JP2940394B2 - 原始プログラム修正装置 - Google Patents

原始プログラム修正装置

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JP2940394B2
JP2940394B2 JP6076677A JP7667794A JP2940394B2 JP 2940394 B2 JP2940394 B2 JP 2940394B2 JP 6076677 A JP6076677 A JP 6076677A JP 7667794 A JP7667794 A JP 7667794A JP 2940394 B2 JP2940394 B2 JP 2940394B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は原始プログラム修正装置
に関し、特に修正対象とする原始プログラムの記述言語
と異なる言語により原始プログラムを修正することがで
きる原始プログラム修正装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、或る言語(プログラミング言語)
で記述されている原始プログラムの一部を修正する場
合、同一の言語で修正内容を記述し、この記述で修正箇
所の元の記述を置き換えるようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、原始プログ
ラムの一部を修正する場合、先ず修正後のロジックを考
え、そのロジックを実現するソース文を記述することに
なる。修正後のロジックは言語に依存せずに考えること
ができるので、修正対象とするソースプログラムの言語
に習熟している必要はないが、ソース文の記述にあたっ
ては当然ながら修正対象とする原始プログラムの記述言
語を理解している必要がある。このため、或る種の言語
は理解しているが修正対象とする原始プログラムの記述
言語は習熟していない者にとっては、どのようなロジッ
クに修正すれば良いかを理解していても、そのロジック
を原始プログラムの記述言語で表現するのが容易でない
ために、修正作業が捗らない場合がある。
【0004】本発明はこのような事情に鑑みて提案され
たものであり、その目的は、原始プログラムの修正をそ
の記述言語と異なる他の言語で記述された修正イメージ
によって行えるようにすることにある。
【0005】なお、本発明に関連する従来技術として、
特開平4−286029号公報に見られる技術、即ち、
或る種の言語で記述された原始プログラムを異なる言語
で記述された原始プログラムに変換するコンバータがあ
る。このようなコンバータを使用すれば、原始プログラ
ムの修正箇所のロジックを作業者の好みの言語で記述し
た修正イメージを、原始プログラムの言語で記述された
修正イメージに変換できるため、変換後の修正イメージ
で原始プログラムの修正作業を行えば済むことになる
が、コンバータの操作と原始プログラムの修正作業とを
別個に行う必要があるために、修正作業が煩雑になる。
【0006】そこで本発明の別の目的は、言語変換作業
を別作業として利用者が実施する必要のない原始プログ
ラム修正装置を提供することにある。
【0007】更に、言語変換前の修正イメージは利用者
自身が作成するため、ロジックの考え違い等によって誤
った修正イメージを作成してしまうことがあり、この状
態で修正作業を進めて原始プログラムを修正すると、誤
った原始プログラムができてしまうことになる。このよ
うな誤りは後日に判明することが多いため、その時点で
修正前の原始プログラムが消去されていると、元の原始
プログラムに復元することが困難となる。
【0008】そこで本発明の更に別の目的は、修正前の
原始プログラムが存在しなくても、元の状態に原始プロ
グラムを復元し得るように、修正履歴を自動的に蓄積す
る機能を持つ原始プログラム修正装置を提供することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、修正対象となる原始プログラムを格納す
る原始プログラム記憶手段と、それぞれ異なる修正記述
言語毎に、その修正記述言語で記述された修正イメージ
