領域6に記憶されたコマン
ド関連度を修正する方法を説明するための図である。
【図7】コマンド入力装置の各機能の実行順序を示す図
である。
【図8】従来のコマンドの入力方法を説明するための図
である。
【符号の説明】
4・・・・コマンド入力部 6・・・・コマンド関連度記憶領域 8・・・・表示コマンド選別部 12・・・・コマンド表示部 14・・・・コマンドチェック部 20・・・・入力回数記憶領域 22・・・・コマンド関連度修正部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コマンドを入力するコマンド入力手段、 各コマンド間の関連度を記憶しているコマンド関連度記
    憶手段、 入力されたコマンドに関連するコマンドをコマンド関連
    度記憶手段から読み出すとともに、読み出したコマンド
    のうち所定の関連度以上のコマンドのみを選別する表示
    コマンド選別手段、 表示コマンド選別手段から送られてきたコマンドを表示
    し、次のコマンド入力を促すコマンド表示手段、 を備えたことを特徴とするコマンド入力装置。
  2. 【請求項2】請求項1のコマンド入力装置において、 今回入力されたコマンドと、前回入力されたコマンドと
    の関連度をコマンド関連度記憶手段から読み出し、該関
    連度が所定の警告値より小さい場合には警告信号を出力
    するコマンドチェック手段、 を備えたことを特徴とするコマンド入力装置。
  3. 【請求項3】請求項1のコマンド入力装置において、 あるコマンドが入力された後に他のコマンドが入力され
    た回数を、各コマンド毎に記憶する入力回数記憶手段、 入力回数記憶手段に記憶された回数に基づいて、コマン
    ド関連度記憶手段に記憶されている各コマンド間の関連
    度を修正するコマンド関連度修正手段、 を備えたことを特徴とするコマンド入力装置。
JP4228170A 1992-08-27 1992-08-27 コマンド入力装置 Pending JPH0675729A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4025018A1 (de) * 1989-08-08 1991-02-14 Fuji Heavy Ind Ltd Steuervorrichtung fuer alkoholmotoren
JP2006208461A (ja) * 2005-01-25 2006-08-10 Honda Motor Co Ltd 音声認識型機器制御装置
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