JPH0728827A - 図面説明文生成装置 - Google Patents

図面説明文生成装置

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JPH0728827A
JPH0728827A JP5173149A JP17314993A JPH0728827A JP H0728827 A JPH0728827 A JP H0728827A JP 5173149 A JP5173149 A JP 5173149A JP 17314993 A JP17314993 A JP 17314993A JP H0728827 A JPH0728827 A JP H0728827A
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Akane Ishihara
茜 石原
Kazuhiko Nishimura
一彦 西村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】説明文を自動的かつ正確に生成する図面説明文
生成装置を提供する。 【構成】 用語情報入力手段6を通じて用語情報を用語
情報格納手段7に入力する。また、パターン情報入力手
段1を通じてパターン情報をパターン情報格納手段2に
入力しておく。図面情報入力手段3を通じて、説明文生
成の基礎としようとする図面の要素に関する図面情報を
入力すると、図面情報解析手段12が図面情報間の相互
関係を解析する。説明文生成手段4が、図面情報とパタ
ーン情報に基づいて説明文を生成し、説明文順列手段1
3は、前記相互関係と接続情報に基づいてパターンごと
の説明文を順列させ、説明文修正手段9を通じて説明文
を修正すると、説明文出力手段5が修正済みの説明文を
出力する。さらに、出現頻度更新手段10が修正済みの
説明文に基づいて出現頻度を更新し、接続情報調整手段
14が修正済みの説明文に基づいて接続情報を調整す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、図面に基づいて、その
図面の説明文を生成する図面説明文生成装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】一般に、図面の内容を説明するために
は、図面に基づいた説明文を用いることが考えられる。
そして、従来、図面は、CADシステムなどの情報処理
手段を用いて全自動的ないし半自動的に作成され、説明
文は、図面とは別個独立に、かつ、手作業によって作成
されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図面の
構成はしばしば複雑であり、また、説明文の作成者は、
自分にとってわかりきったことを説明文中で省略した
り、考えをまとめながら説明文を作成する場合がある。
このため、図面と説明文との間に矛盾や抜けが生じた
り、説明文が難解になり、説明文が不正確になる場合が
あった。また、図面と説明文が別個独立に作成される結
果、図面中に含まれる情報を説明文作成において直接に
利用することができず、説明文作成の効率化が困難とい
う問題点があった。
【0004】特に、設計図面や特許明細書のように、図
面と説明文の対応の正確さが求められる技術文書では、
図面と正確に対応した、より正確な説明文が求められ
る。
【0005】また、難解な図面の内容をチェックするた
めには、図面自体ではなく、意味内容が言語で表現され
ている説明文の内容をチェックすることが考えられる。
しかし、この場合も、説明文が図面に正確に対応してい
なければ有意義なチェックは不可能である。
【0006】本発明は、上記のような従来技術の問題点
を解決するために提案されたもので、その目的は、図面
に対応した説明文を自動的かつ正確に生成する図面説明
文生成装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達するた
め、請求項1の図面説明文生成装置は、図面の要素を表
す図面情報のパターンとこのパターンに対応する説明文
のパターンからなるパターン情報を入力するパターン情
報入力手段と、前記パターン情報を格納するパターン情
報格納手段と、説明文生成の基礎となる図面に係る前記
図面情報を入力する図面情報入力手段と、前記パターン
情報及び前記図面情報に基づいて、図面の説明文を生成
する説明文生成手段と、生成された説明文を出力する説
明文出力手段と、を有することを特徴とする。