を前記原始プログラムの記述言語に変換するルールを記
憶する変換ルール記憶手段と、修正履歴を保存する修正
履歴記憶手段と、前記原始プログラムの修正箇所の指定
と該修正箇所へ適用すべき修正イメージと該修正イメー
ジの記述に使用された修正記述言語の指定とを含む修正
情報を記憶する修正情報記憶手段と、 該修正情報記憶手
段に記憶されている前記修正情報を入力して、その修正
イメージを、その記述に使用された修正記述言語に対応
する変換ルール記憶手段中のルールを用いて前記原始プ
ログラムの記述言語に変換し、該変換後の修正イメージ
で前記原始プログラムの指定された修正箇所を修正する
と共に、修正箇所の修正前後のイメージを前記修正履歴
記憶手段に出力するプログラム修正部とを備えている。
【0010】また、本発明は以下のような構成をも採用
している。
【0011】修正イメージ中に単純なミス(例えばEN
Dと記述すべきをEMDと記述するようなミス等)が存
在することにより原始プログラムの記述言語へ変換でき
なかった場合、そのミスを対話的な方法で修正して原始
プログラムの修正作業を進めることができるようにする
ことを目的として、前記プログラム修正部は、前記ルー
ルによって言語変換が行えなかった修正イメージを表示
装置に表示して指示を促し、表示された修正イメージが
修正された後に再変換が指示されることにより、修正後
の修正イメージに対して言語変換を実行する構成を有し
ている。
【0012】修正履歴記憶手段に保存された修正前後の
イメージを用いることにより、修正前の状態に原始プロ
グラムを復元することは手作業によっても可能である
が、それを自動的に行い得るようにすることを目的とし
て、前記修正履歴記憶手段に保存された修正履歴を入力
し、前記原始プログラム記憶手段中の原始プログラムを
修正前の状態に復元するプログラム復元部を備えてい
る。
【0013】
【作用】本発明の原始プログラム修正装置においては、
原始プログラム記憶手段が修正対象となる原始プログラ
ムを保持すると共に、変換ルール記憶手段が、それぞれ
異なる修正記述言語毎に、その修正記述言語で記述され
た修正イメージを前記原始プログラムの記述言語に変換
するルールを保持し、また、修正情報記憶手段が、原始
プログラムの修正箇所の指定とこの修正箇所へ適用すべ
き修正イメージとこの修正イメージの記述に使用された
修正記述言語の指定とを含む修正情報を記憶しており、
プログラム修正部が、修正情報記憶手段に記憶されてい
る前記修正情報を入力して、その修正イメージを、その
記述に使用された修正記述言語に対応する変換ルール記
憶手段中のルールを用いて原始プログラムの記述言語に
変換し、この変換後の修正イメージで原始プログラムの
指定された修正箇所を修正すると共に、修正箇所の修正
前後のイメージを修正履歴記憶手段に出力する。
【0014】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
詳細に説明する。
【0015】図1を参照すると、本発明の原始プログラ
ム修正装置の一実施例は、処理装置4と、この処理装置
4に接続された、原始プログラム記憶手段5,修正情報
記憶手段6,複数の変換ルール記憶手段7−1〜7−
n,履歴情報記憶手段8および利用者端末9で構成され
ている。
【0016】原始プログラム記憶手段5,修正情報記憶
手段6,変換ルール記憶手段7−1〜7−nおよび履歴
情報記憶手段8は、例えば磁気ディスク装置で構成さ
れ、原始プログラム記憶手段5は修正対象となる原始プ
ログラムを、修正情報記憶手段6は原始プログラムの修
正に使用する修正イメージ等を含む修正情報を、それぞ
れ記憶している。また、変換ルール記憶手段7−1〜7
−nは、それぞれ異なる所定の修正記述言語毎に設けら
れており、各々は、或る修正記述言語で記述された修正
イメージを原始プログラム記憶手段5に記憶された原始
プログラムの記述言語に変換するルールを記憶してい
る。更に、修正履歴記憶手段8は、処理装置4によって
修正された原始プログラムの修正箇所の修正前後のイメ
ージを含む修正履歴を保存するために用意されている。
【0017】利用者端末9は、処理装置4に対して各種
