JPH0674U - 釣り竿用ケース - Google Patents

釣り竿用ケース

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Publication number
JPH0674U
JPH0674U JP3957092U JP3957092U JPH0674U JP H0674 U JPH0674 U JP H0674U JP 3957092 U JP3957092 U JP 3957092U JP 3957092 U JP3957092 U JP 3957092U JP H0674 U JPH0674 U JP H0674U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
peripheral walls
right peripheral
lid body
peripheral wall
lid
Prior art date
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Pending
Application number
JP3957092U
Other languages
English (en)
Inventor
靖典 細谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimano Inc
Original Assignee
Shimano Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Shimano Inc filed Critical Shimano Inc
Priority to JP3957092U priority Critical patent/JPH0674U/ja
Publication of JPH0674U publication Critical patent/JPH0674U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 環境汚染の少ない材料で形成しながら、輸送
時の強度低下を招来することなく、かつ、開閉操作が容
易な蓋体を備えた釣り竿用ケースを提供する。 【構成】 上面開口型の竿収納本体2に対して、後壁を
備えない下向き開口の蓋体3を揺動自在に一体連設する
とともに、閉塞状態で蓋体3の左右周壁3B,3Bと前
壁3Aとを竿収納本体2の周壁2A,2B,2Cに外嵌
するように構成し、かつ、蓋体3の左右周壁3Bを、折
り返し片等を重合わせた4重構造に形成するとともに、
蓋体3の左右周壁3Bの下端一部を、閉塞状態で、竿収
納本体2の左右周壁2Bの下端より上方に位置するよう
にしてある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は釣り竿ケースに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の釣り竿用ケースとしては、実開平2−52573号公報で示すように 、製造元より販売店に搬送される物流時に耐荷重を大きくするために、ポリカー ボネート等の強度の高い樹脂を利用して、釣り竿用ケースを形成していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、このような強度の高い樹脂を利用して釣り竿用ケースを形成すると、 確かに物流時における穂先の折損等を未然に防止できるものであるが、他の面に おいては次のような問題がある。つまり、樹脂が分解しにくいところから環境汚 染の一つの原因となり、焼却処理時においても高温を発して炉を破壊する等の問 題があるところから、樹脂の使用を控える必要があった。 本考案の目的は環境汚染の問題が少なく、かつ、物流時の耐荷重を高め、併せ て、開閉操作を容易に行える釣り竿用ケースを提供する点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案による特徴構成は周壁と底壁とを有する上面開口型の紙製の竿収納本体 に対して、左右周壁と前周壁と天井壁とを有する紙製の蓋体を、天井壁の後辺で 揺動自在に連設し、閉塞状態で前記蓋体の周壁が前記竿収納本体の周壁に外嵌す るように構成するとともに、前記蓋体の前周壁より左右周壁に向けて夫々延出さ れた舌片を、左右周壁の下端に夫々連設された折り返し片と、その折り返し片を 連設する夫々の左右周壁とで、挟み込んで左右周壁を夫々重層構造に形成し、か つ、蓋体閉塞状態で、前記蓋体の左右周壁下端の一部が、前記竿収納本体の周壁 の下端よりも、上方に位置するようにしてある点にあり、その作用効果は次の通 りである。
【0005】
【作用】
(イ) 釣り竿用ケースが紙製である。したがって、釣り場等に放置されても分 解し易く、かつ、焼却処理においても樹脂のように高温を発することがなく、環 境汚染の問題が少ない。 (ロ) しかも、紙製ではあるが、横開き状に開いて蓋体が崩壊し易い点を、前 記した舌片と折り返し片とを左右周壁に折り重ねて重層構造を形成することにし て対処し、蓋体の強度を高めてある。そして、その蓋体を閉塞状態で竿収納本体 に外嵌させて、蓋体と竿収納本体の周壁同志を重合させて重層構造を形成してい るので、物流時の強度も高めることができる。 (ハ) 更に、蓋体の閉塞状態でその蓋体の左右周壁の下端の一部が、竿収納本 体の周壁下端より上方に位置しているので、蓋体の左右周壁下端に指を掛けやす く、蓋体の開口操作を行い易い。
【0006】
【考案の効果】
その結果、環境汚染の弊害を抑えながら物流時の強度を確保するといった二律 背反的な課題を解決し、かつ、扱い易い釣り竿用ケースを提供できるに至った。
【0007】
【実施例】
図1に示すように、断面形状が長方形となる箱型に竿収納本体2を形成し、前 後左右と底面とに夫々前周壁2A、左右周壁2B,2B、後周壁2C、底壁2D を設けるとともに、前周壁3A、左右周壁3B,3B、天井壁3Cを有する蓋体 3を形成し、その蓋体3の天井壁3C後辺を竿収納本体1の後周壁2Cの上辺に 一体的に連設して、揺動開閉可能に構成し、この蓋体3と竿収納本体2とで釣り 竿用ケース1を構成する。尚、図中5は竿6を受ける受け台である。
【0008】 蓋体3の構造に付いて説明する。図2に示す展開図のように、型紙を縦横に設 けた折り曲げ腺aによって区画して、天井壁3Cの短辺に対して右周壁3Bを連 設するとともに、この右周壁3Bに第1折り返し片3Dと第2折り返し片3Eと を連設してある。一方、天井壁3Cの長辺に対して前周壁3Aと折り返し辺3F を連設して二重の前壁構造を形成するとともに、前周壁3Aの側辺に舌片3Gを 設けてある。図4(イ)に示すように、組み立て時において、まず舌片3Gを内 側に折り返し右周壁3Bに重合わせ、次に、図4(ロ)に示すように、舌片3G の内面側に第2折り返し片3Eを重ね、更に、内側に折り返した第1折り返し片 3Dを第2折り返し片3Eの内側に重合わせて、4重構造の周壁を構成する。前 周壁3Aに対しては折り返し片3Fを内側に折り曲げて重合わせて2重構造を形 成する。天井壁3Cの後辺に連設した舌片3Hは竿収納本体2の後壁2Cに重合 わされる糊代である。右周壁3Bに付いて説明したが、左周壁3Bについても同 様の構造を採る。
【0009】 次に、竿収納本体2の構造に付いて説明する。図3に示す展開図のように、型 紙を縦横に設けた折り曲げ腺bによって区画して、底壁2Dの短辺に右周壁2B と、この右周壁2Bに折り返し片2Eを夫々連設するとともに、底壁2Dの両長 辺に夫々前周壁2Aと後周壁2Cを連設し、前後周壁2A,2Cの夫々に、長辺 に折り返し片2F,2G、短辺に舌片2H,2Iを連設している。図4(イ)に 示すように、組み立て時においては、舌片2H,2Iを右周壁2Bに順次重合わ せ、内側に折り返した折り返し片2Eを舌片2Iの内側に重合わせて、4重壁を 構成するとともに、前後周壁2A,2Cに折り返し片2F,2Gを重合わせて2 重壁を構成する。
【0010】 以上のように構成した蓋体3の舌片3Hを竿収納本体2の後周壁2Cに重合わ せて接着し、両者2,3を一体化して蓋体3を後周壁2Cの上端辺を中心に上下 揺動可能に構成してある。 このような構成を採る蓋体3において、左右周壁3B,3Bにおいては、後辺 に比べて前辺の長さが長い台形状に形成してあり、図1(ロ)に示すように、蓋 体3を竿収納本体1に被せた場合には、下端の後側一部が竿収納本体1の下端よ りも上方に位置するようになる。したがって、閉塞状態より開放状態にする場合 に、下端の後側一部に手を掛けて、開放操作が可能である。また、蓋体3の前周 壁3A内面と竿収納本体2の前周壁2Aの外面とに、張り合わせ式の面ファスナ ー4を取り付けて、蓋体3の閉塞姿勢を維持する構成を採ってある。 上記構成のものを組み立てる際には、接着剤を使用して行っているが、折り曲 げ片をスリット等に差し込むことによって、組付けが可能である。
【0011】 〔別実施例〕 〔イ〕 蓋体3の左右側壁3B,3Bの構造としては、少なくとも、折り曲げ片 3Dまたは舌片3Gを周壁3Bに重合わせる2重構造以上のものであればよい。 〔ロ) 蓋体3としては、天井壁の後辺を立ち下げて後周壁を形成し、この後周 壁の下端辺を揺動中心として上下揺動するようにしてもよい。
【0012】 尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利にするために符号を記 すが、該記入により本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】(イ) 開口状態の釣り竿用ケースを示す全体
斜視図 (ロ) 閉塞状態の釣り竿用ケースを示す全体斜視図
【図2】蓋体の展開図
【図3】竿収納本体の展開図
【図4】(イ) 蓋体と竿収納本体との組み立て時にお
ける折り返し開始状態を示す斜視図 (ロ) 蓋体と竿収納本体との組み立て時における折り
返し途中状態を示す斜視図
【符号の説明】
2 竿収納本体 2A,2C 周壁 2B 左右周壁 2D 底壁 3 蓋体 3A 前周壁 3B 左右周壁 3C 天井壁 3D 折り返し片 3G 舌片

