JPH0675162B2 - 放射線画像情報読取装置 - Google Patents

放射線画像情報読取装置

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JPH0675162B2
JPH0675162B2 JP61175302A JP17530286A JPH0675162B2 JP H0675162 B2 JPH0675162 B2 JP H0675162B2 JP 61175302 A JP61175302 A JP 61175302A JP 17530286 A JP17530286 A JP 17530286A JP H0675162 B2 JPH0675162 B2 JP H0675162B2
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満 石井
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は放射線画像情報読取装置に関し、更に詳しく
は、ノイズの影響を大幅に減少させた放射線画像情報読
取装置に関する。
(従来の技術) 放射線画像を得るのに銀塩を使用した所謂放射線写真は
従来から用いられているが、近年、銀資源の減少等の問
題から、銀塩を使用しないで放射線画像を得る方法が望
まれるようになった。そこで、銀塩を用いた従来の放射
線画像を得る写真法に代わる方法として、第5図に示す
ように、放射線源Sを出射し被写体OBJを透過した放射
線(一般にはX線)を板状の蓄積性螢光体(通常、蓄積
性螢光体粉末を適当なバインダーに混ぜてベースに塗布
し、板状に仕上げることにより製作される。以下、この
蓄積螢光体を単に螢光体と記す)SPに吸収せしめ、しか
る後、この放射線記録された螢光体をある種のエネルギ
ーで励起して、螢光体が蓄積している放射線エネルギー
を螢光として放射せしめ、この螢光を検出することによ
って放射線画像を得る方法が考えられた(例えば特開昭
55-12429号公報参照)。
第6図はこのような螢光体に記録された放射線画像を読
取る放射線画像情報読取装置の構成例を示す説明図であ
る。この図において、励起光源(例えばレーザ光源)1
から出たレーザビームは、光量制御部2によってパワー
の一定化を図られ、シリンドリカルレンズ3で一方向に
集束された後、ビームエキスパンダ4及びミラー5を介
して、光偏向器としての回転多面鏡(ポリゴンミラー)
6の反射面に入射する。この回転多面鏡6は、主走査方
向Xにレーザビームを走査させるため、図の矢印方向に
一定角速度で回転するものである。尚、副走査は螢光体
SPをY方向に移動することにより行う。回転多面鏡6で
偏向されたレーザビームはf・θレンズ7を通りミラー
8で反射後、螢光体SP近傍に配設されたシリンドリカル
レンズ9を経て螢光体SPを照射する。このため、螢光体
SPから輝尽発光光が生じる。この輝尽発光光は、例えば
光ファイバをシート状に束ねる等の方法で構成された集
光体10の端面(直線状)に入射後、他方の端面(円形
状)から出て光電子増倍管等の第1の光検出器(PMT)1
1に入射する。第2の光検出器12は、走査開始端のレー
ザビームを検知し、読取走査の主走査方向Xの同期信号
を得るためのもので、この出力を受け、制御部13がタイ
ミング信号を信号処理部14に送出する。このタイミング
信号に基づき、信号処理部14は、第1の光検出器11の出
力信号を処理し、螢光体SPに記録されている放射線画像
を再生する。尚、シリンドリカルレンズ3,9は回転多面
鏡6の反射面の倒れ角誤差を補正するもので、精度上の
問題がないときは使用しなくてもよい。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、励起光を主走査方向に走査する場合、螢光体
SPから走査点のみならず、その周囲からも第7図に示す
ように発光する。図において、横軸は走査線方向の位置
を示し、縦軸は発光量を示している。図より明らかなよ
うに、矢印方向に走査露光すると、それまで通過してき
た領域からも図に示すように発光する。従って、光検出
器11は螢光体SPからの発光全部を集光して残光ノイズ,
オフセットノイズ等も光電変換してしまう。このため、
良好な画像情報を得ることができなかった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであって、
その目的は、ノイズの影響を排除して良好な画像情報を
得ることができる放射線画像情報読取装置を実現するこ
とができる。
(問題点を解決するための手段) 前記した問題点を解決する第1の発明は、放射線情報を
蓄積記憶する輝尽性螢光体と、該輝尽性螢光体上に輝尽
励起光を走査露光する主走査手段と、輝尽性螢光体を主
走査方向と略垂直な方向に移動させる副走査手段と、輝
尽性螢光体上に形成された走査線からの輝尽発光光を検
出する光検出器と、該光検出器に輝尽発光光を導く集光
体とを有する放射線画像情報読取装置において、輝尽励
