JP2000132297A - 学習型ユーザインタフェースカスタマイズ法 - Google Patents

学習型ユーザインタフェースカスタマイズ法

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JP2000132297A
JP2000132297A JP10301154A JP30115498A JP2000132297A JP 2000132297 A JP2000132297 A JP 2000132297A JP 10301154 A JP10301154 A JP 10301154A JP 30115498 A JP30115498 A JP 30115498A JP 2000132297 A JP2000132297 A JP 2000132297A
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Takayuki Hataguchi
剛之 畑口
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザが繰り返し行う一連のユーザ操作が選
択し易くなる学習型ユーザインタフェースカスタマイズ
法を提供すること。 【解決手段】 状況変化監視手段21によるユーザの操
作検出時に、操作と日時をユーザ操作記憶部31に記憶
し、その記憶されている最新の一連のユーザ操作の集合
を状況―操作関連情報更新手段22で求める。状況―操
作関連情報更新手段22は、一連のユーザ操作の集合の
各要素に対して、ユーザ操作記憶部31からの情報を基
に一連のユーザ操作直前の状況を求めて、状況―操作関
連情報を状況―操作関連情報記憶部32に記憶する。ユ
ーザインタフェース更新手段24は状況―操作関連情報
に対して現在の状況と一連の状況との類似性と、一連の
ユーザ操作と、状況の間の関連度を評価して出力装置4
に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンピュータの
オペレーティングシステムやアプリケーション、あるい
はAV(Audio Visual)機器などのユーザインタフェ
ースを、ユーザの過去の操作を学習することにより状況
に応じて最適になるように自動的に変更するようにした
学習型ユーザインタフェースカスタマイズ法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、学習型ユーザインタフェースカス
タマイズ法は、コンピュータシステムなどにおいて、ユ
ーザ選択のための代案を効率よく選択させるために用い
られている。従来の学習型ユーザインタフェースカスタ
マイズ法の一例が、特開平7−225760号公報に記
載されている。
【0003】この公報に記載された学習型ユーザインタ
フェースカスタマイズ法は、キーボードにより入力し得
ない文字を入力するものである。適用する学習型ユーザ
インタフェース装置の設備は、キー入力を受け付ける入
力装置と、代案のグループを出力する出力装置と、文字
グループを記憶する記憶装置とから構成されている。ユ
ーザは設備を使用してキーボードでは入力し得ない文字
(目標文字)をキーボードのキーを打って直観により、
それらを目標文字に関係づけている文字を入力すること
により入力し、次に置き換え機能を繰り返し呼び出し
て、タイプされた文字を所要文字が選択されるまでタイ
プされた文字に関連する文字のグループ(文字グループ
または単にグループ)の各文字と置き換える。設備はグ
ループを自動的に並び変えて、次に機能が呼び出されて
新しい順序が使用されるように選択が行なわれてから、
関連文字を予想される選択の可能性の減少する順に提示
する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来技術
には、次のような課題があった。その第1の課題は、操
作の時刻に最適な候補を提示できないことである。その
理由は、従来の学習型ユーザインタフェースカスタマイ
ズ法では、時刻についてなんら考慮されていないためで
ある。
【0005】また、第2の課題は、繰り返し行なわれる
一連のユーザ操作でも、一つ一つ選択しなければならな
いことである。その理由は、従来の学習型ユーザインタ
フェースカスタマイズ法では、一連のユーザ操作を関連
づけて記憶する手段を持たないためである。
【0006】なお、画面上に表示されたユーザインタフ
ェースに対する操作の過程を記憶しておき、記憶された
操作の過程に基づき、ユーザインタフェースにおける問
題となる操作を判定し、あるいはユーザインタフェース
上の各ボタン間の操作の関連度を求め、その結果を画面
上に表示するユーザインタフェース評価支援方法が、特
開平08―161197号公報により開示されている。
【0007】また、ユーザが使用するシステムの操作性
を評価するユーザインタフェース評価装置が特開平10
―3410号公報に開示されている。この公報の場合
は、複数の操作履歴からあらかじめ抽出された操作パタ
ーンを読み込み、操作パターンが出現する箇所を操作履
歴から抽出し、操作パターンに含まれる個々の操作に要
した時間を計算し、その時間のデータを各操作ごとに統
計処理し、処理結果を表示するものである。しかし、上
記各公報の場合は、上記従来の課題を解決するに至って
いない。
【0008】この発明は、上記従来の課題を解決するた
めになされたもので、時刻に応じたユーザインタフェー
スの変更ができ、ユーザの希望の操作がより選択し易
く、かつ一連のユーザ操作をグループ化でき、ユーザが
繰り返し行う一連のユーザ操作をより選択しやすくなる