【0008】また、請求項2の発明は、請求項1記載の
図面説明文生成装置において、前記図面情報とこの図面
情報に対応する用語とからなる用語情報を入力するため
の用語情報入力手段と、前記用語情報を格納する用語情
報格納手段とを有し、前記説明文生成手段は、前記用語
に対応する前記図面情報に係る前記説明文に当該用語を
加入するように構成されたことを特徴とする。
【0009】また、請求項3の発明は、請求項2記載の
図面説明文生成装置において、前記各用語の出現頻度を
格納する出現頻度格納手段を備え、前記説明文生成手段
は、前記出現頻度が最大の前記用語を用いて前記説明文
を生成するように構成され、生成された説明文を修正す
るための説明文修正手段と、修正された説明文に基づい
て前記出現頻度を更新する出現頻度更新手段とを備えた
ことを特徴とする。
【0010】また、請求項4の発明は、請求項1記載の
図面説明文生成装置において、前記各図面情報の相互関
係に対応する前記各図面情報の説明文の順序を表す接続
情報を格納する接続情報格納手段と、一の前記図面に係
るものとして入力された複数の前記図面情報間の相互関
係を解析する図面情報解析手段と、前記接続情報及び前
記解析の結果に基づいて、前記各図面情報に対応する前
記各説明文を順列させる説明文順列手段と、順列した説
明文を修正する説明文修正手段と、修正された前記説明
文に基づいて前記接続情報を調整する接続情報調整手段
を備えたことを特徴とする。
【0011】また、請求項5の発明は、請求項4記載の
図面説明文生成装置において、前記図面情報解析手段
は、前記図面がデータフロー図の場合には、前記図面上
の前記図面情報の特徴に応じて前記説明文のパターンを
選択し、当該図面情報間の関係に応じて前記用語を選択
し、また、フローチャートを表す図面情報に基づいて、
フローチャート中の各ステップの実行順序を表し条件分
岐ごとに分岐する木構造データを生成し、この木構造デ
ータから相互に共通する部分である部分木を検出し、前
記説明文生成手段は、前記部分木に対応する説明文は単
一のものとして生成するように構成されたことを特徴と
する。
【0012】
【作用】上記のような構成を有する本発明は、次のよう
な作用を有する。すなわち、請求項1の図面説明文生成
装置では、図面情報とこれに対応すべき説明文のテンプ
レートとの関係がパターン情報として格納されており、
図面情報を入力すれば、図面に対応した説明文が、パタ
ーン情報に基づいて、自動的かつ正確に生成される。
【0013】また、請求項2の発明では、用語情報を入
力しておくことによって、所望の図面情報に対応する説
明文に、ユーザに必要に応じた用語を加入することがで
きる。
【0014】また、請求項3の発明では、出現頻度が最
大の用語を用いて説明文が生成されるので、同一の図面
情報に対して複数の用語が定められている場合に、説明
文の用語修正の手数が最小限となる。
【0015】また、請求項4の発明では、解析された各
図面情報の相互関係に対応した順序で各説明文が順列
し、説明文が修正されたときは、修正された説明文に基
づいて接続情報が調整されるので、ユーザ所望の適切な
順序で説明文が出力され、説明文の順序を修正する手数
が最小限となる。
【0016】また、請求項5の発明では、フローチャー
ト中の相互に共通する部分である部分木に対応する説明
文が単一のものとして生成されるので、説明文の無駄な
重複が解消し、理解が容易になる。
【0017】
【実施例】次に、本発明の実施例である図面説明文生成
装置(以下「本装置」という)について、図面に従って
具体的に説明する。なお、本装置はコンピュータ上に実
現されるもので、本装置の各機能は、プログラムの形式
で表現された所定の手順でコンピュータを動作させるこ
とによって実現されている。例えば、ユーザから本装置
への入力は、キーボードやマウスなどの入力機構やグラ
フィック・エディタなどのプログラムによって実現する
ことができる。また、本装置からユーザへの出力はCR
T表示装置やプリンタなどの出力機構を制御用プログラ
ムによって制御することで実現可能である。したがっ
て、以下、本装置の各機能を有する仮想的回路ブロック
を想定して本装置を説明する。
【0018】(1)実施例の構成 図1は、本装置の構成を表す機能ブロック図である。す
なわち、本装置は、この図に示すように、図面の要素を
表す図面情報のパターンとこのパターンに対応する説明
文のパターンからなるパターン情報を入力するパターン
