JP2002207554A - 文字入力装置及び文字入力方法 - Google Patents
文字入力装置及び文字入力方法Info
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Abstract
による複数文字の入力が可能であり、かつ個人の操作時
間差に影響されることなく、文字入力を精度良く行う。 【解決手段】 同一のキー、例えば「あ」のキーを1回
目、2回目、3回目と連続して操作し、その時間間隔が
それまでの平均入力間隔0.5sec以下の場合は、表
示文字を“あ”から順次“い”、“う”と変化し、時間
間隔が例えば3回目から4回目の0.75secのよう
に、平均入力間隔0.5secを越える場合に、前回の
文字(例えば“う”)入力を特定する。時間間隔が平均
入力間隔以下の場合には、その際の時間間隔も含めて平
均を求め、平均入力間隔を更新する。
Description
押下の回数によって入力する文字を選択する文字入力方
法に関する。
ひらがなや片仮名の文字を入力する場合、とてもその数
だけのキーを設けることができないので、同じ行の文
字、例えばあ行ではあいうえおの文字を入力する場合
は、図7に示すあ、か、さ、……、わのキーのうち、
「あ」のキーを1回押すと“あ”の文字、2回連続して
押すと“い”の文字、同様にして3回、4回、5回と連
続して押すと、それぞれ対応する“う”、“え”、
“お”が入力される。この種の従来の文字入力装置で
は、前に入力される文字と、後で入力される文字を区別
するために、その間に「入力」キーを操作するようにし
ている。例えば“あい”という文字を入力する場合には
「あ」、「入力」、「あ」、「あ」の順でキー押下す
る。
力装置では、前の文字と後の文字を区別するために「入
力」キーを必ず設けておかねばならないし、文字が変わ
る毎に「入力」キーを押下せねばならないので、操作上
手間がかかるという問題がある。
ものであって、特別のキーを押下しなくても、同一キー
操作による文字と文字の区別が可能であり、しかも個人
的に操作にくせのある場合でも、文字入力を精度良くな
し得る文字入力装置及び文字入力方法を提供することを
目的としている。
は、同一キーの連続押下によって入力する文字を選択す
る装置であって、キーが押下される毎に、毎回のキー押
下からの時間間隔を計測する間隔計時手段と、この計時
された時間間隔と閾値の比較により前の文字を確定する
か、次の文字に変化するかを選択する手段と、前記時間
間隔を計時する毎に、それまでの時間間隔の平均を算出
して、閾値を更新する手段とを備えている。
ーの連続押下によって入力する文字を選択する方法であ
って、キーが押下される毎に、毎回のキー押下からの時
間間隔を計測し、この計時された時間間隔と閾値とを比
較して、その結果に応じ前の文字を確定するか、次の文
字に変化するかを選択し、かつ時間間隔が計時される毎
に、それまでの時間間隔の平均を算出して、閾値を更新
するようにしている。
明をさらに詳細に説明する。図1は、この発明の一実施
形態文字入力装置のキー配置を示す図である。ここでは
数字キー「1」から「0」までのキーが、それぞれ
「あ」、「か」、……「わ」のひらがなのダブルファン
クションキーとなっている。そして、更にひらがな指定
で、各キーが押されると、押された回数により、その表
示文字の行の文字が特定されて入力される。例えば
「あ」キーが押され、1回のみの操作では文字“あ”
が、2回操作されると文字“い”が、同様にして3回、
4回、5回と連続して操作されると、それぞれ文字
“う”、“え”、“お”が入力される。入力文字の特定
と、次の文字入力のための操作の区別は「入力」キーを
特別に設けず、キーの操作から次の操作までの間隔が閾
値よりも小さい場合に、連続押しであると、閾値を越え
ると、今回の文字入力を特定し、次の文字入力へ移るこ
ととしている。
に、キー入力部10で操作されたキー入力信号が回路部
20へ入力される。回路部20は、コンピュータ等の制
御部を含み、入力された操作信号の連続操作の時間間隔
を計測し、入力文字を識別する。
力処理を図3に示すフロー図を参照して説明する。先
ず、ステップST1においては、キーが押されたか否か
を判定する。キーが押されていないと、何らかのキーが
押されるまで、ここで待機する。一方、何らかのキーが
押されていると、ステップST2へ移行する。ステップ
ST2においては、前と同じキーか否かを判定する。同
じキーとは、例えば前回「あ」のキーが押され、今回の
も「あ」のキーが押される場合である。同じキーである
と、ステップST3へ移行する。一方、同じキーでない
場合は、ステップST7へ移行する。
までの間隔をタイマで計数した値と平均入力間隔とを比
較し、平均入力間隔以内であると、ステップST4へ移
行する。一方、平均入力間隔を越えているとステップS
T7へ移行する(図4参照)。ステップST4において
は、表示を次の文字に変化させる。例えば「あ」のキー
の2回目の押しである場合には、それまでの文字“あ”
の表示に次いで、“い”の表示に変更する。次に、ステ
ップST5へ移行する。ステップST5においては、平
均入力間隔を更新する。
いずれであるかを判断するために使用する。
したい文字を選択するとき(例:あ→い→う→え→お、
と操作を進めておを入力したとき) b.同じキーではあるが、次の文字を入力したいとき
(例:“お”の次に“あ”を入力するとき) この場合aよりもbのの方に時間がかかると考え、同一
キーを連続して押したときの平均入力間隔内であった場
合の時間の平均をとり、これを更新した平均入力間隔と
して、これより以下の場合は、aの場合と判断し、これ
を越える場合は、bと判断する。
あったとして、図5に示す時間間隔でキー「あ」の操作
がされたとすると、1回目から2回目の間は平均入力間
隔内であるから、2回目に押したときに文字は“あ”か
ら“い”に変わる。この際に今回の0.5secも含め
て、平均入力間隔を計算する。ほぼ0.5secにな