学習型ユーザインタフェースカスタマイズ法を提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の学習型ユーザインタフェースカスタマイ
ズ法は、状況変化監視手段によりユーザ操作と日時をユ
ーザ操作記憶部に記憶する第1ステップと、状況―操作
関連情報変更手段により上記ユーザ操作記憶部に記憶さ
れている最新の一連のユーザ操作の集合を求める第2ス
テップと、上記一連のユーザ操作の集合の各要素に対し
て上記状況―操作関連情報変更手段により上記ユーザ操
作記憶部からの情報をもとにその一連のユーザ操作直前
の状況を求めて状況−操作関連情報を状況―操作関連情
報記憶部に記憶する第3ステップと、ユーザインタフェ
ース変更手段により上記状況―操作関連情報記憶部に記
憶された上記状況―操作関連情報に対して現在の状況と
一連の状況との類似性と、一連のユーザ操作と、状況の
間の関連度を評価して、評価値の高い順に対応する一連
のユーザ操作をユーザが選択し易くなるようにユーザイ
ンタフェースを変更して出力する第4ステップとを備え
ることを特徴とする。
【0010】この発明によれば、第1ステップで、状況
変化監視手段によりユーザが操作したことを検出する
と、その操作と日時をユーザ操作記憶部に記憶する。第
2ステップで、状況―操作関連情報変更手段はユーザ操
作記憶部に記憶されている最新の一連のユーザ操作の集
合を求める。第3ステップで、状況―操作関連情報変更
手段は、上記一連のユーザ操作の集合の各要素に対して
ユーザ操作記憶部からの情報をもとにその一連のユーザ
操作直前の状況を求めて、状況−操作関連情報を状況―
操作関連情報記憶部に記憶する。第4ステップで、ユー
ザインタフェース変更手段により状況―操作関連情報記
憶部に記憶された状況―操作関連情報に対して現在の状
況と一連の状況との類似性と、一連のユーザ操作と、状
況の間の関連度を評価する。その評価の結果、評価値の
高い順に対応する一連のユーザ操作をユーザが選択し易
くなるようにユーザインタフェースを変更して出力す
る。
【0011】したがって、この発明では、時刻に応じた
ユーザインタフェースの変更ができ、ユーザの希望の操
作がより選択し易く、かつ一連のユーザ操作をグループ
化でき、ユーザが繰り返し行う一連のユーザ操作がより
選択しやすくなる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明による学習型ユー
ザインタフェースカスタマイズ法の実施の形態について
図面を参照して説明する。図1は、この発明の学習型ユ
ーザインタフェースカスタマイズ法の実施の形態に適用
される学習型ユーザインタフェースカスタマイズ装置の
構成を示すブロック図である。この図1において、学習
型ユーザインタフェースカスタマイズ装置は、キーボー
ドなどの入力装置1と、プログラム制御により動作する
データ処理装置2と、情報を記憶する記憶装置3と、デ
ィスプレイ装置や音声出力装置などの出力装置4とを含
む。
【0013】 記憶装置3は、ユーザ操作記憶部31
と、状況−操作関連情報記憶部32とを備えている。ユ
ーザ操作記憶部31は、過去に行なわれたユーザ操作
と、操作が行なわれた日時を記憶している。ここで、ユ
ーザ操作とは、入力装置1に対するユーザの操作のこと
を指すものとする。
【0014】状況−操作関連情報記憶部32は、ある決
められた時間内にユーザが行なった操作の列として定義
される一連のユーザ操作と、時刻と直前の一連のユーザ
操作で表される状況と、それらの間の関連度を対応づけ
た状況−操作関連情報を記憶している。ここで、「一連
のユーザ操作と、状況とに対応づけられる関連度」と
は、過去に行われたユーザ操作と、それが行われた時刻
の集合により求められるものである。この関連度の大き
いほど、対応する状況において対応する一連のユーザ操
作をユーザが行う可能性が高いことを意味している。
【0015】データ処理装置2は、状況変化監視手段2
1と、状況−操作関連情報更新手段22と、日時取得手
段23と、ユーザインタフェース変更手段24とを備え
る。状況変化監視手段21は、状況が変化していないか
監視する。たとえば、入力装置1に対してユーザの操作
による入力が行なわれたときなどに、状況が変化したと
判断することができる。特に、状況変化監視手段21に
より、入力装置1に対してユーザ操作が監視された場合
には、そのユーザ操作と現在の日時のペアをユーザ操作
記憶部31に記憶させる。
【0016】状況−操作関連情報更新手段22は、ユー
ザ操作記憶部31と、状況−操作関連情報記憶部32自
身からの情報をもとに、状況−操作関連情報記憶部32
の情報を更新する。具体的には、まず、ユーザ操作記憶
部31に記録されている情報をもとに、最新の一連のユ
ーザ操作の集合を得る。次に、それらすべての一連のユ
ーザ操作に対して、ユーザ操作記憶部31からの情報を
もとに、その一連のユーザ操作の直前の状況を求める。
【0017】次に、ユーザ操作記憶部31や、状況−操
作関連情報記憶部32の情報から、その一連のユーザ操
作と、その直前の状況との関連度を求め、それぞれの状
況と、一連のユーザ操作と、それらの間の関連度を対応
づけた状況−操作関連情報を状況−操作関連情報記憶部
32に記憶させる。さらに、その一連のユーザ操作と、
その直前の状況と似た状況に対応する状況−操作関連情
報が、状況−操作関連情報記憶部32に記憶されていた
場合には、その関連度を更新する。
【0018】日時取得手段23は、状況−操作関連情報
更新手段22などから現在の日時を問い合わされた場合
に、それを報告する。ユーザインタフェース変更手段2
4は、日時取得手段23、ユーザ操作記憶部31、状況
−操作関連情報記憶部32からの情報をもとにして、ユ