情報入力手段1と、前記パターン情報を格納するパター
ン情報格納手段2と、説明文生成の基礎となる図面に係
る図面情報を入力する図面情報入力手段3とを有してい
る。また、本装置は、パターン情報及び図面情報に基づ
いて、図面の説明文を生成する説明文生成手段4と、生
成された説明文を出力する説明文出力手段5とを有して
いる。
【0019】また、本装置は、図面情報とこの図面情報
に対応する用語とからなる用語情報を入力するための用
語情報入力手段6と、用語情報を格納する用語情報格納
手段7とを有する。なお、説明文生成手段4は、用語に
対応する図面情報に係る説明文に当該用語を加入するよ
うに構成されている。
【0020】また、本装置は、各用語の出現頻度を格納
する出現頻度格納手段8を備えている。なお、説明文生
成手段4は、出現頻度が最大の用語を用いて説明文を生
成するように構成されている。また、本装置は、説明文
を修正するための説明文修正手段9と、修正された説明
文に基づいて出現頻度を更新する出現頻度更新手段10
とを備えている。
【0021】また、本装置は、各図面情報の相互関係に
対応する各図面情報の説明文の順序を表す接続情報を格
納する接続情報格納手段11と、一の図面に係るものと
して入力された複数の図面情報間の相互関係を解析する
図面情報解析手段12と、接続情報及び解析の結果に基
づいて、各図面情報に対応する各説明文を順列させる説
明文順列手段と13と、修正された説明文に基づいて接
続情報を調整する接続情報調整手段14とを備えてい
る。
【0022】(2)実施例の作用 上記のような構成を有する本装置における図面説明文の
生成は、次のように行われる。なお、図面説明文の生成
に先立って、ユーザは、用語情報入力手段6を通じて用
語情報を用語情報格納手段7に入力しておき、また、パ
ターン情報入力手段1を通じてパターン情報をパターン
情報格納手段2に入力しておく。なお、説明文生成作業
の途中で、ユーザが所望のときに所定の操作を行うこと
によって、これら用語及びパターンの入力をできるよう
にしてもよい。
【0023】次に、図2は、本装置における説明文生成
の手順を示すフローチャートである。説明文を生成しよ
うとする場合は、この図に示すように、まず、ユーザ
が、図面情報入力手段3を通じて、説明文生成の基礎と
しようとする図面の要素に関する図面情報を入力する
(ステップ21)。ここで、図面情報は、図面を構成す
る各種図形・シンボル・記号などの要素ごとにその種類
を表すもので、種類に応じた修飾用パラメータを有す
る。
【0024】続いて、図面情報解析手段12が図面情報
間の相互関係を解析し(ステップ22)、図面情報のパ
ターンに該当するパターン情報を検出する。ここで、各
図面情報は、要素の種類ごとに異なったものとして入力
されているので、図面情報の解析は図面情報のパターン
と、図面情報の種類ごとの組み合わせとの照合によって
容易に行うことができる。また、パターンの単位となる
図面情報は単数でも複数でもよい。
【0025】次に、説明文生成手段4が、図面情報とパ
ターン情報に基づいて説明文を生成する(ステップ2
3)。このとき、説明文生成手段4は、用語情報に含ま
れる図面情報については、対応する説明文中に該当する
用語を加入する。また、同一の図面情報に対応する用語
が複数存在するときは、出現頻度が最大の用語を選択す
る。
【0026】そして、説明文順列手段13は、前記相互
関係と接続情報に基づいてパターンごとの説明文を順列
させ、必要な接続詞を補充する。順列した説明文は、説
明文修正手段9に含まれる画面表示装置などの出力手段
から暫定的に出力されるので、ユーザは、説明文修正手
段9を通じて、説明文を修正する(ステップ26)。こ
こで、「修正」とは、パターン・用語・順序について複
数の候補が存在する場合にあっては、候補を画面表示さ
せて選択する作業を意味し、候補を選択してもユーザ所
望の説明文が得られない場合にあっては、説明文を構成
する文字列そのものに対する直接の編集作業を意味す
る。このような説明文の修正が終了すると、説明文出力
手段5が、修正済みの説明文を、プリンタなどの出力機
構を通じて出力する。
【0027】その後、出現頻度更新手段10が、修正済
みの説明文に基づいて、出現頻度格納手段8に格納され
ている用語の出現頻度を更新する(ステップ27)。こ
の更新は、修正済みの説明文で用いられている用語の使
用頻度をインクリメント(1ずつ加算)することによっ
て行われる。