起光の走査露光に同期して移動し、前記集光体の受光部
又は出射部の少なくとも一方に、励起光照射中の励起光
照射スポット及び該励起光照射スポットの近傍から発生
する輝尽発光光以外の輝尽発光光を遮断する遮光手段を
設けたことを、第2の発明は、放射線情報を蓄積記憶す
る輝尽性光体と、該輝尽性螢光体上に輝尽励起光を走査
露光する主走査手段と、輝尽性螢光体を主走査方向と略
垂直な方向に移動させる副走査手段と、輝尽性螢光体上
に形成された走査線からの輝尽発光光を検出する光検出
器と、該光検出器に輝尽発光光を導く集光体とを有する
放射線画像情報読取装置において、励起光を掃引するミ
ラーと輝尽発光光を反射するミラーとを一体として取付
けた振動ミラーを設けたことを特徴とするものである。
(作用) 上記第1及び第2の発明による放射線画像情報読取装置
では、励起光照射中の励起光照射スポット及び該励起光
照射スポットの近傍から発生する輝尽発光光のみが光検
出器に入射し、励起光照射中の励起光照射スポット及び
該励起光照射スポットの近傍の二つの領域以外から発生
する輝尽発光光は光検出器に入射しない。即ち、光検出
器には信号成分のみが入射し、輝尽発光の残光成分は入
射しない。このため、ノイズが除去された良好な画像情
報を得ることができる。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明す
る。
第1図は第1の発明の一実施例を示す構成図である。第
6図と同一のものは同一の符号を付して示す。図に示す
実施例は集光体10と光検出器11との間に回転可能な遮光
手段20を設けたものである。遮光手段20は、図示しない
駆動手段により図の矢印方向に回転自在になっており、
その一部に光を通過させるための切欠部20aが設けられ
ている。一方、集光体10は輝尽発光光を受光する受光部
と、受光した光を出射する出射部を有しており、受光部
の受光単位a,b,c,d…と、出射部の出射単位a′,b′,
c′,d′…はそれぞれ同一の光ファイバケーブルが用い
られる。それ以外の構成は第6図と同様である。このよ
うに構成された装置の動作を説明すれば、以下の通りで
ある。
回転多面鏡より出射された励起光は、螢光体SP上を主走
査方向(図の矢印X方向)に走査する。この結果、励起
光が照射された部分は輝尽発光する。この画像情報を含
んだ輝尽発光光は、集光体10の受光部に入る。そして、
その入射点がa→b→c→d…と変化すると、集光体10
の出射部の対応する単位からa′→b′→c′→d′→
…と輝尽発光光が出射される。一方、遮光手段20も励起
光と同期して図の矢印θ方向に回転している。従って、
励起光が照射された点からの輝尽発光光のみが切欠部20
aを通過して光検出器11に導かれる。照射点以外の部分
から残光は遮光手段20でカットされる。従って、光検出
器11には本来の信号成分のみが順次入射されるので良好
な画像情報を得ることができる。
第2図は本発明の効果を示す特性図である。図におい
て、横軸は走査線方向の位置を、縦軸は光検出器による
検出光を示す。f1は対策前の検出特性を示しており、信
号成分Aと残光成分Bとを含んでいる。これに対してf2
は本発明による検出特性を示しており、信号成分Aのみ
となり、残光成分Bは除かれている。
上述の説明では、主走査手段として回転多面鏡(ポリゴ
ンミラー)を用いたが、代わりにガルバノメータを用い
てもよい。ガルバノメータを用いると、走査タイミング
調整がしやすいので、設計上有利である。遮光手段20の
回転数と主走査の回数との関係は、回転多面鏡の戻り時
間等を考えると、遮光手段2回転に対して主走査1回の
割合が好ましい。又、遮光手段20は、光の反射を防ぐた
めに黒塗りがよい。更に、切欠部20aに励起光カット,
輝尽発光透過のフィルタを設けてもよい。又、このよう
な遮光手段の代わりに液晶シャッタ等を用いて電気的に
残光成分をカットするようにしてもよい。このような液
晶シャッタを用いると励起光の走査方向との同期がとり
やすくなる。
又、上述の説明では、遮光手段20を集光体10と光検出器
11との間に設けた場合を例にとったが、集光体10の受光
部側に設けてもよい。或いは両方に設けるようにしても
よい。
第3図は第2の発明の一実施例を示す構成図である。第
6図と同一のものは同一の符号を付して示す。図に示す
実施例は、励起光を掃引するミラー30aと信号光を光検
出器11に導くミラー30bとを一体として取付けられた振
動ミラー30が設けられている点に特徴がある。この振動
ミラー30は、図の矢印方向に回転自在に構成されてい
る。このように構成された装置の動作を説明すれば、以
下の通りである。
励起光源1より出射した励起光は、定速で回転している
振動ミラー30に入射し、ミラー30aで反射する。反射光
はミラー8を経て螢光体SP(図示せず)の走査線L上を
掃引する。この時、走査線L上から発生する輝尽発光光
は集光体10に入り、出射部から出射される。この出射光
は振動ミラー30に入り、ミラー30bで反射するが、残光