ーザが次に行なう可能性が高い順にユーザが選択し易く
なるように、ユーザインタフェースを変更し、出力装置
4に出力する。具体的には、まず、日時取得手段23
と、ユーザ操作記憶部31からの情報を元に、現在の状
況を求める。
【0019】次に、状況−操作関連情報記憶部32に記
憶されている一連のユーザ操作と、状況と、それらの関
連度の組の集合それぞれに対して、現在の状況と、一連
のユーザ操作に対応づけられた状況との類似性と、一連
のユーザ操作と、状況の間の関連度を評価して、その評
価値が高い順に、対応する一連のユーザ操作をユーザが
選択しやすくなるようにユーザインタフェースを変更
し、出力装置4に出力する。
【0020】ユーザインタフェース変更手段24は、日
時取得手段23、ユーザ操作記憶部31、状況−操作関
連情報記憶部32からの情報から求められる評価値を元
にして、ユーザが次に行なう可能性が高い順にユーザが
選択しやすくなるようにユーザインタフェースを変更
し、出力装置4に出力する。これにより、ユーザにとっ
て、状況に最適な一連のユーザ操作を選択しやすくする
ことができる。
【0021】次に、図1および図2のフローチャートを
参照してこの第1実施の形態の動作について詳細に説明
する。状況変化監視手段21は、入力装置1に対してユ
ーザ操作が行なわれていないか調べる(ステップA
1)。図2において、ステップA1で、入力装置1に対
するユーザ操作が発見された場合に、状況変化監視手段
21は、発見されたユーザ操作と日時のペアをユーザ操
作記憶部31に記憶させる(ステップA2)。
【0022】状況−操作関連情報更新手段22は、ユー
ザ操作記憶部31に記録されている最新の一連のユーザ
操作の集合を求める(ステップA3)。次に、その一連
のユーザ操作の集合の要素それぞれに対して、ユーザ操
作記憶部31からの情報をもとに、その一連のユーザ操
作の直前の状況を求める(ステップA4)。ユーザ操作
記憶部31や、状況−操作関連情報記憶部32の情報か
ら、その一連のユーザ操作と、その直前の状況との関連
度、さらに、その一連のユーザ操作と、その直前の状況
と似た状況の関連度を求め、それぞれの状況と、一連の
ユーザ操作と、それらの間の関連度を対応づけた状況−
操作関連情報を状況−操作関連情報記憶部32に記憶さ
せる(ステップA5およびステップAα)。
【0023】次に、ユーザインタフェース変更手段24
は、日時取得手段23と、ユーザ操作記憶部31からの
情報を元に、現在の状況を求める(ステップA6)。次
に、状況−操作関連情報記憶部32に記憶されている一
連のユーザ操作と、状況と、それらの関連度の組の集合
の要素それぞれに対して、すなわちそれぞれの状況−操
作関連情報に対して、現在の状況と、一連のユーザ操作
に対応づけられた状況との類似性と、一連のユーザ操作
と、状況の間の関連度を評価する(ステップA7および
ステップA8)。その評価値が高い順に、対応する一連
のユーザ操作をユーザが選択しやすくなるように、ユー
ザインタフェースを変更し、出力装置4に出力する(ス
テップA9)。
【0024】次に、具体例を用いてこの第1実施の形態
の動作をさらに詳細に説明する。まず、説明のために以
下の言葉が表す対象や、値の求め方の例をここで定義す
る。まず、次の(1)から(7)に挙げる対象から述べ
る。ただし、ここにあげる方法は一例に過ぎず、この発
明は、適用対象に応じてここで定義する方法以外の方法
を用いることができる。
【0025】(1).「一連のユーザ操作」、(2).
「ある時点の状況」、(3).「2つの状況の類似度
R」、(4).「ある状況と似た状況」、(5).「図
2のステップA5において計算される、一連のユーザ操
作と直前の状況との関連度K1」、(6).「図2のス
テップAαにおいて計算される一連のユーザ操作と直前
の状況と似た状況との関連度」、(7).「図2のステ
ップA8において計算される、現在の状況と、一連のユ
ーザ操作に対応づけられた状況との類似性と、一連のユ
ーザ操作と、状況の間の関連度の評価値H」、の七つの
対象である。
【0026】これらの対象のうち、(1)の「一連のユ
ーザ操作」は、5分以内にユーザが行なった操作の列で
表されるものとする。特に、ある時点における最新の一
連のユーザ操作の集合は、その時点から5分以内に続け
て行なわれた操作の列の中で、最新の操作を含むものの
集合とする。たとえば、ある時点の5分前からその時点
まで、「A」と、「B」と、「C」の3つの操作が行な
われたとき、その時点における最新のユーザ操作の集合
は、次の三つの操作の列の集合である。
【0027】(8).「A」と、「B」と、「C」の三
つの操作からなる列、(9).「B」と、「C」の二つ
の操作からなる列、(10).「C」の一つの操作から
なる列、である。
【0028】また、上記(2)の「ある時点の状況」
は、時刻と、直前の5分間に行なわれたすべてのユーザ
操作の列で表すことにする。特に、「一連のユーザ操
作」の直前の状況は、「一連のユーザ操作」の直前の時
刻と、一連のユーザ操作の直前の5分間に行なわれた、
すべてのユーザ操作の列で表すことにする。
【0029】上記(3)の「2つの状況の類似度R」
は、それぞれの状況のユーザ操作の列の「最長一致部分
列の長さ」を「L」としたとき、次の式で得られる値と
する。それぞれの状況の時刻の差が5分以内であれば
「(L+1)×2」、そうでなければ、「L」で表せる
値とする。
【0030】「R=(L+1)×2」は、それぞれの状
況の時刻の差が5分以内のときである。「R=L」は、
それ以外のときである。
【0031】上記(4)の「ある状況と似た状況」は、
「2つの状況の類似度」が「1」以上であるものを表す