【0028】また、接続情報調整手段14が、修正済み
の説明文に基づいて、接続情報格納手段11に格納され
ている接続情報を調整する(ステップ28)。すなわ
ち、修正済みの説明文で用いられている説明文の順序を
デフォルト(指定省略時の自動選択対象)に設定する。
【0029】(3)実例 次に、本装置を用いた説明文生成の複数の実例について
説明する。これらの実例は、ソフトウェア設計図面であ
るデータフロー図(実例1)とフローチャート(実例
2)からの説明文生成を示すものである。
【0030】[実例1]データフロー図は、コンピュー
タなどのハードウェアやソフトウェアモジュール間にお
けるデータの流れを示した図である。図3は、データフ
ロー図の単純な一例であり、ある要素Pとこれに関係す
る他の要素S1,S2,S3,S4との間におけるデー
タ入出力を示している。
【0031】この場合、P(構成要素)がデータベース
や入力装置の場合、次のようなパターンの適用が考えら
れる。“[構成要素名]は[入力ソースA]の[入力デ
ータa]と[入力ソースB]の[入力データb]を読み
込み、[出力ソースC]の[出力データc]と[出力ソ
ースD]の[出力データd]を出力する。”
【0032】ここで、下線部は、用語情報格納手段7に
格納されている用語を表している。このパターンを図3
のデータフロー図に適用すれば、次のような説明文が生
成される。『Pは、S1のi1とS2のi2を読み込
み、S3のo1とS4のo2を出力する。』
【0033】なお、構成要素Pがプロセスの場合、上記
パターンの一部を用語辞書を使って変更し、“[構成要
素名]は[入力ソースA]の[入力データa]と[入力
ソースB]の[入力データb]に基づいて、[出力ソー
スC]の[出力データc]と[出力ソースD]の[出力
データd]を計算する。”
【0034】また、図4に示すように、構成要素がデー
タベース(DB)の場合、次のようなパターンを適用す
ることができる。“[構成要素名]は[入力ソース]よ
り得られる[入力データ]を格納する。そして、[出力
ソース]へ[出力データ]を出力する。”図4のデータ
フロー図にこのパターンを適用すれば、『DBはS1よ
り得られるiを格納する。そして、S2へoを出力す
る。』という説明文が得られる。
【0035】また、図面情報に入出力データ間の依存関
係を表すデータが含まれる場合、図面情報解析手段12
がこのデータを検出し、この依存関係に応じた説明文が
生成される。ここで、依存関係とは、要素のおける所定
の入力に基づいて、当該要素における所定の出力が生成
される関係をいう。
【0036】例えば、図5のデータフロー図では、入力
データi1に出力データo2が、また、入力データi2
に出力データo1が、それぞれ依存し、2系統の依存関
係が存在する。この場合、説明文生成手段4は、依存関
係に対応した次のようなパターンを用いればよい。
“[構成要素名]は[入力ソース(系統1)]の[入力
データ(系統1)]から、[出力ソース(系統1)]の
[出力データ(系統1)]を生成する。また、[構成要
素名]は[入力ソース(系統2)]の[入力データ(系
統2)]から、[出力ソース(系統2)]の[出力デー
タ(系統2)]を生成する。”
【0037】[実例2]フローチャートは、図6に例示
するように、コンピュータ上で実行される手順の流れを
示す図である。フローチャートである図面情報が入力さ
れた場合、まず、図面情報解析手段12が、図面情報に
基づいて木構造データを生成する。ここで、木構造デー
タとは、フローチャート中の各ステップの実行順序を表
し、かつ、条件分岐ごとに分岐する構造を有するデータ
である。例えば、図7は、図6のフローチャートに基づ
いて生成された木構造データである。
【0038】続いて、図面情報解析手段12が、この木
構造データから、相互に共通する複数ステップからなる
部分である部分木を検出する。この部分木の検出は、同
一順序で順列した複数の要素を単位として、同一単位を
検出することによって行うことができる。図7では、X
が部分木となっている。
【0039】次に、説明文生成手段4が図面情報に基づ
いて説明文を生成する。ここで、フローチャートに用い
るパターンとして、例えば、次のようなものが考えられ
る。これは、条件判断であるステップを表すパターンで
ある。“[条件判断の対象]が[条件1]のときは、
[選択肢1]が行われる。一方、[条件判断の対象]が
[条件2]のときは、[選択肢2]が行われる。”次
に、説明文生成手段4が、木構造データに基づいて説明