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周壁(2A,2B,2C)と底壁(2
    D)とを有する上面開口型の紙製の竿収納本体(2)に
    対して、左右周壁(3B,3B)と前周壁(3A)と天
    井壁(3C)とを有する紙製の蓋体(3)を、天井壁
    (3C)の後辺で揺動自在に連設し、閉塞状態で前記蓋
    体(3)の周壁(3A,3B)が前記竿収納本体(2)
    の周壁(2A,2B,2C)に外嵌するように構成する
    とともに、前記蓋体(3)の前周壁(3A)より左右周
    壁(3B)に向けて夫々延出された舌片(3G)を、左
    右周壁(3B)の下端に夫々連設された折り返し片(3
    D)と、その折り返し片(3D)を連設する夫々の左右
    周壁(3B)とで、挟み込んで左右周壁(3B)を夫々
    重層構造に形成し、かつ、蓋体閉塞状態で、前記蓋体
    (3)の左右周壁(3B)下端の一部が、前記竿収納本
    体(2)の左右周壁(2B)の下端よりも、上方に位置
    するようにしてある釣り竿用ケース。
JP3957092U 1992-06-10 1992-06-10 釣り竿用ケース Pending JPH0674U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3957092U JPH0674U (ja) 1992-06-10 1992-06-10 釣り竿用ケース

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JP3957092U JPH0674U (ja) 1992-06-10 1992-06-10 釣り竿用ケース

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JPH0674U true JPH0674U (ja) 1994-01-11

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ID=12556739

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS571118B2 (ja) * 1977-02-08 1982-01-09

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS571118B2 (ja) * 1977-02-08 1982-01-09

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