とする。以下、状況−操作関連情報記憶部32の情報に
記憶されている一連のユーザ操作と状況と関連度の組
を、「状況−操作関連情報I1」などと表すことにし、
「状況−操作関連情報I1」に対応する「一連のユーザ
操作と状況と関連度」を、それぞれ、「S1」、「J
1」、「K1」などと表すことにする。
【0032】図2のステップA5において計算される、
「一連のユーザ操作と、直前の状況との関連度K1」
は、以下の操作により求まる値とする。状況−操作関連
情報記憶部32の情報から、注目している一連のユーザ
操作と状況と、同じ一連のユーザ操作と状況が関わる状
況−操作関連情報が定義されていないか調べ、そのよう
な「状況−操作関連情報I2」が見つかった場合には、
「状況−操作関連情報I2」に対応する関連度を「K
2」とし、「状況−操作関連情報I2」に対応する状況
と、注目している状況との類似度を「R1」とすると、
「K2+R1」で得られる値を「K1」とする。
【0033】そのような「状況−操作関連情報I2」が
見つからなかった場合には、ユーザ操作記憶部31の情
報から、過去に似た状況において同じ一連のユーザ操作
を行なっていないか調べ、そのような「一連のユーザ操
作S」が見つかれば、そのそれぞれに対して、「一連の
ユーザ操作S」の直前の状況と、注目している「状況と
の類似度R2」を求め、「状況との類似度R2」の総和
を「K1」とし、存在しないなら、「0」を「K1」の
値とする。
【0034】上記(5)の「図2のステップA5におい
て計算される、「一連のユーザ操作と、直前の状況との
関連度K1」は、以下の操作により求まる値とする。状
況−操作関連情報記憶部32の情報から、注目している
一連のユーザ操作と状況と、同じ一連のユーザ操作と状
況が関わる状況−操作関連情報が定義されていないか調
べ、そのような「状況−操作関連情報I2」が見つかっ
た場合には、「状況−操作関連情報I2」 に対応する
関連度を「K2」とし、「状況−操作関連情報I2」に
対応する状況「J2」と、注目している「状況との類似
度」を「R1」とすると、「図2のステップA5におい
て計算される、「一連のユーザ操作と、直前の状況との
関連度K1」の値はK1=K2+R1の式で与えられる
ものとする。
【0035】そのような「状況−操作関連情報I2」が
見つからなかった場合には、ユーザ操作記憶部31の情
報から、過去に似た状況において同じ一連のユーザ操作
を行なっていないか調べ、そのような「一連のユーザ操
作S2」が存在した場合、「一連のユーザ操作S2」が
行なわれる直前の状況と、注目している「状況との類似
度」がR2であったとすると、図2のステップA5にお
いて計算される、「一連のユーザ操作と、直前の状況と
の関連度K1」の値は次の式で与えられるものとする。
【0036】K1=ΣR2(条件を満たすすべてのS2
に対する和)条件を満たす「一連のユーザ操作S2」が
存在しない場合は、図2のステップA5において計算さ
れる、「一連のユーザ操作と、直前の状況との関連度K
1」の値は、K1=0の式で与えられるものとする。
【0037】また、図2のステップAαにおいて計算さ
れる「一連のユーザ操作と、直前の状況と似た状況との
関連度K8」は、以下の操作により求まる値とする。状
況−操作関連情報記憶部32の情報から、似た状況にお
いて、注目している「一連のユーザ操作」と、同じ「一
連のユーザ操作」が関わる「状況−操作関連情報」が定
義されていないか調べる。
【0038】このような「状況−操作関連情報I9」が
見つかり、「状況−操作関連情報I9」に対応する状況
が注目している状況と異なる場合には、「状況−操作関
連情報I9」に対応する状況と、注目している「状況と
の類似度R8」を求め、「状況−操作関連情報I9」に
対応する関連度を「K9」とすると、K9+R8で得ら
れる値を、図2のステップAαにおいて計算される、
「一連のユーザ操作と、直前の状況と似た状況との関連
度K8」とする。
【0039】上記(6)の「図2のステップA8におい
て計算される現在の状況と、一連のユーザ操作に対応づ
けられた状況との類似性と、一連のユーザ操作と、状況
の間の関連度の評価値H3」は、以下の操作により求ま
る値とする。「現在の状況と、一連のユーザ操作に対応
づけられた状況との類似度」を「R3」とし、「一連の
ユーザ操作と、状況の間の関連度」を「K3」とする
と、「H3」の値は、H3=R3×K3の式で与えられ
るものとする。
【0040】たとえば、図3に示すようなユーザ操作と
日時のペアの列がユーザ操作記憶部31に、図4に示す
ような「一連のユーザ操作と、状況と、それらの間の関
連度」に対応する「状況−操作関連情報」が、状況−操
作関連情報記憶部32に記憶されていたとし、さらに日
時取得手段23から得られる現在の日時が2月12日の
11:58であったとし、「音量を3にセットする」と
いうユーザ操作が入力されたとする。状況変化監視手段
21は、「音量を3にセットする」というユーザ操作を
監視したので、ユーザ操作「音量を3にセットする」と
日時2月12日、11:58のペアをユーザ操作記憶部
31に記憶させる(ステップA1およびA2)。
【0041】次に、状況−操作関連情報更新手段22
は、「FM局82.5MHzにチューナを合わせる」と
「音量を3にセットする」の二つの操作からなる操作の
列が、5分以内に続けて行なわれた操作の列であるた
め、最新の一連のユーザ操作の一つとして得る。同様
に、「音量を3にセットする」の一つの操作からなる操
作の列を、最新の一連のユーザ操作として得る(ステッ
プA3)。「FM局82.5MHzにチューナを合わせ
る」と「音量を3にセットする」の二つの操作からなる