の指示やデータ等を入力するための入力装置たとえばキ
ーボード9aと、処理装置4から利用者に通知する情報
を表示するための表示装置たとえばCRT9bとを備え
ている。
【0018】処理装置4は、利用者端末9からの指示に
従って原始プログラムの修正および復元を実行する装置
であり、プログラム修正部1とプログラム復元部2と作
業域3とを含んでいる。
【0019】プログラム修正部1は、原始プログラムを
修正イメージに従って修正するためのもので、修正制御
手段11と言語変換手段12と修正手段13と修正履歴
作成手段14とを備えている。また、プログラム復元部
2は、一旦修正された原始プログラムを元の状態に復元
するためのもので、復元制御手段21と復元手段22と
を備えている。作業域3は、プログラム復元部2および
プログラム修正部1の双方から参照,更新可能な領域で
あり、原始プログラムの修正および復元時に種々の情報
を一時的に記憶しておくために使用される。
【0020】図2は原始プログラム記憶手段5に記憶さ
れている原始プログラムの一例を示す。この例の原始プ
ログラムは、COBOL/Sという言語で記述されてお
り、行番号0100から行番号0210の部分に同図に
示すようなソース行(テキスト)を含むプログラム本体
52を有し、更に、この原始プログラムの名前がAであ
り、その記述言語がCOBOL/Sであり、そのバージ
ョンが0、つまり最初に作成された原始プログラムであ
ることを示す管理情報51が付加されている。
【0021】図3は修正情報記憶手段6に記憶されてい
る修正情報の一例を示す。この例の修正情報は、当該修
正情報の修正イメージの記述言語を示す管理情報61
と、修正イメージ63とを含み、修正イメージ63には
その修正イメージを適用する修正箇所の情報62が付加
されている。この例の修正イメージ63は、図2に示し
た原始プログラム本体52の行番号0130から行番号
0200までの箇所の修正用として作業者によって作成
されたものであり、COBOL74という言語で記述さ
れており、行番号0130から行番号0170までの合
計5行のテキストから構成されている。なお、2以上の
修正イメージを使用する場合には、修正イメージ63の
後に修正箇所の情報,修正イメージの組が順次記憶され
る。
【0022】図4は変換ルール記憶手段7−1の内容例
を示す。この変換ルール記憶手段7−1は、COBOL
74で記述された修正イメージをCOBOL/Sに変換
するための複数のルールR1,R2,…を含むルール部
71と、COBOL74の予約語一覧72とを含んでい
る。各ルールR1,R2,…は、IF(条件部)THE
N(実行部)という形式であり、条件部に合致するテキ
ストは、実行部に示される形式に変換すべきことを示し
ている。なお、条件部および実行部に現れる#は任意の
ユーザ語列を示す。変換ルール記憶手段7−1以外の変
換ルール記憶手段7−n等も同様の構成であるが、それ
が受け持つ言語変換の種別に応じて、予約語一覧と各ル
ールの内容は相違する。即ち、Xという言語をCOBO
L/Sに変換するための変換ルール記憶手段では、言語
Xの予約語一覧と、言語Xで記述された修正イメージを
COBOL/Sに変換するための複数のルールを含んで
いる。
【0023】なお、本実施例では、修正対象とするプロ
グラムがCOBOL/Sで記述されていることを前提と
しているため、各変換ルールは全てCOBOL/Sへ修
正イメージを変換するためのものであるが、修正対象と
するプログラムがCOBOL/S以外の言語の場合に
は、修正イメージを修正対象とする原始プログラムのそ
の記述言語に変換するためのルールが用意される。
【0024】次に、このように構成された本実施例の原
始プログラム修正装置の動作を説明する。先ず最初に、
図2に示した原始プログラムを図3に示した修正情報で
修正する場合を例にして、原始プログラムの修正時の動
作を説明する。
【0025】作業者が利用者端末9のキーボード9aか
ら、修正対象とする原始プログラム名Aを指定して修正
の開始を指示すると、処理装置4のプログラム修正部1
における修正制御手段11が動作を開始する。