る。2回目から3回目の入力間隔が0.4secで、こ
れも平均入力間隔内であるので、文字“い”から“う”
に変わる。この際に、今回の間隔0.4secも含め
て、平均入力間隔を計算する。3回目から4回目の入力
間隔は0.7secで平均よりも長いため、先程の文字
は“う”で確定し、新たに次の文字として“あ”を表示
する。この際には、平均入力間隔の再計算を行わない。
く、ステップST6においては、入力終了か否か判定す
る。入力終了であれば、処理を終了する。入力終了でな
ければ、ステップST1に戻り、次のキーの押しを待機
する。
2において、前と同じキーでないと判定されたか、ある
いはステップST3において、入力間隔が平均入力間隔
以内でないと判定された場合(図5の第3回目から第4
回目に相当)、前のキーを確定し、ステップST1へ戻
る。
装置の入力処理を説明するためのフロー図である。この
実施形態文字入力装置では、平均入力間隔を算出するの
に、それまでの平均入力間隔以内の間隔のみならず、平
均入力間隔を越えた場合も含めて、平均間隔を算出する
ようにしている。図6において、ステップST11〜ス
テップST17に示す各処理は、図3の場合のステップ
ST1〜ステップST7に対応して、同様の処理を行っ
ている。そして、ステップST17で前のキーの文字を
確定する処理を行った後、ステップST18へ移行し、
入力間隔閾値(平均入力間隔)を更新している。図5の
例示では、3回目から4回目の間隔0.7secも平均
入力間隔の算出更新に含めることになる。
も平均入力間隔の算出に含ませるので、上記にaとbの
判断を行う閾値として、連続押しの時間間隔と、前の文
字を特定する場合の間隔の間の値を確実に設定すること
ができる。
するために、別のキーを押下する必要がなく、入力効率
を向上させることができる。
操作による文字入力を特定する操作なのかを選択するた
めの閾値として、平均入力間隔を用いるので、入力する
者の時間間隔の個人差を気にすることなく、精度良く、
文字入力できる。
ー配置を示す図である。
ブロック図である。
ためのフロー図である。
と、入力文字の特定を説明するための図である。
隔の算出を説明するための図である。
るためのフロー図である。
る。
Claims (4)
- 【請求項1】同一キーの連続押下によって入力する文字
を選択する文字入力装置であって、 キーが押下される毎に、毎回のキー押下からの時間間隔
を計測する間隔計時手段と、この計時された時間間隔と
閾値の比較により前の文字を確定するか、次の文字に変
化するかを選択する手段と、前記時間間隔を計時する毎
に、それまでの時間間隔の平均を算出して、閾値を更新
する手段とを備えたことを特徴とする文字入力装置。 - 【請求項2】前記時間間隔の平均値は、それまでの閾値
よりも小さい間隔のものの平均を算出することを特徴と
する請求項1記載の文字入力装置。 - 【請求項3】前記時間間隔の平均値は、それまでの閾値
よりも小さい間隔のものと、それまでの閾値よりも大き
い間隔の平均を算出するものであることを特徴とする請
求項1記載の文字入力装置。 - 【請求項4】同一キーの連続押下によって入力する文字
を選択する文字入力方法であって、 キーが押下される毎に、毎回のキー押下からの時間間隔
を計測し、この計時された時間間隔と閾値とを比較し
て、その結果に応じ前の文字を確定するか、次の文字に
変化するかを選択し、かつ時間間隔が計時される毎に、
それまでの時間間隔の平均を算出して、閾値を更新する
ようにしたことを特徴とする文字入力方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001000989A JP4757386B2 (ja) | 2001-01-09 | 2001-01-09 | 文字入力装置及び文字入力方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP4757386B2 JP4757386B2 (ja) | 2011-08-24 |
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Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006109349A1 (ja) * | 2005-04-05 | 2006-10-19 | Fujitsu Limited | 情報処理装置、情報処理方法、プログラム及びコンピュータ読取可能記録媒体 |
JP2008015890A (ja) * | 2006-07-07 | 2008-01-24 | Ntt Docomo Inc | キー入力装置 |
JP2008276481A (ja) * | 2007-04-27 | 2008-11-13 | Sharp Corp | 携帯情報端末 |
JP2011130178A (ja) * | 2009-12-17 | 2011-06-30 | Mitsubishi Electric Corp | ワイヤレスリモコン |
KR101594259B1 (ko) * | 2014-09-25 | 2016-02-26 | 장순길 | 문자 입력 방법 |
-
2001
- 2001-01-09 JP JP2001000989A patent/JP4757386B2/ja not_active Expired - Fee Related
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WO2016047926A1 (ko) * | 2014-09-25 | 2016-03-31 | 장순길 | 문자 입력 방법 |
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---|---|
JP4757386B2 (ja) | 2011-08-24 |
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