「一連のユーザ操作S4の直前の状況J4」は、「時刻
が11:58」である(ステップA4)。
【0042】次に、「FM局82.5MHzにチューナ
を合わせる」と「音量を3にセットする」の二つの操作
からなる「一連のユーザ操作」と、その直前の状況であ
る「時刻が11:58」との関連度を「K4」とする。
状況−操作関連情報記憶部32の情報を調べると、「一
連のユーザ操作S4と、その直前の状況J4」と、同じ
「一連のユーザ操作」と状況が関わる「状況−操作関連
情報」は定義されていない。
【0043】さらに、ユーザ操作記憶部31の情報を調
べると、過去に似た状況において、同じ「一連のユーザ
操作」は行なわれていないので、「K4」の値として
「0」を得、2月5日12:00より、「J4」と似た
状況において、S4と同じ「一連のユーザ操作」は一度
だけ行なわれている。その「一連のユーザ座操作」を
「S5」とし、この直前の状況である「時刻が12:0
0」を「J5」とすると、注目している状況「J4」と
の類似度「R5」は、それぞれの状況のユーザ操作の列
の最長一致部分列の長さ「L5」が「0」であり、それ
ぞれの状況の時刻の差が5分以内であるので、R5=
(L5+1)×2=2である。
【0044】以上より、関連度「K4」は、K4=R5
=2であり、「一連のユーザ操作S4と、その直前の状
況J4と、関連度K4」を対応づけた「状況−操作関連
情報I4」を、状況−操作関連情報記憶部32に記憶さ
せる(ステップA5)。次に、ユーザ操作シーケンス記
憶部32を調べると、「似た状況」において、「FM局
82.5MHzにチューナを合わせる」と「音量を
「3」にセットする」の二つの操作からなる「一連のユ
ーザ操作」と同じ「一連のユーザ操作」が関わる「状況
−操作関連情報」が定義されていないのでなにもしない
(図2のステップAα)。
【0045】一方、「音量を3にセットする」の一つの
操作からなる「一連のユーザ操作S6の直前の状況J
6」は、「時刻が11:59」であり、「FM局82.
5MHzにチューナを合わせる」操作を行なったことで
ある(ステップA4)。「音量を「3」にセットする」
の一つの操作からなる「一連のユーザ操作と、その直前
の状況」である「時刻が11:59」であり、「FM局
82.5MHzにチューナを合わせる」操作を行なっ
た。
【0046】次に、「一連のユーザ操作S6と、その直
前の状況J6との関連度」を「K6」とする。状況−操
作関連情報記憶部32の情報から、「一連のユーザ操作
S6と、その直前の状況J6」と、同じ「一連のユーザ
操作と状況」が関わる「状況−操作関連情報」が定義さ
れていないか調べると、「状況−操作関連情報I7」が
見つかる。「状況−操作関連情報I7に対応する関連度
K7」が「10」で、「状況−操作関連情報I7に対応
する状況J7」と、注目している「状況J6との類似度
R6」が、「ユーザ操作の列の最長一致部分列の長さL
6」が「1」であり、時刻が5分以内であることから、
R6=(L6+1)×2=4である。
【0047】以上より、関連度K6は、K6=K7+R
6=14であり、「一連のユーザ操作S6と、その直前
の状況J6と、関連度K6」を対応づけた「状況−操作
関連情報I6」を、状況−操作関連情報記憶部32に記
憶させる(ステップA5)。
【0048】次に、ユーザ操作シーケンス記憶部32を
調べると、「似た状況」において、「音量を「3」にセ
ットする」の一つの操作からなる「一連のユーザ操作」
と同じ「一連のユーザ操作」が関わる「状況−操作関連
情報」が定義されていないので、なにもしない(図2の
ステップAα)。
【0049】説明の簡略化のため、ステップA6以降
は、図4に示すような「一連のユーザ操作と、状況と、
それらの間の関連度」が状況−操作関連情報記憶部32
に記憶されていたとして説明する(図3において状況−
操作関連情報記憶部32に記憶されていたものと内容が
異なっている)。次に、ユーザインタフェース変更手段
24は、日時取得手段23と、ユーザ操作記憶部31か
らの情報を元に、現在の状況が、「時刻が11:58」
であり、「FM局82.5MHzにチューナを合わせ
る」と「音量を3にセットする」操作を行なった状況で
あることを得る(ステップA6)。
【0050】次に、図4において、状況−操作関連情報
記憶部32に記憶されているそれぞれの「状況−操作関
連情報」に対して、上記(6)の「一連のユーザ操作
と、状況と、それらの関連度」の組の集合それぞれに対
して、「現在の状況と、一連のユーザ操作に対応づけら
れた状況との類似性と、一連のユーザ操作と、状況の間
の関連度の評価値」を求める。
【0051】まず、「状況−操作関連情報I8」につい
て、状況の類似性を評価すると、「状況−操作関連情報
I8」に対応する「状況J8」は、「時刻が12:0
0」であり、「FM局82.5MHzにチューナを合わ
せる」と「音量を3にセットする」操作を行なった状況
であることから、現在の状況との「類似度R8」は、そ
れぞれの状況のユーザ操作の列の「最長一致部分列の長
さL8」が「2」であり、それぞれの状況の時刻の差が
5分以内であるので、R8=(L8+1)×2=6であ
る。
【0052】さらに、「状況−操作関連情報I8」に対
応する「関連度K8」が「10」であるため、「現在の
状況と、一連のユーザ操作に対応づけられた状況との類
似性R8と、一連のユーザ操作と、状況の間の関連度K
8の評価値H8」は、H8=R8×K8=60である
(ステップA7およびA8)。
【0053】一方、「状況−操作関連情報I9」につい
て、状況の類似性を評価すると(図2のステップA
β)、「状況−操作関連情報I9」に対応する「状況J
9」は、「時刻が14:00」であり、「FM局82.