【0026】修正制御手段11は、図5のフローチャー
トに示すように、先ず、修正情報記憶手段6中から図3
に示した管理情報61を入力して、その記述言語がCO
BOL74であることを識別する(S1)。次に、指示
された原始プログラム名Aの図2に示した原始プログラ
ムを原始プログラム記憶手段5から入力し、作業域3に
展開する(S2)。次に、図2の管理情報51中のプロ
グラム名Aおよびバージョン0をキーとして修正履歴記
憶手段8を検索し、今回の原始プログラムに対応する修
正履歴を作業域3に展開する(S3)。
【0027】今の場合、修正対象となる原始プログラム
のバージョンは0なので、1度も修正は行われていな
い。この場合は、図6(a)に示すような原始プログラ
ム名Aとそのバージョン0の記録のみが、その原始プロ
グラムの原始プログラム記憶手段5への登録時に修正履
歴記憶手段8に登録されており、従って、その内容に次
のバージョンの記述、即ちバージョン1の記述を加えた
図6(b)に示すような内容を作業域3に展開する。
【0028】次に修正制御手段11は、修正記述言語と
原始プログラムの記述言語とが同一であるか否かを判別
し(S4)、同一であれば、ステップS5へ移行し、相
違すればステップS10へ移行する。今の場合、修正記
述言語はCOBOL74,原始プログラムの記述言語は
COBOL/Sで、両者は相違するので、ステップS1
0へ進み、COBOL74で記述された修正イメージを
COBOL/Sに言語変換するための図4に示した変換
ルール記憶手段7−1の内容を作業域3に展開する。
【0029】次に、修正制御手段11は、修正情報記憶
手段6から図3に示した修正情報中の1番目の修正イメ
ージ63をそれに付加された修正箇所の情報62と共に
入力し(S11)、そのうちの修正イメージ63を言語
変換手段12に通知して言語変換を要求し、その変換結
果を待つ(S12)。
【0030】図7は言語変換手段12の処理例を示すフ
ローチャートである。言語変換手段12は、先ず、通知
された修正イメージ中の1番目のテキスト、即ち図3に
示した行番号0130のテキスト「IF A > B」
に注目する(S31)。そして、作業域3に展開されて
いる図4の予約語一覧72を参照して、当該テキストを
予約語と予約語以外のユーザ定義語とに分類し、検索用
テキストとして、予約語の箇所はそのまま記載し、ユー
ザ定義語の箇所は#に置き換えた「IF #」を生成す
る(S32)。次に、検索用テキストの内容を条件部に
持つルールを、作業域3に展開されている図4のルール
R1,R2…から検索する(S33)。
【0031】今の場合、図4に示したルールRiが見つ
かるので、検索が成功し(S34でYES)、検索した
ルールRiに従って、言語変換したテキストを生成する
(S35)。今の場合、ルールRiの実行部は「IF:
#」となっており、#は変換前のテキストの「A >
B」に相当するので、言語変換したテキストとして、
「IF: A > B」を生成する。
【0032】言語変換手段12は1つのテキストの言語
変換を終了すると、次のテキストに注目を移し(S3
6)、次のテキストが存在すれば(S37でNO)、ス
テップS32に戻って当該テキストに対して上述と同様
な処理を繰り返す。従って、図3の修正イメージ63の
場合、次には行番号0140のテキストが、その次に行
番号0150のテキストが、更にその次に行番号016
0のテキストが処理され、最後に行番号0170のテキ
ストが処理される。そして、全てのテキストを言語変換
し終えると(S37でYES)、言語変換後の修正イメ
ージを修正制御手段11に通知し(S38)、今回の修
正イメージに対する言語変換処理を終了する。
【0033】図8に、図3の修正イメージ63を言語変
換した結果を示す。ここで、行番号0130は前述した
ように図4のルールRiによって言語変換されたテキス
トを示し、行番号0140,0150,0160,01
70はルールR1,Rj,R1,Rkによってそれぞれ
言語変換されたテキストを示す。
【0034】以上の動作例では、修正イメージ63中の
各テキストの言語変換がうまく行われたが、例えば修正
イメージ63中の行番号0170のテキストが作業者の