文を生成する。このとき、部分木に対応する所定のパタ
ーンが用いられ、部分木に対応する説明文は単一のもの
として生成される。例えば、図7の木構造データに基づ
いて、次のような説明文が生成される。『Aがa2のと
きは、Xが行われる。一方、Aがa1の場合は、Bが行
われ、Xが行われる。ここで、Xにおいては、Cがc1
のときは、Dが行われ、Cへ戻る。一方、Cがc2のと
きは、Eが行われ、終了する。』ここで、図8は、図7
の木構造データの部分木Xを簡略化して示した木構造デ
ータである。
【0040】なお、本実施例において部分木として検出
されるのは、木構造データにおいて相互に共通する部分
のうち、複数ステップからなるものであり、単一のステ
ップからなる部分は対象とならない。例えば、図9に示
すフローチャートの点線で区切られた上部を木構造にし
たものが図10である。この図10は相互に共通する部
分として末端のDを有するが、このDは部分木とはなら
ないので、図10の木構造データに対しては、部分木に
対応したパターンは用いられず、次のような通常の説明
文が生成される。『Aがa2のときは、Dが行われる。
一方、Aがa1でBがb2のときも、Dが行われる。さ
らに、Aがa1でBがb1、Cがc1のときもDが行わ
れる。一方、Cがc2のときはEが行われる。』
【0041】一方、図9のフローチャートの全体に係る
木構造データは、図11に示すように、部分木Yを有す
るので、図9のフローチャート全体を対象とするとき
は、次のような説明文が生成される。『Aがa2のと
き、以下に示す処理を行う。すなわち、D及びFが行わ
れ、Gがg1のときは、H及びKが行われ、終了する。
また、Gがg2のときは、I及びKが行われ、終了す
る。また、Gがg3のときは、J及びLが行われ、終了
する。また、Aがa1でBがb2のとき、並びに、Aが
a1でBがb1でCがc1のときも、上記と同様の処理
が行われる。また、Aがa1でBがb1でCがc2のと
きは、Eが行われる。』 (4)実施例の効果 以上のように、本実施例では、図面情報に対応した説明
文が、パターン情報に基づいて、自動的かつ正確に生成
される。このため、図面の構成が複雑であっても、図面
と説明文との間に矛盾や抜けが生じたり、説明文が難解
になることがない。また、図面情報に基づいて説明文が
直接生成される結果、図面中に含まれる情報を説明文作
成において直接効率的に利用することができ、説明文作
成が効率化される。
【0042】したがって、本実施例による説明文は、設
計図面や特許明細書のように、図面と説明文の対応の正
確さが求められる技術文書として利用することもでき
る。
【0043】また、本実施例による説明文は、図面に正
確に対応したものとなるので、説明文の内容のチェック
を通じた図面のチェックも有意義に行うことができる。
【0044】特に、本実施例では、用語情報に含まれる
図面情報に係る前記説明文に、当該用語が加入されるの
で、ユーザ所望の適切な用語を含む説明文を得ることが
できる。また、本実施例では、出現頻度が最大の用語を
用いて説明文が生成されるので、同一の図面情報に対し
て複数の用語が定められている場合に、説明文の用語修
正の手数が最小限となる。また、本実施例では、解析さ
れた各図面情報の相互関係に対応した順序で各説明文が
順列し、説明文が修正されたときは、修正された説明文
に基づいて接続情報が調整されるので、ユーザ所望の適
切な順序で説明文が出力され、説明文の順序を修正する
手数が最小限となる。また、本実施例では、フローチャ
ート中の相互に共通する部分である部分木に対応する説
明文が単一のものとして生成されるので、説明文の無駄
な重複が解消し、簡潔で理解が容易な説明文が得られ
る。
【0045】(5)他の実施例 なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
次のような他の実施例をも包含するものである。例え
ば、同一の図面情報のパターンに対して説明文のパター
ンを複数格納しておき、そのうち出現頻度が最大のもの
を適用するようにしてもよい。また、上記実施例の図面
説明文生成装置はコンピュータ上に実現されているが、
その機能の全部又は一部は専用の電子回路上に実現して
もよい。
【0046】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、説明文