5MHzにチューナを合わせる」操作を行なった状況で
あることから、現在の「状況との類似度R9」は、それ
ぞれの状況のユーザ操作の列の最長一致部分列の長さL
9が「1」であり、それぞれの状況の時刻の差が5分以
内ではないので、R9=L9=1である。
【0054】さらに、「状況−操作関連情報I9」の関
連度K9が「2」であるため、「現在の状況と、一連の
ユーザ操作に対応づけられた状況との類似性R9と、一
連のユーザ操作と、状況の間の関連度K9の評価値H
9」は、H9=R9×K9=2である(ステップA7お
よびA8)。以上より評価値が高い「状況−操作関連情
報I8」に対応する一連のユーザ操作である「MDを録
音状態にする」が選択しやすくなるように、ユーザイン
タフェースを変更し、出力装置4に出力する(ステップ
A9)。
【0055】次に、この発明による他の実施の形態につ
いて説明する。上記第1実施の形態では、状況−操作関
連情報更新手段22は、注目している一連のユーザ操作
と、その直前の状況そのものに対応づけられる情報だ
け、 状況−操作関連情報記憶部32に記憶させていた
が、この発明はこれに限定されるものではなく、この他
の実施の形態では、注目している「一連のユーザ操作」
と似た一連の操作に対応づけられる情報や、その直前の
状況と似た状況に対応づけられる情報に対しても、状況
−操作関連情報記憶部32に記憶させることができる。
【0056】上記第1実施の形態では、状況変化監視手
段21は、たとえば、入力装置1に対して入力が行なわ
れたときにだけ、状況が変化したと判断していたが、こ
の他の実施の形態では、日時取得手段23に問い合わし
て得られる時刻が、一定時間変化したときにも状況が変
化したと判断することができる。上記第1実施の形態で
は、「一連のユーザ操作」は、ある短い時間内に続けて
行なわれた操作としていたが、この発明を適用する対象
によっては、対象に固有の判断を加えることにより、時
間的な制約をなくしたり、順番を入れ替えたりしたもの
を「一連のユーザ操作」として扱うことができる。
【0057】上記第1実施の形態では、日時を日付と時
刻で表現していたが、 この他の実施の形態では、これ
に曜日を加え、図2のステップA4およびA7における
同じ状況であることの判定に、同じ曜日であるという条
件を加えることもできる。
【0058】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、状況
と一連のユーザ操作を対応づける際に、時刻を状況の要
素に含めるようにしたので、時刻に応じたユーザインタ
フェースの変更ができ、それに伴い、ユーザの希望の操
作がより選択しやすくなる。また、状況に対して一連の
ユーザ操作を対応づけて記憶するようにしているので、
一連のユーザ操作をグループ化でき、それに伴い、ユー
ザが繰り返し行なう一連のユーザ操作がより選択しやす
くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による学習型ユーザインタフェースカ
スタマイズ法に適用される学習型ユーザインタカスタマ
イズ装置の構成を示すブロック図である。
【図2】この発明による学習型ユーザインタフェースカ
スタマイズ法の第1実施の形態の動作の流れを説明する
ためのフローチャートである。
【図3】この発明による学習型ユーザインタフェースカ
スタマイズ法の第1実施の形態によるユーザ操作と日時
のペアの列がユーザ操作記憶部に記憶される状態の説明
図である。
【図4】この発明による学習型ユーザインタカスタマイ
ズ法の第1実施の形態による状況―操作関連情報が状況
―操作関連情報記憶部に記憶される状況の説明図であ
る。
【符号の説明】
1……入力装置、2……データ処理装置、3……記憶装
置、4……出力装置、21……状況変化監視装置、22
……状況―操作関連情報更新手段、23……日時取得手
段、24……ユーザインタフェース、31……ユーザ操
作記憶部、32……状況―操作関連情報記憶部。

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 状況変化監視手段によりユーザ操作と日
    時をユーザ操作記憶部に記憶する第1ステップと、 状況―操作関連情報変更手段により上記ユーザ操作記憶
    部に記憶されている最新の一連のユーザ操作の集合を求
    める第2ステップと、 上記一連のユーザ操作の集合の各要素に対して上記状況
    ―操作関連情報変更手段により上記ユーザ操作記憶部か
    らの情報をもとにその一連のユーザ操作直前の状況を求
    めて状況−操作関連情報を状況―操作関連情報記憶部に
    記憶する第3ステップと、 ユーザインタフェース変更手段により上記状況―操作関
    連情報記憶部に記憶された上記状況―操作関連情報に対
    して現在の状況と一連の状況との類似性と、一連のユー
    ザ操作と、状況の間の関連度を評価して、評価値の高い
    順に対応する一連のユーザ操作をユーザ選択し易くなる
    ようにユーザインタフェースを変更して出力する第4ス
    テップと、 を備えることを特徴とする学習型ユーザインタフェース
    カスタマイズ法。