ミスにより「EMD.」と記載されていると、「EM
D.」が予約語一覧に存在しないことからユーザ定義語
と判断され、検索用テキストとして「#」が生成される
ことから、適用可能なルールが検索されないことにな
る。即ち、ステップS34の結果がNOとなる。このよ
うな場合、言語変換手段12は、修正イメージ63全体
と行番号0170の箇所が変換不能であるメッセージと
をCRT9bに表示して、指示を促す(S39)。そし
て、作業者がCRT9b上で「EMD.」を「EN
D.」に修正して再変換をキーボード9aから指示する
と(S40でYES)、ステップS32に進んで、修正
後のテキストに対して変換動作を試みる。これにより、
修正イメージ中の単純なミスを会話形式で修正しながら
処理を進めることが可能となる。なお、作業者が再変換
でなく修正中止をキーボード9aから指定したときは
(S40でNO)、言語変換手段12は当該修正イメー
ジの言語変換を中止して、修正制御手段11に対して修
正中止を通知する(S41)。
【0035】さて、言語変換手段12に言語変換を要求
してその結果を待っていた修正制御手段11は、言語変
換手段12から修正中止の通知を受けたときは(図5の
S13でYES)、当該修正イメージによる修正を中止
し、次の修正イメージによる修正へ進む。他方、言語変
換手段12から言語変換された修正イメージを受けたと
きは(S13でNO)、この言語変換後の修正イメージ
とその適用箇所とを通知して修正手段13に修正を要求
する(S14)。従って、図3の修正イメージ63の場
合、図8に示したような修正イメージと図3の修正箇所
の情報とが修正手段13に通知されて修正が要求され
る。
【0036】修正手段13は、図9に示すように、先
ず、作業域3に展開されている修正対象の原始プログラ
ムから、修正箇所の情報が示す行番号0130〜020
0の箇所を検索して修正前のイメージを内部に保持し
(S51)、次に作業域3上の上記検索した箇所を言語
変換後の図8に示した修正イメージで更新する(S5
2)。これにより、COBOL74で記述された修正イ
メージ63がCOBOL/Sに言語変換されて、修正箇
所に適用されたことになる。そして、修正手段13は、
内部に保持していた修正前のイメージと修正後のイメー
ジとを修正制御手段11に通知し(S53)、処理を終
了する。
【0037】修正制御手段11は修正手段13による修
正が終了すると、修正手段13から通知された修正前の
イメージと修正後のイメージとを修正履歴作成手段14
に通知し、修正履歴作成手段14はこの通知された修正
前のイメージと修正後のイメージとを1つの修正箇所に
かかる修正履歴として作業域3に展開されている修正履
歴に追加する(S15)。これにより、前述した修正イ
メージ63による修正が行われた場合、作業域3の修正
履歴は図6(c)に示すようになる。ここで、修正
(1)の修正前イメージには図2の原始プログラムの行
番号0130〜0200の部分が設定され、修正後イメ
ージには図8の言語変換後の修正イメージが設定され
る。
【0038】修正制御手段11は、1番目の修正イメー
ジ63の処理を終えると、次の修正イメージを修正情報
記憶手段6から入力し(S16)、次の修正イメージが
あれば(S17でNO)、ステップS12に戻ってその
修正イメージに基づいて先の修正イメージ63と同様の
動作を繰り返し、次の修正イメージがなければ(S17
でYES)、作業域3に存在する修正済の原始プログラ
ムを出力して原始プログラム記憶手段5中の元のバージ
ョン0の原始プログラムを修正後のバージョン1の原始
プログラムとして置き換える(S18)。そして最後
に、作業域3に存在する修正履歴を修正履歴記憶手段8
に出力して元の修正履歴と置き換え(S19)、今回の
プログラム修正処理を終了する。
【0039】以上は、修正記述言語が原始プログラムの
言語と相違する場合の動作であり、言語が同一の場合
は、前述したように修正制御手段11は、図5のステッ
プS4からステップS5へ進む。このステップS5で
は、1番目の修正イメージを修正情報記憶手段6から入
力し、修正イメージと修正箇所の情報とを修正手段13