成分は信号成分をもった光とは入射角が異なるので、光
検出器11に導かれない。従って、光検出器11には信号成
分のみが入るので、良好な画像情報を得ることができ
る。
第4図は本発明に用いる振動ミラーの種々の形状を示す
図である。(イ)に示す例は励起光LAと輝尽発光光LBと
が同一平面に入射するようになっている。この場合はミ
ラー30aとミラー30bの入射面が同一平面になるように形
成されている。(ロ)に示す例はミラー30aとミラー30b
とが同一平面になるように形成されていない場合であ
る。
第3図に示す実施例の場合、ミラー3aとミラー3bとが一
体として回転するので同期をとる必要がないというメリ
ットがある。又、残光除去効果を更に高めるために、光
検出器11の受光面に適当なアパーチャを設けるとよい。
又、ノイズとなる励起光をカットするフィルタを検出光
路に設けるかわりにミラー30bをダイクロイックミラー
にしてもよい。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、本発明によれば、励起光照
射中の励起光照射スポット及び該励起光照射スポットの
近傍から発生する輝尽発光光のみが光検出器に入射し、
励起光照射中の励起光照射スポット及び該励起光照射ス
ポットの近傍の二つの領域以外から発生する輝尽発光光
は光検出器に入射しないことになり、この結果、光検出
器には信号成分のみが入射し、輝尽発光の残光成分は入
射しないため、ノイズが除去された良好な画像情報を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1の発明の一実施例を示す構成図、第2図は
検出光の特性を示す図、第3図は第2の発明の一実施例
を示す構成図、第4図は振動ミラーの種々の形状を示す
図、第5図は螢光体への放射線画像の記録を示す図、第
6図は放射線画像情報読取装置の構成例を示す図、第7
図は螢光体からの発光状態を示す図である。 1……励起光源、2……光量制御部 3,9……シリンドリカルレンズ 4……ビームエキスパンダ 5,8……ミラー、6……回転多面鏡 7……f・θレンズ、10……集光体 11,12……光検出器、13……制御部 14……信号処理部、20……遮光手段 20a……切欠部、30……振動ミラー 30b……ミラー、S……放射線源 SP……螢光体、OBJ……被写体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】放射線情報を蓄積記憶する輝尽性螢光体
    と、該輝尽性螢光体上に輝尽励起光を走査露光する主走
    査手段と、輝尽性螢光体を主走査方向と略垂直な方向に
    移動させる副走査手段と、輝尽性螢光体上に形成された
    走査線からの輝尽発光光を検出する光検出器と、該光検
    出器に輝尽発光光を導く集光体とを有する放射線画像情
    報読取装置において、輝尽励起光の走査露光に同期して
    移動し、前記集光体の受光部又は出射部の少なくとも一
    方に、励起光照射中の励起光照射スポット及び該励起光
    照射スポットの近傍から発生する輝尽発光光以外の輝尽
    発光光を遮断する遮光手段を設けたことを特徴とする放
    射線画像情報読取装置。
  2. 【請求項2】前記集光体の受光面を略直線形,出射面を
    略円形に形成し、且つ直線受光面側の端からの位置を円
    形出射面の角度位置に対応させ、前記遮光機構は切欠部
    を有する回転板により構成したことを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の放射線画像情報読取装置。
  3. 【請求項3】放射線情報を蓄積記憶する輝尽性螢光体
    と、該輝尽性螢光体上に輝尽励起光を走査露光する主走
    査手段と、輝尽性螢光体を主走査方向と略垂直な方向に
    移動させる副走査手段と、輝尽性螢光体上に形成された
    走査線からの輝尽発光光を検出する光検出器と、該光検
    出器に輝尽発光光を導く集光体とを有する放射線画像情
    報読取装置において、励起光を掃引するミラーと輝尽発
    光光を反射するミラーとを一体として取付けた振動ミラ
    ーを設けたことを特徴とする放射線画像情報読取装置。
JP61175302A 1986-07-25 1986-07-25 放射線画像情報読取装置 Expired - Lifetime JPH0675162B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5958744A (ja) * 1982-09-27 1984-04-04 Fuji Photo Film Co Ltd シ−ト状集光体の遮光カバ−

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JPS6332534A (ja) 1988-02-12

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