を自動的かつ正確に生成する図面説明文生成装置を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の構成を示すブロック図。
【図2】同実施例における図面説明文生成の手順を示す
フローチャート。
【図3】同実施例における設計図面としてのデータフロ
ー図の一例。
【図4】同実施例における設計図面としてのデータフロ
ー図の他の一例。
【図5】同実施例における設計図面としてのデータフロ
ー図の他の一例。
【図6】同実施例における設計図面としてのフローチャ
ートの一例。
【図7】図6のフローチャートに基づいた木構造データ
を示す図。
【図8】図7の木構造データの部分木である部分を簡略
化して示したもの。
【図9】本発明の実施例における設計図面としてのフロ
ーチャートの他の一例。
【図10】同フローチャートの上部に基づいた木構造デ
ータを示す図。
【図11】同フローチャートの全体に基づいた木構造デ
ータを示す図。
【符号の説明】
1…パターン情報入力手段 2…パターン情報格納手段 3…図面情報入力手段 4…説明文生成手段 5…説明文出力手段 6…用語情報入力手段 7…用語情報格納手段 8…出現頻度格納手段 9…説明文修正手段 10…出現頻度更新手段 11…接続情報格納手段 12…図面情報解析手段 13…説明文順列手段 14…接続情報調整手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 7623−5L G06F 15/60 310

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 図面の要素を表す図面情報のパターンと
    このパターンに対応する説明文のパターンからなるパタ
    ーン情報を入力するパターン情報入力手段と、 前記パターン情報を格納するパターン情報格納手段と、 説明文生成の基礎となる図面に係る前記図面情報を入力
    する図面情報入力手段と、 前記パターン情報及び前記図面情報に基づいて、図面の
    説明文を生成する説明文生成手段と、 生成された説明文を出力する説明文出力手段と、 を有することを特徴とする図面説明文生成装置。
  2. 【請求項2】 前記図面情報とこの図面情報に対応する
    用語とからなる用語情報を入力するための用語情報入力
    手段と、 前記用語情報を格納する用語情報格納手段とを有し、 前記説明文生成手段は、前記用語に対応する前記図面情
    報に係る前記説明文に当該用語を加入するように構成さ
    れたことを特徴とする請求項1記載の図面説明文生成装
    置。
  3. 【請求項3】 前記各用語の出現頻度を格納する出現頻
    度格納手段を備え、 前記説明文生成手段は、前記出現頻度が最大の前記用語
    を用いて前記説明文を生成するように構成され、 生成された説明文を修正するための説明文修正手段と、 修正された説明文に基づいて前記出現頻度を更新する出
    現頻度更新手段とを備えたことを特徴とする請求項2記
    載の図面説明文生成装置。
  4. 【請求項4】 前記各図面情報の相互関係に対応する前
    記各図面情報の説明文の順序を表す接続情報を格納する
    接続情報格納手段と、 一の前記図面に係るものとして入力された複数の前記図
    面情報間の相互関係を解析する図面情報解析手段と、 前記接続情報及び前記解析の結果に基づいて、前記各図
    面情報に対応する前記各説明文を順列させる説明文順列
    手段と、 順列した説明文を修正する説明文修正手段と、 修正された前記説明文に基づいて前記接続情報を調整す
    る接続情報調整手段を備えたことを特徴とする請求項1
    記載の図面説明文生成装置。
  5. 【請求項5】 前記図面情報解析手段は、前記図面がデ
    ータフロー図の場合には、前記図面上の前記図面情報の
    特徴に応じて前記説明文のパターンを選択し、当該図面
    情報間の関係に応じて前記用語を選択し、また、フロー
    チャートを表す図面情報に基づいて、フローチャート中
    の各ステップの実行順序を表し条件分岐ごとに分岐する
    木構造データを生成し、この木構造データから相互に共
    通する部分である部分木を検出し、 前記説明文生成手段は、前記部分木に対応する説明文は
    単一のものとして生成するように構成されたことを特徴
    とする請求項4記載の図面説明文生成装置。
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