に通知して原始プログラムの修正を行わせ(S6)、修
正前のイメージと修正後のイメージとを修正履歴作成手
段14に通知して履歴の作成を行わせる(S7)。そし
て、次の修正イメージを入力し(S8)、次の修正イメ
ージがあれば(S9でNO)、ステップS6に戻って上
述した処理を繰り返し、なければステップS18,S1
9の処理を行って、今回のプログラム修正処理を終了す
る。
【0040】次に、図3に示した修正情報で修正されて
原始プログラム記憶装置5に記憶されているバージョン
1の原始プログラムを、元のバージョン0の原始プログ
ラムに復元する場合を例にして、原始プログラムの復元
時の動作を説明する。なお、この場合、修正履歴記憶手
段8には図6(c)に示すような修正履歴が記憶されて
いるものとする。
【0041】作業者が利用者端末9のキーボード9aか
ら、修正対象とする原始プログラム名Aおよび復元した
いバージョン0を指定して復元の開始を指示すると、処
理装置4のプログラム復元部2における復元制御手段2
1が動作を開始する。
【0042】復元制御手段21は、図10のフローチャ
ートに示すように、先ず、原始プログラム名Aをキーに
して修正履歴記憶手段8から図6(c)に示した修正履
歴を検索して作業域3に展開する(S61)。次に、原
始プログラム5から原始プログラム名Aの原始プログラ
ムを検索して作業域3に展開する(S62)。この展開
された原始プログラムはバージョン1のものである。そ
して、復元手段22による復元を行わせる(S63)。
【0043】図11は復元手段22の処理例を示すフロ
ーチャートである。先ず復元手段22は、作業域3に展
開された原始プログラムのバージョン1から、指定され
た復元対象のバージョン0を引いた値「1」を変数Nに
代入し(S71)、変数N=1とする。そして、変数N
の値が正か負かを判別し(S72)、今の場合、正なの
でステップS73〜S80の処理を実行する。
【0044】先ず、変数iを0に初期化し(S73)、
作業域3に展開された図6(c)の修正履歴における、
原始プログラムのバージョン1−iのバージョン、つま
りバージョン1の修正履歴に注目する(S74)。そし
て、このバージョン1の修正履歴における1番目の修正
箇所に注目する(S75)。
【0045】図6(c)の1番目の修正箇所の修正前イ
メージには前述したように図2の行番号0130〜02
00のイメージが設定されており、修正後イメージには
図3の行番号0130〜0170のイメージが設定され
ている。そこで、復元手段3は、作業域3に展開されて
いるバージョン1の原始プログラムにおける修正後のイ
メージである行番号0130〜0170の箇所を、修正
前のイメージである行番号0130〜0200のイメー
ジに変更する(S76)。これにより、当該修正箇所が
バージョン0の状態に復元される。
【0046】次に復元手段22は、作業域3におけるバ
ージョン1の修正履歴の次の修正箇所に注目し(S7
7)、次の修正箇所があれば(S78でNO)、ステッ
プS76に戻って上述した処理を繰り返し、次の修正箇
所がなければ(S78でYES)、変数iを+1して、
iがNと等しくなったか否かを判別する(S79,S8
0)。今の場合、iを+1すると1であり、Nは1なの
で、i=Nとなり、ステップS80の結果はYESとな
るので、復元手段22はプログラム復元処理を終了す
る。
【0047】他方、i=Nでなければ、ステップS74
に戻って上述した処理を繰り返す。このような場合が生
じるのは、原始プログラム記憶手段5に記憶された原始
プログラムのバージョンが例えば2であり、復元したい
バージョンが例えば0の場合等、バージョンの差が2以
上の場合に生じる。
【0048】さて、復元手段22を起動した復元制御手
段21は、復元手段22の処理が終了すると、作業域3
に存在する復元済の原始プログラムを原始プログラム記
憶手段5に出力して、元のバージョン1の原始プログラ
ムを復元後のバージョン0の原始プログラムとして置き
換える(S64)。これで、バージョン0の原始プログ
ラムが復元できたことになる。
【0049】以上は、バージョン番号の大きな原始プロ