  2. 【請求項2】 上記一連のユーザ操作と、状況の間の関
    連度は、過去に行われたユーザ操作とユーザ操作が行わ
    れた時刻の集合より求めることを特徴とする請求項1記
    載の学習型ユーザインタフェースカスタマイズ法。
  3. 【請求項3】 上記一連のユーザ操作と、状況の間の関
    連度は、過去に行われたユーザ操作とユーザ操作が行わ
    れた曜日と時刻の集合より求めることを特徴とする請求
    項1記載の学習型ユーザインタフェースカスタマイズ
    法。
  4. 【請求項4】 上記一連のユーザ操作と、状況の間の関
    連度は、関連度の大きいほど対応する状況において対応
    する一連のユーザ操作をユーザが行う可能性の高いこと
    を特徴とする請求項1記載の学習型ユーザインタフェー
    スカスタマイズ法。
  5. 【請求項5】 上記一連のユーザ操作と、状況の間の関
    連度は、上記状況―操作関連情報記憶部の情報から注目
    している一連のユーザ操作と状況と同じ一連のユーザ操
    作と状況が関わる状況―操作関連情報が見つかった場合
    に、「状況―操作関連情報I2」に対応する関連度を
    「K2」とし、「状況―操作関連情報I2」に対応する
    状況と注目している状況との類似度を「R1」とする
    と、「K2+R1」で得られる値を「関連度K1」とす
    ることを特徴とする請求項1記載の学習型ユーザインタ
    フェースカスタマイズ法。
  6. 【請求項6】 上記一連のユーザ操作と、状況の間の関
    連度は、上記状況―操作関連情報記憶部の情報から注目
    している一連のユーザ操作と状況と同じ一連のユーザ操
    作と状況が関わる状況―操作関連情報が見つからない場
    合に、上記ユーザ操作記憶部の情報から過去に似た状況
    において同じ「一連のユーザ操作S」が見つかると、こ
    の「一連のユーザ操作S」の直前の状況と、注目してい
    る「状況との類似度R2」を求め、「状況との類似度R
    2」の総和を「関連度K1」とすることを特徴とする請
    求項1記載の学習型ユーザインタフェースカスタマイズ
    法。
  7. 【請求項7】 上記一連のユーザ操作と、状況の間の関
    連度は、上記状況―操作関連情報記憶部の情報から注目
    している一連のユーザ操作と状況と同じ一連のユーザ操
    作と状況が関わる状況―操作関連情報が見つからない場
    合に、上記ユーザ操作記憶部の情報から過去に似た状況
    において同じ「一連のユーザ操作S」が存在しない場合
    に、「0」を「状況との類似度R2」の総和である「関
    連度K1」の値とすることを特徴とする請求項1記載の
    学習型ユーザインタフェースカスタマイズ法。
  8. 【請求項8】 上記一連のユーザ操作と、状況の間の関
    連度は、上記状況―操作関連情報記憶部の情報から注目
    している一連のユーザ操作と状況と同じ一連のユーザ操
    作と状況が関わる状況―操作関連情報が見つかった場合
    に、「状況―操作関連情報I2」に対応する関連度を
    「K2」とし、「状況―操作関連情報I2」に対応する
    状況「J2」と、注目している「状況との類似度」を
    「R1」とすると、「一連のユーザ操作と、直前の状況
    との関連度K1」の値はK1=K2+R1の式で与えら
    れることを特徴とする請求項1記載の学習型ユーザイン
    タフェースカスタマイズ法。
  9. 【請求項9】 上記一連のユーザ操作と、状況の間の関
    連度は、上記状況―操作関連情報記憶部の情報から注目
    している一連のユーザ操作と状況と同じ一連のユーザ操
    作と状況が関わる状況―操作関連情報が見つからない場
    合に、上記ユーザ操作記憶部の情報から過去に似た状況
    において同じ「一連のユーザ操作S2」が存在した場合
    に、「一連のユーザ操作S2」が行われる直前の状況と
    注目している「状況との類似度」がR2であるとする
    と、「一連のユーザ操作と、直前の状況との関連度K
    1」の値は、K1=ΣR2(条件を満たすすべての一連
    のユーザ操作S2に対する和)で与えられることを特徴
    とする請求項1記載の学習型ユーザインタフェースカス
    タマイズ法。
  10. 【請求項10】 上記状況―操作関連情報に対して現在
    状況と一連の状況との類似性は、上記状況―操作関連情
    報記憶部の情報から似た状況において注目している「一
    連のユーザ操作」と同じ「一連のユーザ操作」が関わる
    「状況―操作関連情報I9」が存在する場合に、「状況
    ―操作関連情報I9」に対する状況が注目している状況
    と異なる場合に、「状況―操作関連情報I9」に対する
    状況と、注目している「状況との類似度R8」を求め、
    「状況―操作関連情報I9」に対する関連度を「K9」
    とすると、「K9+K8」で得られる値を計算して「一
    連のユーザ操作と、直前の状況と似た常用との関連度K
    8」とすることを特徴とする請求項1記載の学習型ユー
    ザインタフェースカスタマイズ法。
  11. 【請求項11】 上記評価値は、「現在の状況と、一連
    のユーザ操作に対応づけられた状況との類似度」を「R
    3」とし、「一連のユーザ操作と、状況の間の関連度」
    を「K3」とすると、「R3×K3」の式で与えられる
    ことを特徴とする請求項1記載の学習型ユーザインタフ
    ェースカスタマイズ法。
  12. 【請求項12】 上記状況―操作関連情報記憶部に記憶
    される状況―操作関連情報は、上記一連のユーザ操作
    と、その操作直前の状況と似た状況の関連度を求めた状
    況と、一連のユーザ操作とそれらの間の関連度を対応づ
    けた情報であることを特徴とする請求項1記載の学習型
    ユーザインタフェースカスタマイズ法。
  13. 【請求項13】 上記一連のユーザ操作の集合は、ある
    時点におけるユーザの操作の時点から5分以内に続けて
    行われた操作の列の中で最新の操作を含む集合であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の学習型ユーザインタフェ
    ースカスタマイズ法。
  14. 【請求項14】 上記一連のユーザ操作の集合は、ユー
    ザの三つの操作からなる列の集合であることを特徴とす
    る請求項1記載の学習型ユーザインタフェースカスタマ
    イズ法。
  15. 【請求項15】 上記一連のユーザ操作の集合は、ユー
    ザの三つの操作のうちの任意の二つの操作からなる列の
    集合であることを特徴とする請求項1記載の学習型ユー
    ザインタフェースカスタマイズ法。
  16. 【請求項16】 上記一連のユーザ操作の集合は、ユー
    ザの三つの操作のうちの任意の一つの操作からなる列の
    集合であることを特徴とする請求項1記載の学習型ユー
    ザインタフェースカスタマイズ法。
  17. 【請求項17】 上記現在の状況と一連の状況との類似
    性は、上記ユーザの行う操作の時刻と操作を行う直前の
    5分間のすべてのユーザ操作の列で表すことを特徴とす
    る請求項1記載の学習型ユーザインタフェースカスタマ
    イズ法。
  18. 【請求項18】 上記現在の状況と一連の状況との類似
    性は、それぞれの状況のユーザ操作の列の「最長一致部
    分列の長さ」を「L」すると、それぞれの状況の時刻の
    差が5分以内であれば、「(L+1)×2」で表せる値
    であることを特徴とする請求項1記載の学習型ユーザイ
    ンタフェースカスタマイズ法。
  19. 【請求項19】 上記現在の状況と一連の状況との類似
    性は、それぞれの状況のユーザ操作の列の「最長一致部
    分列の長さ」を「L」すると、それぞれの状況の時刻の
    差が5分以内でなければ、「L」で表せる値であること
    を特徴とする請求項1記載の学習型ユーザインタフェー
    スカスタマイズ法。
  20. 【請求項20】 上記状況―操作関連情報更新手段は、
    注目されている「一連のユーザ操作」と似た一連の操作
    に対応づけらる情報に対して上記状況操作関連情報記憶
    部に記憶させることを特徴とする請求項1記載の学習型
    ユーザインタフェースカスタマイズ法。
  21. 【請求項21】 上記状況―操作関連情報更新手段は、
    注目されている「一連のユーザ操作」の直前の状況と似
    た状況に対応づけられる情報に対して上記状況操作関連
    情報記憶部に記憶させることを特徴とする請求項1記載
    の学習型ユーザインタフェースカスタマイズ法。
  22. 【請求項22】 上記状況変化監視手段は、日時取得手
    段に問い合わして得られる時刻が一定時間変化したとき
    にも状況が変化したと判断すすることを特徴とする請求
    項1記載の学習型ユーザインタフェースカスタマイズ
    法。
  23. 【請求項23】 上記一連のユーザ操作は、時間的に制
    限されないことを特徴とする請求項1記載の学習型ユー
    ザインタフェースカスタマイズ法。
  24. 【請求項24】 上記一連のユーザ操作は、順番を入れ
    替えることを特徴とする請求項1記載の学習型ユーザイ
    ンタフェースカスタマイズ法。
  25. 【請求項25】 上記ユーザ操作記憶部は、ユーザ操作
    と日時と曜日とを記憶することを特徴とする請求項1記
    載の学習型ユーザインタフェースカスタマイズ法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010237896A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Fujitsu Ltd 作業グループ化プログラムおよび作業グループ化装置
JP2014182749A (ja) * 2013-03-21 2014-09-29 Fujitsu Ltd 信号処理装置、信号処理方法、及び信号処理プログラム

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