グラムからバージョン番号の小さな原始プログラムを復
元する場合の動作であるが、一旦復元した原始プログラ
ムを再度元の状態に復元したい場合もあるので、本実施
例ではそのような逆の復元も可能にしている。例えば、
上述したようにして原始プログラム記憶手段5に記憶さ
れていたバージョン1の原始プログラムをバージョン0
の原始プログラムに復元した後、再びバージョン1の原
始プログラムに復元する場合、作業者はキーボード9a
から、修正対象とする原始プログラム名Aおよび復元し
たいバージョン1を指定して復元の開始を指示すると、
処理装置4のプログラム復元部2における復元制御手段
21が動作を開始する。
【0050】復元制御手段21は、図10のフローチャ
ートに示すように、前述と同様に、修正履歴記憶手段8
から図6(c)に示した修正履歴を検索して作業域3に
展開し(S61)、次に、原始プログラム記憶手段5か
ら原始プログラム名Aの原始プログラムを検索して作業
域3に展開する(S62)。この展開された原始プログ
ラムはバージョン0のものである。そして、復元手段2
2による復元を行わせる(S63)。
【0051】復元手段22は、作業域3に展開された原
始プログラムのバージョン0から、指定された復元対象
のバージョン1を引いた値「−1」を変数Nに代入し
(S71)、変数N=−1とする。そして、変数Nの値
が正か負かを判別し(S72)、今の場合、負なのでス
テップS81〜S88の処理を実行する。
【0052】先ず、変数iを1に初期化し(S81)、
作業域3に展開された図6(c)の修正履歴における、
原始プログラムのバージョン0+iのバージョン、つま
りバージョン1の修正履歴に注目する(S82)。そし
て、このバージョン1の修正履歴における1番目の修正
箇所に注目する(S83)。
【0053】図6(c)の1番目の修正箇所の修正前イ
メージには前述したように図2の行番号0130〜02
00のイメージが設定されており、修正後イメージには
図3の行番号0130〜0170のイメージが設定され
ている。そこで、復元手段22は、作業域3に展開され
ているバージョン0の原始プログラムにおける修正前の
イメージである行番号0130〜0200を、修正後の
イメージである行番号0130〜0170に変更する
(S84)。これにより、当該修正箇所がバージョン1
の状態に復元される。
【0054】次に復元手段22は、作業域3におけるバ
ージョン1の修正履歴の次の修正箇所に注目し(S8
5)、次の修正箇所があれば(S86でNO)、ステッ
プS84に戻って上述した処理を繰り返し、次の修正箇
所がなければ(S86でYES)、変数iを+して、i
がNの絶対値より大きくなったか否かを判別する(S8
7,S88)。今の場合、iを+1すると2であり、N
の絶対値は1なので、i>Nの絶対値となり、ステップ
S88の結果はYESとなるので、復元手段22はプロ
グラム復元処理を終了する。
【0055】他方、i>Nの絶対値でなければ、ステッ
プS82に戻って上述した処理を繰り返す。このような
場合が生じるのは、原始プログラム記憶手段5に記憶さ
れた原始プログラムのバージョンが例えば0であり、復
元したいバージョンが例えば2の場合等、バージョンの
差が2以上の場合に生じる。
【0056】以上本発明の実施例について説明したが、
本発明は以上の実施例にのみ限定されず、その他各種の
付加変更が可能である。例えば、修正情報は磁気ディス
ク装置等の修正情報記憶手段6からプログラム修正部1
に入力するようにしたが、キーボード等の他の入力手段
からプログラム修正部1に入力するようにしても良い。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように本発明の原始プログ
ラム修正装置によれば、以下のような効果を得ることが
できる。
【0058】原始プログラムの修正をその記述言語と異
なる他の言語で記述された修正イメージを使用して実施
でき、然も、言語変換作業を別作業として実施する必要
がなく、更に、修正箇所の修正前後のイメージを修正履
歴として自動的に保存するために修正前の原始プログラ
ムが存在しなくても修正後の原始プログラムから元の原
始プログラムを復元することができる。
【0059】プログラム修正部は、言語変換が行えなか
った修正イメージを表示装置に表示して指示を促し、表
示された修正イメージが修正された後に再変換が指示さ
れることにより、修正後の修正イメージに対して言語変
換を実行するようにしたので、修正イメージ中の単純な
ミスを対話的に修正して原始プログラムの修正作業を続
行することができる。
【0060】修正履歴記憶手段に保存された修正履歴を
入力して原始プログラム記憶手段中の原始プログラムを
修正前の状態に復元するプログラム復元部を備えている
ので、修正前の原始プログラムの復元を自動的に行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原始プログラム修正装置の一実施例の
ブロック図である。
【図2】修正対象となる原始プログラムの一例を示す図
である。
【図3】修正イメージを含む修正情報の一例を示す図で
ある。
【図4】言語変換ルール記憶手段の内容例を示す図であ
る。
【図5】修正制御手段の処理例を示すフローチャートで
ある。
【図6】修正履歴情報の説明図である。
【図7】言語変換手段の処理例を示すフローチャートで
ある。
【図8】言語変換された修正イメージの例を示す図であ
る。
【図9】修正手段の処理例を示すフローチャートであ
る。
【図10】復元制御手段の処理例を示すフローチャート
である。
【図11】復元手段の処理例を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1…プログラム修正部 11…修正制御手段 12…言語変換手段 13…修正手段 14…修正履歴作成手段 2…プログラム復元部 21…復元制御手段 22…復元手段 3…作業域 4…処理装置 5…原始プログラム記憶手段 6…修正情報記憶手段 7−1〜7−n…変換ルール記憶手段 8…修正履歴記憶手段 9…利用者端末 9a…キーボード 9b…CRT
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 9/06,9/44

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 修正対象となる原始プログラムを格納す
    る原始プログラム記憶手段と、 それぞれ異なる修正記述言語毎に、その修正記述言語で
    記述された修正イメージを前記原始プログラムの記述言
    語に変換するルールを記憶する変換ルール記憶手段と、 修正履歴を保存する修正履歴記憶手段と、 前記原始プログラムの修正箇所の指定と該修正箇所へ適
    用すべき修正イメージと該修正イメージの記述に使用さ
    れた修正記述言語の指定とを含む修正情報を記憶する修
    正情報記憶手段と、 該修正情報記憶手段に記憶されている前記修正情報を
    力して、その修正イメージを、その記述に使用された修
    正記述言語に対応する変換ルール記憶手段中のルールを
    用いて前記原始プログラムの記述言語に変換し、該変換
    後の修正イメージで前記原始プログラムの指定された修
    正箇所を修正すると共に、修正箇所の修正前後のイメー
    ジを前記修正履歴記憶手段に出力するプログラム修正部
    とを備えることを特徴とする原始プログラム修正装置。
  2. 【請求項2】 前記プログラム修正部は、前記ルールに
    よって言語変換が行えなかった修正イメージを表示装置
    に表示して指示を促し、表示された修正イメージが修正
    された後に再変換が指示されることにより、修正後の修
    正イメージに対して言語変換を実行する構成を有するこ
    とを特徴とする請求項1記載の原始プログラム修正装
    置。
  3. 【請求項3】 前記修正履歴記憶手段に保存された修正
    履歴を入力し、前記原始プログラム記憶手段中の原始プ
    ログラムを修正前の状態に復元するプログラム復元部を
    備えることを特徴とする請求項2記載の原始プログラム
    修正装置。
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